JP2008141471A - 撮像装置とその制御方法およびカメラ - Google Patents

撮像装置とその制御方法およびカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】フローティングディフュージョンFDのリセット時に、フローティングディフュージョンFDで発生する電流リークを抑制し、白傷を低減した撮像装置とその制御方法およびカメラを提供することにある。
【解決手段】フローティングノードND56のリセット時に、明暗判定部47で撮像画像の明暗を判定し、撮像画像が暗と判定された場合には、電圧発生回路VGEN48で素子を駆動する電圧VDDよりも低いリセット時電圧VRSTをリセットトランジスタ55のドレインに印加する。
【選択図】図6

Description

本発明は、CMOS型イメージセンサ等の撮像装置とその制御方法およびカメラに関する。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子は、カメラ等の撮像装置の撮像素子として使われ、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子では困難な一部読み出し等の機能を有する。
撮像素子を用いた撮像装置において、白傷と呼ばれる暗時の画質低下が発生する。
その白傷は主にCMOS撮像素子やCCD撮像素子を構成するフォトダイオードPDで発生し、フォトダイオードPDの結晶欠陥や入射光による過剰な電荷発生等が原因である。このフォトダイオードPDで発生する白傷の問題を解決するCMOS撮像素子やCCD撮像素子の製造方法が提案されている(たとえば特許文献1、2参照)。
フォトダイオードPD以外で発生する白傷の発生原因に、フォトダイオードPDで発生した信号電荷を電圧に変換するフローティングディフュージョンFD(または、電荷電圧変換部)での電流リークによるものがある。
このフローティングディフュージョンFDで発生するリーク電流による白傷の発生について図1、図2および図3を参照しながら説明する。
図1は、一般的なCMOS撮像装置の構造を説明するための図である。
図1に示すCMOS撮像装置は、たとえば、各画素に光電変換素子としてのフォトダイオード(PD)11、転送トランジスタ12、リセットトランジスタ13、増幅トランジスタ14、およびセレクトトランジスタ15を有する。
なお、図1に示す例では、CMOS撮像装置を用いている。
また、CMOS撮像装置の構成によっては、セレクトトランジスタ15を有しない場合もある。
フォトダイオードPD11のアノードは接地され、カソードは転送トランジスタ12のソースに接続されている。
転送トランジスタ12は、ドレインがフローティングノードND16に接続され、ゲートが転送選択線TRFLに接続され、ソースがフォトダイオードPD11のカソードに接続されている。
リセットトランジスタ13は、ソースがフローティングノードND16に接続され、ドレインに所定の電圧VDD1が印加され、ゲートがリセット線RSTLに接続されている。
増幅トランジスタ14は、ソースがセレクトトランジスタ15のドレインに接続され、ドレインに所定の電圧VDD2が印加され、ゲートがフローティングノードND16に接続されている。
セレクトトランジスタ15は、ソースは所定の信号線に接続され、ドレインが増幅トランジスタ14のソースに接続され、ゲートがセレクト線SELLに接続されている。
フォトダイオードPD11は、入射光の光量に応じた信号電荷を光電変換により発生させ蓄積する。
転送トランジスタ12は、転送選択線TRFLにハイレベルの電圧が印加されるとスイッチがオン(導通状態)に切り替り、信号電荷はフローティングノードND16に転送される。
リセットトランジスタ13は、リセット線RSTLにハイレベルの電圧が印加されるとスイッチがオンに切り替わり、フローティングノードND16の電位を電圧VDD1にリセットする。
増幅トランジスタ14は、フローティングノードND16の電位がハイレベルに切り替わるとスイッチがオンに切り替わり、フローティングノードND16の電位を増幅して信号を信号線SGNLへ伝達させる。
セレクトトランジスタ15は、セレクト線SELLにハイレベルの電圧が印加されるとスイッチがオンに切り替わり、フォトダイオードPD11で発生した信号電荷を所定の水平転送回路へ伝達させる。
図2は、フローティングディフュージョンFDで発生するリーク電流を説明するための図である。
なお、図2は説明の簡略化のために、図1のフォトダイオードPD11、転送トランジスタ12、およびリセットトランジスタ13のみを示す。
図2(a)は、図1に示すCMOS撮像装置の断面構造を示す図である。
フォトダイオードPD21は、p型ウェル領域212がn型電荷蓄積領域211を囲むように形成される。
転送トランジスタTTRはゲートTRFG22を有し、フォトダイオード21とフローティングディフュージョンFD23となるソース・ドレイン領域間にトランジスタ絶縁膜221を介して転送トランジスタ電極222が形成される。
フローティングディフュージョンFD23は、p型ウェル領域231の上部に拡散層であるn型半導体232が形成される。
リセットトランジスタRTRはゲートRSTG24を有し、p型ウェル領域251の上部にn型電荷蓄積領域252が形成された領域25とフローティングディフュージョンFD23となるソース・ドレイン領域間にトランジスタ絶縁膜241を介して転送トランジスタ電極242が形成される。
リセットトランジスタRTRのドレイン26は、電圧VDD1が印加される。
図2(b)は、フォトダイオード21で蓄積された信号電荷の読み出し時における、図2(a)に示すCMOS撮像装置の断面構造に対応づけたポテンシャルを示す図である。
フォトダイオードPD21において信号電荷の蓄積後、リセットトランジスタRTRのゲート24に所定の電圧が印加され、リセットトランジスタRTRはオン(導通状態)となり、リセットトランジスタRTRの電位ポテンシャルは電位ポテンシャルRSTφlから電位ポテンシャルRSTφhに低下し、フローティングディフュージョン23の電圧は電位VDD1にリセットされる。このときの信号は、基準信号SGLBとして読み出される。
基準信号SGLBの読み出し完了後、リセットトランジスタRTRのゲート24に所定の電圧が印加され、リセットトランジスタRTRはオフ(非導通状態)となる。
転送トランジスタTTRは、転送トランジスタTTRのゲート22に所定の電圧が印加されてオンとなり、転送トランジスタTTRの電位ポテンシャルは電位ポテンシャルTRFφlから電位ポテンシャルTRFφhに低下し、信号電荷はフォトダイオードPD21からフローティングディフュージョン23へ転送される。
信号電荷は、ポテンシャルウェルWELに蓄積され、この転送された信号電荷(転送電荷)による電位面は図2(b)に図示するPφのようになる。
信号電荷がフローティングディフュージョン23に蓄積された時点で、フローティングディフュージョン23の電圧の読み出しが行われ、この読み出し時の電圧と先に読み出しが行われた基準信号SGLBの電圧との差分を転送電荷による転送信号SGLRとする。
フローティングディフュージョン23で発生する電流のリークは、基準信号SGLBの読み出しが完了し、転送トランジスタTTRがオンに切り替わり、フォトダイオードPD21に蓄積された信号電荷がフローティングディフュージョン23に転送され、フローティングディフュージョン23の転送信号SGLRの読み出しが開始されるまでの期間に、拡散層のn型半導体232とp型ウェル領域231において発生する。
図3は、フローティングディフュージョンFDのリセット時におけるリセット時電位とフローティングディフュージョンFDで発生する電流リークによる白傷の出力レベルとの関係を示す図である。
図3によれば、フローティングディフュージョンFDのリセット時に印加するリセット時電圧が高くなるほど、白傷の出力レベルが高くなることを示唆している。フローティングディフュージョンFDで発生する白傷は、フローティングディフュージョンFDのリセット時電圧に依存することが分かる。
このように、フローティングディフュージョンFDで発生する白傷は、フローティングディフュージョンFDのリセット時から信号電荷の読み出しまでの短時間に発生するリーク電流であるため、白傷の出力レベルは小さい。このような白傷が撮像画像で認識されるのは主に暗い撮像画像においてである。撮像画像が暗い場合は、フローティングディフュージョンFDへの信号電荷の注入量は少ないため、フローティングディフュージョンFDの電位は浅くてもよい。
そこで、フローティングディフュージョンFDで発生する電流リークによる白傷を抑制するために、フローティングディフュージョンFDのリセット時にフローティングディフュージョンFD周辺の電界強度を下げておく。
フローティングディフュージョンFDのリセット時電圧を下げるため、たとえばCMOS撮像装置のデバイス構造の設計により白傷を抑制する方法が提案されている(たとえば特許文献3を参照)。
特開平6−112464号公報 特開2006−93319号公報 特開2004−172229号公報
フローティングディフュージョンFDで発生する電流リークによる白傷は、特に複数のスイッチ素子を有する撮像装置では群傷となる。この群傷は、群傷の発生している隣接画素の信号の補間信号で置き換えられることで補正される。しかし、群傷は白傷よりも目立ち、欠陥のある画素が連続する場合には、補正箇所が隣接して色が正常に表現できない等の理由により補正は困難である。
白傷を抑制する別の方法として、リセット時電圧を下げるために電源電圧自体を下げる方法もあるが、CMOS撮像装置にとっては容易ではない。それは、CMOS撮像装置の駆動電圧が、たとえばCCD撮像装置とくらべて低電圧であるためである。また、信号電荷をフォトダイオードPDに蓄積し、フローティングディフュージョンFDにすべての信号電荷を転送するには、フォトダイオードPDとフローティングディフュージョンFDとの間に電位差が図2(b)に示すように少なくとも0.5V以上必要である。
なお、このフローティングディフュージョンFDへの信号電荷の転送に必要な電位差は、フローティングディフュージョンFDにおける信号振幅、フォトダイオードPDの空乏電位および信号電荷の転送に必要な電位差から決定される。
本発明は、フローティングディフュージョンFDの電圧リセット時に発生する電流リークを低減させ、画質向上を図ることができる撮像装置とその制御方法およびカメラを提供することにある。
本発明の第1の観点の撮像装置は、光電変換で発生した信号電荷を電圧に変換して読み出し、リセット時に前記信号電荷が伝送されるノードによりリセット時電圧が印加される電荷電圧変換部と、前記電荷電圧変換部の読み出し信号により画像の明暗を判定する明暗判定部と、を有し、前記明暗判定部は、前記明暗の判定結果に応じて前記リセット時電圧を制御する。
好適には、前記明暗判定部は、前記リセット時に、暗時のリセット時電圧を明時のリセット時電圧より低く設定する。
好適には、前記撮像装置は、前記リセット時電圧の供給源と他の素子を駆動する駆動電圧の供給源とを共有する。
好適には、前記明暗判定部は、前記電荷電圧変換部のリセット時に同期して、前記リセット時電圧の供給源を制御する。
好適には、前記明暗判定部は、前記画像の明暗によってフレーム単位で、前記リセット時電圧の供給源を制御する。
好適には、前記撮像装置は、1つの前記ノードに対して複数の光学素子が接続されている。
好適には、リセット時電圧と、前記駆動電圧を共通に生成する電圧発生回路を有し、前記電圧発生回路は、前記明暗判定部の判定に応じて発生電圧を設定可能で、暗の時は、前記駆動電圧レベルより低い電圧を発生し、前記駆動電圧をリセット時電圧としてリセット終了時に前記発生電圧を前記駆動電圧に設定する。
好適には、明の時は、前記駆動電圧を前記リセット時電圧とする。
好適には、ウェルが第1導電型で形成され、前記信号電荷を電圧に変換する拡散層が第2導電型で形成され、暗時の前記電荷電圧変換部のリセット時電圧が明時のリセット時電圧より低い。
本発明の第2の観点における撮像装置の制御方法は、光電変換で発生した信号電荷を電圧に変換して読み出す第1ステップと、前記第1ステップと読み出した信号により画像の明暗を判定する第2ステップと、リセット時に前記信号電荷が転送されるノードにリセット時電圧を印加する第3ステップと、を有し、前記第3ステップにおいて、前記第2ステップの判定結果に応じて前記リセット時電圧を設定する。
本発明の第3の観点のカメラは、撮像装置と、上記撮像装置の撮影エリアに対して入射光を導く光学系と、電圧発生回路を含み、前記撮像装置は、光電変換で発生した信号電荷を電圧に変換して読み出し、リセット時に前記信号電荷が伝送されるノードによりリセット時電圧が印加される電荷電圧変換部と、前記電荷電圧変換部の読み出し信号により画像の明暗を判定する明暗判定部と、を有し、前記明暗判定部は、前記明暗の判定結果に応じて前記リセット時電圧を制御する。
本発明によれば、明暗判定手段にて撮像画像の明暗を判定し、撮像画像が暗い場合には、電荷電圧変換部の電圧を所定の電圧にリセットする電圧リセット時に、電荷電圧変換部の電圧を撮像画像の明暗によって制御する。
本発明によれば、撮像装置およびカメラの画質向上を図ることができる。
〈第1実施形態〉
以下、本発明の第1実施形態を図面に関連づけて説明する。
図4は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置の要部の一構成例を示すブロック図である。
本撮像装置40は、画素アレイ部41、画素回路50、水平スキャン回路HSCN43、アンプ431、垂直スキャン回路VSCN44、信号処理回路45、出力バッファ46、明暗判定部47、電圧発生回路VGEN48、タイミング制御部TG49、および記憶装置410を有する。
画素アレイ部41は、たとえば画素回路50が所定の配列形態をもってアレイ状に配列されている。
また、画素アレイ部41には、垂直スキャン回路44と画素配列の各行(ロウ)にリセット線RSTL、転送選択線TRFL、およびセレクト線SELLが接続され、画素配列の各行(カラム)に信号線SGNLが配列されている。
水平スキャン回路43は、その内部に各信号線SGNLに接続されたアンプ431を有する。なお、アンプ431の代わりに、アナログデジタル変換器が用いることができる。
信号処理回路45は、水平スキャン回路43から入力される信号を処理し、出力バッファ46に処理された信号を出力する。なお、出力バッファ46の代わりに、アンプもしくはアナログデジタル変換器が用いることができる。
出力バッファ46は、入力側が信号処理回路45と接続され、出力側が明暗判定部47と記憶装置410に接続されている。
明暗判定部47は、出力バッファ46から入力された信号基づいて、画像の明暗を判定し、その判定結果を電圧発生回路48に出力する。なお、明暗判定部47は、任意の配置が可能である。
電圧発生回路VGEN48は、明暗判定部47から入力される判定結果に基づいたリセット時電圧を発生させ、画素アレイ部41に出力する。なお、電圧発生回路は、任意の配置が可能である。
タイミング制御部TG49は、水平スキャン回路43、垂直スキャン回路44の駆動タイミングを制御する。
記憶装置410は、出力バッファ46の出力側と接続され、画像データが記憶される。
図5は、本発明に係る第1実施形態の単位画素回路の一例を示す回路図である。図5では、CMOS撮像装置を一例として示している。
図5の画素回路50は、フォトダイオードPD51、転送トランジスタ52、増幅トランジスタ53、セレクトトランジスタ54、リセットトランジスタ55、およびフローティングノードND56を有する。
フォトダイオードPD51は、入射光をその光量に応じた電荷量の信号電荷(たとえば電子)に光電変換して蓄積する。
転送トランジスタ52は、フォトダイオードPD51のカソードとフローティングノードND56との間に接続され、ゲートが転送選択線TRFLに接続され、オンすることにより、フォトダイオードPD51に蓄積されている信号電荷をフローティングノードND56に転送する機能を有している。
増幅トランジスタ53とセレクトトランジスタ54は、電源電圧VDDと信号線SGNLとの間に直列に接続されている。
増幅トランジスタ53は、ゲートがフローティングノードND56に接続され、フローティングノードND56の電位を増幅し、セレクトトランジスタ54を介して信号線SGNLに出力する。
セレクトトランジスタ54のゲートは、セレクト線SELLに接続されている。
リセットトランジスタ55は、ソースがフローティングノードND56に接続され、ドレインがフローティングノードND56をリセットするための電圧発生回路48に接続され、ゲートがリセット線RSTLに接続され、フローティングノードND56の電位をリセットする機能を有している。
画素配列の各行に配線される転送選択線TRFL、セレクト線SELL、リセット線RSTLは、垂直スキャン回路44により選択的に駆動され、信号線SGNLは水平スキャン回路43に画素から読み出した信号を選択的転送する。
水平スキャン回路43、垂直スキャン回路44は、タイミング制御部49により駆動タイミングが制御される。
次に、本発明に係る第1実施形態およびその動作を図6と図7に関連づけて説明する。
図6は、本発明の第1実施形態に係るブロック図の一例である。図6では、CMOS撮像装置を一例として示している。
図6の撮像装置60は、画素回路50、明暗判定部47、および電圧発生回路VGEN48を有する。なお、画素回路50は、図5に図示するフォトダイオードPD51、転送トランジスタ52、増幅トランジスタ53、セレクトトランジスタ54、リセットトランジスタ55、およびフローティングノードND56で構成されている。
画素回路50では、リセットトランジスタ55のドレインと電圧発生回路48の出力側が信号線FDLで接続され、信号線SGNLと明暗判定部47の入力側が、ノードND63を介して接続されている。
明暗判定部47は、入力側が信号線SGNLとノード61を介して接続され、出力側が電圧発生回路48の入力側と接続されている。
電圧発生回路48は、入力側が明暗判定部47の出力側と接続され、出力側がリセットトランジスタ55のドレインと信号線FDLで接続され、また一端が基準電位GNDに接地される。
なお、電圧発生回路62の設置場所は、撮像装置の内部あるいは外部で任意の場所に設置できる。
画素回路50は、撮像画像のデータを信号線SGNLに伝送し、ノード61を介して明暗判定部47に出力する。またリセットトランジスタ55のドレインは、フローティングノードND56のリセット時に、電圧発生回路48からリセット時電圧が印加される。
明暗判定部47は、フローティングノードND56のリセット時に、撮像画像のデータの明暗を判定する。具体的には明暗判定部47は、画素回路50から入力される信号の平均レベルから撮像画像の明暗を判定し、撮像画像を明と判断した場合には、リセット時電圧VDDを発生する制御信号を電圧発生回路48に出力し、撮像画像を暗と判断した場合には、電圧VDDより低いリセット時電圧VRSTを発生する制御信号を電圧発生回路48に出力する。
電圧発生回路48は、フローティングノードND56のリセット時に、明暗判定部47から入力される制御信号に基づいたリセット時電圧を発生する。明暗判定部47の判定結果が明の場合には、電圧VDDを発生し、判定結果が暗の場合には、電圧VDDより低い電圧VRSTを発生する。この明暗判定部47からの判定結果に応じて発生させた電圧VDDもしくは電圧VRESTのリセット時電圧を信号線FDLに出力し、リセットトランジスタ55のドレインに印加する。
電圧VDDは、たとえば、転送トランジスタ52など素子の駆動が可能な電圧である。
図7は、第1実施形態に係る図6の撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図7(a)は、セレクトトランジスタ54を制御するセレクト信号SELのタイミングを示す図で、図7(b)は、リセットトランジスタ55を制御するリセット信号RSTのタイミングを示す図で、図7(c)は、転送トランジスタ52を制御する転送信号TRFのタイミングを示す図である。
なお、図7では、画素回路50のリセットトランジスタ55、転送トランジスタ52、およびセレクトトランジスタ54のタイミングチャートのみを図示している。
時刻t1では、撮像装置のシャッタが開き、撮像装置のレンズを通して結像された入射光がフォトダイオードPD51に入射される。この時、転送トランジスタ52、リセットトランジスタ55およびセレクトトランジスタ54は、オフの状態にある。
時刻t1から時刻t2では、フォトダイオードPD51で光電効果により信号電荷が発生し、この信号電荷は、リセットトランジスタ55がオンに切り替わる時刻t2までフォトダイオードPD51に蓄積される。この時刻t1から時刻t2までの期間を信号電荷の蓄積時間とする。
時刻t2では、垂直スキャン回路44からハイレベルのセレクト信号SELがセレクト線SELLに伝達され、セレクトトランジスタ54はオンに切り替わる。時刻t2から時刻t10まで、セレクトトランジスタ54はオンの状態が保持される。このことにより、信号は信号線SGNLに伝達されて、図4に図示する水平スキャン回路43に入力され、図4に図示する信号処理回路45で画像の信号処理が行われた後、明暗判定部47に入力される。
また時刻t2では、明暗判定部47は、信号線SGNLからノード61を介して信号が入力され、撮像画像の明暗を判定する。明暗判定部47は、撮像画像を明と判断した場合には、電圧VDDを発生し、判定結果を暗と判断した場合には、電圧VDDより低い電圧VRSTを発生する。この明暗判定部47からの判定結果に応じて発生させた電圧VDDもしくは電圧VRESTのリセット時電圧を信号線FDLに供給し、リセットトランジスタ55のドレインにリセット時電圧をリセットが完了する時刻t3まで印加する。
さらに時刻t2では、フローティングノードND56のリセットを行う。リセットトランジスタ55は、垂直スキャン回路44からハイレベルのリセット信号RSTがリセット線RSTLに伝達され、リセットトランジスタ55はオンに切り替わり、フローティングノードND56の電圧がリセット時電圧にリセットされる。明暗判定部47が、撮像画像を明と判断した場合には、リセット時電圧VDDでフローティングノードND56をリセットし、撮像画面を暗と判断した場合には、電圧VDDより低いリセット時電圧VRSTでフローティングノードND56をリセットする。
時刻t3では、垂直スキャン回路44からのローレベルのリセット信号RSTがリセット線RSTLに伝達され、リセットトランジスタ55はオフに切り替わり、フローティングノードND56のリセットが完了し、フローティングノードND56の電圧が、リセット時電圧に設定される。
時刻t4から時刻t5では、フローティングノードND56の電位を基準信号SGLBとして読み出しされる。この電位の読み出し期間をRead1とする。
時刻t6では、垂直スキャン回路44からハイレベルの転送信号TRFが転送信号線TRFLに伝達され、転送トランジスタ52はオンに切り替わり、フォトダイオードPD51に蓄積された信号電荷は、フローティングノードND56に転送される。
また、転送トランジスタ52は、時刻t6から時刻t7まで、オンの状態が保持される。
時刻t7では、垂直スキャン回路44からローレベルの転送信号TRFが転送信号線TRFLに伝達され、転送トランジスタ52はオフに切り替わる。
時刻t8から時刻t9では、フローティングノードND56の電圧と読み出し期間Read1で読み出しされた基準信号SGLBの電圧との差分は、フローティングノードND56から転送された信号電荷による信号として読み出しされる。この信号電荷の読み出し期間をRead2とする。また、この期間Read2において増幅トランジスタ53はオンとなる。
時刻t10では、垂直スキャン回路44からローレベルのセレクト信号SELがセレクト線SELLに伝達され、セレクトトランジスタ54はオフに切り替わり、水平スキャン回路43への信号の出力が終了する。
時刻t11において、撮像装置のシャッタが開く前に、垂直スキャン回路44からハイレベルのリセット信号RSTがリセット線RSTLに伝達され、リセットトランジスタ55はオンに切り替わり、フローティングノードND56の電位が基準電圧VDDにリセットされる。
また同時に、垂直スキャン回路44からハイレベルの転送信号TRFが転送信号線TRFLに伝達され、転送トランジスタ52はオンに切り替わる。
フローティングディフュージョンFDにおけるリーク電流は、基準信号SGLBの読み出しを終えた時刻t5からフローティングノードND56から転送された信号電荷による信号として読み出しされる前の時刻t8で発生する。
図8は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置の制御方法を説明するためのブロック図の一例である。
本発明の第1実施形態では、通常の制御系80は、たとえば、駆動制御装置801、撮像装置802、画像処理プロセッサ803、および記憶装置410で構成される。
駆動制御装置801は、たとえばタイミング制御部49を有する。
撮像装置802は、たとえば、画素アレイ部41、水平スキャン回路43、および垂直スキャン回路44を有する。
画像処理プロセッサ803は、たとえば、信号処理回路45や明暗判定部47、あるいは露出制御機構(AE)を有する。
電圧発生回路VGEN48は通常の制御系80の外部にある。
駆動制御装置801は、所定のクロックを生成して撮像装置802に出力する。また、画像処理プロセッサ802からフィードバックされる情報などを基にカメラのシャッタ速度や露光時間を調節する制御信号を撮像装置802に出力する。
撮像装置802は、被写体の像を光信号から電気信号に変換し、画像データを画像処理プロセッサ803に出力する。
画像処理プロセッサ803は、撮像装置802から入力された画像データを基に画像処理を行い、処理された画像データを記憶装置410に出力する。
また、画像処理プロセッサ803は、画像データの平均の信号レベルからの撮像画像の明暗を判定し、判定結果を制御信号として駆動制御装置801にフィードバックし、さらに電圧発生回路48に出力する。
記憶装置410は、画像処理プロセッサ803から入力された画像データを記録する。
電圧発生回路48は、画像処理プロセッサ803から入力される撮像画像の明暗判定結果に応じたリセット時電圧を発生させ、撮像装置802の内部にあるフローティングディフュージョンFDのリセット時電圧を発生させ、撮像装置802にリセット時電圧を出力する。
画像処理プロセッサ803内部の明暗判定部47が撮像画面を明と判断した場合は、リセット時電圧VDDでフローティングノードND56をリセットし、撮像画面を暗と判断した場合には、電圧VDDより低い電圧VRSTでフローティングノードND56をリセットする。
電圧VDDは、たとえば、転送トランジスタ52の駆動が可能な電圧である。
ところで、CMOS撮像装置のリセット時電圧は、画素回路の構成要素などによって設定方法が異なる。
CMOS撮像装置などは多数の画素がアレイ状に配列されているため、画素同士を接続する配線数を抑制するためにも、たとえばリセットトランジスタ55のドレインは増幅トランジスタ53のドレインと共通の電源線に接続する方が効率がよい。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。
〈第2実施形態〉
本実施形態は、リセットトランジスタの駆動に同期して、フローティングディフュージョンFDのリセット時電圧を制御する。
図9は、本発明に係る第2実施形態の単位画素回路の一例を示す回路図である。図9では、CMOS撮像装置を一例として示している。
図9の画素回路50は、フォトダイオードPD51、転送トランジスタ52、増幅トランジスタ53a、セレクトトランジスタ54、リセットトランジスタ55、およびフローティングノードND56を有する。
増幅トランジスタ53aのドレインは、リセットトランジスタ55のドレインと共通電圧発生回路VGEN48に接続されている。
その他の素子については、第1実施形態に係る図5と構成が同様であるため、説明を省略する。
次に、本発明に係る第2実施形態およびその動作を図10と図11に関連づけて説明する。
図10は、本発明の第2実施形態に係るブロック図の一例である。図10では、CMOS撮像装置を一例として示している。
図10の撮像装置100は、画素回路50、明暗判定部47、および電圧発生回路VGEN48を有する。なお、画素回路50は、図9に図示するフォトダイオードPD51、転送トランジスタ52、増幅トランジスタ53a、セレクトトランジスタ54、リセットトランジスタ55、およびフローティングノードND56で構成されている。
本発明の第2実施形態に係る撮像装置100では、リセットトランジスタ55のドレインと増幅トランジスタ53aのドレインが共通の信号線FDLで接続され、フローティングノードND56のリセット時には、共通の電圧発生回路48からリセット時電圧が供給される。
第2実施形態では、上記に述べた、リセットトランジスタ55のドレインと増幅トランジスタ53aのドレインが共通の信号線FDLで接続されている以外は、第1実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
図11は、第2実施形態に係る図10の撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図11(a)は、セレクトトランジスタ54を制御するセレクト信号SELのタイミングを示す図で、図11(b)は、リセットトランジスタ55を制御するリセット信号RSTのタイミングを示す図で、図11(c)は、転送トランジスタ52を制御する転送信号TRFのタイミングを示す図で、図11(d)は、電圧発生回路VGEN48の電源電圧のタイミングを示す図である。
なお、図11は、画素回路50のリセットトランジスタ55、転送トランジスタ52、およびセレクトトランジスタ54のタイミングチャートのみを図示している。
また、図11は、明暗判定部47が撮像画像を暗であると判断した場合についてのタイミングチャートであり、以降図11のタイミングチャートに基づいて説明する。
時刻t1では、撮像装置のシャッタが開き、撮像装置のレンズを通して結像された入射光がフォトダイオードPD51に入射される。この時、転送トランジスタ52、リセットトランジスタ55およびセレクトトランジスタ54は、オフの状態にある。
時刻t1から時刻t3では、フォトダイオードPD51で光電効果により信号電荷が発生し、この信号電荷は、リセットトランジスタ55がオンに切り替わる時刻t3までフォトダイオードPD51に蓄積される。この時刻t1から時刻t3までの期間を信号電荷の蓄積時間とする。
時刻t2では、明暗判定部47が、たとえば、前フレームの撮像画像を用いて撮像画像の明暗を判定する。明暗判定部47が撮像画像を暗であると判断したため、リセット時電圧VRSTを発生させる制御信号を電圧発生回路VGEN48に出力する。
電圧発生回路VGEN48は、フローティングノードND56のリセットが完了する時刻t4までの期間リセット時電圧VRSTを発生させ、信号線FDLに電圧VRSTを供給する。
時刻t3では、垂直スキャン回路44からハイレベルのセレクト信号SELがセレクト線SELLに供給され、セレクトトランジスタ54はオンに切り替わり、時刻t3から時刻t11の期間、セレクトトランジスタ54はオンの状態が保持される。また同時刻t3に、垂直スキャン回路44からハイレベルのリセット信号RSTがリセット線RSTLに供給され、リセットトランジスタ55がオンに切り替わり、フローティングノードND56の電圧のリセットが開始される。
時刻t4では、垂直スキャン回路44からのローレベルのリセット信号RSTがリセット線RSTLに伝達され、リセットトランジスタ55はオフに切り替わり、フローティングノードND56の電圧のリセットが完了する。この時、フローティングノードND56の電圧はリセット時電圧VRSTに設定されている。
また同時刻t4に、フローティングノードND56の電位を増幅させる増幅トランジスタ53aを駆動させるため、電圧発生回路48は、増幅トランジスタ53aが駆動可能な電圧VDDを発生させ、信号線FDLに電圧VDDを供給する。
なお、フローティングディフュージョンFDにおけるリーク電流は、基準信号SGLBの読み出しを終えた時刻t6からフローティングノードND56から転送された信号電荷による信号として読み出しされる前の時刻t9の間に発生する。
時刻t5以降は、第1実施形態における動作と同様であるので、説明を省略する。
このようにして、リセットトランジスタ55をオンにするタイミングに合わせて、リセット時電圧を電圧VDDから電圧VRSTに下げておき、リセット完了後、信号線FDLの電圧を元の電圧VDDに戻すことで、増幅トランジスタ53aのドレインとリセットトランジスタ55のドレインに印加する電圧を共通の電源回路から供給できる。
本発明の第2実施形態によれば、フローティングディフュージョンFDのリセット時電圧と増幅トランジスタ53aの駆動時における電位差は、電源電圧VDDに対して十分に小さくてもよいため、電源負荷やデジタル雑音といった問題が解消される。
〈第3実施形態〉
また、本発明に係る第3実施形態は、電圧生成回路で発生させる電源電圧をフレーム単位で調整する。その結果、本発明による効果と同等の効果を得ることができる。
〈第4実施形態〉
本発明に係る第4実施形態は、1つのフローティングディフュージョンFDに対して複数のフォトダイオードPD等の光学素子が接続されている撮像装置である。
図12は、第4実施形態の一実施例を示す図である。図12では、CMOS撮像装置を一例として示している。
図12の画素回路120は、フォトダイオードPD51と転送トランジスタ52aを含むフォトダイオード部1201〜1204が、フローティングノードND56にそれぞれ接続されている。
増幅トランジスタ53bのドレインは、セレクトトランジスタ54aのソースに接続され、ソースは所定の信号線に接続され、ゲートはフローティングノードND56に接続されている。
セレクトトランジスタ54aのドレインは電源電圧VDDに接続され、ソースは増幅トランジスタ53bのドレインに接続されている。
第4実施形態は、4個のフォトダイオードPD51が共通のフローティングノードND56に接続されている場合である。複数のフォトダイオードPDが接続されている画素回路においても、フローティングディフュージョンFDのリセット時電圧の制御方法は、実施形態1あるいは実施形態2と同様の方法で実行でき、本発明による効果と同等の効果を得ることができる。
以上説明したように、フローティングディフュージョンFDにおけるリーク電流は、基準信号SGLBの読み出しを終えた時刻からフローティングノードND56から転送された信号電荷による信号として読み出しされる時刻の間に発生する。
そこで、本発明の実施形態によれば、フローティングノードND56のリセット時に、撮像画像の明暗によりフローティングディフュージョンFDのリセット時電圧を変化させる。
すなわち、撮像画像の明暗を判定し、撮像画像が暗い場合は、フローティングディフュージョンFDのリセット時電圧を他の素子を駆動させる駆動電圧よりも下げ、撮像画像が明るい場合は、フローティングディフュージョンFDの電圧を通常の素子の駆動電圧に設定することで、フローティングディフュージョンFDでのリーク電流は抑制され、白傷の発生を抑圧できる。
また、フローティングディフュージョンFDに印加する電圧をデバイスの外部から制御するため、デバイスに何等の改良を加えることなく容易に白傷の効果を抑制できる。
本発明に係る実施形態は、デバイスの開発と組み合わせることにより、白傷のさらなる改善が得られる。
なお、本発明に係る実施形態では、4トランジスタ型と呼ばれる選択ゲートを有する構成のCMOS撮像装置を用いたが、3トランジスタ型と呼ばれる選択ゲートを有しない構成のCMOS撮像装置や、フローティングディフュージョンFDを用いて信号電荷を検出する回路全般に関しては、本発明に係る実施形態と同様の効果を得ることができ、雑音低減の効果を応用することができる。
一般的なCMOS撮像装置の構造を説明するための図である。 フローティングディフュージョンFDで発生するリーク電流を説明するための図である。 フローティングディフュージョンFDのリセット時におけるリセット時電位とフローティングディフュージョンFDで発生する電流リークによる白傷の出力レベルとの関係を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る撮像装置の要部の一構成例を示すブロック図である。 本発明に係る第1実施形態の単位画素回路の一例を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係るブロック図の一例である。 第1実施形態に係る図6の撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る撮像装置の制御方法を説明するためのブロック図の一例である。 本発明に係る第2実施形態の単位画素回路の一例を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係るブロック図の一例である。 第2実施形態に係る図10の撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 第4実施形態の一実施例を示す図である。
符号の説明
40…撮像装置、51…画素回路、61…フォトダイオードPD、62…転送トランジスタ、63…リセットトランジスタ、64…増幅トランジスタ、65…セレクトトランジスタ、66…明暗判定部、67…電圧発生回路、TRFL…転送選択線、RSTL…リセット線、SELL…セレクト線、SEL…セレクト信号、RST…リセット信号、TRF…転送信号、FD…フローティングディフュージョン。

Claims (11)

  1. 光電変換で発生した信号電荷を電圧に変換して読み出し、リセット時に前記信号電荷が伝送されるノードによりリセット時電圧が印加される電荷電圧変換部と、
    前記電荷電圧変換部の読み出し信号により画像の明暗を判定する明暗判定部と、
    を有し、
    前記明暗判定部は、
    前記明暗の判定結果に応じて前記リセット時電圧を制御する
    撮像装置。
  2. 前記明暗判定部は、
    前記リセット時に、暗時のリセット時電圧を明時のリセット時電圧より低く設定する
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置は、
    前記リセット時電圧の供給源と他の素子を駆動する駆動電圧の供給源とを共有する
    請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記明暗判定部は、
    前記リセット時に同期して、前記リセット時電圧の供給源を制御する
    請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記明暗判定部は、
    前記画像の明暗によってフレーム単位で、前記リセット時電圧の供給源を制御する
    請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記撮像装置は、
    1つの前記ノードに対して複数の光学素子が接続されている
    請求項1記載の撮像装置。
  7. リセット時電圧と、
    前記駆動電圧を共通に生成する電圧発生回路と、を有し、
    前記電圧発生回路は、
    前記明暗判定部の判定に応じて発生電圧を設定可能で、暗の時は、前記駆動電圧レベルより低い電圧を発生し、前記駆動電圧をリセット時電圧としてリセット終了時に前記発生電圧を前記駆動電圧に設定する
    請求項1記載の撮像装置。
  8. 明の時は、前記駆動電圧を前記リセット時電圧に設定する
    請求項7記載の撮像装置。
  9. ウェルが第1導電型で形成され、
    前記信号電荷を電圧に変換する拡散層が第2導電型で形成され、
    暗時の前記電荷電圧変換部のリセット時電圧が明時のリセット時電圧より低い
    請求項1記載の撮像装置。
  10. 光電変換で発生した信号電荷を電圧に変換して読み出す第1ステップと、
    前記第1ステップと読み出した信号により画像の明暗を判定する第2ステップと、
    リセット時に前記信号電荷が転送されるノードにリセット時電圧を印加する第3ステップと、
    を有し、
    前記第3ステップにおいて、前記第2ステップの判定結果に応じて前記リセット時電圧を設定する
    撮像装置の制御方法。
  11. 撮像装置と、
    上記撮像装置の撮影エリアに対して入射光を導く光学系と、
    電圧発生回路を含み、
    前記撮像装置は、
    光電変換で発生した信号電荷を電圧に変換して読み出し、リセット時に前記信号電荷が伝送されるノードによりリセット時電圧が印加される電荷電圧変換部と、
    前記電荷電圧変換部の読み出し信号により画像の明暗を判定する明暗判定部と、
    を有し、
    前記明暗判定部は、
    前記明暗の判定結果に応じて前記リセット時電圧を制御する
    カメラ。
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