JP2008136045A - 動画送信サーバおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】効率良く送信用動画データを生成する。
【構成】動画配信用動画サーバから,様々なスペックをもつ携帯電話に動画データを送信する場合において,携帯電話の再生に適した送信用動画データD1〜D1nを生成するときに,原動画データD0から中間動画データD1を生成する。中間動画データD1から送信用動画データD11〜D1nが生成される。原動画データD0から送信用動画データD11〜1nを生成する場合に比べて効率よく送信用動画データD11〜D1nを生成できる。
【選択図】図4

Description

この発明は,動画送信サーバおよびその制御方法に関する。
携帯電話のような携帯型端末装置に動画を配信するサービスが行われている。しかしながら,携帯電話のような携帯型端末装置においては機種などに応じて再生できる動画のスペックが異なる。このために,スペックにかかわらず再生できるようにする必要がある。このために圧縮された動画データを伸長しておき,ネットワークの負荷に応じて再圧縮するもの(特許文献1),動画データを,異なるビットレートを有する複数の動画データに変換してネットワークの仕様可能帯域に応じて動画データを選択して配信するもの(特許文献2),第1の圧縮形式で圧縮したコンテンツを蓄積し,ユーザからの要求に応じて第2の圧縮形式で圧縮してユーザに配信するもの(特許文献3),携帯電話の機種に応じて配信用動画データを生成するもの(特許文献4)などがある。
特開平9−298749号公報 特開平11−341488号公報 特開2002-232860号公報 特開2004-222124号公報
しかしながら,携帯電話に送信するための送信用動画データを効率良く生成することは考えられていない。
この発明は,送信用動画データを効率良く生成することを目的とする。
第1の発明による動画送信サーバは,複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさのうちの最大の大きさを検出する大きさ検出手段,上記大きさ検出手段によって検出された大きさ以上の大きさを再生画像にもつ動画を表わす原動画データを,上記大きさ検出手段によって検出された大きさをもつ再生画像の大きさとなるように,上記原画像データのデータ量を調整して中間動画データを生成する中間動画データ生成手段,上記中間動画データ生成手段によって生成された中間動画データによって表わされる中間動画の再生画像の大きさが,上記複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさとなるように,上記中間動画データ生成手段によって生成された中間動画データのデータ量を調整して送信用動画データを生成する送信用動画データ生成手段,および上記送信用動画データ生成手段によって生成されたそれぞれの送信用動画データを,それぞれの送信用動画データによって表わされる送信用動画における再生画像の大きさと同じ大きさをもつ再生画像の動画を再生する上記携帯用端末装置に送信する送信用動画データ送信手段を備えていることを特徴とする。
第1の発明は,上記動画送信サーバに適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,大きさ検出手段が,複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさのうちの最大の大きさを検出し,中間動画データ生成手段が,上記大きさ検出手段によって検出された大きさ以上の大きさを再生画像にもつ動画を表わす原動画データを,上記大きさ検出手段によって検出された大きさをもつ再生画像の大きさとなるように,上記原画像データのデータ量を調整して中間動画データを生成し,送信用動画生成手段が,上記中間動画データ生成手段によって生成された中間動画データによって表わされる中間動画の再生画像の大きさが,上記複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさとなるように,上記中間動画データ生成手段によって生成された中間動画データのデータ量を調整して送信用動画データを生成し,送信用動画データ送信手段が,上記送信用動画データ生成手段によって生成されたそれぞれの送信用動画データを,それぞれの送信用動画データによって表わされる送信用動画における再生画像の大きさと同じ大きさをもつ再生画像の動画を再生する上記携帯用端末装置に送信するものである。
第1の発明によると,複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの再生画像の大きさのうち,最大の大きさが検出される。原動画データが,検出された最大の大きさの再生画像をもつように,原動画データから中間動画データが生成される。生成された中間動画データからそれぞれの携帯用端末装置に送信するための送信用動画データが生成される。原動画データから直接に複数の送信用動画データを生成するのではなく,一旦中間動画データを生成し,生成された中間動画データから送信用動画データを生成しているので,比較的簡単に生成できる。効率良く送信用動画データを生成できる。
第2の発明による動画送信サーバは,複数の携帯用端末装置において動画を再生した場合における単位時間当たりの再生画像の駒数を表わす上記複数の携帯用端末装置のそれぞれの動画のフレーム・レートのうち,単位時間当たりの再生画像の駒数が最大のフレーム・レートを検出する最大フレーム・レート検出手段,上記最大フレーム・レート検出手段において検出された最大フレーム・レートをもつ第1の中間動画データを,上記最大フレーム・レートの2以上の自然数倍のフレーム・レートをもつ原動画データから生成する第1の中間動画データ生成手段,上記複数の携帯用端末装置における動画のフレーム・レートのうち上記最大のフレーム・レートを除くフレーム・レートをもつ第2の中間動画データを,上記第1の中間動画データ生成手段によって生成された第1の中間動画データによって表わされる第1の中間動画の再生画像を周期的に間引くことにより生成できるかどうかを判定する判定手段,上記判定手段により,上記第2の中間動画データを生成できないと判定されたことに応じて,上記第2の中間動画データを上記原動画データから生成する第2の中間動画データ生成手段, 上記第1の中間動画データ生成手段によって生成された第1の中間動画データおよび上記第2の中間動画データ生成手段によって生成された第2の中間動画データを用いて,上記複数の携帯用端末装置のフレーム・レートをもつ送信用動画データを生成する送信用動画データ生成手段,ならびに上記送信用動画データ生成手段によって生成されたそれぞれの送信用動画データを,それぞれの送信用動画データによって表される送信用動画におけるフレーム・レートと同じフレーム・レートの動画を再生する上記携帯用端末装置に送信する送信用動画データ送信手段を備えていることを特徴とする。
第2の発明は,上記動画送信サーバに適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,最大フレーム・レート検出手段が,複数の携帯用端末装置において動画を再生した場合における単位時間当たりの再生画像の駒数を表わす上記複数の携帯用端末装置のそれぞれの動画のフレーム・レートのうち,単位時間当たりの再生画像の駒数が最大のフレーム・レートを検出し,第1の中間動画データ生成手段が,上記最大フレーム・レート検出手段において検出された最大フレーム・レートをもつ第1の中間動画データを,上記最大フレーム・レートの2以上の自然数倍のフレーム・レートをもつ原動画データから生成し,判定手段が,上記複数の携帯用端末装置における動画のフレーム・レートのうち上記最大のフレーム・レートを除くフレーム・レートをもつ第2の中間動画データを,上記第1の中間動画データ生成手段によって生成された第1の中間動画データによって表わされる第1の中間動画の再生画像を周期的に間引くことにより生成できるかどうかを判定し,第2の中間動画データ生成手段が,上記判定手段により,上記第2の中間動画データを生成できないと判定されたことに応じて,上記第2の中間動画データを上記原動画データから生成し,送信動画データ生成手段が,上記第1の中間動画データ生成手段によって生成された第1の中間動画データおよび上記第2の中間動画データ生成手段によって生成された第2の中間動画データを用いて,上記複数の携帯用端末装置のフレーム・レートをもつ送信用動画データを生成し,送信用動画データ送信手段が,上記送信用動画データ生成手段によって生成されたそれぞれの送信用動画データを,それぞれの送信用動画データによって表される送信用動画におけるフレーム・レートと同じフレーム・レートの動画を再生する上記携帯用端末装置に送信するものである。
第2の発明によると,複数の携帯用端末装置における動画の最大フレーム・レートが検出される。検出された最大フレーム・レートをもつ第1の中間動画データが原動画データから生成される。複数の携帯用端末装置のうち,最大フレーム・レートを除くフレーム・レートをもつ動画を再生するものについては,第1の中間動画データによって表わされる第1の中間動画の再生画像を周期的(1または複数駒ごとに周期的)に間引くことにより,第1の中間動画データから第2の中間動画データが生成できるかどうかが判定される。生成できない場合に,原動画データから第2の中間動画データが生成される。生成された第1の中間動画データまたは第2の中間動画データから送信用動画データが生成されて,携帯用端末装置に送信される。第2の発明においても原動画データから直接に送信用動画データを生成せずに,第1の中間動画データおよび第2の中間動画データを生成し,これらの第1の中間動画データおよび第2の中間動画データから送信用動画データが生成されるので,効率よく送信用動画データを生成できる。
図1は,この発明による動画配信システムの概要を示している。
動画配信システムには,動画配信用(動画送信用)サーバ10および多数の携帯電話1〜nが含まれている。動画配信用サーバ10と多数の携帯電話1〜nとはネットワークを介して互いに通信可能である。
動画配信用サーバ10には,多数の携帯電話1〜nに配信(送信)すべき動画データが多数格納されている。携帯電話1〜nからの要求に応じて,所望の動画データが動画配信用サーバ10から要求された携帯電話に送信される。携帯電話1〜nにはさまざまなスペックのものがある。たとえば,動画を構成する一駒の再生画像の大きさや単位時間当たりの再生画像の駒数を表わすフレーム・レートなどは携帯電話1〜nに依存する。携帯電話1〜nのうち,送信先の携帯電話において再生することができる動画データを動画配信用サーバ10において生成して,その送信先の携帯電話に送信する必要がある。とくにこの実施例においては,送信用動画データを生成するために原動画データから携帯電話1〜nのそれぞれに対応したn個の動画データを生成するのではなく,原動画データの再生画像の大きさおよびフレーム・レートよりもそれぞれが小さい中間動画データを生成し,その中間動画データから携帯電話1〜nのそれぞれの携帯電話に対応した送信用動画データを生成している。原動画データから直接に送信用動画データを生成するよりも効率良く送信用動画データを生成できる。
図2は,動画配信用サーバ10の電気的構成を示すブロック図である。
動画配信用サーバ10の全体の動作は,CPU16によって統括される。動画配信用サーバ10には動作プログラムその他のデータ等を記憶するメイン・メモリ18およびこのメイン・メモリ18にアクセスするためのメモリ制御回路17も含まれている。
動画配信用サーバ10には,配信用の動画データを格納する配信動画データベース15が含まれている。この配信動画データベース15には,上述したように中間動画データおよび携帯電話に対応した送信用動画データも格納されている。また,動画配信用サーバ10には,上述したように送信用動画データの送信先である携帯電話1〜nにおいて動画を再生した場合の再生画像の大きさ,フレーム・レートなどの配信情報を携帯電話ごとに記憶している端末仕様データベース10も含まれている。この端末仕様データベース10に格納されている配信情報は端末仕様取得回路19によって読み取られる。
配信動画データベース15に格納されている原動画データは,コンテンツ取得回路11において読み取られ,コンテンツ解析回路12において,読み取られた原動画データが解析される。この解析により原動画データによって表わされる原動画の再生画像の大きさ,フレーム・レートなどが分かる。上述のように,中間動画データが生成されるが,その中間動画データの形式(再生画像の大きさ,フレーム・レートなど)が中間動画形式決定回路14において決定される。
さらに,原動画データから中間動画データの生成および中間動画データから送信用動画データの生成は動画変換回路21において行われる。送信用動画データは,コンテンツ配信回路22によって対応する携帯電話に送信される。送信先の携帯電話の情報は配信情報取得回路13によって取得される。
上述の回路はハードウエアによって構成されているがソフトウエアによって構成されるようにしてもよい。
図3は,端末仕様データベース20に格納されている配信情報の一例である。
端末仕様データベース20においては,携帯電話の機種名ごとに再生画像の大きさおよびフレーム・レートが記憶されている。携帯電話1〜26までの機種に対応して再生画像の大きさおよびフレーム・レートが記憶されているが,26種類に限らないのはいうまでもない。
再生画像の大きさは,横方向の画素数×縦方向の画素数で表わされている。この実施例によるシステムにおいてはアスペクト比(縦対横)がほぼ3対4となるような再生画像の動画が用いられる。再生画像の大きさには,320画素×240画素,240画素×180画素,176画素×144画素,128画素×96画素がある。フレーム・レートには,15fps(フレーム毎秒),10fps,5fpsがある。
図4は,原動画データと送信用動画データとの関係を示している。
上述したように,動画配信用サーバ10には原動画データD0が格納されている。この実施例においては,上述したように,この原動画データD0から,携帯電話1〜nにおいて再生可能な送信用動画データD11〜D1nを生成するのではなく,原動画データD0から中間動画データD1が生成される。生成された中間動画データD1から送信用動画データD11〜D1nが生成される。
送信用動画データD11〜D1nは,原動画データD0から直接生成されるのではなく,中間動画データD1から生成されるので,効率良く生成できる。小さな大きさの再生画像の大きさをもち,かつフレーム・レートの少ない(単位時間当たりの再生画像の駒数の少ない)送信用動画を表わす送信用動画データを生成する場合,生成元となる動画の再生画像の大きさおよびフレーム・レートが送信用動画データによって表わされる送信用動画の再生画像の大きさおよびフレーム・レートに近いほうが,生成時間が短くなる。この実施例においては,原動画の再生画像の大きさと送信用動画の再生画像の大きさとの間の大きさをもち,かつ原動画のフレーム・レートと送信用動画のフレーム・レートとの間のフレーム・レートをもつ中間動画を生成し,その中間動画を用いて送信用動画を生成することにより,効率良く送信用動画を生成している。
たとえば,原動画データD0の再生画像の大きさが640画素×480画素であり,フレーム・レートが30fpsであり,中間動画データD1の再生画像の大きさが320画素×240画素であり,フレーム・レートが15fpsであるとする。原動画データD0のデータ量は640画素×480画素×30fpsに比例し,中間動画データD1のデータ量は320画素×240画素×15fpsに比例するから,中間動画データD1を生成する時間を無視すると,中間動画データD1から送信用動画データD11〜D1nを生成する場合は,原動画データD0から送信用動画データD11〜D1nを生成する場合に比べて1/8の時間で送信用動画データD11〜D1nを生成できる(320画素×240画素×15fps/640画素×480画素×30fps=1/8)。
原動画データは,送信先の複数の携帯電話におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさのうちの最大の大きさ以上の大きさの再生画像の動画を表わすものであり,かつ送信先の複数の携帯電話の動画のフレーム・レートのうち最大フレーム・レートの2以上の自然数倍のフレーム・レートをもつものである。
図5は,動画配信用サーバ10の処理手順を示すフローチャートである。
上述したように,コンテンツ取得回路11によって,配信動画データベース15から原動画データが取得される(ステップ31)。取得された原動画データがコンテンツ解析回路12によって解析され,原動画情報(原動画の再生画像の大きさ,フレーム・レート)が取得される(ステップ32)。
つづいて,配信情報取得回路13によって送信先の携帯電話を示す配信情報が取得される(ステップ33)。たとえば,送信先の携帯電話が動画配信サーバ10のオペレータによって入力され,配信情報取得回路13によって取得される。配信情報にもとづいて,送信先の携帯電話の端末仕様が,端末仕様取得回路19によって端末仕様データベース20から取得される(ステップ34)。
取得された原動画情報,仕様情報などから中間動画形式が決定されて中間動画が生成される(ステップ35,36)。中間動画形式の決定処理について詳しくは後述する。生成された中間動画を用いて携帯電話ごとの送信用動画データが生成されて配信動画データベース15に格納される(ステップ37)。
図6は,中間動画の再生画像の大きさを決定する処理手順(中間動画形式決定処理手順)(図5ステップ35の処理の一部)を示すフローチャートである。
中間動画の再生画像の大きさは,原動画の再生画像の大きさ以下であり,かつ携帯電話1〜nのうち生成しようとする携帯電話に対応する送信用動画の再生画像のうち最も大きな再生画像の大きさ以上のものとなる。たとえば,図3に示す携帯電話1〜26の再生画像の大きさは,320画素×240画素の再生画像の大きさが最も大きいから,これらの携帯電話1〜26用の送信用動画を生成しようとする場合には,中間動画の再生画像の大きさは,320画素×240画素となる。
まず,中間動画の大きさの初期値0がセットされる(ステップ41)。つづいて配信先の各携帯電話の再生画像の大きさが取得される(ステップ42)。
中間動画の再生画像の大きさと送信しようとする携帯電話の再生画像の大きさとが比較される(ステップ43)。中間動画の再生画像の大きさの方が携帯電話の再生画像の大きさよりも小さければ(ステップ43でYES),中間動画の再生画像の大きさが,中間動画の再生画像の大きさよりも大きいと判定された携帯電話の再生画像の大きさとなるように中間動画の大きさが更新される(ステップ44)。送信用動画データを生成しようとする携帯電話の最後の携帯電話の再生画像の大きさについて中間動画の再生画像の大きさの比較および中間動画の再生画像の大きさの更新処理が終了するまでステップ42〜44の処理が繰り返される(ステップ45)。
このようにして,送信用動画データを生成しようとするすべての携帯電話の再生画像の大きさよりも大きな大きさが中間動画の再生画像の大きさとして決定される。
図7は,中間動画のフレーム・レートを決定する処理手順(中間動画形式決定処理手順)(図5ステップ35の処理の一部)を示すフローチャートである。
中間動画のフレーム・レートは,原動画のフレーム・レート以下(単位時間当たりの再生画像の駒数が原動画以下)であり,かつ送信用動画データを生成しようとする携帯電話に対応する送信用動画のフレーム・レート以上(単位時間当たりの再生画像の駒数が送信用動画以上)のものとなる。たとえば,図3に示す携帯電話1〜26のフレーム・レートのうち最大のフレーム・レートは15fpsであるから中間動画(第1の中間動画)は15fps以上のフレーム・レートをもつものとなる。とくに,この実施例においては,生成された中間動画を構成する再生画像を周期的に間引いて送信用動画を生成できない場合には,周期的に間引いて送信用動画を生成できるような中間動画も生成される。たとえば,15fpsのフレーム・レートをもつ中間動画の再生画像を周期的に間引いても10fpsの送信用動画は生成できない。このために,10fpsの送信用動画を生成できるような中間動画(第1の中間動画)も生成される。
まず,送信先のすべての携帯電話のフレーム・レートが取得される(ステップ51)。取得されたフレーム・レートが大きい順にソートされ(ステップ52),最大のフレーム・レート(たとえば,15fps)が中間動画(第1の中間動画)のフレーム・レートとして追加される(ステップ53)。
つづいて,最大のフレーム・レートの次に大きいフレーム・レート(たとえば,10fps)が取得される(ステップ54)。取得された次に大きいフレーム・レートをもつ動画が最大のフレーム・レートをもつ中間動画から周期的な間引きにより生成できるかどうかが判定される(ステップ55)。生成できない場合には,その次に大きいフレーム・レートが中間動画(第2の中間動画)のフレーム・レートとして追加される(ステップ56)。生成できる場合にはステップ56の処理はスキップされる。送信用動画データを生成すべきすべての携帯電話のフレーム・レートについて中間動画のフレーム・レートに追加するかどうかの確認が終了するまで(ステップ57),ステップ54から56の処理が繰り返される。
この実施例による動画配信システムの概要を示している。 動画配信用サーバの電気的構成を示すブロック図である。 携帯電話と再生画像の大きさとフレーム・レートとの関係を示している。 中間動画データから送信用動画データを生成する様子を示している。 動画配信用サーバの処理手順を示すフローチャートである。 中間動画形式決定処理手順を示すフローチャートである。 中間動画形式決定処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1〜n 携帯電話
10 動画配信用サーバ
14 中間動画形式決定回路
21 動画変換回路
22 コンテンツ配信回路

Claims (4)

  1. 複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさのうちの最大の大きさを検出する大きさ検出手段,
    上記大きさ検出手段によって検出された大きさ以上の大きさを再生画像にもつ動画を表わす原動画データを,上記大きさ検出手段によって検出された大きさをもつ再生画像の大きさとなるように,上記原画像データのデータ量を調整して中間動画データを生成する中間動画データ生成手段,
    上記中間動画データ生成手段によって生成された中間動画データによって表わされる中間動画の再生画像の大きさが,上記複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさとなるように,上記中間動画データ生成手段によって生成された中間動画データのデータ量を調整して送信用動画データを生成する送信用動画データ生成手段,および
    上記送信用動画データ生成手段によって生成されたそれぞれの送信用動画データを,それぞれの送信用動画データによって表わされる送信用動画における再生画像の大きさと同じ大きさをもつ再生画像の動画を再生する上記携帯用端末装置に送信する送信用動画データ送信手段,
    を備えた動画送信サーバ。
  2. 複数の携帯用端末装置において動画を再生した場合における単位時間当たりの再生画像の駒数を表わす上記複数の携帯用端末装置のそれぞれの動画のフレーム・レートのうち,単位時間当たりの再生画像の駒数が最大のフレーム・レートを検出する最大フレーム・レート検出手段,
    上記最大フレーム・レート検出手段において検出された最大フレーム・レートをもつ第1の中間動画データを,上記最大フレーム・レートの2以上の自然数倍のフレーム・レートをもつ原動画データから生成する第1の中間動画データ生成手段,
    上記複数の携帯用端末装置における動画のフレーム・レートのうち上記最大のフレーム・レートを除くフレーム・レートをもつ第2の中間動画データを,上記第1の中間動画データ生成手段によって生成された第1の中間動画データによって表わされる第1の中間動画の再生画像を周期的に間引くことにより生成できるかどうかを判定する判定手段,
    上記判定手段により,上記第2の中間動画データを生成できないと判定されたことに応じて,上記第2の中間動画データを上記原動画データから生成する第2の中間動画データ生成手段,
    上記第1の中間動画データ生成手段によって生成された第1の中間動画データおよび上記第2の中間動画データ生成手段によって生成された第2の中間動画データを用いて,上記複数の携帯用端末装置のフレーム・レートをもつ送信用動画データを生成する送信用動画データ生成手段,ならびに
    上記送信用動画データ生成手段によって生成されたそれぞれの送信用動画データを,それぞれの送信用動画データによって表される送信用動画におけるフレーム・レートと同じフレーム・レートの動画を再生する上記携帯用端末装置に送信する送信用動画データ送信手段,
    を備えた動画送信サーバ。
  3. 大きさ検出手段が,複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさのうちの最大の大きさを検出し,
    中間動画データ生成手段が,上記大きさ検出手段によって検出された大きさ以上の大きさを再生画像にもつ動画を表わす原動画データを,上記大きさ検出手段によって検出された大きさをもつ再生画像の大きさとなるように,上記原画像データのデータ量を調整して中間動画データを生成し,
    送信用動画生成手段が,上記中間動画データ生成手段によって生成された中間動画データによって表わされる中間動画の再生画像の大きさが,上記複数の携帯用端末装置におけるそれぞれの動画の再生画像の大きさとなるように,上記中間動画データ生成手段によって生成された中間動画データのデータ量を調整して送信用動画データを生成し,
    送信用動画データ送信手段が,上記送信用動画データ生成手段によって生成されたそれぞれの送信用動画データを,それぞれの送信用動画データによって表わされる送信用動画における再生画像の大きさと同じ大きさをもつ再生画像の動画を再生する上記携帯用端末装置に送信する,
    動画送信サーバの制御方法。
  4. 最大フレーム・レート検出手段が,複数の携帯用端末装置において動画を再生した場合における単位時間当たりの再生画像の駒数を表わす上記複数の携帯用端末装置のそれぞれの動画のフレーム・レートのうち,単位時間当たりの再生画像の駒数が最大のフレーム・レートを検出し,
    第1の中間動画データ生成手段が,上記最大フレーム・レート検出手段において検出された最大フレーム・レートをもつ第1の中間動画データを,上記最大フレーム・レートの2以上の自然数倍のフレーム・レートをもつ原動画データから生成し,
    判定手段が,上記複数の携帯用端末装置における動画のフレーム・レートのうち上記最大のフレーム・レートを除くフレーム・レートをもつ第2の中間動画データを,上記第1の中間動画データ生成手段によって生成された第1の中間動画データによって表わされる第1の中間動画の再生画像を周期的に間引くことにより生成できるかどうかを判定し,
    第2の中間動画データ生成手段が,上記判定手段により,上記第2の中間動画データを生成できないと判定されたことに応じて,上記第2の中間動画データを上記原動画データから生成し,
    送信動画データ生成手段が,上記第1の中間動画データ生成手段によって生成された第1の中間動画データおよび上記第2の中間動画データ生成手段によって生成された第2の中間動画データを用いて,上記複数の携帯用端末装置のフレーム・レートをもつ送信用動画データを生成し,
    送信用動画データ送信手段が,上記送信用動画データ生成手段によって生成されたそれぞれの送信用動画データを,それぞれの送信用動画データによって表される送信用動画におけるフレーム・レートと同じフレーム・レートの動画を再生する上記携帯用端末装置に送信する動画送信サーバの制御方法。

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