JP2008132813A - 歩行型作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作レバー用の表示面による見通しの悪化を極力回避しながら、広い面積の表示面を備えさせることができる歩行型作業機を提供する。
【解決手段】 左右一対の車体前後向きのバーハンドル11,11を有した操縦ハンドルと、バーハンドル11に揺動操作自在に支持された操作レバー31,34とを備えている。操作レバー31,34のレバーガイド41,44に、操作レバー31,34の操作位置を表示する表示面64,74を、車体内方側ほど低い配置高さに位置した傾斜状態で備えてある。
【選択図】 図7

Description

本発明は、左右一対の車体前後向きのバーハンドルを有した操縦ハンドルと、前記バーハンドルに揺動操作自在に支持された操作レバーとを備えた歩行型作業機に関する。
上記した歩行型作業機として、従来、たとえば特許文献1に示されたものがあった。特許文献1に示された歩行型作業機は、左右一対のハンドル杆本体(バーハンドルに相当)を有した操縦ハンドルを備えている。操縦ハンドルは、一方のハンドル杆本体に揺動操作自在に支持されたブレーキレバー(操作レバーに相当)と、ブレーキレバーが挿通したカバーとを備えている。ブレーキレバーは、カバーの第2ガイド溝に沿わせて揺動操作され、カバーは、レバーガイドになっている。
特開平10−53168号公報(段落〔0016〕、〔0018〕、図1,6,8)
この種の歩行型作業機において、一般に、操作レバーの操作位置の認識が容易となるよう、操作レバーの操作位置を表示する表示面を操作レバーのレバーガイドに設ける。表示面として機体横方向に水平な表示面を採用すれば、表示面を見やすくすると、操縦ハンドルの下方を見通す際、レバーガイドが障害物になりやすくなる。
すなわち、表示面を見やすくするほど、表示面の面積が大になる。機体横方向に水平な状態にある表示面の面積が大になれば、たとえば、操縦ハンドルの上方から圃場面を見る際、表示面で隠れて見にくくなる圃場面部分が広くなる。
本発明の目的は、操作レバー用の前記表示面による見通しの悪化を極力回避しながら、広い面積の表示面を備えさせることができる歩行型作業機を提供することにある。
本第1発明は、左右一対の車体前後向きのバーハンドルを有した操縦ハンドルと、前記バーハンドルに揺動操作自在に支持された操作レバーとを備えた歩行型作業機において、
前記操作レバーのレバーガイドに、前記操作レバーの操作位置を表示する表示面を、車体内方側ほど低い配置高さに位置した傾斜状態で備えてある。
本第1発明の構成によると、表示面を見やすいようにその面積を広くしても、表示面が前記傾斜状態にあることから、表示面の機体上下方向視での機体横方向での大きさを極力小に済ませることができる。すなわち、たとえば、操縦ハンドルの上方から圃場面を見る際、表示面に隠れて見えにくくなる圃場面部分が極力小になる。
これにより、操作レバーの操作位置を見やすい表示面によって正確かつ容易に認識して操作を精度よく迅速に行うことができ、しかも、表示面が見通しの障害になりにくくて作業状況などを正確かつ容易に知りながら作業をすることができるよう操作面でも作業面でも優れた歩行型作業機を得ることができる。
本第2発明は、本第1発明の構成において、前記レバーガイドの車体後方側に、エンジン停止操作スイッチを備えたスイッチ操作盤を、車体後方側ほど低い配置高さに位置した傾斜状態で設けてある。
本第2発明の構成によると、スイッチ操作盤の傾斜により、エンジン停止スイッチを操縦ハンドルの後方から操作しやすいよう後方上方向きの姿勢にすることができる。
これにより、エンジン停止スイッチを迅速かつ正確に操作することができる。
本第3発明は、本第1又は第2発明の構成において、前記操縦ハンドルを上下角変更不能に固定するロック状態と、前記操縦ハンドルの上下角変更を許容するロック解除状態とに切り換え自在なハンドルロック機構を設け、前記ハンドルロック機構をロック状態とロック解除状態とに切り換え操作する操作具を、前記バーハンドルの握り部付近に配置してある。
本第3発明の構成によると、操縦ハンドルの上げ下げ操作による車体の傾斜操作を迅速かつ楽に行うことができる。
すなわち、操縦ハンドルを下げ操作し、車体を進行方向での前方側が対地上昇するよう傾斜させる際、操縦ハンドルの車体に対する上向き角を大にすると、作業者は前かがみ姿勢をとる必要を無くしたり、少なくしたりして楽に操縦ハンドルを下げ操作することができる。操縦ハンドルの上向きを車体傾斜操作時の大角度と作業時の小角度とに変更するに当たり、ハンドルロック機構をロック状態とロック解除状態とに切り換え操作する。このとき、ハンドルロック機構の切り換え操作のための操作具をバーハンドルの握り部付近に配置してあることから、操縦ハンドルの握り部を支持したままの手の指で操作具を操作して迅速に変更することができる。
これにより、旋回時における車体の傾斜操作を迅速かつ楽に行って作業を能率よく楽に行える歩行型作業機を得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る歩行型トラクタの全体側面図である。図2は、本発明の実施例に係る歩行型トラクタの全体側面図である。これらの図に示すように、本実施例の歩行型トラクタは、左右一対の駆動自在なタイヤ車輪1,1によって自走する自走車体と、この自走車体の車体フレーム2の後端側の上部にハンドル支持枠3を介して連結されたバー型の操縦ハンドル10と、前記車体フレーム2の後端部に設けたヒッチ4とを備えている。
この歩行型トラクタは、自走車体の後部に前記ヒッチ4を介してロータリ耕耘装置(図示せず)を連結し、このロータリ耕耘装置にミッションケース5からエンジン6の駆動力を伝達するように構成して、歩行型耕耘機を構成するなど、自走車体の後部に各種の作業装置を連結して各種の歩行型作業機を構成する。
自走車体についてさらに詳述する。
前記車体フレーム2は、左右一対の車軸7,7を下部に駆動自在に備えた前記ミッションケース5と、このミッションケース5の前部から車体前方向きに延出したエンジン搭載フレーム8とを備えて構成してある。エンジン搭載フレーム8は、前記エンジン6を支持している。ミッションケース5は、エンジン6の出力軸6aからの駆動力をベルトテンションクラッチで成る主クラッチ9を介して入力軸5aに入力し、この入力軸5aの駆動力をミッションケース内に位置する走行ミッション(図示せず)を介して前記左右一対の車軸7,7に伝達する。
図1,3に示すように、前記操縦ハンドル10は、左右一対の車体前後向きのバーハンドル11,11と、この左右一対のバーハンドル11,11の前端部を連結する車体横向きの連結バー12と、連結バー12の両端側に設けた補強ステー14と、連結バー12および補強ステー14を覆うハンドルカバー13とを備えている。図3では、ハンドルカバー13は、二点鎖線で示されている。左右一対のバーハンドル11,11と連結バー12とは、車体上下方向視で車体後方向きに開口したほぼコ字形に屈曲成形した一本の丸形鋼管材によって構成してある。操縦ハンドル10は、前記連結バー12の中間部で前記ハンドル支持枠3の後端部に連結している。連結バー12の両端側の前記連結ステー14は、バーハンドル11の前端部と連結バー12の端部とにわたって連結され、連結バー12とバーハンドル11との連結強度を向上させている。
前記ハンドル支持枠3の前端部は、車体上下向きの軸芯P1(図1,2参照)まわりに回動調節自在にミッションケース5に支持されている。図1に実線で示す操縦ハンドル10は、後向き取り付け状態を示す。図1に二点鎖線で示す操縦ハンドル10は、前向き取り付け状態を示す。この図に示すように、操縦ハンドル10は、前記軸芯P1まわりにハンドル支持枠3と共に回動調節されることにより、ミッションケース2から車体後方向きに延出した後向き取り付け状態と、ミッションケース2から車体前方向きに延出した前向き取り付け状態とに切り換えて使用できる。
図1,3に示すように、前記ハンドル支持枠3は、車体側支持枠3aと、この車体側支持枠3aとは別部材に構成されたハンドル側支持枠3bとを備えて構成してある。車体側支持枠3aは、ミッションケース5に前記軸芯P1まわりに回動調節自在に支持されている。ハンドル側支持枠3bは、これの一端側に位置した連結軸15を介して前記車体側支持枠3aに回動自在に連結され、他端側に配置した連結部で操縦ハンドル10の連結バー12に連結されている。
図1に示すように、前記車体側支持枠3aと前記ハンドル側支持枠3bとにわたってハンドルロック機構20を設けてある。図6は、ハンドルロック機構20の側面図である。この図に示すように、ハンドルロック機構20は、前記車体側支持枠3aの後端部に固定されたロック板21と、前記ハンドル側支持枠3bの後端部に固定のピンホルダ22に保持されたロックピン23と、前記ピンホルダ22に収容されたロックバネ24とを備えている。ロックピン23は、これの先端部23aがロック板24に車体上下方向に並べて設けた複数のピン孔25に係入するよう前記ロックバネ24によって摺動付勢されている。ロックピン23の先端部23aが複数のピン孔23のいずれかに係入されると、ハンドルロック機構20は、ロックピン23とロック板21との係合によってハンドル側支持枠3bの車体側支持枠3aに対する上下揺動を不能にし、これによって操縦ハンドル10の上下揺動を不能にするようロック状態になる。ロックピン23がロックバネ24に抗して摺動操作され、ロックピン23の先端部23aがピン孔25から抜け外れると、ハンドルロック機構20は、ハンドル側支持枠3bの車体側支持枠3aに対する上下揺動を許容し、これによって操縦ハンドル10の上下揺動を許容するようロック解除状態になる。
つまり、操縦ハンドル10は、これの左右一対の握り部11a,11aの自走車体に対する高さが高くなった状態や低くなった状態に調節して使用することができる。
すなわち、前記ハンドルロック機構20をロック解除状態に切り換え操作する。操縦ハンドル10のハンドルロック機構20による上下揺動ロックが解除されると、操縦ハンドル10をハンドル側支持枠3bと共に連結軸15の軸芯まわりに上下に揺動調節する。この後、前記ハンドルロック機構20をロック状態に切り換え操作し、操縦ハンドル10をハンドルロック機構20によって上下揺動ロックされた状態にする。すると、操縦ハンドル10は、これのミッションケース5に対する上向き角が大になって左右一対の握り部11a,11aの自走車体に対する高さが高くなった取り付け状態になったり、操縦ハンドル10のミッションケース5に対する上向き角が小になって左右一対の握り部11a,11aの自走車体に対する高さが低くなった取り付け状態になったりする。
図1,3に示すように、操縦ハンドル10は、これの後向き取り付け状態で左側に位置する前記バーハンドル11の前記握り部11aの付近に設けた操向クラッチレバー30と主クラッチレバー31と指操作クラッチレバー32とエンジン停止スイッチ33とを備えている。さらに、操縦ハンドル10は、これの後向き取り付け状態で右側に位置する前記バーハンドル11の前記握り部11aの付近に設けた操向クラッチレバー30と作業クラッチレバー34とハンドル上下操作具35とアクセルレバー36とを備えている。さらに、操縦ハンドル10は、左右一対のバーハンドル11,11にわたって支持された補助クラッチレバー37を備えている。前記左側の操向クラッチレバー30は、操作ケーブル40を介し、前記ミッションケース5の内部に位置する操向クラッチ52(図1参照)を入り状態と切り状態とに切り換え操作し、これによって自走車体を操向操作するよう左側のタイヤ車輪1を駆動状態と停止状態とに切り換え操作する。前記右側の操向クラッチレバー30は、操作ケーブル40を介し、前記ミッションケース5の内部に位置する操向クラッチ52を入り状態と切り状態とに切り換え操作し、これによって自走車体を操向操作するよう右側のタイヤ車輪1を駆動状態と停止状態とに切り換え操作する。前記アクセルレバー36は、操作ケーブル46を介してエンジン6のアクセル装置(図示せず)を操作する。
図3は、操縦ハンドル10の平面図である。図4は、前記主クラッチレバー31を備えた左側操作部の側面図である。図7は、操縦ハンドル10の操作レバー配設部での縦断後面図である。これらの図に示すように、左側操作部は、前記主クラッチレバー31を備える他、樹脂材の成形によって作製したレバーガイド41を備えている。主クラッチレバー31のボス部31aは、前記バーハンドル11に板金部材を固設して設けたレバー支持部60(図9参照)にレバー支軸61を介して回動自在に連結されており、主クラッチレバー31は、前記レバー支持部60にレバー支軸61の車体横向き軸芯まわりに揺動するよう支持されている。主クラッチレバー31の基部は、円弧形の連動杆68と操作ケーブル42とを介して前記主クラッチ9に連動されている。前記レバーガイド41は、前記レバー支持部60の前端側と後端側とに連設されたブラケット62(図9参照)に固定されている。図7,11に示すように、レバーガイド41は、主クラッチレバー31が挿通したガイド溝63と、このガイド溝63よりも車体横方向での内側に配置してレバーガイド41の上面側に設けた表示面64とを備えている。図7に示す如く、この表示面64は、車体内側ほど低い配置高さに位置した傾斜状態の内下がり傾斜面に形成してある。この表示面64は、主クラッチレバー31の入り操作位置を表示する文字式の指標65をガイド溝63の前端側に配置して備え、主クラッチレバー31の切り操作位置を表示する文字式の指標66をガイド溝63の後端側に配置して備えている。
すなわち、主クラッチレバー31は、レバー支軸61の軸芯まわりにガイド溝63に沿わせて車体前後方向に揺動操作され、ガイド溝63の前端側の指標65によって表示される入り操作位置に操作されることにより、操作ケーブル42を引っ張り操作し、主クラッチ9を入り状態に切り換え操作する。主クラッチレバー31は、ガイド溝63の後端側の指標66によって表示される切り操作位置に操作されることにより、操作ケーブル42を緩め操作し、主クラッチ9を切り状態に切り換え操作する。
図3,11に示すように、前記レバーガイド41は、これの車体後方側に連設されたスイッチ操作盤43を備えている。このスイッチ操作盤43は、前記エンジン停止スイッチ33を前記レバー支持部60の後端側に連設されたスイッチ取り付け板67(図4,9参照)に支持させた状態で備えている。エンジン停止スイッチ33は、押し操作されることによってエンジン6を停止操作する。図4,11に示すように、スイッチ操作盤43は、車体後方側ほど低い配置高さに位置した傾斜状態になっており、エンジン停止スイッチ33の押しボタンを後方から操作しやすいよう後方上方向きの姿勢にしている。レバーガイド41とスイッチ操作盤43とは、樹脂材の一体成形によって作製してある。
尚、前記指操作クラッチレバー32は、握り部11aを支持する手の指で上下に揺動操作されることにより、主クラッチレバー31を操作して主クラッチ9を切り換え操作する。補助クラッチレバー37は、上昇入り位置への復元力に抗して下降切り位置に揺動操作されることにより、主クラッチレバー31を切り状態に切り換え操作して自走車体を停止操作する。
図5は、前記作業クラッチレバー34を備えた右操作部の側面図である。この図と、図3,7とに示すように、右側操作部は、前記作業クラッチレバー34を備える他、樹脂材の成形によって作製したレバーガイド44を備えている。作業クラッチレバー34のボス部34aは、前記バーハンドル11に板金部材を固設して設けたレバー支持部70(図8参照)にレバー支軸71を介して回動自在に連結されており、作業クラッチレバー34は、前記レバー支持部70にレバー支軸71の車体横向き軸芯まわりに揺動するよう支持されている。作業クラッチレバー34の基端部34bは、操作ケーブル45を介し、ミッションケース5の内部に位置する作業クラッチ(図示せず)に連動されている。前記レバーガイド44は、前記レバー支持部70の前端側と後端側とに連設されたブラケット72(図8参照)に固定されている。図7,10に示すように、レバーガイド44は、作業クラッチレバー34が挿通したガイド溝73と、このガイド溝73よりも車体横方向での内側に配置してレバーガイド44の上面側に設けた表示面74とを備えている。図7に示す如く、この表示面74は、車体内側ほど低い配置高さに位置した傾斜状態の内下がり傾斜面に形成してある。この表示面74は、作業クラッチレバー34の入り操作位置を表示する文字式の指標75をガイド溝73の前端側に配置して備え、作業クラッチレバー34の切り操作位置を表示する文字式の指標76をガイド溝73の後端側に配置して備えている。
すなわち、作業クラッチレバー34は、レバー支軸71の軸芯まわりにガイド溝73に沿わせて車体前後方向に揺動操作され、ガイド溝73の前端側の指標75によって表示される入り操作位置に操作されることにより、操作ケーブル45を介して作業クラッチを入り状態に切り換え操作して作業装置を駆動操作し、ガイド溝73の後端側の指標76によって表示される切り操作位置に操作されることにより、操作ケーブル45を介して作業クラッチを切り状態に切り換え操作して作業装置を停止操作する。
図12は、前記左操作部及び右操作部のレバーガイド41,44の固定構造の後面図である。この図と図10と図11とに示すように、左操作部のレバーガイド41は、これの裏面側に突設した取り付け突起41aと、位置決め突起41bとを備えている。右操作部のレバーガイド44は、これの裏面側に突設した取り付け突起44aと、位置決め突起44bとを備えている。各レバーガイド41,44の位置決め突起44bは、ブラケット62,72の位置決め孔62a,72aに係入してレバーガイド41,44のレバー支持部60,70に対する位置決めを行っている。各レバーガイド41,44の取り付け突起41a,44aは、取り付けネジ55によってブラケット62,72に締め付け連結されてレバーガイド41,44をブラケット62,72に固定している。
図5に示すように、前記ハンドル上下操作具35のボス部35aは、前記レバー支軸71を介して前記レバー支持部70に回動自在に連結されており、ハンドル上下操作具35は、レバー支持部70にレバー支軸71の車体横向き軸芯まわりに上下揺動するよう支持されている。このハンドル上下操作具35の基部35bは、操作ケーブル47を介して前記ハンドルロック機構20のロックピン23に連結されている。このハンドル上下操作具35の操作部35aは、前記握り部11aを支持する手の指で操作できるよう握り部11aの付近に位置している。
すなわち、自走車体の後部にロータリ耕耘装置を連結し、操縦ハンドル10を前向き取り付け状態にして作業する際、操縦ハンドル10を下げ操作して自走車体を車軸7の軸芯まわりに傾斜させ、ロータリ耕耘装置を対地浮上させながら旋回する。このとき、前屈み姿勢を極力とらずに楽に操縦ハンドル10を下げ操作できるよう操縦ハンドル10のミッションケース5に対する上向き角を大にする。旋回の完了後には、操縦ハンドル10のミッションケース5に対する上向き角を元の作業用の小角度に戻し操作する。このように操縦ハンドル10の上下角を変更する操作が迅速に行えるようハンドル上下操作具35は、バーハンドル11の握り部11aを支持しながら操作できるようになっている。そして、ハンドル上下操作具35は、下げ揺動操作されると、操作ケーブル47を引っ張り操作してハンドルロック機構20をロック解除状態に切り換え操作する。ハンドル上下操作具35は、下げ操作が解除されると、ロックバネ24のために上昇揺動し、操作ケーブル47を緩め操作してハンドルロック機構20をロック状態に切り換え操作する。
前記各操向クラッチレバー30に連動している前記操作ケーブル40は、前記ハンドル支持枠3に支持されたケーブル切り換え装置50(図3,6参照)を介して操向クラッチに連動している。ケーブル切り換え装置50は、操縦ハンドル10の取り付け向きを後向きと前向きとに切り換えられると、これに伴って動作し、一対の操向クラッチレバー30,30と、一対の操向クラッチとの連動状態を操縦ハンドル30の取り付け向きに対応したものに自動的に切り換える。すなわち、操縦ハンドル10が後向き取り付け状態にされた場合、この場合における自走車体の前進方向に対して左側に位置することになる操向クラッチレバー30を自走車体左側のタイヤ車輪1に対応した操向クラッチに連動させ、この場合における自走車体の前進方向に対して右側に位置することになる操向クラッチレバー30を自走車体右側のタイヤ車輪1に対応した操向クラッチに連動させる。操縦ハンドル10が前向き取り付け状態にされた場合、この場合における自走車体の前進方向に対して左側に位置することになる操向クラッチレバー30を自走車体右側のタイヤ車輪1に対応した操向クラッチに連動させ、この場合における自走車体の前進方向に対して右側に位置することになる操向クラッチレバー30を自走車体左側のタイヤ車輪1に対応した操向クラッチに連動させる。
本発明は、歩行型トラクタに装備されるバー型操縦ハンドルの他、歩行型田植機に装備されるバー型操縦ハンドルなど各種の作業機に装着されるバー型操縦ハンドルにも適用できる。従って、歩行型トラクタ、歩行型田植機などを総称して歩行型作業機と呼称する。
歩行型トラクタの全体側面図 歩行型トラクタの全体平面図 操縦ハンドルの平面図 左操作部の側面図 右操作部の側面図 ハンドルロック機構の側面図 操縦ハンドルの操作レバー配設部での後面図 レバー支持部の平面図 レバー支持部の平面図 右操作部のレバーガイドの平面図 左操作部のレバーガイドの平面図 レバーガイド固定構造の後面図
符号の説明
10 操縦ハンドル
11 バーハンドル
20 ハンドルロック機構
31,34 操作レバー
35 操作具
41,44 レバーガイド
43 スイッチ操作盤
64,74 表示面

Claims (3)

  1. 左右一対の車体前後向きのバーハンドルを有した操縦ハンドルと、前記バーハンドルに揺動操作自在に支持された操作レバーとを備えた歩行型作業機であって、
    前記操作レバーのレバーガイドに、前記操作レバーの操作位置を表示する表示面を、車体内方側ほど低い配置高さに位置した傾斜状態で備えてある歩行型作業機。
  2. 前記レバーガイドの車体後方側に、エンジン停止操作スイッチを備えたスイッチ操作盤を、車体後方側ほど低い配置高さに位置した傾斜状態で設けてある請求項1記載の歩行型作業機。
  3. 前記操縦ハンドルを上下角変更不能に固定するロック状態と、前記操縦ハンドルの上下角変更を許容するロック解除状態とに切り換え自在なハンドルロック機構を設け、前記ハンドルロック機構をロック状態とロック解除状態とに切り換え操作する操作具を、前記バーハンドルの握り部付近に配置してある請求項1又は2記載の歩行型作業機。
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