JP4795587B2 - 受信装置、及び受信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送におけるマルチビュー放送に適用可能な受信装置、及び受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送に代表されるデジタル放送は、その広範な伝送帯域により、地上波で放送される番組に加え、映像データ、音声データ等の各種データを多重化して放送することができる。またこのデジタル放送において、一つのサービス内で複数の番組を同時受信するマルチビュー放送をも視聴することが可能である。
【0003】
このマルチビュー放送は、一つのチャンネルで複数の違った角度からの映像を視聴者に提供するものであり、例えば野球中継を視聴する場合には図7に示すように、通常の地上波で放送されるバックスタンドから中継した主番組に加え、バックネット裏から中継した副番組1とベンチ側から中継した副番組2を提供する。視聴者は、リモートコントローラ等を介して手動で各番組を切り換えることにより、自ら画面構成をすることも可能である。各番組は、図8(a)に示すように、各番組毎に映像エレメンタリストリーム(ES)と、音声ESが割り当てられ、番組の放送内容によっては、図8(b)に示すように、一つの番組に複数の映像ES等が多重化される場合もある。
【0004】
このマルチビュー放送における従来の番組切換方法は、図8(a)のように各番組に映像ESと音声ESが各1ずつ割り当てられている場合には、図9(a)に示すように、最初に主番組に属する映像ES1及び音声ES1が選択される。そして視聴者から映像キーが入力される毎に、副番組1の映像ES2及び音声ES2、副番組2の映像ES3及び音声ES3が選択される。副番組2が指定されている場合に、視聴者から映像キーが入力されると、主番組の映像ES1と音声ES1が再度選択される。
【0005】
一方、図8(b)に示すように、主番組に複数の映像ES(映像ES1、映像ES2)が多重化され、副番組1に複数の音声ES(音声ES2、音声ES3)が多重化されている場合には、図9(b)に示すように、最初に主番組に属する映像ES1及び音声ES1が選択され、視聴者から映像キーが入力されると、同じ主番組に属する映像ES2に切り換わる。更に視聴者から映像キーが入力される毎に、副番組1の映像ES3及び音声ES2、副番組2の映像ES4及び音声ES4が選択され、最後に主番組の映像ES1及び音声ES1が再度選択される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このマルチビュー放送における従来の番組切換方法は、視聴者の映像キーの入力操作に基づき、所定のステップで順次番組が切り換わる。
【0007】
このため、所望の番組を指定するためには、順次トグル式で各番組を切り換えなければ放送内容を認識することができない。
【0008】
また、視聴者は所望の番組に切り換わるまで映像キーを押し続けなければならないため、操作性の面で問題点がある。
【0009】
更に、このマルチビュー放送は、主番組と副番組から構成され、各番組毎に複数の映像ES及び音声ESが多重化される場合もある。そのため、従来の番組切換方法のように、番組内で切換可能な映像ES及び音声ES全てを一元的に選択枝として提示すると、視聴者に対して各番組に多重化されている映像ESと音声ESの組み合わせを認識させることが困難となり、意図しない映像ESと音声ESが選択されてしまう場合もある。
【0010】
従って、マルチビュー放送において、視聴者が各番組の放送内容を容易に認識でき、また所望の番組を容易に指定でき、更には各番組に属するES構成を容易に認識できる受信装置、及び受信方法を提供する必要がある。
【0011】
そこで、本発明は、上述したような実情に鑑みて提案されたものであり、デジタル放送のマルチビュー放送において、視聴者が各番組内容を容易に認識でき、所望の番組を直接的に指定可能な受信装置、及び受信方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る受信装置は、主番組と副番組とから構成される映像エレメンタリストリームを含む複数のエレメンタリストリームが多重化されたデジタル信号を受信して、前記主番組及び副番組のうち少なくとも一方の映像を表示手段に表示させる受信装置において、前記デジタル信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記デジタル信号を復調する復調化手段と、前記復調化手段により復調された前記デジタル信号から前記映像エレメンタリストリームを分離する分離手段と、前記分離手段により分離された前記映像エレメンタリストリームに基づいて前記主番組の映像を前記表示手段に表示させる主番組映像表示手段と、前記分離手段により分離された前記映像エレメンタリストリームに基づいて前記副番組の映像を前記表示手段に表示させる副番組映像表示手段と、前記主番組の映像を前記主番組映像表示手段により表示した後、前記主番組の映像と前記副番組の映像とを前記表示手段に同時に表示させる同時表示手段と、前記主番組映像表示手段により表示される主番組の映像と、前記同時表示手段により同時表示される映像とを視聴者の操作によって切り替える映像切り替え手段とを備え、前記主番組映像表示手段及び前記副番組映像表示手段は、前記主番組又は副番組を表示中に、切り替え可能な映像エレメンタリストリームの構成を前記表示手段に同時に表示させる情報表示手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
本発明に係る受信方法は、主番組と副番組とから構成される映像エレメンタリストリームを含む複数のエレメンタリストリームが多重化されたデジタル信号を受信して、前記主番組及び副番組のうち少なくとも一方の映像を表示手段に表示させる受信方法において、前記デジタル信号を受信する受信手順と、前記受信手順で受信された前記デジタル信号を復調する復調化手順と、前記復調化手段で復調された前記デジタル信号から前記映像エレメンタリストリームを分離する分離手順と、前記分離手順で分離された前記映像エレメンタリストリームに基づいて前記主番組の映像を含む第1の画面を前記表示手段に表示させる主番組映像表示手順と、前記主番組の映像を表示した後、前記主番組の映像と前記副番組の映像とを含む第2の画面を前記表示手段に表示させる同時表示手順と、前記主番組の映像の含まれる第1の画面と、前記主番組の映像と前記副番組の映像とを含む第2の画面とを視聴者の操作によって切り替える映像切り替え手順とを含み、前記前記主番組映像表示手順及び前記副番組映像表示手順では、前記主番組又は副番組を表示中に、切り替え可能な映像エレメンタリストリームの構成を前記表示手段に同時に表示させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本発明に係る受信方法は、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送に代表されるデジタル放送のマルチビュー放送において適用される。
【0017】
このマルチビュー放送は、例えば野球中継番組における各アングルからの放送や、ゴルフ中継番組における各ホール毎の放送等、一つのサービス内で最大3つの関連する番組を同時に放送するアプリケーションである。同時放送する複数の番組は、いわゆる総合チャンネルである主番組とそのサブチャンネルとしての副番組から構成され、番組開始時は主番組が放送されるが、手動により所望の副番組を指定することも可能である。
【0018】
デジタル放送における一つのサービス内で、映像エレメンタリストリーム(ES)は、最大4つから構成され、また音声ESは最大8つから構成される。上述のマルチビュー放送では、これらの映像ES、音声ESは、主番組と副番組のいずれかに属するように規定される。
【0019】
本発明に係る受信方法は、例えば図1に示すようなデジタル放送受信機1を利用することにより実現される。
【0020】
このデジタル放送受信機1は、図1に示すように、選局部10と、復調部11と、デスクランブラ12と、分離部13と、デコーダ14と、合成器15と、NTSCエンコーダ16と、CPU17と、ICカードインターフェース18と、センサ19と、操作部20と、モデム21と、表示部22と、フラッシュメモリ23と、RAM24と、ROM25とを備えて構成される。
【0021】
選局部10には、パラボラアンテナ2により受信されたRF信号が入力される。選局部10は、増幅、周波数変換、フィルタリング等の処理を行い、IF信号を出力する。出力されたIF信号は、復調部11に供給される。
【0022】
復調部11は、IF信号に対してデジタル直交変調、デパンクチャリング、ビタビ複合、デインタリーブ、逆エネルギー拡散、RS復号、TS選択処理等を行い、視聴者が受信を希望するサービスが含まれているトランスポートストリーム(TS)を出力する。このTSは、MPEG2システムズにより規定されている多重化信号である。また、このTSは、188バイトのTSパケット単位でデータがパケット化されている。復調部11から出力されたTSは、デスクランブラ12に供給される。
【0023】
デスクランブラ12は、所定の暗号キーを用いてスクランブルされているTSに対して、デスクランブル処理(復号化)を行う。デスクランブル処理されたTSは、分離部13に供給される。
【0024】
分離部13は、供給されてきたTSパケットのPID(Packet Identification )を参照して、必要なTSパケット(例えば視聴者が視聴を希望するプログラムのビデオ情報、オーディオ情報、データ情報が含まれたTSパケットや、そのプログラムの再生等に必要となるPSI(Program Specific Information)やSI(Serves Information)といった情報が記述された制御用のTSパケット)を抽出するフィルタリング処理を行う。映像情報、音声情報、データ情報が含まれているTSパケットは、映像、音声、データにそれぞれ分離され、映像エレメンタリストリーム(ES)、音声ES、データESとして、それぞれデコーダ14に供給される。なお、制御用のTSパケットは、CPU17に供給される。
【0025】
デコーダ14は、圧縮符号化されている映像ES、音声ES等に対する伸張処理を行い、ベースバンドの映像ES、音声ES等を出力する。出力された映像ES、音声ES等は、合成器15に供給される。
【0026】
合成器15は、供給されてきたESパケットの重ね合わせ処理したり、表示部22を介して複数映像を同時表示する。また重ね合わせ処理が施された映像ES、音声ESは、NTSCエンコーダ16へ供給される。
【0027】
NTSCエンコーダ16は、供給された映像ES、音声ES等を元のNTSC(National Television System Committee)映像方式におけるアナログ信号に変換する。この変換されたアナログ信号は、テレビジョン3へ供給される。
【0028】
CPU17は、上記選局部10と、復調部11とデスクランブラ12と、分離部13と、デコーダ14と、合成器15と、NTSCエンコーダ16に対する制御を行う。
【0029】
ICカードインターフェース18は、デジタル放送受信機1に装備することになっている限定受信(Conditional Access)のためのICカード用のインターフェースである。
【0030】
センサ19は、リモートコントローラ4から受信した信号をCPU17へ出力するためのデバイスである。すなわち、視聴者がリモートコントローラ4を介して指定した内容は、このセンサ19を介してCPUに送信される。
【0031】
操作部20は、視聴者自らがデジタル放送受信機1の詳細を設定するためのキーやボタン等である。この操作部20を介して所望の番組を指定することも可能である。
【0032】
その他、このデジタル放送受信機1は、公衆通信網とデータを送受信するための電話回線を接続するモデム21、所定のデータを格納するフラッシュメモリ23、データの蓄積や展開等に使用する作業領域としてのRAM24、実行すべきプログラムを格納するROM25を備える。
【0033】
次に、本発明に係る受信方法の具体的な手順について説明する。
【0034】
本発明に係る受信方法では、図2に示すような3画面同時表示モードS100から各番組を指定する。
【0035】
3画面同時表示モードS100は、画面の左枠に主番組を表示し、画面の右上枠に副番組1を、右下枠に副番組2を表示するモードである。この3画面表示モードにより視聴者は、各番組における放送内容を同時に認識することが可能となる。なお、図2に示す画面構成は、あくまで一例であり、主番組と副番組の配置を入れ替えたり、主番組を画面右枠に、副番組を画面左枠に表示する場合も含まれる。
【0036】
この3画面同時表示モードS100は、運用規定上最初に主番組を表示することが義務付けられている関係から、図3に示すように主番組の表示後に挿入される。主番組から3画面同時表示モードS100に移行する際には、従来のように視聴者が映像キーを入力することにより3画面同時表示モードS100に移行する場合に加え、主番組表示中に別途専用キーを指定し、当該専用キーを視聴者が入力することにより移行する場合もある。また、この3画面同時表示モードS100において、視聴者が映像キーを入力し続けることにより、従来の切換方法と同様、図3に示すように順次トグル式で副番組1、副番組2と番組が切り換わる場合もある。
【0037】
本発明に係る受信方法は、3画面同時表示モードS100において、図4に示すように、主番組若しくは副番組1、副番組2のいずれかの映像枠をカーソルで指定することができる(ST101〜ST103)。各番組の映像枠へのカーソル移動は、リモートコントローラのカーソル上下左右キー等を操作することで実現することができる。例えば主番組の映像枠が指定されているとき(ST101)に、「→」のカーソルキーが入力された場合に、直前の操作において副番組1が指定されていた場合には副番組1の映像枠へ(ST102)、副番組2が指定されていた場合には副番組2の映像枠へ(ST103)、カーソルが移動する。また副番組の映像枠が指定されている場合に(ST102、ST103)、「←」のカーソルキーが入力された場合には、主番組の映像枠へ(ST101)カーソルが移動する。
【0038】
また、主番組の映像枠が指定されている場合(ST101)には、主番組の音声を出力する。同様に副番組1の映像枠が指定されている場合(ST102)には、副番組1の音声を、副番組2の映像枠が指定されている場合には(ST103)、副番組2の音声を出力する。
【0039】
すなわち、カーソルの移動と共に、カーソルにより指定されている映像枠の番組の音声ESに切り換えることにより、視聴者は、現在放送されている音声がどの番組のものか瞬時に認識することができる。またこれを利用することで、視聴者は、3画面同時表示モードS100において所望の映像を視覚的に選び出してカーソル移動することにより、直ちにその映像に係る番組の音声を聴くことができる。このため、従来における番組切換方法のように、順次トグル式で各番組を切換えることなく、各番組の内容を容易に認識することができる。
【0040】
また、本発明に係る受信方法は、3画面同時表示モードS100において、カーソルにより各番組の映像枠が指定されている場合に、「決定」キーが入力されると、3画面同時表示モードを抜けて、カーソルにより指定されている番組の映像を画面全体に表示する(ST104〜ST106)。
【0041】
これにより、視聴者は、3画面同時表示モードS100において表示されている各番組の内容を確認しつつ、所望の番組を直接的かつ容易に指定することが可能となる。
【0042】
更に、本発明に係る受信方法は、各番組が画面全体に表示されているとき(ST104〜ST106)において、視聴者がES選択切換ダイヤグラムを呼び出した場合に、その番組に割り当てられている映像ESと音声ESの構成を視聴者に分かりやすく表示する。
【0043】
この動作を、図5(a)に示すように、主番組に2つの映像ESが多重化され、また副番組1に2つの音声ESが多重化されている場合を例にとり説明する。
【0044】
先ずステップST104において主番組が画面全体に表示されている場合に、視聴者がES選択切換ダイアグラムを呼び出すと、切換可能な映像ESとして、映像ES1と映像ES2を、切換可能な音声ESとして音声ES1を画面上に表示する。これにより、視聴者は、このステップST104において映像ES1と映像ES2のみ切換可能であることを直ちに認識することができ、例えばリモートコントローラのES切換ボタン等を操作して容易に映像ESを切換え、所望の映像を鑑賞することができる。
【0045】
また、ステップST105において副番組1が表示されている場合にも同様に、切換可能な映像ESとして映像ES3を、切換可能な音声ESとして音声ES2と音声ES3を画面上に表示する。これにより視聴者は、このステップST105において音声ES2と音声ES3のみ切換可能であることを直ちに認識することができ、所望の音声ESに切り換えることができる。
【0046】
更に、ステップST106において副番組2が表示されている場合にも同様に、切換可能な映像ESとして映像ES4を、切換可能な音声ESとして音声ES4を画面上に表示する。これにより視聴者は、このステップST106において、映像ES、音声ESが各1つずづしか表示されていないことから、どのESも切換不可であることを直ちに認識することができる。
【0047】
以上のように、本発明の実施の形態の受信方法では、複数の番組の映像を画面上に同時に分割表示し、分割表示した番組の映像の中から、視聴者が指定した番組の音声を出力する。具体的には主番組と副番組を画面上に同時に表示する3画面同時表示モードS100に移行し、視聴者は、主番組若しくは副番組のいずれかの映像枠をカーソルで指定し、指定した番組の音声ESに切り換える。
【0048】
このため、視聴者は、3画面同時表示モードS100において視聴した番組を選び出してカーソル移動をすることで、直ちにその番組の音声を聴くことが可能となり、各番組の内容を容易に認識することができる。
【0049】
また、本発明の実施の形態の受信方法では、3画面同時表示モードS100において分割表示した番組の中から視聴者が指定した番組を、画面全体に出力する。
【0050】
このため、視聴者は、3画面同時表示モードS100において表示されている各番組の内容を確認しつつ、所望の番組を直接的かつ容易に指定することが可能となり、従来の番組切換方法と比較して操作性をより向上させることができる。
【0051】
更に、本発明の実施の形態の受信方法では、番組に割り当てられている映像ESと音声ESの構成を視聴者に分かりやすく表示する。
【0052】
このため、複数の番組からなるために複雑なES構造をとるマルチビュー放送を受信する場合においても、視聴者に対して各番組に多重化されている映像ESと音声ESの組み合わせを容易に認識させることができ、ひいては、放送局側の意図しない映像ESと音声ESの選択を防止することが可能となる。
【0053】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。各番組が画面全体に表示されているとき(ST104〜ST106)に、番組に割り当てられているESの構成を表示する場合のみならず、例えば図5(a)に示すES構成を、図6に示すように、3画面同時表示モードS100における各番組の映像枠内に表示することも可能である。
【0054】
これにより視聴者は、3画面同時表示モードS100においても、各番組を構成するESを識別することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明では、複数の番組の映像を画面上に同時に分割表示し、分割表示した番組の映像の中から視聴者が指定した番組の音声を出力する。
これにより、視聴者は、所望の番組を指定することにより、直ちにその番組の音声を聴くことができ、当該番組の内容を容易に認識することができる。
【0056】
また、本発明では、上記分割表示した番組の中から、視聴者が指定した番組を、画面全体に出力する。
【0057】
これにより、視聴者は、画面上に分割表示した各番組の内容を確認しつつ、所望の番組を直接的かつ容易に指定することが可能となり、従来の番組切換方法と比較して操作性をより向上させることができる。
【0058】
更に、本発明では、番組に割り当てられている映像ESと音声ESの構成を視聴者に分かりやすく表示する。
【0059】
これにより、視聴者は、各番組に多重化されている映像ESと音声ESの組み合わせを容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル放送受信機の具体的な構成例を説明するための図である。
【図2】3画面同時表示モードの画面構成を説明するための図である。
【図3】3画面同時表示モードの挿入位置について説明するための図である。
【図4】3画面同時表示モードにおけるカーソル移動と音声切換について説明するための図である。
【図5】各番組に割り当てられているESの構成を画面上に表示する場合について説明するための図である。
【図6】3画面同時表示モード下で、各番組に割り当てられているES構成を表示する場合について説明するための図である。
【図7】マルチビュー放送の具体例について説明するための図である。
【図8】番組グループに対する映像ES、音声ESの組み合わせ例を示した図である。
【図9】従来におけるマルチビュー操作方法について説明するための図である。
【符号の説明】
10 選局部、11 復調部、12 デスクランブラ、13 分離部、14 デコーダ、15 合成器、16 NTSCエンコーダ、17 CPU、18 ICカードインターフェース、19 センサ、20 操作部、21 モデム、22表示部、23 フラッシュメモリ、24 RAM、25 ROM
Claims (3)
- 主番組と副番組とから構成される映像エレメンタリストリームを含む複数のエレメンタリストリームが多重化されたデジタル信号を受信して、前記主番組及び副番組のうち少なくとも一方の映像を表示手段に表示させる受信装置において、
前記デジタル信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記デジタル信号を復調する復調化手段と、
前記復調化手段により復調された前記デジタル信号から前記映像エレメンタリストリームを分離する分離手段と、
前記分離手段により分離された前記映像エレメンタリストリームに基づいて前記主番組の映像を前記表示手段に表示させる主番組映像表示手段と、
前記分離手段により分離された前記映像エレメンタリストリームに基づいて前記副番組の映像を前記表示手段に表示させる副番組映像表示手段と、
前記主番組の映像を前記主番組映像表示手段により表示した後、前記主番組の映像と前記副番組の映像とを前記表示手段に同時に表示させる同時表示手段と、
前記主番組映像表示手段により表示される主番組の映像と、前記同時表示手段により同時表示される映像とを視聴者の操作によって切り替える映像切り替え手段とを備え、
前記主番組映像表示手段及び前記副番組映像表示手段は、
前記主番組又は副番組を表示中に、切り替え可能な映像エレメンタリストリームの構成を前記表示手段に同時に表示させる情報表示手段を
備えた受信装置。 - 前記情報表示手段は、前記映像エレメンタリストリームの構成を表示する
か否かに関する視聴者の選択が可能である請求項1に記載の受信装置。 - 主番組と副番組とから構成される映像エレメンタリストリームを含む複数のエレメンタリストリームが多重化されたデジタル信号を受信して、前記主番組及び副番組のうち少なくとも一方の映像を表示手段に表示させる受信方法において、
前記デジタル信号を受信する受信手順と、
前記受信手順で受信された前記デジタル信号を復調する復調化手順と、
前記復調化手段で復調された前記デジタル信号から前記映像エレメンタリストリームを分離する分離手順と、
前記分離手順で分離された前記映像エレメンタリストリームに基づいて前記主番組の映像を含む第1の画面を前記表示手段に表示させる主番組映像表示手順と、
前記主番組の映像を表示した後、前記主番組の映像と前記副番組の映像とを含む第2の画面を前記表示手段に表示させる同時表示手順と、
前記主番組の映像の含まれる第1の画面と、前記主番組の映像と前記副番組の映像とを含む第2の画面とを視聴者の操作によって切り替える映像切り替え手順とを含み、
前記前記主番組映像表示手順及び前記副番組映像表示手順では、
前記主番組又は副番組を表示中に、切り替え可能な映像エレメンタリストリームの構成を前記表示手段に同時に表示させる受信方法。
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