JP2008136672A - アップライト式電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸塵路を延長管側に分岐させたアップライト式電気掃除機において、延長管側から吸入した塵埃が吸込口体側に落下して外部に漏れ出るのを防止することを安価に達成すること。
【解決手段】電動送風機4ならびにこの電動送風機4の送風上流で集塵を行う集塵部5を備えた掃除機本体1と、吸込下流側の端部が集塵部5に接続され、吸込上流側の端部が、掃除機本体1の下部に向けて下方に延在され、掃除機本体1下部に取り付けられた吸込口体2に接続された第1分岐路61と、掃除機本体1に着脱可能に取り付けられた延長管3に接続された第2分岐路62とに分岐された吸塵路6と、を備え、吸込口体2と延長管3とから選択的に吸込可能なアップライト式電気掃除機Aであって、第1分岐路61と第2分岐路62とが、上下方向で重ならない配置となっていることを特徴とするアップライト式電気掃除機とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、電動送風機が内蔵された掃除機本体の下部に吸込口体が取り付けられた、いわゆるアップライト式(縦型)のアップライト式電気掃除機に関するものである。
従来、電動送風機が内蔵された掃除機本体の下部に吸込口体が取り付けられたいわゆるアップライト式電気掃除機が知られている。
そして、このようなアップライト式電気掃除機において、吸込口体と電動送風機の上流に設けられた集塵部とを結ぶ吸塵路の途中に、掃除機本体から着脱可能な延長管が設けられ、掃除機本体下部の吸込口体から吸塵するほかに、掃除機本体から延長管を取り外し、この延長管の先端に各種アタッチメントを接続し、吸込口体では吸塵できない、天井などの高所や、コーナ部分や隙間部分の吸塵を行うことができるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−185584号公報
上述のアップライト式電気掃除機にあっては、吸込口と集塵室との間に、常に延長管が介在されていて、管路長が長いため、管路抵抗が大きく、吸塵性能に悪影響を与える。
そこで、本願発明者たちは、図8に示すように、集塵部01に接続された吸塵路02を、その途中で、吸込口体03に向けて下方に延びる第1分岐路04と、延長管05に向けて上方に延びる第2分岐路06とに分岐させ、集塵部01と吸込口体03との間の管路長を短くすることを新たに提案した。
しかしながら、上述の技術では、図示のように、第1分岐路04と第2分岐路06とを一直線状に配置した場合は、延長管05側で吸塵を行った後に、吸塵を終了して電動送風機07を停止させたときに、第2分岐路06側に残った塵埃が、第1分岐路04を介して吸込口体03側に落下して、外部に漏れ出るおそれがあるという新たな解決すべき課題を見出した。
本発明は、上述のように吸塵路を延長管側に分岐させたアップライト式電気掃除機において、延長管側から吸入した塵埃が吸込口体側に落下して外部に漏れ出るのを防止することを安価に達成することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本発明は、電動送風機ならびにこの電動送風機の上流側で集塵をおこなう集塵部を備えた掃除機本体と、吸込下流側の端部が前記集塵部に接続され、吸込上流側が、前記掃除機本体の下部に向けて下方に延在する部分を有するとともに、掃除機本体下部に取り付けられた吸込口体に接続された第1分岐路と、前記吸込口体とは別の吸込風路体に連通接続された第2分岐路とに分岐された吸塵路とを備え、前記吸込口体と前記吸込風路体とから選択的に吸込可能なアップライト式電気掃除機であって、
前記第1分岐路の前記下方に延在する部分の下方基端部と第2分岐路の分岐基端部とを上下方向で重ならないようにずらして配置したことを特徴とするアップライト式電気掃除機とした。
さらに、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアップライト式電気掃除機において、前記吸塵路において、前記第2分岐路の分岐基端部が、前記第1分岐路の下方基端部よりも吸込下流側に配置されていることを特徴とするアップライト式電気掃除機とした。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のアップライト式電気掃除機において、前記吸塵路が、前記集塵部から横方向に延在されて先端が前記第1分岐路に連通する横方向部を備え、この横方向部は、掃除機本体を起立させた状態において、水平方向に配置されるか、または、塵埃落下部よりも前記下方基端部が高くなるように配置されていることを特徴とするアップライト式電気掃除機とした。
この発明によれば、延長管からの吸塵停止時に、延長管側に残っていた塵埃が第2分岐路へ落下した場合、第1分岐路の前記下方に延在する部分の下方基端部と第2分岐路の分岐基端部とを上下方向で重ならないようにずらして配置したため、吸込口体側へストレートに落下するのを防止して、吸込口体から外部に漏れ出るのを防止することができる。
しかも、このように塵埃が外部に漏れ出ることの防止を、単に、第1分岐路の前記下方に延在する部分の下方基端部と第2分岐路の分岐基端部とを上下方向に重ならないようにずらして配置させただけであるので、塵埃の落下を防止する弁構造などを追加するのに比べて、安価に上記効果を得ることができる。
請求項2に記載の発明では、第2分岐路へ落下した塵埃は、第1分岐路よりも吸込下流の位置に留まる。
したがって、この塵埃は、次に、アップライト式電気掃除機を作動させたときに、吸込口体側と延長管側のいずれで吸塵を行った場合でも、集塵部に集塵される。
このように、請求項2に記載の発明では、横方向路の途中で受止められた塵埃が、次回の使用時には、集塵部に確実に集塵されるため、この塵埃が吸塵路に長く留まり、結局外部に漏れ出てしまうことを、より確実に防止できる。
請求項3に記載の発明では、横方向部について、掃除機本体を起立させた際に、水平方向に配置されるか、または、塵埃落下部よりも前記下方基端部が高くなるように配置されているため、第1分岐管路に連通している部分の方が低く配置されているのと比較して、第2分岐路から横方向路に落下した塵埃が、自重で横方向路を伝って第1分岐路へ移動し難い。
したがって、横方向路の途中で受止められた塵埃が、掃除機本体の振動などで、第1分岐回路を通り外部に漏れ出すことを、より確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態のアップライト式電気掃除機は、電動送風機(4)ならびにこの電動送風機(4)の送風上流で集塵を行う集塵部(5)を備えた掃除機本体(1)と、吸込下流側の端部が集塵部(5)に接続され、吸込上流側が、掃除機本体(1)の下部に向けて下方に延在され、掃除機本体(1)下部に取り付けられた吸込口体(22)に接続された第1分岐路(61)と、掃除機本体(1)に着脱可能に取り付けられた延長管(3)に接続された第2分岐路(62)とに分岐された吸塵路(6)と、を備え、吸込口体(22)と延長管(3)とから選択的に吸入可能なアップライト式電気掃除機であって、第1分岐路(61)と第2分岐路(62)とが、上下方向で重ならない配置となっていることを特徴とするアップライト式電気掃除機である。
図1〜図5に基づいて本発明の最良の実施の形態の実施例1のアップライト式電気掃除機Aについて説明する。
図2は実施例1のアップライト式電気掃除機Aの外観を示す斜視図であって、この図に示すように、実施例1のアップライト式電気掃除機Aは、掃除機本体1と吸込口体2と吸込風路体としての延長管3とを備えている。
掃除機本体1は、樹脂製のケース11に覆われており、図示のように上下方向(矢印UPが上方向、矢印DNが下方向を示す)に長く形成されている。また、ケース11の内部の下端部には、図1に示すように、電動送風機4が設置されており、かつ、電動送風機4の上方には、電動送風機4の吸引路の上流側に配置されて、外部から吸引された塵埃を捕集する集塵部5が設けられている。
この集塵部5には、集塵容器51やクリーンフィルタ52などが設けられており、集塵容器51は、図2に示すようにケース11の一部を形成する蓋部材11aを開閉して、掃除機本体1に着脱可能となっている。
吸込口体2は、掃除機本体1の下端部に取り付けられた吸込基端部21と、この吸込基端部21に連続して形成され、装置左右方向(矢印L,R方向)に拡がり、吸込口22aが開口された吸込先端部22と、を備えている。
吸込基端部21は、図2に示すように、左右に一対のローラ21a(一方のみ図示している)が、床面Fに沿って転動可能に取り付けられている。
また、図1に示すように、吸込基端部21は、掃除機本体1から下方に突き出された吸込口管12に接続されている。
すなわち、吸込基端部21に、図3に示すように、吸込口管12の先端部に挿入可能な挿入管21bが上方に突き出されており、この挿入管21bを吸込口管12に挿入させるとともに、図示を省略した係合手段により係合させて、吸込口管12の軸心を中心とする回動を規制された状態で取り付けられている。
なお、挿入管21bの基端部は、吸込基端部21に形成された球面状のジョイント受部21cに支持された球面状のジョイント差込部21dが形成されており、挿入管21bは、吸込基端部21に対し、ジョイント差込部21dとジョイント受部21cとが、相互に球面部分を擦れ合わせながら相対変位可能なジョイント部21jが構成されている。
さらに、ジョイント差込部21dには、吸込口22aと後述する掃除機本体1内の吸塵路6との間を、遮断可能なシャッタ21eが一体に形成されている。
図1に戻り、掃除機本体1の内部には、集塵部5と、吸込口体2および延長管3と、を接続する吸塵路6が設けられている。
この吸塵路6は、吸込下流側の端部が集塵部5に接続され、吸込上流側が、吸込口体2に連通された第1分岐路61と、延長管3に連通された第2分岐路62とに分岐されている。
この吸塵路6は、図4および図5に示す、円筒状の継手部材63と第1接続管64と第2接続管65とにより形成されている。
継手部材63は、樹脂の一体成形品であり、集塵部5に接続される開口端63aを横に向けて略水平方向に延在された水平管部(横方向部)63bと、この水平管部63bの端部で、下方に略L字状に折曲されて開口端(図示省略)を下方に向けたL字折曲部63cと、水平管部63bの中間部の開口端63aに近い側から上方に立ち上げられた上方分岐部63dと、を備えている。
また、L字折曲部63cの図示を省略した開口端に、円筒状の第1接続管64が接続され、この第1接続管64の下端部が、吸込口管12に接続されている(図1参照)。
また、上方分岐部63dの上方を向いた開口端(図示省略)に、円筒状の第2接続管65が接続されている。
この第2接続管65は、その先端が、図1に示すように、掃除機本体1の上端部において、下方に凹んで形成された接続用凹部13に突出されており、この接続用凹部13に突出された先端の延長管接続部65aに延長管3が接続されている。
さらに、L字折曲部63c内において、水平管部63bの端部から下方に折れ曲がる部分の境界付近は、図4、図5に示すように、第1分岐路61が下方に延在し始める下方基端部66となっている。
また、水平管部63b内において、水平管部63bと上方分岐部63との境界付近は、図4、図5に示すように、第2分岐路62が上方に分岐し始める分岐基端部67となっている。
そして、これら前述した継ぎ手部材63、第1接続管64、第2接続管65は、下方基端部66と分岐基端部67が、上下方向において重ならないようにずらして配置されている。
延長管3は、フレキシブルチューブ31と延長管本体32とを備えている。
この延長管本体32は、直線状の円筒のストレート管部32aと、このストレート管部32aの基端に一体に形成された取っ手部32bと、を備えている。
ストレート管部32aの先端は、掃除機本体1の上端に開口されて、上下方向に延在された差込穴14に嵌り合った状態で差込可能に形成されている。
したがって、図示のように、ストレート管部32aを差込穴14に差し込んだ状態で、延長管3が掃除機本体1と一体的に結合された状態となり、使用者が取っ手部32bを持って掃除機本体1を移動させることができるとともに、ジョイント部21jを中心に、掃除機本体1を揺動させることができる。
フレキシブルチューブ31は、送風下流側の端部が、掃除機本体1の接続用凹部13に突出された第2接続管65の先端部に嵌め合わされており、送風上流側の端部が、取っ手部32bに結合されている。
また、吸塵路6において、第2分岐路62を形成する部位には、電動送風機4の通電用の電気コード74を巻き取るコードリール7が取り付けられている。このコードリール7は、図4、図5に示すように、継手部材63および第2接続管65に固定された基部プレート71と、この基部プレート71に、巻取軸72(図1参照)を中心に回動可能に支持された糸巻き状のリール部73と、を備えている。
そして、リール部73には、電気コード74が巻き付けられており、巻取軸72に設けられた図示を省略した巻取機構の作動により、リール部73から引き出した電気コードを自動的に巻き取ることが可能に構成されている。
基部プレート71には、2本のボス71a,71aが、巻取軸72と平行な向きに突出して一体に形成されている。
一方、上方分岐部63dおよび第2接続管65には、板状のフランジ71b,71bが側方に突出して一体に形成されており、かつ、水平管部63bの上部に板状の受用フランジ63fが上方に向けて立設されている。
そして、基板プレート71を受用フランジ63fに当接させた状態で、ボス71a,71aを、フランジ71b,71bに、ねじ止めされることで、コードリール7が継手部材63および第2接続管65に取り付けられている。
次に、実施例1の作用を説明する。
床面Fの掃除を行う場合には、取っ手部32bを持ち、掃除機本体1を、図1に示す直立状態から、図において右側に傾けた傾斜状態で、電動送風機4を駆動させる。
このように掃除機本体1を傾斜させた状態では、挿入管21bが、図3に示す状態から吸込口体22に対して傾き、シャッタ21eが吸込口体22に対して上方に相対移動し、吸込口22aが吸塵路6に連通される。
一方、延長管3の先端のストレート管部32aは、差込穴14に差し込まれて嵌合しており、かつ、差込穴14は底部14aで塞がれており、吸入抵抗が大きく吸入不可能状態となっている。
したがって、この状態で、電動送風機4を駆動させると、吸込口22aから床面Fの吸塵を行うことができる。そして、吸込口22aから吸引された塵埃は、吸塵路6において、第1分岐路61を通って集塵部5に蓄積される。
次に、コーナ部分や壁や天井などの、吸込口22aから吸引できない箇所の掃除を行う場合には、まず、掃除機本体1を、図1に示す直立状態とする。この直立状態では、吸込口体22に設けられたシャッタ21eが図3に示す閉状態となって、吸込口22aと吸塵路6とが遮断される。
一方、延長管3の延長管本体32を掃除機本体1の差込穴14から抜き取り、延長管3を吸塵可能な状態とする。
この状態で、電動送風機4を駆動させると、延長管3の延長管本体32の先端から吸塵することができる。この場合、延長管3から吸入された塵埃は、第2分岐路62を通り、すなわち、第2接続管65、上方分岐部63dおよび水平管部63bの一部を通り集塵部5に集塵される。
なお、延長管3の使用時には、用途に応じて、ストレート管部32aの先端に、所望のアタッチメントを装着することができる。
次に、この延長管3による吸引を終了すると、図1に示すように、延長管3のストレート管部32aを差込穴14に差し込み、前述したように、取っ手部32bを持って掃除機本体1を移動可能な状態に戻す。
この延長管3の使用終了後に、第2分岐路62側では、延長管3のフレキシブルチューブ31、第2接続管65、上方分岐部63dの途中に塵埃が残留することがあり、さらに、この残留した塵埃が、振動や重力などで、分岐基端部67を通って水平管部63bに落下することがある。
このように第2分岐路62側から塵埃が落下した場合、水平管部63bで受止められて、第1分岐路61側に直接落下することがない。
上述のように、実施例1では、第2分岐路62側に残留した塵埃が、吸込口22aから外部に漏れ出ることを防止することができる。
そして、水平管部63bにおいて、第2分岐路62に連通された位置は、第1分岐路61に連通された位置よりも下流になっているため、この水平管部63bで受止められた塵埃は、その後、電動送風機4を使用した際に、吸込口体2と延長管3のいずれから吸塵した場合であっても、集塵部5に集塵される。
以上説明したように、本実施例1のアップライト式電気掃除機Aでは、先端が第1分岐路61を形成する第1接続管64に接続される継手部材63において、第2分岐路62を形成する上方分岐部63dを、第1分岐路61の軸心から離して水平管部63bの途中の位置で上方へ分岐させるようにした。
このため、延長管3からの吸塵停止時に、延長管3側に残っていた塵埃が落下した場合、この塵埃を、水平管部63bの中間で受止め、吸込口体22側へストレートに落下して吸込口22aから外部に漏れ出るのを防止することができる。
しかも、このような塵埃の外部への漏れ出し防止を、単に、継手部材63において下方基端部66と分岐基端部67とが上下方向に重ならないように形成しただけであるので、塵埃の落下を防止する弁構造などを追加するのに比べて、安価に上記効果を得ることができる。
加えて、実施例1では、上述のように、第2分岐路62を形成する上方分岐部63dを水平管部63bの途中の位置で上方へ分岐させるようにしたため、水平管部63bの中間で受止めた延長管3側から落下した塵埃は、次に、吸塵を行った際には、その吸塵が吸込口体22側と延長管3側とのいずれであっても、集塵部5に集塵される。
このため、この塵埃が水平管部63bに長く留まり、掃除機本体1の振動や傾斜などで、第1分岐路61側に移動して、吸込口22aから外部に漏れ出てしまうことを、より確実に防止できる。
また、実施例1では、上述のように延長管3側から落下する塵埃を受止める水平管部63bを略水平に延在させているため、この水平管部63bが第1分岐路61に向けて下がり傾斜している場合と比べて、塵埃が、自重や上述のような掃除機本体1の振動や傾斜により第1分岐路61側に移動して、吸込口22aから外部に漏れ出てしまうことを、いっそう確実に防止できる。
さらに、実施例1では、吸塵路6において、第1分岐路61と第2分岐路62とを、上下方向で重ならないように配置するのにあたり、一体成形した継手部材63に、第1接続管64および第2接続管65を接続するようにした。
このため、吸塵路6の全体を一体成形するのに比べて、製造容易であり、かつ、水平に配置した直管に、それぞれ、各接続管64,65を接続するのに比べても、製造容易である。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、第1分岐路61と第2分岐路62とを、上下方向で重ならないように配置させるのにあたり、横方向部としての水平管部63bにおいて、集塵部5に対して、遠い側に第1分岐路61を配置するとともに、近い側に第2分岐路62を配置した例を示したが、これとは逆に、図6(a)(b)に示すように、集塵部5に近い側に第1分岐路661a,661bを配置する一方で、遠い側に第2分岐路662a,662bを配置するようにしてもよい。
また、実施例1のように、第2分岐路62を第1分岐路61よりも下流に配置させるにあたって、図6(c)に示すように、第2分岐路662cを集塵部5から上方へ真っ直ぐ延在させ、その途中から第1分岐路661cに分岐させるようにしてもよい。
また、実施例1では、横方向部として略水平方向に延在された水平管部63bを示したが、この横方向部は、水平方向に延在されたものに限定されない。例えば、図7(a)に示す横方向部663ように、集塵部5に向けて下がり傾斜させたものや、あるいは図7(b)に示す横方向部763のように、第1分岐路61との間に、段差部763aを設けたものを用いてもよい。すなわち、これら図7に示す例のものは、掃除機本体1を起立させた際に、塵埃落下部664、764よりも下方基端部66が相対的に高い位置となるように吸塵路6を配置しているため、塵埃落下部664、764に落下した塵埃が、自重や振動や傾斜によって第1分岐路61の方向へ移動しにくく、それだけ塵埃が吸込口22aから外部に漏れ出るのを、よりいっそう確実に防止できる。
また、実施例1では、集塵路6を掃除機本体1の内部に設けた例を示したが、これに限定されず、その一部、例えば、第1分岐路61と第2分岐路62の一部などを、掃除機本体1の外部に配置させてもよい。
本発明の実施の形態の実施例1のアップライト式電気掃除機Aを示す断面図である。 本発明の実施の形態の実施例1のアップライト式電気掃除機Aの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の実施例1のアップライト式電気掃除機Aの下端部を示す拡大断面図である。 本発明の実施の形態の実施例1のアップライト式電気掃除機Aの吸塵路6を形成する継手部材63、第1接続管64、第2接続管65を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の実施例1のアップライト式電気掃除機Aの吸塵路6を形成する継手部材63、第1接続管64、第2接続管65を示す側面図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施の形態の他の実施例における要部の概略を説明する概略図である。 本発明の実施の形態の他の実施例における要部の概略を説明する概略図である。 本発明に先行する技術を示す概略図である。
符号の説明
1 掃除機本体
2 吸込口体
3 延長管(吸込風路体)
4 電動送風機
5 集塵部
6 吸塵路
22a 吸込口
61 第1分岐路
62 第2分岐路
63b 水平管部(横方向部)
66 下方基端部
67 分岐基端部
663 横方向部
763 横方向部
A アップライト式電気掃除機

Claims (3)

  1. 電動送風機ならびにこの電動送風機の上流側で集塵をおこなう集塵部を備えた掃除機本体と、
    吸込下流側の端部が前記集塵部に接続され、吸込上流側が、前記掃除機本体の下部に向けて下方に延在する部分を有するとともに、掃除機本体下部に取り付けられた吸込口体に接続された第1分岐路と、前記吸込口体とは別の吸込風路体に連通接続された第2分岐路とに分岐された吸塵路と、
    を備え、前記吸込口体と前記吸込風路体とから選択的に吸込可能なアップライト式電気掃除機であって、
    前記第1分岐路の前記下方に延在する部分の下方基端部と第2分岐路の分岐基端部とを上下方向で重ならないようにずらして配置したことを特徴とするアップライト式電気掃除機。
  2. 前記吸塵路において、前記第2分岐路の分岐基端部が、前記第1分岐路の下方基端部よりも吸込下流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアップライト式電気掃除機。
  3. 前記吸塵路が、前記集塵部から横方向に延在されて先端が前記第1分岐路に連通する横方向部を備え、
    この横方向部は、掃除機本体を起立させた状態において、水平方向に配置されるか、または、塵埃落下部よりも前記下方基端部が高くなるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載のアップライト式電気掃除機。
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