JP2008136374A - 収穫機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】刈取装置(4)には、植立状態の植物を切断する第一切断装置(8)と、該第一切断装置(8)によって切断した植物を所定位置へ横移送する横移送装置(9)と、該横移送装置(9)によって移送された植物を引継いで脱粒装置(5)へ供給する搬送装置(10)とを設ける。また、横移送装置(9)の前側に幅狭に形成した複数の前移送装置(11)を左右方向に互いに間隔を設けて配置する。そして、横移送装置(9)における駆動回転式の横移送筒(9b)の外周部に多数の移送歯(9c)を配置すると共に、該横移送装置(9)の底板(9a)には、横移送筒(9b)の回転によって移送される植物を細断することのできる切刃(9d)を移送歯(9c)の通過位置に接近して設ける。
【選択図】図1
Description
このバイオマスの資源作物として、種子等が利用されるひまわり等の植物は、茎部が長く背丈が高い。
この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
即ち、請求項1に記載の発明は、機体(1a)の下部に設ける走行装置(3)と、該機体(1a)の前部に設けてひまわり等の植物を刈取り後方へ移送する刈取装置(4)と、該刈取装置(4)の後側に設けて種子を脱粒させる脱粒装置(5)とを設けた収穫機において、前記刈取装置(4)には、植立状態の植物を切断する第一切断装置(8)と、該第一切断装置(8)によって切断した植物を所定位置へ横移送する横移送装置(9)と、該横移送装置(9)によって移送された植物を引継いで前記脱粒装置(5)へ供給する搬送装置(10)とを設け、前記横移送装置(9)の前側に幅狭に形成した複数の前移送装置(11)を左右方向に互いに間隔を設けて配置し、前記横移送装置(9)における駆動回転式の横移送筒(9b)の外周部に多数の移送歯(9c)を配置すると共に、該横移送装置(9)の底板(9a)には、前記横移送筒(9b)の回転によって移送される植物を細断することのできる切刃(9d)を前記移送歯(9c)の通過位置に接近して設けたことを特徴とする収穫機としたものである。
図1〜図5で示すように、ひまわりの収穫用のコンバイン1の機体1aは、走行車台2の前側にひまわりを刈取って後方へ移送する刈取装置4を設けている。該走行車台2の上側でこの刈取装置4の後側にひまわりの花托等から種子を脱粒させる脱粒装置5を載置し、この脱粒装置5の右横側に脱粒されたひまわりの種子の供給を受けて、貯留する貯留タンク5aを搭載している。そして、該刈取装置4には、前部より、立毛状態のひまわりを分離する左右両外側の分草体6と、該刈取装置4の略全巾に亘ってひまわりを掻込するリール装置7と、ひまわりの花托部を茎稈と共に、後方上部へ移送する複数のチェン駆動式の前移送装置11と、花托部の下側の茎部を切断する第一切断装置8と、茎部から切断された花托部を引継いで横移送する横移送装置9と、この横移送装置9から花托部を引継いで脱粒装置5へ供給する搬送装置10等よりなる構成である。
前記刈取装置4全体は、油圧式の伸縮シリンダ13により、走行車台2に対して昇降調節自在に構成する。これにより、ひまわりを収穫する場合は、該刈取装置4全体を、稲麦の刈取り作業時よりも高い高刈取位置へ操作して、収穫作業を行うものである。
前記各前移送装置11の左右方向略中央後方部には、図1、及び図2で示すように、詳細構成は後述するが、ひまわりの花托を切断した後に圃場へ残った茎部を切断する第二切断装置21を設けている。
前記回転刃21bで切断したひまわりの茎部の通過に障害になることがない。又、回転方向の逆側に油圧モータ26を配置していることにより、切断した茎部を後方へ移送する際に障害になることがない。
図13、及び図14に示すように、刈取装置4の前部に設けた6基の前移送装置11の前端部に夫々分草装置32を設け、この各分草装置32は各前移送装置11の先端部へ取付板32aを装着し、この取付板32aへ円盤状の分草板32bを支持軸32cで回転自在に軸支して設けてもよい。
図13に示すように、所定間隔で左右方向に6列設けた前移送装置11のチェン11aにおいて、所定間隔で設けた移送プレート11eの取付位置を、平面視隣接する各チェン11aへ設ける。該各移送プレート11eの移送方向における移送が所定寸法ずれるように設定する。
前記分草板32bの上側面上を、チェン11aの各移送プレート11eが通過することにより、この分草体32bの上側面が常に掃除されることにより、溜りが防止されて、詰り発生を解消できる。
図13に示すように、前記各前移送装置11の左右両外側にで分草体6の上側部には、先端部が三角形状の左・右分草カバー33、34を、下部に設けた軸を回動中心として、上下回動自在に設け、この左・右分草カバー33、34を、該各前移送装置11と同じように上下回動自在に設けてもよい。
又、前記所定間隔(L3)、(L3)にひまわりの茎稈が挿入されて花托部が切断され、残った残茎部は後方の走行装置3の左右両側の走行クローラ3a、3aで踏み付けするようにしてもよい。
前記横移送装置9に軸支内装した横移送筒9bの外径部には、図22、及び図23で示すように、この横移送筒9bの右側端部から搬送装置10のひまわりの花托部が供給される供給口10dの右側端部までの間には、右移送螺旋板40aを設け、該横移送筒9bの該供給口10dが位置する間には、複数のクランクフィンガー装置41のクランク杆41aを設け、左側端部には、左移送螺旋板9eを設けている。
これにより、前記横移送装置9内で切刃9dで切断された花托部は速やかに搬送装置10へ引継ぎ移送される。
これにより、前記処理装置49の処理胴49cの各ツース49dにより、花托部が小さく切断されることにより、以後の脱粒装置5等での後処理が容易である。
前記各前移送装置11のチェン11aに設ける移送プレート11eは、図38で示すように、隣り合う、この移送プレート11eを交差させて、平面視重合状態に設けている。
前記前移送装置11のチェン11aには、図39、及び図40で示すように、所定間隔で突出部53を設け、この突出部53には、板材(鉄板製)よりなり、略L字形状の移送プレート54を装着している。この移送プレート54は上方に突出する突出部54aを設けると共に、下側面には、左右両側に取付板54bを設け、この各取付板54bを、チェン11aの各突出部53にピン等によって装着している。
前記横移送装置9の上部に設けた上支持板56の前端部には、図42、及び図43で示すように、支持杆56aを設け、この支持杆56aの下部には、接地輪56bを回転自在に軸支し、この支持杆56aと、該横移送装置9の前方下部との間には、スプリング56cを設け、該接地輪56bを所定位置に固定する構成である。
前記前移送装置11の前端部には、図44で示すように、支持板57aを設け、この支持板57aの下端部には、支持軸57bを設け、この支持軸57bの前端には、球形状の接地体57cを回転自在に軸支している。
3 走行装置
4 刈取装置
5 脱粒装置
8 第一切断装置
9 横移送装置
9a 底板
9b 横移送筒
9c 移送歯
9d 切刃
9e 左・右移送螺旋プレート
10 搬送装置
11 前移送装置
21 第二切断装置
Claims (2)
- 機体(1a)の下部に設ける走行装置(3)と、該機体(1a)の前部に設けてひまわり等の植物を刈取り後方へ移送する刈取装置(4)と、該刈取装置(4)の後側に設けて種子を脱粒させる脱粒装置(5)とを設けた収穫機において、前記刈取装置(4)には、植立状態の植物を切断する第一切断装置(8)と、該第一切断装置(8)によって切断した植物を所定位置へ横移送する横移送装置(9)と、該横移送装置(9)によって移送された植物を引継いで前記脱粒装置(5)へ供給する搬送装置(10)とを設け、前記横移送装置(9)の前側に幅狭に形成した複数の前移送装置(11)を左右方向に互いに間隔を設けて配置し、前記横移送装置(9)における駆動回転式の横移送筒(9b)の外周部に多数の移送歯(9c)を配置すると共に、該横移送装置(9)の底板(9a)には、前記横移送筒(9b)の回転によって移送される植物を細断することのできる切刃(9d)を前記移送歯(9c)の通過位置に接近して設けたことを特徴とする収穫機。
- 前記横移送装置(9)における横移送筒(9b)の外周面に移送螺旋(9e)を設けると共に、該移送螺旋(9e)の外周縁部に多数の移送歯(9c)を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の収穫機。
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CN101810081A (zh) * | 2010-04-22 | 2010-08-25 | 湖南农业大学 | 用于收割龙须草的方法和设备 |
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