JP2008133883A - 減速機構付き電動モータ - Google Patents

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浩之 吉田
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浩一 正田
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Abstract

【課題】ギヤ体に設けられるウォームホイルと出力ギヤとの間の摩擦抵抗を低減して、異常摩耗や騒音を低減することである。
【解決手段】アマチュア軸25の外周面に互いに捩れ方向を逆向きとして第1と第2のウォーム32aを形成し、第1または第2のウォームホイル33aと第1または第2のピニオンギヤ33bとを備えた第1と第2のギヤ体33をギヤケース26に回転自在に収容する。各ウォームホイル33aを対応するウォーム32aに噛み合わせ、第1と第2のピニオンギヤ33bを出力ギヤ35に噛み合わせる。出力ギヤ35を軸方向から第1と第2のウォームホイル33aに摺接させて第1と第2のギヤ体33の軸方向の移動を規制するとともに、出力ギヤ35の第1と第2のウォームホイル33aに摺接する摺接面に油溜め溝51を設け、油溜め溝51に収容された潤滑油により出力ギヤ35と第1と第2のウォームホイル33aとの摺接部分を潤滑させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、自動車のワイパ装置やパワーウインド装置等の駆動源として用いられる減速機構付き電動モータに関する。
従来から、自動車のワイパ装置やパワーウインド装置の駆動源としては、アマチュア軸を備えたモータ本体とアマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力する減速機構とが1つのユニットとして構成された減速機構付き電動モータが多く用いられている。例えば、車両用のワイパ装置にはワイパモータとも呼ばれる減速機構付き電動モータが設けられ、車両に揺動自在に設けられるワイパアームはリンク機構等を介してこのワイパモータに駆動されるようになっている。
このようなワイパモータとしては、小型で大きな減速比を得るために、アマチュア軸の回転を2段階に減速するようにした2段減速式の減速機構を備えるものが知られている。この場合、モータ本体のアマチュア軸の外周面には互いに捩れ方向を逆向きとした一対のウォームが軸方向に並べて形成され、減速機構を収容するギヤケースにはそれぞれウォームホイルと該ウォームホイルよりも小径のピニオンギヤとが軸方向に並べて一体に形成された一対のギヤ体が支軸に支持されて回転自在に収容され、これらのギヤ体の各ウォームホイルは対応するウォームに互いにアマチュア軸を挟んだ反対側において噛み合わされている。また、ギヤケースには出力軸が回転自在に支持され、この出力軸の基端に固定された出力ギヤが各ギヤ体のピニオンギヤに噛み合わされている。これにより、モータ本体が作動してアマチュア軸が回転すると、その回転は各ウォームからウォームホイルへと、各ピニオンギヤから出力ギヤへの2段階に減速されて出力軸から出力される。また、このワイパモータでは、アマチュア軸に設けられる各ウォームは互いに捩れ方向が逆向きとされているので、各ウォームとウォームホイルとの噛み合いによって生じるスラスト荷重は互いに打ち消され、アマチュア軸を保持するスラスト軸受け等を不要にすることができる。
このようなワイパモータでは、各ギヤ体に設けられるウォームホイルはウォームに合わせて斜歯に形成されるので、例えば、ワイパアームの反転動作時やワイパアームの慣性力が大きくなった場合など、アマチュア軸の回転速度よりも出力軸の回転速度が速くなったときには、ウォームとウォームホイルとの噛み合いにより各ギヤ体に加えられる軸方向荷重の方向が反転することになる。これにより、モータ作動時に各ギヤ体が上下に移動してギヤケースやこれを閉塞するカバーに衝突し、異音を発生する場合があった。
そこで、例えば特許文献1に示されるワイパモータでは、出力ギヤの軸方向端面を各ウォームホイルの軸方向端面に軸方向から摺接させ、これにより、出力ギヤとギヤケースとの間に各ウォームホイルを挟み込んで、各ギヤ体の軸方向への移動を規制するようにしている。
特開2003−153488号公報
しかしながら、特許文献1に示されるワイパモータでは、出力ギヤやウォームホイルの寸法、組み付け精度等はモータ個々によってばらつきがあるので、出力ギヤをウォームホイルに適切な軸方向荷重で摺接させることは困難である。そのため、場合によっては、出力ギヤがウォームホイルに強く摺接しすぎて出力ギヤとウォームホイルとの摺接部分に異常摩耗が生じ、また、この異常摩耗により摺接部分から摺接音が発生するなどの問題が生じていた。
本発明の目的は、ギヤ体に設けられるウォームホイルと出力ギヤとの間の摩擦抵抗を低減して、異常摩耗や騒音を低減することにある。
本発明の減速機構付き電動モータは、回転自在のアマチュア軸を備えたモータ本体と前記アマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力する減速機構とを備えた減速機構付き電動モータであって、前記モータ本体に固定され、前記減速機構を収容するギヤケースと、前記アマチュア軸の外周面に一体的に設けられるウォームと、前記ウォームに噛み合うウォームホイルと前記ウォームホイルより小径のピニオンギヤとを備え、支軸により前記ギヤケースに回転自在に支持されるギヤ体と、前記出力軸に固定され、前記ピニオンギヤに噛み合わされて前記ウォームと前記ギヤ体とにより前記減速機構を構成するとともに前記ウォームホイルに軸方向から摺接する出力ギヤと、前記出力ギヤの前記ウォームホイルに摺接する摺接面または前記ウォームホイルの前記出力ギヤに摺接する摺接面のいずれか一方に設けられ、該摺接面を潤滑する潤滑油を収容する油溜め溝とを有することを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記出力ギヤを前記ウォームホイルに向けて付勢するばね部材を有することを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、回転自在のアマチュア軸を備えたモータ本体と前記アマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力する減速機構とを備えた減速機構付き電動モータであって、前記モータ本体に固定され、前記減速機構を収容するギヤケースと、互いに捩れ方向を逆向きとして前記アマチュア軸の外周面に軸方向に並べて一体的に設けられる第1と第2のウォームと、前記第1のウォームに噛み合う第1のウォームホイルと前記第1のウォームホイルより小径の第1のピニオンギヤとを備え、第1の支軸により前記ギヤケースに回転自在に支持される第1のギヤ体と、前記第1のウォームホイルに対して前記アマチュア軸を挟んだ反対側において前記第2のウォームに噛み合う第2のウォームホイルと前記第2のウォームホイルより小径の第2のピニオンギヤとを備え、第2の支軸により前記ギヤケースに回転自在に支持される第2のギヤ体と、前記出力軸に固定され、前記第1のピニオンギヤと前記第2のピニオンギヤとに噛み合わされて前記第1と第2のウォームと前記第1と第2のギヤ体とにより前記減速機構を構成するとともに前記第1と第2のウォームホイルに軸方向から摺接する出力ギヤと、前記出力ギヤの前記第1と第2のウォームホイルに摺接する摺接面または前記第1と第2のウォームホイルの前記出力ギヤに摺接する摺接面のいずれか一方に設けられ、該摺接面を潤滑する潤滑油を収容する油溜め溝とを有することを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記出力ギヤを前記第1と第2のウォームホイルに向けて付勢するばね部材を有することを特徴とする。
本発明の減速機構付き電動モータは、前記出力軸を中心とした円環状に形成される環状溝部と、それぞれ前記出力軸の径方向に沿って形成されるとともに周方向に等間隔に並べて配置される複数の放射状溝部とを備えた前記油溜め溝を前記出力ギヤの摺接面に設け、前記環状溝部を前記摺接面の半分以下の幅寸法に形成するとともに前記放射状溝部よりも深く形成することを特徴とする。
本発明によれば、ギヤ体に設けられるウォームホイルに出力ギヤを軸方向から摺接させて当該ギヤ体の軸方向の移動を規制するようにしても、油溜め溝に収容された潤滑油により出力ギヤとウォームホイルとの摺接部分の潤滑性を高めることができるので、出力ギヤとウォームホイルの摺接面の異常摩耗を防止することができ、また、異常摩耗に起因して発生する摺接音等の騒音を抑制することができる。
本発明によれば、出力ギヤをばね部材によりウォームホイルに向けて付勢するようにしたので、出力ギヤとウォームホイルとの間の摩擦抵抗を所定の範囲に維持して、この減速機構付き電動モータを滑らかに作動させることができる。
本発明によれば、第1と第2のギヤ体に設けられる第1と第2のウォームホイルに出力ギヤを摺接させて当該ギヤ体の軸方向の移動を規制するようにしても、油溜め溝に収容された潤滑油により出力ギヤと第1と第2のウォームホイルとの摺接部分の潤滑性を高めることができるので、出力ギヤと第1と第2のウォームホイルの摺接面の異常摩耗を防止することができ、また、異常摩耗に起因して発生する摺接音等の騒音を抑制することができる。
本発明によれば、出力ギヤをばね部材により第1と第2のウォームホイルに向けて付勢するようにしたので、出力ギヤと第1と第2のウォームホイルとの間の摩擦抵抗を所定の範囲に維持して、この減速機構付き電動モータを滑らかに作動させることができる。
さらに、本発明によれば、出力軸を中心とした円環状に形成される環状溝部と、それぞれ出力軸の径方向に沿って形成されるとともに周方向に等間隔に並べて配置される複数の放射状溝部とを備えた油溜め溝を出力ギヤの摺接面に設けるとともに、環状溝部を摺接面の半分以下の幅寸法に形成するとともに放射状溝部よりも深く形成するようにしたので、摺接面の接触状態を安定化させるとともに油溜め溝に収容された潤滑油を効率良く摺接面に供給することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態であるワイパモータを備えたワイパ装置を概略で示す正面図であり、このワイパ装置11は車両12のウインドガラス13に付着した雨や前車の飛沫等を拭き取って運転者の視界を確保するために設けられている。
ワイパ装置11は運転席側と助手席側の2本のワイパアーム14a,14bを有しており、これらのワイパアーム14a,14bはそれぞれ車両12に揺動自在に設けられた一対のワイパ軸15a,15bに装着され、これらのワイパ軸15a,15bを中心として揺動自在となっている。ワイパアーム14a,14bの先端にはそれぞれワイパブレード16a,16bが取り付けられ、これらのワイパブレード16a,16bはワイパアーム14a,14bに内装された図示しないスプリングにより付勢されてウインドガラス13に弾圧的に接触している。
各ワイパアーム14a,14bを揺動駆動するために、ワイパ装置11には減速機構付き電動モータとしてのワイパモータ21が設けられている。このワイパモータ21はリンク機構22を介してワイパ軸15a,15bに連結されており、各ワイパ軸15a,15bをリンク機構22を介して揺動駆動するようになっている。そして、各ワイパ軸15a,15bがワイパモータ21に揺動駆動されると、ワイパアーム14a,14bとともにワイパブレード16a,16bがウインドガラス13上を揺動して、ウインドガラス13が払拭される。
図2は図1に示すワイパモータの詳細を示す正面図であり、図3は図2におけるA−A線に沿う断面図である。
図2に示すように、このワイパモータ21はモータ本体23と減速機24とを有している。
モータ本体23はアマチュア軸25を備えたブラシ付きモータとなっており、このモータ本体23には図示しない制御装置が接続され、運転席に設けられる図示しないワイパスイッチが操作されると、制御装置から駆動電流が供給されてアマチュア軸25が所定の方向に回転するようになっている。
一方、減速機24はギヤケース26を有しており、このギヤケース26はバスタブ状に形成され、図示しない締結部材によりモータ本体23に固定されている。また、ギヤケース26の開口部にはカバー27が取り付けられ、このカバー27によりギヤケース26は閉塞されている。
ギヤケース26の内部には、アマチュア軸25の回転を減速してこのワイパモータ21の出力軸28に伝達するための減速機構31が収容されている。この減速機構31は2段減速式となっており、第1と第2のウォーム32a,32bと第1と第2のギヤ体33,34および出力ギヤ35を備えている。図2に示すように、モータ本体23のアマチュア軸25はギヤケース26の内部に突出しており、第1と第2のウォーム32a,32bは互いに捩れ方向を逆向きとしてこのアマチュア軸25の外周面に軸方向に並べて形成されている。
図2,図3に示すように、第1のギヤ体33は第1のウォームホイル33aと第1のウォームホイル33aよりも小径に形成される第1のピニオンギヤ33bとを備え、これらが互いに同軸となって軸方向に一体に形成された構造となっている。また、図3に示すように、第1のギヤ体33の軸心には第1のウォームホイル33aの側に開口する有底の支持孔33cが形成され、一方、ギヤケース26の底壁26aには第1の支軸36aが圧入により固定されており、第1のギヤ体33は支持孔33cにおいて第1の支軸36aに装着されてギヤケース26に回転自在に支持されている。そして、第1のウォームホイル33aは第1のウォーム32aに噛み合わされており、これにより第1のウォーム32aの回転つまりアマチュア軸25の回転は減速して第1のギヤ体33に伝達されるようになっている。
同様に、第2のギヤ体34は第2のウォームホイル34aと第2のウォームホイル34aよりも小径に形成される第2のピニオンギヤ34bとを備え、これらが互いに同軸となって軸方向に一体に形成された構造となっている。第2のギヤ体34の軸心には第2のウォームホイル34aの側に開口する有底の支持孔34cが形成され、一方、ギヤケース26の底壁26aには第1の支軸36aに平行であるとともに第1の支軸36aに対してアマチュア軸25を挟んだ反対側に位置して第2の支軸36bが圧入により固定されており、第2のギヤ体34は支持孔34cにおいて第2の支軸36bに装着されている。さらに、第2のギヤ体34は第1のギヤ体33に対してアマチュア軸25を挟んだ反対側においてギヤケース26に回転自在に支持されている。そして、第2のウォームホイル34aは、第1のウォームホイル33aに対してアマチュア軸25を挟んだ反対側において第2のウォーム32bに噛み合わされており、これにより第2のウォーム32bの回転つまりアマチュア軸25の回転は減速して第2のギヤ体34に伝達されるようになっている。
このとき、第1と第2のウォーム32a,32bは互いに捩れ方向が逆向きとされ、第1と第2のウォームホイル33a,34aは互いにアマチュア軸25を挟んだ反対側において対応するウォーム32a,32bに噛み合わされているので、第1のギヤ体33と第2のギヤ体34とは同一方向に回転する。また、第1と第2のウォーム32a,32bは互いに捩れ方向が逆向きとされているので、各ウォーム32a,32bと各ウォームホイル33a,34aとの噛み合いによって生じるスラスト荷重は互いに打ち消され、アマチュア軸25を保持するスラスト軸受け等を不要とすることができる。
図3に示すように、ギヤケース26には底壁26aから外側に向けて突出するボス部26bが設けられており、このボス部26bには出力軸28が回転自在に支持されている。出力軸28の基端はギヤケース26の内部に突出し、先端はボス部26bからギヤケース26の外部に突出している。出力ギヤ35はギヤケース26に収容されて出力軸28の基端に固定されており、これにより、出力ギヤ35は出力軸28とともに回転するようになっている。出力ギヤ35は第1のギヤ体33に設けられる第1のピニオンギヤ33bと第2のギヤ体34に設けられる第2のピニオンギヤ34bとに噛み合わされており、これにより各ギヤ体33,34の回転は減速して出力ギヤ35つまり出力軸28に伝達される。
このような構成により、モータ本体23が作動してアマチュア軸25が回転すると、アマチュア軸25の回転は各ウォーム32a,32bから各ウォームホイル33a,33bへと、各ピニオンギヤ33b,34bから出力ギヤ35へとの2段階に減速されて出力軸28から出力される。
図3に示すように、このワイパモータ21では、第1のギヤ体33と第2のギヤ体34の軸方向への移動を規制するために、第1のギヤ体33に設けられる第1のウォームホイル33aと第2のギヤ体34に設けられる第2のウォームホイル34aとに出力ギヤ35が軸方向から摺接している。このように、出力ギヤ35は第1のウォームホイル33aと第2のウォームホイル34aとの両方に軸方向から摺接するようになっているが、第1のウォームホイル33aと出力ギヤ35との摺接構造は、第2のウォームホイル34aと出力ギヤ35との摺接構造と基本的に同一構造となっているので、以下では、第1のウォームホイル33aと出力ギヤ35との摺接構造についてのみ説明する。
図4は第1のウォームホイルと出力ギヤとの摺接部分の詳細を示す断面図であり、図5は図3に示すばね部材の取付け部分の詳細を示す断面図である。
図4に示すように、出力ギヤ35の第1のウォームホイル33a(以下、ウォームホイル33aとする。)の側に向く軸方向端面には摺接面37aを備えた環状のリブ37がウォームホイル33aに向けて突出して形成され、ウォームホイル33aの出力ギヤ35の側に向く軸方向端面には摺接面38aを備えた環状のリブ38が出力ギヤ35に向けて突出して形成されている。これらの摺接面37a,38aは、出力軸28や第1の支軸36aの軸方向に対して垂直に形成されており、出力ギヤ35はその摺接面37aにおいてウォームホイル33aの摺接面38aに摺接している。これにより、出力ギヤ35とウォームホイル33aとは線接触することになり、出力ギヤ35とウォームホイル33aとの摺接部分の摩擦抵抗を所定の範囲に維持することができる。
一方、第1のギヤ体33はギヤケース26の底壁26aに摺接し、あるいはその支持孔33cの底部に第1の支軸36aが当接することによりギヤケース26の底壁26a側(図3、図4中で下側)への移動が規制されている。これにより、第1のギヤ体33は、ギヤケース26の底壁26aまたは第1の支軸36aと出力ギヤ35との間に挟み込まれて、その軸方向の移動が規制されている。
図5に示すように、出力軸28には金属製のリング体41が固定され、このリング体41はボス部26bの先端に取り付けられたキャップ部材42とボス部26bの先端部との間で移動自在となっており、これにより、出力軸28つまり出力ギヤ35は軸方向に移動自在となっている。また、リング体41とボス部26bの先端部との間には、ばね部材43が装着されており、このばね部材43はウェーブワッシャ等の板バネとなっており、その弾性力により出力軸28をボス部26bの外側に付勢するようになっている。つまり、出力ギヤ35はばね部材43により第1と第2のウォームホイル33a,34aに向けて付勢されている。したがって、出力ギヤ35は、ばね部材43の弾性力により付勢されて確実に第1と第2のウォームホイル33a,34aに摺接する。また、出力ギヤ35は、ばね部材43の弾性力に抗して第1と第2のウォームホイル33a,34aから離れる方向に移動することができる。これにより、出力ギヤ35と第1と第2のウォームホイル33a,34aとの間の摩擦抵抗が適切な値に維持され、第1のギヤ体33の回転が過度に拘束されることが防止される。
図6は図3に示す出力ギヤの摺接面の詳細を示す正面図であり、図7は図6におけるA−A線に沿う断面図であり、出力ギヤ35のリブ37には、出力ギヤ35と第1と第2のウォームホイル33a,34aとの間の摺接部分を潤滑してその摩擦抵抗を低減するために、油溜め溝51が設けられている。
リブ37の摺接面37aは出力軸28を中心とした円環状に形成されており、油溜め溝51はこの摺接面37aの表面に溝状に形成されている。油溜め溝51は環状溝部51aと8つの放射状溝部51bとを備えており、環状溝部51aは摺接面37aと同心状つまり出力軸28を中心とした円環状に形成され、摺接面37aの幅方向の略中間部に配置されている。一方、放射状溝部51bはそれぞれ出力軸28の径方向に沿って延びる線状に形成され、当該摺接面37a上に周方向に等間隔に並べて配置されている。つまり、各放射状溝部51bは、対応する2つが一組となって、これらが互いに出力軸28を中心とした点対称となって放射状に配置されている。また、図7に示すように、環状溝部51aの出力ギヤ35の径方向に沿う方向の幅寸法W1は摺接面37aの幅寸法W2の半分以下に設定されており、環状溝部51aの出力ギヤ35の軸方向に向く方向の深さ寸法D1は放射状溝部51bの深さ寸法D2よりも大きく設定されている。
油溜め溝51の各溝部51a,51bには例えばグリース等の潤滑油(不図示)が塗布され、出力ギヤ35のリブ37は油溜め溝51に潤滑油を収容した状態で第1のウォームホイル33aのリブ38に摺接する。図4に示すように、出力ギヤ35のリブ37がウォームホイル33aのリブ38に摺接すると、油溜め溝51は出力ギヤ35とウォームホイル33aとの摺接部分においてリブ38の摺接面38aに対向し、これに収容された潤滑油が油溜め溝51から流出して出力ギヤ35のリブ37とウォームホイル33aのリブ38との摺接部分つまり各摺接面37a,38aを潤滑する。
図8は本発明のパワーウインドモータにおける出力ギヤとウォームホイルとの間の摩擦抵抗の特性を比較例と比較して示す特性線図である。
本発明のワイパモータ21では、出力ギヤ35とウォームホイル33aとの摺接部分は油溜め溝51から供給される潤滑油により潤滑されるので、出力ギヤ35とウォームホイル33aとの摺接部分に油溜め溝51が設けられない比較例に対してその摩擦抵抗を低減することができる。例えば、常温中において、潤滑油としてグリースを用い、出力ギヤ35をウォームホイル33aに4.8Mpaの軸方向荷重で摺接させるとともに、出力ギヤ35の摺接面37aとウォームホイル33aの摺接面38aとを相対速度0.08m/sで摺接させた場合においては、図8に示すように、油溜め溝51が設けられない比較例では、潤滑不足のため摩擦抵抗が大きくなり、所定時間経過後には摺接面37a,38aに凝着摩耗が生じる。これに対して、本発明のワイパモータ21では、同一の条件で出力ギヤ35の摺接面37aとウォームホイル33aの摺接面38aとを摺接させても、油溜め溝51から供給される潤滑油により出力ギヤ35とウォームホイル33aとの摺接部分が潤滑されるので、図8に実線で示すように、その摩擦抵抗は比較例に対して小さくなる。
このように、このワイパモータ21では、第1と第2のギヤ体33,34に設けられる第1と第2のウォームホイル33a,33bに出力ギヤ35を摺接させることにより、当該ギヤ体33,34の軸方向の移動を規制して、ギヤ体33,34がギヤケース26やカバー27に接触等して生じる騒音を低減することができる。また、第1と第2のギヤ体33,34に設けられる第1と第2のウォームホイル33a,33bに出力ギヤ35を摺接させるようにしても、油溜め溝51に収容される潤滑油により出力ギヤ35と第1と第2のウォームホイル33a,33bとの摺接部分の潤滑性を高めることができる。したがって、出力ギヤ35と第1と第2のウォームホイル33a,33bの摺接面37a,38aの異常摩耗を防止することができ、これにより、ワイパモータ21を滑らかに作動させることができる。また、第1と第2のウォームホイル33a,33bの摺接面37a,38aの異常摩耗を防止することができるので、異常摩耗に起因して発生する摺接音等の騒音を抑制することができる。
また、このワイパモータ21では、出力ギヤ35をばね部材43により第1と第2のウォームホイル33a,34aに向けて付勢するようにしたので、出力ギヤ35と第1と第2のウォームホイル33a,33bとの間の摩擦抵抗を所定の範囲に維持して、このワイパモータ21を滑らかに作動させることができる。
さらに、このワイパモータ21では、油溜め溝51に、出力軸28を中心とした円環状に形成される環状溝部51aと、それぞれ出力軸28の径方向に沿って形成されるとともに周方向に等間隔に並べて配置される8つの放射状溝部51bとを設け、環状溝部51aを摺接面37aの半分以下の幅寸法に形成するとともに放射状溝部51bよりも深く形成するようにしたので、互いに摺接する摺接面37a,38aの接触状態を安定化させるとともに油溜め溝51に収容された潤滑油を効率良く摺接面37a,38aに供給して、このワイパモータ21を滑らかに作動させることができる。
図9は図6に示す油溜め溝の変形例を示す正面図であり、図10は図9に示すA−A線に沿う断面図である。
図6に示す場合では、油溜め溝51は、1つの環状溝部51aと8つの放射状溝部51bとを備えているが、これに限らず、環状溝部51aや放射状溝部51bは任意の数だけ設けることができる。例えば、図9に示す油溜め溝61のように、互いに同心状に配置される2つの環状溝部61aと8つの放射状溝部61bとを設けるようにしてもよい。この場合においては、図10に示すように、各環状溝部61aは、その幅寸法W1a,W1bの和(W1a+W1b)が摺接面37の幅寸法W2の半分以下に設定され、その深さ寸法D1は放射状溝部61bの深さ寸法D2よりも大きく設定される。
図11は図4に示すワイパモータの変形例であって、油溜め溝をウォームホイルに設けるようにした場合を示す断面図である。
図4に示すワイパモータ21では、出力ギヤ35のウォームホイル33a,34aに摺接する摺接面37aに油溜め溝51を形成するようにしているが、図11に示すワイパモータ71のように、油溜め溝51を第1のギヤ体33または第2のギヤ体34のウォームホイル33a,34a(34a側は図示しないが同様の構造である。)に設けられたリブ38の出力ギヤ35に摺接する摺接面38aに設けるようにしてもよい。この場合においては、出力ギヤ35の摺接面37aには油溜め溝51は設けられず、潤滑油はウォームホイル33a,34aに設けられる油溜め溝51に収容される。
図12(a)、(b)は、それぞれ図6に示す油溜め溝の変形例を示す正面図である。
図6に示す場合では、油溜め溝51は環状溝部51aと放射状溝部51bとを備えているが、これに限らず、図12(a)に示すように、環状溝部51aのみを備えていてもよく、または、図12(b)に示すように、放射状溝部51bのみを備えていてもよい。
なお、図9〜図12においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号が付されている。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本実施の形態においては、本発明を車両のワイパ装置11の駆動源として用いられるワイパモータ21に適用しているが、これに限らず、例えばパワーウインド装置の駆動源として用いられるパワーウインドモータなど、他の用途に用いられる減速機構付き電動モータに本発明を適用するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、一対のウォーム32a,32bと一対のギヤ体33,34とを備えたワイパモータ21に本発明を適用しているが、これに限らず、ウォームとギヤ体とをそれぞれ1つずつ備えたワイパモータに本発明を適用するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、油溜め溝51は環状溝部51aと放射状溝部51bとを備えているが、これに限らず、潤滑油を収容できる溝状に形成されていれば、他の形状であってもよい。
さらに、本実施の形態においては、油溜め溝51には8つの放射状溝部51bが設けられているが、これに限らず、少なくとも2つ以上の放射状溝部51bが周方向に等間隔に並べて設けられていればよく、より好ましくは4つ以上の放射状溝部51bが周方向に等間隔に並べて設けられていればよい。
本発明の一実施の形態であるワイパモータを備えたワイパ装置を概略で示す正面図である。 図1に示すワイパモータの詳細を示す正面図である。 図2におけるA−A線に沿う断面図である。 第1のウォームホイルと出力ギヤとの摺接部分の詳細を示す断面図である。 図3に示すばね部材の取付け部分の詳細を示す断面図である。 図3に示す出力ギヤの摺接面の詳細を示す正面図である。 図6におけるA−A線に沿う断面図である。 本発明のパワーウインドモータにおける出力ギヤとウォームホイルとの間の摩擦抵抗の特性を比較例と比較して示す特性線図である。 図6に示す油溜め溝の変形例を示す正面図である。 図9に示すA−A線に沿う断面図である。 図4に示すワイパモータの変形例であって、油溜め溝をウォームホイルに設けるようにした場合を示す断面図である。 (a)、(b)は、それぞれ図6に示す油溜め溝の変形例を示す正面図である。
符号の説明
11 ワイパ装置
12 車両
13 ウインドガラス
14a,14b ワイパアーム
15a,15b ワイパ軸
16a,16b ワイパブレード
21 ワイパモータ(減速機構付き電動モータ)
22 リンク機構
23 モータ本体
24 減速機
25 アマチュア軸
26 ギヤケース
26a 底壁
26b ボス部
27 カバー
28 出力軸
31 減速機構
32a 第1のウォーム
32b 第2のウォーム
33 第1のギヤ体
33a 第1のウォームホイル
33b 第1のピニオンギヤ
33c 支持孔
34 第2のギヤ体
34a 第2のウォームホイル
34b 第2のピニオンギヤ
34c 支持孔
35 出力ギヤ
36a 第1の支軸
36b 第2の支軸
37,38 リブ
37a,38a 摺接面
41 リング体
42 キャップ部材
43 ばね部材
51 油溜め溝
51a 環状溝部
51b 放射状溝部
61 油溜め溝
61a 環状溝部
61b 放射状溝部
71 ワイパモータ
W1,W2 幅寸法
D1,D2 深さ寸法
W1a,W1b 幅寸法

Claims (5)

  1. 回転自在のアマチュア軸を備えたモータ本体と前記アマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力する減速機構とを備えた減速機構付き電動モータであって、
    前記モータ本体に固定され、前記減速機構を収容するギヤケースと、
    前記アマチュア軸の外周面に一体的に設けられるウォームと、
    前記ウォームに噛み合うウォームホイルと前記ウォームホイルより小径のピニオンギヤとを備え、支軸により前記ギヤケースに回転自在に支持されるギヤ体と、
    前記出力軸に固定され、前記ピニオンギヤに噛み合わされて前記ウォームと前記ギヤ体とにより前記減速機構を構成するとともに前記ウォームホイルに軸方向から摺接する出力ギヤと、
    前記出力ギヤの前記ウォームホイルに摺接する摺接面または前記ウォームホイルの前記出力ギヤに摺接する摺接面のいずれか一方に設けられ、該摺接面を潤滑する潤滑油を収容する油溜め溝とを有することを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  2. 請求項1記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記出力ギヤを前記ウォームホイルに向けて付勢するばね部材を有することを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  3. 回転自在のアマチュア軸を備えたモータ本体と前記アマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力する減速機構とを備えた減速機構付き電動モータであって、
    前記モータ本体に固定され、前記減速機構を収容するギヤケースと、
    互いに捩れ方向を逆向きとして前記アマチュア軸の外周面に軸方向に並べて一体的に設けられる第1と第2のウォームと、
    前記第1のウォームに噛み合う第1のウォームホイルと前記第1のウォームホイルより小径の第1のピニオンギヤとを備え、第1の支軸により前記ギヤケースに回転自在に支持される第1のギヤ体と、
    前記第1のウォームホイルに対して前記アマチュア軸を挟んだ反対側において前記第2のウォームに噛み合う第2のウォームホイルと前記第2のウォームホイルより小径の第2のピニオンギヤとを備え、第2の支軸により前記ギヤケースに回転自在に支持される第2のギヤ体と、
    前記出力軸に固定され、前記第1のピニオンギヤと前記第2のピニオンギヤとに噛み合わされて前記第1と第2のウォームと前記第1と第2のギヤ体とにより前記減速機構を構成するとともに前記第1と第2のウォームホイルに軸方向から摺接する出力ギヤと、
    前記出力ギヤの前記第1と第2のウォームホイルに摺接する摺接面または前記第1と第2のウォームホイルの前記出力ギヤに摺接する摺接面のいずれか一方に設けられ、該摺接面を潤滑する潤滑油を収容する油溜め溝とを有することを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  4. 請求項3記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記出力ギヤを前記第1と第2のウォームホイルに向けて付勢するばね部材を有することを特徴とする減速機構付き電動モータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の減速機構付き電動モータにおいて、前記出力軸を中心とした円環状に形成される環状溝部と、それぞれ前記出力軸の径方向に沿って形成されるとともに周方向に等間隔に並べて配置される複数の放射状溝部とを備えた前記油溜め溝を前記出力ギヤの摺接面に設け、前記環状溝部を前記摺接面の半分以下の幅寸法に形成するとともに前記放射状溝部よりも深く形成することを特徴とする減速機構付き電動モータ。
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