JP2008140453A - 光情報記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】光を効率よく利用し、高品質に情報を記録再生できる光情報記録媒体を提供すること
【解決手段】平板状の基板と、該基板上に形成された記録光の波長以下のサイズの微細構造12を備えた光情報記録媒体11において、前記微細構造12は金属層、記録層からなる積層構造を有し、前記記録層がCo層、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、TbFeCo等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層からなる光情報記録媒体である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光の波長以下のサイズの微細構造を備えた光情報記録媒体に関するものである。
近年、オーディオやビデオ動画像(motion picture)ファイルやテキストファイルなどのような多様なタイプの情報が組み合わされたマルチメディア時代への進展に伴い、大容量の情報を迅速に処理し格納する大容量の情報を記録する記録媒体が必要になっている。また、今後、更に普及されると予想される高鮮明(high-definition)動画像とVOD(Video-On-Demand)のような双方向性画像通信が実現されると、情報記録媒体の容量はさらに増大される。
このような要請に従い、現在広く使用される記録媒体に対する多様な記録及び再生方式が提案されているが、この情報の記録再生方法の一つとして、光を用いて記録媒体に記録し再生する方法がある。光を用いた記録の方法の代表的な例としては、特定の高分子材料に光を照射してその分子構造を変化させることによる局所的な屈折率の変化をもちいるものや、希土類金属と遷移金属からなるアモルファス合金薄膜を所定の磁界中で光を照射し、局所的にキュリー点または補償点以上に加熱することにより局所的な磁化方向を変化させるものなどがある。
これらの方法は、記録や再生をするとき、レーザー光をレンズ光学系で集光して記録媒体に照射する方法であり、レーザー光のスポット径が記録マークの大きさを決定する重要なパラメータになっている。すなわち、レーザー光のスポットの大きさを小さくすればするほど、光記録媒体に多くの情報を記録することができ、高記録密度を達成することができる。ここで、レーザー光のスポットの大きさをdとし、レーザー光の波長をλとし、レンズの開口数をNAとすると、光記録媒体の記録密度の限界は、d〜1.22λ/NAと近似的に表される光の回折理論により決定される。したがって、レーザー光の波長λが短く、レンズの開口数NAが大きくなるほど、集光されるビームの大きさは小さくなり、記録媒体の記録面密度はスポットの大きさの自乗に反比例して増大する。しかし、レンズの開口数NAを増加させて低減可能なレーザー光のスポットの大きさは、該レーザー光の波長λ程度までである。また、レーザー光の波長λを短くするため、例えば、現在、DVDの光源として用いられる赤色半導体レーザー(〜660nm)に代わって、青色半導体レーザー(〜400nm)をDVDの光源に用いると、DVDの単位面積当たり記録可能な情報量は、赤色半導体レーザーを用いた場合の記録媒体の情報量に比べて、約2.5倍向上させることができる。しかし、レーザー光の波長λをさらに短くし、紫外、真空紫外、X線を使用するとなると、既存のレンズやミラーの光学材料を使用できなくなるという問題がある。また、実用的な既存のレーザーもない。したがって、従来の手法による記録密度の向上は20〜30Gbit/inが限界になると予想され、記録密度を向上させるとき、光の回折限界に伴う制約が避けられなかった。
そこで、このような、光の回折限界による記録、再生の限界に対する解決策の1つとして、近接場光を用いた光方式が提案されている。近接場光を用いた光方式は、例えば光の波長より十分小さな開口から漏れ出た光を利用する。このような微小開口による近接場光のサイズは、光の波長にはよらず、開口寸法とほぼ同じくらいしか横方向の広がりを持たず、開口と同程度以上に染み出すことがない。従って、光の回折限界を超えた高記録密度が得られる。この近接場光を開口付近に位置した材料と相互作用させて、記録媒体への情報の記録及び再生を行うことが出来る。しかしながら、伝播光に比べ近接場光は非常に強度が弱いため、効果的に近接場光を発生させる方法や検出する方法について模索されている。また、近接場光による記録再生に適した光情報記録媒体も模索されている。
光の回折限界よる記録密度限界の他に、記録マークを縮小すると磁気記録材料は熱的不安定性により、記録が自然消滅するという課題がある。熱的安定性を保証するには、室温でより保持力の大きい磁気記録材料を選択すれば良い。しかし、保持力が大きすぎると、既存の磁気ヘッドでは記録できなくなる。それを解決する手段として、光記録技術と磁気記録技術を結合したハイブリッド記録技術が提案されている。記録時に、印可磁界発生とともに媒体を加熱して、媒体保持力を低減させることにより、従来の磁気ヘッドでは記録磁界強度が不足して記録が困難であった高保持力の媒体も記録が容易になる。例えば、TbFeCo非晶質材料では、室温での保持力Hcは8−20kOe以上と高いが、キュリー点記録時の温度250℃付近での記録用磁界は200Oeと低くなる。再生は、従来の磁気記録で用いられているMR(磁気抵抗効果型)ヘッドを用いる。以上の記録方法を熱アシスト光磁気記録と呼ぶ。
特開2003−45004(特許文献1)では、近接場光を用いた光アシスト磁気記録装置が提案されている。浮上スライダの後端面に、半導体レーザーからのレーザー光を出射する光導波路と、磁気抵抗センサと、薄膜磁気トランスデューサとを集積し、光導波路の出射端に近接場光を微小化するための開口を有する金属膜が配置された光アシスト磁気ヘッドを用い、微小化された開口から照射される近接場光により、磁気記録層の加熱部分の微小化が可能となり、その加熱により抗磁力の低下した部分のみ磁極からの漏れ磁界により記録する。
また、特開平6−139620(特許文献2)では、近接場光を用いた光磁気記録媒体の再生信号の検出方法として、記録層の屈折率の変化を利用する方法が開示されている。屈折率の変化を、反射光の光量の変化として検出する。また、別の光磁気記録媒体の再生信号の検出方法として、磁気カー効果を用いる方法も開示されている。磁気カー効果とは磁石の極に直線偏光を入射させた時、反射光が入射直線偏光からわずかに回転する現象である。またその回転方向は磁石の極性に応じて変わる。再生信号の検出は、記録層の反射光のS偏向成分とP偏向成分の変化を、検光子を通して光強度の強弱に変換して検出する。
近接場光を用いた記録再生に適した光記録情報媒体としては、平板上の基板と、該基板上に光の波長以下のサイズの微細構造を形成した微細構造と、該微細構造層の上部に形成された記録層を備えた光情報記録媒体が特許3842162(特許文献3)に提案されている。近接場においては、プローブ先端に設けられた微小開口の大きさと、光情報記録媒体表面に設けた微細構造の大きさには共鳴関係があるため、微細構造の大きさをプローブの微少開口の開口寸法と等しく形成することにより、近接場光をより高効率で光情報記録媒体の記録層に結合させることが可能となる。ここで、光情報記録媒体の微細構造は実際の凹凸でも、屈折率がある間隔で変化しているもの、あるいは吸収率がある間隔で変化している構造などでもよい。
また、特開2006−302454(特許文献4)には、近接場光を用いた記録再生に適した光記録情報媒体として、平板上の基板と、該基板上に形成された記録光の波長以下の大きさの微細構造を備え、波長以下の大きさの微小開口を備えたプローブで前記微細構造に情報が記録される光情報記録媒体において、前記微細構造は、少なくとも記録層と金属層を有する積層構造からなることを特徴とする光情報記録媒体が提案されている。金属層でプラズモンを発生することにより、近接場光は高効率で微細構造に結合することができる。金属層に結合した近接場光は、プラズモンに結合し強度が増強された後、その直下の記録層に転写される。記録層は結合した近接場光を吸収し発熱する。記録層が相変化材料であれば、結合した近接場光による発熱により、例えば結晶相からアモルファス相、もしくはアモルファス相から結晶相へ相変化することにより情報を記録することができる。また、記録層が光磁気材料であれば、近接場光の照射時に磁界を印加することで、情報を記録することが可能である。上記構成は、プラズモンを利用しているため、光のエネルギーを効率良く熱に変換することができる。また、前記金属層上に誘電体層を有する微細構造を備えた光情報記録媒体も提案されている。誘電体層を備えた積層構造とすることで、微細構造の中心付近に光を集中させることが可能となり、より良好かつ高密度に情報を記録再生することができる。また、前記誘電体層の厚みを微細構造の先端平面の大きさより薄くすることで、光記録層に良好な光分布形状でかつ高効率に近接場光を結合することができる。また、前記記録層の材料としては、Si、Ge、GaAsなどの半導体材料、BiTe、BiIn、GaSb、GaP、InP、InSb、InTe、SnSnなど低融点金属を含む金属間化合物材料、V、Cr、Mn、Fe、CoO、CuOなどの酸化物材料、C、SiCなどの炭化物材料、AlNなどの窒化物材料、SbTeなどの2元系の相変化材料や、GeSbTe、InSbTe、BiSbTe、GaSbTeなどの3元系の相変化材料、AgInSbTeなどの4元系材料の相変化材料が開示されている。
特開2003−45004号公報 特開平6−139620号公報 特許3842162号公報 特開2006−302454号公報
しかしながら、特許文献4に開示された記録層の材料を用いた光情報記録媒体においては、近接場光の強度が従来の伝播光に比較して弱いため、高品質な記録再生に必要な光の強度を得られないという問題がある。
また、Si、Ge,GaAs等の半導体材料、BiTe、BiIn、GaSb、GaP、InP、InSb、InTe、SnSnなどの低融点金属を含む金属間化合物、C、SiCなどの炭化物材料、AlNなどの窒化物材料は破壊靱性が低いため、プローブと光情報記録媒体の接触が起きると、破損する恐れがある。
また、V、Cr、Mn、Fe、CoO、CuOなどの酸化物材料、SbTeなどの2元系の相変化材料や、GeSbTe、InSbTe、BiSbTe、GaSbTeなどの3元系の相変化材料、AgInSbTeなどの4元系材料の相変化材料は熱伝導率が低いため、金属層で発生した熱を速やかに吸収できず、光の利用効率が悪いという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光を効率よく利用し、高品質に情報を記録再生できる光情報記録媒体を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の光情報記録媒体は、平板状の基板と、該基板上に形成された記録光の波長以下のサイズの微細構造を備えた光情報記録媒体において、前記微細構造は金属層、記録層からなる積層構造を有し、前記記録層がCo層、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、TbFeCo等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層からなるように構成される。
記録層は、Co層、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、TbFeCo等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層からなるように構成されているので、その熱伝導率が高く、金属層で発生した熱を速やかに吸収し熱を効率良く利用することができ、かつ記録層の温度分布を均一にできる。したがって良質な記録再生が可能となる。また、記録層は、延性が高く衝撃に強い。また、TbFeCo層、NeFeB層、Ni層、FePt層は光アシスト磁気記録に必要な温度が200〜500℃程度と低いので、強度の弱い近接場光であっても良質な記録が可能である。また、CoCrとPtとを積層した層は、Ptがプラズモンを励起できるため、光の利用効率を向上できる。TbFeCo非晶質層は、結晶粒界に起因するようなノイズが少ないので、記録再生の品質を向上することができる。また、垂直磁化が大きく磁気カー回転角が大きいので、良質な再生信号を得られる。
また、前記目的を達成するために本発明の光情報記録媒体は、平板状の基板と、該基板上に形成された光の波長以下のサイズの微細構造を備えた光情報記録媒体であって、前記微細構造は誘電体層、金属層、記録層からなる積層構造を有し、前記記録層はCo層、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、TbFeCo等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層からなるように構成される。
このように誘電体層を備えた積層構造とすることで、微細構造の中心付近に光を集中させることが可能となり、より良好かつ高密度に情報を記録再生することができる。
また、前記目的を達成するために、前記誘電体層の厚みは、前記微細構造の先端平面の大きさよりも薄く構成される。
このように、誘電体層の厚みを微細構造の先端平面の大きさよりも十分薄くすることにより、記録層に良好な光分布形状でかつ高効率に近接場光を結合することができる。
また、前記目的を達成するために、前記光情報記録媒体は、前記基板と前記微細構造の間に断熱層を有する構成とすることができる。
このように、基板と微細構造の間に断熱層を有する構成とすることにより、断熱層が微細構造で発生した熱の散逸を防ぎ、熱を効率よく利用することができる。
また、前記目的を達成するために、前記断熱層は、ZnSSiOとすることができる。
また、前記目的を達成するために、前記基板は、ZnSSiOとすることができる。
また、前記目的を達成するために、前記金属層は、Au、Ag、Al、Pt、又はCuとすることができる。
このように、金属層をAu、Ag、Al、Pt、又はCuとすることにより、プラズモンを発生させ、近接場光を高効率で金属微細構造に結合することができる。
また、前記目的を達成するために、前記光情報記録媒体の最表面にダイヤモンドライクカーボン又はSiNを形成することができる。
このように、光情報記録媒体の最表面にダイヤモンドライクカーボン又はSiNを形成することにより、表面の摩耗に強く高信頼性で情報の記録、再生を行うことが可能となる。
本発明によれば、光を効率よく利用し、高品質に情報を記録再生できる光情報記録媒体を提供することができる。
以下、本発明に係る光情報記録媒体について図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る光情報記録媒体の微細構造と、近接場光を用いるプローブの概要を示す概略要部斜視図である。図1に示すように、本実施例では、入射波長よりも十分小さいサイズの微小開口13aを備えたプローブ13の先端から近接場光を発生させ、光情報記録媒体11に照射する。光情報記録媒体11の基板上には、プローブ13の微小開口13aとほぼ同じ大きさを持った微細構造12が形成されている。この微細構造12に、プローブ13の先端から近接場光を照射することにより、微細構造12の温度が上昇する。温度が上昇し抗磁力が低下した微細構造12に、磁気ヘッド14により磁場を印可すると、磁化状態が変化する。この磁化状態の変化により、光情報記録媒体11に情報を記録することが可能である。再生は、プローブ13の先端から近接場光を微細構造12に照射し、その反射光又は透過光の光量の変化を検出して行う。また、同様に近接場光を微細構造12に照射し、反射光の偏向状態の変化を検出して行うこともできる。さらに、微細構造12に記録された磁化を、図示しない再生磁気ヘッドにより検出して行うことも可能である。
図2に本発明の光学情報処理装置の構成例を示す。図2の光学情報処理装置は、光情報記録媒体11にレーザー光を出射する光源21と、光学系Aと、磁気ヘッド14とから構成される。また、図2の光学系Aは、コリメータレンズ22と、ビームスプリッタ23と、検光子24と、結像レンズ25と、光検出器26と、対物レンズ27と、平面型プローブ28とから構成される。
この平面型プローブ28は、基板29と、基板29の底面に突起形状で形成されている近接場光用のプローブ13とから構成される。この突起形状のプローブ13は一次元あるいは二次元のアレイ状に形成することが可能であり、アレイ化されたプローブからは、逐次的あるいは並列的に情報を記録再生可能である。このプローブ13あるいはアレイ状にしたプローブ部を基板29の底面に形成した平面型プローブ28はスライダ状にホルダ30に支持されて、移動または回転する光情報記録媒体11上を走引される。
図2において、光源である半導体レーザー21から照射されたレーザー光はコリメータレンズ22により平行光束に変換されビームスプリッタ23に入射する。ビームスプリッタ23を通過した光束は対物レンズ27によって平面型プローブ28の基板29底面に形成されたプローブ13にスポットを結像し、プローブ13の突起先端部より近接場光を発生させる。発生した近接場光は光情報記録媒体11に形成された微細構造12に結合し、微細構造12の温度が上昇する。温度が上昇し抗磁力が低下した微細構造12に、磁気ヘッド14により磁場を印可すると、微細構造12の磁化状態が変化する。再生の場合、光情報記録媒体11から反射する近接場光成分を、平面型プローブ28の基板29底面に形成されたプローブ13で検出する。検出した近接場光はプローブ部分を通して対物レンズ27により平行光束に変換され、ビームスプリッタ23で偏向されて、検光子24を追加し、結像レンズ25で光検出器26上にスポットを結ぶ。この光検出器上の光強度の明暗により、光情報記録媒体11上に記録された情報を再生することができる。
また、図2の光学系Aの構成に代えて、図3の光学系B1と光学系B2とからなる光学系Bの構成とすることにより、光情報記録媒体の反射光を検出して情報を再生する代わりに、光情報記録媒体の透過光を検出して情報を再生することができる。図3の光学系Bは、図2の光学系Aと異なり、ビームスプリッタ23が不要である。図3の光情報再生記録装置は、平面型プローブ28のプローブ13で発生した近接場光を光情報記録媒体11に照射し、光情報記録媒体11を透過した光を結像レンズ25で光検出器26上に記録媒体表面の近接場光を照射した部分の光を結像し検出する。そして、この光検出器26上の光強度の明暗により、記録媒体上に記録された情報を再生することができる。
本発明においては、光情報記録媒体11の基板表面に、例えば図1に示すような円柱形状の微細構造12を形成することにより、微少開口13aと有するプローブ13から、高効率に近接場光を利用することが可能である。
次に図1に示した光情報記録媒体11の微細構造12の一例を図4に示す。この図4は、図1に示した光情報記録媒体の微細構造12の部分を拡大して示す概略要部斜視図である。ここで微細構造の先端平面の大きさをSとすると、微細構造の先端平面の大きさSは、光の波長以下の大きさであり、例えばその直径は30nmである。図中の符号44は基板上に形成された断熱層であり、ガラスもしくはイオンをドープした高屈折率ガラス、SiO、SiON、SiNなどのシリコン化合物材料、ZnS、CaS、BaSなどの硫化物材料、ZnSe、BaSeなどのセレン化物材料、CaF、BaFなどのフッ素化合物材料、ZnSSiOなどから構成され、特にZnSSiOが有効である。そして、この断熱層44の上に、記録層43、金属層42、誘電体層41が積層されている。断熱層44を基板と微細構造の間に設けることによって、微細構造で発生した熱の散逸を防ぎ、熱を効率良く利用することができる。また、基板をZnSSiOとすることにより、さらに熱を効率良く利用することができる。
記録層43としては、Co層、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、Tb等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層を用いる。尚、CoCrは、CoCrを複数積層したものを含む。
これらの記録層は熱伝導率が高いため、金属層で発生した熱を速やかに吸収し熱を効率良く利用することができ、かつ記録層の温度分布を均一にできる。したがって良質な記録再生が可能となる。また、記録層は、延性が高く衝撃に強い。また、TbFeCo層、NeFeB層、Ni層、FePt層は光アシスト磁気記録に必要な温度が200〜500℃程度と低いので、強度の弱い近接場光であっても良質な記録が可能である。また、CoCrとPtとを積層した層は、Ptがプラズモンを励起できるため、光の利用効率を向上できる。TbFeCo非晶質層は、結晶粒界に起因するようなノイズが少ないので、記録再生の品質を向上することができる。また、垂直磁化が大きく磁気カー回転角が大きいので、良質な再生信号を得られる。
金属層42としては、プラズモンを励起することができるAu、Ag、Al、Cu、Ptなどを用いることができる。
図1、図2又は図3に示すようなプローブ13から照射された近接場光が、金属層42にプラズモンを励起すると、近接場光は高効率で微細構造12に結合することができる。金属層42に結合した近接場光は、プラズモンに結合し強度が増強された後、その直下の記録層43に転写される。記録層43は転写された近接場光を吸収し発熱する。また、金属層42はプラズモン共鳴により発熱し、その熱は記録層43に伝導する。したがって、微細構造12は、近接場光の照射により温度が上昇し、抗磁力が低下するので、磁界を印加することにより情報を記録できる。上記構成は、プラズモンを利用しているため、光のエネルギーを効率良く熱に変換することができる。
誘電体層41としては、ガラスもしくはイオンをドープした高屈折率ガラス、SiO、SiON、SiNなどのシリコン化合物材料、ZnS、CaS、BaSなどの硫化物材料、ZnSe、BaSeなどのセレン化物材料、CaF、BaFなどのフッ素化合物材料、ZnSSiOなどを用いることができ、特にZnSSiOが有効である。
誘電体層41は、金属層42で生じるプラズモンによって増強された近接場光の微細構造内での空間分布を良好にするために形成されている。微細構造に誘電体層41が無い場合には、入射偏光に直交した微細構造のエッジ部分に近接場光の強い部分が分布するが、誘電体層41があることにより、微細構造の中心付近に強度の強い部分が位置する単一ピークを有する形状になり、より狭い範囲に近接場光を集中させることが可能になる。このため、誘電体層41を有する積層構造により、良好かつ高密度に情報を記録再生することができる。また、誘電体層41の厚みを微細構造12の先端平面の大きさSよりも十分薄くすることにより、記録層43に良好な光分布形状でかつ高効率に近接場光を結合することができる。
ところで、図1〜3に示すような近接場光を用いる光学情報処理装置においては、微小開口13aを有するプローブ13の先端部に設けられた開口半径の大きさと、近接場光を照射される光情報記録媒体11の微細構造12の先端平面の大きさがほぼ同じ時に、開口先端から記録媒体に結合する光強度は最大になる。したがって記録媒体11上の微細構造12の先端平面の大きさをプローブ13の開口半径と同程度とすることにより、高効率で光を利用することができる。なお、光情報記録媒体の微細構造12は、実際の凹凸でも、屈折率の実部がある間隔で変化しているもの、あるいは虚部すなわち吸収率がある間隔で変化している構造などでもよい。
光情報記録媒体11の微細構造12は、例えば以下に述べるような方法で作成可能である。
光情報記録媒体の作製方法の一例としては、図5(a)に示すように、ガラス基板51の表面全体に断熱層52を形成する。次に図5(b)に示すように、その表面に記録層53、金属層54、レジスト層55を積層形成する。次に図5(c)に示すように、レジスト層55に凹凸を形成する。さらに、図5(d)に示すように、金属層54、記録層53、断熱層52をエッチングする。この状態で図5(e)に示すように、レジスト55を除去することにより、断熱層52、記録層53、金属層54を有する積層構造の微細構造が形成された光情報記録媒体56を作成することができる。なお、上記の積層工程において、金属層54の上にさらに誘電体層を積層してもよい。
より具体的に述べると、まずガラス基板51の表面全体にRFスパッタリング法により断熱層としてZnSSiOを形成する。次に、記録層53であるCoを15nmの厚みで形成する。ここで記録層53は、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、TbFeCo等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層であってもよい。次に、スパッタリング蒸着により金属層54としてAgを10nm成膜する。金属層54は、Au、Al、Pt、又はCuであってもよい。次に、50nm厚のレジスト55を塗布した後、Niスタンパを用い、ナノインプリント法で凹凸形状を形成する。Niスタンパは、例えばEBリソグラフィによりピッチ60nm、ドット径30nmのパターンが全面に印刷されたものを使用する。次に、酸素ガスを用いた100Wの酸素RIEでインプリント残渣を除去する。次に、Arイオンミリングにより金属層54、記録層53、断熱層52をエッチングし、レジスト層55を剥離することにより、光情報記録媒体56を形成できる。
また、光情報記録媒体の作成方法の別の例としては、図6(a)に示すように、ガラス基板61の表面全体に断熱層62を形成する。次に図6(b)に示すように、その表面に記録層63、金属層64、カーボン層65、レジスト層66を積層形成する。次に図6(c)に示すように、レジスト層66に凹凸を形成する。次に、図6(d)に示すように、カーボン層65をエッチングした後、図6(e)に示すように、金属層64、記録層63、断熱層62をエッチングする。この状態で図6(f)に示すように、レジスト層66、カーボン層65を除去することにより、断熱層62、記録層63、金属層64を有する積層構造の微細構造が形成された光情報記録媒体67を作成することができる。なお、上記の積層工程において、金属層64の上にさらに誘電体層を積層してもよい。
より具体的に述べると、まずガラス基板61の表面全体にRFスパッタリング法により断熱層62としてZnSSiOを形成する。次に、記録層63であるCoを15nmの厚みで形成する。ここで記録層63は、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、TbFeCo等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層であってもよい。次に、スパッタリング蒸着により金属層64としてAgを10nm成膜する。金属層64は、Au、Al、Pt、又はCuであってもよい。次に、カーボン層65をCVD法で20nm形成する。次に、50nm厚のレジスト層66を塗布した後、Niスタンパを用い、ナノインプリント法で凹凸形状を形成する。Niスタンパは、例えばEBリソグラフィによりピッチ60nm、ドット径30nmのパターンが全面に印刷されたものを使用する。次に、酸素ガスを用いた100Wの酸素RIEでインプリント残渣を除去した後、酸素ガスを用いた200Wの酸素RIEでカーボン層65をエッチングし、カーボンハードマスクを形成する。次に、Arイオンミリングにより金属層64、記録層63、断熱層62をエッチングした後、レジスト層66を剥離し、カーボン層65を酸素プラズマで除去することにより、光情報記録媒体67を形成できる。
また、光情報記録媒体の作製方法の別の例としては、図7(a)に示すように、平板状のガラス基板71の表面全面にイオンを注入し、断熱層72を形成する。次に図7(b)に示すように、その表面にレジスト層73により円柱形状の凹凸を形成した後、図7(c)に示すように、レジスト層73を後退させながらガラス基板71の断熱層72をエッチングしてガラス基板表面に微細構造の断熱層72の凹凸を形成する。さらに図7(d)に示すように、レジスト層73を残した状態で、表面全体に記録層74、金属層75、誘電体層76を積層形成する。この状態で図7(e)に示すように、レジスト層73を除去することにより、断熱層72、記録層74、金属層75、誘電体層76を有する積層構造の微細構造が形成された光情報記録媒体77を作製することができる。
また、光情報記録媒体の作製方法の別の例としては、図8(a)に示すように、ガラス基板81の表面全面にイオンを注入し、断熱層82を形成する。次に図8(b)に示すように、その表面にレジスト層83により円柱形状の凹凸を形成した後、図8(c)に示すように、レジスト層83を後退させながらガラス基板81の断熱層82をエッチングしてガラス基板表面に微細構造の断熱層82の凹凸を形成する。次にレジスト層83を除去した後、図8(d)に示すように、基板表面全体に記録層84、金属層85、誘電体層86を積層形成することにより、断熱層82、記録層84、金属層85、誘電体層86を有する積層構造の微細構造が形成された光情報記録媒体87を作製することができる。また、図8(d)の光情報記録媒体87では表面に上記積層構造の突起が形成されるが、この状態から表面を研磨することで突起部分を除去すれば、図7(e)と同様な、表面が平面な光情報記録媒体を作製することができる。
光情報記録媒体11の最表面はプローブ13と波長以下の距離に近づいて高速に走引するため、微細構造12の摩耗を防ぐための保護層が必要である。近接場光の強度はプローブ13の開口付近から指数関数的に減少するため、保護層は厚みが薄く、光の吸収がほとんどないダイヤモンドライクカーボン又はSiNで構成される。該保護膜の形成はスパッタリング、イオンビームスパッタリング、又はCVD法などの成膜装置で可能である。
近接場光を微細構造12に照射したときの温度分布の熱計算を行った。近接場光の光軸は、プローブ13の中心軸および微細構造12の中心軸と一致するとし、プローブ13と微細構造12との距離が5nmであるときの各層の温度上昇を計算した。なお、プローブの微少開口13aの直径は30nm、微細構造12の直径は30nmとした。
実施例1の微細構造12は、金属層42としてAg(膜厚10nm)、記録層43としてCo(膜厚15nm)、断熱層44としてZnSSiO(膜厚20nm)から構成される。ここで、レーザー光の照射強度は、記録層Coの温度が光磁気記録可能な温度である約1120℃まで上昇するよう設定した。熱計算の結果を図9に示す。図9に示すように、金属層42と記録層43との間に温度差がなかったことから、金属層42で発生した熱は記録層43に速やかに伝導したことが分かる。また、図9に示すように、記録層43内部の温度分布を均一にできたことが分かる。また、図9に示すように、断熱層44内部で急激な温度傾斜を示したことから、金属層42および記録層43で発生した熱を効率よく利用できることが分かる。したがって、本実施例1の微細構造を備えた光情報記録媒体は、光を効率よく利用し、高品質に情報を記録再生できることが分かった。
実施例2の微細構造12は、金属層42としてAg(膜厚10nm)、記録層43としてNi(膜厚15nm)、断熱層44としてZnSSiO(膜厚20nm)から構成される。ここで、レーザー光の照射強度は、記録層Niの温度が光磁気記録可能な温度である約360℃まで上昇するよう設定した。熱計算の結果を図10に示す。図10に示すように、断熱層44内部で急激な温度傾斜を示したことから、金属層42および記録層43で発生した熱を効率よく利用できることが分かる。したがって、本実施例2の微細構造を備えた光情報記録媒体は、光を効率よく利用し、高品質に情報を記録再生できることが分かった。
本発明に係る光情報記録媒体の微細構造と、近接場光を用いるプローブの概要を示す概略要部斜視図である。 本発明の一実施例を示す光学情報処理装置の概略構成図である。 本発明の別の実施例を示す光学情報処理装置の概略構成図である。 図1に示す光情報記録媒体の微細構造の一実施例を示す概略要部斜視図である。 光情報記録媒体の微細構造の作製工程の一実施例を示す工程説明図である。 光情報記録媒体の微細構造の作製工程の別の実施例を示す工程説明図である。 光情報記録媒体の微細構造の作製工程の別の実施例を示す工程説明図である。 光情報記録媒体の微細構造の作製工程の別の実施例を示す工程説明図である。 本発明の微細構造の一実施例の温度分布を示す図である。 本発明の微細構造の別の実施例の温度分布を示す図である。
符号の説明
11 光情報記録媒体
12 微細構造
13 突起形状のプローブ
13a 微小開口
14 磁気ヘッド
21 半導体レーザー(LD)
22 コリメータレンズ
23 ビームスプリッタ
24 検光子
25 結像レンズ
26 光検出器
27 対物レンズ
28 平面型プローブ
29 平面基板
30 ホルダ
41、76、86 誘電体層
42、54、64、75、85 金属層
43、53、63、74、84 記録層
44、52、62、72、82 断熱層
51、61、71、81 基板
55、66、73、83 レジスト
65 カーボン層

Claims (9)

  1. 平板状の基板と、該基板上に形成された光の波長以下のサイズの微細構造を備えた光情報記録媒体において、
    前記微細構造は、金属層、記録層からなる積層構造を有し、
    前記記録層がCo層、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、TbFeCo等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層からなることを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 平板状の基板と、該基板上に形成された光の波長以下のサイズの微細構造を備えた光情報記録媒体において、
    前記微細構造は、誘電体層、金属層、記録層からなる積層構造を有し、
    前記記録層がCo層、Ni層、FePt層、SmCo層、NdFeB層、TbFeCo等の非晶質層、CoCr層、CoCrとPtとを積層した層、又はCoCrとPdとを積層した層からなることを特徴とする光情報記録媒体。
  3. 前記誘電体層の厚みは、前記微細構造の先端平面の大きさよりも薄いことを特徴とする請求項1又は2に記載の光情報記録媒体。
  4. 請求項1〜3いずれか一項に記載の光情報記録媒体であって、
    前記基板と前記微細構造との間に断熱層を有することを特徴とする光情報記録媒体。
  5. 前記断熱層は、ZnSSiOからなることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載の光情報記録媒体。
  6. 前記基板は、ZnSSiOからなることを特徴とする請求項1〜5いずれか一項に記載の光情報記録媒体。
  7. 前記金属層は、Au、Ag、Al、Pt、又はCuからなることを特徴とする請求項1〜6いずれか一項に記載の光情報記録媒体。
  8. 光情報記録媒体の最表面にダイヤモンドライクカーボンが形成されていることを特徴とする請求項1〜7いずれか一項に記載の光情報記録媒体。
  9. 光情報記録媒体の最表面にSiNが形成されていることを特徴とする請求項1〜7いずれか一項に記載の光情報記録媒体。
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