JP2008137386A - キャリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被記録媒体方向への押圧を受けた記録ヘッドを、押圧に反して当接支持する支持点を持つ複数の支持部を備えるようにして、複数の支持部のうち少なくとも1つの支持部は、当接支持する支持点を被記録媒体に近接或いは離反する方向に移動可能な調整手段を備え、この調整手段により、間隙の平行度を調整可能にキャリッジを構成する。
【選択図】図9
Description
従って従来の構造のままだと、構成部品に対する寸法精度の要求をより高くして、厳しく管理する必要があり、コスト高を招いてしまう。他の方法として、製品を組み立てる際に、ノズル面が被記録媒体と平行になるようにガイド軸他を調整することも考えられるが、複雑な調整、位置決め機構が必要となる。
持する支持点の高さを調整するように構成したものである。
記録品質に優れた装置を実現できる。
の電話装置との会話を行うための送受話器(ハンドセット)が載置されている。また、発呼用及びモニタ用のスピーカが、メイン下ケース1a内の右側面の後部側等に固定されている。
に示すカラーインクジェット式のカートリッジタイプの記録ヘッドユニット15が下向きに着脱可能に装着されている。カラー記録を実行するための記録ヘッドユニット15は、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色のインクを吐出するための4つのノズル部15aを下面側に有し、この記録ヘッドユニット15に対して供給するインクが収納された各色毎のインクカートリッジ16は、記録ヘッドユニット15の上面側に着脱可能に装着できる。キャリッジ10の上端側にて前向きに上下回動可能な押えレバー17(本例では4つ)にて、各インクカートリツジ16を下向きに押え固定できる構成である。
各押えレバー17の断面下向きコ字状の下面白由端寄り部位には、各インクカートリッジ16における上面を下向きに押圧するための押圧ブロック66が上下動可能且つ脱落不能に装着され、押えレバー17の天板と押圧ブロック66と間に配置した付勢バネ67を介して押圧ブロック66が下向きに付勢されている。そして、この押圧ブロック66によるインクカートリッジ16の押圧点が、記録ヘッドユニット15におけるマニホールド口62の近傍になるように設定する。これにより、前記線バネ36(図3参照)にて記録ヘッドユニット15を押圧して固定状態では、押えレバー17にてインクカートリッジ16を介して記録ヘッドユニット15を下向きに押圧することで、インクカートリッジ16をより適切に保持して装着できるのである。この状態で、記録ヘッドユニット15のノズル部15aがその下部に位置する被記録媒体(用紙P)の記録面と対向するため、記録(印字)を行うことができる。
<第1実施形態>
キャリッジ10は、図からも明らかな通り、その正面側及び上方側が開口部となっている。上方側には押さえレバー17が配置されているが、この押さえレバー17は枢支軸63を回動の中心として更に上方に回動可能であるので、キャリッジ10の上方側も開口部となっているのである。この開口部から記録ヘッドユニット15が着脱可能にその内部に装着されることとなる。キャリッジ10における上向き開放状のヘッド収納部内に配置した記録ヘッドユニット15を正確に位置決めして確実に保持するには、まず、図3に示すように、記録ヘッドユニット15の左右両側から外向きに突出させたバネ掛け用ピン34を、キャリッジ10における左右両側板32に凹み形成した凹所35に配置し、前述したように線バネ36で押止する。すると、図5に示すように、キャリッジ10の左右後側底部の底支持部33の上に、記録ヘッドユニット15の底部の左右にそれぞれ設けられた底当て部47が乗載されると共に、キャリッジ10の底支持部33に凹み形成された受け溝48に記録ヘッドユニット15の位置決め突部47aが嵌まって支持される。このようにして、記録ヘッドユニット15の後部底面の左右2箇所をキャリッジ10の底部で、前記した線バネ36(図3参照)の付勢力による上からの押圧とともに受けるように確実に保持して、図3を参照して説明したように、ノズル部15aとプラテン25との後部側間隙g1が決定される。
を微調整することができる。従って、キャリッジ10の開口部の手前側と奥側に記録ヘッドユニット15の支持部が設けられており、本実施の形態においては、キャリッジ10の開口部の手前側に調整カム80等が備えられているので、操作者が平行度の微調整を容易に行うことができる。
第2実施形態のキャリッジ10も、図からも明らかな通り、その正面側及び上方側が開口部となっている。上方側には押さえレバー17が配置されているが、この押さえレバー17は枢支軸63を回動の中心として上方に移動可能であるので、キャリッジ10の上方側も開口部となっているのである。この開口部から記録ヘッドユニット15が着脱可能にその内部に装着されることとなる。また、図2に示すように、本実施形態では4つのインクカートリッジ16を記録ヘッドユニット15に搭載した例を示しているが、通常、カラーで記録する装置では、複数のインクカートリッジ16が使用される。その結果、複数のノズルが記録ヘッドユニット15の左右方向にも配置される。第2実施形態では、ノズル部15aの左右の傾きも含めて、間隙Gの平行度を調整可能とする構成について図面を参照して説明する。
に構成されているので、この補強プレート32aを設けることで側板32が支持軸81を支持する際の剛性不足を補っている。
前述した第1と第2実施形態では、図8に示した調整カム80を、支持軸81に対して、図示しない調整治具で回転させ、調整カム80の偏芯角度を変えて調整する例を説明した。こうした方法は、装置を組立てながら調整する場合は問題にならないが、組立て後の再調整時、保守点検の調整時や該当する構成部品の交換時は前述した調整治具がなく、調整が困難な場合が想定される。ここでは、特別な治具を必要とせず、前述した第1と第2実施形態と同様な効果を得ることができる構成を説明する。
0の側板32を貫通後、側板32の外側で調整レバー84に固定されている。該調整レバー84は、支持軸81と共に図示するR方向に回転可能になっている。調整レバー84の裏面には、調整レバー84を所定の位置で固定するために、複数のストッパー溝84aのいずれかに嵌合する図示しない凸部が形成されている。従って、調整レバー84がストッパー溝84aのいずれかに嵌合し係止された状態では、支持軸81も軸方向の回転が規制されて、固定された状態になる。
1a メイン下ケース
1b 上ケース
2 記録部
3 給紙トレイ
4 原稿積載部
5 原稿読取ユニット
6 操作パネル部
6a 操作キー部
6b 表示部
7 底カバー板
8 原稿ガイド体
9 制御部
10 キャリッジ
11 ガイド軸
12 フレーム
15 記録ヘッドユニット
15a ノズル部
15b 底板
15c 側板
15d 背面板
15e 前板
15f 仕切り板
16 インクカートリッジ
16a インク吐出口
17 レバー
18 タイミングベルト
19 駆動モータ
20 駆動プーリ
21 給紙ローラ
22 搬送ローラ
23 排出ローラ
25 プラテン
26 排紙トレイ
27 メインテナンス部
28 パージ装置
28a 吸引キャップ
29 フラッシング部
32 側板
33 底支持部
34 バネ掛け用ピン
35 凹所
36 線バネ
36a 基端部
36b 押え部
36c 自由端
37 係止部
47a 突部
48 溝
62 マニホールド口
63 枢支軸
64 装着孔
66 押圧ブロック
67 付勢バネ
80 調整カム
80a 固定ネジ
80b 調整溝
81 支持軸
82 前縁端部
83 当接部
84 調整レバー
84a ストッパー溝
86 調整ネジ
D2 インクカートリッジ収納部
G 間隙
g1 後部側間隙
g2 前部側間隙
Claims (12)
- 被記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動し、記録ヘッドを備える記録ヘッドユニットを挟むように収納するため往復移動する方向に直交して設けられた左右それぞれの側板を備えたキャリッジにおいて、
前記キャリッジは、前記被記録媒体の搬送方向下流側において、前記左右の側板を連結するように該側板に直交して配置され、その一端と他端とが前記左右のそれぞれの側板によって支持された支持軸と、
前記被記録媒体の搬送方向における上流側と下流側に設けられ、前記記録ヘッドユニットを当接支持する支持点を持つ複数の支持部とを備え、
前記複数の支持部のうち前記下流側の支持部は、前記支持軸上に配置されており、
この支持軸上に配置されている支持部は、前記当接支持する支持点を前記被記録媒体に近接或いは離反する方向に移動可能な調整手段を備え、
前記調整手段により、前記記録ヘッドと前記被記録媒体との搬送方向における平行度を調整可能に構成したことを特徴とするキャリッジ。 - 前記支持部は、前記被記録媒体の搬送方向における上流側に2箇所と下流側に1箇所設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリッジ。
- 前記被記録媒体の搬送方向における上流側に2箇所設けられている支持部は、前記左右の側板の近傍にそれぞれ配され、前記下流側に1箇所設けられている支持部は、前記左右側板間の略中央部に配されていることを特徴とする請求項2に記載のキャリッジ。
- 前記支持部は、前記被記録媒体の搬送方向における上流側に1箇所と下流側に2箇所設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリッジ。
- 前記被記録媒体の搬送方向における上流側に1箇所設けられている支持部は、前記左右側板間の略中央部に配され、前記下流側に1箇所設けられている支持部は、前記左右の側板の近傍にそれぞれ配されていることを特徴とする請求項4に記載のキャリッジ。
- 前記調整手段を備えた支持部は、それぞれ独立して調整が可能に構成されていることを特徴とする請求項1,4,5のいずれかに記載のキャリッジ。
- 前記調整手段は、前記支持部の支持点の高さを調整する手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のキャリッジ。
- 前記調整手段は偏芯カムを備え、この偏芯カムを回転させることにより前記支持部が前記記録ヘッドを当接支持する支持点の高さを調整するように構成したことを特徴とする請求項7記載のキャリッジ。
- 前記調整手段はネジを備え、このネジを回転させることにより前記支持部が前記記録ヘッドを当接支持する支持点の高さを調整するように構成したことを特徴とする請求項7記載のキャリッジ。
- 前記左右の側板に固定されるとともに、前記支持軸を支持する補強部材を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9に記載のキャリッジ。
- 前記キャリッジを被記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動可能にガイドするガイド軸と、
該ガイド軸を保持するとともに、前記キャリッジを支持するフレーム体とを有し、
該フレーム体と前記ガイド軸とによって前記キャリッジが被記録媒体に対して位置決めされることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のキャリッジを備える画像形成装置。 - 前記画像形成装置はインクジェット記録方式により画像を形成することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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