JP2009283768A - 冷却シールド装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリント基板に取り付けられた電気部品を冷却シールドする冷却シールド装置において、前記電気部品に接して設けられたヒートシンクと、前記プリント基板に取り付けられ前記ヒートシンクを前記プリント基板方向に押圧する押圧手段と、前記ヒートシンクの側面に一端側が取り付けられ他端が前記プリント基板に接し前記ヒートシンクと前記プリント基板との間に設けられて前記電気部品をシールドし前記押圧手段の押圧力より弱いバネ力を有するシールド板とを具備したことを特徴とする冷却シールド装置である。
【選択図】図1
Description
図において、1は半導体等の電気部品で、プリント基板2に実装されている。
電気部品1は、ヒートシンク3に設けられた凹部3a内に配置されている。
電気部品1とヒートシンク3との間には、伝熱シート4が設けられ、電気部品1の熱がヒートシンク3に熱伝導されて、ヒートシンク3で放熱されている。
ヒートシンク3とGNDパターン6が全周で接触することで、ヒートシンク3がGNDと同電位となり、同時に、電気的なシールド効果を得ている。
図5従来例では、図7に示す如く、ヒートシンク3の凹部3aのX部分の寸法公差、電気部品1の厚さ公差、電気部品1の実装時の半田付け時の高さのばらつき、伝熱シート4の厚さ公差など、高さ方向の寸法ばらつきが発生する要因が多く、伝熱シート4の部分の接触熱抵抗が変化し、電気部品の冷却性能を安定することができない。
プリント基板に取り付けられた電気部品を冷却すると共にシールドする冷却シールド装置において、
前記電気部品に接して設けられたヒートシンクと、前記プリント基板に取り付けられ前記ヒートシンクを前記プリント基板方向に押圧する押圧手段と、前記ヒートシンクの側面に一端側が取り付けられ他端が前記プリント基板に接し前記ヒートシンクと前記プリント基板との間に設けられて前記電気部品をシールドし前記押圧手段の押圧力より弱いバネ力を有するシールド板とを具備したことを特徴とする。
前記押圧手段は、前記プリント基板に一端が取り付けられ途中が前記ヒートシンクに設けられた摺動孔に挿入されたスタッドと、このスタッドの他端と前記ヒートシンクとの間に設けられたコイルスプリングとを具備したことを特徴とする。
前記押圧手段は、少なくとも2個使用されたことを特徴とする。
前記シールド板は、他端側が折曲されて断面Jの字形状をなすことを特徴とする。
前記シールド板の一端側に設けられた小判形状の取付け孔と、この小判形状の取付け孔に挿入されて前記シールド板を前記ヒートシンクに取付ける取付けねじとを具備したことを特徴とする。
前記電気部品とヒートシンクとの間に伝熱シートが設けられたことを特徴とする。
各構成部品の寸法公差のばらつきが吸収できて、電気部品とヒートシンクとの安定な低接触熱抵抗が得られ、電気部品の冷却性能を向上できる冷却シールド装置が得られる。
弾性を有するシールド板が設けられたので、ヒートシンクのフローティング動作が吸収できて、冷却シールド装置がプリント基板と安定した電気接触を得ることができ、安定したシールド構造を得ることができる冷却シールド装置が得られる。
押圧手段は、プリント基板に一端が取り付けられ、途中がヒートシンクに設けられた摺動孔に挿入されたスタッドと、スタッドの他端とヒートシンクとの間に設けられたコイルスプリングとが設けられたので、構成が簡単で、安価な冷却シールド装置が得られる。
押圧手段は、少なくとも2個使用されたので、ヒートシンクを安定に押圧できる冷却シールド装置が得られる。
シールド板は、他端側が折曲されて断面Jの字形状をなしているので、他端側がプリント基板と摩擦が少なく接触でき、プリント基板と安定した電気接触を得ることができ、更に、安定したシールド構造を得ることができる冷却シールド装置が得られる。
シールド板の一端側に設けられた小判形状の取付け孔と、小判形状の取付け孔に挿入されてシールド板をヒートシンクに取付ける取付けねじとが設けられたので、シールド板の位置調整が可能となり、ヒートシンクが傾いている場合でも、その影響を受けずにプリント基板に密着させることができる冷却シールド装置が得られる。
電気部品とヒートシンクとの間に伝熱シートが設けられたので、更に、電気部品とヒートシンクとの安定な低接触熱抵抗が得られ、更に、電気部品の冷却性能を向上できる冷却シールド装置が得られる。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、図2は図1の平面図、図3は図2のB-B断面図である。
図において、図5と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図5との相違部分のみ説明する。
スタッド7の途中は、ヒートシンクに設けられた摺動孔31に挿入され、摺動孔31を摺動する。
コイルスプリング8の発生する力F1により、ヒートシンク3は常に電気部品1に伝熱シート4を介して接している。
シールド板9は、Jの字構造によりバネ性を有し、プリント基板2上のGNDパターン6に押し付けられ電気接触を得ている。
シールド板9はJの字構造のバネ性による接触圧はF2で、F1>F2の力関係にあり、図3に示す如く、F2の力でヒートシンク3が矢印F2方向(図3の上方向)に浮いてしまうことはない。
各構成部品の寸法公差のばらつきが吸収できて、電気部品1とヒートシンク3との安定な低接触熱抵抗が得られ、電気部品1の冷却性能を向上できる冷却シールド装置が得られる。
弾性を有するシールド板9が設けられたので、ヒートシンク3のフローティング動作が吸収できて、冷却シールド装置がプリント基板2と安定した電気接触を得ることができ、安定したシールド構造を得ることができる冷却シールド装置が得られる。
図4において、小判形状の取付け孔91が、シールド板9の一端側に設けられている。
取付けねじ92は、この小判形状の取付け孔91に挿入されて、シールド板9をヒートシンク3に取付ける。
シールド板9の一端側に設けられた小判形状の取付け孔91と、小判形状の取付け孔91に挿入されて、シールド板9をヒートシンク3に取付ける取付けねじ92とが設けられたので、シールド板9の位置調整が可能となり、ヒートシンク3が傾いている場合でも、その影響を受けずにプリント基板2に密着させることができる冷却シールド装置が得られる。
したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
2 プリント基板
3 ヒートシンク
3a 凹部
31 摺動孔
4 伝熱シート
5 ねじ
6 GNDパターン
70 押圧手段
7 スタッド
8 コイルスプリング
9 シールド板
91 取付け孔
92 取付けねじ
11 固定ねじ
Claims (6)
- プリント基板に取り付けられた電気部品を冷却すると共にシールドする冷却シールド装置において、
前記電気部品に接して設けられたヒートシンクと、
前記プリント基板に取り付けられ前記ヒートシンクを前記プリント基板方向に押圧する押圧手段と、
前記ヒートシンクの側面に一端側が取り付けられ他端が前記プリント基板に接し前記ヒートシンクと前記プリント基板との間に設けられて前記電気部品をシールドし前記押圧手段の押圧力より弱いバネ力を有するシールド板と
を具備したことを特徴とする冷却シールド装置。 - 前記押圧手段は、前記プリント基板に一端が取り付けられ途中が前記ヒートシンクに設けられた摺動孔に挿入されたスタッドと、
このスタッドの他端と前記ヒートシンクとの間に設けられたコイルスプリングと
を具備したことを特徴とする請求項1記載の冷却シールド装置。 - 前記押圧手段は、少なくとも2個使用されたこと
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の冷却シールド装置。 - 前記シールド板は、他端側が折曲されて断面Jの字形状をなすこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の冷却シールド装置。 - 前記シールド板の一端側に設けられた小判形状の取付け孔と、
この小判形状の取付け孔に挿入されて前記シールド板を前記ヒートシンクに取付ける取付けねじと
を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の冷却シールド装置。 - 前記電気部品とヒートシンクとの間に伝熱シートが設けられたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の冷却シールド装置。
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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JP2008135679A Withdrawn JP2009283768A (ja) | 2008-05-23 | 2008-05-23 | 冷却シールド装置 |
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-
2008
- 2008-05-23 JP JP2008135679A patent/JP2009283768A/ja not_active Withdrawn
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