JP2008140073A - 複製文書管理システム及び複製文書管理方法およびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙文書の物理的な特性を考慮し、紛失や妥当でない配付等の状況発生に対して、複写を行った者、当該複写された紙文書を受け取った者を特定し、事故発生原因や状況を把握するための配付者/受取者の系譜履歴を提供し、問題の追跡を可能にすること。
【解決手段】端末101が原本となる紙文書104を印刷する印刷作業と、複合機103が紙文書104の複製データ(文書イメージ)を配付文書管理DB108に登録する配付作業と、複合機103−aが配付文書管理DB108に記憶された複製データを印刷して複製文書104−aを作成する受取作業を有し、印刷作業,受取作業では、紙文書の印刷の度に、印刷文書を受け取る作業者の情報の履歴をQRコードとして付加印刷するとともに、前記印刷文書を受け取る作業者の情報の履歴を履歴管理DB107に登録する構成を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙文書のセキュリティを確保する複製文書管理システム及び複製文書管理方法およびプログラムおよび記録媒体に関する。
高度情報化社会におけるセキュリティに対する意識は高まりつつある。セキュリティは様々な情報媒体に適用され、特に電子媒体には、技術面でも多種多様な管理手法が取り入れられている。
しかし、紙文書は、保管上はきちんと管理されても、一度外部に取り出されると、簡単に複製が作成でき、認証性も低い点に問題がある。
企業活動では、紙状態で使用することが多く、機密文書であっても、そのセキュリティの確保は至難であり、一重に人間のコンプライアンス意識に依存せざるを得ない状況がある。
この問題解決に当り、認証性確保のため、電子透かしやQRコード等を利用したセキュリティ管理が提案されている。電子透かしやQRコードとして記録されたセキュリティ関連情報が、文書の情報漏洩防止や複製履歴追跡を可能にするセキュリティ管理に応用できるからである。電子透かしやQRコードのような手軽な記録手段をセキュリティ管理に利用した発明として、特許文献1の提案がある。
特許文献1では、文書識別情報と複製可能回数制限情報を電子透かし又はQRコードにより文書に埋め込み、複写の度に複製可能回数が更新され、制限値に達したところで複製禁止とする。また、複製回数等の更新された情報は、電子透かし等に変換され、複製した紙媒体に記録される。
また、複写作業者の認証によりアクセス権限を取得して、アクセス権限により複製可能回数を制御して複製管理を行う。
また、上記構成に加え、複写機のシステム識別情報,複写作業者の識別情報を電子透かし等の画像データに追記し、紙媒体に出力する。この追記された情報は、紛失した文書が回収されたときや、当該文書が所有者の所在が明確でない状態に置かれたときに、複製者が誰で、どの機器で複製されたものであるかの判別に利用できる。即ち、特許文献1によれば、複製の度に、紙媒体の埋めこみ情報が更新されるので、複製文書の追跡に利用できるとされている。
特開2005−229176号公報
しかしながら、特許文献1で提案されている履歴管理の方法は、次のような問題を抱えている。
特許文献1の方法では、複製文書に対して、複写作業者と複写を行った複写機器を追跡できるのみである。そのため、当該複製文書が持ち主不明な文書となった場合でも、当該複製文書が誰の所有であるか(誰に配付されたものであるか)、誰が管理しているものであるのか、当該複製文書からは特定できない。
また、複製文書から当該複製文書の複写作業者と複写機の履歴は特定できるものの、同一の原本から複製された全ての複製文書の一連の系譜については、全く確認及び管理することができず、文書管理者であっても完全なセキュリティデータの把握ができない。このため、情報漏洩が発覚した場合であっても、複製/配付状況から疑わしい文書を絞り込むことができず、複製文書全体を一旦回収する等して調査せざるをえず、調査が非常に困難となる。
また、複製文書が本来の配付者以外に渡った事が発覚した場合又は疑わしき場合等のように、文書の複製拡散を止めたい場合であっても、以降の複製を禁止する手段が用意されていない。
また、紙媒体の特性から何枚かのページの分離がありうるため、ページ管理は紙文書のセキュリティ維持上、不可欠な管理であるが、このようなページ管理を行うことができない。
また、情報漏洩のように、意図した不正、うっかりミス、劣悪なセキュリティ環境等、様々な要因と状況が関係する事故では、その原因を探り、防止策を練るためには、必要十分な情報が必要である。このためには、少なくとも、複写、配付までの全文書の一連の系譜を文書管理者に提供し、全文書追跡可能にしなくてはならない。しかし、従来では、上述したように、複写,配付までの全文書の一連の系譜を管理することができず、機密文書の複製管理としては不十分であった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、紙文書の物理的な特性を考慮し、紛失や妥当でない配付等の状況発生に対して、複写を行った者、当該複写された紙文書を受け取った者を特定し、事故発生原因や状況を把握するための配付者/受取者の系譜履歴を提供し、問題の追跡を可能にする仕組みを提供することである。
本発明は、配付文書情報記憶手段と、文書データを記録材に印刷して紙文書の原本を作成する印刷作業を行う印刷作業実行手段と、原本又は複製された紙文書から当該紙文書の複製データを作成して前記配付文書情報記憶手段に登録する配付作業を行う配付作業実行手段と、前記配付文書情報記憶手段に記憶された複製データを記録材に印刷して複製文書を作成する受取作業を行う受取作業実行手段と、を有するものであり、前記印刷作業実行手段は、当該印刷作業に関する情報を受取履歴情報とし、この受取履歴情報と文書識別情報を含む付加情報を文書データの各ページに付加する付加手段と、前記付加情報が付加された文書データを記録材に印刷して紙文書の原本を作成する原本印刷手段と、を有するものであり、前記配付作業実行手段は、前記付加情報が付加されている原本又は複製された紙文書から画像データを読み取る読取手段と、前記画像データを文書イメージと付加情報とに分離する分離手段と、配付識別情報を発番する発番手段と、前記配付識別情報に紐つけて、前記文書イメージと前記付加情報に含まれていた文書識別情報と受取履歴情報を含む配付文書情報を前記配付文書情報記憶手段に登録する登録手段と、を有するものであり、前記受取作業実行手段は、入力される前記配付識別情報に基づいて前記配付文書情報記憶手段から該当する前記配付文書情報を取得する取得手段と、前記配付文書情報に含まれていた前記受取履歴情報に、当該受取作業に関する情報を追加して前記受取履歴情報を更新する更新手段と、前記配付文書情報に含まれていた文書識別情報と前記更新された受取履歴情報を含む付加情報を前記文書イメージの各ページに付加する付加手段と、前記更新された受取履歴情報を含む付加情報が付加された文書データを記録材に印刷して紙文書の複製を作成する複製印刷手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、受取履歴情報記憶手段を設け、前記印刷作業実行手段は、前記文書識別情報に紐つけて、前記受取履歴情報を前記受取履歴情報記憶手段に登録する履歴登録手段を設けたものであり、前記受取作業実行手段は、前記文書識別情報に紐つけて、前記更新した受取履歴情報を前記受取履歴情報記憶手段に追加する履歴登録手段を設けた、ことを特徴とする。
本発明によれば、紙文書の物理的な特性を考慮し、紛失や妥当でない配付等の状況発生に対して、複写を行った者、当該複写された紙文書を受け取った者を特定し、事故発生原因や状況を把握するための配付者/受取者の系譜履歴を提供し、問題の追跡を可能にすることができる等の効果を奏する。
〔第1実施形態〕
本発明の実施形態では、紙文書に付加する文書履歴情報は2次元バーコードのQRコードを使用して説明しているが、QRコードのどのモデル、どのバージョンでもよい。また、QRコード以外の他の形式のバーコードを使用しても実施可能である。さらに、バーコードの代わりに、紙に漉き込んだRFIDや電子透かしを用いてもよい。その場合、RFIDや電子透かしの読み込み/書き込みの手法をRFIDや電子透かしに合わせて以下に示す実施形態を変更するものとする。
図1は、本発明の一実施形態を示す複製文書追跡管理システム全体の概要を示すシステム構成図である。
図1において、101は端末であり、102はプリンタ、103はデジタル複合機、105は管理サーバであり、それぞれネットワーク100を介して通信可能に接続されている。なお、管理サーバ105は、履歴管理DB107、配付文書管理DB108、ユーザ管理DB109を記憶管理する。
図2A,図2B,図2Cは、本実施形態の複製文書追跡管理システムで用いられる情報のデータ構造の一例を示す図である。なお、図2の説明は後述する。
図2A,図2B,図2Cにおいて、1301はドキュメント情報であり、本実施形態では、後述する印刷作業・受取作業により印刷される文書にQRコードとして付加されるデータに対応する。本実施形態では、文書に付加されたQRコードから、ドキュメント情報1301を読み取り、該文書の情報(文書識別情報,作業情報(文書を受け取ったユーザの履歴情報),管理サーバ情報等)を知ることができる。
1302は履歴管理DB情報であり、図1に示す履歴管理DB107に記憶されるデータの構造に対応する。本実施形態では、後述する印刷作業・受取作業時に該作業により印刷される文書の受け取りの履歴情報(文書識別情報,作業情報(文書を受け取ったユーザの履歴情報),再配付の可不可を示す情報等)を、履歴管理DB情報1302として履歴管理DB107に記憶することにより、印刷作業・受取作業により印刷された文書の履歴を管理する。
1304は配付文書情報であり、図1に示す配付文書管理DB108のデータ構造に対応する。後述する配付作業時に該文書の配付情報(配付部数や受取のための情報,配付する文書のイメージ情報等)を配付文書情報1304として配付文書管理DB108に記憶することにより、配付作業により配付された文書の配付情報を管理する。
1303はユーザ管理DB情報であり、図1に示すユーザ管理DB109のデータ構造に対応するものであり、本システムを使用するユーザを管理する。
以下、図1を用いて、本実施形態の複製文書追跡管理装置における文書追跡管理全体の流れについて説明する。
まず、文書管理者が端末101を用いて機密文書の印刷作業を行う。なお、本実施形態において、印刷作業とは、文書管理者が文書を印刷し受け取る作業のことを示す。ここで図3を参照して、上記文書管理者による印刷作業について説明する。
図3は、図1に示した端末101の表示装置上に表示される文書管理情報入力画面の一例を示す模式図である。
文書管理者が、図3に示す文書管理情報入力画面2001の文書識別名2002に文書識別名(例えば、機密文書A)、文書管理者識別ID2003に文書管理者の個人識別ID(例えば、ID104022)、管理サーバ情報2004に管理サーバ105のIPアドレス(例えば、128.11.1.2)をそれぞれ入力する。なお、文書識別名2002は文書ファイル名がデフォルトでセットされるが上書き可能である。また、管理サーバ105のIPアドレスについても、予め設定されて端末101のハードディスクに格納された値がデフォルトセットされるものとする。
そして、文書管理者が印刷ボタン2005を端末101の入力装置(例えばマウス)によりクリック指示することによる機密文書の印刷指示が行われると、端末101で機密文書印刷処理が実行されて、プリンタ102で機密文書104が印刷される(この印刷作業で印刷された機密文書104が原本となる)。
この印刷処理と同時に、端末101よりネットワーク100を経由して管理サーバ105に履歴管理DB107の更新情報が送られて、管理サーバ105の履歴管理DB107に印刷によるセグメントが作成される。即ち、図2の履歴管理DB情報1302のデータ構造で、印刷処理により文書の受け取りがあったことを示す履歴情報(例えば、後述する図9Aの1501,1502)が履歴管理DB107に登録される。
ここで、上記印刷作業により印刷される機密文書104について説明する。
図4は、図1に示した端末101の制御(印刷作業)によりプリンタ102から印刷された機密文書104を説明するための模式図である。
図4に示すように、機密文書104には、QRコード2101が印刷される。このQRコード2101内のデータ構造を図2のドキュメント情報1301に示す。なお、QRコード2101内の具体的なデータ例を後述する図8Aの1401〜1406等に示す。図2の1301に示すように、QRコード2101には、文書と文書管理者を特定可能な(1)文書識別情報と、当該印刷作業に関する情報((i)今回受取情報)として、受取部番号,印刷された文書を受け取ることになる作業者の情報,受取日時(作業日時),受取ぺージ番号,受取機器識別ID(作業機器を特定する情報),管理用サーバIPアドレス等が含まれる。
このようなQRコードを印刷文書のページ毎に付加することにより、この文書が外部に出回った際等には、このQRコードから誰が受け取った文書であるか分かり、責任の所在を明確化することが可能である。
以下、図1の説明に戻る。
次に、上記印刷作業により機密文書104を受け取った文書管理者(以下、配付作業者)は、該機密文書104の配付作業をデジタル複合機103を用いて行う。ここで図5を参照して、上記配付作業者による配付作業について説明する。なお、本実施形態において、配付作業とは、上述した印刷作業等で受け取った文書を他のユーザが後述する受取作業により受け取り可能な状態にすることを示す。
図5A,図5B,図5Cは、デジタル複合機103の操作パネル上に表示される操作画面の一例を示す模式図である。
図5A,図5B,図5Cにおいて、1901は操作画面であり、デジタル複合機103によるドキュメント配付機能選択画面1902、ドキュメント受取機能選択画面1903、履歴情報照会機能選択画面1904、ドキュメント情報照会機能選択画面1905を備えている。
ドキュメント配付機能選択画面1902において、配付者が図示しないテンキー等で配付部数を指定して配付ボタンをタッチ指示することにより、デジタル複合機103の原稿読み取り台にセットされる機密文書104の配付作業を行うことが可能となる。
以下、図1の説明に戻る。
この配付作業がなされると、デジタル複合機103は原稿読み取り台にセットされる機密文書104から文書イメージを読み取り、さらに、文書に付加されているQRコードから該文書のドキュメント情報を読み取る。そして、デジタル複合機103は、配付識別IDを発番し、この配付識別ID,上記指定された配付部数,上記文書イメージ,上記ドキュメント情報等に基づいて配付文書管理DB108の更新情報(図2の配付文書情報1304)を作成して、管理サーバ105に送信する。これにより、管理サーバ105では、配付文書管理DB108に、配付作業によるセグメントが作成される。即ち、図2の配付文書情報1304のデータ構造で、配付された文書の受け取りのための情報(例えば、後述する図10の1601)が配付文書管理DB108に登録される。
さらに、配付作業者は、配付作業後に電話,メール等により配付対象者へ受取作業を促す連絡をとり、同時に配付識別IDを通知する。
この連絡を受けた配付対象者は、デジタル複合機103−aで受取機能を選択して配付識別IDを入力して受取作業を行う。なお、本実施形態において、受取作業とは、上述した配付作業で受け取り可能となった文書を実際に印刷して印刷物を受け取ることを示す。
具体的には、図5に示すドキュメント受取機能選択画面1903上の配付識別IDを図示しないテンキーやキーボード画面等で指定して受取ボタンをタッチ指示する。この受取指示に応じて、デジタル複合機103−aは、ネットワーク100を経由して管理サーバ105の配付文書管理DB108より配付識別IDに対応する配付文書情報(図2に示す1304内の(8)文書イメージ)を取得して、該取得した配付文書(機密文書104−a)を印刷出力する。このようにして、配付対象者は、配付者により配付された文書(機密文書104−a)を受け取ることができる。また、この受取作業時に管理サーバ105の履歴管理DB107に受取作業によるセグメントが作成される。即ち、図2の履歴管理DB情報1302のデータ構造で、受取処理により文書の受け取りがあったことを示す履歴情報(例えば、後述する図9Bの1503)が履歴管理DB107に登録される。
なお、本受取作業において、印刷される機密文書104−aの各ページには、当該受取作業に関する情報としての(i)今回受取情報(配付識別ID,受取部番号,印刷された文書を受け取ることになる作業者の情報,受取日時(作業日時),受取ぺージ番号,受取機器識別ID(作業機器を特定する情報)等)が含まれるドキュメント情報がQRコードとして付加される(例えば、後述する図8Bの1405)。これにより、この文書が外部に出回った際等には、このQRコードから誰が受け取った文書であるか分かり、責任の所在を明確化することが可能である。
さらに、上記履歴管理DB107への登録と同時に、デジタル複合機103により管理サーバ105に配付文書管理DB108の受取済部数を更新する指示が送られて、配付文書管理DB108の対応する配付文書情報1304内の「(4)受取済部数」が更新される。これにより、配付した文書の配付済(受取済)状況や配付可能な残り部数を管理可能となる。
なお、上記配付対象者が配付作業者となり、上記受け取った機密文書104−aを再配付する場合も上記と同様の流れとなる。例えば、配付作業者がデジタル複合機103−aを用いて機密文書104−aの配付作業を行い、配付対象者がデジタル複合機103−bを用いて受取作業を行い、機密文書104−bを受け取る。そして、この場合も、上述したように、履歴管理DB107に新たな受取作業に対応する情報が登録される。このように、文書が何世代に渡って受け渡しされても、その受け渡しの情報が全て履歴管理DB107に保存されるため、文書の系譜を管理することが可能となる。
なお、本システムでは、保持者が不明となっている機密文書104−cが発見された場合、機密文書104−cから当該機密文書104−cのドキュメント情報の照会を行うことができる。
この場合、照会者は、デジタル複合機103−cの原稿読み取り台に機密文書104−cを置いてデジタル複合機103−cより照会作業を行う。具体的には図4に示すドキュメント情報照会機能選択画面1905の照会ボタンをタッチ指示する。この受取指示に応じて、デジタル複合機103−cは、機密文書104−cを読み取り、さらに該読み取った機密文書104−c上のQRコードよりドキュメント情報を読み取り、該QRコードより読み取ったドキュメント情報を、デジタル複合機103−cの操作パネル上に、図5の1907に示すような形式で表示、又は印刷する。なお、操作パネル表示の場合はスクロールで全体を表示可能とする。このようなドキュメント情報照会機能により、照会者は、機密文書104−cは誰が誰からいつ受け取った文書であるのか等の情報を知ることができる。
また、本システムでは、文書管理者が自分の管理している機密文書の系譜情報を必要とした場合には、デジタル複合機103−cまたは端末101等から履歴情報照会が可能である。
例えば、デジタル複合機103−cから履歴情報参照を行う場合は、文書管理者は、デジタル複合機103−cの操作パネル上より照会作業を行う。具体的には図5に示す履歴情報照会機能選択画面1904において(予め個人認証IDカードにより文書管理者識別IDが入力され表示された状態で)照会ボタンをタッチ指示する。
この指示に応じてデジタル複合機103−cからネットワーク100を経由して管理サーバ105に履歴情報検索データが送られ、管理サーバ105から文書管理者識別IDに対応した履歴管理DB107の検索結果(文書識別名,文書発行日時のデータ)をデジタル複合機103−cに送る。
デジタル複合機103−cでは、この検索結果(文書識別名,文書発行日時のデータ)を受け取り、履歴情報照会機能選択画面1904の文書識別名,文書発行日時にセットする。そして、文書管理者は、履歴情報照会機能選択画面1904において文書識別名,文書発行日時を選択して再度、照会ボタンをタッチ指示する。この指示に応じてデジタル複合機103−cからネットワーク100を経由して管理サーバ105に履歴情報検索データが送られ、管理サーバ105から検索条件に対応した履歴管理DB107の検索結果をデジタル複合機103−cに送る。そして、デジタル複合機103−cは該返送される履歴管理DB107の検索結果に基づいて図5の1906に示すような形式の履歴情報を印刷する。なお、文書管理者は、はじめから履歴情報照会機能選択画面1904において文書識別名,文書発行日時を入力して、照会ボタンをタッチ指示するようにしてもよい。
なお、照会指示の際に入力した文書管理者識別ID,文書識別名,文書発行日時は、図2に示したように履歴管理DB107の第一キーとなっている。この第一キーは、1印刷文書単位で共通でありグルーピングキーとして使用できる。なお、履歴管理DB107の第二キーは、セグメントをユニークにするためのキーである。
また、端末101から履歴情報参照を行う場合は、文書管理者が端末101上の履歴照会画面(図6の1701)より指示を行う。以下、図6を参照して履歴紹介画面1701について説明する。
図6は、図1に示した端末101の表示装置上に表示される履歴紹介画面の一例を示す模式図である。
図6に示すように、文書管理者は、文書管理者識別ID1704に自分の識別IDを入力した後に、照会ボタン1707を端末101の入力装置によりクリック指示する。この指示に応じて端末101からネットワーク100を経由して管理サーバ105に履歴情報検索データが送られ、管理サーバ105から文書管理者識別IDに対応した履歴管理DB107の検索結果(文書識別名,文書発行日時のデータ)を端末101に送る。
端末101では、この検索結果(文書識別名,文書発行日時のデータ)を受け取り、履歴紹介画面の文書識別名1705,文書発行日時1706にセットする。そして、文書管理者は、文書識別名1705,文書発行日時1706を選択して再度、照会ボタン1707を端末101の入力装置によりクリック指示する。この指示に応じて端末101からネットワーク100を経由して管理サーバ105に履歴情報検索データが送られ、管理サーバ105から検索条件に対応した履歴管理DB107の検索結果を端末101に送る。この検索結果に基づいて、端末101は端末101の表示装置上に、セグメントの一連の階層構造を示したセグメント階層概略図(1702)を表示する。なお、文書管理者は、はじめから文書管理者識別ID1704,文書識別名1705,文書発行日時1706を入力して、照会ボタン1707をクリック指示するようにしてもよい。
次に、文書管理者が、セグメント階層概略図(1702)からいずれかのセグメントを選択することで、端末101の表示装置上に、該選択したセグメントの詳細情報照会図(1703)が表示される。
このような履歴情報照会機能により、漏洩等が疑わしき履歴管理DB107のセグメントが存在した場合には、文書管理者は、該セグメントをセグメント階層概略図(1702)から選択し、表示される詳細情報照会図(1703)により、該当セグメントの配付区分を1708に示すように配付禁止状態とし、更新ボタン1709を端末101の入力装置によりクリック指示する。これにより、該当セグメントに対する更新データが管理サーバ105に送信されて履歴管理DB107が更新される(例えば、後述する図9Bの1504)。その結果、上記セグメントに対応するドキュメントは、これ以後、新たに配付作業が行えなくなる。
また、既に配付中のドキュメントを配付中止とする場合は、配付者が、端末101からの配付文書管理DB(図2の1304)の照会・更新画面(図7の1801)により配付部数を更新することで可能である。ここで図7を参照して、上記照会・更新画面について説明する。
図7は、端末101の表示装置上に表示される照会・更新画面の一例を示す模式図である。
図7に示す配付文書情報照会画面1801において、文書管理者が、配付者識別ID1802を入力し、照会ボタン1806を端末101の入力装置によりクリック指示することにより、配付文書管理DB(図2の1304)より該配付者識別IDに対応するセグメント情報の一覧1803が表示される。このセグメント情報一覧1803において、配付部数1804を受取済部数1805と同じ値に変更して、更新ボタン1807を端末101の入力装置によりクリック指示することにより、これ以上の配付を中止することが可能となる。
また、文書配付者は、配付識別IDの確認や配付部数の増減を行いたい場合にも配付文書情報照会画面1801を使用する。
配付者は、セグメント情報一覧1803において、配付識別IDの確認が可能である。また、配付部数の増減を行いたい場合は、配付者は、配付部数1804を上書きして更新ボタン1807を端末101の入力装置によりクリック指示することで可能である。但し、配付部数1804は受取済部数1805以上の値しか指定できない。
また、図示しないが各種DB107〜109を管理サーバ105以外にデジタル複合機103や端末101内で記憶管理するように構成しても良い。
さらに、図3の文書管理情報入力画面をデジタル複合機103の操作パネル上に表示して、文書の印刷作業をデジタル複合機103から実行可能に構成してもよい。
なお、ユーザ管理DB109は、図示しないがパスワード項目を持たせて、個人識別ID毎にパスワード管理を行うように構成してもよい。
また、上述の配付作業,受取作業を経ずに、QRコード2101が付加された文書を複写しようとした場合、デジタル複合機103(−a〜c)は、機密文書104からQRコードを読み取り、該文書の文書管理者に通知するとともに、該複写作業者(個人認証IDカードにより特定)による以降の作業を禁止するように管理サーバ105のユーザ管理DB109に登録する(当該個人識別IDを使用できないIDとして登録する等)。また、当該文書の以降の配付を禁止するように管理サーバ105の履歴管理DB107,配付文書管理DB108のデータを更新するように構成してもよい。
なお、紙文書は、複写して配付することにより、複数の同一文書が広範にかつ容易に拡散できる特徴があり、管理不十分な場合は、バラバラになって、何の文書のページであるかがわからなくなり、機密を要する文書の場合はセキュリティの確保が困難になる。本発明では、上述のように、紙の原本の印刷時(上記印刷作業時)及び複写時(上記受取作業時)に、文書情報,複写情報,配付履歴情報を各ページにQRコードに変換して付加する。このQRコードにより、当該ページが誰が、いつ作成した文書であるか、いつ誰が複写し、配付されたものを直前に誰がいつ複写した文書又はページであるかが判明する。
よって、機密文書が紛失されても容易に状況が判明し、素早く対応がとれ、セキュリティの確保を補強できる。また、ページ単位にQRコードが付加されるので、文書の分割配付でも(バラバラに配付されても)管理が可能であり。特に事故により、所属不明のページが発見されてもその文書の所有者の把握が可能になる。
また、現在までに、或る文書の複写物がどのように配付されたかを、その文書の複写文書の全体について、配付の系譜を作成できるので、機密漏洩等の事故に対して、素早く問題の所在を明確化し、有効な処置を迅速に取る材料を提供できる。
なお、複写し、配付したその最終配付者が特定できなければ、完全な現時点の配付の系譜は把握できない。そこで、本発明では、配付物を取得できる者は、特定の複写印刷可能な機器(デジタル複合機103(−a〜c))のもとで、本人が取り出さねば配付されたことにならないように構成している。これにより、配付と受け取りが同時になり、配付の記録が正確かつ完全になる。また、本人しか受け取れないことから、第三者の目に触れる機会も減少でき、機密情報の漏洩を防止できる効果もある。
また、事故があった文書やページ、配付状況に異常があった場合、システムが自動的に又は管理者による手動で、事故発生と推定される部署(人間)からの以後の複写を中止するように構成するので、事故の拡大化を阻止できる効果がある。
このように、本発明の複製文書追跡管理システムでは、上述したような紙文書の弱点を補強し、紙の発生場所やその配付系譜を明らかにすることができる。
以下、図8〜図10を参照して、図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において機密文書104内のQRコード2101として付加されるデータ、履歴管理DB1302に作成されるセグメント、配付文書管理DB1304に作成されるセグメントの様子を具体例を用いて説明する。
図8A〜図8Eは、図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において機密文書104にQRコード2101として付加されるデータの一例を示す模式図である。
図9A〜図9Cは、図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において履歴管理DB1302に作成されるセグメントの一例を示す模式図である。
図10は、図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において配付文書管理DB1304に作成されるセグメントの一例を示す模式図である。
まず、図1に示した印刷作業により、ユーザ「観音A」が3ページからなる「機密文書A」を2部印刷した場合、該印刷されたドキュメントの1/2部目の1〜3頁目のQRコードには、それぞれ図8Aの1401〜1403に示すデータが記載される。また、2/2部目の1〜3頁目のQRコードには、それぞれ図8Aの1404〜1406に示すデータが記載される。
また、この場合、履歴管理DB1302には、図9Aの1501,1502に示すような印刷作業によるセグメントが作成されて記憶される。なお、1/2部目のドキュメントはセグメント1501に対応し、2/2部目のドキュメントはセグメント1502に対応する。
次に、該印刷された1/2部目のドキュメントを、ユーザ「観音A」が図1に示した配付作業により1部配付した場合、配付文書管理DB1304には、図10の1601に示すような配付作業によるセグメントが作成されて記憶される。
そして、該配付されたドキュメントを、図1に示した受取作業により、ユーザ「観音B」が受け取った場合、履歴管理DB1302には、図9Bの1503に示すような受取作業によるセグメントが作成されて記憶される。また、図10のセグメント1601の受取済部数が「1」に更新される。
なお、該ユーザ「観音B」が受け取ったドキュメントの1〜3頁目のQRコードには、それぞれ図8Bの1405〜1407に示すデータが記載される。
さらに、該受け取ったドキュメントの2,3頁目を、ユーザ「観音B」が配付作業により1部配付した場合、配付文書管理DB1304には、図10の1602に示すような配付作業によるセグメントが作成されて記憶される。
そして、該配付されたドキュメントを受取作業により、ユーザ「観音C」が受け取った場合、履歴管理DB1302には、図9Cの1506に示すような受取作業によるセグメントが作成されて記憶される。また、図10のセグメント1602の受取済部数が「1」に更新される。
なお、該ユーザ「観音C」が受け取ったドキュメントの2,3頁目のQRコードには、それぞれ図8Cの1408,1409に示すデータが記載される。
次に、上記印刷作業により2部印刷されたドキュメントの1部目のドキュメントを、再度、ユーザ「観音A」が配付作業により2部配付した場合、配付文書管理DB1304には、図10の1603に示すような配付作業によるセグメントが作成されて記憶される。
そして、該配付されたドキュメントの1/2部目を、受取作業によりユーザ「観音D」が受け取った場合、履歴管理DB1302には、図9Bの1504に示すような受取作業によるセグメントが作成されて記憶される。また、図10のセグメント1603の受取済部数がインクリメントされる。さらに、該配付されたドキュメントの2/2部目を、受取作業によりユーザ「観音E」が受け取った場合、履歴管理DB1302には、図9Bの1505に示すような受取作業によるセグメントが作成されて記憶される。また、図10のセグメント1603の受取済部数がインクリメントされる。
なお、該ユーザ「観音D」が受け取った1/2部目のドキュメント1〜3頁目のQRコードには、それぞれ図8Dの1410〜1412に示すデータが記載される。さらに、該ユーザ「観音E」が受け取った2/2部目のドキュメント1〜3頁目のQRコードには、それぞれ図8Dの1413〜1415に示すデータが記載される。
さらに、ユーザ「観音E」が該受け取った2/2部目のドキュメントの1頁目を配付作業により1部配付した場合、配付文書管理DB1304には、図10の1604に示すような配付作業によるセグメントが作成されて記憶される。さらに、ユーザ「観音E」が該受け取った2/2部目のドキュメントの2頁目を配付作業により1部配付した場合、配付文書管理DB1304には、図10の1605に示すような配付作業によるセグメントが作成されて記憶される。
そして、該配付されたドキュメントの1頁目を受取作業によりユーザ「観音F」が受け取った場合、履歴管理DB1302には、図9Cの1507に示すような受取作業によるセグメントが作成されて記憶される。また、図10のセグメント1604の受取済部数が「1」に更新される。
さらに、該配付されたドキュメントの2頁目を受取作業によりユーザ「観音G」が受け取った場合、履歴管理DB1302には、図9Cの1508に示すような受取作業によるセグメントが作成されて記憶される。また、図10のセグメント1605の受取済部数が「1」に更新される。
なお、該ユーザ「観音F」が受け取ったドキュメントの1頁目のQRコードには、図8Eの1416に示すデータが記載される。さらに、該ユーザ「観音G」が受け取ったドキュメントの2頁目のQRコードには、図8Eの1417に示すデータが記載される。
以上、図8A〜図8Eに示したようなドキュメント情報1301が、印刷作業,受取作業等により印刷された機密文書の各頁に付加されることにより、これらのいずれかが保持者不明の文書となってしまった場合でも、本システムのドキュメント情報参照機能により、該文書に付加されたQRコード(即ち、図8A〜図8Eの1404〜1417)を読み出して保持者等を確認できる。なお、紙媒体の特性から何枚かのページの分離された場合にもページ毎に保持者等の確認が可能である。
また、図9A〜図9Cに示したような履歴管理DB情報1302が、文書の印刷時(複製作成時)と同時に履歴管理DB107に登録されていくことにより、文書管理者も含めて文書の受け取りの履歴を連続した階層構造で捉えて管理することができる。しかも頁単位に管理可能となる。よって、秘密漏洩が発覚した場合には、文書の系譜履歴により、疑わしき文書を絞り込むことが容易に可能である。
また、図9Bの1504に示したように、文書の(4)配付制御情報の配付区分を「配付不可」に更新することにより、文書の再配付による拡散を防止することができる。これにより、複写作業を制御して被害を最小限に留めることができる。
以上のように、紙文書に対して、より高いセキュリティの確保が可能となる。
以下、図11を参照して、図1に示した端末101,デジタル複合機103,管理サーバ105のハードウェア構成について説明する。
図11は、図1に示した端末101,デジタル複合機103,管理サーバ105のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図11に示すように、管理サーバ105はネットワーク100を介して、デジタル複合機103または端末101と接続されている。
管理サーバ105は、CPU201、RAM202、ROM203、外部メモリ204、入力装置206、表示装置207、通信インタフェース208等で構成される。
端末101も管理サーバ105に同様に、CPU218、RAM219、ROM220、ハードディスク,FD,CD−ROM等の外部メモリ221、キーボード,マウス等の入力装置223、ディスプレイ等の表示装置224、通信インタフェース225等で構成される。
さらに、デジタル複合機103は、CPU210、RAM211、ROM212、外部メモリ213、通信インタフェース217等を有する。
また、デジタル複合機103には、個人識別IDカード(以下、IDカード)より情報を読込むカードリーダ部214、複写する文書を読み込むスキャナ部215、配付文書(例えば、機密文書104−a)等を印刷するプリンタ部209、各種機能を選択するタッチパネル式の操作パネル216を有する。
なお、管理サーバ105,デジタル複合機103,端末101の通信インタフェース(208,217,225)は、管理サーバ105,デジタル複合機103,端末101が相互に通信を行うことを役割とする。
また、管理サーバ105の外部メモリ204上のデータベース(DB)205は、図2に示した履歴管理DB107、配付文書管理DB108、ユーザ管理DB109を含む。
また、端末101の外部メモリ221上のデータベース(DB)222は、図1に示した機密文書等が記憶される。
また、端末101の表示装置224には、CPU218が外部メモリ221に格納されるプログラムをRAM219上で実行することにより、図3に示した文書管理情報入力画面200,図6に示した履歴情報照会画面1701,図7に示した配付文書情報照会画面1801等が表示される。
また、デジタル複合機103の操作パネル216には、CPU210がROM211又は外部メモリ213に格納されるプログラムをRAM219上で実行することにより、図5に示した操作画面1901,履歴情報1906,ドキュメント情報1907等が表示される。
以下、図12〜図16を参照して、図1に示した端末101,デジタル複合機103,管理サーバ105の処理構成の概要について説明する。
図12は、図1で説明した機密文書の印刷作業及び履歴情報照会・更新作業の端末101における処理概要を示す構成図である。
まず、文書管理者が、端末101より文書情報301の印刷をする際に、文書管理情報入力画面2001(図3)より文書識別名309,文書管理者識別ID308,管理サーバ情報310を入力して印刷指示307を行う。
するとドキュメント情報作成部303は、先ずサーバ情報確認部314へ文書管理者識別ID308を送り、サーバ情報確認部314では文書管理者識別ID308からユーザ情報検索データを作成して、通信インタフェース208よりネットワーク100を経由して管理サーバ105に送信する。そして、サーバ情報確認部314は、管理サーバ105から返送される検索結果を取得し、適合性を確認してドキュメント情報作成部303へ、処理続行か処理中止かの制御情報を送る。
処理続行の場合、ドキュメント情報作成部303では、前記入力情報308〜310と文書情報301とタイマ302の情報より、履歴管理DB情報1302(図2)を作成して管理サーバ更新情報発信部305へ送る、と同時にドキュメント情報1301(図2)を作成して画像合成部304へ送る。
管理サーバ更新情報発信部305は、ドキュメント情報作成部303から受け取った履歴管理DB情報1302を履歴情報作成データとして通信インタフェース208よりネットワーク100を経由して管理サーバ105に送り、履歴管理DB107内に印刷作業による履歴セグメントを作成させる。
一方、画像合成部304では、ドキュメント情報作成部303から受け取ったドキュメント情報1301よりQRコードを作成して、該作成したQRコードと文書情報301から受け取った文書自体の情報(イメージ情報)とを画像合成させた情報を印刷出力部306へ送る。印刷出力部306は、該受け取った情報に基づいて印刷処理を実行して、通信インタフェース208よりネットワーク100を経由してプリンタ102へ印刷データを送信して、プリンタ102よりQRコード2101付の機密文書104(図4)を印刷出力させる。
また、文書管理者が端末101より履歴情報照会・更新を行う場合、端末101の履歴情報照会画面1701(図6)より文書管理者識別ID,文書識別名,文書発行日時,管理サーバ情報を入力して履歴情報照会指示311を行う(なお、初めに文書管理者識別IDのみを入力して管理サーバ105から文書識別名,文書発行日時を取得して該取得した文書識別名,文書発行日時から選択入力してもよい)。
すると履歴情報照会・更新情報発信部312は、入力された履歴情報照会指示に基づいて履歴情報検索データを作成して通信インタフェース208よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送り、管理サーバ105に履歴管理DB107を検索させ、該検索結果より履歴系譜情報を作成させて、端末101に返させる。そして、端末101の履歴情報照会結果表示部313では、管理サーバ105より返信された履歴系譜情報に基づいて履歴情報の系譜図を画面上に表示する(セグメント階層概略図(1702))。
さらに、履歴セグメントを更新する場合、文書管理者が端末101のセグメント階層概略図(1702)から、いずれかのセグメントを選択して、図6の1708に示すように配付区分を変更して更新指示311を行う。すると履歴情報照会・更新情報発信部312が、更新指示311に基づいて履歴情報更新データを作成して通信インタフェース208よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送り、管理サーバ105で履歴管理DB107の対応するセグメントの配付区分を更新させる。
なお、図12に示したタイマ302,ドキュメント情報作成部303,画像合成部304,管理サーバ更新情報発信部305,印刷出力部306,履歴情報照会・更新情報発信部312,履歴情報照会結果表示部313,サーバ情報確認部314は、図11に示した端末101のCPU218が外部メモリ221に格納されるプログラムをRAM219上で実行することにより実現されるものである。
また、文書情報301は、端末101の外部メモリ221に記憶されるものである。
さらに、印刷指示307,文書管理者識別ID308,文書識別名309,管理サーバ情報310,履歴情報照会・更新指示311は、端末101の入力装置223から入力・選択されるものである。
図13は、図1で説明した機密文書の配付作業のデジタル複合機103における処理概要を示す構成図である。
まず、機密文書104の配付作業者は、デジタル複合機103のカードリーダ部214にIDカードをかざしてIDカード401から個人識別IDを読み込ませ、図5のドキュメント配付機能選択画面1902から配付作業指示402を行う。すると、使用者認識部406が個人識別IDよりユーザ情報検索データを作成して、該ユーザ情報検索データをサーバ情報確認部405が通信インタフェース217よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送る。
管理サーバ105でユーザ情報検索データに基づくユーザ管理DB109の検索が行われ検索結果がデジタル複合機103へ返される。すると、サーバ情報確認部405が検索結果を判断してエラーがあった場合には、表示部411でエラーメッセージを表示して配付作業を中止する。一方、エラーがない場合には、スキャナ部215から機密文書104が読み込まれ、画像分離部403により機密文書104自体のイメージ情報とQRコードが分離され、イメージ情報は配付情報作成部409に送信される。なお、分離されたQRコードはコード解析部404により解析されてサーバ情報確認部405を介して配付情報作成部409に送信される。そして、配付情報作成部409では、複合機情報407(複合機識別ID)とタイマ408からの日時情報(配付作業日時)と配付者識別IDから新たに配付識別ID(複合機識別ID、配付者識別ID、配付作業日時等から作成するユニークとなるID)を作成(発番)する。
さらに、配付情報作成部409は、上記の配付識別IDと、機密文書104のQRコード情報と、機密文書104自体のイメージ情報とに基づいて配付文書情報1304(図2)を作成して、管理サーバ更新情報発信部410へ渡す。
管理サーバ更新情報発信部410では、上記配付文書情報1304を配付文書情報作成データとして通信インタフェース217よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送る。管理サーバ105では、受信した配付文書情報作成データに基づいて配付文書管理DBに配付作業による配付セグメントが作成される。また、上記新たに発番された配付識別IDは、配付情報作成部409から表示部411へ送られて操作パネル216上に表示される。
図14は、図1で説明した機密文書の受取作業のデジタル複合機103−aにおける処理概要を示す構成図であり、図13と同一のものには同一の符号を付してある。
機密文書104の配付作業者より電話、メール等により受取指示と配付識別IDの連絡を受けた受取作業者は、デジタル複合機103−aのカードリーダ部214にIDカードをかざしてIDカード401から個人識別IDを読み込ませ、図5のドキュメント受取機能選択画面1903から配付識別IDを入力して受取作業指示501を行う。すると、使用者認識部406が個人識別IDよりユーザ情報検索データを作成して、該ユーザ情報検索データをサーバ情報確認部405が通信インタフェース217よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送る。
管理サーバ105でユーザ情報検索データに基づくユーザ管理DB109の検索が行われ検索結果がデジタル複合機103−aへ返される。すると、サーバ情報確認部405が検索結果を判断してエラーがあった場合には、表示部411でエラーメッセージを表示して受取作業を中止する。一方、エラーがない場合には、サーバ情報確認部405は受取作業指示501で入力された配付識別IDを配付文書情報検索データとして通信インタフェース217よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送る。すると、管理サーバ105より検索結果(図2配付文書情報1304)がデジタル複合機103−aへ返され、サーバ情報確認部405が検索結果を判断してエラーがあった場合には、表示部411でエラーメッセージが表示され受取作業を中止する。一方、エラーがない場合には、サーバ情報確認部405は、個人識別ID検索結果情報と配付文書検索結果情報(図2配付文書情報1304)とタイマ408から取得した日時情報を、画像合成部505及び管理サーバ更新情報発信部507へ送る。すると、画像合成部505では、上記サーバ情報確認部405から受け取った情報に基づいてドキュメントのQRコード(図2のドキュメント情報1301)を作成して、該QRコードと配付文書検索結果情報内に含まれる文書イメージとを合成させて印刷出力部506へ送り、機密文書104−aを印刷出力させる。
また、管理サーバ更新情報発信部507では、上記サーバ情報確認部405から受け取った情報に基づいて、受取作業に基づく履歴管理DB情報1302を作成して履歴情報作成データとして通信インタフェース217よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送り、管理サーバ105で履歴管理DB107に受取作業のセグメントを作成させる。
図15は、図1で説明した機密文書のドキュメント情報照会作業・履歴情報照会作業のデジタル複合機103−cにおける処理概要を示す構成図であり、図13,図14と同一のものには同一の符号を付してある。
デジタル複合機103−cでは保持者が不明となっている機密文書104−cがある場合、保持者や配付作業者の情報確認を行うためにドキュメント情報照会や文書管理者がドキュメントの履歴情報照会を行うことが可能である。
まず、ドキュメント情報照会を行う場合、作業者はデジタル複合機103−cのカードリーダ部214にIDカードをかざしてIDカード401から個人識別IDを読み込ませ、図5のドキュメント情報照会機能選択画面1905から「表示」又は「印刷」を指示してドキュメント情報照会指示601を行う。すると、使用者認識部406が個人識別IDよりユーザ情報検索データを作成して、該ユーザ情報検索データをサーバ情報確認部405が通信インタフェース217よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送る。
管理サーバ105でユーザ情報検索データに基づくユーザ管理DB109の検索が行われ検索結果がデジタル複合機103−cへ返される。すると、サーバ情報確認部405が検索結果を判断してエラーがあった場合には、表示部411でエラーメッセージを表示してドキュメント情報照会作業を中止する。一方、エラーがない場合には、デジタル複合機103−cの原稿台にセットされた機密文書104−cがスキャナ部215から読み込まれ、画像分離部403により機密文書104−c自体のイメージ情報とQRコードが分離される。コード解析部404は、分離されたQRコードを解析してドキュメント情報1301(図21)を読み取り、照会情報出力部607へ送る。そして、照会情報出力部607は、ドキュメント情報1301を履歴情報照会指示601で選択された出力方法(表示or印刷)により図5の1907に示す形式で出力する(「表示」なら表示部411で操作パネル216上に表示し、「印刷」なら文書106-aを印刷する)。
一方、履歴情報照会を行う場合、作業者はデジタル複合機103−cのカードリーダ部214にIDカードをかざしてIDカード401から個人識別IDを読み込ませ、図5の履歴情報照会機能選択画面1904から文書識別名,文書発行日時,管理サーバ情報を入力して履歴照会指示601を行う(なお、初めにIDカードから個人識別IDのみを入力して管理サーバ105から文書識別名,文書発行日時を取得して該取得した文書識別名,文書発行日時から選択入力してもよい)。
すると、使用者認識部406が個人識別IDよりユーザ情報検索データを作成して、該ユーザ情報検索データをサーバ情報確認部405が通信インタフェース217よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送る。
管理サーバ105でユーザ情報検索データに基づくユーザ管理DB109の検索が行われ検索結果がデジタル複合機103−cへ返される。すると、サーバ情報確認部405が検索結果を判断してエラーがあった場合には、表示部411でエラーメッセージを表示して履歴情報照会作業を中止する。一方、エラーがない場合には、サーバ情報確認部405は、個人認証IDカードより読み込まれた個人識別ID,履歴情報照会指示601で入力された文書識別名,文書発行日時を検索条件とした履歴情報検索データを作成して、通信インタフェース217よりネットワーク100を経由して管理サーバ105へ送る。すると、管理サーバ105で、該当履歴情報検索データに対応する履歴管理DB107の一連のセグメント(履歴管理DB情報1302)が検索され、該検索結果より履歴系譜情報を作成されて、デジタル複合機103−cへ返される。
そして、デジタル複合機103−cのサーバ情報確認部605は、管理サーバ105より返信された履歴系譜情報を照会情報出力部607に送り、照会情報出力部607はこの履歴系譜情報に基づき図5の1906に示した形式で文書106-aを印刷する。
なお、図13〜図15に示した画像分離部403,コード解析部404,サーバ情報確認部405,使用者認識部406,タイマ408,配付情報作成部409,管理サーバ更新情報発信部410,表示部411,画像合成部505,印刷出力部506,照会情報出力部607は、図11に示したデジタル複合機103(−a〜c)のCPU210がROM212又は外部メモリ213に格納されるプログラムをRAM211上で実行することにより実現されるものである。
また、複合機情報407は、デジタル複合機103(−a〜c)の外部メモリ213に記憶されるものである。
さらに、配付作業指示402,受取作業指示501,ドキュメント情報・履歴情報照会指示601は、デジタル複合機103(−a〜c)の操作パネル216から入力されるものである。
図16は、図1に示した管理サーバ105における履歴情報の検索・更新,配付文書情報の検索・更新及びユーザ情報の検索処理の概要を示す構成図である。
端末101又はデジタル複合機103からネットワーク100を経由してユーザ情報検索データが管理サーバ105へ送られてきた場合に、ユーザ情報検索部702では、上記ユーザ情報検索データに基づいてユーザ管理DB109を検索して、検索結果を通信インタフェース208よりネットワーク100を経由して端末101又はデジタル複合機103へ返送する。
また、端末101又はデジタル複合機103からネットワーク100を経由して管理サーバ105へ履歴情報検索データが送られてきた場合に、履歴情報検索部703では、上記履歴情報検索データに基づいて履歴管理DB107を検索して、検索結果を通信インタフェース208よりネットワーク100を経由して端末101又はデジタル複合機103へ返送する。
また、端末101又はデジタル複合機103からネットワーク100を経由して管理サーバ105へ履歴情報作成データが送られてきた場合に、履歴情報更新部704では、上記履歴情報作成データに基づいて、履歴管理DB107のセグメントを作成(登録)する。
また、端末101又はデジタル複合機103からネットワーク100を経由して管理サーバ105へ履歴情報更新データが送られてきた場合に、履歴情報更新部704では、上記履歴情報更新データに基づいて、履歴管理DB107の該当セグメントを更新する。
また、デジタル複合機103からネットワーク100を経由して配付文書情報作成データが管理サーバ105へ送られてきた場合に、配付文書情報更新部706では、上記配付文書情報作成データに基づいて、配付文書管理DB108のセグメントを作成(登録)する。
また、端末101からネットワーク100を経由して配付文書情報検索データが管理サーバ105へ送られてきた場合に、配付文書情報検索部705では、配付文書情報検索データに基づいて配付文書管理DB108を検索し、検索結果を通信インタフェース208よりネットワーク100を経由して端末101へ返送する。その後、端末101からネットワーク100を経由して配付文書情報更新データが管理サーバ105へ送られてきた場合に、配付文書情報更新部706では、上記配付文書情報更新データに基づいて配付文書管理DB108の該当セグメントを更新する。
以下、図17〜図22を参照して、端末101からの機密文書印刷処理,デジタル複合機103からの機密文書配付処理,機密文書受取処理,端末101からの履歴情報照会処理,履歴情報更新処理,デジタル複合機103からの履歴情報照会処理,ドキュメント情報照会処理について詳細に説明する。
図17は、本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図12に示した端末101からの機密文書印刷処理に対応する。なお、図中、S801,S802は文書管理者により行われる操作に対応する。また、S803,S805〜S809,S811,S812は図12に示した端末101の各部(CPU218により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU218が実行すると記す。また、S804,S813は図16に示した管理サーバ105の各部(CPU201により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU201が実行すると記す。また、S810は図1に示したプリンタ102が実行する処理に対応する。
文書管理者は、文書を印刷する際に、ステップS801で文書管理情報入力画面(図3の2001)より文書識別名(2002),文書管理者識別ID(2003),管理サーバ情報(2004)を入力する。なお、文書識別名(2002)は、デフォルトで印刷文書のファイル名称が設定されており上書き可能である。また、文書管理者識別ID(2003)には自分の個人識別IDの入力を行う。また、管理サーバ情報(2004)には管理サーバの所在(IPアドレス等)を入力する。
上記完了後に、文書管理者は、ステップS802において、印刷ボタン2005により印刷指示を行う。
端末101では、CPU218が、ステップS803において、ステップS801で入力された個人識別IDを取得し、個人識別IDをキーに管理サーバ105のユーザ管理DB109を検索する(個人識別IDをキーとするユーザ情報検索データを作成して管理サーバ105に送信する)。
管理サーバ105では、ステップS804において、CPU201が、端末101より受け取ったユーザ情報検索データに基づいてユーザ管理DB109を検索し、該検索結果を端末101へ返送する。
端末101では、ステップS805において、CPU218が、管理サーバ105からの応答結果に基づいて、管理サーバ105が存在しているか、稼働しているかを、管理サーバ105からの応答があったか否かで判断し、ステップS806において、個人識別IDが管理サーバ105のユーザ管理DB109に存在するか否かを判断する。
端末101のCPU218が、ステップS805で応答がないと判定した場合、又は、ステップS806でユーザ情報が登録されていないと判定した場合には、ステップS807において、端末101のCPU218は、エラーメッセージを表示装置224に表示させて印刷処理を終了する。
一方、端末101のCPU218が、ステップS805で応答があり、且つ、ステップS806でユーザ情報が登録されていると判定した場合には、ステップS808に処理を進める。
ステップS808では、端末101のCPU218は、ドキュメント情報1301(図2)を作成する。その際、ドキュメント情報1301(図2)内の(1)文書識別情報の文書識別名,文書管理者識別ID,文書管理者氏名,文書管理者所属と(3)管理サーバ情報を、文書管理情報入力画面2001(図3)で入力された情報より設定する。また、(1)文書識別情報の文書総ページ数、本ページ番号を、文書情報301(図12)より設定する。また、(2)作業情報の(i)今回受取情報の個人識別ID〜受取ページ番号を、上記設定した(1)文書識別情報の文書管理者識別ID〜文書総ページ数より設定する。また、(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取部番号と受取機識別IDを、ステップS801で入力された印刷指示より設定する。また、(2)作業情報の(i)今回受取情報の配付識別IDと(2)作業情報の(ii)前回受取情報にスペースを設定する。最後に、端末101のCPU218は、上記のように作成されたドキュメント情報1301(図2)をQRコード化する(例えば、図8Aの1401〜1406)。
次に、ステップS809において、端末101のCPU218は、文書情報301自体とQRコードを合成した印刷情報を生成して、プリンタ102へ送る。
プリンタ102は、ステップS810において、端末101から受信した印刷情報に基づいて文書を印刷する。
端末101では、ステップS810において、端末101のCPU218は、印刷文書が終了したか否かを判定し、終了していない場合(印刷文書が複数枚ある場合)には、端末101のCPU218は、ステップS808に処理を戻し、印刷文書の次の頁に処理を実行する。
そしてステップS810で、印刷文書が終了したと判断した場合には、端末101のCPU218は、ステップS812に処理を進める。
次に、ステップS812において、端末101のCPU218は、印刷文書の受取履歴を管理するために、管理サーバ105の履歴管理DB107の更新情報としての履歴管理DB情報1302(図2)を作成する。その際、ステップS808で作成したドキュメント情報1301(図2)の(1)文書識別情報の文書識別名〜文書総ページ数と(2)作業情報の(i)今回受取情報,(ii)前回受取情報を、履歴管理DB情報1302の同項目へセットする。また、端末101のCPU218は、履歴管理DB1302の(4)配付制御情報の配付区分を「配付可」に設定する。そして、端末101のCPU218は、上記のように作成された履歴管理DB情報1302を履歴情報作成データとして管理サーバ105へ送信する。
管理サーバ105では、ステップS813において、CPU201が、端末101から受信した履歴情報作成データに基づいて、履歴管理DB107へ履歴セグメントを登録して履歴管理DB107を更新する(例えば、図9Aの1501,1502)。以上により、本印刷処理を終了する。
図18は、本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図13に示したデジタル複合機103からの機密文書配付処理に対応する。なお、図中、S901,S902は配付作業者により行われる操作に対応する。また、S903,S905〜S909,S911〜S917は図13に示したデジタル複合機103の各部(CPU210により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU210が実行すると記す。また、S904,S910,S918は図16に示した管理サーバ105の各部(CPU201により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU201が実行すると記す。
配付作業者は、文書を配付する際に、デジタル複合機103の原稿台に配付するドキュメントをセットし、ステップS901において、IDカードをデジタル複合機103のカードリーダ部214にかざしてデジタル複合機103に個人識別IDを読込ませる。
次に、配付作業者は、ステップS902において、画面1901(図5)のドキュメント配付機能選択画面1902で、配付部数の設定と配付指示を行う。
すると、デジタル複合機103では、ステップS903において、CPU210が、IDカードから読み込んだ個人識別IDをキーに管理サーバ105のユーザ管理DB109を検索する(サーバ情報確認部314が個人識別IDをキーとするユーザ情報検索データを作成して管理サーバ105に送信する)。
管理サーバ105では、ステップS904において、CPU201が、デジタル複合機103より受け取ったユーザ情報検索データに基づいてユーザ管理DB109を検索し、該検索結果をデジタル複合機103へ返送する。
デジタル複合機103では、ステップS905において、CPU210が、管理サーバ105からの応答結果に基づいて、管理サーバ105が存在しているか、稼働しているかを、管理サーバ105からの応答があったか否かで判断し、ステップS906において、個人識別IDが管理サーバ105のユーザ管理DB109に存在するか否かを判断する。
デジタル複合機103のCPU210が、ステップS905で応答がないと判定した場合、又は、ステップS906でユーザ情報が登録されていないと判定した場合には、ステップS907において、デジタル複合機103のCPU210は、エラーメッセージを表示装置224に表示させて配付処理を終了する。
一方、デジタル複合機103のCPU210が、ステップS905で応答があり、且つ、ステップS906でユーザ情報が登録されていると判定した場合には、ステップS908に処理を進める。
ステップS908では、デジタル複合機103のCPU210は、スキャナ部215により原稿台にセットされた文書から1枚の用紙を読み取り、該読み取った用紙のQRコードよりドキュメント情報1301(図2)を読み取り、該読み取ったドキュメント情報1301と用紙自体の情報(イメージ情報)と対応させてデジタル複合機103内部のRAM211で保存させる。
次に、ステップS909において、デジタル複合機103のCPU210は、ステップS908で読み取ったドキュメント情報1301(図2)の(1)文書識別情報の文書識別名〜文書発行日時と、(2)作業情報の(i)今回受取情報の配付識別ID,受取部番号をキーとして管理サーバ105の履歴管理DB107から該当セグメントを検索する(上記キーを履歴情報検索データとして管理サーバ105へ送信する)。
管理サーバ105では、ステップS910において、CPU201が、デジタル複合機103から受信した履歴情報検索データに基づいて履歴管理DB1302を検索し、該検索結果をデジタル複合機103へ返送する。
デジタル複合機103では、ステップS911において、CPU210が、ステップS908で取得した配付用紙のドキュメント情報1301(図2)の(2)作業情報の(i)今回受取情報の個人識別IDが、ステップS901で入力された配付作業者の個人識別IDと一致するか否かを判定する。
そして、ステップS911で、デジタル複合機103のCPU210が、個人識別IDが一致しないと判定した場合には、ステップS914に処理を進める。
一方、ステップS911で、デジタル複合機103のCPU210が、個人識別IDが一致すると判定した場合には、ステップS912に処理を進める。
ステップS912では、デジタル複合機103のCPU210は、管理サーバ105からの返信される検索結果に基づいて、配付用紙に対応している履歴管理DB107のセグメントが存在しているか否かを判定し、存在していないと判定した場合には、ステップS914に処理を進める。
一方、ステップS912で、配付用紙に対応している履歴管理DB107のセグメントが存在していると判断した場合には、ステップS913に処理を進める。
ステップS913では、デジタル複合機103のCPU210は、当該セグメント(管理サーバ105からの検索結果として返信された履歴管理DB情報1302)内の(4)配付制御情報の配付区分が「配付可」となっているか否かを判定する。
そして、ステップS913で、配付区分が「配付可」となっていないと判定した場合には、デジタル複合機103のCPU210は、ステップS914に処理を進める。
ステップS914では、デジタル複合機103のCPU210は、当該用紙を配付対象から外し、ステップS915に処理を進める。
一方、ステップS913で、配付区分が「配付可」となっていると判定した場合には、デジタル複合機103のCPU210は、ステップS915に処理を進める。
ステップS915では、デジタル複合機103のCPU210は、原稿台にまだ読み取る配付用紙が存在するか否かにより、配付文書が終了していないか否を判定し、終了していないと判定した場合(配付文書が複数枚の用紙で構成される場合)には、ステップS908に処理を戻し、次の用紙の処理へ移行する。
そして、ステップS915で、配付文書が終了したと判定した場合には、デジタル複合機103のCPU210は、ステップS916に処理を移行させる。
ステップS916では、デジタル複合機103のCPU210は、当該配付文書の配付識別IDを発番して、ドキュメント配付機能選択画面1902(図5)へ表示する。
次に、ステップS917において、デジタル複合機103のCPU210は、配付文書情報1304(図2)を作成する。まず、配付文書情報1304の(1)配付識別IDにステップS916で発番した配付識別IDをセットする。また、配付文書情報1304の(2)配付者識別ID,(3)配付部数に、ステップS901で入力された配付作業者の個人識別ID,ステップS902で入力された配付部数をそれぞれセットする。また、(4)受取済部数に「0」をセットする。また、(5)配付ページ番号にステップS908〜S915で処理した用紙の全てのページ番号をセットする。また、(6)元セグメントキー情報の(i)文章情報の文書識別名〜文書発行日時に、ステップS908で読み取ったドキュメント情報1301(図2)の(1)文書識別情報の文書識別名〜文書発行日時の情報をセットする。(7)元セグメントキー情報の管理用サーバIPアドレスにステップS908で読み取ったドキュメント情報1301(図2)の(3)管理サーバ情報の管理用サーバIPアドレスの情報をセットする。また、(8)文書イメージにステップS908で読み取った全ての用紙のイメージをセットする。最後に上記のように作成した配付文書情報1304を配付文書情報作成データとして管理サーバ105へ送信する。
管理サーバ105では、ステップS918において、CPU201が、デジタル複合機103から受信した配付文書情報作成データに基づいて配付文書管理DB108にセグメント(配付文書情報1304)を登録して配付文書管理DB108を更新する(例えば、図10の1601)。そして、本配付処理を終了する。
図19は、本発明における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図14に示したデジタル複合機103−aからの機密文書受取処理に対応する。なお、図中、S1001,S1002は受取作業者により行われる操作に対応する。また、S1003,S1005〜S1007,S1009〜S1014,S1017〜S1018は図14に示したデジタル複合機103の各部(CPU210により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU210が実行すると記す。また、S1004,S1008,S1015,S1016は図16に示した管理サーバ105の各部(CPU201により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU201が実行すると記す。
受取作業者は、文書を受け取る際に、ステップS1001において、IDカードをデジタル複合機103−aのカードリーダ部214にかざしてデジタル複合機103に個人識別IDを読込ませる。
次に、配付作業者は、ステップS1002において、画面1901(図5)のドキュメント受取機能選択画面1903で、配付識別IDの入力と受取指示を行う。
すると、デジタル複合機103−aでは、ステップS1003において、CPU210が、IDカードから読み込んだ個人識別IDをキーに管理サーバ105のユーザ管理DB109を検索する(サーバ情報確認部314が個人識別IDをキーとするユーザ情報検索データを作成して管理サーバ105に送信する)。
管理サーバ105では、ステップS1004において、CPU201が、デジタル複合機103−aより受け取ったユーザ情報検索データに基づいてユーザ管理DB109を検索し、該検索結果をデジタル複合機103−aへ返送する。
デジタル複合機103−aでは、ステップS1005において、CPU210が、管理サーバ105からの応答結果に基づいて、管理サーバ105が存在しているか、稼働しているかを、管理サーバ105からの応答があったか否かで判断し、ステップS1006において、個人識別IDが管理サーバ105のユーザ管理DB109に存在するか否かを判断する。
デジタル複合機103−aのCPU210が、ステップS1005で応答がないと判定した場合、又は、ステップS1006でユーザ情報が登録されていないと判定した場合には、ステップS1013において、デジタル複合機103−aのCPU210は、エラーメッセージを表示装置224に表示させて受取処理を終了する。
一方、デジタル複合機103−aのCPU210が、ステップS1005で応答があり、且つ、ステップS1006でユーザ情報が登録されていると判定した場合には、ステップS1007に処理を進める。
ステップS1007では、デジタル複合機103−aのCPU210は、ステップS1002で入力された配付識別IDより、配付文書管理DB(図13の1304)の検索と関連する履歴管理DB(図13の1302)の検索を指示する(配付識別IDを配付文書情報検索データとして管理サーバ105へ送信する)。
管理サーバ105では、ステップS1008において、CPU201が、デジタル複合機103−cから受信した配付文書情報検索データ(配付識別ID)に基づいて配付文書管理DB108を検索し、該当したセグメント(配付文書情報1304(図2))を取得する。さらに、管理サーバ105のCPU201は、上記検索して取得した配付文書情報1304(図2)の(6)元セグメントキー情報内の(i)文書識別情報(第一キー),(ii)受取情報(第二キー)に基づいて、履歴管理DB107を検索して該当したセグメント(履歴管理DB情報1302(図2))を取得する。そして、上記配付文書管理DB108と履歴管理DB107の検索結果をデジタル複合機103−cへ返送する。
デジタル複合機103−cでは、ステップS1009において、CPU210が、管理サーバ105から受信した配付文書管理DB108の検索結果に基づいて、上記入力された配付識別IDに対応する情報が配付文書管理DB108に存在するか判断し、存在しないと判定した場合には、ステップS1013に処理を進め、エラーメッセージを出力して受取処理を終了する。
一方、ステップS1009で、デジタル複合機103−cのCPU210が、上記入力された配付識別IDに対応する情報が配付文書管理DB108に存在すると判定した場合には、ステップS1010に処理を進める。
ステップS1010では、デジタル複合機103−cのCPU210は、管理サーバ105から検索結果として受信した配付文書情報1304(図2)の(4)受取済部数が(3)配付部数に達していないか否かを判定し、既に(4)受取済部数が(3)配付部数に達していると判定した場合には、ステップS1013に処理を進め、エラーメッセージを出力して受取処理を終了する。
一方、ステップS1010で、まだ(4)受取済部数が(3)配付部数に達していないと判定した場合には、ステップS1011に処理を進める。
ステップS1011では、デジタル複合機103−cのCPU210は、管理サーバ105から受信した履歴管理DB107の検索結果に基づいて、検索した配付文書情報1304(図2)の(6)元セグメントキー情報に対応する情報が履歴管理DB107に存在しているか否かを判定し、存在しないと判定した場合には、ステップS1013に処理を進め、エラーメッセージを出力して受取処理を終了する。
一方、ステップS1011で、検索した配付文書情報1304(図2)の(6)元セグメントキー情報に対応する情報が履歴管理DB107に存在していると判断した場合には、デジタル複合機103−cのCPU210は、ステップS1012に処理を進める。
ステップS1012では、デジタル複合機103−cのCPU210は、ステップS1008で管理サーバ105から検索結果として送信された履歴管理DB情報1302(図2)内の(4)配付制御情報の配付区分が「配付可」であるか否かを判定し、「配付可」でない(「配付不可」である)と判定した場合には、ステップS1013に処理を進め、エラーメッセージを出力して受取処理を終了する。
一方、ステップS1012で、履歴管理DB情報1302(図2)内の(4)配付制御情報の配付区分が「配付可」であると判定した場合には、デジタル複合機103−cのCPU210は、ステップS1014に処理を進める。
ステップS1014では、デジタル複合機103−cのCPU210は、配付文書情報1304(図2)の更新情報と履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報を作成する。まず、デジタル複合機103−cのCPU210は、ステップS1009で管理サーバ105から取得した配付文書情報1304(図2)の(4)受取済部数を1カウントアップして配付文書情報1304(図2)の更新情報を作成する。また、デジタル複合機103−cのCPU210は、管理サーバ105から取得した履歴管理DB情報1302(図2)の(1)文書識別情報を、履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報の(1)文書識別情報へ設定する。また、管理サーバ105から取得した履歴管理DB情報1302(図2)の(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取部番号〜受取機識別IDを、履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報の(ii)前回受取情報の受取部番号〜受取機識別IDへ設定する。また、ステップS1002で入力された配付識別IDを、履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報の(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取識別IDに設定する。また、ステップS1009で取得した配付文書管理DB1304(図2)の(3)配付部数と(4)受取済部数に1を加算した計算結果より、ステップS1002で入力された配付識別IDの(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取部番号を設定する。また、ステップS1009で取得した配付文書管理DB1304(図2)の(5)配付ページ番号を、履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報の(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取ページ番号に設定する。また、ステップS1005で取得したユーザ管理DB1303(図2)の情報から、履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報の(2)作業情報の(i)今回受取情報の個人識別ID,氏名,所属を設定する。また、デジタル複合機103−aのタイマより、履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報の(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取日時を設定する。また、デジタル複合機103−aの機器情報等から履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報の(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取機識別IDを設定する。最後に、デジタル複合機103−aのCPU210は、上記のように作成した配付文書情報1304(図2)の更新情報を配付文書情報更新データ、履歴管理DB情報1302(図2)の更新情報を履歴情報更新データとして、管理サーバ105に送信する。
管理サーバ105では、ステップS1015において、デジタル複合機103−aから受信した配付文書情報更新データに基づいて、配付文書管理DB108を更新する((4)受取済部数を1カウントアップする)。
次に、ステップS1016において、デジタル複合機103−aから受信した履歴情報更新データに基づいて、履歴管理DB107に受取セグメントを登録して履歴管理DB107を更新する(例えば、図9Bの1503)。
また、デジタル複合機103−aでは、ステップS1017において、CPU210が、受け取る文書の各ページに付与されるQRコード(ドキュメント情報1301(図2))を作成する。まず、デジタル複合機103−aのCPU210は、ステップS1014で作成した履歴管理DB107の更新情報の(1)文書識別情報の文書識別名〜文書総ページ数と、(1)作業情報の(i)今回配付情報と(ii)前回作業情報とを、各ページに付与するQRコードに対応するドキュメント情報1301の同項目名にそれぞれ設定する。また、ステップS1009で取得した配付文書情報1304(図2)の(5)配付ページ番号に基づいて、各ページのドキュメント情報1301の(1)文書識別情報の本ページ番号にそれぞれ設定する。また、ステップS1009で取得した配付文書情報1304(図2)の(7)管理サーバ情報の管理用サーバIPアドレスを、各ページのドキュメント情報1301の(3)管理サーバ情報の管理用サーバIPアドレスに設定する。最後に、デジタル複合機103−aのCPU210は、上記のように作成した各ページのドキュメント情報1301をそれぞれQRコード化して各ページのQRコードを作成する(例えば、図8Bの145〜147)。
次に、ステップS1018において、デジタル複合機103−aのCPU210は、ステップS1017で作成した各ページのQRコードと、ステップS1009で取得した配付文書情報1304(図2)の(8)文書イメージ(各ページのイメージ情報)をそれぞれ合成して印刷文書イメージを作成して、印刷を行う。そして、本受取処理を終了する。
図20は、本発明における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図12に示した端末101からの機密文書履歴情報照会処理及び履歴情報更新処理に対応する。なお、図中、S1101,S1102,S1113,S1118は文書管理者により行われる操作に対応する。また、S1103,S1106〜S1110,S1112,S1114,S1115は図12に示した端末101の各部(CPU218により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU218が実行すると記す。また、S1104,S1105,S1111,S1116,S1117は図16に示した管理サーバ105の各部(CPU201により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU201が実行すると記す。
文書管理者は、履歴情報照会を行う際に、ステップS1101で履歴情報照会画面(図6の1701)より文書管理者識別ID(1704)を入力する。
次に、文書管理者は、ステップS1102において、照会ボタン1707により履歴照会指示を行う。
端末101では、CPU218が、ステップS1103において、ステップS1101で入力された文書管理者識別ID(ユーザ識別ID)をキーに管理サーバ105のユーザ管理DB109と履歴管理DB107の検索を行う(文書管理者識別IDをキーとするユーザ情報検索データ,履歴情報検索データを作成して管理サーバ105に送信する)。
管理サーバ105では、ステップS1104において、CPU201が、端末101より受け取ったユーザ情報検索データに基づいてユーザ管理DB109を検索し、該検索結果を端末101へ返送する。
また、ステップS1105において、管理サーバ105のCPU201は、履歴管理DB107より(2)作業情報の(ii)前回受取情報がブランク、又は、(i)今回受取情報の受取識別IDがブランクとなっているセグメント(即ち、親セグメント)を対象に、履歴管理DB107の(1)文書情報の文書管理者識別IDがステップS1101で入力された文書管理者識別IDと同じセグメントを全て検索して、文書識別名,文書発行日時の情報を端末101へ送信する。
端末101では、ステップS1106において、CPU218が、管理サーバ105からの応答結果に基づいて、管理サーバ105が存在しているか、稼働しているかを、管理サーバ105からの応答があったか否かで判断し、ステップS1107において、文書管理者識別IDが管理サーバ105のユーザ管理DB109に存在するか否かを判断する。
端末101のCPU218が、ステップS1106で応答がないと判定した場合、又は、ステップS1107でユーザ情報が登録されていないと判定した場合には、ステップS1108において、端末101のCPU218は、エラーメッセージを表示装置224に表示させて印刷処理を終了する。
一方、端末101のCPU218が、ステップS1106で応答があり、且つ、ステップS1107でユーザ情報が登録されていると判定した場合には、ステップS1109に処理を進める。
ステップS1109では、端末101のCPU218は、ステップS1105で管理サーバ105から送信され情報(文書識別名,文書発行日時の情報)に基づいて履歴情報照会画面(図6の1701)の文書識別名(1705),文書発行日時(1706)を設定する。
ステップS1118において、文書管理者は、履歴情報照会画面(図6の1701)より文書識別名(1705),文書発行日時(1706)を選択して、照会ボタン1707により履歴照会指示を行う。
端末101では、ステップS1110において、CPU218が、ステップS118で選択された文書識別名,文書管理者識別ID,文書発行日時の情報を履歴情報検索データとして、管理サーバ105へ送信する。
管理サーバ105では、ステップS1111において、CPU201が、端末101から受信した履歴情報検索データに基づいて履歴管理DB107を検索し、該検索結果(条件に該当するドキュメント情報)より、(2)作業情報の(ii)前回受取情報がブランク、又は、(i)今回受取情報の配付識別IDがブランクとなっている親セグメントを検索する。次に、該検索された親(上位)セグメントの(2)作業情報の(i)今回受取情報の個人識別ID,受取日時,受取部番の情報を、(2)作業情報の(ii)前回受取情報の個人識別ID,受取日時,受取部番に持つセグメントを検索して、これを上記親(上位)セグメントの傘下(下位)のセグメントとする。さらに、この親(上位)セグメントと傘下(下位)セグメントの関係の検索を繰り返して行ってドキュメントの系譜情報を作成する。なお、この履歴系譜情報作成処理の詳細は後述する図22に示す。そして、作成した履歴系譜情報を端末101へ送信する。
端末101では、ステップS1112において、CPU218が、管理サーバ105から履歴系譜情報を受信して履歴情報の系譜図(図6の1702)を表示装置224に表示する。
文書管理者が、1セグメントの詳細情報を照会したい場合には、系譜図(図6の1702)より該当セグメントを選択することにより、詳細情報画面(図6の1703)が表示される。
照会結果より配付を禁止したいセグメントがあった場合には、ステップS1113において、文書管理者が詳細情報画面(図6の1703)の配付区分をプルダウンより「配付不可」を選択して(図6の1708)、更新ボタン1709により更新指示を行う。
端末101では、ステップS1114において、CPU218が、更新指示があるか否かを判定して、更新指示が無いと判定した場合には、本履歴情報照会処理及び履歴情報更新処理を終了する。
一方、ステップS1114で、更新指示があったと判断した場合には、ステップS1115に処理を進める。
ステップS1115では、端末101のCPU218は、ステップS1113で選択されたセグメントの履歴情報更新データとして、履歴管理DB情報1302(図2)の(1)文書識別情報の文書識別名〜文書発行日時、(2)作業情報の(i)今回受取情報の配付識別ID、受取部番号に該当する情報と(4)配付制御情報の配付区分の情報を、管理サーバ105へ送信する。
管理サーバでは、ステップS1116において、CPU201が、端末101からの更新指示(履歴情報更新データの受信)があるか判断して、更新指示がないと判定した場合には、本履歴情報照会処理及び履歴情報更新処理を終了する。
一方、ステップS1116で、管理サーバのCPU201が、更新指示(履歴情報更新データの受信)があったと判定した場合には、ステップS1117において、管理サーバのCPU201は、端末101より受信した履歴情報更新データに基づいて、履歴管理DB107の該当セグメントの配付区分を更新する(例えば、図9Bの1504)。そして、本履歴情報照会処理及び履歴情報更新処理を終了する。
図21は、本発明における第5の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図15に示したデジタル複合機103からの機密文書のドキュメント情報照会処理及び履歴情報照会処理に対応する。なお、図中、S1201,S1202,S1217,S1218は文書管理者により行われる操作に対応する。また、S1203,S1205〜S1211,S1213,S1214,S1216は図14に示したデジタル複合機103−cの各部が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU210が実行すると記す。また、S1204,S1212,S1215は図16に示した管理サーバ105の各部(CPU201により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU201が実行すると記す。
文書管理者は、機密文書のドキュメント情報照会処理又は履歴情報照会を行う際に、ステップS1201において、IDカードをデジタル複合機103−cのカードリーダ部214にかざしてデジタル複合機103−cに個人識別IDを読込ませる。
次に、文書管理者は、ステップS1202において、画面1901(図5)のドキュメント情報照会機能選択画面1905で表示ボタン又は印刷ボタンによりドキュメント情報照会指示を行う、又は、履歴情報照会機能選択画面1904で照会ボタンにより履歴照会指示を行う。なお、ドキュメント情報照会を指示した場合は、文書管理者は、ステップS1217において、該当用紙をデジタル複合機103−cの原稿台へセットする。
デジタル複合機103−aでは、ステップS1203において、CPU210が、IDカードから読み込んだ個人識別IDをキーに管理サーバ105のユーザ管理DB109を検索する(サーバ情報確認部314が個人識別IDをキーとするユーザ情報検索データを作成して管理サーバ105に送信する)。
管理サーバ105では、ステップS1204において、CPU201が、デジタル複合機103−cより受け取ったユーザ情報検索データに基づいてユーザ管理DB109を検索し、該検索結果をデジタル複合機103−cへ返送する。
デジタル複合機103−cでは、ステップS1205において、CPU210が、管理サーバ105からの応答結果に基づいて、管理サーバ105が存在しているか、稼働しているかを、管理サーバ105からの応答があったか否かで判断し、ステップS1206において、個人識別IDが管理サーバ105のユーザ管理DB109に存在するか否かを判断する。
デジタル複合機103−cのCPU210が、ステップS1205で応答がないと判定した場合、又は、ステップS1206でユーザ情報が登録されていないと判定した場合には、ステップS1207において、デジタル複合機103−cのCPU210は、エラーメッセージを表示装置224に表示させて受取処理を終了する。
一方、デジタル複合機103−cのCPU210が、ステップS1205で応答があり、且つ、ステップS1206でユーザ情報が登録されていると判定した場合には、ステップS1208に処理を進める。
ステップS1208では、デジタル複合機103−cのCPU210は、ステップS1202での指示が、履歴情報照会かドキュメント情報照会かを判定し、ドキュメント情報照会と判定した場合には、ステップS1209に処理を進める。
ステップS1209では、デジタル複合機103−cのCPU210は、デジタル複合機103−cの原稿台にセットされた用紙をスキャナ部215により読み取ってドキュメントのQRコードよりドキュメント情報1301(図2)を読み取る。
次に、ステップS1210において、デジタル複合機103−cのCPU210は、ステップS1209で読み取ったドキュメント情報を、図5の1907に示したような形態で出力する。この時、ステップS1202のドキュメント情報照会指示の際に「表示」が選択された場合はドキュメント情報を操作パネル216に表示出力する。一方、ステップS1202のドキュメント情報照会指示の際に「印刷」が選択された場合はドキュメント情報をプリンタ部209より印刷出力する。そして、本ドキュメント情報照会処理を終了する。
一方、ステップS1208で、ステップS1202での指示が、履歴情報照会と判定した場合には、デジタル複合機103−cのCPU210は、ステップS1211に処理を進める。
ステップS1211では、デジタル複合機103−cのCPU210は、ステップS1201で入力された文書管理者識別ID(ユーザ識別ID)をキーに管理サーバ105の履歴管理DB107の検索を行う(文書管理者識別IDをキーとする履歴情報検索データを作成して管理サーバ105に送信する)。
管理サーバ105では、ステップS1212において、CPU201は、履歴管理DB107より(2)作業情報の(ii)前回受取情報がブランク、又は、(i)今回受取情報の受取識別IDがブランクとなっているセグメント(即ち、親セグメント)を対象に、履歴管理DB107の(1)文書情報の文書管理者識別IDがデジタル複合機103−cのCPU210から受け取った履歴情報検索データ(文書管理者識別ID)と同じセグメントを全て検索して、文書識別名,文書発行日時の情報をデジタル複合機103−cへ送信する。
デジタル複合機103−cでは、ステップS1213において、CPU210が、管理サーバ105から受信した情報(文書識別名,文書発行日時の情報)に基づいて履歴情報照会機能選択画面(図5の1904)の文書識別名,文書発行日時を設定する。
そして、文書管理者は、ステップS1218において、履歴情報照会機能選択画面(図5の1904)より文書識別名,文書発行日時を選択して、照会ボタンにより履歴照会指示を行う。
デジタル複合機103−cでは、ステップS1214において、CPU210が、選択された文書識別名,文書管理者識別ID,文書発行日時の情報を履歴情報検索データとして、管理サーバ105へ送信する。
管理サーバ105では、ステップS1215において、CPU201が、デジタル複合機103−cから受信した履歴情報検索データに基づいて履歴管理DB107を検索し、該検索結果(条件に該当するドキュメント情報)より、(2)作業情報の(ii)前回受取情報がブランク、又は、(i)今回受取情報の配付識別IDがブランクとなっている親セグメントを検索する。次に、該検索された親(上位)セグメントの(2)作業情報の(i)今回受取情報の個人識別ID,受取日時,受取部番の情報を、(2)作業情報の(ii)前回受取情報の個人識別ID,受取日時,受取部番に持つセグメントを検索して、これを上記親(上位)セグメントの傘下(下位)のセグメントとする。さらに、この親(上位)セグメントと傘下(下位)セグメントの関係の検索を繰り返して行ってドキュメントの系譜情報を作成する。なお、この履歴系譜情報作成処理の詳細は後述する図22に示す。そして、作成した履歴系譜情報をデジタル複合機103−cへ送信する。
デジタル複合機103−cでは、ステップS1216において、CPU210が、管理サーバ105から履歴系譜情報を受信して履歴情報の系譜図(図5の1906)をプリンタ部209により印刷する。そして、本履歴情報照会処理を終了する。
以下、図22を参照して、図20のステップS1111,図21のステップS1215内で実行される履歴系譜情報作成処理について説明する。
図22は、本発明における第6の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図20のステップS1111,図21のステップS1215内で実行される履歴系譜情報作成処理に対応する。なお、図中、S1401〜S1411は図16に示した管理サーバ105の履歴情報検索部(CPU201により実現される)が実行する処理に対応するが、以下では単にCPU201が実行すると記す。
なお、ドキュメントの履歴系譜情報は、最初に印刷した時点(上述の印刷作業を行った時点)での情報である文書識別名,文書管理者識別ID,文書発行日時でグルーピング出来る。また、そのセグメントを並び替えることで系譜情報が作成できる。
先ず、ステップS1401において、管理サーバ105のCPU201は、端末101又はデジタル複合機103等の機器から受信した履歴情報検索データ(文書識別名,文書管理者識別ID,文書発行日時を含む)と、履歴管理DB107内の(1)文書識別情報の文書識別名,文書管理者識別ID,文書発行日時が一致するセグメントであり、且つ、(2)作業情報の(ii)前回受取情報がブランクまたは(i)今回受取情報の配付識別IDがブランクであるセグメント(即ち、親セグメント)を検索して、該検索した親セグメントを第一階層としてRAM202内に設定する(複数ある場合には、全て親セグメントと設定する)。そして、カレントの階層を親セグメントに設定する。
次に、ステップS1402において、管理サーバ105のCPU201は、ステップS1401で設定した親セグメントを所定の順序で1つ読み込む処理を行い、ステップS1403において、ステップS1402の読込み込み処理で親セグメントを読み込めたか(未処理の親セグメントが有ったか)否かを判定する。
ステップS1403で、読み込む親セグメントが有ったと判定した場合には、ステップS1404において、管理サーバ105のCPU201は、読み込んだ親セグメントの(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取部番号〜受取機識別IDの情報と、同内容を(2)作業情報の(ii)前回受取情報の受取部番号〜受取機識別IDの情報を持つセグメントを検索する。
そして、ステップS1405において、管理サーバ105のCPU201は、ステップS1404で検索したセグメントを、ステップS1402で読み込んだ親セグメントの一階層下に設定しRAM202内に記憶し、ステップS1402に処理を戻し、次ぎの親セグメントの処理に移行する。
そして、ステップS1403で、読み込む親セグメントが無かったと判定した場合には、ステップS1406に処理を進める。
ステップS1406では、管理サーバ105のCPU201は、カレントの階層に1階層プラスした階層を新たにカレントの階層とし、該カレントの階層にセグメントが有るか否かを判定し、セグメントが有ると判定した場合には、ステップS1408に処理を進める。
ステップS1408では、管理サーバ105のCPU201は、カレントの階層のセグメントを所定の順序で1つ読み込む処理を行い、ステップS1409において、ステップS1408の読込み込み処理でセグメントを読み込めたか(未処理のセグメントが有ったか)否かを判定する。
ステップS1409で、読み込むセグメントが有ったと判定した場合には、ステップS1410において、管理サーバ105のCPU201は、読み込んだセグメントの(2)作業情報の(i)今回受取情報の受取部番号〜受取機識別IDの情報と、同内容を(2)作業情報の(ii)前回受取情報の受取部番号〜受取機識別IDの情報を持つセグメントを検索する。
そして、ステップS1411において、管理サーバ105のCPU201は、ステップS1410で検索したセグメントを、ステップS1408で読み込んだセグメントの一階層下に設定しRAM202内に記憶し、ステップS1408に処理を戻し、次ぎのセグメントの処理に移行する。
そして、ステップS1409で、読み込むセグメントが無かったと判定した場合には、管理サーバ105のCPU201は、ステップS1406に処理を戻し、カレントの階層をさらに1階層プラスする。
そして、ステップS1407で、カレントの階層にセグメントが無いと判定した場合には、本履歴系譜情報作成処理を終了する。
なお、本履歴系譜情報作成処理は、端末101又はデジタル複合機103で実行するように構成してもよい。
また、本実施形態では、ドキュメント情報2101及び履歴管理DB情報1302内の(2)作業情報内に2回の受取履歴情報((i)今回受取情報及び(ii)前回受取情報)を格納する構成について説明した。しかし、(2)作業情報内に格納する受取履歴情報は2回に限られるものではなく、3回以上の受取履歴情報を格納するように構成してもよし、格納可能な限り回数無制限に受取履歴情報を追加格納するように構成してもよい。
なお、従来では、配付者が複写した時点の情報を記録し、その履歴を遡る方法であり、最終配付者が不明となったり、紙文書を分割して配付した場合、事故の状況が掴み難く、調査しているうちに、文書が拡散されてしまう危険があった。しかし、本実施形態の複製文書管理システムでは、紙文書の物理的な特性を考慮し、紛失や妥当でない配付等の状況発生に対して、複製文書の配付を行った者、当該複製文書を受け取った者を特定し、事故発生原因や状況を把握するための配付者/受領者の系譜履歴を提供し、問題の追跡を可能にする。
具体的には、文書の原本から複製文書の最終受け取りまでの、文書の配付全体の情報の系譜を提供することができる。また、ページ単位にQRコードで文書の履歴を記録してあり、QRコード情報の印刷、又は、管理サーバの履歴管理DB107に保存されている履歴管理DB情報により、即座に、当該ページの配付者や所有者を知ることができる。これらの効果は、文書全体だけでなく、文書を分割しても得られるものである。
従って、原本から複製文書の受け取りの全履歴を連続した階層構造で捉えて、複製文書の文書管理者、配付者、所有者も含めた配付履歴も捉えて管理を可能する。そして、複製部数、複製ページも管理することにより、正確に現状を把握でき、より高いセキュリティの確保が可能となる。
即ち、複製文書から文書管理者,所有者,配付者を把握ができる。また、原本文書から終端複製文書までの複製文書全体の複製/配付履歴を連続した階層構造として、完全なセキュリティデータを把握できる。また、複製文書の取扱い等で拡散を止めたい場合に先ず止めるべき末端の複製文書の情報を把握できる。また、取扱いに関する指示や追跡調査が正確かつ迅速に行え、本来配付される者以外の者に複製文書が渡った事が発覚した場合、又は疑わしき場合に、文書管理者が該当複製文書の複写作業を制御して被害を最小限に留めることができる。また、複製作業時に同時に複製した部数を管理しているため、配付/受取状況から疑わしき文書を絞り込むことが容易に可能である。また、複製文書全体の配付/受取状況が把握可能であることから疑わしき文書の絞込みが可能である。また、紙媒体の特性から何枚かのページの分離がある場合も、紙文書のセキュリティ維持上、不可欠な管理であるページ管理までの管理を行うことができる等の効果を奏する。
上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図23に示すメモリマップを参照して本発明に係る複製文書追跡管理システムの端末101,デジタル複合機103(−a〜c),管理サーバ105で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図23は、本発明に係る本発明に係る複製文書追跡管理システムの端末101,デジタル複合機103(−a〜c),管理サーバ105で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図17,図18,図19,図20,図21,図22に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態を示す複製文書追跡管理システム全体の概要を示すシステム構成図である。 本実施形態の複製文書追跡管理システムで用いられる情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態の複製文書追跡管理システムで用いられる情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態の複製文書追跡管理システムで用いられる情報のデータ構造の一例を示す図である。 図1に示した端末101の表示装置上に表示される文書管理情報入力画面の一例を示す模式図である。 図1に示した端末101の制御(印刷作業)によりプリンタ102から印刷された機密文書104を説明するための模式図である。 デジタル複合機103の操作パネル上に表示される操作画面の一例を示す模式図である。 デジタル複合機103の操作パネル上に表示される操作画面の一例を示す模式図である。 デジタル複合機103の操作パネル上に表示される操作画面の一例を示す模式図である。 図1に示した端末101の表示装置上に表示される履歴紹介画面の一例を示す模式図である。 端末101の表示装置上に表示される照会・更新画面の一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において機密文書104にQRコード2101として付加されるデータの一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において機密文書104にQRコード2101として付加されるデータの一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において機密文書104にQRコード2101として付加されるデータの一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において機密文書104にQRコード2101として付加されるデータの一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において機密文書104にQRコード2101として付加されるデータの一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において履歴管理DB1302に作成されるセグメントの一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において履歴管理DB1302に作成されるセグメントの一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において履歴管理DB1302に作成されるセグメントの一例を示す模式図である。 図1で説明した印刷作業、配付作業、受取作業において配付文書管理DB1304に作成されるセグメントの一例を示す模式図である。 図1に示した端末101,デジタル複合機103,管理サーバ105のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1で説明した機密文書の印刷作業及び履歴情報照会・更新作業の端末101における処理概要を示す構成図である。 図1で説明した機密文書の配付作業のデジタル複合機103における処理概要を示す構成図である。 図1で説明した機密文書の受取作業のデジタル複合機103−aにおける処理概要を示す構成図である。 図1で説明した機密文書のドキュメント情報照会作業・履歴情報照会作業のデジタル複合機103−cにおける処理概要を示す構成図である。 図1に示した管理サーバ105における履歴情報の検索・更新,配付文書情報の検索・更新及びユーザ情報の検索処理の概要を示す構成図である。 本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第5の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第6の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る本発明に係る複製文書追跡管理システムの端末101,デジタル複合機103(−a〜c),管理サーバ105で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
101 端末
102 プリンタ
103 デジタル複合機
104 機密文書
105 管理サーバ
107 履歴管理DB
108 配付文書管理DB
109 ユーザ管理DB

Claims (15)

  1. 配付文書情報記憶手段と、
    文書データを記録材に印刷して紙文書の原本を作成する印刷作業を行う印刷作業実行手段と、
    原本又は複製された紙文書から当該紙文書の複製データを作成して前記配付文書情報記憶手段に登録する配付作業を行う配付作業実行手段と、
    前記配付文書情報記憶手段に記憶された複製データを記録材に印刷して複製文書を作成する受取作業を行う受取作業実行手段と、を有するものであり、
    前記印刷作業実行手段は、
    当該印刷作業に関する情報を受取履歴情報とし、この受取履歴情報と文書識別情報を含む付加情報を文書データの各ページに付加する付加手段と、
    前記付加情報が付加された文書データを記録材に印刷して紙文書の原本を作成する原本印刷手段と、を有するものであり、
    前記配付作業実行手段は、
    前記付加情報が付加されている原本又は複製された紙文書から画像データを読み取る読取手段と、
    前記画像データを文書イメージと付加情報とに分離する分離手段と、
    配付識別情報を発番する発番手段と、
    前記配付識別情報に紐つけて、前記文書イメージと前記付加情報に含まれていた文書識別情報と受取履歴情報を含む配付文書情報を前記配付文書情報記憶手段に登録する登録手段と、
    を有するものであり、
    前記受取作業実行手段は、
    入力される前記配付識別情報に基づいて前記配付文書情報記憶手段から該当する前記配付文書情報を取得する取得手段と、
    前記配付文書情報に含まれていた前記受取履歴情報に、当該受取作業に関する情報を追加して前記受取履歴情報を更新する更新手段と、
    前記配付文書情報に含まれていた文書識別情報と前記更新された受取履歴情報を含む付加情報を前記文書イメージの各ページに付加する付加手段と、
    前記更新された受取履歴情報を含む付加情報が付加された文書データを記録材に印刷して紙文書の複製を作成する複製印刷手段と、
    を有することを特徴とする複製文書管理システム。
  2. 受取履歴情報記憶手段を設け、
    前記印刷作業実行手段は、前記文書識別情報に紐つけて、前記受取履歴情報を前記受取履歴情報記憶手段に登録する履歴登録手段を設けたものであり、
    前記受取作業実行手段は、前記文書識別情報に紐つけて、前記更新した受取履歴情報を前記受取履歴情報記憶手段に追加する履歴登録手段を設けた、ことを特徴とする請求項1に記載の複製文書管理システム。
  3. 前記配付作業実行手段の登録手段は、入力される配付部数と初期化された受取済部数を含む配付文書情報を前記配付文書情報記憶手段に登録するものであり、
    前記受取作業実行手段は、
    前記取得手段により取得された配付文書情報に含まれていた受取済部数が配付部数に達していると判定した場合に当該配付処理を中断する中断手段と、
    受け取り可能と判断した場合に前記配付文書情報記憶手段に記憶される配付文書情報の受取済部数を更新する配付部数更新手段と、を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の複製文書管理システム。
  4. 前記配付識別情報に対応して入力される配付部数の変更指示に基づいて、前記配付識別情報に紐つけられて前記配付文書情報記憶手段に登録済の前記配付文書情報内の配付部数を更新する配付部数更新手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の複製文書管理システム。
  5. 前記受取履歴情報は、作業者を特定する情報,作業日時を特定する情報,作業機器を特定する情報,配布元及び配布先を特定する配布系譜に関する情報,配付識別情報を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の複製文書管理システム。
  6. 紙文書の文書識別情報と受取履歴情報を出力する紙文書情報照会作業を行う紙文書情報照会作業実行手段を設け、
    前記紙文書情報照会作業実行手段は、
    文書識別情報と受取履歴情報を含む付加情報が付加されている原本又は複製された紙文書から画像データを読み取る読取手段と、
    前記画像データを文書イメージと付加情報とに分離する分離手段と、
    前記付加情報に含まれていた文書識別情報と受取履歴情報を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の複製文書管理システム。
  7. 紙文書の受け取りの系譜を出力する履歴情報照会作業を行う履歴情報照会作業実行手段を設け、
    前記履歴情報照会作業実行手段は、
    入力される文書識別情報に基づいて前記受取履歴情報記憶手段から該当する前記受取履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した受取履歴情報を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の複製文書管理システム。
  8. 受取作業済の紙文書からの配付作業を禁止する配付禁止作業を行う配付禁止作業実行手段を設け、
    前記配付禁止作業実行手段は、
    前記履歴情報照会作業実行手段の前記出力手段により出力されたいずれかの受取履歴情報を指定して、該受取履歴情報に対応する紙文書からの配付作業を禁止するように指示する指示手段と、
    前記指示手段の指示に応じて、前記指定された受取履歴情報に対応する紙文書からの配付作業を禁止する旨の情報を、前記受取履歴情報記憶手段に登録された履歴管理情報に追加する配付禁止登録手段と、を有するものであり、
    前記配付作業実行手段は、
    前記分離手段により分離された前記付加情報内の文書識別情報と受取履歴情報に基づいて、前記受取履歴情報記憶手段に登録された前記受取履歴情報を取得する取得手段と、
    前記受取履歴情報記憶手段に登録された前記受取履歴情報に前記配付を禁止する旨の情報が含まれている場合には、当該配付作業を中断する中断手段と、を有することを特徴とする請求項7に記載の複製文書管理システム。
  9. 前記配付作業実行手段は、前記分離手段が分離した付加情報に含まれていた受取履歴情報内の作業者の情報と、当該印刷作業者の情報とが異なるページについては、配付対象から除外する除外手段を、有することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の複製文書管理システム。
  10. 前記配付文書情報記憶手段と、前記受取履歴情報記憶手段とを有するサーバ装置と、
    前記印刷作業実行手段を有する1又は複数の情報処理装置と、
    前記配付作業実行手段と、前記受取作業実行手段とを有する1又は複数の複合機と、
    が通信媒体を介して通信可能なことを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1項に記載の複製文書管理システム。
  11. 前記付加情報は、2次元バーコードを含むバーコード,電子透かしを含む付加方法で付加されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の複製文書管理システム。
  12. 文書データを記録材に印刷して紙文書の原本を作成する印刷作業を行う印刷作業実行ステップと、
    原本又は複製された紙文書から当該紙文書の複製データを作成して前記配付文書情報記憶手段に登録する配付作業を行う配付作業実行ステップと、
    前記配付文書情報記憶手段に記憶された複製データを記録材に印刷して複製文書を作成する受取作業を行う受取作業実行ステップと、を有するものであり、
    前記印刷作業実行ステップは、
    当該印刷作業に関する情報を受取履歴情報とし、この受取履歴情報と文書識別情報を含む付加情報を文書データの各ページに付加する付加ステップと、
    前記付加情報が付加された文書データを記録材に印刷して紙文書の原本を作成する原本印刷ステップと、を有するものであり、
    前記配付作業実行ステップは、
    前記付加情報が付加されている原本又は複製された紙文書から画像データを読み取る読取ステップと、
    前記画像データを文書イメージと付加情報とに分離する分離ステップと、
    配付識別情報を発番する発番ステップと、
    前記配付識別情報に紐つけて、前記文書イメージと前記付加情報に含まれていた文書識別情報と受取履歴情報を含む配付文書情報を前記配付文書情報記憶手段に登録する登録ステップと、
    を有するものであり、
    前記受取作業実行ステップは、
    入力される前記配付識別情報に基づいて前記配付文書情報記憶手段から該当する前記配付文書情報を取得する取得ステップと、
    前記配付文書情報に含まれていた前記受取履歴情報に、当該受取作業に関する情報を追加して前記受取履歴情報を更新する更新ステップと、
    前記配付文書情報に含まれていた文書識別情報と前記更新された受取履歴情報を含む付加情報を前記文書イメージの各ページに付加する付加ステップと、
    前記付加情報が付加された文書データを記録材に印刷して紙文書の複製を作成する複製印刷ステップと、
    を有することを特徴とする複製文書管理方法。
  13. 前記印刷作業実行ステップは、前記文書識別情報に紐つけて、前記受取履歴情報を受取履歴情報記憶手段に登録する履歴登録ステップを設けたものであり、
    前記受取作業実行ステップは、前記文書識別情報に紐つけて、前記更新した受取履歴情報を前記受取履歴情報記憶手段に追加する履歴登録ステップを設けた、ことを特徴とする請求項12に記載の複製文書管理方法。
  14. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載された複製文書管理システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム、又は、請求項12又は13のいずれか1項に記載された複製文書管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載された複製文書管理システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム、又は、請求項12又は13のいずれか1項に記載された複製文書管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記録媒体。
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