JP2008136738A - 吸収性物品 - Google Patents

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達之 山口
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哲哉 草川
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Abstract

【課題】幅方向外方それぞれに長手方向に沿って配設された防漏壁を備えた吸収性物品において、防漏壁の基壁部で堰き止められた体液が、基壁部の外面側に染み出しにくいと共に、肌当接部からも染み出しにくい吸収性物品を提供すること。
【解決手段】表面シート2、裏面シート3及び両シート2,3間に介在された吸収体4を有する吸収性本体10と、吸収性本体10の幅方向外方それぞれに長手方向に沿って配設された防漏壁5とを備えた吸収性物品1であって、防漏壁5は、吸収体4の側部43の近傍から起立した基壁部51と、基壁部51の上端部54に連設された肌当接部52とからなり、基壁部51の内面側に親水性の内面シート8が配設されており、内面シート8は、肌当接部52には配設されていない。
【選択図】図3

Description

本発明は、生理用ナプキンや使い捨ておむつ等の吸収性物品に関する。
従来より、生理用ナプキンや使い捨ておむつ等において、その幅方向外方それぞれに、防漏壁が長手方向に沿って配設されたものが知られている。防漏壁は、吸収性物品を着用者にフィットする好ましい立体形状に変形させること、着用者の肌に対する密着性を向上させ、液漏れを確実に防止すること等を目的とするものである。
従来の防漏壁は、一般的に、撥水性の不織布を主体として構成されており、吸収体で吸収し切れなかった体液(例えば、生理用ナプキンにおいては経血、使い捨ておむつにおいては軟便)を、防漏壁の基壁部で堰き止め、横漏れを防止していた。
しかしながら、撥水性の不織布を主体とする防漏壁であっても、横漏れを完全に防ぐことはできない。即ち、撥水性の不織布を主体とする防漏壁によれば、大量の体液が流れてきた場合に、装着時における圧力の大きさや体液の粘性(経血や軟便は粘性が高い場合がある)等によっては、体液が不織布の構成繊維の空隙に入り込み、付着することがある。不織布の構成繊維の空隙に入り込んだ体液は、防漏壁の基壁部の内面側から外面側に徐々に染み出したり、防漏壁の基壁部の内面側を伝わって防漏壁の肌当接面から染み出すことがある。
下記特許文献1には、防漏壁の基壁部の内面側及び肌当接面を親水性シートから形成した生理用ナプキンが開示されている。
しかしながら、特許文献1記載の生理用ナプキンによれば、防漏壁の基壁部の内面側及び肌当接面が親水性シートから形成されているため、防漏壁の基壁部に堰き止められた体液は、親水性シートを介して防漏壁の肌当接面に伝わり、そこから漏れ出しやすい。
特開2002−238949号公報
従って、本発明の目的は、幅方向外方それぞれに長手方向に沿って配設された防漏壁を備えた吸収性物品において、防漏壁の基壁部で堰き止められた体液が、基壁部の外面側に染み出しにくいと共に、肌当接部からも染み出しにくい吸収性物品を提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を有する吸収性本体と、該吸収性本体の幅方向外方それぞれに長手方向に沿って配設された防漏壁とを備えた吸収性物品であって、前記防漏壁は、前記吸収体の側部近傍から起立した基壁部と、該基壁部の上端部に連設された肌当接部とからなり、前記基壁部の内面側に親水性の内面シートが配設されており、該内面シートは、前記肌当接部には配設されていない吸収性物品を提供することにより上記の目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品によれば、幅方向外方それぞれに長手方向に沿って配設された防漏壁を備えた吸収性物品において、防漏壁の基壁部で堰き止められた体液が、基壁部の外面側に染み出しにくいと共に、肌当接部からも染み出しにくい。
以下、本発明の吸収性物品を、その好ましい一実施形態である第1実施形態の生理用ナプキンに基づき図面を参照しながら説明する。
第1実施形態の生理用ナプキン1は、図1〜図3に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性又は液難透過性の裏面シート3及び両シート2,3間に介在された液保持性の吸収体4を有する吸収性本体10と、吸収性本体10の幅方向外方それぞれに長手方向に沿って配設された防漏壁5,5とを備えている。
本実施形態の生理用ナプキン1においては、吸収性本体10は、その長手方向に、着用時に着用者の排泄部に対向配置される排泄部対向部Aと、排泄部対向部Aよりも前側の前方部Bと、排泄部対向部Aよりも後側の後方部Cとに区分されている。
排泄部対向部Aは、本実施形態のようにウイング部12を有する生理用ナプキン1においては、吸収性本体10におけるその両側部にウイング部12を有する部分である。この他、排泄部対向部Aは、以下のような特定要因によって判断できる。即ち、吸収性本体10の肌当接面の防漏溝(前方溝6、中央溝71等の吸収性本体10の肌当接面の溝の総称)の変化位置(例えば、図2では最小幅の位置であり、最大幅の位置の場合もある)、吸収体4の括れ位置、中高領域を有する吸収体4の長手方向中心位置等であるが、ウイング部12、防漏溝、吸収体4の括れ位置、中高領域を有する吸収体4の中心位置の順で優先的に判断することができ、該特定要因を中心に長手方向長さが50〜60mm程度の範囲である。
本実施形態においては、排泄部対向部Aと後方部Cとの境界は、吸収性本体10の長手方向の略中央部に位置する。
尚、「長手方向」及び「幅方向」とは、特に明記のない限り、それぞれ「吸収性物品の長手方向」及び「吸収性物品の幅方向」を意味する。「上面」及び「下面」とは、特に明記のない限り、それぞれ「肌当接面(側の面)」及び「非肌当接面(側の面)」を意味する。
吸収体4は、図3に示すように、上層吸収体41及び下層吸収体42からなる2層構造を有している。上層吸収体41は、下層吸収体42よりも長さが短く、幅が狭くなっている。また、上層吸収体41は、下層吸収体42には接合されておらず、下層吸収体42の長手方向中央部で且つ幅方向中央部に位置している。従って、上層吸収体41は、いわゆる中高領域を形成する。
表面シート2は、図3に示すように、吸収体4の上面の全域を被覆し、更に吸収体4の両側縁から幅方向に延出して吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれている。裏面シート3は、吸収体4の下面を被覆し、更に吸収体4の両側縁から幅方向外方に延出して一対のサイドフラップ13を形成している。一対のサイドフラップ13は、吸収性本体10の排泄部対向部Aにおいて更に幅方向外方へ延出して、一対のウイング12,12を形成している。ウイング12は、着用時に折り曲げられて、ショーツ等の下着の外表面に粘着剤等を介して固定されるものである。
また、表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ吸収体4の前後端から長手方向に延出し、その延出部分において互いに接合されてエンドシール部14,14を形成している。
前方部Bにおける肌当接面には、図1及び図2に示すように、前側に向けて凸の略U字状の前方溝6が設けられている。排泄部対向部Aにおける肌当接面側には、長手方向に沿って延びる幅方向に一対の中央溝71,71が設けられている。後方部Cにおける肌当接面には、後側に向けて凸の略U字状の第1後方溝72が設けられている。
前方溝6の一対の後端部と一対の中央溝71,71の前端部とがそれぞれ連結されると共に、一対の中央溝71,71の後端部と第1後方溝72における一対の前端部とがそれぞれ連結されて、閉鎖された全周溝Qが形成されている。
全周溝Q(前方溝6、中央溝71、第1後方溝72)は、表面シート2と吸収体4の下層吸収体42とが一体的に圧密化されて形成されており、そのため、上層吸収体41は、平面視で全周溝Qによって包囲されている。
換言すると、全周溝Q(前方溝6、中央溝71、第1後方溝72)は、表面シート2と下層吸収体42とを接合しているが、表面シート2と上層吸収体41とを接合していない。また、平面視において、上層吸収体41の外形と全周溝Qの外形とは略一致している。従って、上層吸収体41は、表面シート2と下層吸収体42とからなる閉鎖空間に封入されている。
上層吸収体41の平面視形状は、図2に示すように、巨視的にみて、前方部B及び排泄部対向部Aにおいて幅がほぼ同じで、後方部Cにおいて徐々に幅が狭くなって尖っている。尚、全周溝Qには、吸収性本体10における中高領域、即ち吸収体4の上層吸収体41を着用者に意識させる効果もある。
前方溝6は、図2及び図4に示すように、幅方向外方に向けてそれぞれ膨出した形状を有し、幅方向間隔の広い最広部62を形成している。最広部62は、前方溝6の平面視形状を、前端部61から後側に向けて視たときにおいて、最初に幅方向間隔の極大となる部分である。つまり、最広部62から後側に向けて幅方向間隔が狭くなるか又は一定になる。
また、中央溝71は、図2において幅方向内側に向けて凸に湾曲しており、その途中に括れ部71Aが形成されている。括れ部71Aは、中央溝71の平面視形状を、その前端部から後側に向けて視たときにおいて、最初に幅方向間隔が極小となる部分である。括れ部71Aから後側に向けて、再び幅方向間隔が広くなり、後端部に至る。
全周溝Qの湾曲形状は、おおよそ、前方溝6の前端部61から最広部62の間においては外側に向けて凸であり、最広部62から中央溝71の後端部の間においては内側に向けて凸であり、第1後方溝72においては外側に向けて凸である。
第1後方溝72の外側には、後側に凸の略U字状の第2後方溝73が設けられている。第2後方溝73の一対の前端部は、第1後方溝72の一対の前端部近傍に連結されており、従って、後方部Cには、第1後方溝72及び第2後方溝73からなる二重の略U字状の防漏溝が形成されている。
第2後方溝73は、後方部C側における上層吸収体41の尖った領域に近接する下層吸収体42を、表面シート2に接合している。第2後方溝73が形成されていることによって、後方部Cにおける防漏性が向上し、下層吸収体42と表面シート2との離間が防止されることで、液の吸収性がよくなり、身体形状にフィットするような可撓性が生じる。
表面シート2、裏面シート3及び吸収体4としては、生理用ナプキン等の吸収性物品において従来から用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。
表面シート2としては、例えば、親水化処理が施された各種不織布や開孔フィルム等の液透過性のシートを用いることができる。裏面シート3としては、例えば、熱可塑性樹脂のフィルム(PEフィルム等)や、該フィルムと不織布とのラミネート等の液不透過性又は撥水性のシートを用いることができ、水蒸気透過性を有するものを用いることもできる。
吸収体4としては、生理用ナプキン等の吸収性物品における吸収体として従来から用いられている各種材料を特に制限なく用いることができ、例えば、パルプ繊維を堆積させて得られた積繊層、パルプ繊維を原料とする不織布からなるものを用いることができる。吸収体4は吸収性ポリマーを含有していてもよい。
次に防漏壁5について説明する。図1〜図3に示すように、吸収性本体10の幅方向外方それぞれには、長手方向に沿って一対の防漏壁5,5が配設されている。防漏壁5は、吸収性本体10の全長に亘っている。
防漏壁5の上部には、図2及び図3に示すように、吸収性本体10の長手方向に沿って伸縮する伸縮領域Pが設けられている。詳述すると、防漏壁5は、吸収体4の側部43の近傍から起立した基壁部51と、基壁部51の上端部54に連設された面状の肌当接部52とからなる。つまり、防漏壁5の断面形状は、略T字状となっている。
基壁部51は、吸収体4の側部43と間隔を有して起立しているか、又は吸収体4の側部43と接合して起立しているか、あるいは吸収体4の側部43近傍の上面等の吸収体4の側部43近傍から起立しており、その上部は肌当接部52となっている。肌当接部52は、基壁部51の上端部54に位置し、弾性部材9によって肌と接する部位である。
肌当接部52には、吸収性本体10の長手方向に沿って防漏壁弾性部材9(91,92)が配設されて弾性伸縮性が付与され、伸縮領域Pが形成されている。防漏壁弾性部材9は、幅方向に離間して複数本配設されている。基壁部51よりも幅方向内方に位置する防漏壁弾性部材9を「内方弾性部材91」といい、基壁部51よりも幅方向外方に位置する防漏壁弾性部材9を「外方弾性部材92」という。伸縮領域Pとは、実質的に伸縮性が発現する領域をいい、防漏壁弾性部材9が存在する領域であっても、例えば、ヒートシール等が施されて剛性が高くなることによって、実質的に伸縮性が発現しなくなっている領域は含まない。
肌当接部52は、基壁部51とは、折り返されて明確に区別されている(境界が形成されている)ことが好ましく、その折り返し部に弾性部材が配されて面状に形成されていたり、複数の弾性部材や帯状の弾性部材が配されて平面部が形成されている(境界が明確にされている)ことがより好ましい。このように、好ましくは面状に形成されることで、さらに好ましくは平面部が形成されることで、肌当接部52が柔らかく肌と接し、身体の動きに柔軟に追従することができる。
防漏壁5は、吸収体4の側部43に沿って配設されており、肌当接部52の上面(肌当接面)は、吸収体4の上面(肌当接面)と略平行である。肌当接部52は、少なくとも排泄部対向部Aにおいて着用者の肌に面状に当接するようになっている。
肌当接部52は、基壁部51の上端部54に断面T字状に連設されている。即ち、肌当接部52は、基壁部51の上端部54から吸収性本体10の幅方向内方に張り出す内方張出部52Aと、基壁部51の上端部54から吸収性本体10の幅方向外方に張り出す外方張出部52Bとから構成されている。
両張出部52A,52Bの張り出し幅は異なっており、内方張出部52Aの張り出し幅と外方張出部52Bの張り出し幅との比(前者:後者)は、好ましくは3:2〜5:1である。内方張出部52A及び外方張出部52Bには、それぞれ糸状の内方弾性部材91が4本,外方弾性部材92が2本(図3においてはそれぞれ1本のみ図示)、幅方向に間隔をあけて配設されている。防漏壁弾性部材9は、少なくとも排泄部対向部Aに配されており、更に前方部B及び/又は後方部C側にも延びていることが好ましい。
肌当接部52は、前方部Bにおいて、その前端部近傍が、前側のエンドシール部14により、表面シート2又は裏面シート3の肌当接面側に接合されており、また、その内側部側が、前側の防漏壁シール部15により、表面シート2又は裏面シート3の肌当接面側に接合されている。
同様に、肌当接部52は、後方部Cにおいて、その後端部近傍が、後側のエンドシール部14により、表面シート2又は裏面シート3の肌当接面側に接合されており、また、その内側部側が、後側の防漏壁シール部15により、表面シート2又は裏面シート3の肌当接面側に接合されている。
防漏壁5は、排泄部対向部A、及び後方部Cの一部においては、伸縮領域P(防漏壁弾性部材9)による収縮力によって起立する。一方、防漏壁5は、前方部B、及び後方部Cの残りの一部においては、少なくとも肌当接部52の幅方向内側(内方張出部52A)が、エンドシール部14及び防漏壁シール部15により表面シート2又は裏面シート3に接合されることによって、起立が阻害されており、起立しない。そのため、肌当接部52の収縮によって、生理用ナプキン1は、その長手方向の全体形状が、図4に示すように、凹状に湾曲する。
本実施形態における防漏壁5は、図3に示すように、防漏壁形成用シート53が吸収性本体10に固定されることにより形成されている。防漏壁形成用シート53は、長手方向に亘って一定の幅を有するシートで、基壁部51の上端部54と肌当接部52とが断面T字状に連設された形状に形成されるように、折り返されている。従って、防漏壁形成用シート53は、基壁部51及び肌当接部52において2層となっている。尚、防漏壁形成用シート53の幅とは、単体状態の防漏壁形成用シート53の幅であって、吸収性物品の幅方向とは必ずしも一致しない。
より具体的には、排泄部対向部Aにおいては、図3(a)に示すように、基壁部51の下端部55(肌当接部52側の上端部54とは反対側の端部)は、吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれている。そして、吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれた下端部55は、吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれた表面シート2の非肌当接面側と、裏面シート3の肌当接面側との間に、接着剤等の公知の接合手段により固定されている。排泄部対向部Aにおける防漏壁形成用シート53の幅方向の固定位置は、基壁部51における下端部55近傍である。
後方部Cにおいては、図3(c)に示すように、防漏壁形成用シート53の一部は、幅方向内方に延出するように山折りに折り重ねられて重層部58を形成している。重層部58は、折り重ねられた対向面が対向面接合部57により接合されて、折り重ね形態を維持するとともに、防漏壁5の高さを抑制し、ナプキンと身体とが分離し過ぎないようにしている。
対向面接合部57は、防漏壁5の基壁部51を良好に起立させる観点から、重層部58の折り重ねられた対向面における幅方向外方寄りの位置に設けられていることが好ましい。防漏壁5に重層部58が設けられることにより、後方部Cにおける基壁部51の上端部54から裏面シート3までの厚み方向距離は、排泄部対向部Aにおける該厚み方向距離よりも短くなっている。
重層部58は、基壁部51の長手方向に所定長さに亘って形成されている。重層部58の長さは、防漏壁5が起立している部分の全長の15〜45%であることが好ましく、20〜30%であることが更に好ましい。
防漏壁5を構成する材料としては、それぞれ、生理用ナプキン等の吸収性物品における防漏壁を構成する材料として従来から用いられている繊維系材料を特に制限なく用いることができ、特に好ましくは疎水性不織布等の撥水性のシートが用いられる。
防漏壁5における防漏壁弾性部材9は、弾性を有しているものであれば、糸状の弾性部材に制限されず、帯状のものでもよい。また、基壁部51も肌当接部52と同様に伸縮性を有していてもよい。
また、防漏壁5は、本実施形態においては基壁部51と肌当接部52とが一体的に形成されているが、基壁部51と肌当接部52とを別々に製造し、それらを接合して形成することもできる。
防漏壁5の基壁部51の内面側には、図3(a)及び図4に示すように、親水性の内面シート8が配設されている。内面シート8は、肌当接部52には配設されていない。
内面シート8としては、嵩高性のシートや、構成繊維の空隙が小さい(毛管力が強い)シートが好ましい。内面シート8が嵩高性のシートである場合、高粘性の液体をその表面近くに(ろ過するように)留め置いて、防漏壁5の機能を低下させることなく発揮することができるようになり、また、内面シート8が、構成繊維の空隙が小さいシートである場合、高粘性の液体が内面シート8の内部に入り込むことを防止できる点から好ましい。
嵩高性のシートとしては、例えば、パルプ繊維及びバインダー成分を主体とした乾式パルプシート(エアレイド不織布)、エアスルー不織布が挙げられ、また、構成繊維の空隙が小さいシートとしては、SMS(スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド)不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布が挙げられる。
また、嵩高性のシートと構成繊維の空隙が小さいシート(防漏壁側)とを組み合わせたシートは、両者の性能を併せ持つ点でより好ましい。
内面シート8は親水性であるため、液の防漏効果は高くないが、通常の尿や経血に比べて粘性が高く表面張力が低い成分や、固形物を有する軟便や経血等の高粘性物に対して、嵩高性や小さい空隙によって液の通過性が低くなる。そのため、防漏壁5に直接、軟便や経血等の高粘性物が接触することを防止できる。このため、軟便や経血等の高粘性物が付着した場合にそこから液が染み出す現象が起こりやすい撥水性(疎水性)の防漏壁5は、その撥水性による液の防漏効果を保ち続けることができる。
内面シート8の親水性について説明する。内面シート8に使用される繊維としては、例えば、パルプ、レーヨン、綿糸など、元来親水性を有するセルロース由来の繊維、ポリビニールアセテートなどの親水性を示す樹脂材料を製糸した繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂を製糸して界面活性剤で処理した繊維が好ましく用いられる。これらの繊維によって形成された内面シート8の親水性は、液適法によって評価する。同様に、液滴法によって、防漏壁5の疎水性(撥水性)を評価する。
液適法は以下の手順で行う。
評価するシート(大きさ:100mm×100mm以上)を、その下面が接触しないようにかつ弛みがないように、内部が空洞(又は凹部)となった円筒(例えばシャーレのようなもの)の上に置く。円筒は、高さが20mm以上、空洞となる部分の内径(間隔)が100mm程度のものであれば良い。評価液としてはイオン交換水を使用するが、評価前に表面張力を計測し、それが70mN/m以上であることを確認しておく。表面張力は、Wilhelmy法(プレート法)により、白金プレートを使用し、環境条件:20℃、65%RHにて測定する。
スポイトを使用して、評価するシート上に液滴を静かに載せ(10滴)、5秒以内に、シート上の10滴の液滴のうち8滴以上がシートに含浸した状態となる場合に、親水性と評価する。好ましい親水性は、10滴全てが5秒以内に含浸した状態である。また、5秒を超えて液滴が6〜9滴残っている場合には、疎水性と評価し、5秒を超えて液滴が10滴残っている場合には、撥水性と評価する。
吸収性物品1の長手方向に着目すると、内面シート8は、防漏壁5の基壁部51における少なくとも吸収性本体10の排泄部対向部Aに対応する位置に配設されている。「排泄部対向部Aに対応する位置」とは、排泄部対向部Aの幅方向外方の位置である。本実施形態のような生理用ナプキンにおいては、内面シート8による吸収性本体10の長手方向への体液(特に経血)の拡散を抑制する観点から、内面シート8は、図3(a)に示すように、排泄部対向部Aのみに又は主に排泄部対向部Aに配設されていることが好ましい。従って、図3(c)に示す断面位置には、内面シート8は配設されていない。
吸収性物品10の厚み方向に着目すると、内面シート8は、吸収体4の側部43と防漏壁5の基壁部51との間に配設されていると共に、防漏壁5の基壁部51における吸収体4よりも上方の位置に配設されている。「吸収体4の側部43と防漏壁5の基壁部51との間」とは、吸収体4の側部43と防漏壁5の基壁部51との間隔が5mm以下の場合における両者の間を意味し、両者の間隔が5mm超離間している場合は該当しない。また、「防漏壁5の基壁部51における吸収体4よりも上方の位置」とは、前記「吸収体4の側部43と防漏壁5の基壁部51との間」から上方の位置をいう。
吸収性物品10の幅方向に着目すると、内面シート8と防漏壁5の基壁部51とは、接着剤81を介して離間している。つまり、両者は当接していない。また、内面シート8の下側と表面シート2とは、接着剤82を介して接合されている。
以上の構成を有する本実施形態の生理用ナプキン1によれば、防漏壁5の基壁部51の内面側に親水性の内面シート8が配設されており、内面シート8は、防漏壁5の肌当接部52には配設されていないため、吸収性本体10の吸収体4で吸収し切れず、防漏壁5の基壁部51で堰き止められた体液は、内面シート8によって一時保持される。そして、内面シート8に一時保持された体液は、吸収体4に再度吸収されるため、防漏壁5の基壁部51で堰き止められた体液は、基壁部51の外面側に染み出しにくいと共に、肌当接部52からも染み出しにくい。
例えば、経血には親水成分及び疎水成分が存在しており、そのうち疎水成分は、親水性の内面シート8に捕捉される(トラップされる)か又は表面に取り残されるが、親水成分は、内面シート8の外面(吸収体4側の面)から染み出し、吸収体4に吸収される。
また、親水性の内面シート8が肌当接部52に配設されていないため、着用者の肌が内面シート8に接触しない。そのため、内面シート8の接触による着用者の肌の汚れ、肌のかぶれ等が抑制される。
更に、防漏壁5の基壁部51の内面側における排泄部対向部Aに対応する位置に、内面シート8が接合されていることで、基壁部51の起立性が安定する。
内面シート8の下側が、接着剤82を介して表面シート2に接合されているため、内面シート8に吸収された体液が吸収体4に移行しやすく、また防漏壁5の基壁部51の起立安定性が高い。
次に、本発明の別の実施形態の生理用ナプキンについて説明する。別の実施形態の生理用ナプキンについては、第1実施形態の生理用ナプキンと異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点については、第1実施形態の生理用ナプキンについての説明が適宜適用される。別の実施形態の生理用ナプキンにおいても、第1実施形態の生理用ナプキンと同様の効果が奏される。
第2実施形態の生理用ナプキンは、図5に示すように、第1実施形態に比して、内面シート8に配設位置が異なる。具体的には、内面シート8は、防漏壁5の基壁部51における吸収体4よりも上方の位置に配設されているが、吸収体4の側部43と防漏壁5の基壁部51との間に配設されていない。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の生理用ナプキンによれば、第1実施形態と同様の効果が奏される。更に、吸収性本体10の吸収体4で吸収し切れず、防漏壁5の基壁部51で堰き止められた体液は、内面シート8によって一時保持される。そして、内面シート8に一時保持された体液は、吸収体4に再度吸収されるため、防漏壁5の基壁部51で堰き止められた体液は、基壁部51の外面側に染み出しにくいと共に、肌当接部52からも染み出しにくい。
第3実施形態の生理用ナプキンは、図6に示すように、第1実施形態に比して、内面シート8と防漏壁5の基壁部51との接合形態が異なる。具体的には、内面シート8と防漏壁5の基壁部51とは、吸収体4よりも上方の位置では接合されているが、吸収体4の側部43と防漏壁5の基壁部51との間では接合されていない。そのため、内面シート8と防漏壁5の基壁部51とは、空隙をあけて離間している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第3実施形態の生理用ナプキンによれば、第1実施形態及び第2実施形態と同様の効果が奏される。更に、内面シート8と防漏壁5の基壁部51とが空隙をあけて離間しているため、該空隙が体液の一時保持空間として機能し、一時保持された体液は、吸収体4に再度吸収される。その結果、体液が基壁部51の上方へ流れることを抑えることができるため、横漏れ防止効果が一層向上する。
第4実施形態の生理用ナプキンは、図7に示すように、第3実施形態に比して、防漏壁5の基壁部51の下端部55が巻き込まれる方向が異なる。具体的には、防漏壁5の基壁部51の下端部55は、幅方向外側に向けて折れ曲がり、サイドフラップ13に接合されている。その他の構成は、第3実施形態と同様である。
第4実施形態の生理用ナプキンによれば、第3実施形態と同様の効果が奏される。更に、防漏壁5の基壁部51の下端部55が幅方向外側に向けて折れ曲がり、サイドフラップ13に接合されているため、防漏壁5の基壁部51の起立安定性が一層向上する。
次に本発明の吸収性物品を使い捨ておむつに適用した第5実施形態について、図8を参照しながら説明する。第5実施形態の使い捨ておむつについては、主として、第1実施形態の生理用ナプキンと異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点については、第1実施形態の生理用ナプキンについての説明が適宜適用される。
第5実施形態の使い捨ておむつ1は、図8に示すように、表面シート2、裏面シート3及び両シート2、3間に介在された吸収体4を有する吸収性本体10と、吸収性本体10の幅方向外方それぞれに長手方向に沿って配設された防漏壁5とを備えた使い捨ておむつである。防漏壁5は、吸収体4の側部近傍から起立した基壁部51と、基壁部51の上端部54に連設された肌当接部52とからなり、基壁部51の内面側に親水性の内面シート8が配設されており、内面シート8は、肌当接部52には配設されていない。
また、内面シート8は、吸収体4の側部と防漏壁5の基壁部51との間に配設されていると共に、防漏壁5の基壁部51における吸収体4よりも上方の位置に配設されている。また、内面シート8と防漏壁5の基壁部51とは、接着剤81を介して離間している。内面シート8の下側と表面シート2とは、接着剤82を介して接合されている。
本実施形態の使い捨ておむつにおける以上の構成は、物品の相違(使い捨ておむつ/生理用ナプキン)に基づく相違点を除き、基本的に第1実施形態の生理用ナプキンの構成と同様である。
その一方で、本実施形態の使い捨ておむつ1は、例えば以下の構成の点で、第1実施形態の生理用ナプキンとは異なる。
吸収性本体10は、その長手方向に、股下部Aと、股下部Aよりも腹側の腹側部Bと、股下部Aよりも背側の背側部Cとに区分されている。股下部Aは、装着時にレッグ開口部に相当する括れを有する部分であり、併せてレッグ部弾性部材17Aが配置されている部分である。
内面シート8は、防漏壁5の基壁部51における少なくとも吸収性本体10の股下部Aに対応する位置に配設されている。内面シート8に吸収された軟便を吸収性本体10の長手方向へ速やかに拡散させる観点から、内面シート8は、股下部Aを含む長手方向全長に亘って配設されていることが好ましい。
また、防漏壁5の肌当接部52は、第1実施形態の生理用ナプキンにおける肌当接部52とは異なり、面状とはなっていない(実質的に線状になっている)。防漏壁5は、1層形態の防漏壁形成用シート53の自由縁部に防漏壁弾性部材9が配設され、弾性伸縮性が付与されて形成されている。防漏壁形成用シート53は、吸収性本体10の側方部分において接着剤(図示せず)を介して裏面シート3に接合されており、裏面シート3と防漏壁形成用シート53とによってレッグ部弾性部材17Aを伸張状態で挟持固定している。そして、防漏壁5の基壁部51(防漏壁形成用シート53)の内面側には、内面シート8が接着剤81により接合されており、更に、内面シート8の下側と表面シート2とは接着剤82により接合されている。
本実施形態の使い捨ておむつ1は、展開型の使い捨ておむつ特有の構成として(ナプキンとは異なる構成として)、装着時に腹側部Bと背側部Cとを止着するための一対のファスニングテープ11,11が、背側部Cの幅方向両側部に設けられている。また、使い捨ておむつ1の腹側部Bにおける裏面シート3の外面には、ファスニングテープ11,11の被止着部としてのランディングテープ(図示せず)が配設されており、該ランディングテープにファスニングテープ11,11が止着されるように構成されている。
吸収体4は、平面視で長方形状であり、図8(b)に示すように、単層構造を有しており、パルプと吸収性ポリマーとが分散配置されて、その周りが透過性シート(紙や不織布)で被覆されている。
表面シート2は、吸収体4の表面及び側面を覆うように配されており、吸収体4の側方で裏面シート3に接合固定されている。吸収体4の周囲に位置する腹側及び背側のウエスト部16並びに左右のレッグ部17においては、それぞれウエスト部弾性部材16A及びレッグ部弾性部材17Aが配されている。そして、ウエスト部弾性部材16A及びレッグ部弾性部材17Aが自由状態で収縮して、図8(a)に示すように、着用者のウエスト部16及びレッグ部17にそれぞれウエストギャザー及びレッグギャザーを形成して、ウエスト部16及びレッグ部17にフィットし得るように構成されている。
ウエスト部弾性部材16A及びレッグ部弾性部材17Aとしては、糸ゴム、平ゴム、フィルムタイプのゴム、フィルム状の発泡ポリウレタン等が好ましく用いられる。
第5実施形態の使い捨ておむつ1においても、防漏壁5の基壁部51の内面側に親水性の内面シート8が配設されており、内面シート8は、防漏壁5の肌当接部52には配設されていないため、第1実施形態と同様の効果が奏される。
本発明の吸収性物品は、前記各実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
肌当接部52は、第1実施形態のように面状でもよく、第5実施形態のように実質的に線状でもよい。
断面T字状の防漏壁5を採用する場合、内方張出部52A及び外方張出部52Bそれぞれの張り出し幅は同一でもよく、外方張出部52Bの方が内方張出部52Aよりも張り出し幅が大きくてもよい。
面状の肌当接部52を有する防漏壁5においては、内方張出部52Aがなく、外方張出部52Bのみが設けられた形態でもよく、その反対に、外方張出部52Bがなく、内方張出部52Aのみが設けられた形態でもよい。
防漏壁5の重層部58は、防漏壁形成用シート53の一部を、幅方向外方に延出するように山折りに折り重ねて形成してもよい。重層部58の折り重ね回数、重層部58の幅、重層部58の折り重ねられた対向面における対向面接合部57の位置等は、適宜設定することができる。
吸収体4は、上層吸収体41と下層吸収体42とが接着剤やエンボス手段により一体化されていてもよく、また、中高構造を有していない平坦状であってもよい。
前述した各構成は、適宜組み合わせることができる。
本発明は、生理用ナプキン及び展開型の使い捨ておむつの他、パンツ型の使い捨ておむつ、失禁パッド、パンティライナー等に適用することができる。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態としての生理用ナプキンについて、自然状態における概略形態を、後方部側から視た斜視図である。 図2は、第1実施形態の生理用ナプキンを引き伸ばした状態を示す平面図である。 図3(a)は、図2に示すX−X断面の模式図、図3(b)は、図3(a)の部分拡大図、図3(c)は、図2に示すY−Y断面の模式図である。 図4は、第1実施形態の生理用ナプキンについて、自然状態における概略形態を、前方部側から視た斜視図である。 図5は、本発明の吸収性物品の第2実施形態としての生理用ナプキンの縦断面図である〔図3(a)対応図〕。 図6は、本発明の吸収性物品の第3実施形態としての生理用ナプキンの縦断面図である〔図3(a)対応図〕。 図7は、本発明の吸収性物品の第4実施形態としての生理用ナプキンの縦断面図である〔図3(a)対応図〕。 図8は、本発明の吸収性物品の第5実施形態としての使い捨ておむつを示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すB-B断面図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン,使い捨ておむつ(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 上層吸収体
42 下層吸収体
5 防漏壁
51 基壁部
52 肌当接部
8 内面シート
9 防漏壁弾性部材
A 排泄部対向部,股下部
B 前方部,腹側部
C 後方部,背側部

Claims (5)

  1. 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を有する吸収性本体と、該吸収性本体の幅方向外方それぞれに長手方向に沿って配設された防漏壁とを備えた吸収性物品であって、
    前記防漏壁は、前記吸収体の側部近傍から起立した基壁部と、該基壁部の上端部に連設された肌当接部とからなり、
    前記基壁部の内面側に親水性の内面シートが配設されており、該内面シートは、前記肌当接部には配設されていない吸収性物品。
  2. 前記内面シートは、前記基壁部における少なくとも前記吸収性本体の排泄部対向部に対応する位置に配設されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記内面シートは、前記吸収体の側部と前記基壁部との間に配設されている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記内面シートと前記基壁部とは、空隙をあけて又は接着剤を介して離間している請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 前記内面シートは、前記基壁部における前記吸収体よりも上方の位置に配設されている請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
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