JP2008138902A - 空調システム - Google Patents
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Abstract
【課題】人にとって快適な空調状態を形成できる空調システムを提供する。
【解決手段】人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度とを検知する人感センサー3が備えられると共に、制御部4が備えられ、人感センサー3で検知された人9の位置とその位置に位置する人9の人体表面温度に基づいて、制御部4がエアコン本体1に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされている。人感センサー3からの検知信号と、リモコン2からの操作信号とに基づいて最適な運転状態を学習する人工知能部5が備えられ、制御部4が、人感センサー3からの検知信号と、それに対応する人工知能部5からの信号とに基づいて、エアコン本体1に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされているとよい。
【選択図】 図1
【解決手段】人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度とを検知する人感センサー3が備えられると共に、制御部4が備えられ、人感センサー3で検知された人9の位置とその位置に位置する人9の人体表面温度に基づいて、制御部4がエアコン本体1に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされている。人感センサー3からの検知信号と、リモコン2からの操作信号とに基づいて最適な運転状態を学習する人工知能部5が備えられ、制御部4が、人感センサー3からの検知信号と、それに対応する人工知能部5からの信号とに基づいて、エアコン本体1に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされているとよい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空調システムに関する。
エアコンの室内機に室温検知センサーが備えられ、該センサーで検知された温度に基づいて、エアコンの運転状態が切り換わるようになされた空調システムは、従来より、提供されている。
特開平9−152139号公報
しかしながら、室内機周囲の温度を室温とみなして運転状態の切換えを行う制御方法では、実際の体感温度との間にギャップを生じてしまいやすく、暑すぎたり、寒すぎたりして、不快感を覚えやすい。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、人にとって快適な空調状態を形成することができる空調システムを提供することを課題とする。
上記の課題は、人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度とを検知する人感センサーが備えられると共に、制御部が備えられ、人感センサーで検知された人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度に基づいて、制御部がエアコン本体に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされていることを特徴とする空調システムによって解決される。
この空調システムでは、人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度とを検知し、該人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度に基づいて、運転状態の切換え指令信号が出力されるようになされているので、その人にとって快適な空調状態を形成することができる。
前記人感センサーが人の存在・不存在を検知する機能を備え、該人感センサーが人の不存在を検知したとき、制御部がエアコン本体にオンからオフへの切換え指令信号を出力するようになされている場合は、空調エネルギーを無駄に消費してしまうのを防ぐことができる。
前記人感センサーからの検知信号と、エアコン本体操作部からの操作信号とに基づいて最適な運転状態を学習する人工知能部が備えられ、制御部が、人感センサーからの検知信号と、それに対応する人工知能部からの信号とに基づいて、エアコン本体に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされている場合は、人工知能部の行う学習によって、エアコン本体操作部に対する操作をいちいち行わなくても、快適な空調状態を形成することができるようになる。
前記人感センサーがエアコン本体から分離され、室内高所に設置されている場合は、室内に居る人の位置やその人の人体表面温度を、エアコン本体との取り合い関係による制限をなくして、ないしは、少なくして、人感センサーに精度の良い検知を行わせることができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、人にとって快適な空調状態を形成することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す実施形態の空調システムにおいて、1はエアコン本体、2はエアコン本体操作部としてのリモコン、3は人感センサー、4は制御部、5は人工知能部であり、人感センサー3と制御部4と人工知能部5は、一つの機器7に組み込まれ、図1(イ)に示すように、エアコン本体1から分離されて、室内6の高所である天井部8に設置されている。これにより、室内6に居る人9の位置やその人9の人体表面温度を、エアコン本体1との取り合い関係による制限をなくして、ないしは、少なくして、人感センサー3に精度の良い検知を行わせることが可能になる。
図1(ロ)に示すように、人感センサー3は、赤外線センサー10と画像センサー11とを組み合わせて構成されたもので、人の位置を検知する機能と、その位置に位置する人の人体表面温度を検知する機能と、人の存在・不存在を検知する機能とを備えている。
制御部4は、マイコンなどで構成されており、人感センサー3で検知された人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度に基づいて、エアコン本体1に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされている。
例えば冷房運転において、図1(イ)に示すように、室内6のある位置に位置する人9の人体表面温度が、設定温度を下回っているときには、エアコン本体1の運転状態を強にし、設定温度に達したときに、その運転状態を弱やオフに切り換えたりする制御を行う。また、検知した人の位置に基づいて、その位置以外の方向に吹き出し方向を向けさせる制御なども行ってよい。
また、制御部4は、室内6から人9が立ち去るなどして室内6の人が不存在となったのを人感センサー3が検知したとき、それに基づいて、エアコン本体1にオンからオフへの切換え指令信号を出力するようになされている。
人工知能部5は、人感センサー3から制御部4に送られた検知信号と、リモコン2からの操作信号とに基づいて、その検知内容に対応する操作内容が最適運転状態を形成するための最適な制御内容であると学習していくものからなっていて、制御部4は、人感センサー3からの検知信号と、人工知能部5からの対応する信号とに基づいて、エアコン本体1に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされている。
例えば冷房運転において、室内6の人9の人体表面温度がある温度になったときにリモコン2を操作してエアコン本体1の運転を停止したような場合には、人工知能部5は、人体表面温度がその温度に達したときエアコン本体1の運転を停止することを学習し、それを、次回からの制御に反映させて、人体表面温度がその温度に達したとき、リモコン2を操作しなくても、エアコン本体1の運転を停止する制御が制御部4からの切換え指令信号により行われる。
また、本実施形態の人感センサー3は、エアコン本体1の位置が検知可能な室内6の天井部8に設置され、エアコン本体1の位置と人9の位置とを検知し、制御部4と人工知能部5は、その相対的位置関係を考慮した制御と学習を行うようになされている。
このように、上記の空調システムによれば、人9の位置とその位置に位置する人9の人体表面温度とに基づいた運転状態の制御が行われるようになされているので、その人9にとって快適な空調状態を形成することができる。
しかも、人の不存在が検知されると、エアコン本体がオフに切り換わるようになされているので、空調エネルギーを無駄に消費してしまうのを防ぐことができる。
加えて、学習機能によって、リモコン2に対する操作をいちいち行わなくても、快適な空調状態が形成されるようになり、操作の煩わしさを解消していくことができる。
1…エアコン本体
2…リモコン(エアコン本体操作部)
3…人感センサー
4…制御部
5…人工知能部
2…リモコン(エアコン本体操作部)
3…人感センサー
4…制御部
5…人工知能部
Claims (4)
- 人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度とを検知する人感センサーが備えられると共に、制御部が備えられ、人感センサーで検知された人の位置とその位置に位置する人の人体表面温度に基づいて、制御部がエアコン本体に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされていることを特徴とする空調システム。
- 前記人感センサーが人の存在・不存在を検知する機能を備え、該人感センサーが人の不存在を検知したとき、制御部がエアコン本体にオンからオフへの切換え指令信号を出力するようになされている請求項1に記載の空調システム。
- 前記人感センサーからの検知信号と、エアコン本体操作部からの操作信号とに基づいて最適な運転状態を学習する人工知能部が備えられ、制御部が、人感センサーからの検知信号と、それに対応する人工知能部からの信号とに基づいて、エアコン本体に運転状態の切換え指令信号を出力するようになされている請求項1又は2に記載の空調システム。
- 前記人感センサーがエアコン本体から分離され、室内高所に設置されている請求項1乃至3のいずれか一に記載の空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006323486A JP2008138902A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 空調システム |
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JP2006323486A JP2008138902A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 空調システム |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2006323486A Pending JP2008138902A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 空調システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-11-30 JP JP2006323486A patent/JP2008138902A/ja active Pending
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