JP2008133831A - 交差通路を持つハウジング - Google Patents

交差通路を持つハウジング Download PDF

Info

Publication number
JP2008133831A
JP2008133831A JP2007305208A JP2007305208A JP2008133831A JP 2008133831 A JP2008133831 A JP 2008133831A JP 2007305208 A JP2007305208 A JP 2007305208A JP 2007305208 A JP2007305208 A JP 2007305208A JP 2008133831 A JP2008133831 A JP 2008133831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
passage
intersection
housing
ellipse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007305208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4801653B2 (ja
Inventor
Jonathan Arnold
ジョナサン・アーノルド
Antonin Cheron
アントニン・シェロン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delphi Technologies Inc
Original Assignee
Delphi Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Delphi Technologies Inc filed Critical Delphi Technologies Inc
Publication of JP2008133831A publication Critical patent/JP2008133831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4801653B2 publication Critical patent/JP4801653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/02Branch units, e.g. made in one piece, welded, riveted
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/44Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B53/00Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
    • F04B53/16Casings; Cylinders; Cylinder liners or heads; Fluid connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2200/00Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
    • F02M2200/16Sealing of fuel injection apparatus not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2200/00Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
    • F02M2200/80Fuel injection apparatus manufacture, repair or assembly
    • F02M2200/8069Fuel injection apparatus manufacture, repair or assembly involving removal of material from the fuel apparatus, e.g. by punching, hydro-erosion or mechanical operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/44Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
    • F02M59/48Assembling; Disassembling; Replacing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】高圧流体の用途で使用するためのハウジングを提供する。
【解決手段】ハウジングは、第1軸線(P1)を形成する第1通路(100)と、第2軸線(P2)を形成する第2通路(200)とを含み、第1通路及び第2通路は、第2通路の一端のところの交差部(22)が形成する開口部のところで交差する。交差部は、第2軸線に対して垂直であり且つ第1通路と交差しない平面で断面をとったとき、第2軸線を中心とした、長軸の長さが交差部の幅(D2)と等しく且つ短軸の長さが交差部の高さ(D1)と等しい、平面内の楕円形(E)を形成する。交差部の壁(212)は、平面内に曲線(218)を描く。この曲線は、楕円形の長軸及び短軸が楕円形の周囲と出会う点(250、252)と、楕円形の外側にあり且つ楕円形からオフセット距離(K)だけオフセットした点を通過する。
【選択図】図7

Description

本発明は、交差するドリル穴又は通路を持つ部品に関する。詳細には、本発明は、通路の交差部の領域での部品の形状に関する。本発明の用途は、自動車用高圧ポンプの分野にあるが、これに限定されない。
多くの産業用構成要素は、通路を持つ金属製ハウジングを含む。多くの場合、このような通路が交差することを必要とし、そのため、1つの通路が別の通路と交差部又は移行部で交差する。
このような構成要素の設計及び使用でしばしば遭遇する一つの問題点は、通路に内部圧力が加わったとき、交差部又は移行部で応力集中が生じるということである。例えば、ポンプ等の液圧の用途では、通路は高圧流体を搬送する。高圧流体は、通路の壁に作用して高い応力集中を発生する。これは、交差部又はその近くでの破壊又は変形による構成要素の破損につながる。コモンレール燃料ポンプ等のこうした用途では、このような交差部で発生する応力は、ポンプ内でかなりの燃料圧力が発生するため、極めて高い。
従来、一方の通路の端部のところにある交差部を、他方の通路と交差する領域で、例えば交差部に丸みを付けることによって賦形することによって、応力集中を幾分低減できるということが示されてきた。交差部に丸みを付けることにより、応力集中の原因となる先が尖った部分や材料が薄くなった部分を交差部から少なくする。丸みを付けた交差部は、例えば、交差部に電気化学的研磨又は砥粒加工を施すことによって得ることができる。
エンジン技術の発展に従って、燃料をエンジンに噴射する圧力を上昇する必要があり、これと対応して、ポンプを含む燃料噴射システムの構成要素を、これらの構成要素を信頼性を以て使用できる圧力に関して更に改良しなければならない。
以上に鑑み、通路間の交差部での応力集中を、従来周知の交差部形状と比較して大幅に低減した交差通路を持つ構成要素を提供するのが望ましい。
本発明の第1特徴によれば、高圧流体の用途で使用するためのハウジングが提供される。このハウジングには、第1軸線を形成する第1通路と、第2軸線を形成する第2通路とが設けられており、第3軸線が第1軸線及び第2軸線と直交する。第1通路及び第2通路は、第2通路の一端のところに交差部が形成する開口部のところで交差する。交差部は、第1軸線と平行な第1内部寸法及び第3軸線と平行な第2内部寸法を形成する。交差部は、第2軸線に対して垂直であり且つ第1通路と交差しない平面で断面をとったとき、第2軸線を中心とした、長軸の長さが第2内部寸法と等しく且つ短軸の長さが第1内部寸法と等しい、平面内の楕円形と、第1軸線上の第1頂点、楕円形の短軸の一端の第2頂点、楕円形の長軸の一端の第3頂点、及び楕円形の外側の第4頂点を持つ矩形と、第1頂点及び第4頂点を通る斜線とを形成する。交差部の壁が描く曲線が、矩形の第2頂点及び第3頂点と、楕円形の外側にあり且つ矩形の第1頂点から、斜線に対して角度をなして延びる線上にある点とを通過する。楕円形の外側にある点は、線と楕円形との交点から、オフセット距離だけオフセットしている。
交差部の壁が平面内で描く曲線は、好ましくは、三次式近似曲線であり、そのため、曲線は、第2及び第3の頂点及び楕円形の外側にある点を通る滑らかな関数をなす。
第1内部寸法は、交差部の内部高さ寸法であってもよく、第2内部寸法は、交差部の内部幅寸法であってもよい。第2内部寸法は、好ましくは、第1内部寸法よりも大きい。第2内部寸法は、例えば、第1内部寸法よりも少なくとも5%大きくてもよい。例えば、特に好ましい実施例では、第2内部寸法は、第1内部寸法よりも30%大きい。
線と斜線との間の角度は、好ましくは、−20°乃至+20°であり、更に好ましくは、−15°乃至+15°である。角度は、例えば、+1°、+10°、+15°、又は+20°であってもよく、又は0°であってもよい。
オフセット距離は、好ましくは、第2内部寸法の少なくとも1%であり、更に好ましくは、第2内部寸法の2%乃至12%である、オフセット距離は、例えば、第2内部寸法の2%、4.5%、12%、又は18%であってもよい。
一つの構成では、交差部の少なくとも二つの部分の各々が、同一平面内にあり且つ一致しない二つの楕円形を形成する楕円形の円弧を描き、楕円形の各々は、第1軸線と平行な短軸及び第3軸線と平行な長軸を有する。好ましくは、楕円形の円弧が形成する楕円形の長軸の、楕円形の円弧が形成する楕円形の短軸に対する比は、少なくとも一つの1.1乃至1である。この比は、例えば、1.5であってもよいし、2.5乃至1であってもよい。
楕円形の円弧が形成する楕円形の長軸の、楕円形の円弧が形成する楕円形の短軸に対する比の値は、交差部の断面を、第2軸線に対して垂直であり、第1通路と交差しない平行な平面上でとった場合、一定でなくてもよい。このようにして、交差部の形状は、第2軸線と平行な方向で変化してもよい。第2通路は、第2軸線を中心として実質的に円筒形であってもよく、楕円形の円弧が形成する楕円形の各々の中心は、第2軸線から、第1軸線と平行な方向にオフセットしている。
本発明の任意の実施例において、交差部の形状は、第2軸線と平行な方向で変化してもよい。例えば、交差部は、更に、第1通路の内壁と隣接した丸みのある領域を含んでもよい。このような丸みのある領域は、第1通路と出会う交差部の縁部を「滑らか」にする。これは、交差部での応力集中を、丸みのある領域を持たない同様の交差部で発生する応力集中と比較して低減するのに役立つ。
丸みのある領域の代りに、又は丸みのある領域に加えて、第1内部寸法を、第2通路と隣接した最小値から、第1通路と隣接した最大値まで増大してもよい。その結果、交差部は、第1及び第2の軸線を含む平面で断面をとったとき、フレア状の即ちテーパした形状を有する。変形例では、第1内部寸法は、第2通路と第1通路との間の交差部の大部分に亘って実質的に一定であってもよい。その結果、交差部は、第1及び第2の軸線を含む平面で断面をとったとき、直線状の壁を持つ形状を有する。別の変形例では、第1内部寸法は、第2通路と隣接した最大値から、交差部の少なくとも一部に亘って減少する。その結果、交差部は、第1及び第2の軸線を含む平面で断面をとったとき、制限された形状を有する。
同様に、第2内部寸法は、第2通路と隣接した最小値から、第1通路と隣接した最大値まで増大してもよい。その結果、交差部は、第1軸線に対して垂直であり且つ第2軸線を含む平面で断面をとったとき、フレア状の即ちテーパした形状を有する。変形例では、第2内部寸法は、第2通路と第1通路との間の交差部の大部分に亘って実質的に一定であってもよい。その結果、交差部は、第1軸線に対して垂直であり且つ第2軸線を含む平面で断面をとったとき、直線状の壁を持つ形状を有する。別の変形例では、第2内部寸法は、第2通路と隣接した最大値から、交差部の少なくとも一部に亘って減少する。その結果、交差部は、第1軸線に対して垂直であり且つ第2軸線を含む平面で断面をとったとき、制限された形状を有する。
第1及び第2の内部寸法の両方が、第2通路と隣接した最小値から第1通路と隣接した最大値まで増大する場合には、交差部の少なくとも一部に亘り、第2内部寸法の増大が第1内部寸法の増大よりも大きいのが好ましい。
本発明の第2の特徴によれば、高圧流体の用途で使用するためのハウジングが提供される。このハウジングには、第1軸線を形成する第1通路と、第2軸線を形成する第2通路とが設けられており、第3軸線が第1軸線及び第2軸線と直交しており、第1通路及び第2通路は、第2通路の一端のところに交差部が形成する開口部のところで交差し、交差部は、第2軸線に対して垂直であり且つ第1通路と交差しない平面で断面をとったとき、交差部の少なくとも二つの部分の各々が、同一平面内にあり且つ一致しない二つの楕円形を形成する楕円形の円弧を描き、楕円形の各々は、第1軸線と平行な短軸及び第3軸線と平行な長軸を有するように賦形されている。好ましくは、楕円形の長軸の楕円形の短軸に対する比は、少なくとも一つの1.1乃至1であり、1.5であってもよいし、2.5乃至1であってもよい。
楕円形の長軸の楕円形の短軸に対する比の値は、交差部の断面を、第2軸線に対して垂直であり、第1通路と交差しない平行な平面上でとった場合、一定でなくてもよい。その結果、交差部の形状は、交差部の形状は、第2軸線と平行な方向で変化してもよい。第2通路は、第2軸線を中心として実質的に円筒形であってもよく、楕円形の各々の中心は、第2軸線から、第1軸線と平行な方向にオフセットしている。
本発明は、交差する二つ又はそれ以上の通路間に高圧流体を通さなければならない場合に適用できる。例えば、本発明によるハウジングは、第1通路が、ポンプのプランジャーを受け入れるための流れ通路を形成し、第2通路が、ボア内への及び/又はボアの外への高圧燃料用流れ通路を形成する、内燃エンジン用の高圧燃料ポンプ用ハウジングの形態をとってもよい。例えば燃料をボアに流入するための入口通路を第2通路が形成し、燃料をボアの外に流出するための出口通路を第3通路が形成するように、上文中に説明したように賦形した交差部で第1通路と出会う第3通路が設けられていてもよい。従って、本発明は、上文中に説明したハウジングを含む燃料ポンプを含む。
本発明の交差部の形状は、ハウジングでの応力集中の低減に関して特に有利である。本出願人は、このような形状により、応力集中の減少が、従来周知の形状の交差部と比較した場合、大幅に改善されるということを示した。
次に、本発明を添付図面を参照して単なる例として説明する。
図1に概略に示すように、本発明の第1実施例では、高圧流体の用途で使用するのに適した金属ハウジング20を含む部品を提供する。ハウジング20には、第1通路100及び第2通路200が設けられている。第1及び第2の通路100、200は全体に円筒形であり、第1通路100のシリンダ軸線と一致する第1軸線P1と、第2通路200のシリンダ軸線と一致する第2軸線P2とを形成する。第1及び第2の軸線P1及びP2は、第1及び第2の軸線P1及びP2と直交する第3軸線P3を形成する。
第1通路100は第2通路200よりも大径であり、第1通路100の拡大チャンバ102を形成するように、通路の端部と隣接した領域が拡径してある。第1通路100及び第2通路200は直交し、交差領域を形成する。以下、これを交差部と呼び、これを図1に参照番号22で示す。交差部22は第1通路100のチャンバ102と隣接して配置され、そのため、第2通路200が第1通路100のチャンバ102内に開放する。
図2、図3、及び図4を参照すると、交差部22は、第1通路100内への非円形の開口部を形成するように賦形されている。換言すると、軸線P2に沿って見たとき(図4でわかるように)、交差部22の形状は、材料を取り除かない場合と同様に円形でないように第1通路100の壁104から材料が取り除いてある。従って、これに関し、交差部22は、第2通路200が第1通路100の壁104内に形成する実際の開口部を含む、材料を取り除いた領域であると定義できる。
次に、交差部22の形状を詳細に説明する。特に図2、図3、及び図4からわかるように、第2通路200の壁202は、円筒形領域204及びフレア状領域206を含む。フレア状領域206は、交差部22の部分を形成し、円筒形領域204から移行部208のところで分かれている。図3に示すように、交差部22は、第1軸線P1と平行な内部高さ寸法D1及び第3軸線P3と平行な内部幅寸法D2に関して説明できる。各寸法D1及びD2は、第2軸線P2を通る任意の点で計測でき、その結果、第1及び第2の寸法D1及びD2は、夫々、移行部208から所与の距離のところで、交差部22の最大内高及び最大内幅をとる。高さ寸法D1及び幅寸法D2は、移行部208のところで実質的に同じ値を持ち、各値は、第2通路200の円筒形部分204の直径とほぼ等しい。
移行部208から遠ざかるに従って、フレア状領域206内の高さ寸法D1及び幅寸法D2は、移行部208のところでの値よりも大きい。交差部22の寸法D1及びD2は、第2軸線P2の方向に沿って第1通路100に向かって移行部208から遠ざかる連続的な点で計測したとき、徐々に大きくなる。
交差部22は、更に、丸みのある領域210を含む。この領域は、第2通路200のフレア状領域206と、第1通路100の壁104との間を延びる。丸みのある領域210内では、寸法D1及びD2の増大率(即ち、移行部208から遠ざかる方向での単位変位当たりの各寸法D1及びD2の相対的増大)が、フレア状領域206での増大率よりも大きい。丸みのある領域210は、交差部22のフレア状領域206の壁212と、第1通路100の壁104との間に滑らかな移行部を提供する。これは、第1軸線P1に対して垂直に切ったハウジングの断面図である図5に示す幅寸法D2でわかる。
図5に最も明瞭に示すように、フレア状領域206の幅寸法D2は、移行部208から丸みのある領域210に向かって移動するに従って、増大の程度が徐々に小さくなっている。添付図面に明瞭には示してないが、フレア状領域206の高さ寸法D1も、同様に、移行部208から丸みのある領域210に向かって移動するに従って、増大の程度が徐々に小さくなっている。
図3を再度参照すると、移行部208と丸みのある領域210の始部との間の高さ寸法D1の増大は、同じ2つの箇所間の幅寸法D2の増大よりも小さい。そのため、交差部22は、第3軸線P3と平行な幅方向に、第1軸線P1と平行な高さ方向におけるよりも大きくフレア状をなしている。図3では、寸法D1aは、高さ方向について、フレア状領域206内の交差部22の壁の、第2通路200の円筒形領域202の壁204を延ばした線204aからのずれを示す。同様に、寸法D2bは、幅方向について、フレア状領域206内の交差部22の壁の、第2通路200の円筒形領域202の壁204を延ばした線204bからのずれを示す。
次に図6を参照すると、この図は、第2軸線P2に対して垂直な、交差部22のフレア状領域206を通る平面での交差部22の断面図であり、フレア状領域206の壁212の第1平坦部分214が楕円形の円弧を描くのがわかる。楕円形の円弧の視覚化を補助するため、円弧が形成する楕円形24を図6に破線で示す。楕円形24の中心26は、第2軸線P2と一致しないが、その代わり、第2軸線P2から、第1軸線P1と平行な方向にオフセットしている。
楕円形24の長軸は第3軸線P3と平行であり、短軸は、第1軸線P1と平行である。第1部分214の壁212が形成する楕円形24のアスペクト比(長軸の短軸に対する比)は、交差部22に亘って変化する。換言すると、楕円形24のアスペクト比は、断面をとった、第2軸線P2に対して垂直な平面の位置で決まる。移行部208と、交差部22が第1通路100の壁104と出会う、移行部208から最も離れた交差部22の縁部との間のほぼ中間の平面である図6に示す断面では、楕円形24のアスペクト比は、約2乃至1である。
フレア状領域206の壁212の第2平坦部分216は、同様に、楕円形の円弧を形成する。第2部分216の円弧が形成する楕円形(図示せず)は、所与の平面で断面をとった場合、壁212の第1部分214の円弧が形成する楕円形24と形状及び大きさがほぼ同じであるが、その中心は第2軸線P2から、第1部分214の円弧が形成する楕円形24の中心から逆方向にオフセットしている。これらの楕円形は、第1軸線P1と平行な方向にオフセットしている。
このようにして、二つの平坦部分214、216が交差部22のフレア状領域206内に提供される。これらの平坦部分214、216は交差部22の両側にあり、第1軸線P1と平行な方向に沿って離間されている。これらの平坦部分214、216は、これらの部分が楕円形を描くことによって、交差部22のフレア状領域206の残りの部分に関して平坦になる。
交差部22のフレア状領域206は、円錐形のテーパや楕円形形状のフレア状を形成する領域とは異なる。これは、理解されるように、フレア状領域206の部分214、216が、同一平面内にあるが一致しない二つの別個の楕円形24(一方だけを図6に示す)を形成するためである。これらの楕円形24の中心は、第2軸線P2によって表される交差部22の中心からオフセットしている。
図4に戻ると、この図にも、丸みのある領域210の壁の平坦部分214aが楕円形の円弧を描くことがわかる。この円弧が描く楕円形24aは、図4に破線で示してある。交差部22の縁部(即ち丸みのある領域210と第1通路100の壁104との間の境界)での、平坦部分214aの円弧が描く楕円形24aのアスペクト比は、5乃至3である。この場合も、楕円形24aの中心26aは、第2軸線P2から、第1軸線P1と平行な方向にオフセットしている。同様に、第2平坦部分216aは、図4に参照番号24aで示す楕円形と形状及び大きさが同じであるが、中心が第2軸線P2から第1軸線P1に沿って逆方向にオフセットした楕円形の円弧を描く。
以上の説明から、交差部22の一方の側の平坦部分は、移行部208から第1通路100の壁104まで延びる連続した表面を形成するということは理解されよう。例えば、フレア状領域206にある、参照番号214を付した平坦部分は、丸みのある領域210にある、参照番号214aを付した平坦部分と連続した表面を形成する。
上文中に言及したように、平坦部分214、214aの円弧が形成する楕円形24、24aのアスペクト比は、楕円形(24、24a)の計測が行われる交差部22内での位置で決まる。しかしながら、一般的には、楕円形24、24aのアスペクト比は、少なくとも1.1乃至1であり、好ましくは、1.5乃至1、及び2.5乃至1である。
平坦部分214、214a、216、216a間の交差部22の形状は、添付図面に示す形状と異なっていてもよい。一般的には、図4に示す側面図、又は図6に示す断面図での交差部22の形状は、一方の平坦部分214、214aから他方の平坦部分216、216aまで延びる滑らかな曲線を描かなければならない。
次に、交差部の形状を、図7を参照して一般的な用語で説明する。図7は、本発明の第2実施例によるハウジングの交差部を示す。図7は、図5に示す平面B−Bと同様の、交差部を通る垂直平面の断面図である。図7では、明瞭化を図るため、ハッチングが省略してある。交差部は、本発明の第1実施例のハウジングの交差部と同様であり、同じ部分について同じ参照番号を使用する。
図7には、交差部の壁212が図7の平面と交差する場所で、壁212が形成する形状を定義するのを補助するため、構造線E、F、G、H、及びJが示してある。交差部は内幅寸法D2及び内高さ寸法D1を有し、これらの寸法は、夫々、図3に示す内幅寸法D2及び内高さ寸法D1と対応する。構造線Eは、水平方向長軸の長さが内幅寸法D2と等しく、垂直方向短軸の長さが内高さ寸法D1と等しい楕円形である。構造線Eの楕円形の中心は、第2軸線P2と一致する点248のところにある。本発明の第1実施例と同様に、第2軸線P2は、第2通路200のシリンダ軸線に沿って延びる。
構造線Fは、構造線Eの楕円形の短軸に沿って延びる垂直線であり、軸線P2を通り、構造線Eの楕円形の短軸の各端の点250のところで構造線Eと出会う。構造線Gは、構造線Eの楕円形の長軸に沿って延びる水平線であり、軸線P2を通り、構造線Eの楕円形の長軸の各端の点252のところで構造線Eと出会う。垂直方向構造線F及び水平方向構造線Gは、交差部を四つの象限に分割する。
図7の交差部の上右側象限を考えると、構造線E及び構造線Fが出会う点250、構造線G及び構造線Eが出会う点252、構造線F及び構造線Gが出会う点248は、矩形Mの三つの頂点を形成する。矩形Mは、構造線Eの楕円形の外側にある点254にある第4の頂点で完成する。
構造線Hは、矩形Mを通って斜め方向に延び、構造線F及び構造線Gが交差する点248及び構造線Eの楕円形の外側にあるコーナー点254を通過する。構造線Jは、構造線F及び構造線Gが出会う点248を通り、構造線Hに関して角度Lを形成する。
図7の断面と交差する場所で交差部の壁212が形成する曲線218は、三次式近似曲線の形態の滑らかな曲線である。曲線218は、構造線F及び構造線Gの夫々が構造線Eと出会う、構造線Eの楕円形の短軸及び長軸の各端の点250、252を通過する。
曲線218は、交差部の各象限内で構造線Eの楕円形形状からずれている。一例として上右側象限を取り上げると、曲線218は、構造線Eの楕円形の外側の点256で構造線Jと交差する。曲線218が構造線Jと交差する点256は、構造線Jが構造線Eと交差する点258から、構造線Eの楕円形の中心から遠ざかる方向にオフセット距離Kだけオフセットしている。曲線218が通る同様の点256は、残りの三つの象限にも形成され、その結果、曲線218は、8つの点250、252、256を通る三次式近似曲線である。
第1実施例におけるのと同様に、交差部の第1及び第2の平坦領域214、216は、上文中に説明したように、楕円形の円弧を形成する。
応力を最適に減少するため、図7に示す角度L及びオフセット距離Kの値を適切に選択できる。本出願人は、オフセット距離Kが内幅寸法D2の2%乃至12%の範囲内にあり、角度Lが−20°乃至+20°の範囲内にある場合、交差部での応力集中を特に有利に減少できるということを確認した。角度Lの符号は、構造線Jが、構造線Hと、構造線Fが構造線Eと出会う点250との間にある場合には正であり、構造線Jが、構造線Hと、構造線Gが構造線Eと出会う点252との間にある場合には負である。
更に、内幅寸法D2の値は、内高さ寸法D1よりも大きいのが望ましい。
図7に示す実施例では、角度Lの値は+1°であり、オフセット距離Kは内幅寸法D2の2%に等しく、内幅寸法D2は、内高さ寸法D1の1.3倍である。
本発明による交差部形状の別の例を図8a乃至図8eに示す。上文中に説明したのと同様の部分及び構造線には同じ参照番号又は参照符号が付してある。
図8aは、本発明の第3実施例によるハウジングの交差部を示し、オフセット距離Kは内幅寸法D2の4.5%であり、角度Lは10°である。
図8bは、本発明の第4実施例によるハウジングの交差部を示し、オフセット距離Kは内幅寸法D2の12%であり、角度Lは1°である。
図8cは、本発明の第5実施例によるハウジングの交差部を示し、オフセット距離Kは内幅寸法D2の5%であり、角度Lは−15°である。
図8dは、本発明の第6実施例によるハウジングの交差部を示し、オフセット距離Kは内幅寸法D2の2%であり、角度Lは20°である。
図8eは、本発明の第7実施例によるハウジングの交差部を示し、オフセット距離Kは内幅寸法D2の18%であり、角度Lは1°である。オフセット距離Kが、上文中に言及した2%乃至12%の範囲の外にあるが、図8eの交差部は、それでも、従来の交差部形状と比べると、交差部での応力を減少する。
図7及び図8a乃至図8eでは、曲線218は、第2軸線P2と一致する平面内回転軸線を中心として対称である。必ずしも対称でなくてもよい。その代わりに、交差部の各象限が、角度L及びオフセット距離Kについて、一つ又はそれ以上の他の象限における対応する値と異なる値をもっていてもよい。例えば、上側の二つの象限が、角度L及びオフセット距離Kについて第1の値を有するのに対し、下側の二つの象限が角度L及びオフセット距離Kについて、第1の値と異なる第2の値をもっていてもよい。このようにして、交差部は、構造線F及び第2軸線P2を含む垂直平面で鏡像対称であるが、水平平面では鏡像対称でない。
図7を参照して説明した本発明の実施例は、本発明の第1実施例と同様に、楕円形の円弧を形成する平坦領域214、216を有するが、角度L及びオフセット距離Kについての特定の値を選択することにより、交差部形状を、図8a及び図8bにおけるように、及び特定的には図8Eにおけるように、楕円形の円弧を描かない平坦領域を持つようにしてもよい。それにも関わらず、本出願人は、楕円形の円弧を描く平坦領域を持たないこのような交差部形状は、従来の形状の交差部と比べると応力集中を低減する上で有利であるということを示す。
本発明の第1及び第2の実施例は、上文中に説明したように、幅方向及び高さ方向の両方向でフレア状になった交差部を持つハウジングを有するが、本発明は、これらの方向のうちの一方又は他方の方向でフレア状になっていてもよい。例えば、本発明の第8実施例では、図9a及び図9bを参照して以下に説明するように、交差部が幅方向にだけフレア状になったハウジングを提供する。これらの図では、上文中に説明した特徴について使用したのと同様の参照番号を使用する。
図9aは、本発明の第8実施例のハウジングの交差部の、図2に示すA−A平面と同様の、交差部を通る水平平面での断面図である。図9bは、同じ交差部の、図2に示すC−C平面と同様の、交差部を通る垂直平面での断面図である。
図9aに示すように、内部幅寸法D2の値は、第2軸線P2の方向に沿って第1通路100に向かって移行部208から遠ざかる連続的な点で計測したとき、徐々に大きくなる。かくして、交差部は幅方向でフレア状になっている。しかしながら、図9bに示すように、内部高さ寸法D1の値は、交差部全体に亘って実質的に一定である。従って、交差部の高さ寸法D1は、第2通路200の直径と等しく、交差部は高さ方向でフレア状になっていない。その代わり、高さ方向で直線状の側部を有する。上文中に説明したように、交差部は、交差部に尖った縁部が形成されないように、第1通路100の壁104と隣接して、丸みのある領域210を有する。
本発明の第9実施例によれば、図10a及び図10bに示す交差部を持つハウジングが提供される。交差部は、上文中に説明したのと同様であり、同様の特徴について使用したのと同様の参照番号を使用する。図10aは、図2に示すA−A平面と同様の水平平面での交差部の断面図であり、図10bは、図2に示すC−C平面と同様の垂直平面での交差部の断面図である。
図10aに示すように、交差部の内部幅寸法D2は、交差部全体に亘って実質的に一定であり、第2通路200の直径と等しい。かくして、交差部は、幅方向に直線状の側部を有する。図10bに示すように、内部高さ寸法D1の値は、第2軸線P2の方向に沿って第1通路100に向かって移行部208から遠ざかる連続的な点で計測したとき、減少する。かくして、交差部は高さ方向で制限されている、即ち交差部の高さは、移行部208から第1通路100に向かうにつれて減少する。上文中に説明したように、交差部は、交差部に尖った縁部が形成されないように、通路100の壁104と隣接して丸みのある領域210を有する。
別の例では、本発明の第10実施例によれば、図11a及び図11bに示す交差部を持つハウジングが提供される。上文中に説明したのと同様であり、同様の特徴について使用したのと同様の参照番号を使用する。図11aは、図2に示すA−A平面と同様の水平平面での交差部の断面図であり、図11bは、図2に示すC−C平面と同様の垂直平面での交差部の断面図である。
図11aに示すように、交差部の内部幅寸法D2の値は、第2軸線P2の方向に沿って第1通路100に向かって移行部208から遠ざかる連続的な点で計測したとき、減少する。同様に、交差部の内部高さ寸法D1の値は、第2軸線P2の方向に沿って第1通路100に向かって移行部208から遠ざかる連続的な点で計測したとき、減少する。かくして、交差部は、幅方向及び高さ方向の両方向で制限されている、即ち交差部の幅及び高さは、移行部208から第1通路100に向かうにつれて減少する。上文中に説明したように、交差部は、交差部に尖った縁部が形成されないように、通路100の壁104と隣接して丸みのある領域210を有する。
交差部は、所与の用途について交差部での応力を最小にするように、フレア状形状、直線状形状、又は高さ方向及び幅寸法で寸法が制限された形状の任意の組み合わせ形状を備えていてもよい。本出願人は、高さ方向で側部が直線状の交差部を提供することにより、交差部の破壊に対する抵抗を改善するということを観察した。本明細書中に説明した組み合わせは単なる例示である。
本発明は、燃料を高圧で圧送するための金属製ポンプハウジングとして使用するのに特に適している。その場合、第1通路は、ポンプのプランジャーが内部で往復動するプランジャーボアを形成し、第2通路は、ポンプの入口通路又は出口通路を形成する。しかしながら、本発明は、この他の液圧の用途で使用してもよく、確かに、交差する二つの通路間での応力集中をなくすのが望ましい任意の用途で使用してもよい。
以上説明した実施例に、本発明の利点を損なうことなく、幾つかの変更を行うことができる。例えば、第1及び第2の通路は、必ずしも直交していなくてもよく、異なる角度で交差していてもよい。通路をドリルで形成してもよいし、浸蝕や成形等の他の手段で形成してもよい。ハウジングに二つ以上の通路を形成してもよく、上文中に説明した交差部を、一つの通路が別の通路と交差する全ての場所に設けてもよく、又はハウジング内で高圧を使用できるようにする上で必要な全ての場所に設けてもよい。
次に、ハウジングの二つの通路間に本発明に従って交差部を形成する一つの可能な方法を説明する。通路は、従来の方法を使用して、例えばドリルによって形成してもよい。次いで、当該技術分野で一般的に周知の電気化学的研磨(ECM)プロセスによって通路間の交差部を賦形する。このプロセスを簡単に説明する。
最初に、予め賦形した電極工具(カソードとして機能する)をハウジングに導入する。次いで、電気分解プロセスで、ハウジング(アノード)の金属のアノード電気化学的溶解を制御下で行う。電流密度が高く且つ電圧が低い直流を、金属製ハウジングと工具との間に通し、金属表面をデプレーティング(deplating) 反応で溶解して金属イオンにする。これにより、工具の形状が金属製部品にほぼ複写される。電解質を電極間隙間に高速で圧送し、アノードの近くでの質量/電荷伝達を強め、隙間で発生するスラッジ(溶解生成物)を除去する。製造中にハウジングを例えば浸炭によって熱処理する場合には、ECMプロセスは、熱処理前に行ってもよいし、熱処理後に行ってもよい。
図12は、本発明の第8実施例のハウジングの交差部の賦形に適したECM電極300を示す。電極300は、その長さに沿って実質的に均等な直径を持つ主電極ステム302と、電極300のテーパした即ちフレア状になった部分306を持つ拡径電極へッド304とを含む。電極300のへッド304は、幅方向にだけフレア状になっており、高さ方向にはフレア状になっておらず(図12で垂直方向に示すように)、そのため、電極300のへッド304は、比較的長く且つ平行な二つの縁部310、312と、比較的短い凸状に湾曲した二つの縁部314、316を持つ全体に矩形の形状を形成する。
電極300は、更に、電極300の表面の大部分を覆う絶縁スリーブ308を含む。使用では、絶縁スリーブ308は、ハウジング表面の、機械加工を必要としない隣接した領域がECM溶解しないようにする。凸状に湾曲した縁部314、316と隣接した二つの側部分(一方に参照番号318が付してある)は、絶縁スリーブ308によって覆われておらず、これらの領域318と隣接したハウジング表面の機械加工を可能にする。
交差部を賦形するため、電極300のステム302は、電極300の長さ方向軸線Nが、図3の軸線P2と等しいハウジングの第2通路のシリンダ軸線と同軸であるようにハウジングの第2通路内に受け入れられる。
露呈された領域318によって、交差部は、ECMプロセス中、図9a及び図9bに示すように、幅方向にフレア状になっているが高さ方向では直線状のままのの交差部を形成するように、選択的に機械加工される。幾つかのECM溶解は、電流及び電極300の周囲の電解質の立体的な流れによって行われるため、交差部は、上文中に説明した楕円形の円弧を形成する平坦領域を持つ特徴的形状をとる。
図1は、本発明の第1実施例による、ハウジング内の通路の交差部の斜視図である。 図2は、図1の交差部の詳細斜視図である。 図3は、図1の交差部の更に詳細な斜視図である。 図4は、図1の交差部の側面図である。 図5は、図1の交差部の形状を示す、水平平面での断面図である。 図6は、図1の交差部の近傍の垂直平面での断面図である。 図7は、構造線を示す、本発明の第2実施例によるハウジングの交差部の近傍の垂直平面での断面図である。 図8aは、本発明の第3実施例によるハウジングの交差部の、図7と同様の断面図である。 図8bは、本発明の第4実施例によるハウジングの交差部の、図7と同様の断面図である。 図8cは、本発明の第5実施例によるハウジングの交差部の、図7と同様の断面図である。 図8dは、本発明の第6実施例によるハウジングの交差部の、図7と同様の断面図である。 図8eは、本発明の第7実施例によるハウジングの交差部の、図7と同様の断面図である。 図9aは、本発明の第8実施例によるハウジングの交差部の、水平平面での断面図である。 図9bは、図9aの交差部の垂直平面での断面図である。 図10aは、本発明の第9実施例によるハウジングの交差部の、水平平面での断面図である。 図10bは、図10aの交差部の垂直平面での断面図である。 図11aは、本発明の第10実施例によるハウジングの交差部の、水平平面での断面図である。 図11bは、図11aの交差部の垂直平面での断面図である。 図12は、図9a及び図9bに示す交差部の製造で使用するための電極の斜視図である。
符号の説明
20 金属ハウジング
22 交差部
100 第1通路
102 拡大チャンバ
104 壁
200 第2通路
202 壁
204 円筒形領域
206 フレア状領域
208 移行部
P1 第1軸線
P2 第2軸線
P3 第3軸線

Claims (27)

  1. 高圧流体の用途で使用するためのハウジング(20)において、
    第1軸線(P1)を形成する第1通路(100)と、
    第2軸線(P2)を形成する第2通路(200)と
    を備え、
    第3軸線(P3)が前記第1軸線(P1)及び前記第2軸線(P2)と直交しており、
    前記第1通路(100)及び前記第2通路(200)は、前記第2通路(200)の一端のところの交差部(22)が形成する開口部のところで交差し、
    前記交差部(22)は、前記第1軸線(P1)と平行な第1内部寸法(D1)及び前記第3軸線(P3)と平行な第2内部寸法(D2)を形成し、
    前記交差部(22)は、前記第2軸線(P2)に対して垂直であり且つ前記第1通路(100)と交差しない平面で断面をとったとき、
    前記第2軸線(P2)を中心とした、長軸(G)の長さが前記第2内部寸法(D2)と等しく且つ短軸(F)の長さが前記第1内部寸法(D1)と等しい、平面内の楕円形(E)と、
    前記第1軸線(P2)上の第1頂点(248)、前記楕円形(E)の短軸(F)の一端の第2頂点(250)、前記楕円形(E)の長軸(G)の一端の第3頂点(252)、及び前記楕円形(E)の外側の第4頂点(254)を持つ矩形(M)と、
    前記第1頂点(248)及び前記第4頂点(254)を通る斜線(H)と
    を形成するように形作られており、
    前記交差部(22)の壁(212)が描く曲線(218)が、前記矩形(M)の前記第2頂点(250)及び前記第3頂点(252)と、前記楕円形(E)の外側にあり且つ前記矩形(M)の第1頂点(248)から、前記斜線(H)に対して角度(L)をなして延びる線(J)上にある点(256)とを通過し、
    前記点(256)は、前記線(J)と前記楕円形(E)との交点(258)から、オフセット距離(K)だけずれている、ハウジング。
  2. 請求項1に記載のハウジングにおいて、前記曲線(218)は、三次式近似曲線である、ハウジング。
  3. 請求項1又は2に記載のハウジングにおいて、前記第2内部寸法(D2)は、前記第1内部寸法(D1)よりも大きい、ハウジング。
  4. 請求項3に記載のハウジングにおいて、前記第2内部寸法(D2)は、前記第1内部寸法(D1)よりも少なくとも5%大きい、ハウジング。
  5. 請求項4に記載のハウジングにおいて、前記第2内部寸法(D2)は、前記第1内部寸法(D1)よりも30%大きい、ハウジング。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記角度(L)は、−20°乃至+20°である、ハウジング。
  7. 請求項6に記載のハウジングにおいて、前記角度(L)は0°である、ハウジング。
  8. 請求項6に記載のハウジングにおいて、前記角度(L)は+1°である、ハウジング。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記オフセット距離(K)は、前記第2内部寸法(D2)の少なくとも1%である、ハウジング。
  10. 請求項9に記載のハウジングにおいて、前記オフセット距離(K)は、前記第2内部寸法(D2)の2%乃至12%である、ハウジング。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記交差部(22)の少なくとも二つの部分(214、216)の各々が、同一平面内にあり且つ一致しない二つの楕円形(24)を形成する楕円形の円弧を描き、前記楕円形(24)の各々は、前記第1軸線(P1)と平行な短軸及び前記第3軸線(P3)と平行な長軸を有する、ハウジング。
  12. 請求項11に記載のハウジングにおいて、前記楕円形(24)の前記長軸の前記楕円形(24)の前記短軸に対する比は、少なくとも一つの1.1乃至1である、ハウジング。
  13. 請求項11又は12に記載のハウジングにおいて、前記楕円形(24)の前記長軸の前記楕円形(24)の前記短軸に対する比の値は、前記交差部(22)を、前記第2軸線(P2)に対して垂直であり、前記第1通路(100)と交差しない平行な平面上で断面をとった場合、一定でない、ハウジング。
  14. 請求項11、12、又は13に記載のハウジングにおいて、前記第2通路(200)は、前記第2軸線(P2)を中心として実質的に円筒形であり、前記楕円形(24)の各々の中心(26)は、前記第2軸線(P2)から、前記第1軸線(P1)と平行な方向にオフセットしている、ハウジング。
  15. 請求項1乃至14のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、 前記交差部は、更に、前記第1通路(100)の内壁(104)と隣接した丸みのある領域(210)を含む、ハウジング。
  16. 請求項1乃至15のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記第1内部寸法(D1)は、前記第2通路(200)と隣接した最小値から、前記第1通路(100)と隣接した最大値まで増大する、ハウジング。
  17. 請求項1乃至15のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記第1内部寸法(D1)は、前記第2通路(200)と前記第1通路(100)との間の前記交差部(22)の大部分に亘って実質的に一定である、ハウジング。
  18. 請求項1乃至15のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記第1内部寸法(D1)は、前記第2通路(200)と隣接した最大値から、前記交差部(22)の少なくとも一部に亘って減少する、ハウジング。
  19. 請求項1乃至18のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記第2内部寸法(D2)は、前記第2通路(200)と隣接した最小値から、前記第1通路(100)と隣接した最大値まで増大する、ハウジング。
  20. 請求項19に記載のハウジングにおいて、前記交差部(22)の少なくとも一部に亘り、前記第2内部寸法(D2)の増大は、前記第1内部寸法(D1)の増大よりも大きい、ハウジング。
  21. 請求項1乃至18のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記第2内部寸法(D2)は、前記第2通路(200)と前記第1通路(100)との間の前記交差部(22)の大部分に亘って実質的に一定である、ハウジング。
  22. 請求項1乃至18のうちのいずれか一項に記載のハウジングにおいて、前記第2内部寸法(D2)は、前記第2通路(200)と隣接した最大値から、前記交差部(22)の少なくとも一部に亘って減少する、ハウジング。
  23. 高圧流体の用途で使用するためのハウジング(20)において、
    第1軸線(P1)を形成する第1通路(100)と、
    第2軸線(P2)を形成する第2通路(200)と
    を備え、
    第3軸線(P3)が前記第1軸線(P1)及び前記第2軸線(P2)と直交しており、
    前記第1通路(100)及び前記第2通路(200)は、前記第2通路(200)の一端のところに交差部(22)が形成する開口部のところで交差し、
    前記交差部(22)は、前記第2軸線(P2)に対して垂直であり且つ前記第1通路(100)と交差しない平面で断面をとったとき、前記交差部(22)の少なくとも二つの部分(214、216)の各々が、同一平面内にあり且つ一致しない二つの楕円形(24;24a)を形成する楕円形の円弧を描き、前記楕円形(24;24a)の各々は、前記第1軸線(P1)と平行な短軸及び前記第3軸線(P3)と平行な長軸を有するように形作られている、ハウジング。
  24. 請求項23に記載のハウジングにおいて、前記楕円形(24;24a)の前記長軸の前記楕円形(24;24a)の前記短軸に対する比は、少なくとも一つの1.1乃至1である、ハウジング。
  25. 請求項23又は24に記載のハウジングにおいて、前記楕円形(24;24a)の前記長軸の前記楕円形(24;24a)の前記短軸に対する比の値は、前記交差部(22)を、前記第2軸線(P2)に対して垂直であり、前記第1通路(100)と交差しない平行な平面上で断面をとった場合、一定でない、ハウジング。
  26. 請求項23、24、又は25に記載のハウジングにおいて、前記第2通路(200)は、前記第2軸線(P2)を中心として実質的に円筒形であり、前記楕円形(24;24a)の各々の中心(26)は、前記第2軸線(P2)から、前記第1軸線(P1)と平行な方向にオフセットしている、ハウジング。
  27. 請求項1乃至26のうちのいずれか一項に記載のハウジングを含む燃料ポンプ。
JP2007305208A 2006-11-27 2007-11-27 交差通路を持つハウジング Active JP4801653B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP06256052A EP1927751B1 (en) 2006-11-27 2006-11-27 Housing with intersecting passages
EP06256052.9 2006-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008133831A true JP2008133831A (ja) 2008-06-12
JP4801653B2 JP4801653B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=37944364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007305208A Active JP4801653B2 (ja) 2006-11-27 2007-11-27 交差通路を持つハウジング

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7607458B2 (ja)
EP (1) EP1927751B1 (ja)
JP (1) JP4801653B2 (ja)
AT (1) ATE422615T1 (ja)
DE (1) DE602006005169D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528079A (ja) * 2008-07-14 2011-11-10 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 高圧供給部を備えた燃料インジェクタ
KR20180052668A (ko) * 2015-09-11 2018-05-18 델피 테크놀로지스 아이피 리미티드 연료 펌프 하우징

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008035356A1 (de) * 2008-07-29 2010-02-04 Robert Bosch Gmbh Ventilgehäuse
DE102008050859A1 (de) * 2008-10-08 2010-04-15 Hirschvogel Umformtechnik Gmbh Hochdruckdieseleinspritzteil
EP2320084B1 (en) * 2009-11-06 2012-09-12 Delphi Technologies Holding S.à.r.l. Housing with intersecting passages for high pressure fluid applications
DE102010028046A1 (de) * 2010-04-21 2011-10-27 Robert Bosch Gmbh Hochdruckpumpe
JP5295316B2 (ja) * 2011-06-22 2013-09-18 三菱電機株式会社 流体噴射弁による噴霧生成方法、流体噴射弁及び噴霧生成装置
AT512893B1 (de) * 2013-02-05 2013-12-15 Bosch Gmbh Robert Bauelement mit ineinandermündenden Hochdruckbohrungen
DE102013225387A1 (de) * 2013-12-10 2015-06-11 Robert Bosch Gmbh Verbindungsbereich zwischen einem Hochdruckkanal und einer Hochdruckkammer und Kraftstoffeinspritzkomponente mit einem Verbindungsbereich
US20170082103A1 (en) * 2014-05-23 2017-03-23 Fmc Technologies, Inc. Reciprocating pump with improved fluid cylinder cross-bore geometry
US10302078B2 (en) * 2015-11-20 2019-05-28 Valtek Industries, Inc. Modified bores for a reciprocating high pressure fluid pump
JP6794900B2 (ja) * 2017-03-30 2020-12-02 株式会社デンソー 流体通路装置の製造方法および流体通路装置
DE102019216166A1 (de) * 2019-10-21 2021-04-22 Robert Bosch Gmbh Innendruckbelastetes Bauteil, insbesondere für die Kraftstoffeinspritzung bei einem Verbrennungsmotor

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320535A (ja) * 1989-06-15 1991-01-29 Hitachi Cable Ltd 部分可撓性配管材
JPH0666223A (ja) * 1990-03-29 1994-03-08 Cummins Engine Co Inc 燃料噴射弁及びその製造方法
WO2005065235A2 (en) * 2003-12-24 2005-07-21 Cummins, Inc. A juncture for a high pressure fuel system
JP2006194173A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Denso Corp 燃料噴射弁

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5269650A (en) * 1992-10-16 1993-12-14 Benson Steven R Uniform flow exhaust gas transfer pipe
GB2285096B (en) * 1993-12-27 1997-12-03 Caterpillar Inc Method of operating a high-pressure apparatus such as a fuel injector
GB2296039A (en) * 1994-12-16 1996-06-19 Perkins Ltd Stress reduction at a high pressure fluid passage junction
JP3525883B2 (ja) * 1999-12-28 2004-05-10 株式会社デンソー 燃料噴射ポンプ
US6382940B1 (en) * 2000-07-18 2002-05-07 George H. Blume High pressure plunger pump housing and packing

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320535A (ja) * 1989-06-15 1991-01-29 Hitachi Cable Ltd 部分可撓性配管材
JPH0666223A (ja) * 1990-03-29 1994-03-08 Cummins Engine Co Inc 燃料噴射弁及びその製造方法
WO2005065235A2 (en) * 2003-12-24 2005-07-21 Cummins, Inc. A juncture for a high pressure fuel system
JP2006194173A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Denso Corp 燃料噴射弁

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528079A (ja) * 2008-07-14 2011-11-10 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 高圧供給部を備えた燃料インジェクタ
KR20180052668A (ko) * 2015-09-11 2018-05-18 델피 테크놀로지스 아이피 리미티드 연료 펌프 하우징
KR102615444B1 (ko) 2015-09-11 2023-12-19 델피 테크놀로지스 아이피 리미티드 연료 펌프 하우징

Also Published As

Publication number Publication date
ATE422615T1 (de) 2009-02-15
DE602006005169D1 (de) 2009-03-26
US7607458B2 (en) 2009-10-27
JP4801653B2 (ja) 2011-10-26
EP1927751B1 (en) 2009-02-11
EP1927751A1 (en) 2008-06-04
US20080282879A1 (en) 2008-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4801653B2 (ja) 交差通路を持つハウジング
EP1888286B1 (en) Machining method
JP2001295723A (ja) 蓄圧式燃料噴射装置
JP2003336560A (ja) 接続頭部を有する高圧燃料噴射管
CN103994259B (zh) 隔膜阀壳体以及用于生产隔膜阀壳体的方法
US20170274451A1 (en) Electrochemical machining inner contours of gas turbine engine components
CN110340469B (zh) 气液组合电极及电解加工方法
EP1780415B1 (en) A component for high-pressure fluid applications and method for its manufacture
CN104741711B (zh) 不对称深度微沟槽电极及应用其放电加工微弯孔的方法
JP2003512559A (ja) 燃料高圧アキュムレータの製作法
US20110005077A1 (en) Method of Machining Orifice and Press-Working Method
JP4500812B2 (ja) 燃料噴射器用の開口板とその形成方法
JP2003512560A (ja) 燃料高圧アキュムレータ及び燃料高圧アキュムレータを製造する方法
EP3141728A1 (en) Internal combustion engine
KR102012546B1 (ko) 연료분사 미터링 장치, 연료분사 노즐, 연료분사 미터링 장치 제조용 몰드 및 연료분사 미터링 장치의 제조 방법
CN110719824B (zh) 电解加工方法、开孔构件的制造方法、加工用电极以及电解加工系统
CN110756923A (zh) 提高腰形槽加工效率的方法及其应用
EP2299102A1 (en) High-pressure fuel accumulator for common-rail injection systems
US20220032425A1 (en) Method for surface processing of a component by flow grinding
US6851451B2 (en) Method and apparatus for manufacturing a valve body
JP4645694B2 (ja) 電解加工方法
CN108942111A (zh) 一种阀芯及阀芯制造方法
JP2005288659A (ja) 電解加工方法及び電解加工装置
RU2221676C2 (ru) Способ электроэрозионной обработки ротора (или соплового блока) турбины и приспособление для осуществления способа
KR20180052668A (ko) 연료 펌프 하우징

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080711

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110805

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4801653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250