JP2008139725A - プロジェクタエンジン - Google Patents

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浩之 湊
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Abstract

【課題】デジタルミラー素子を備えたプロジェクタエンジンにおいて、電磁干渉を効果的に抑制できる構造を提供する。
【解決手段】プロジェクタエンジン1において、デジタルミラー素子10と、制御基板12と、放熱用のヒートシンク15をこの順序で配列する。デジタルミラー素子10と制御基板12の間には相互間の電気的接続を行うコネクタ11を配置し、制御基板12とヒートシンク15の間には制御基板12をデジタルミラー素子10の方へ押す金属製プッシュプレート14を配置する。制御基板12とヒートシンク15の間の隙間に上方から導電体20を挿入すると、制御基板12上のグラウンドパターンとヒートシンク15とが導電体20で電気的に接続されるとともに、導電体20の脚部20bがプッシュプレート14に接触し、プッシュプレート14もグラウンドパターンに接続される。
【選択図】図4

Description

本発明は、スクリーンや壁に画像を投射するプロジェクタのエンジン部分の構造に関する。
画像によるプレゼンテーション、あるいは映像ソフトの表示といった目的で、プロジェクタが用いられることが多くなっている。投射画像を形成する手立てとして一般的なものはデジタルミラー素子と液晶パネルである。特許文献1−4には、デジタルミラー素子を使用するプロジェクタ、あるいはプロジェクタエンジンが開示されている。
特開2006−251584号公報 特開2005−17452号公報 特開2006−220836号公報 特開2006−208719号公報
上記のようなデジタルミラー素子を備えたプロジェクタエンジンでは、素子の制御回路基板から出る電磁ノイズが素子の放熱用のヒートシンクから放射されて電磁干渉(EMI)が発生する。この電磁干渉の問題を解決するため、特許文献1記載の装置では、デジタルミラー素子制御回路を搭載した回路基板と放熱用ヒートシンクの間に電磁干渉の発生を防止するための板金製ガスケットプレートを挟み込むという方式が採用されている。しかしながら、輻射の大きさが問題となる800MHz(メガヘルツ)域の周波数に関しては、特許文献1記載の構造でも十分とは言えなかった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、デジタルミラー素子を備えたプロジェクタエンジンにおいて、電磁干渉を効果的に抑制できる構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、デジタルミラー素子で投射画像を形成するプロジェクタエンジンにおいて、デジタルミラー素子と、この素子の制御基板と、この素子の放熱用のヒートシンクをこの順序で配列し、前記デジタルミラー素子と制御基板の間には相互間の電気的接続を行うコネクタを配置し、前記制御基板とヒートシンクの間には制御基板を前記デジタルミラー素子の方へ押す金属製プッシュプレートと、制御基板上のグラウンドパターンとヒートシンクとを電気的に接続する導電体とを配置し、この導電体を前記プッシュプレートにも接触させるとともに、この導電体はばね性を備えた金属板により構成され、前記制御基板とヒートシンクの間の隙間に上方から挿入されるものであり、水平方向に間隔を置いて導電体に形成した少なくとも1対の脚部が前記プッシュプレートに接触することを特徴としている。
この構成によると、ヒートシンクが制御基板のグラウンドパターンに接続されるだけでなく、ヒートシンクとは別の金属部品であるプッシュプレートもグラウンドパターンに接続されることにより、グラウンド接続が全体として強化され、電磁波の輻射ひいては電磁干渉が効果的に抑制される。導電体はコスト安に製作でき、耐熱性にも問題はない。導電体は取り付け容易で、プッシュプレートとの電気的接続も簡単に確保できる。また脚部は水平方向に間隔を置いて少なくとも1対形成されているため、プッシュプレートに接触しないといった事態が起きにくく、導電体の一部だけに力が集中し、破損を招きやすくなるといった事態も避けられる。
請求項2の発明は、デジタルミラー素子で投射画像を形成するプロジェクタエンジンにおいて、デジタルミラー素子と、この素子の制御基板と、この素子の放熱用のヒートシンクをこの順序で配列し、前記デジタルミラー素子と制御基板の間には相互間の電気的接続を行うコネクタを配置し、前記制御基板とヒートシンクの間には制御基板を前記デジタルミラー素子の方へ押す金属製プッシュプレートと、制御基板上のグラウンドパターンとヒートシンクとを電気的に接続する導電体とを配置し、この導電体を前記プッシュプレートにも接触させることを特徴としている。
この構成によると、ヒートシンクが制御基板のグラウンドパターンに接続されるだけでなく、ヒートシンクとは別の金属部品であるプッシュプレートもグラウンドパターンに接続されることにより、グラウンド接続が全体として強化され、電磁波の輻射ひいては電磁干渉が効果的に抑制される。
請求項3の発明は、請求項2に記載のプロジェクタエンジンにおいて、前記導電体がばね性を備えた金属板により構成されることを特徴としている。
この構成によると、導電体をコスト安に製作できるとともに、耐熱性にも問題がなくなる。
請求項4の発明は、請求項3に記載のプロジェクタエンジンにおいて、前記導電体は前記制御基板とヒートシンクの間の隙間に上方から挿入されるものであり、水平方向に間隔を置いて導電体に形成した少なくとも1対の脚部が前記プッシュプレートに接触することを特徴としている。
この構成によると、導電体の取り付けが容易であるとともに、導電体とプッシュプレートとの電気的接続も簡単に確保できる。脚部は水平方向に間隔を置いて少なくとも1対形成されているため、プッシュプレートに接触しないといった事態が起きにくい。また導電体の一部だけに力が集中し、破損を招きやすくなるといった事態も避けられる。
本発明によると、簡単な構成で、電磁干渉抑制機能を高めたプロジェクタエンジンを得ることができる。
以下、図1−4に基づき本発明の実施形態を説明する。図1はプロジェクタエンジンの側面図、図2はプロジェクタエンジンの中でデジタルミラー素子からヒートシンクに至る部品群の分解斜視図、図3はプロジェクタエンジンに導電体を組み付ける状況を示す部分斜視図、図4は組み付け状態の導電体を示す部分拡大断面図である。
図1に示すプロジェクタエンジン1は特許文献1に記載されたものと同様の構造を備え、アルミ合金のダイキャストで成形したハウジング2の一端に、図2に示す部品群を装着している。
図2の中で、右下の端に位置するのはデジタルミラー素子10である。それに続いてコネクタ11とデジタルミラー素子10の制御基板12が配置される。コネクタ11はデジタルミラー素子10と制御基板12の相互間の電気的接続を行うものであり、枠状あるいは額縁状に形成されている。制御基板12の後ろには絶縁シート13と金属製のプッシュプレート14が続く。プッシュプレート14の後ろにはヒートシンク15が控える。
ヒートシンク15はアルミ合金の押し出し成形により一方の面に複数の放熱フィン15aを形成するとともに、それと反対側の面に、同じくアルミ合金からなる直方体形状の熱接続ブロック15bを固定したものである。プッシュプレート14、絶縁シート13、制御基板12には熱接続ブロック15bを通す矩形の貫通穴14a、13a、12aが形成されていて、熱接続ブロック15bをデジタルミラー素子10の背面に届かせられるようになっている。熱接続ブロック15bは熱伝導性と電気的絶縁性を兼ね備えたサーマルパッド16を介してデジタルミラー素子10の背面に押し当てられ、デジタルミラー素子10から熱を受け取る。その熱は放熱フィン15aから空中に放散される。
デジタルミラー素子10からヒートシンク15に至る部品群は4本のボルト17でハウジング2に取り付けられる。ボルト17は首下にねじ溝のない大径部17aを備えたものであり、ヒートシンク15、プッシュプレート14、絶縁シート13、制御基板12に形成した円形の貫通穴15c、14b、13b、12bを通じてハウジング2にねじ込まれる。
プッシュプレート14の貫通穴14bは、ボルト17の雄ねじの部分は通すが大径部17aは通さないという直径になっている。そのため、ボルト17をハウジング2にねじ込んで行くと、大径部17aがプッシュプレート14を押す。これによりプッシュプレート14は絶縁シート13を介して制御基板12を押す。一方でデジタルミラー素子10は、ハウジング2の内部の図示しない位置決め面に当たっていて位置不動である。そのためコネクタ11はデジタルミラー素子10と制御基板12の間で圧力を受けることになり、デジタルミラー素子10、コネクタ11、制御基板12の三者は電気的にしっかりと接続する。
ヒートシンク15の貫通穴15cは、ボルト17の大径部17aを通すがボルト17の頭部は通さないという直径になっている。ボルト17は、首下に圧縮コイルばね18をからめた状態で、大径部17aを貫通穴15cに通す。ボルト17をハウジング2にねじ込んで行くと、圧縮コイルばね18が縮んでヒートシンク15を圧迫する。この圧力により、ヒートシンク15の熱接続ブロック15bはサーマルパッド16を介してデジタルミラー素子10に弾接する。このようにボルト17は、ハウジング2にねじ込まれることによる圧力を、プッシュプレート14には直接伝え、ヒートシンク15には圧縮コイルばね18を介して間接的に伝えるものである。
デジタルミラー素子10からヒートシンク15に至る部品群の取り付けを終えた後、制御基板12とヒートシンク15の間の隙間に、上方から導電体20を挿入する。導電体20は制御基板12上のグラウンドパターンとヒートシンク15とを電気的に接続する役割を担う。導電体20の材料は、導電性と耐熱性を備えたものであれば何でも良いが、この実施形態では、特許文献1の「ガスケットプレート」と同様、導電体20はばね性を備えた金属板により構成している。導電体20にはグラウンドパターンに弾接する複数の弾性片20aが形成されている。
導電体20には、水平方向に間隔を置いて少なくとも1対の脚部20bが形成されている。制御基板12とヒートシンク15の間の隙間に導電体20を上方から挿入して行くと、図4のように脚部20bがプッシュプレート14に接触し、プッシュプレート14にグラウンド接続されることになる。脚部20bがプッシュプレート14に確実に接触するよう、脚部20bは側面から見た場合く字形状に折曲され、下向きの斜面となった部分がプッシュプレート14のエッジ部に当たるようになっている。
制御基板12とヒートシンク15の間の隙間に所定の深さまで挿入された後、導電体20はビス等適当手段でヒートシンク15に固定される。ハウジング2を構成する部品、あるいはハウジング2内の部品のどれかが導電体20を押さえて脱落を防ぐ構成であってもよい。
このようにプッシュプレート14もグラウンドパターンに接続されることにより、グラウンド接続が全体として強化され、電磁波の輻射ひいては電磁干渉が効果的に抑制される。実験によれば、800MHz域の輻射を約7dB改善することができた。
以上本発明の実施形態につき説明したが、発明の主旨を逸脱しない範囲でさらに種々の変更を加えて実施することができる。
本発明はプロジェクタのエンジン部に利用可能である。
プロジェクタエンジンの側面図 プロジェクタエンジンの中でデジタルミラー素子からヒートシンクに至る部品群の分解斜視図 プロジェクタエンジンに導電体を組み付ける状況を示す部分斜視図 組み付け状態の導電体を示す部分拡大断面図
符号の説明
1 プロジェクタエンジン
2 ハウジング
10 デジタルミラー素子
11 コネクタ
12 制御基板
14 プッシュプレート
15 ヒートシンク
20 導電体
20b 脚部

Claims (4)

  1. デジタルミラー素子で投射画像を形成するプロジェクタエンジンにおいて、
    デジタルミラー素子と、この素子の制御基板と、この素子の放熱用のヒートシンクをこの順序で配列し、前記デジタルミラー素子と制御基板の間には相互間の電気的接続を行うコネクタを配置し、前記制御基板とヒートシンクの間には制御基板を前記デジタルミラー素子の方へ押す金属製プッシュプレートと、制御基板上のグラウンドパターンとヒートシンクとを電気的に接続する導電体とを配置し、この導電体を前記プッシュプレートにも接触させるとともに、この導電体はばね性を備えた金属板により構成され、前記制御基板とヒートシンクの間の隙間に上方から挿入されるものであり、水平方向に間隔を置いて導電体に形成した少なくとも1対の脚部が前記プッシュプレートに接触することを特徴とするプロジェクタエンジン。
  2. デジタルミラー素子で投射画像を形成するプロジェクタエンジンにおいて、
    デジタルミラー素子と、この素子の制御基板と、この素子の放熱用のヒートシンクをこの順序で配列し、前記デジタルミラー素子と制御基板の間には相互間の電気的接続を行うコネクタを配置し、前記制御基板とヒートシンクの間には制御基板を前記デジタルミラー素子の方へ押す金属製プッシュプレートと、制御基板上のグラウンドパターンとヒートシンクとを電気的に接続する導電体とを配置し、この導電体を前記プッシュプレートにも接触させることを特徴とするプロジェクタエンジン。
  3. 前記導電体がばね性を備えた金属板により構成されることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタエンジン。
  4. 前記導電体は前記制御基板とヒートシンクの間の隙間に上方から挿入されるものであり、水平方向に間隔を置いて導電体に形成した少なくとも1対の脚部が前記プッシュプレートに接触することを特徴とする請求項3に記載のプロジェクタエンジン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014056061A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 画像投射装置
JP2015011082A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 株式会社リコー 画像投射装置、基板保持構造

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