JP2007164950A - 光情報記録媒体およびそれを用いた光情報記録再生装置 - Google Patents

光情報記録媒体およびそれを用いた光情報記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光の近接場効果を用いた光情報記録再生において、高効率かつ高品質な信号を高密度に記録、再生可能な光情報記録媒体およびそれを用いた光情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】光源よりの入射光が照射される側から、誘電体層、金属層の順に積層されて、前記入射光の波長より小さく形成された微細構造層を有する基板からなり、前記入射光の波長より小さい微小開口を備えたプローブより前記微細構造層へ近接場光を照射することにより情報の記録再生を行う光情報記録媒体となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、近接場光学効果を用いた超高密度でデータの再生、記録を行う光情報記録再生装置に関し、特に、高効率かつ高品質な信号を高密度に記録、再生可能な光情報記録媒体に関するものである。
近年、オーディオ及びビデオ動画像(motion picture)ファイル、テキストファイルなどのような多様なタイプの情報が組み合わされたマルチメディア時代への進展に伴い、大容量の情報を迅速に処理し格納する大容量の情報の記録及び格納媒体が必要になりつつある。
今後、更に普及されると予想される高鮮明(high-definition)動画像とVOD(Video-On-Demand)のような双方向性画像通信が実現されると、情報記録媒体及び格納媒体の容量は更に増大されることになる。このような要請に従い、現在広く使用される記録媒体に対する多様な記録及び再生方式が提案されているが、このような、データの記録再生方法の一つとして、光を用いて記録媒体に記録、再生する方法がある。
光を用いた記録の方法の代表的な例としては、特定の高分子材料に所定の光を照射してその分子構造を変化させることによる局所的な屈折率の変化をもちいるもの、一般に希土類金属と遷移金属からなるアモルファス合金薄膜を所定の磁界中で光を照射し、局所的にキュリー点または補償点以上に加熱することにより局所的な磁化方向を変化させるもの、などがある。
しかし、これらの方法ではレーザ光をレンズ光学系で集光したものを、記録媒体に照射し、このレーザのスポット径が記録マークの大きさを決定する重要なパラメータになっている。即ち、レーザ光のスポットの大きさを小さくすればするほど、光記録媒体に多くの情報を記録し、再生することができ、高記録密度を達成することができるが、このためには、レーザ光の波長を短くし、光ピックアップの対物レンズの開口数(NA)を増加させれば良い。しかし、レーザ光の波長を短くし、対物レンズの開口数を増加させて低減可能なレーザ光のスポットの大きさは、該レーザ光の波長程度まである。例えば、レーザ光の波長を短くするため、現在、DVDの光源として用いられる赤色半導体レーザ(〜660nm)に代わって、青色半導体レーザ(〜400nm)を前記DVDの光源に用いると、前記DVDの単位面積当たり記録可能な情報量は、赤色半導体レーザを用いた場合の記録媒体の情報量に比べて、約2.5倍ほど向上させることができる。
しかし、このような方法では、光のスポット径は光の回折限界により、記録媒体の情報記録密度を向上するには限界がある。従って、前記したような問題点に鑑みて、テラバイト(TB, terabyte)級の情報量を処理する際の、従来技術とは全く異なる原理に基づく技術として、近接場光学又はボリュームホログラム(Volume Hologram)、光化学ホールバーニング(photo-chemical hole burning)、3次元光記録などのような超高密度記録方式が提案されている。
特許3023085号 特開平11−191238号公報 特開2002−340773公報 特開2003−317301公報 特開2003−322603公報 特開2004−5905公報 特開2004−39041公報 特開2004−61219公報 特開2000−322772公報 特開2003−39400公報 特開2003−308632公報 特開2005−276321公報 特開2005−202987公報 特開2005−141786公報 特開2005−25868公報 特開2004−280932公報
しかしながら、前記ボリュームホログラム及び光化学ホールバーニングにおいては、記録媒体の使用環境に大きな制約があり、実用化し難いという欠点があった。
一般に、光の回折理論に基いて、光集束スポットの大きさ(長径)は、光源波長及び開口数により決定され、前記光集束スポットの大きさの低減程度により、記録媒体の情報記録密度の上限が決定される。且つ、光の回折現象は、レンズを用いて光のビームの大きさを小さくするほど、ビームが広くなる性質を有するもので、これを数式に示すと、θ〜λ/d―(1)となる。式中、θは回折角を表し、dはビームの直径(waist)を表し、λは光の波長を表す。
即ち、回折理論に基づき、レンズを利用してビームの大きさを小さくするほど、回折角は大きくなり、ビームの大きさを所定値以下に低減することはできない。従って、光記録媒体の記録密度の限界は、d〜1.22λ/NA(2)と近似的に表される光の回折理論により決定される。ここで、NAは対物レンズの開口数を表す。
即ち、レーザ光の波長(λ)が短いほど、且つ、レンズの開口数(NA)が大きくなるほど、集光されるビームの大きさは小さくなり、記録媒体の記録面密度は、スポットの大きさの自乗に反比例して増大し、光の波動性による回折現象により、1ビット当たり記録及び再生可能な情報の最小の大きさはほぼ光の波長程度になる。従って、このような従来の技術においては、光の波長を短くし、開口数が大きいレンズを用いて集束光のスポットの大きさを小さくし、記録密度を増大させる方法が最善であり、該方法により得られる記録密度は、20〜30Gbit/in2が限界になると予想される。即ち、従来のシステムでは、光を電磁気波として利用するため、記録密度を向上させるとき、回折限界に伴う制約が避けられないという問題点があった。
そこで、このような回折限界を克服するため、近接場領域(物質の表面から光波長以下の距離)の近接場に存在する光を記録媒体への光源として用いた方法が提案されている。
すなわち、光の波長よりも小さい開口から発生する近接場光は原則的に放射されない。この近接場光を開口付近に位置した材料と相互作用させることを用いて、記録媒体への情報の記録及び再生を行うことにより、回折限界を克服し、従来の光記録の情報記録密度を飛躍的に向上できる可能性がある。
また、高速で情報の記録再生を行うために、平面アレイ型プローブが提案されている(特許文献1および2)。これはシリコン基板を異方性エッチングする事により同一基板上に微小開口をアレイ状に作製している。したがって、1つの素子にプローブが多数個あることになり、素子自体の掃引速度はそれほど高速である必要はない。碁盤目状に並んだプローブに対し記録媒体は回転するように配置され、2次元平面上に配置されたプローブはそれぞれ記録媒体上の異なった点を通過することになる。
また、これらの平面開口プローブは、Si基板を異方性エッチングにより掘り込むことで微小開口を作製していた。この場合、レーザ光がプローブを通過する部分は、空洞でありより高効率な光出力(すなわちより高速な光書き込み、読み出しをするため)が必要となったときに、この空洞部分を光の閉じ込め効果の高い屈折率の高い物質で充填する必要があった。
この課題に対して、透明な基板上に高屈折率材料からなる円錐台状の突起が形成されていると共に、近接場光プローブの製造方法において、上記高屈折率材料からなる円錘台状の突起をドライエッチングにより形成した近接場光プローブが提案されている(特許文献3)。この近接場プローブでは、寸法制御性が良く、また屈折率を高くしているため、微小開口から出射される光等の到達性に優れている。
また、複数の微小開口列を有し、当該微小開口の近傍に近接場光を発生させて光記録媒体に記録・再生を行うための平面開口プローブを形成する方法として、基板上に感光性樹脂膜を形成する工程と、少なくとも、リング形状パターンを有するフォトマスクと、拡散光成分を有する露光手段とを用い、基板上に円錐形感光性樹脂パターンの潜像を形成する工程と、円錐形感光性樹脂パターンの潜像を現像する工程と、円錐形感光性樹脂パターンをドライエッチングにより基板に転写する工程により、透明な基板上に円錐台状の突起が形成されている近接場光プローブが提案されている(特許文献4〜8)。
また、近接場記録方法に適した光記録再生媒体及び、その製造方法として光スポットの案内溝を構成する凹凸において、該凹もしくは凸部の少なくとも一方の、前記案内溝に直交する方向における断面形状を、光スポットの光軸に対して直交する辺を有しないように形成した光記録再生媒体、この光記録再生媒体を用いてトラッキング方法を改良した光記録再生方法、並びに、矩形状の凹凸を形成し、熱処理により前記矩形状の凹凸を変形するようにした光記録再生媒体の製造方法が提案されている(特許文献9)。
さらに、照射光強度に依存して凹部又は凸部を形成する感光材料を用いた被加工品に対し、強度を制御された照射光を用いて、感光材料面に微細な凹凸形状を加工する微細光加工方法により、微細光加工や光記録媒体において、単一の感光材料及び光学系によって簡易かつ安価に、微細な凹凸形状の加工もしくは2値又は多値の凹凸形状の情報記録ビットを形成する方法も提案されている(特許文献10)。
また、記録媒体上に光源の波長より小さい微細構造と記録層を形成し、光の波長以下の微小開口を備えた平面型プローブの微小開口から放射する近接場光により、記録媒体上の記録層に情報を記録し、プローブから放射する近接場光の記録媒体に記録層に対する結合を高め、高効率でかつ安定に情報を記録し再生する方法が提案されている。さらに、記録媒体上の微細構造を積層構造にすることにより、プローブから放射する近接場光の記録媒体に記録層に対する結合効率をより向上させ、高効率でかつ安定に情報を記録し再生する方法が提案されている(特許文献11〜16)。
しかしながら、上記従来の記録媒体上に形成された積層構造の微細構造層では、高効率かつ高品質な信号を高密度に記録、再生するには限界があった。
本発明は、上述のような状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、光の近接場効果を用いた光情報記録再生において、高効率かつ高品質な信号を高密度に記録、再生可能な光情報記録媒体およびそれを用いた光情報記録再生装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、光源よりの入射光が照射される側から、誘電体層、金属層の順に積層されて、前記入射光の波長より小さく形成された微細構造層を有する基板からなり、前記入射光の波長より小さい微小開口を備えたプローブより前記微細構造層へ近接場光を照射することにより情報の記録再生を行う光情報記録媒体を特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、光源よりの入射光が照射される側から、誘電体層、金属層の順に積層されて、前記入射光の波長より小さく形成された微細構造層を具備した基板からなる光情報記録媒体の微細構造層へ、前記入射光の波長より小さい微小開口を備えたプローブより近接場光を照射することにより情報の記録再生を行う光情報記録再生装置を特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記誘電体層が、硫化物材料あるいはシリコン化合物材料からなる光情報記録媒体を特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記誘電体層が、硫化物材料あるいはシリコン化合物材料からなる光情報記録再生装置を特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記微細構造層を形成している誘電体層の屈折率が前記基板の屈折率よりも高い光情報記録媒体を特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、前記微細構造層を形成している誘電体層の屈折率が前記基板の屈折率よりも高い光情報記録再生装置を特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、前記金属層がAu、Ag、Al、Pt、Cuなどからなる光情報記録媒体を特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、前記金属層がAu、Ag、Al、Pt、Cuなどからなる光情報記録再生装置を特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、前記基板上に形成された前記微細構造層の上面の大きさと、波長以下の微小開口を備えたプローブの開口の大きさとが等しい光情報記録媒体を特徴とする。
また、請求項10記載の発明は、前記基板上に形成された前記微細構造層の上面の大きさと、波長以下の微小開口を備えたプローブの開口の大きさとが等しい光情報記録再生装置を特徴とする。
また、請求項11記載の発明は、前記基板上に形成された前記誘電体層の厚みが前記微細構造層の上面の大きさよりも薄い光情報記録媒体を特徴とする。
また、請求項12記載の発明は、前記基板上に形成された前記誘電体層の厚みが前記微細構造層の上面の大きさよりも薄い光情報記録再生装置を特徴とする。
本発明によれば、光源よりの入射光が照射される側から、誘電体層、金属層の順に積層されて、前記入射光の波長より小さく形成された微細構造層へ、前記入射光の波長より小さい微小開口を備えたプローブより近接場光を照射することにより情報の記録再生を行うようにしたので、高効率かつ安定に、大容量の情報を高品質に記録・再生することができる。
また、本発明によれば、前記誘電体層が、硫化物材料あるいはシリコン化合物材料からなるため、良好な記録マークの形成、高SN比での信号の記録再生が可能になる。
また、本発明によれば、前記微細構造層を形成している誘電体層の屈折率が前記基板の屈折率よりも高いため、良好な記録マークの形成、高SN比での信号の記録再生が可能になる。
また、本発明によれば、前記金属層がAu、Ag、Al、Pt、Cuなどからなるため、良好な記録マークの形成、高SN比での信号の記録再生が可能になる。
また、本発明によれば、前記基板上に形成された前記微細構造層の上面の大きさと、波長以下の微小開口を備えたプローブの開口の大きさとが等しいため、プローブから高効率に微細構造に近接場光を結合させることができ、良好な記録マークの形成、高SN比での信号の記録再生が可能になる。
また、本発明によれば、前記基板上に形成された前記誘電体層の厚みが前記微細構造層の上面の大きさよりも薄いため、プローブから高効率に微細構造に近接場光を結合させることができ、良好な記録マークの形成、高SN比での信号の再生、記録が可能になる。
以下に添付の図を参照してこの発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施例>
図1は、本発明による光情報処理装置の要部に関する一実施形態の概略図であり、図2は、図1に示した光情報処理装置の光照射部分の概略説明図である。
まず、図2を参照して、光情報処理装置の光照射部分について説明すると、光源よりの入射波長よりも十分小さい大きさを持った円形の微小開口を備えたプローブ13から近接場光を光情報記録媒体11に照射するが、光情報記録媒体11上にはプローブ13の微小開口とほぼ同じ大きさを持った微細構造層12が形成されている。すなわち、微細構造層12の上面の直径とプローブ13の微小開口の直径とはほぼ同じ大きさとなっている。
この微細構造層12に、プローブ13から近接場光を照射することにより、あらかじめ光情報記録媒体11に形成された積層構造をもつ微細構造層12に記録されている情報を再生する。また、光情報記録媒体11に記録可能な材料を用いることにより、追記型、あるいは書き換え型の情報記録が可能となる。
次に、図1を参照して、光情報処理装置の要部について説明する。図2に示したプローブ13は、浮上型ヘッドとなる平面型基板27の底面に突起形状で形成されており、このプローブ13はアレイ状に形成することが可能であり、アレイ化されたプローブからは、逐次的あるいは並列的に光情報記録媒体からの情報が再生可能となっている。このプローブ13は、スライダ状に平面型基板(スライダ)27底面に形成され、この平面型基板27は、ホルダ28に支持され、回転する記録媒体30上を走引される。
光情報記録媒体11は、波長以下の微細構造層12をもち、複数の物質からなる複数の層からなる積層構造になっている。
従って、記録の場合、光源(半導体レーザ)21から照射された光は、コリメータレンズ22により平行光束に変換され、ビームスプリッタ23に入射し、ビームスプリッタ23を通過した光は、対物レンズ26によってスライダ27底面に形成された平面プローブ13にスポットを結像し、平面プローブ13の先端部より近接場光を発生させる。発生した近接場光は、光記録媒体11に形成された積層構造をもつ微細構造層12に結合する。
ここで、再生の場合、記録媒体11から反射する近接場光成分をスライダ27の底面に形成された平面プローブ13で検出する。検出した近接場光はプローブ部分を通して対物レンズ26により平行光束に変換され、ビームスプリッタ23で偏向されて、結像レンズ24で光検出器25上にスポットを結ぶ。この検出器上の光強度の明暗により、記録媒体上に記録された情報を再生することができる。
すなわち、この光情報再生装置の実施形態によれば、基板表面上もしくは表面内部に形成された、光源波長より小さく、光が照射される側から、誘電体層、金属層の順に積層された微細構造層に、波長より小さい微小開口を備えたプローブで情報を再生するため、高効率かつ安定に、大容量の情報を高品質に再生することができる。
また、図3に示すように、記録媒体11を透過した光を検出することでも情報の記録再生を行うことができる。この場合には図2に示した実施形態と異なりビームスプリッタ23が不用であり、結像レンズ34で光検出器35上に記録媒体11表面の近接場光を照射した部分の光を結像し検出する。この検出器35上の光強度の明暗により、記録媒体11上に記録された情報を再生することができる。図3は、記録媒体を透過した光を検出して情報の記録再生を行う場合の光情報再生装置の実施形態を示す概略図である。
そして、本発明においては、光記録媒体11の表面に、例えば円柱形状の積層構造を有する微細構造層12を形成することにより、微小開口を有するプローブ13からの近接場光を、高効率に利用することが可能となる。
図4に、図1に示した積層構造を有する微細構造層12の一例の斜視図を示す。ここで、微小構造層12の上面の大きさは光源波長以下の大きさであり、例えばその直径は30nmである。
図4に示すように、まず、ガラス基盤40上には、微細構造突起43が形成され、この微細構造突起43は、ガラスもしくはイオンをドープした高屈折率ガラス、SiO2、SiON、SiNなどのシリコン化合物材料、ZnS、CaS、BaSなどの硫化物材料、ZnSe、BaSeなどのセレン化物材料、CaF2、BaF2などのフッ素化合物材料、ZnSSiO2などから構成される。その微細構造突起43の上に、金属層42、誘電体層41が積層されている。誘電体層41としては、ガラス、もしくはイオンをドープした高屈折率ガラス、SiO2、SiON、SiNなどのシリコン化合物材料、ZnS、CaS、BaSなどの硫化物材料、ZnSe、BaSeなどのセレン化物材料、CaF2、BaF2などのフッ素化合物材料、ZnSSiO2などを用いることができ、特に、ZnSSiO2が好ましい。
この誘電体層41の厚みが、少なくとも微細構造層12の直径よりも小さく、入射する光の波長よりも十分小さい時、誘電体層41に良好な光分布形状かつ高効率で近接場光を結合することができる。
誘電体層43の材料は、Si、Ge、GaAsなどの半導体材料、BiTe、BiIn、GaSb、GaP、InP、InSb、InTe、SnSnなど低融点金属を含む金属間化合物材料、V25、Cr23、Mn34、Fe23、Co34、CuOなどの酸化物材料、C、SiCなどの炭化物材料、AlNなどの窒化物材料、SbTeなどの2元系の相変化材料や、GeSbTe、InSbTe、BiSbTe、GaSbTeなどの3元系の相変化材料、AgInSbTeなどの4元系材料の相変化材料でもよい。
金属層42としてはプラズモンを励起することができるAu、Ag、Al、Cu、Ptなどを用いることが望ましい。
この微小構造12にプローブ13から結合した近接場光は、金属層42に生じるプラズモン増強により、高効率で金属微細構造に結合する。金属層42にプローブ13から照射された近接場光が強く結合するため、プローブ13と金属層42にはさまれた誘電体層41中にも強く結合する。
このときの誘電体層41中に結合した電磁界分布を図5に示す。
ここでは、例えば、金属層(Ag)42と誘電体層41を円柱状に積層した構造が誘電体薄膜内(ZnSSiO2)に島状にある構成について計算を行った。波長400nmの光を入射、微細構造の直径を30nm、誘電体層41の厚みを5nm、金属層42には厚さ15nmのAgを配置した。誘電体層41は屈折率を1.3〜2.58まで5点変化させた場合に関して計算を行ったところ、低屈折率側(n=1.3、1.5)の場合には、エッジ部分が強い円環形状の分布になり、高屈折率側(n=2.2、2.3、2.58)の場合には単一ピーク形状になった。単一ピーク形状ではn=2.3付近で誘電体層41中の電界強度が最大になり、半値全幅が18nmになる。すなわち、誘電体層41は、金属微細構造層41で生じるプラズモンによって増強された近接場光の微細構造層12内での空間分布を良好にする効果があり、誘電体層41が無い場合には、入射偏光に直交した金属微細構造のエッジ部分に近接場光の強い部分が分布するが、誘電体層41があることにより、微細構造層12の中心付近に強度の強い部分が位置する単一ピークを有する形状になり、より狭い範囲に光を集中させることが可能になる。すなわち、基板にもちいている材料の屈折率よりも、誘電体層41を屈折率の高い材料で形成することで、単一ピークで結合する電界強度を強くすることが可能となる。
このため、この記録構造によれば、良好かつ高密度に情報を記録・再生することができる。
ここで、誘電体層41の厚みは、入射光の波長よりも十分小さく、少なくとも微細構造層12の直径よりも小さい必要がある。この誘電体層41に光記録材料を用いると、結合した近接場光を吸収し、発熱する。誘電体層41が相変化材料であれば、結合した近接場光の発熱と、プラズモンに結合し強度が増強されたのち、金属構造層で発生した熱が誘電体層41に転写されることにより、例えば結晶相からアモルファス相、もしくはアモルファス相から結晶相へ相変化することにより情報を記録することができる。また光磁気材料では近接場光照射時に磁界を印加することで、情報を記録することが可能である。
また、光近接場においては、微小開口を有するプローブ13の先鋭部に設けられた開口半径の大きさと、照射される媒体の構造の大きさがほぼ同じ時に、開口先端から媒体に結合する光強度は最大になる。従って、記録再生媒体にプローブ開口半径と同程度の微細構造層が形成されているとき、微細構造層がない平面形状のときに比べて高効率で光を利用することができるので、微細構造層の大きさはプローブ開口半径と同程度であることが望ましく、微細構造間の間隔は微細構造の大きさ以上であることが望ましい。
また、この場合、図2に示すプローブ13と光情報記録媒体11の間隔は入射光の波長より十分接近していることが必要である。また、この場合には、図1に示すように作製した平面型近接場光ピックアップを浮上型ヘッド27に形成することにより、光情報記録媒体と上記光ピックアップの微小開口部の間隔を一定且つ微小に保つことが可能になり、より微小な記録マークが形成できることにより超高密度記録が可能となる。
また、記録媒体側の微細構造層12は、屈折率の実部がある間隔で変化しているもの、あるいは虚部すなわち、吸収率がある間隔で変化している構造などでもよい。基板40としては、例えば化学強化ガラス(アルミノシリケート系ガラスなど)、石英ガラスなどがあり、その厚みは通常0.5〜1.5mm、好ましくは0.6〜1.2mmである。
次に、光記録媒体11側の微細構造層12の形成方法について説明する。
図6は、光記録媒体11側の微細構造層12の形成方法の工程図である。なお、図6に示した形成方法は、図4に示した微細突起43の無い場合の例を示している。
まず、図6(a)に示すように、ガラス基板40の表面全面にイオンを注入し、高屈折率層66を形成する。次に、図6(b)に示すように、その表面にレジスト63により円柱形状の凹凸を形成した後、図6(c)に示すように、該レジスト63を後退させながらガラス基板40をエッチングしてガラス基板表面に所定の微細構造の凹凸64を形成する。
さらに、図6(d)に示すように、レジスト63を残した状態で、表面全体に金属膜42、誘電体層41を形成し、図6(e)に示すように、この状態でレジストを除去することにより積層の微細構造を有した光情報記録媒体を構成する。
また、図6に示した高屈折率層66を形成することなく、基板62に直接フォトリソグラフィーを行いガラス基板そのものをエッチングした後、図6(b)〜(e)の工程を行うことにより、同様の微細構造層を有した光情報記録媒体を作成することが可能である(図4の実施形態)。
なお、ガラス基板としては、例えば化学強化ガラス(アルミノシリケート系ガラスなど)、石英ガラスなどがあり、その厚みは通常0.5〜1.5mm、好ましくは0.6〜1.2mmである。不純物としては、ナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウム、タリウムなどが挙げられるが、とくに分極率の大きいイオンもしくは分極能力の大きいイオンが良い。前者としては、Tl(タリウム)が良い。後者としては、Li(リチウム)が良い。
さらに、基板表面に、選択的にイオン注入するには、イオン半径が大きい前者のTlが良い。イオンの注入はたとえばイオン注入法、イオン交換法、エレクトロフロート法などがあるが、とくにイオン注入法が好ましい。この場合、注入するイオン濃度を大きくすることにより、屈折率も大きくなる。したがって、凸部の屈折率は、注入するイオンの種類やその注入ドープ量を変えることで、簡単に変えることができる。
また、上記した屈折率を高めるために導入する物質としては種々のものがあるが、例えばイオン交換法の場合では、イオン交換を効率よく行うために高温ガラス中での移動度が十分大きくなければならないこと及びガラス中に多量にドープしてもその性質を損なわないことなどの条件から1価イオンが選択される。
さらに、光プローブ(例えば、光ファイバープローブや平面プローブ)の性能を高めるためには、なるべく屈折率を高める効果を持ったイオンが望まれる。このことを考慮するとタリウムイオン(Tl+)やセシウムイオン(Cs+)が適当である。タリウムイオン(Tl+)は、高温ガラス中で拡散し易くしかもガラス編目修飾イオンとして多量にガラスに添加することができ、かつ大きな屈折率変化を得ることができる。金属膜65の形成は、金属蒸着、メッキ、電着など任意の方法を採用することができる。金属としては、アルミニウム、金、銀などがあるが、とくに酸化性の低いものが好ましい。
上記以外にも、コバルト酸化物系ナノガラス薄膜を形成しても良い。Co34薄膜を通常良く用いられる高周波スパッタリング法により室温で形成することにより、基板40上に、Co34薄膜66を形成することが可能である。
また、図2、3中に示した半導体レーザ光源は直線偏光であることが好ましく、直線偏光は偏光板を挿入してもよいが、レーザーダイオード(LD:半導体レーザ)などはそれ自体直線偏光をもっているので、そのまま、または偏光板と組合せて発生させることができる。平面微小開口上部に1/4波長板と偏光ビームスプリッタを配置することにより、入射光と信号光の偏波面を90度回転させることにより信号光をより高いSN比で検出することが可能である。
また、この場合半導体レーザへの戻り光を抑制することが可能であり、レーザの発振状態を良好に保つことが可能であり、良好な記録マークの形成、再生信号を安定に検出することができる。
また、光情報記録媒体の最表面は近接場平面プローブと波長以下の距離に近づいて高速に走引するため、記録層の磨耗を防ぐための保護層が必要である。保護層として近接場光はプローブからの染み出しが波長以下であるため、記録層までの距離をできるだけ近づけるために、厚みが薄く、光の吸収がほとんどない材料が望ましい。
ここでは、上記条件を満足する材料としてダイヤモンドライクカーボンを用いても良い。この保護膜の形成はスパッタリング、イオンビームスパッタリングやCVD法などの成膜装置で可能である。本実施例では最表面保護膜としてダイヤモンドライクカーボンをCVD法により作製した。また保護層としてはSiNを使用することも可能である。このSiN保護層もスパッタリング、イオンビームスパッタリングやCVD法などの成膜装置で形成することが可能である。
また、近接場光を発生させるプローブ13としては、平面型プローブアレイを利用することもできる。この平面型プローブの作製方法の一例を図7に示す。
まず、図7(a)に示すように、透明な基板(石英基板)82に高屈折率材料として窒化シリコン膜86を形成する。この窒化シリコン膜はSiH4とNH3を700〜1100度の高温下で熱反応させる高温熱CVD法で成膜することが出来る。この窒化シリコン膜の膜厚は2μm以上であることが望ましい。ここでは、高屈折率材料として窒化シリコン膜をあげたが、他の高屈折率材料でもなんら問題無い。例えば、石英ガラス上にSiO2をスパッタ(基板表面から1μm程度)したのち、N原子あるいはC原子の侵入層を作製する。C原子の場合、CH4をソースガスとするイオン注入法により石英ガラスへイオン注入、またN原子の場合、SiH4とN2Oを原料とする熱分解CVD法によってSiO2を成膜することにより高屈折率層を形成することができる。この高屈折率層86は、上記方法以外にもほかのCVD、真空蒸着、スパッタリング等や熱拡散法によっても形成できる。また、SOI基板と呼ばれる、シリコン単結晶基板に酸化シリコンのバッファー層が形成されている基板を使用し、上記SOI基板とガラス基板に電極を設け約300度程度の温度雰囲気中で適当な電圧を印可することによりSOI基板とガラス基板を接合することにより、石製基板上に高屈折率材料を形成することが出来る。別の方法としては、接合する石英基板表面を十分に洗浄し、SOI基板の活性シリコン層を張り合わせ、窒素雰囲気中900℃以上で熱処理することにより接合することが可能である。また接合する石英基板とSOIの接合面を鏡面研磨しRCA洗浄し、1×10―9Torr以下の真空度のチャンバー内でArのFAB(Fast Atom Beam)を300sec程度同時に照射し、10MPaの圧力で圧着することにより接合することが出来る。
次に、図7(b)に示すように、この石英基板82上に窒化シリコン膜86を成膜した基板に、半導体プロセスのフォトリソグラフ技術を用いて円柱状のレジストパターン83を形成する。この円柱状のレジストパターン83は、シリコンの突起を形成する領域に作製される。図7(c)に示すように、このレジストパターン83をマスクとして窒化シリコン膜86をドライエッチングにより除去する。このエッチング時に、石英基板82をストッパー層とすることで、光学的に透明な石英基板上に高屈折率材料からなる突起からなる近接場光学プローブ85を形成することができる。また、図7(d)、(e)に示すように、エッチング時間を調節することにより、石英基板82上にレジストパターン83が無い領域の窒化シリコン膜86を基板上に残して、石英基板82上に高屈折率材料からなる突起からなる近接場光学プローブ84を形成する。このあと、図7(f)に示すように、基板82の裏面にスパッタ等で反射防止膜87をコーティングすることで、平面型プローブを形成する。
ここで、ドライエッチングの条件を変化させることにより、形成された窒化シリコン突起の形状を変化させることができる。ドライエッチングは、平行平板型のRIE(Reactive Ion Etching)装置を用いた。ここでガス種、処理圧力、RFパワーを最適条件に変化させることで各種形状の窒化シリコン突起が形成できる。このエッチング時に透明基板をストッピングレイヤーとすることで、透明基板上に円柱もしくは円錐形のシリコン突起から成る近接場光プローブを形成することができる。
平面プローブのレーザ光が入射する上面には、反射防止膜が形成されている。反射防止膜がない場合に比べ、例えば、MgF2の反射防止膜を140nm形成した場合、反射率は4%から1.4%に軽減することができる。単層の薄膜としてはMgF2以外にも、SiO、CeF3なども使用可能である。したがって、反射率が低下した分、近接場光を効率良く発生することができるため、高効率かつ高速に信号を検出することが可能になる。
また、反射防止膜を単層膜から多層膜にすることで、単層膜の場合より、広い波長域で低い反射率を得ることが可能になる。例えば、入射波長より十分小さい開口を備えた平面型プローブに、MgF2からなる膜厚140nmの第1の誘電体膜を形成し、第2の誘電体膜は、CeO2からなる厚さが96nmの薄膜、第3の誘電体膜として、厚さが108nmのSiOからなる薄膜から構成した場合、反射率をほぼ0にすることが可能である。
本発明による光情報処理装置の要部に関する一実施形態の概略図である。 図1に示した光情報処理装置の光照射部分の概略説明図である。 記録媒体を透過した光を検出して情報の記録再生を行う場合の光情報再生装置の実施形態を示す概略図である。 図1に示した積層構造を有する微細構造層12の一例の斜視図である。 微細構造層12における誘電体層41中に結合した電磁界分布を示すグラフ図である。 光記録媒体11側の微細構造層12の形成方法の一例を示す工程図である。 平面型プローブの作製方法の一例を示す工程図である。
符号の説明
11…光記録媒体、12…微細構造層、13…プローブ、21…半導体レーザ、22…コリメータレンズ、23…ビームスプリッタ、24…結像レンズ、25…光検出器、26…対物レンズ、27…平面型基板、28…ホルダ、30…記録媒体、34…結像レンズ、35…光検出器、40…ガラス基盤、41…誘電体層、42…金属層、43…誘電体層、62…基板、63…レジスト、64…凹凸、65…金属膜、66…高屈折率層、82…基板、83…レジストパターン、84…近接場光学プローブ、86…高屈折率層、87…反射防止膜

Claims (12)

  1. 光源よりの入射光が照射される側から、誘電体層、金属層の順に積層されて、前記入射光の波長より小さく形成された微細構造層を有する基板からなり、
    前記入射光の波長より小さい微小開口を備えたプローブより前記微細構造層へ近接場光を照射することにより情報の記録再生を行うことを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 光源よりの入射光が照射される側から、誘電体層、金属層の順に積層されて、前記入射光の波長より小さく形成された微細構造層を具備した基板からなる光情報記録媒体の微細構造層へ、前記入射光の波長より小さい微小開口を備えたプローブより近接場光を照射することにより情報の記録再生を行うことを特徴とする光情報記録再生装置。
  3. 前記誘電体層が、硫化物材料あるいはシリコン化合物材料からなることを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
  4. 前記誘電体層が、硫化物材料あるいはシリコン化合物材料からなることを特徴とする請求項2に記載の光情報記録再生装置。
  5. 前記微細構造層を形成している誘電体層の屈折率が前記基板の屈折率よりも高いことを特徴とする請求項1あるいは3に記載の光情報記録媒体。
  6. 前記微細構造層を形成している誘電体層の屈折率が前記基板の屈折率よりも高いことを特徴とする請求項2あるいは4に記載の光情報記録再生装置。
  7. 前記金属層がAu、Ag、Al、Pt、Cuなどからなることを特徴とする請求項1あるいは3に記載の光情報記録媒体。
  8. 前記金属層がAu、Ag、Al、Pt、Cuなどからなることを特徴とする請求項2あるいは4に記載の光情報記録再生装置。
  9. 前記基板上に形成された前記微細構造層の上面の大きさと、波長以下の微小開口を備えたプローブの開口の大きさとが等しいことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
  10. 前記基板上に形成された前記微細構造層の上面の大きさと、波長以下の微小開口を備えたプローブの開口の大きさとが等しいことを特徴とする請求項2に記載の光情報記録再生装置。
  11. 前記基板上に形成された前記誘電体層の厚みが前記微細構造層の上面の大きさよりも薄いことを特徴とする請求項1あるいは3に記載の光情報記録媒体。
  12. 前記基板上に形成された前記誘電体層の厚みが前記微細構造層の上面の大きさよりも薄いことを特徴とする請求項2あるいは4に記載の光情報記録再生装置。
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