JP2008140065A - アクセス調停装置、アクセス調停方法、及び情報処理装置 - Google Patents

アクセス調停装置、アクセス調停方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高速処理とアクセス順序を保証する処理のいずれか一方を選択的に行うこと。
【解決手段】モード設定レジスタ110は、第1のモード及び第2のモードのいずれか一方を示す所定の値を格納する。モード切替部107は、モード設定レジスタ110に格納された所定の値が第1のモードを示す場合、バス101を介して受け取った第1のアクセス要求をメモリモジュール109の第1のインタフェースに出力し、所定の値が第2のモードを示す場合、第1のアクセス要求をアクセス調停部108に出力する。アクセス調停部108は、モード切替部107から第1のアクセス要求を、バス102から第2のアクセス要求を受け取る。アクセス調停部108は、第1のアクセス要求と第2のアクセス要求とを同時に受け取った場合、所定の方法に従って第1のアクセス要求と第2のアクセス要求の出力順序を調停し、メモリモジュール109の第2のインタフェースに供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は一般に、アクセス調停装置、アクセス調停方法、及び情報処理装置に関し、特に、同一のメモリモジュールへのアクセス要求が複数のバスを介して供給されるアクセス調停装置、アクセス調停方法、及び情報処理装置に関する。
従来、複数のバスマスタから複数のアクセス要求を同時に受け取った場合、それらのアクセス要求を調停する方法が提案されている。例えば、複数のバスマスタから2以上のバス獲得要求が同時に発生したとき、バス制御部がバス毎に独立に調停を行い、複数バスで並列転送を行う技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−91501号公報
ところで、複数のバスからの複数のアクセス要求が1つのメモリモジュールに対して供給される装置において、これらのアクセス要求のメモリモジュールに対するアクセス順序を保証する必要がある場合がある。例えば、あるバス上の処理モジュールによって書き込まれたデータを、異なるバス上の処理モジュールが読み出す必要がある場合等が考えられる。この場合、ある処理モジュールによる書き込み処理と、別のモジュールによる読み出し処理とが、所定のアクセス順序で行われないと、正しい処理を行うことができない。
しかし、上記の特開2003−91501号公報に記載された方法では、アクセス要求が、その発生順序とは無関係な順序で処理されるため、メモリモジュールへの所定のアクセス順序を保証することができない。
一方で、メモリモジュールへのアクセス順序を保証する必要がなく、むしろアクセス要求を処理する速度が求められる場合もある。
そこで、本発明は、高速処理とアクセス順序を保証する処理のいずれか一方を選択的に行うことができるアクセス調停装置、アクセス調停方法、及び情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一つの面によれば、第1の処理モジュールから第1のバスを介して供給される第1のアクセス要求を受け取る第1のインタフェースと、第2の処理モジュールから第2のバスを介して供給される第2のアクセス要求を受け取る第2のインタフェースとを備え、前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求をその発生順に処理し、前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求をその発生順に処理し、且つ前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求と前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求とを、それらの発生順序とは無関係な順序で処理するメモリモジュールに接続されるアクセス調停装置であって、前記第2のバスと前記メモリモジュールとの間に設けられ、第1のアクセス要求及び第2のアクセス要求の、前記第2のインタフェースへの出力順序を調停するアクセス調停部と、第1のモード及び第2のモードのいずれか一方を示す所定の値を格納するモード設定レジスタと、前記第1のバスと前記メモリモジュールとの間に設けられ、前記モード設定レジスタに格納された前記所定の値が前記第1のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記メモリモジュールの前記第1のインタフェースに出力し、前記モード設定レジスタに格納された前記所定の値が前記第2のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記アクセス調停部に出力するモード切替部とを具備することを特徴とするアクセス調停装置が提供される。
また、本発明の別の面によれば、第1の処理モジュールから第1のバスを介して供給される第1のアクセス要求を受け取る第1のインタフェースと、第2の処理モジュールから第2のバスを介して供給される第2のアクセス要求を受け取る第2のインタフェースとを備え、前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求をその発生順に処理し、前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求をその発生順に処理し、且つ前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求と前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求とを、それらの発生順序とは無関係な順序で処理するメモリモジュールへのアクセスに適用されるアクセス調停方法であって、第1のモード及び第2のモードのいずれか一方を示す所定の値を設定するステップと、前記所定の値が、前記第1のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記メモリモジュールの前記第1のインタフェースに出力し、前記第2のアクセス要求を前記メモリモジュールの前記第2のインタフェースに出力するステップと、前記所定の値が、前記第2のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求と前記第2のアクセス要求の出力順序を調停して、前記メモリモジュールの前記第2のインタフェースに出力するステップとを具備することを特徴とするアクセス調停方法が提供される。
さらに、本発明のまた別の面によれば、第1のアクセス要求を発行する第1の処理モジュールと、前記第1の処理モジュールに接続された第1のバスと、第2のアクセス要求を発行する第2の処理モジュールと、前記第2の処理モジュールに接続された第2のバスと、前記第1のアクセス要求を前記第1のバスを介して受け取る第1のインタフェースと、前記第2のアクセス要求を前記第2のバスを介して受け取る第2のインタフェースとを備え、前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求をその発生順に処理し、前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求をその発生順に処理し、且つ前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求と前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求とを、それらの発生順序とは無関係な順序で処理するメモリモジュールと、前記第2のバスと前記メモリモジュールとの間に設けられ、第1のアクセス要求と第2のアクセス要求の出力順序を調停し、前記メモリモジュールの前記第2のインタフェースに供給するアクセス調停部と、第1のモード及び第2のモードのいずれか一方を示す所定の値を格納するモード設定レジスタと、前記第1のバスと前記メモリモジュールとの間に設けられ、前記モード設定レジスタに格納された前記所定の値が前記第1のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記メモリモジュールの前記第1のインタフェースに出力し、前記モード設定レジスタに格納された前記所定の値が前記第2のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記アクセス調停部に出力するモード切替部とを具備することを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、高速処理とアクセス順序を保証する処理のいずれか一方を選択的に行うことができるアクセス調停装置、アクセス調停方法、及び情報処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
まず、図1を説明しつつ、本発明の一実施形態に係る情報処理装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を概略的に示すブロック図である。この情報処理装置は、例えば、LSI(Large Scale Integration)チップ100として実現されている。図1に示すように、LSIチップ100は、バス101及び102、処理モジュール103、104、105及び106、モード切替部107、アクセス調停部108、メモリモジュール109、並びにモード設定レジスタ110等を備える。LSIチップ100が備える各処理モジュール103、104、105及び106からの外部メモリ(SDRAM等)へのアクセスは、メモリモジュール109を介して行われる。
バス101は、処理モジュール103と処理モジュール104とに接続されており、これらの処理モジュール103及び104は、バスマスタとして動作する。処理モジュール103及び処理モジュール104から発行される、メモリモジュール109へのアクセス要求は、バス101を介してモード切替部107に供給される。
バス102は、モジュール105とモジュール106とに接続されており、これらのモジュール105及びモジュール106は、バスマスタとして動作する。モジュール105及びモジュール106から発行される、メモリモジュール109へのアクセス要求は、バス102を介してアクセス調停部108に供給される。
なお、バス101及びバス102は、メモリモジュール109に並列してアクセス要求を供給できる。また、本実施例において、バス101とバス102とは、同一のプロトコルに従って動作する。なお、バス101とバス102とが、異なるプロトコルに従って動作する場合、例えば、バス102とアクセス調停部108との間にプロトコル変換部を設ければよい。
モード切替部107は、バス101とメモリモジュール109との間に設けられる。また、モード切替部107は、アクセス調停部108に接続されている。モード切替部107は、処理モジュール103及び処理モジュール104からのメモリモジュール109へのアクセス要求を、バス101を介して受け取る。
また、モード切替部107は、所定の値を格納するモード設定レジスタ110を備えている。モード切替部107は、バス101を介して受け取ったアクセス要求を、モード設定レジスタ110に格納された所定の値に応じて、アクセス調停部108とメモリモジュール109のいずれか一方に選択的に出力する。
例えば、モード設定レジスタ110に格納された所定の値が、メモリモジュール109が選択されるべきこと(第1のモード)を示す場合、モード切替部107は、アクセス要求をメモリモジュール109の第1のインタフェースに直接出力する(図1中、矢印Aで表される経路)。この場合、処理モジュール103及び/又は処理モジュール104からのバス101を介したアクセス要求と、モジュール105及び/又はモジュール106からのバス102を介したアクセス要求とは、アクセス要求の発生順序(受信順序)とは無関係な順序でメモリモジュール109によって処理される。従って、アクセス要求を高速で処理することができる。なお、バス101を介して供給されたアクセス要求は、その発生順序(受信順序)に従って、メモリモジュール109の第1のインタフェースに供給される。また、モード切替部107を介してメモリモジュール109に供給されるアクセス要求と、アクセス調停部108を介してメモリモジュール109に供給されるアクセス要求の処理順序については、各々のアクセス要求で指定されるアドレスによって、いずれか一方のアドレス要求を優先して処理するように設定することができる。例えば、モード切替部107を介してメモリモジュール109に供給されるアクセス要求と、アクセス調停部108を介してメモリモジュール109に供給されるアクセス要求とが競合した場合、アクセス調停部108を介して供給されるアクセス要求を優先して処理するように設定してもよい。
一方、モード設定レジスタ110に格納された所定の値が、アクセス調停部108が選択されるべきこと(第2のモード)を示す場合、モード切替部107は、アクセス要求をアクセス調停部108に出力する(図1中、矢印Bで表される経路)。この場合、処理モジュール103及び/又は処理モジュール104からのバス101を介したアクセス要求と、モジュール105及び/又はモジュール106からのバス102を介したアクセス要求とは、アクセス調停部108によって適当な順序でメモリモジュール109の第2のインタフェースに出力される。このため、メモリモジュール109へのアクセス順序を保証することができる。
なお、モード設定レジスタ110に格納される所定の値は、種々の方法によって設定することができる。例えば、外部メモリの所定のアドレス領域内へのアクセス要求に対しては、第1のモードを設定し、所定のアドレス領域外へのアクセス要求に対しては、第2のモードを設定することができる。この場合、例えば、バス101を介してモード切替部107が受け取るアクセス要求で指定されたアドレスが、所定のアドレス範囲内である場合、当該アクセス要求は第1のモードで処理される。換言すれば、当該アクセス要求は、モード切替部107から、メモリモジュール109の第1のインタフェースに供給される。一方、バス101を介してモード切替部107が受け取るアクセス要求で指定されたアドレスが、所定のアドレス範囲外である場合、当該アクセス要求は第2のモードで処理される。換言すれば、当該アクセス要求は、モード切替部107から、アクセス調停部108に供給される。
また、例えば、バス101に接続されたモジュール104が、バス102に接続されたバス106と通信する必要がある場合、即ち、モジュール104から発行されるアクセス要求(例えば、ライト命令)とモジュール106から発行されるアクセス要求(例えば、リード命令)とが所定のアクセス順序で処理される必要がある場合、当該通信時に、モジュール104のドライバによって、モード設定レジスタに第2のモードを設定し、当該通信後に、第2のモードの設定を解除してもよい。
アクセス調停部108は、バス102とメモリモジュール109との間に設けられる。また、アクセス調停部108は、モード切替部107に接続されている。アクセス調停部108は、バス101又はバス102を介してアクセス要求を受け取った場合、メモリモジュール109の第2のインタフェースが現在アクセスされているか否かを判定する。メモリモジュール109の第2のインタフェースが現在アクセスされていない状態であると判定された場合、受け取ったアクセス要求をメモリモジュール109の第2のインタフェースへ出力する。一方、メモリモジュール109の第2のインタフェースが現在アクセスされている状態であると判定された場合、現在のアクセス要求が処理されるまで、受け取ったアクセス要求の処理を待機させる。アクセス調停部108は、バス101を介して供給されたアクセス要求と、バス102を介して供給されたアクセス要求とを同時に受け取った場合、所定の選択方法に従って、どちらか一方のアクセス要求を、メモリモジュール109の第2のインタフェースに出力し、他方のアクセス要求を待機させる。所定の選択方法としては、モード切替部107から受け取るアクセス要求と、バス102から受け取るアクセス要求のいずれか一方を常に優先する方法を採用することができる。また、所定の選択方法として、ラウンドロビン方法を採用することができる。ラウンドロビン方法では、モード切替部107から受け取るアクセス要求と、バス102から受け取るアクセス要求とが交互に優先して処理される。
メモリモジュール109は、モード切替部107及びバス102のそれぞれと、独立したインタフェース(I/F)を介して接続されている。より具体的には、メモリモジュール109は、バス101及びバスモード切替部107を介して供給されるアクセス要求を受け取る第1のインタフェース(I/F)と、バス102及びアクセス調停部108を介して供給されるアクセス要求を受け取る第2のインタフェースとを備える。メモリモジュール109は、第1のI/F及び第2のI/F毎に、各バスで必要なレイテンシ及びスループットを考慮して、外部メモリへのアクセス調停をし、アクセス要求の発生順序とは無関係な順序(Out-of-Order)で処理を行う。同一バス(101、102)からのアクセス要求、即ち、同一のI/F(第1のI/F、第2のI/F)を介して受け取ったアクセス要求については、それらの発生順序に従って処理を行う。また、バス101及びバス102の各々に接続されるモジュールによって、必要とされるレイテンシ及びスループットが異なる。よって、メモリモジュール109は、一方のバス(例えば、102)についてはレイテンシを長く、スループットを低く設定し、他方のバス(例えば、バス102)についてはレイテンシを短く、スループットを高く設定して、複数のバスからの要求を調停することによって、処理速度の向上を図ることができる。
なお、本発明の一実施形態によれば、上述したモード切替部107、モード設定レジスタ110、及びアクセス調停部108を備える、アクセス調停装置を提供することもできる。
なお、上記の説明では、バス101に2つのモジュール(バスマスタ)、即ち、処理モジュール103と処理モジュール104とが接続されている。しかし、1つ又は3以上のモジュール(バスマスタ)が、バス101に接続されてもよい。同様に、1つ又は3以上のモジュールが、バス102に接続されてもよい。また、バス101及び/又はバス102にバススレーブとなるモジュールが接続されていてもよい。さらに、バス101及び/又はバス102の構造は、バススイッチ構造であっても、階層構造であってもよい。
また、上述した説明では、メモリモジュール109と外部メモリとを異なる構成要素として説明しているが、メモリモジュール109は外部メモリと一体であってもよい。例えば、メモリモジュール109は、外部メモリ内に設けられてもよいし、メモリモジュール109内にメモリが設けられてもよい。
上述した実施形態によれば、異なるバス(101、102)上のモジュール間で、メモリモジュール109へのアクセス順序を保証することができる。また、モード設定レジスタ110に所定の値を設定することによって、高速処理とアクセス順序を保証する処理のいずれか一方を選択的に行うことができる。
図2及び3を参照しつつ、上記実施形態の変形例について説明する。
図2は、上記実施形態の変形例に係る情報処理装置100Aの構成を概略的に表すブロック図である。図2に示す情報処理装置100Aの構成は、図1に示す情報処理装置100の構成に、バス111、処理モジュール112、及び処理モジュール113を追加した構成である。なお、図2中、図1と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
情報処理装置100Aでは、3つの独立したバス、即ち、バス101、バス102、及びバス111が、それぞれメモリモジュール109の第1のインタフェース、第2のインタフェース、及び第3のインタフェースに接続されている。図1を参照しつつ説明したように、処理モジュール103及び処理モジュール104から発行されるアクセス要求は、バス101及びモード切替部107を介してメモリモジュール109の第1のインタフェースに供給される。モード切替部107は、バス101を介して供給されたアクセス要求を、モード設定レジスタ110に設定された所定の値に応じて、メモリモジュール109及びアクセス調停部108のいずれか一方に選択的に出力する。処理モジュール112及び処理モジュール113から発行されるアクセス要求は、バス111を介してメモリモジュール109の第3のインタフェースに出力される。
従って、異なるバス(101、102)上のモジュール間で、メモリモジュール109へのアクセス順序を保証することができる。また、モード設定レジスタ110に所定の値を設定することによって、高速処理とアクセス順序を保証する処理のいずれか一方を選択的に行うことができる。
図3は、上記実施形態の別の変形例に係る情報処理装置100Bの構成を概略的に表すブロック図である。図3に示す情報処理装置100Bの構成は、図1に示す情報処理装置100の構成に、バス114、処理モジュール115、処理モジュール116、モード切替部117、及びモード設定レジスタ118を追加した構成である。なお、図3中、図1と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
情報処理装置100Bでは、処理モジュール103及び処理モジュール104から発行されるアクセス要求が、バス101及びモード切替部107を介してメモリモジュール109の第1のインタフェースに供給される。モード切替部107は、バス101を介して供給されたアクセス要求を、モード設定レジスタ110に設定された所定の値に応じて、メモリモジュール109及びアクセス調停部108のいずれか一方に選択的に出力する。また、処理モジュール115及び処理モジュール116から発行されるアクセス要求は、バス114及びモード切替部117を介してメモリモジュール109の第3のインタフェースに供給される。
モード切替部117は、所定の値を格納するモード設定レジスタ118を備える。モード切替部117は、バス114を介して供給されたアクセス要求を、モード設定レジスタ118に設定された所定の値に応じて、アクセス調停部108及びメモリモジュール109のいずれか一方に選択的に出力する。例えば、モード設定レジスタ118に格納された所定の値が、アクセス要求をメモリモジュール109の第3のインタフェースに出力すべきこと(第3のモード)を示す場合、アクセス要求は、メモリモジュール109の第3のインタフェースに直接出力される(図3中、矢印Cで示される経路)。一方、モード設定レジスタ118に格納された所定の値が、アクセス要求をアクセス調停部108に出力すべきこと(第4のモード)を示す場合、アクセス要求は、アクセス調停部108に出力される(図3中、矢印Dで示される経路)。
アクセス調停部108は、バス102を介して供給されるアクセス要求と、モード切替部107を介して供給されるアクセス要求と、モード切替部117を介して供給されるアクセス要求のうちの2つ以上を同時に受け取った場合、それらのアクセス要求を、所定の方法に従ってアクセス順序を調停してメモリモジュール109に出力する。
従って、異なるバス(101、102)上のモジュール間で、メモリモジュール109へのアクセス順序を保証することができる。また、モード設定レジスタ110に所定の値を設定することによって、高速処理とアクセス順序を保証する処理のいずれか一方を選択的に行うことができる。
図4を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るアクセス制御方法を説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係るアクセス制御方法を説明するためのフローチャートである。このアクセス制御方法は、例えば、図1に示す情報処理装置100又はアクセス制御装置、図2に示す情報処理装置100A、及び図3に示す情報処理装置100Bのいずれにも適用することができる。以下、説明の都合上、本実施形態に係るアクセス制御方法を、図1に示す情報処理装置100に適用した場合を例に説明する。
まず、モード設定レジスタに第1のモード及び第2のモードのいずれか一方を示す所定の値を設定(格納)する(ステップS400)。モード切替部107は、モード設定レジスタ110に設定(格納)された所定の値が、第1のモードを示すか否かを判定する(ステップS402)。
モード設定レジスタに設定(格納)された所定の値が、第1のモードを示す場合(ステップS402でYES)、モード切替部107は、第1のバスを介してモジュール103及び/又はモジュール104から供給されたアクセス要求を、メモリモジュール109の第1のI/Fに供給する(ステップS402)。また、アクセス調停部108は、バス102を介して供給されたアクセス要求を、メモリモジュール109の第2のインタフェースに供給する。
一方、モード設定レジスタに格納(設定)された所定の値が、第2のモードを示す場合(ステップS402でNO)、モード切替部107は、第1のバスを介してモジュール103及び/又はモジュール104から供給されたアクセス要求を、アクセス調停部108に供給し、アクセス調停部は、バス101及びモード切替部107を介して供給されたアクセス要求と、バス102を介して供給されたアクセス要求とを、出力順序を調停して、メモリモジュール109の第2のインタフェースに供給する(ステップS406)。
本実施形態によれば、異なるバス(101、102)上のモジュール間で、メモリモジュール109へのアクセス順序を保証することができる。また、モード設定レジスタ110に所定の値を設定することによって、高速処理とアクセス順序を保証する処理のいずれか一方を選択的に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではない。本発明は、実施段階では、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変更して具現化できる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることで、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置の変形例の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置の別の変形例の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るアクセス制御方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
101…バス、102…バス、103…処理モジュール、104…処理モジュール、105…処理モジュール、106…処理モジュール、107…モード切替部、108…アクセス調停部、109…メモリモジュール、110…モード設定レジスタ、111…バス、112…処理モジュール、113…処理モジュール、114…バス、115…処理モジュール、116…処理モジュール、117…モード切替部、118…モード設定レジスタ。

Claims (5)

  1. 第1の処理モジュールから第1のバスを介して供給される第1のアクセス要求を受け取る第1のインタフェースと、第2の処理モジュールから第2のバスを介して供給される第2のアクセス要求を受け取る第2のインタフェースとを備え、前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求をその発生順に処理し、前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求をその発生順に処理し、且つ前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求と前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求とを、それらの発生順序とは無関係な順序で処理するメモリモジュールに接続されるアクセス調停装置であって、
    前記第2のバスと前記メモリモジュールとの間に設けられ、第1のアクセス要求及び第2のアクセス要求の、前記第2のインタフェースへの出力順序を調停するアクセス調停部と、
    第1のモード及び第2のモードのいずれか一方を示す所定の値を格納するモード設定レジスタと、
    前記第1のバスと前記メモリモジュールとの間に設けられ、前記モード設定レジスタに格納された前記所定の値が前記第1のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記メモリモジュールの前記第1のインタフェースに出力し、前記モード設定レジスタに格納された前記所定の値が前記第2のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記アクセス調停部に出力するモード切替部と
    を具備することを特徴とする、アクセス調停装置。
  2. 前記第1のバスと前記第2のバスとは、同一のプロトコルに従って動作することを特徴とする、請求項1記載のアクセス調停装置。
  3. 第1の処理モジュールから第1のバスを介して供給される第1のアクセス要求を受け取る第1のインタフェースと、第2の処理モジュールから第2のバスを介して供給される第2のアクセス要求を受け取る第2のインタフェースとを備え、前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求をその発生順に処理し、前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求をその発生順に処理し、且つ前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求と前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求とを、それらの発生順序とは無関係な順序で処理するメモリモジュールへのアクセスに適用されるアクセス調停方法であって、
    第1のモード及び第2のモードのいずれか一方を示す所定の値を設定するステップと、
    前記所定の値が、前記第1のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記メモリモジュールの前記第1のインタフェースに出力し、前記第2のアクセス要求を前記メモリモジュールの前記第2のインタフェースに出力するステップと、
    前記所定の値が、前記第2のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求と前記第2のアクセス要求の出力順序を調停して、前記メモリモジュールの前記第2のインタフェースに出力するステップと
    を具備することを特徴とする、アクセス調停方法。
  4. 第1のアクセス要求を発行する第1の処理モジュールと、
    前記第1の処理モジュールに接続された第1のバスと、
    第2のアクセス要求を発行する第2の処理モジュールと、
    前記第2の処理モジュールに接続された第2のバスと、
    前記第1のアクセス要求を前記第1のバスを介して受け取る第1のインタフェースと、前記第2のアクセス要求を前記第2のバスを介して受け取る第2のインタフェースとを備え、前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求をその発生順に処理し、前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求をその発生順に処理し、且つ前記第1のインタフェースによって受け取られた前記第1のアクセス要求と前記第2のインタフェースによって受け取られた前記第2のアクセス要求とを、それらの発生順序とは無関係な順序で処理するメモリモジュールと、
    前記第2のバスと前記メモリモジュールとの間に設けられ、第1のアクセス要求と第2のアクセス要求の出力順序を調停し、前記メモリモジュールの前記第2のインタフェースに供給するアクセス調停部と、
    第1のモード及び第2のモードのいずれか一方を示す所定の値を格納するモード設定レジスタと、
    前記第1のバスと前記メモリモジュールとの間に設けられ、前記モード設定レジスタに格納された前記所定の値が前記第1のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記メモリモジュールの前記第1のインタフェースに出力し、前記モード設定レジスタに格納された前記所定の値が前記第2のモードを示す場合、前記第1のアクセス要求を前記アクセス調停部に出力するモード切替部と
    を具備することを特徴とする、情報処理装置。
  5. 前記第1のバスと前記第2のバスとは、同一のプロトコルに従って動作することを特徴とする、請求項4記載の情報処理装置。
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