JP2008132645A - クリアファイル - Google Patents

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裕二 小野
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太 東山
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Abstract

【課題】比較的厚手に構成されたクリアファイルをリングファイルなどに綴じ込めるようにするとともに、リングファイルへの綴じ込み枚数を多くできるようにし、しかも、リングファイルへ綴じ込まない状態で使用する場合にも不便を来さないようなクリアファイルを提供する。
【解決手段】上辺部1と第一の側辺部3に連続する逆L字状の開口部6を設けた厚手のクリアファイル10において、第一の側辺部3や第二の側辺部4の外側にリングファイルのリングに綴じ込むための綴り孔72を有する突出片7を設ける。また、突出片7を設ける場合、クリアファイル本体10aから自由に取り外しできるようにし、もしくは、クリアファイル本体10aを構成する表面5aや裏面5bと一体的に設けるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、上辺部と側辺部に連続したL字状の開口部を有するクリアファイルに関するもので、より詳しくは、リングファイルのリング金具に綴じ込めることができるようにしたクリアファイルに関するものである。
従来から、書類を挟み込んで収納できるようにしたクリアファイルとして、下記の特許文献1に示すようなものが存在する。
まず、特許文献1に示されるクリアファイルを図10に説明すると、この文献に記載されるクリアファイル100は、比較的厚手に構成された樹脂製シートを折り曲げて背部分(第二の側辺部)104を構成し、その下辺部分102を溶着することによって上辺部101と他の側辺部(第一の側辺部)103とを開口させるようにしたものである。そして、このように開口部を逆L字状にすることによって、書類の収納や取り出し動作を簡単に行えるようにするとともに、また、シート自体を厚手に構成することによって、書類をブックスタンドに立てた状態であっても、書類の腰をしっかりと維持させるようにさせたものである。このようなクリアファイルは、収納や取り出し動作の利便性や腰の強さなどから、近年、企業などで多く使用され、また、ノベルティ商品として多く配布されるようになってきている。
また、比較的薄手のナイロンによって構成されたクリアファイルとして、下記の特許文献2に示すようなものが存在する。
この薄手のクリアファイルについて図11を用いて説明すると、薄手のクリアファイル200は、透明な薄手のナイロンなどによって構成されるものであって、折り曲げによって形成された第一の側辺部203と、溶着によって形成された第二の側辺部204および下辺部202とを設けて上辺部201を開口させ、また、溶着された第二の側辺部204に、リング金具に綴じ込めるようにした綴じ孔205を設けるようにしたものである。このような薄手のクリアファイル200では、ナイロン自体が薄手に構成されているため、比較的嵩張らず、しかも、リングファイルに書類を綴じ込めて整理することができるというメリットがある。
特開平10−71793号公報 特開2002−137586号公報
ところで、このようなクリアファイルのうち、厚手に構成されたクリアファイルは、リング金具に綴じ込めるための綴じ孔を設けていないため、リングファイルに綴じ込めて整理することができない。また、このような厚手のクリアファイルに綴じ孔を設けることを考えた場合、薄手のクリアファイルと同様に、溶着された第二の側辺部などに綴じ孔を設けようとすると、綴じ孔部分の厚みが増してしまい、リングファイルに綴じ込める枚数が減ってしまう。さらには、逆L字状に開口した厚手のクリアファイルをリングファイルに綴じ込めた場合、その逆L字状に開口した部分から書類が抜け落ちてしまう可能性があるため、何らかの方法によって書類の抜け落ちを防止しなければならない。また、このような厚手のクリアファイルは、クリアファイル本体のみとして鞄内やトレーなどに仕舞うことが多いが、綴り孔を有する突出部分を設けていると、その突出部分が邪魔なものになってしまう可能性もある。
そこで、本発明は上記課題を解決するために、比較的厚手に構成されたクリアファイルをリングファイルなどに綴じ込めるようにするとともに、リングファイルへの綴じ込み枚数を多くできるようにし、しかも、リングファイルへ綴じ込まない状態で使用する場合にも不便を来さないようなクリアファイルを提供することを目的とする。
すなわち、本発明のクリアファイルは上記課題を解決するために、上辺部と左右いずれかの側辺部に連続した開口部を設け、当該開口部から書類を収納できるようにしたクリアファイルにおいて、左右いずれかの側辺部の外側にリングファイルのリングに綴じ込むための綴孔を有する突出片を設けるようにしたものである。
また、このような発明において、突出片をクリアファイル本体から着脱できるように構成する。
このようにすれば、従来から販売されている比較的厚手のクリアファイルに突出片を取り付けるだけで、リングファイルに綴じ込むようにすることができ、リングファイルに綴じ込まないで使用する場合には、その突出片を取り外して使用すれば、クリアファイルの幅を大きくしないで持ち運びやトレーなどへ保管することができる。
さらには、このような突出片を、表面もしくは裏面を構成するシートと一体に形成するようにする。
このように構成すれば、表面もしくは裏面の一部として突出片を設けることができ、突出片を簡単に構成することができるようになる。また、表面もしくは裏面から連続して一枚の突出片を設けることができるので、突出片の厚みを薄くして、リングファイルへの綴じ込み量を多くすることができるようになる。
また、別の発明では、上辺部と左右いずれかの第一の側辺部に連続した開口部を設けるとともに、下辺部および前記第一の側辺部と反対側の第二の側辺部を綴じ込み、前記上辺部と第一の側辺部の開口部から書類を収納できるようにしたクリアファイルにおいて、前記第二の側辺部の中央部に切り込み部を設け、当該切り込み部に、リングファイルのリングに綴じ込むための綴孔を有する突出片を挿入して取り付けるようにする。
また、平面状に構成された一枚のシートに、表面と、裏面と、当該表面もしくは裏面側へ折り込み可能に設けられた折り込み部と、当該折り込み部に設けられ、リングファイルのリングに綴じ込むための綴じ孔を有する突出片とを設け、前記折り込み部を表面と裏面との間に折り込むことにより袋部を形成するとともに、前記突出片を第二の側辺部に設けられた切り込み部から突出させるようにすることもできる。
本発明によれば、比較的厚手に構成されたクリアファイルをリングファイルなどに綴じ込めることができ、しかも、リングファイルへ綴じ込める場合に、綴じ込み枚数を多くすることができるようになる。また、リングファイルへ綴じ込まずにクリアファイル本体だけで使用するような場合にも持ち運びやトレーなどの収納に不便を来さないようにすることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。この実施の形態におけるクリアファイルは、ポリプロピレン(PP)などのシートを折り曲げて加工することでA4サイズなどの規定の書類を収納できるようにしたものであり、上辺部と左右いずれか一方の側辺部(以下、「第一の側辺部」という)に逆L字状に連続した開口部を設け、また、他方の側辺部(以下、「第二の側辺部」という)に折り込み部を、また、下辺部に溶着部を設けるようにしたものである。そして、特徴的に、この発明におけるクリアファイルは、これらの側辺部にリングファイルに綴じ込めるための綴じ孔を有する突出片を設けるようにしている。以下、本発明におけるクリアファイルの実施の形態について説明する。
<第一の実施の形態>
まず、第一の実施の形態におけるクリアファイルを図1に示す。この実施の形態におけるクリアファイル10は、平均的な厚み0.2mm〜0.3mm程度に構成された透明な一枚のシートを折り曲げて表面5aと裏面5bを有するように加工されたクリアファイル本体10aと、このクリアファイル本体10aに取り付けられる突出片7とを備えて構成される。このクリアファイル本体10aは、シートを折り曲げることによって背部分となる第二の側辺部4を設け、下辺部2をほぼ全体にわたって溶着することにより、第二の側辺部4に対向した第一の側辺部3と上辺部1に連続した逆L字状の開口部6を設けるようにしたものである。そして、特徴的には、この第一の実施の形態では、第二の側辺部4から突出片7を突出させ、この突出片7にリングファイルのリング金具に綴じ込めるようにした綴じ孔72を設けるようにしている。
この実施の形態において、突出片7は、クリアファイル本体10aにおける第二の側辺部4から突出する突出部70と、クリアファイル本体10aにおける表面5aもしくは裏面5b側に取り付けられるベース部71とを設けて構成されるもので、クリアファイル本体10aと同じ素材、もしくは、もう少し硬度の有する可撓性材料を用いて一体的に構成される。その突出部70における中央部分には、上下方向にわたってリングファイルのリング金具に取り付けられるための綴じ孔72が設けられており、この綴じ孔72をリング金具に綴じ込めることによって、リングファイルにクリアファイル本板10aを綴じ込められるようにしている。一方、ベース部71は、前記突出部70よりも上下方向にわたった幅が比較的広く構成されており、その突出した両端部をクリアファイル本体10aのスリット13に挿入できるようにしている。このスリット13は、クリアファイル本体10aの表面5aもしくは裏面5bに水平方向わたって設けられており、ここにベース部71の両端部を挿入することによって、突出片7の抜けを防止するようにしている。なお、このスリット13に挿入されるベース部71は、そのスリット13の存在する面に内側から接着されるようにしてもよく、もしくは、その面に接着することなく自由にスリットから取り外しできるようにしておいてもよい。クリアファイル本体10aに接着した場合は、突出片7とクリアファイル本体10aとを強固に結合させることができ、多くの書類を収納した場合であっても、その重みに耐えることができる。一方、クリアファイル本体10aから自由に取り外しできるようにした場合は、クリアファイル本体10aのみを持ち運びする場合やトレーに重ねて収納するような場合であっても、その突出片7が邪魔になるようなことがなくなる。
ところで、この実施の形態におけるクリアファイル10は、開口部6と反対側をリング金具に綴じ込めるようにしているため、書類をリングファイルに収納した際には、この開口部6から書類が抜け落ちてしまう可能性がある。このため、この実施の形態では、このような書類の抜けを防止するために、第一の側辺部3の下端部分と上辺部1の左側端部を溶着して係止部14を設け、この係止部14によって書類を引っ掛けて抜け落ちないようにしている。
なお、図1においては、凸状をなす一枚の突出片7をクリアファイル本体10aに挿入して取り付けるようにしているが、図2に示すように、H型をなす突出片7aを中央で折り曲げてクリアファイル本体10aに取り付けるようにしてもよい。このH型をなす突出片7aは、図1における突出片7が対称となるように一体に形成したもので、その中央部分を折り曲げることによってクリアファイル本体10aの表面5a側と裏面5b側にベース部71を挿入できるようにしたものである。このような構成を用いれば、表面5a側と裏面5b側からクリアファイル本体10aを保持することができるため、安定してリングファイルに綴じ込むことができるようになる。
<第二の実施の形態>
次に、第二の実施の形態におけるクリアファイルについて図3および図4を用いて説明する。この実施の形態におけるクリアファイル10は、第一の実施の形態と同様に、クリアファイル本体10bと突出片7bとからなるもので、クリアファイル本体10bに突出片7bを取り付けて構成したものである。なお、この実施の形態において、第一の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付して説明する。
この実施の形態におけるクリアファイル本体10bは、第一の実施の形態におけるクリアファイル本体10aと同様に、平均的な厚み0.2mm程度に構成された透明な一枚のシートを折り曲げて加工したもので、その折り曲げられて構成された第二の側辺部4と、ほぼ全体が溶着された下辺部2とを設け、また、上辺部1と第一の側辺部3に連続した開口部6を設けるようにしたものである。そして、この第二の実施の形態において、特徴的には、第二の側辺部4の中央部に切り込み部13aを設け、その切り込み部13aに内側から突出片7bを挿入させて突出部70を突出させるようにしている。
この突出片7bは、図1における突出片7と同じものであり、突出部70とベース部71を設けてなるものであり、切り込み部13aの長さを突出部70の上下方向の長さとほぼ同じにして、突出部70のみを突出させるようにしている。そして、ベース部71をクリアファイル本体10bの表面5aと裏面5bとの間に挟み込み、これらの表面5aもしくは裏面5bのいずれか一方に接着させるようにするか、もしくは、クリアファイル本体10bに接着することなく、クリアファイル本体10bから自由に取り外しできるようにしてもよい。ただし、自由に取り外しできるようにすると、リングファイルに綴じ込んでいない状態で突出片7bがクリアファイル本体10bの中に抜け落ちてしまう可能性がある。このため、好ましくは、抜けを防止するための爪部73を設けるようにするとよい。この爪部73は、突出部70の両端に設けられるもので、ベース部71との間で第二の側辺部4を挟み込めるようにしたものである。このような爪部73を設ければ、一旦突出片7bを取り付けた後は簡単に抜け落ちるようなことがなくなる。
なお、この実施の形態においても、図2に示された突出片7aを折り込み、クリアファイル本体10bの内側から挿入して取り付けるようにすることもできる。
<第三の実施の形態>
次に、第三の実施の形態におけるクリアファイルについて図4および図5を用いて説明する。
このクリアファイル10は、図5に示されるように、一枚のシートを加工してクリアファイル本体10cと突出片7cとを一体的に有するように構成したもので、一枚のシートを切り込み加工することによって、表面5aと、裏面5bと、当該表面5a側へ折り込み可能に設けられた折り込み部74と、綴じ孔72を有する突出片7cとを設ける。このうち、表面5aと裏面5bとは、第二の側辺部4を折り込むことによって重ね合わされるように構成され、また、折り込み部74は、表面5aもしくは裏面5b側から折り込むことによって、表面5aと裏面5bとの間に挟み込まれるように構成される。この折り込み部74には、綴じ孔72を設けた突出片7cが一体的に設けられており、また、表面5aと裏面5bの境界部分(第二の側辺部4)には、この突出片7cを外側へ突出させるための切り込み部13aが設けられる。そして、折り込み部74を表面5aと裏面5bとの間に折り込み、突出片7cを切り込み部13aから突出させるとともに、折り込み部74における第一の側辺部3を裏面5bと溶着することにより、図4に示すように、内側に袋部Pを有するクリアファイルが形成される。
このように構成すれば、袋部Pを構成するための折り込み部74と突出片7cとが一体的に構成されるため、リングファイルの綴じ込んだ場合であっても、書類をしっかりと保持することができるようになる。また、表面5aは開閉可能に構成されているため、書類の収納を一段と簡単に行わせることができるようになる。
なお、この実施の形態においては、折り込み部74を表面5aもしくは裏面5bの下辺部2側に設けて折り返すようにしているが、これに限らず、表面5aもしくは裏面5bの側方に折り込み部を設けて、これを内側に折り返すようにしてもよい。この場合、下辺部2を溶着することによって袋部Pが形成されることになる。
<第四の実施の形態>
次に、第四の実施の形態について、図6および図7を用いて説明する。この実施の形態におけるクリアファイル10は、クリアファイル本体10dと突出片7dとを一枚のシートによって形成するようにしたものである。
この実施の形態におけるクリアファイル10は、長方形状に構成された一枚の厚手シートの中央部分に第二の側辺部4となる折り込みを設けるとともに、その中央部分に、折り込みを有さず、しかも、表面5aもしくは裏面5b側に向けてコの字状に切り込んだ切り込み部13bを設ける。そして、このように切り込み部13bや折り込みを設けた後、その中央部分を折り込むことによって表裏を重ね合わせ、その後、下辺部2を溶着させる。このとき、コの字状に切り込まれた部分は折り込まれることなく、図6に示すように、第二の側辺部4から突出するようになる。そして、この突出片7dに、穿孔機などを用いて綴じ孔72を設けるようにする。
このようにすれば、従来の製造工程を大幅に変更することなく、コの字状の切り込み部13bを設けるだけで突出片7dを設けることができるようになる。
また、この実施の形態では、第一の実施の形態などと同様に、開口部6から書類が抜け落ちてしまう可能性があるため、図1に示すように、第一の側辺部3の下端や上辺部1の左端部を小さく溶着して係止部14を設けるようにすることもできる。
<第五の実施の形態>
次に、第五の実施の形態におけるクリアファイルについて説明する。この実施の形態におけるクリアファイル10は、図8に示されるように、クリアファイル本体10eと突出片7eとを一体的に設けたものであり、一枚の厚手シートを折り曲げることによって第二の側辺部4を形成し、この第二の側辺部4を上下方向に沿って溶着することによって突出片7eを設けるようにしたものである。このクリアファイル10を形成する場合、第一〜第四の実施の形態で使用されるシートよりも若干大きめのシートが用いられ、突出片7eを一体的に設けた場合であって、クリアファイル本体10eに収納できる書類のサイズを規定サイズに保てるようにしている。
なお、この実施の形態においても、開口部6と反対側の第二の側辺部4を綴じ込むようにすると、リングファイルに綴じ込んだ場合、開口部6から書類が抜け落ちてしまう可能性がある。このため、図1に示すように、第一の側辺部3と上辺部1に小さな係止部14を設けるか、もしくは、第一の側辺部3側からの抜けを防止するための袋部を形成するようにしてもよい。
<第六の実施の形態>
次に、第六の実施の形態におけるクリアファイル10について図9を用いて説明する。上記第一〜第五の実施の形態におけるクリアファイル10は、第二の側辺部4側に突出片7〜7eを設けるようにしているが、この第六の実施の形態では、第一の側辺部3側に突出片7fを設けるようにしたものである。
この実施の形態では、略長方形状に構成された厚手のシートを、中央から少しずらして折り込み、表面5aもしくは裏面5b側のいずれか一方のシートを他方の面から若干突出させるようにする。そして、この突出させた部分に綴じ孔72を設けて突出片7fを構成する。
このようにすれば、開口部6側が綴じ側となるため、リングファイルに綴り込んだ場合であっても、開口部6から書類が抜ける心配がなくなる。また、この実施の形態では、表面5aもしくは裏面5bのいずれか一方を突出させて突出片7fを構成するようにしたので、突出片7fの厚みが薄くなり、リング金具に綴じ込む枚数を多くすることができるようになる。しかも、上辺部1と第一の側辺部3とを逆L字状に開口させているため、書類の出し入れを容易に行わせるようにすることができる。
上述のように、各種実施の形態によれば、上辺部1と第一の側辺部3に連続する逆L字状の開口部6を設けた厚手のクリアファイル10において、第一の側辺部3や第二の側辺部4の外側にリングファイルのリングに綴じ込むための綴り孔72を有する突出片7〜7fを設けるようにしたので、書類の出し入れに支障を来すことなく、しかも、リングファイルにクリアファイル10を綴じ込むことができるようになる。
しかも、第一の実施の形態や、第二の実施の形態のように、突出片7、7aをクリアファイル本体から取り外しできるようにすれば、リングファイルに綴じ込まない状態で使用する場合には、クリアファイル本体10a、10bだけで使用することができ、持ち運びやトレーなどへの保管に支障を来すようなことがなくなる。
さらには、第三の実施の形態から第六の実施の形態のように、突出片7c〜7fを、クリアファイル本体10c〜10fと一体に設けるようにした場合には、製造工程で簡単に突出片7c〜7fを形成することができるようになる。また、表面5aもしくは裏面5bから連続して一枚の突出片7c、7d、7fを設けるようにした場合には、突出片7c、7d、7fの厚みを薄くして、リングファイルへの綴じ込み量を多くすることができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施できる。
例えば、上記実施の形態では、突出片7〜7fに2つの綴じ孔72を設けるようにしたが、これに限らず、3つ以上の綴じ孔を設けるようにしてもよい。また、例えば、B5版リングファイルの場合は26孔、A4版リングファイルの場合は36孔などように、リング金具全体に綴じ孔72を設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態で突出片7〜7fを着脱可能に設ける場合、スリット13や切り込み部13a、13bに挿入するだけの構成としていたが、比較的剥がしやすい接着剤や両面テープなどを用いて着脱可能に接着するようにしてもよい。
本発明の第一の実施の形態におけるクリアファイルを示す図。 本発明の第一の実施の形態における他の突出片を示す図。 本発明の第二の実施の形態におけるクリアファイルを示す図。 本発明の第三の実施の形態におけるクリアファイルを示す図。 本発明の第三の実施の形態におけるクリアファイルの展開図。 本発明の第四の実施の形態におけるクリアファイルを示す図。 本発明の第四の実施の形態におけるクリアファイルの展開図。 本発明の第五の実施の形態におけるクリアファイルを示す図。 本発明の第六の実施の形態におけるクリアファイルを示す図。 従来例における厚手のクリアファイルを示す図 従来例における薄手のクリアファイルを示す図
符号の説明
1 上辺部
2 下辺部
3 第一の側辺部
4 第二の側辺部
5a 表面
5b 裏面
6 開口部
7、7a、7b、7c 7d、7e、7f 突出片
70 突出部
71 ベース部
72 綴り孔
73 爪部
74 折り込み部
10 クリアファイル
10a、10b、10c 10dクリアファイル本体
13 スリット
13a、13b 切り込み部
14 係止部
100、200 従来のクリアファイル
101、201 上辺部
102、2020 下辺部
103、203 第一の側辺部
104、204 第二の側辺部
105a、205a 表面部
105b、205b 裏面部
106 開口部

Claims (5)

  1. 上辺部と左右いずれかの側辺部に連続した開口部を設け、当該開口部から書類を収納できるようにしたクリアファイルにおいて、
    左右いずれかの側辺部の外側にリングファイルのリングに綴じ込むための綴孔を有する突出片を設けたことを特徴とするクリアファイル。
  2. 前記突出片が、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のクリアファイル。
  3. 前記突出片が、表面もしくは裏面を構成するシートと一体に形成されるものである請求項1に記載のクリアファイル。
  4. 上辺部と左右いずれかの第一の側辺部に連続した開口部を設けるとともに、下辺部および前記第一の側辺部と反対側の第二の側辺部を綴じ込み、前記上辺部と第一の側辺部の開口部から書類を収納できるようにしたクリアファイルにおいて、
    前記第二の側辺部の中央部に切り込み部を設け、当該切り込み部に、リングファイルのリングに綴じ込むための綴孔を有する突出片を挿入して取り付けるようにしたことを特徴とするクリアファイル。
  5. 上辺部と左右いずれかの第一の側辺部に連続した開口部を設けるとともに、下辺部および前記第一の側辺部と反対側の第二の側辺部を綴じ込み、前記上辺部と第一の側辺部の開口部から書類を収納できるようにしたクリアファイルにおいて、
    一枚のシートに、表面と、裏面と、当該表面もしくは裏面側へ折り込み可能に設けられた折り込み部と、当該折り込み部と一体に設けられ、リングファイルのリングに綴じ込むための綴じ孔を有する突出片とを設け、前記折り込み部を表面と裏面との間に折り込むことにより袋部を形成するとともに、前記突出片を第二の側辺部に設けられた切り込み部から突出させるようにしたことを特徴とするクリアファイル。
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