JP2006345011A - 通信装置 - Google Patents

通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006345011A
JP2006345011A JP2005166313A JP2005166313A JP2006345011A JP 2006345011 A JP2006345011 A JP 2006345011A JP 2005166313 A JP2005166313 A JP 2005166313A JP 2005166313 A JP2005166313 A JP 2005166313A JP 2006345011 A JP2006345011 A JP 2006345011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock signal
module
clock
shared memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005166313A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Konya
悟司 紺谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005166313A priority Critical patent/JP2006345011A/ja
Publication of JP2006345011A publication Critical patent/JP2006345011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】 通信装置全体に供給されるクロック信号を制御して、動作を行う共有メモリおよび回路モジュールなどに対してのみクロック信号を供給する。
【解決手段】 制御部10または物理層モジュール90からの要求を受けてホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70、物理層送信インターフェースモジュール81および物理層受信インターフェースモジュール82は、アクセスに関する優先順位に従ってアービタ40からアクセス許可信号を供給された後に共有メモリ50にアクセスする。アクセス許可信号はクロック制御部30にも供給される。アクセス許可信号が供給されるとクロック制御部30はアクセス許可信号を受けた回路モジュールおよび共有メモリ50にクロック信号を供給する。このクロック信号に同期してアクセス許可信号を受けた回路モジュールおよび共有メモリ50は動作する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、共有メモリを備えた通信装置に関し、特に共有メモリなどに供給するクロック信号を制御する通信装置に関する。
近年、動画データなどの情報量の多いデータを処理することが多くなってきている。情報量の多いデータは高速に転送することが望ましく、高速転送を実現するために通信機器において高速なクロック信号が使用されている。ところが高速なクロックを使用することによって高速な転送は実現されるが、一方で通信機器における消費電力が高くなる。このため通信機器の低消費電力化を実現するための技術開発が活発に行われている。
通信機器に関する低消費電力化の技術として、バスを介してメモリにアクセスするマルチプロセッサシステムにおいて、バスの使用を許可されたプロセッサにのみクロック信号を供給する技術が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。この技術を用いた通信装置500を図9に示す。クロック源501から所定の周波数を有するクロック信号が、信号線511を通じて制御部502、物理層モジュール503、アービタ兼クロック制御部504および共有メモリ505に供給される。制御部502、物理層モジュール503、アービタ兼クロック制御部504および共有メモリ505は、このクロック信号に同期して動作することになる。
ホストインターフェースモジュール506、暗号復号モジュール507、物理層送信インターフェースモジュール508および物理層受信インターフェースモジュール509に対するクロック信号は、それぞれ信号線511乃至514を通じてアービタ兼クロック制御部504から供給される。ホストインターフェースモジュール506、暗号復号モジュール507、物理層送信インターフェースモジュール508および物理層受信インターフェースモジュール509から共有メモリに対するアクセス要求が行われている場合、予め設定されているアクセスに関する優先順位に基づいてアービタ兼クロック制御部504が優先順位の高いものに対してアクセスさせるが、そのアクセスを許可した回路モジュールに対してのみクロック信号を供給する。この場合、アクセスが許可されていない回路モジュールにはクロック信号は供給されないため、消費電力は低減される。
特開平11−41262号公報(図1)
しかしながら、上述の従来技術では、ホストインターフェースモジュール506、暗号復号モジュール507、物理層送信インターフェースモジュール508および物理層受信インターフェースモジュール509に対するクロック信号の制御は行われているが、その他の制御部502、物理層モジュール503、アービタ兼クロック制御部504および共有メモリ505に対するクロック信号の制御は行われていない。すなわち、制御部502、物理層モジュール503、アービタ兼クロック制御部504および共有メモリ505には、常にクロック信号が供給されている。したがって、これら常にクロック信号が供給されている回路においては消費電力が低減されない。特に近年のシステムLSIにおいては、内蔵メモリが大容量化する傾向にあり、その消費電力を低減させる必要性がある。
そこで、本発明は、通信装置全体に供給されるクロック信号を制御して、動作を行う共有メモリおよび回路モジュールなどに対してのみクロック信号を供給する通信装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、供給されたメモリクロック信号に同期してデータの書込みおよび読出しを行う共有メモリと、基準クロック信号を生成するクロック源と、複数の回路モジュールから上記共有メモリへのアクセスを所定の優先順位に基づいて調停して上記複数の回路モジュールの各々に対応するアクセス許可信号の何れか一つにおいて上記アクセスの許可を示すアクセス調停手段と、上記アクセス許可信号の論理和である第1の論理和信号と上記基準クロック信号とに基づいて上記メモリクロック信号を生成して上記共有メモリに対して供給するクロック制御手段とを具備することを特徴とする通信装置である。これにより、回路モジュールが共有メモリにアクセスする際にのみ共有メモリにクロック信号を供給させるという作用をもたらす。共有メモリに供給されるクロック信号は必要最小限になるため、消費電力の低減が可能になる。
また、この第1の側面において、上記クロック制御手段は、上記第1の論理和信号を生成する第1の論理和信号生成手段と、上記基準クロック信号と上記第1の論理和信号との論理積を上記メモリクロック信号として生成するメモリクロック信号生成手段とを具備することを特徴とするものである。これにより、共有メモリに対する回路モジュールのアクセスが許可されている間のみ共有メモリにクロック信号を供給させるという作用をもたらす。
また、上記複数の回路モジュールは、供給されたモジュールクロック信号に同期して動作し、上記クロック制御手段は、上記基準クロック信号と上記許可に相当する信号との論理積を上記モジュールクロック信号として生成するモジュールクロック信号生成手段をさらに具備することを特徴とするものである。これにより、共有メモリに対する回路モジュールのアクセスが許可されている間のみ回路モジュールにクロック信号を供給させるという作用をもたらす。
また、本発明の第1の側面において、上記複数の回路モジュールの各々に対応する所定の処理の要求である処理要求信号を供給する回路モジュール制御手段をさらに具備し、上記アクセス調停手段は、供給されたアクセス調停クロック信号に同期して上記アクセス許可信号を供給し、上記クロック制御手段は、上記処理要求信号の論理和である第2の論理和信号と上記基準クロック信号とに基づいて上記アクセス調停クロック信号を生成して上記アクセス調停手段に対して供給することを特徴とするものである。これにより、回路モジュール制御手段から回路モジュールに処理が要求されている間のみアクセス調停手段にクロック信号を供給させるという作用をもたらす。
また、上記クロック制御手段は、上記第2の論理和信号を生成する第2の論理和信号生成手段と、上記基準クロック信号と上記第2の論理和信号との論理積を上記アクセス調停クロック信号として生成するアクセス調停クロック信号生成手段とを具備することを特徴とするものである。これにより、回路モジュール制御手段から回路モジュールに処理が要求されている間のみアクセス調停手段にクロック信号を供給させるという作用をもたらす。
本発明によれば、通信装置の各部が動作する際にのみ、その通信装置の各部クロック信号が供給されることになるため、通信装置の消費電力を低減させるという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における通信装置100の構成の一例を示す図である。通信装置100は、制御部10と、クロック源20と、クロック制御部30と、アービタ40と、共有メモリ50と、ホストインターフェースモジュール60と、暗号復号モジュール70と、物理層送信インターフェースモジュール81と、物理層受信インターフェースモジュール82と、物理層モジュール90とを備える。なお、以下においてホストインターフェースモジュール60と暗号復号モジュール70と物理層送信インターフェースモジュール81と、物理層受信インターフェースモジュール82とを総称して適宜「回路モジュール」と呼ぶこととする。
制御部10は、回路モジュールのうちホストインターフェースモジュール60と暗号復号モジュール70と物理層送信インターフェースモジュール81とを制御するものである。すなわち、制御部10は、ホストインターフェースモジュール60と暗号復号モジュール70と物理層送信インターフェースモジュール81とに対して所定の処理をすべき旨の処理要求信号を供給する。この処理要求信号を受けたホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70および物理層送信インターフェースモジュール81は、所定の処理を行う。なお、物理層受信インターフェースモジュール82は、後述する物理層モジュール90において制御される。
また、制御部10は、ホストインターフェースモジュール60と暗号復号モジュール70と物理層送信インターフェースモジュール81とに対して処理要求信号を供給するのと同時に、信号線230を通じてクロック制御部30に対しても処理要求信号と同じ信号を供給する。なお、制御部10は、クロック制御部30から信号線278を通じて供給されるクロック信号に同期して上記動作を行う。
クロック源20は、通信装置100の各部に対して供給される基準となるクロック信号(以下、基準クロック信号と呼ぶ。)を信号線210によりクロック制御部30に供給するものである。なお、この基準クロック信号は、例えば、クロック源20中の水晶発振器において生成された所定の周波数のクロック信号をクロック源20中のPLL(Phase Locked Loop)によって所望の周波数に変換することによって生成される。
クロック制御部30は、通信装置100の各部へ供給されるクロック信号を制御するものである。クロック制御部30は、信号線272を通じてホストインターフェースモジュール60に対してクロック信号CLK1を供給する。また、クロック制御部30は、信号線273を通じて暗号復号モジュール70に対してクロック信号CLK2を供給する。また、クロック制御部30は、信号線274を通じて物理層送信インターフェースモジュール81に対してクロック信号CLK3を供給する。また、クロック制御部30は、信号線275を通じて物理層受信インターフェースモジュール82に対してクロック信号CLK4を供給する。また、クロック制御部30は、信号線271を通じて共有メモリ50に対してクロック信号CLK5を供給する。また、クロック制御部30は、信号線276を通じてアービタ40に対してクロック信号CLK6を供給する。また、クロック制御部30は、信号線277を通じて物理層モジュール90に対してクロック信号CLK7を供給する。また、クロック制御部30は、信号線278を通じて制御部10に対してクロック信号CLK8を供給する。
アービタ40は、クロック制御部30から供給されるクロック信号に同期して各回路モジュールが共有メモリ50にアクセスする際に、あらかじめ設定されたアクセスに関する優先順位に従って回路モジュールにアクセス許可信号を供給するものである。このアクセス許可信号を供給された回路モジュールは、共有メモリ50にアクセスできる。また、アービタ40は、回路モジュールにアクセス許可信号を供給するのと同時に、信号線220を通じてクロック制御部30に対してもアクセス許可信号と同じ信号を供給する。また、アービタ40は、信号線290を通じて後述する共有メモリ50に備えられたセレクタに対してセレクト信号を供給する。
共有メモリ50は、回路モジュールから供給されたデータを保持するものである。共有メモリ50は、クロック制御部30から供給されるクロック信号に同期してデータが書き込まれたり、読み出されたりする。ホストインターフェースモジュール60は、クロック制御部30から供給されるクロック信号に同期してホスト110および共有メモリ50間のデータの転送処理を行うものである。すなわち、ホストインターフェースモジュール60は、信号線281を通じてホスト110から共有メモリ50にデータを転送する。また、ホストインターフェースモジュール60は、信号線281を通じて共有メモリ50からホスト110にデータを転送する。なお、ホスト110は、データを生成したり受信したデータを処理するものである。
暗号復号モジュール70は、クロック制御部30から供給されるクロック信号に同期して共有メモリ50に保持されたデータの暗号化処理および復号処理を行うものである。すなわち、暗号復号モジュール70は、信号線282を通じて共有メモリ50から暗号化または復号すべきデータを取得してデータに対して暗号化または復号処理を行う。この暗号化または復号処理を施されたデータは、信号線282を通じて共有メモリ50に転送される。
また、物理層送信インターフェースモジュール81は、信号線283を通じて他の通信装置へ送信すべきデータを共有メモリ50から取得して物理層モジュール90へ転送するものである。また、物理層受信インターフェースモジュール82は、信号線284を通じて物理層モジュール90から供給された他の通信装置から受信した受信データを共有メモリ50へ転送するものである。なお、物理層送信インターフェースモジュール81および物理層受信インターフェースモジュール82もクロック制御部30から供給されるクロック信号に同期して上記動作を行う。
物理層モジュール90は、物理層送信インターフェースモジュール81から転送されたデータを電気信号にしてネットワーク上に送り出す処理を行う。なお、本発明の実施の形態における通信形態は有線を用いるものでも無線を用いるものでもよい。また、物理層モジュール90は、ネットワーク上から送られてきた電気信号の形式のデータを受信すると、物理層受信インターフェースモジュール82に対して受信したデータを共有メモリ50に転送すべき旨の処理要求信号を供給する。この処理要求信号が供給されると、物理層受信インターフェースモジュール82は受信したデータを共有メモリ50に転送する処理を行う。また、物理層モジュール90は、物理層受信インターフェースモジュール82に対して上記処理要求信号を供給するのと同時に、信号線240を通じてクロック制御部30に対してもその要求信号と同じ内容の信号を供給する。
図2は、本発明の通信装置100における制御部10または物理層モジュール90と、回路モジュールと、アービタ40との間における信号のやりとりの様子を示す図である。図2(a)は、制御部10または物理層モジュール90と、回路モジュールと、アービタ40との間における信号のやりとりを示す概念図である。なお、上述したように回路モジュールは、ホストインターフェースモジュール60と暗号復号モジュール70と物理層送信インターフェースモジュール81と、物理層受信インターフェースモジュール82との総称である。
回路モジュールは、制御部10または物理層モジュール90から処理要求(P_REQ)を受けると、アービタ40に対して共有メモリ50へのアクセス要求(A_REQ)を行う。アービタ40は、アクセス要求(A_REQ)を受け取る。ここで、アクセス要求(A_REQ)が競合した場合は、予め設定された優先順位に従って、アービタ40が複数の回路モジュールのいずれかに対してアクセス許可(A_RDY)を行う。アクセス要求(A_REQ)が競合しなければ、そのアクセス要求(A_REQ)を行った回路モジュールに対してアービタ40は、アクセス許可(A_RDY)を行う。このアクセス許可(A_RDY)を受けとった回路モジュールのみが共有メモリ50にアクセスできる。
アクセス許可(A_RDY)を受けとった回路モジュールは、所定の処理の実行が終了すると処理要求(P_REQ)をした制御部10または物理層モジュール90に対して処理終了報告(P_ACK)を行う。これにより、回路モジュールにおける処理は終了する。
図2(b)は、制御部10または物理層モジュール90から処理要求(P_REQ)が行われた場合におけるタイミングチャートを示す図である。制御部10または物理層モジュール90が回路モジュールに対して処理要求(P_REQ)を行うと処理要求(P_REQ)はアサートされる(時刻T1)。
処理要求(P_REQ)を受けた回路モジュールは、アービタ40に対して共有メモリ50へのアクセス要求(A_REQ)を行い、アクセス要求(A_REQ)はアサートされる(時刻T2)。ここでアービタ40は、優先順位に従って共有メモリ50へのアクセスを許可する場合は回路モジュールにアクセス許可(A_RDY)を行い、アクセス許可(A_RDY)はアサートされる(時刻T3)。
回路モジュールは、アクセス許可(A_RDY)を受け取ると所定の処理を実行する。回路モジュールにおいて所定の処理が終了すると、回路モジュールは処理終了報告(P_ACK)を行い、処理終了報告(P_ACK)はアサートされる。処理終了報告(P_ACK)がアサートされると、アクセス要求(A_REQ)およびアクセス許可(A_RDY)はデアサートされる(時刻T4)。処理要求(P_REQ)が所定時間経過後デアサートされると処理終了報告(P_ACK)もそれに伴ってデアサートされ(時刻T5)、本発明の実施の形態における通信装置100の一連の処理が終了する。
図3は、本発明の実施の形態における通信装置100におけるアービタ40の機能を説明する図である。図3(a)は、通信装置100中の一部を示す図である。図2により説明したとおり、回路モジュールは、それぞれ制御部10または物理層モジュール90からの処理要求(P_REQ)を受けると、共有メモリ50にアクセスするためにアービタ40に対してアクセス要求(A_REQ)を行う。アービタ40は、共有メモリ50に対するアクセスに関する優先順位に従ってアクセス許可(A_RDY)を出すかどうか判断する。アービタ40からアクセス許可(A_RDY)が出されると、そのアクセス許可(A_RDY)を受けた回路モジュールは共有メモリ50にアクセスして所定の処理を行えるようになる。
ホストインターフェースモジュール60がアクセス許可(A_RDY)を受けた場合は、ホスト110から供給されたデータを共有メモリ50に転送するか、または、共有メモリ50に保持されたデータをホスト110に転送する。暗号復号モジュール70がアクセス許可(A_RDY)を受けた場合は、共有メモリ50からデータを取得してその取得したデータに対して暗号化処理または復号処理を行う。暗号化処理または復号処理が終了すると、暗号復号モジュール70はデータを共有メモリ50に転送する。物理層送信インターフェースモジュール81がアクセス許可(A_RDY)を受けた場合は、共有メモリ50からデータを取得して物理層モジュール90にデータを転送する。物理層受信インターフェースモジュール82がアクセス許可(A_RDY)を受けた場合は、受信したデータを共有メモリ50に転送する。
図3(b)は、本発明の実施の形態における通信装置100のアービタ40によって共有メモリ50へのアクセスが制御されている様子を示すタイミングチャート図である。アービタ40は、上述のように回路モジュールが共有メモリ50にアクセスする際に各部にあらかじめ優先順位を設定して優先順位の高いものへ優先的にアクセスさせるものである。本発明の実施の形態においては、データの送信の際は、優先順位は、例えば物理層受信インターフェースモジュール82、物理層送信インターフェースモジュール81、暗号復号モジュール70、ホストインターフェースモジュール60の順として以下に説明する。なお、図3(b)においては、アービタ40の機能を説明するために制御部10における回路モジュールに対する制御を考慮せず、各回路モジュールにおけるアクセス要求(A_REQ)が競合している場合を想定している。
回路モジュールが共有メモリ50にアクセスする際には回路モジュールは、まずアービタ40に対してアクセス要求(A_REQ)を行う。アービタ40は、アクセス要求(A_REQ)を受け取ると上述の優先順位に従ってアクセス許可(A_RDY)を行う。このアクセス許可(A_RDY)を受けとった回路モジュールのみが共有メモリ50にアクセスできる。
なお、一旦、共有メモリ50へのアクセスを許可されるとアクセス許可(A_RDY)はアサートされ、アクセス許可(A_RDY)がデアサートされるまでは、優先順位に関係なく他の回路モジュールは共有メモリ50へのアクセスを許可されない。
図3(b)においては、時刻T1において暗号復号モジュール70がアービタ40に対してアクセス要求(A_REQ)を行っている。時刻T1において暗号復号モジュール70以外にアービタ40にアクセス要求(A_REQ)を行っている回路モジュールはないため、アービタ40は、時刻T2に暗号復号モジュール70に対してアクセス許可(A_RDY)を行い、アクセス許可(A_RDY)をアサートする。時刻T5まで暗号復号モジュール70のアクセス要求(A_REQ)はアサートされ、それに伴ってアクセス許可(A_RDY)もアサートされている。この間は、暗号復号モジュール70よりも優先順位の低いホストインターフェースモジュール60はもちろん暗号復号モジュール70よりも優先順位の高い物理層送信インターフェースモジュール81がアービタ40にアクセス要求(A_REQ)を行っても(時刻T4)、物理層送信インターフェースモジュール81に対してアクセス許可(RDY)は行われない。
暗号復号モジュール70のアクセス要求(A_REQ)がデアサートした時刻T5以降は、ホストインターフェースモジュール60と物理層送信インターフェースモジュール81のアクセス要求(A_REQ)が競合しているが、アービタ40は、優先順位に従って物理層送信インターフェースモジュール81にアクセス許可(RDY)を行う。
物理層送信インターフェースモジュール81のアクセス要求(A_REQ)は、時刻T7までアサートされ、それに伴い物理層送信インターフェースモジュール81に対するアクセス許可(A_RDY)もアサートされている。時刻T7までは、物理層送信インターフェースモジュール81よりも優先順位の高い物理層受信インターフェースモジュール82からのアクセス要求(A_REQ)があってもアービタ40は、物理層受信インターフェースモジュール82に対してアクセス許可(RDY)を行わない。
物理層送信インターフェースモジュール81のアクセス要求(A_REQ)がデアサートした時刻T7以降は、ホストインターフェースモジュール60と物理層受信インターフェースモジュール82のアクセス要求(A_REQ)が競合しているが、アービタ40は優先順位に従って物理層受信インターフェースモジュール82にアクセス許可(A_RDY)を行う。
物理層受信インターフェースモジュール82のアクセス要求(A_REQ)がデアサートする時刻T8以降はアクセス要求(REQ)が競合しないため、ホストインターフェースモジュール60のアクセス要求(REQ)がアービタ40において許可され、ホストインターフェースモジュール60はアクセス許可(RDY)を受け共有メモリ50にアクセスできる。
図4は、本発明の実施の形態における通信装置100中のクロック制御部30を示す図である。クロック制御部30は、論理和回路31および32と、論理積回路33乃至38とを備える。
論理和回路31への入力信号線は、信号線221乃至224である。なお、図4においては信号線221乃至224を総称して信号線220としている。アービタ40は、回路モジュールからの共有メモリ50へのアクセス要求信号に対してアクセス許可信号を供給するが、そのアクセス許可信号は信号線220を通じてクロック制御部30にも供給される。
信号線221は、ホストインターフェースモジュール60に対して供給されるアクセス許可信号と同じ信号が供給される信号線である。また、信号線222は、暗号復号モジュール70に対して供給されるアクセス許可信号と同じ信号が供給される信号線である。また、信号線223は、物理層送信インターフェースモジュール81に対して供給されるアクセス許可信号と同じ信号が供給される信号線である。また、信号線224は、物理層受信インターフェースモジュール82に対して供給されるアクセス許可信号と同じ信号が供給される信号線である。
論理和回路31は、信号線221乃至224を通じて供給されたアクセス許可信号の論理和を生成し、その結果を論理和信号として論理積回路33の入力に信号線250を通じて供給する回路である。例えば、供給されたアクセス許可信号がハイレベルにあれば論理和信号はハイレベルになり、それが論理積回路33の一方の入力になる。
論理和回路32への入力信号線は、信号線231乃至233および信号線240である。なお、図4においては信号線231乃至233を総称して信号線230としている。制御部10は、回路モジュールのうちホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70および物理層送信インターフェースモジュール81に対して所定の処理を要求する処理要求信号を供給するが、その処理要求信号は信号線230を通じてクロック制御部30にも供給される。また、物理層モジュール90は、回路モジュールのうち物理層受信インターフェースモジュール82に対して処理要求信号を供給するが、その処理要求信号は信号線240を通じてクロック制御部30にも供給される。
信号線231は、ホストインターフェースモジュール60に対して供給される処理要求信号と同じ信号が供給される信号線である。また、信号線232は、暗号復号モジュール70に対して供給される処理要求信号と同じ信号が供給される信号線である。また、信号線232は、物理層送信インターフェースモジュール81に対して供給される処理要求信号と同じ信号が供給される信号線である。また、信号線240は、物理層受信インターフェースモジュール82に対して供給される処理要求信号と同じ信号が供給される信号線である。
また、論理和回路32は、信号線231乃至233および信号線240を通じて供給された信号の論理和を生成し、その結果を論理和信号として論理積回路38の入力に信号線260を通じて供給する回路である。例えば、供給された処理要求信号がハイレベルにあれば論理和信号はハイレベルになり、それが論理積回路38の一方の入力になる。
論理積回路33乃至38は、入力された信号の論理積を生成する回路である。論理積回路33乃至38の入力信号線はそれぞれ2つであり、そのうち一方の入力信号線は信号線210である。クロック源20は基準クロック信号を供給し、供給された基準クロック信号は信号線210を通じて論理積回路33乃至38に入力される。また、クロック源20は、信号線277および信号線278を通じて基準クロック信号をそれぞれ物理層モジュール90および制御部10に供給する。他方の信号入力線は、論理積回路33乃至38それぞれ異なるため以下に説明する。
論理積回路33の他方の入力信号線は、信号線250である。信号線250は、上記説明したように論理和回路31において生成された論理和信号を供給する信号線である。論理積回路33は、基準クロック信号と論理和回路31において生成された論理和信号との論理積を生成して論理積信号として出力する。その論理積信号は、クロック信号CLK5として信号線271を通じて共有メモリ50に供給される。
クロック信号CLK5が出力されるのは、論理和回路31の一方の入力はクロック源20からの基準クロック信号が常に供給されている状態にあるため、他方の入力である論理和回路31から供給される論理和信号がハイレベルにある期間である。論理和回路31から供給される論理和信号がローレベルにある場合、すなわち、信号線220にアクセス許可信号と同じ信号が供給されない場合には、クロック信号CLK5は出力されない。
論理積回路34の他方の入力信号線は、信号線221である。信号線221は、上記説明したようにホストインターフェースモジュール60に対して供給されるアクセス許可信号と同じ信号が供給される信号線である。論理積回路34は、基準クロック信号とホストインターフェースモジュール60に対して供給されるアクセス許可信号との論理積を生成して論理積信号として出力する。その論理積信号は、クロック信号CLK1として信号線272を通じてホストインターフェースモジュール60に供給される。したがって、クロック信号CLK1が出力されるのは、ホストインターフェースモジュール60に対して共有メモリ50へのアクセスが許可される場合である。
論理積回路35の他方の入力信号線は、信号線222である。信号線222は、上記説明したように暗号復号モジュール70に対して供給されるアクセス許可信号と同じ信号が供給される信号線である。論理積回路35は、基準クロック信号と暗号復号モジュール70に対して供給されるアクセス許可信号との論理積を生成して論理積信号として出力する。その論理積信号は、クロック信号CLK2として信号線273を通じて暗号復号モジュール70に供給される。したがって、クロック信号CLK2が出力されるのは、暗号復号モジュール70に対して共有メモリ50へのアクセスが許可される場合である。
論理積回路36の他方の入力信号線は、信号線223である。信号線223は、上記説明したように物理層送信インターフェースモジュール81に対して供給されるアクセス許可信号と同じ信号が供給される信号線である。論理積回路36は、基準クロック信号と物理層送信インターフェースモジュール81に対して供給されるアクセス許可信号との論理積を生成して論理積信号として出力する。その論理積信号は、クロック信号CLK3として信号線274を通じて物理層送信インターフェースモジュール81に供給される。したがって、クロック信号CLK3が出力されるのは、物理層送信インターフェースモジュール81に対して共有メモリ50へのアクセスが許可される場合である。
論理積回路37の他方の入力信号線は、信号線224である。信号線224は、上記説明したように物理層受信インターフェースモジュール82に対して供給されるアクセス許可信号と同じ信号が供給される信号線である。論理積回路37は、基準クロック信号と物理層受信インターフェースモジュール82に対して供給されるアクセス許可信号との論理積を生成して論理積信号として出力する。その論理積信号は、クロック信号CLK4として信号線275を通じて物理層受信インターフェースモジュール82に供給される。したがって、クロック信号CLK4が出力されるのは、物理層受信インターフェースモジュール82に対して共有メモリ50へのアクセスが許可される場合である。
論理積回路38の他方の入力信号線は、信号線260である。信号線260は、上記説明したように論理和回路32において生成された論理和信号を供給する信号線である。論理積回路38は、基準クロック信号と論理和回路32において生成された論理和信号との論理積を生成して論理積信号として出力する。その論理積信号は、クロック信号CLK6として信号線276を通じてアービタ40に供給される。クロック信号CLK6が出力されるのは、論理積回路33と同様に考えると他方の入力である論理和回路32から供給される論理和信号がハイレベルにある期間である。論理和回路32から供給される論理和信号がローレベルにある場合は、クロック信号CLK6は出力されない。
図5は、本発明の実施の形態における共有メモリ50を示す図である。共有メモリ50は、メモリモジュール51と、セレクタ52乃至55と、デマルチプレクサ56とを備える。メモリモジュール51は、データを保持するものである。メモリモジュール51は、複数のメモリチップからなるものが想定される。また、メモリモジュール51には、アドレス端子(ADDR)と、データ書込み端子(WD)と、データ書込み許可端子(WE)と、チップイネーブル端子(CE)と、データ読出し端子(RD)とクロック端子(CLK)が設けられている。
アドレス端子(ADDR)は、メモリモジュール51において読み出すべきデータのアドレスまたは書き込むべきデータのアドレスを指定するために用いられる端子である。データ書込み端子(WD)は、データをメモリモジュール51へ供給するために用いられる端子である。メモリモジュール51へ供給されるデータはデータ書込み端子(WD)から供給され、アドレス端子(ADDR)を通じて指定されたアドレスに書き込まれる。
データ書込み制御端子(WE)は、メモリモジュール51へのデータの書込みを制御する端子である。例えば、データ書込み制御端子(WE)にハイレベルの信号を供給した場合にはデータの書込みを可能とし、ローレベルの信号を供給した場合には書き込めない構成にすることが想定される。チップイネーブル端子(CE)は、メモリとしての動作の有効または無効を制御するための端子であり、例えばメモリモジュール51中にメモリチップが複数ある場合にデータが書き込まれるメモリチップまたは読み出すべきデータが保持されたメモリチップを指定するために用いられる。
データ読出し端子(RD)は、データをメモリモジュール51から出力させる際に用いられる端子である。アドレス端子(ADDR)を通じて指定されたアドレスに保持されたデータがデータ読出し端子(RD)から出力される。クロック端子(CLK)は、共有メモリ50に対するクロック信号CLK5の入力端子である。アドレスの指定、メモリチップの指定、データの書込みおよびデータの読出しは、クロック端子(CLK)から入力されるクロック信号CLK5に同期して行われる。
次にセレクタ52乃至55およびデマルチプレクサ56について以下に説明する。セレクタ52への入力線は、信号線281乃至284であり、出力線はそれぞれ信号線301である。なお、信号線281は、ホストインターフェースモジュール60から共有メモリ50へデータなどを供給するための信号線である。また、信号線282は、暗号復号モジュール70から共有メモリ50へデータなどを供給するための信号線である。また、信号線283は、物理層送信インターフェースモジュール81から共有メモリ50へデータなどを供給するための信号線である。また、信号線284は、物理層受信インターフェースモジュール82から共有メモリ50へデータなどを供給するための信号線である。
セレクタ52は、アービタ40から信号線290を通じて供給されるセレクト信号に基づいて信号線281乃至284から入力されたアドレスのいずれかを信号線301を通じてメモリモジュール51のアドレス端子(ADDR)に出力するものである。すなわち、アービタ40はアクセス許可(A_RDY)を受けた回路モジュールから供給されるアドレスを出力すべき旨のセレクト信号をセレクタ52に供給する。このセレクト信号を受けたセレクタ52は、そのセレクト信号に対応する回路モジュールから供給されたアドレスをアドレス端子(ADDR)へ出力する。なお、以下に説明するセレクト信号も上記と同様のセレクト信号である。
セレクタ53および54への入力線は、信号線281、信号線282および信号線284であり、出力線はそれぞれ信号線302および信号線303である。信号線281、信号線282および信号線284については、上記で説明したため説明を省略する。信号線281、信号線282および信号線284を通じてセレクタ53へは書き込むべきデータが供給され、セレクタ54へはデータの書込み制御信号が供給される。セレクタ53はセレクタ52と同様に、アービタ40から供給されたセレクト信号に基づいて信号線281、信号線282および信号線284から入力されたデータのいずれかを信号線302を通じてデータ書込み端子(WD)に出力するものである。また、セレクタ54も同様にアービタ40から供給されたセレクト信号に基づいて信号線281、信号線282および信号線284から入力されたデータの書込み制御信号のいずれかを信号線303を通じてデータ書込み制御端子(WE)に出力するものである。
セレクタ55もセレクタ52と同様に入力線は信号線281乃至284であり、出力線は信号線304である。セレクタ55も同様にアービタ40から供給されたセレクト信号に基づいて信号線281乃至284から入力されたメモリチップを指定する信号のいずれかを信号線304を通じてチップイネーブル端子(CE)に出力するものである。デマルチプレクサ56への入力線は信号線305であり、出力線は信号線281乃至283である。デマルチプレクサ56は、アービタ40から供給されたセレクト信号に基づいてデータ読出し端子(RD)に接続されている信号線305から入力されたデータを信号線281乃至283のいずれかから回路モジュールに出力するものである。
図6は、本発明の実施の形態における通信装置100におけるクロック信号のタイミングチャートを示す図である。時刻T1において制御部10から出された処理要求(P_REQA)をホストインターフェースモジュール60が受け取ると図2(b)で説明したように、ホストインターフェースモジュール60はアービタ40に対してアクセス要求(A_REQA)を行い、アービタ40からのアクセス許可(A_RDYA)を受け取る。その後にホストインターフェースモジュール60は所定のデータ転送処理を行い、データ転送処理が終了すると処理終了報告(P_ACKA)を行う。また、回路モジュール間のアクセスにおける調停は、図3で説明した方式に従う。
なお、本発明の実施の形態における通信装置100においてはその構成の一例としてホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70および物理層送信インターフェースモジュール81は制御部10で制御し、物理層受信インターフェースモジュール82は物理層モジュール90で制御するため、ホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70および物理層送信インターフェースモジュール81間において動作は競合しない。
すなわち、制御部10において制御されているホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70および物理層送信インターフェースモジュール81はその処理が終了した後に制御部10に対してそれぞれ処理終了報告(P_ACKA)、処理終了報告(P_ACKB)および処理終了報告(P_ACKC)を行い、この処理終了報告(P_ACKA)、処理終了報告(P_ACKB)および処理終了報告(P_ACKC)のいずれかを受けた後に制御部10は処理要求(P_REQA)、処理要求(P_REQB)および処理要求(P_REQC)のいずれかを行うため、ホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70および物理層送信インターフェースモジュール81間において動作は競合しない。このため、図6におけるタイミングチャートにおいてホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70および物理層送信インターフェースモジュール81間において動作は競合していない。
一方、物理層受信インターフェースモジュール82は、制御部10ではなく物理層モジュール90において制御されているため、ホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70および物理層送信インターフェースモジュール81のいずれかと動作が競合することがあり得る。この場合は、アービタ40が所定の優先順位に基づいてこれらの競合を調停することになる。
ここでクロック信号に着目して説明する。アービタ40は、クロック信号CLK6に同期して動作するが、図4で説明したようにアービタ40へ供給されるクロック信号CLK6は、制御部10または物理層モジュール90から出される処理要求(P_REQA)、処理要求(P_REQB)、処理要求(P_REQC)および処理要求(P_REQD)のいずれかがアサートされている期間出力される。なお、クロック制御部30における処理遅延があるため、処理要求(P_REQA)、処理要求(P_REQB)、処理要求(P_REQC)および処理要求(P_REQD)のいずれかがアサートされてから所定の処理遅延の後にクロック信号CLK6は出力される。すなわち、図6に示すように処理要求(P_REQA)がアサートされる時刻T1から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK6は出力される。また、処理要求(P_REQB)がアサートされる時刻T5から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK6は出力される。なお、時刻T5以降は、各回路モジュールに対する処理要求(P_REQC)および処理要求(P_REQD)のいずれかがアサートされているため時刻T15までクロック信号CLK6の出力は継続される。
また、処理要求(P_REQA)、処理要求(P_REQB)、処理要求(P_REQC)および処理要求(P_REQD)のいずれかがデアサートされてから所定の処理遅延の後にクロック信号CLK6は出力されなくなる。すなわち、図6に示すように処理要求(P_REQA)がデアサートされる時刻T4から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK6は出力されなくなる。また、処理要求(P_REQC)がデアサートされる時刻T15から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK6は出力されなくなる。
また、共有メモリ50からのデータの書込みや読出しはクロック信号CLK5に同期して行われるが、図4で説明したように共有メモリ50に供給されるクロック信号CLK5は、アービタ40から出されるアクセス許可(A_RDYA)、アクセス許可(A_RDYB)、アクセス許可(A_RDYC)およびアクセス許可(A_RDYD)のいずれかがアサートされている期間出力される。なお、クロック信号CLK5もクロック信号CLK6で説明したように処理遅延のため、アクセス許可(A_RDYA)、アクセス許可(A_RDYB)、アクセス許可(A_RDYC)およびアクセス許可(A_RDYD)のいずれかがアサートされてから所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK5は出力される。すなわち、図6においてアクセス許可(A_RDYA)がアサートされる時刻T2から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK5は出力される。また、アクセス許可(A_RDYB)がアサートされる時刻T6から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK5は出力される。また、アクセス許可(A_RDYD)がアサートされる時刻T10から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK5は出力される。また、アクセス許可(A_RDYC)がアサートされる時刻T13から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK5は出力される。
また、アクセス許可(A_RDYA)、アクセス許可(A_RDYB)、アクセス許可(A_RDYC)およびアクセス許可(A_RDYD)のいずれかがデアサートされてから所定の処理遅延の後にクロック信号CLK5は出力されなくなる。すなわち、図6においてアクセス許可(A_RDYA)がデアサートされる時刻T3から所定の処理遅延の後にクロック信号CLK5は出力されなくなる。また、アクセス許可(A_RDYB)がデアサートされる時刻T8から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK5は出力されなくなる。また、アクセス許可(A_RDYD)がデアサートされる時刻T11から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK5は出力されなくなる。また、アクセス許可(A_RDYC)がデアサートされる時刻T14から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK5は出力されなくなる。
また、ホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70、物理層送信インターフェースモジュール81および物理層受信インターフェースモジュール82は、それぞれクロック信号CLK1乃至CLK4に同期して動作するが、図4で説明したようにクロック信号CLK1乃至CLK4は、それぞれホストインターフェースモジュール60、暗号復号モジュール70、物理層送信インターフェースモジュール81および物理層受信インターフェースモジュール82に対するアクセス許可(A_RDYA)、アクセス許可(A_RDYB)アクセス許可(A_RDYD)およびアクセス許可(A_RDYC)がアサートされている期間に出力される。なお、クロック信号CLK1乃至CLK4についても上記で説明したのと同様に所定の処理遅延の後に出力される。
すなわち、ホストインターフェースモジュール60に対するアクセス許可(A_RDYA)がアサートされる時刻T2から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK1は出力される。また、ホストインターフェースモジュール60に対するアクセス許可(A_RDYA)がデアサートされる時刻T3から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK1は出力されなくなる。
また、暗号復号モジュール70に対するアクセス許可(A_RDYB)がアサートされる時刻T6から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK2は出力される。また、暗号復号モジュール70に対するアクセス許可(A_RDYB)がデアサートされる時刻T8から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK2は出力されなくなる。
また、物理層送信インターフェースモジュール81に対するアクセス許可(A_RDYC)がアサートされる時刻T13から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK3は出力される。また、物理層送信インターフェースモジュール81に対するアクセス許可(A_RDYC)がデアサートされる時刻T14から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK3は出力されなくなる。
また、物理層受信インターフェースモジュール82に対するアクセス許可(A_RDYD)がアサートされる時刻T10から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK4は出力される。また、物理層受信インターフェースモジュール82に対するアクセス許可(A_RDYD)がデアサートされる時刻T11から所定の処理遅延の後に、クロック信号CLK4は出力されなくなる。
図7は、本発明の実施の形態における通信装置100において他の通信装置へデータを送信する際のデータの流れと通信装置100におけるデータの流れを示す図である。ここでは、RTS(Request to Send)からACK(ACKnowledgement)までのやりとりを1サイクルとし、141マイクロ秒(μsec)で1500バイト(Byte)のデータを送信している。
通信装置100から他の通信装置にデータを送信する場合は、まず通信装置100は、他の通信装置に対してRTSを送信する。なお、RTSは通信装置が他の通信装置に対してデータを送信する旨を要求するメッセージである。このRTSの送信においては、15μsecを要するものとしている。
RTSの送信後、他の通信装置は、通信装置100に対してCTS(Clear to Send)を送信する。なお、CTSは、RTSを受信した通信装置がRTSを送信した通信装置に対して返信するデータを送信してもよい旨のメッセージである。このCTSの送信においても15μsecを要するものとしている。
通信装置100は、CTSを受信するとデータの送信を開始する。まず、通信装置100は、プリアンブルやヘッダーなどを送信する。これらの送信が終了した後に1500Byteのデータを送信する。通信装置100が1500Byteのデータを全て送信し、他の通信装置において受信が完了すると他の通信装置は、ACKを通信装置100に返信する。なお、ACKは、データを受信した通信装置がデータを送信した通信装置に返信するメッセージであり、データの送信が正常に終了した旨を示すものある。通信装置100においてACKを受信すると1500Byteのデータの送信が完了する。
ここで通信装置100内におけるデータの流れに着目する。通信装置100において、RTSの送信後にホストインターフェースモジュール60は、共有メモリ50にデータを転送する(処理#1)。この転送においては、16.39μsecを要するものとしている。共有メモリ50に転送されたデータは、次に暗号復号モジュール70において暗号化処理を行うため暗号復号モジュール70に転送される。このデータを暗号復号モジュール70において暗号化処理を行い、暗号化処理が終了すると、暗号復号モジュール70は、暗号化したデータを共有メモリ50に転送する(処理#2)。この一連の暗号化に関する処理(処理#2)には、17.00μsecを要するものとしている。
共有メモリ50に転送された暗号化されたデータは、物理層送信インターフェースモジュール81に転送される(処理#3)。この処理には、7.78μsecを要するものとしている。その後物理層送信インターフェースモジュール81は、物理層モジュール90にデータを転送して実際にデータの送信が開始されることになる。
図8は、図7における1サイクル141μsecで1500Byteのデータを送信した場合を想定し、シミュレーションを用いて測定した消費電力のデータである。図8(a)は、各回路モジュールにおける消費電力を示すデータであり、その結果は以下の通りとなった。暗号復号モジュール70におけるクロック信号CLK2供給時の消費電力は、27.6ミリワット(mW)である。共有メモリ50におけるクロック信号CLK5供給時の消費電力は、64.4mWである。物理層受信インターフェースモジュール82におけるクロック信号CLK4供給時の消費電力は、59.3mWである。物理層送信インターフェースモジュール81におけるクロック信号CLK3供給時の消費電力は、27.8mWである。ホストインターフェースモジュール60におけるクロック信号CLK1供給時の消費電力は、53.8mWである。
図8(b)は、本発明の実施の形態における通信装置100と図9に示す従来の通信装置500の消費電力のデータを示す図である。図8(b)中の最上段における「ホストI/Fモジュール⇒共有メモリ」411は、ホストインターフェースモジュール60から共有メモリ50へのデータ転送動作を示すものである。また、「共有メモリ⇔暗号復号モジュール」412は、暗号復号モジュール70において共有メモリ50からデータを取得して暗号化した後に、暗号化したデータを共有メモリ50へ転送する暗号化処理動作を示すものである。また、「共有メモリ⇒物理層送信I/Fモジュール」413は、共有メモリ50から物理層送信インターフェースモジュール81へのデータ転送動作を示すものである。「その他」414は、上記以外における通信装置の動作を示すものである。
最左側の暗号復号モジュール欄401、共有メモリ欄402、物理層受信インターフェースモジュール欄403、物理層送信インターフェースモジュール欄404およびホストインターフェースモジュール欄405は、「ホストI/Fモジュール⇒共有メモリ」411、「共有メモリ⇔暗号復号モジュール」412、「共有メモリ⇒物理層送信I/Fモジュール」413および「その他」414における動作においてクロック信号が供給されている回路モジュールを示すものである。例えば、「ホストI/Fモジュール⇒共有メモリ」411において共有メモリ欄402とホストインターフェースモジュール欄405に対応する部分には「○」が表示され、その他の部分には「×」が表示されているが、これは、「ホストI/Fモジュール⇒共有メモリ」411に対応する動作においては、共有メモリ50とホストインターフェースモジュール60のみにクロック信号が供給されていることを示すものである。
また、「その他」414において共有メモリ欄402に対応する部分に「△」が表示されているが、これは本発明の実施の形態における通信装置100においてクロック信号は供給されていないが、従来における通信装置500においてはクロック信号が供給されていることを示すものである。
以上に基づいて図8(b)を参照すると、「ホストI/Fモジュール⇒共有メモリ」411においては、共有メモリ50とホストインターフェースモジュール60のみにクロック信号が供給されており、ここでの消費電力は共有メモリ50とホストインターフェースモジュール60で消費されるものである。図8(a)における消費電力のデータを参照すると、本発明の実施の形態における通信装置100における「ホストI/Fモジュール⇒共有メモリ」411での消費電力は、64.4mW+53.8mW=118.2mWになる。従来における通信装置500も同様に「ホストI/Fモジュール⇒共有メモリ」411においては、共有メモリ505とホストインターフェースモジュール506のみにクロック信号が供給されているため同様に118.2mWになる。
また、「共有メモリ⇔暗号復号モジュール」412および「共有メモリ⇒物理層送信I/Fモジュール」413についても同様に見ると、それぞれ92.0mW、92.2mWが消費される電力になる。この場合においても上記と同様本発明の実施の形態における通信装置100と従来における通信装置500とで消費される電力は変わらない。
「その他」414は、本発明の実施の形態における通信装置100においては、どの回路モジュールに対してもクロック信号は供給されないが、従来における通信装置500においては、常に共有メモリ505にクロック信号が供給されているため消費電力の値は異なる。すなわち、「その他」414において本発明の実施の形態における通信装置100での消費電力は0mWになるが、従来における通信装置500での消費電力は64.4mWになる。この部分が本発明の実施の形態における通信装置100と従来における通信装置500との消費電力の差になる。
本発明の実施の形態における通信装置100と従来における通信装置500との消費電力を算出すると、本発明の実施の形態における通信装置100は次のようになる。{(118.2mW×16.39μsec)+(92.0mW×17.00μsec)+(92.2mW×7.78μsec)+(0.0mW×99.83μsec)}/141.00μsec≒29.9mW。従来における通信装置500は、次のようになる。{(118.2mW×16.39μsec)+(92.0mW×17.00μsec)+(92.2mW×7.78μsec)+(64.4mW×99.83μsec)}/141.00μsec≒75.5mW。なお、時間423は、「ホストI/Fモジュール⇒共有メモリ」411、「共有メモリ⇔暗号復号モジュール」412、「共有メモリ⇒物理層送信I/Fモジュール」413および「その他」414における動作においてクロック信号が供給されている時間である。
本発明の実施の形態における通信装置100は、従来における通信装置500と比較すると1サイクル141μsecで1500Byteのデータを送信する場合で75.5mW−29.9mW=45.4mWもの電力を低減できることになる。
このように、本発明の実施の形態によれば、共有メモリ50および回路モジュールなどは、共有メモリに対しての回路モジュールからのアクセスがある時のみクロック信号が供給されるため、必要最小限のクロック信号の供給で動作する。これにより、消費電力の低減を図ることが可能となる。特に近年メモリの大容量化が進んでいるため、共有メモリに対する消費電力の低減は効果が大きい。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、共有メモリは、例えば、共有メモリ50に対応する。また、クロック源は、例えば、クロック源20に対応する。また、アクセス調停手段は、例えば、アービタ40に対応する。また、クロック制御手段は、例えば、クロック制御部30に対応する。
また、請求項2において、第1の論理和信号生成手段は、例えば、論理和回路31に対応する。また、メモリクロック信号生成手段は、例えば、論理積回路33に対応する。
また、請求項3において、モジュールクロック信号生成手段は、例えば、論理積回路34乃至37に対応する。
また、請求項4において、回路モジュール制御手段は、例えば、制御部10または物理層モジュール90に対応する。
また、請求項5において、第2の論理和信号生成手段は、例えば、論理和回路32に対応する。また、アクセス調停クロック信号生成手段は、例えば、論理積回路38に対応する。
本発明の実施の形態における通信装置100の構成の一例を示す図である。 本発明の通信装置100における制御部10または物理層モジュール90と、回路モジュールと、アービタ40との間における信号のやりとりの様子を示す図である。 本発明の実施の形態における通信装置100におけるアービタ40の機能を説明する図である。 本発明の実施の形態における通信装置100中のクロック制御部30を示す図である。 本発明の実施の形態における共有メモリ50を示す図である。 本発明の実施の形態における通信装置100におけるクロック信号のタイミングチャートを示す図である。 本発明の実施の形態における通信装置100において他の通信装置へデータを送信する際のデータの流れと通信装置100内におけるデータの流れを示す図である。 図7における1サイクル141μsecで1500Byteのデータを送信した場合を想定し、シミュレーションを用いて測定した消費電力のデータである。 従来における通信装置500の構成を示す図である。
符号の説明
10、502 制御部
20、501 クロック源
30 クロック制御部
31、32 論理和回路
33、34、35、36、37、38 論理積回路
40 アービタ
50、505 共有メモリ
51 メモリモジュール
52、53、54、55 セレクタ
56 デマルチプレクサ
60、506 ホストインターフェースモジュール
70、507 暗号復号モジュール
81、508 物理層送信インターフェースモジュール
82、509 物理層受信インターフェースモジュール
90、503 物理層モジュール
100、500 通信装置
110 ホスト
504 アービタ兼クロック制御部

Claims (5)

  1. 供給されたメモリクロック信号に同期してデータの書込みおよび読出しを行う共有メモリと、
    基準クロック信号を生成するクロック源と、
    複数の回路モジュールから前記共有メモリへのアクセスを所定の優先順位に基づいて調停して前記複数の回路モジュールの各々に対応するアクセス許可信号の何れか一つにおいて前記アクセスの許可を示すアクセス調停手段と、
    前記アクセス許可信号の論理和である第1の論理和信号と前記基準クロック信号とに基づいて前記メモリクロック信号を生成して前記共有メモリに対して供給するクロック制御手段と
    を具備することを特徴とする通信装置。
  2. 前記クロック制御手段は、
    前記第1の論理和信号を生成する第1の論理和信号生成手段と、
    前記基準クロック信号と前記第1の論理和信号との論理積を前記メモリクロック信号として生成するメモリクロック信号生成手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記複数の回路モジュールは、供給されたモジュールクロック信号に同期して動作し、
    前記クロック制御手段は、前記基準クロック信号と前記許可に相当する信号との論理積を前記モジュールクロック信号として生成するモジュールクロック信号生成手段をさらに具備することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 前記複数の回路モジュールの各々に対応する所定の処理の要求である処理要求信号を供給する回路モジュール制御手段をさらに具備し、
    前記アクセス調停手段は、供給されたアクセス調停クロック信号に同期して前記アクセス許可信号を供給し、
    前記クロック制御手段は、前記処理要求信号の論理和である第2の論理和信号と前記基準クロック信号とに基づいて前記アクセス調停クロック信号を生成して前記アクセス調停手段に対して供給することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 前記クロック制御手段は、
    前記第2の論理和信号を生成する第2の論理和信号生成手段と、
    前記基準クロック信号と前記第2の論理和信号との論理積を前記アクセス調停クロック信号として生成するアクセス調停クロック信号生成手段と
    を具備することを特徴とする請求項4記載の通信装置。
JP2005166313A 2005-06-07 2005-06-07 通信装置 Pending JP2006345011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005166313A JP2006345011A (ja) 2005-06-07 2005-06-07 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005166313A JP2006345011A (ja) 2005-06-07 2005-06-07 通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006345011A true JP2006345011A (ja) 2006-12-21

Family

ID=37641664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005166313A Pending JP2006345011A (ja) 2005-06-07 2005-06-07 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006345011A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799908B1 (ko) 2006-08-21 2008-01-31 엠텍비젼 주식회사 메모리에 연결된 인터페이스 모듈
CN113515063A (zh) * 2020-04-10 2021-10-19 新唐科技股份有限公司 多核心处理器电路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799908B1 (ko) 2006-08-21 2008-01-31 엠텍비젼 주식회사 메모리에 연결된 인터페이스 모듈
CN113515063A (zh) * 2020-04-10 2021-10-19 新唐科技股份有限公司 多核心处理器电路
CN113515063B (zh) * 2020-04-10 2024-03-12 新唐科技股份有限公司 多核心处理器电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100814904B1 (ko) 칩 내부 회로 간의 데이터 전송을 위한 통신 시스템
JP4198376B2 (ja) バスシステム及びバスシステムを含む情報処理システム
JP2014035628A (ja) 情報処理装置、メモリ制御装置およびその制御方法
JP2011081553A (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP2004102779A (ja) データ処理装置
JP4902640B2 (ja) 集積回路、及び集積回路システム
JP2007048022A (ja) 非同期バスインタフェース及びその処理方法
JP2006040276A (ja) 選択的なクロック制御に基づいて消費電力を節減させるバス仲裁システム及びその方法
JP2005515544A (ja) 局所同期回路間の情報交換
JP2006345011A (ja) 通信装置
JP2007122410A (ja) バス調停回路及びバス調停方法
US20110314197A1 (en) Data processing system
JP2004246862A (ja) リソース管理装置
JP2010129029A (ja) メモリアクセス制御装置およびメモリアクセス制御方法
JP4633334B2 (ja) 情報処理装置およびメモリアクセス調停方法
KR100441996B1 (ko) 직접 메모리 액세스 제어기 및 제어 방법
JP4249741B2 (ja) バスシステム及びバスシステムを含む情報処理システム
JP2010033314A (ja) バスアクセス回路装置及びバスアクセス方法
KR20000033265A (ko) 칩 내장형 버스를 인터페이스하기 위한 장치 및 방법
JPH03201155A (ja) バス使用権調停方式
KR100210404B1 (ko) 공유 메모리 억세스 제어장치
JP5453345B2 (ja) メモリー制御装置
KR100666950B1 (ko) 패킷 처리를 위한 다중 메모리 액세스 시스템 및 그 방법
KR20050067324A (ko) 마스터/슬레이브 디바이스간의 인터페이스 장치 및 그 방법
JP2006031147A (ja) メモリ制御装置及びメモリ制御方法