JP2008132447A - マイクロチップ - Google Patents

マイクロチップ Download PDF

Info

Publication number
JP2008132447A
JP2008132447A JP2006321222A JP2006321222A JP2008132447A JP 2008132447 A JP2008132447 A JP 2008132447A JP 2006321222 A JP2006321222 A JP 2006321222A JP 2006321222 A JP2006321222 A JP 2006321222A JP 2008132447 A JP2008132447 A JP 2008132447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microchannel
fluid
substrate
microchip
pillars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006321222A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kawano
誠 川野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2006321222A priority Critical patent/JP2008132447A/ja
Publication of JP2008132447A publication Critical patent/JP2008132447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Micromachines (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能なマイクロチップを実現すること。
【解決手段】流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が前記微小流路の両端近傍にそれぞれ流体の流れる方向に垂直に形成される基板と前記微小流路内であって前記第1のピラー部と前記第2のピラー部との間の領域に充填される触媒とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラス基板、樹脂基板、シリコン基板などで形成され流入させた流体(以下、液体として説明する)の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップに関して、特に流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的に進めることが可能なマイクロチップに関する。
従来の液体の化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
WO2004/086055 K.Kusakabe D.Miyagawa Yunfeng Gu H.Maeda S.Morooka,Development of Self-Heating Microreactor for Catalytic Reactions, Journal of Chemical Engineering of Japan, Vol.34, 441−443(2001) K.Sato M.Tokeshi T.Odake H.Kimura T.Ooi M.Nakao T.Kitamori, Integration of an Immunosorbent Assay System: Analysis of Secretory Human Immunoglobulin A on Polystyrene Beads in a Microchip, Analytical Chemistry.72, 1144-1147(2000)
図5はこのような従来のマイクロチップの一例を示す平面図及び断面図である。図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のA−A断面図である。
図5において、1はガラス等で形成され流入口及び流出口を有する基板、2はガラス等で形成され突起部を有し基板1と貼り合わされて微小流路を構成する溝を有する基板、3はマイクロビーズに固着された触媒若しくは金属触媒を球状に形成した触媒である。
例えば、基板2には溝が形成され、その溝に複数の触媒3が充填される。そして、基板1は基板2に形成された溝の両端に図5中”IP100”及び”EP100”に示す流入口及び流出口が位置するように接着等により貼り合わされる。
このため、基板1は溝が形成された基板2と貼り合わされることにより、基板2に形成された溝の開口部分が基板1で覆われて図5中”MF101”及び”MF102”に示す微小流路を構成することになる。
但し、基板2の溝の図5中”PP100”に示す突起部は、図5中”CL100”に示す基板2の溝の突起部の先端と基板1との間の間隔が触媒3の直径よりも小さく形成される。
このように、基板2の溝に複数の触媒3が充填されて基板1と基板2とが貼り合わされることにより、図5中”MF101”に示す微小流路内に複数の触媒3が充填されることになる。
ここで、図5に示す従来例を説明する。化学反応を行わせる液体は図5中”IP100”に示す流入口から注入され、図5中”MF101”に示す微小流路を流れる。
この時、液体は図5中”MF101”に示す微小流路に充填されている複数の触媒3によって化学反応を生じる。
また、図5中”CL100”に示す基板2の溝の突起部の先端と基板1との間隔が触媒3の直径よりも小さくなるように図5中”PP100”に示す突起部が形成されているので、複数の触媒3は図5中”PP100”に示す突起部で堰き止められ、微小流路内に留まることになる。
液体は、図5中”MF102”に示す微小流路を流れて図5中”EP100”に示す流出口から流出される。
この結果、2つの基板で構成される微小流路の中央に突起部を設けることにより、複数の触媒を用いた化学反応を生じることが可能になるとともに複数の触媒を微小流路内に堰き止めることが可能になる。
また、図6は従来のマイクロチップの他の例を示す平面図及び断面図である。図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)のA−A断面図である。図6において、4は流入口及び流出口が形成された管、5は触媒である。
例えば、図6中”IP101”に示す流入口及び図6中”EP101”に示す流出口が形成される管4の管内には図6中”MF103”に示す微小流路が形成される。また、図6中”MF103”に示す微小流路の内壁面には触媒5が塗布される。
ここで、図6に示す従来例を説明する。化学反応を行わせる液体は図6中”IP101”に示す流入口から注入され、図6中”MF103”に示す微小流路を流れる。
この時、液体は図6中”MF103”に示す微小流路の内壁面に塗布された触媒5によって化学反応を生じる。また、液体は図6中”EP101”に示す流出口から流出される。
この結果、微小流路の管内面に触媒が塗布されることにより、触媒を用いた化学反応を生じることが可能になる。
また、図7は従来のマイクロチップの他の例を示す平面図及び断面図である。図7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)のA−A断面図である。
図7において、6は図7中”IP102”に示す流入口及び図7中”EP102”に示す流出口が形成される基板、7は基板6と貼り合わされて微小流路を構成する溝が形成された基板、8は触媒である。
例えば、基板7には溝が形成され、その溝の形成面に触媒8が塗布される。そして、基板6は基板7に形成された溝の両端に図7中”IP102”に示す流入口及び図7中”IP102”に示す流出口が位置するように接着等により貼り合わされる。
このため、基板6は溝が形成された基板7と貼り合わされることにより、基板7に形成された溝の開口部分が基板6で覆われて図7中”MF104”に示す微小流路を構成することになる。すなわち、基板7の溝の形成面に触媒8が形成されることになる。
ここで、図7に示す従来例を説明する。化学反応を行わせる液体は図7中”IP102”に示す流入口から注入され、図7中”MF104”に示す微小流路を流れる。
この時、液体は基板7の溝の壁面に塗布された触媒8によって化学反応を生じる。また、液体は図7中”EP102”に示す流出口から流出される。
この結果、微小流路を形成する基板の溝の形成面に触媒が塗布されることにより、触媒を用いた化学反応を行うことが可能になる。
しかし、図5等に示す従来例では、複数の触媒3が図5中”PP100”に示す突起部によって堰き止められる際に、液体の流れに乗ってこの突起部と基板1との隙間付近に複数の触媒3が集中してしまうことにより、液体が流れにくくなり図5中”MF100”に示す微小流路内部の圧力が高くなってしまうといった問題点があった。
また、突起部と基板1との隙間付近に複数の触媒3が集中されることにより、複数の触媒3の配置が偏ってしまい液体と効率的に反応できないといった問題点があった。
一方、図6及び図7に示す従来例では、図6中”MF101”及び図7中”MF102”に示す微小流路の壁面に触媒が形成されることにより、微小流路の断面積が大きい場合には流路の壁面付近を流れずに触媒と反応しない液体が増えてしまうという問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能なマイクロチップを実現することにある。
上記のような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が前記微小流路の両端近傍にそれぞれ流体の流れる方向に垂直に形成される基板と前記微小流路内であって前記第1のピラー部と前記第2のピラー部との間の領域に充填される触媒とを備えたことにより、流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的進めることが可能となる。
請求項2記載の発明は、
流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
流体の流入口及び流体の流出口が形成される第1の基板と、両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成され、複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が前記溝の両端近傍にそれぞれ流体の流れる方向に垂直に形成される第2の基板と、前記微小流路内であって前記第1のピラー部と前記第2のピラー部との間の領域に充填される触媒とを備えたことにより、流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的進めることが可能となる。
請求項3記載の発明は、
流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、複数のピラーが一列に並んでそれぞれ形成されるピラー部が前記微小流路内に流体の流れる方向に垂直に複数個形成される基板と、前記微小流路内であって前記複数のピラー部の間に流体の流れる方向に対して垂直方向に一列に配列されて充填される触媒とを備えたことにより、流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的進めることが可能となる。
請求項4記載の発明は、
流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
流体の流入口及び流体の流出口が形成される第1の基板と、両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成され、この溝に複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部が流体の流れる方向に垂直に複数個形成される第2の基板と、前記溝上であって前記複数のピラー部の間に流体の流れる方向に対して垂直方向に一列に配列されて充填される触媒とを備えたことにより、流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的進めることが可能となる。
請求項5記載の発明は、
流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、前記微小流路内に複数のピラーが一列に並んでそれぞれ形成されるピラー部がそれぞれ流体の流れる方向に平行に複数個形成されると共に、前記微小流路の両端近傍であって前記ピラー部の両端近傍に複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が流体の流れる方向に垂直に形成される基板と、前記微小流路内であって前記複数のピラー部の間にそれぞれ流体の流れる方向に平行に一列になるように配列されて充填される触媒と
を備えることにより、流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的進めることが可能となる。
請求項6記載の発明は、
流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
流体の流入口及び流体の流出口が形成される第1の基板と、両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成され、この溝に複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部が流体の流れる方向に平行に複数個形成されると共に、この溝の両端近傍であって前記ピラー部の両端近傍に複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が流体の流れる方向に垂直に形成される第2の基板と、前記微小流路内であって前記複数のピラー部の間にそれぞれ流体の流れる方向に平行に一列になるように配列されて充填される触媒とを備えることにより、流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的進めることが可能となる。
請求項7記載の発明は、
流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、前記微小流路内に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部が形成される基板と、前記微小流路内であって前記複数のピラーによって形成される六角形の領域に充填される触媒とを備えたことにより、流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的進めることが可能となる。
請求項8記載の発明は、
流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
流体の流入口及び流体の流出口が形成された第1の基板と、両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成され、この溝に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部が形成される第2の基板と、前記微小流路内であって前記複数のピラーによって形成される六角形の領域に充填される触媒とを備えたことにより、流路内に触媒を均一に充填して反応を効率的進めることが可能となる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1及び請求項2の発明によれば、
複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が微小流路の両端近傍にそれぞれ流体の流れる方向に垂直に形成され、触媒が前記第1のピラー部と前記第2のピラー部との間の領域に充填されることにより、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能となる。
請求項3及び請求項4の発明によれば、
複数のピラーが一列に並んでそれぞれ形成される複数ピラー部が微小流路内にそれぞれ流体の流れる方向に垂直に複数設けられ、触媒が複数のピラー部の間に流体の流れる方向に対して垂直方向に一列に配列されて充填されることにより、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能となる。
請求項5及び請求項6の発明によれば、
複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部が微小流路の両端近傍に流体の流れる方向に垂直に設けられると共に微小流路内にピラー部がそれぞれ流体の流れる方向に平行に複数設けられ、触媒が複数のピラー部の間にそれぞれ流体の流れる方向に平行に一列になるように配列されて充填されることにより、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能となる。
請求項7及び請求項8の発明によれば、
微小流路内に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部が形成され、触媒がピラー部によって形成される六角形の領域に充填されることにより、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能となる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るマイクロチップの一実施例を示す構成図である。図1(a)はマイクロチップの平面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図1(c)及び図1(d)はマイクロチップ内に構成される微小流路の平面図及び斜視図である。
図1において9はガラス等で形成され流入口及び流出口を有する基板、10はガラス等で形成され基板9と貼り合わされて微小流路を構成する溝とこの溝に複数の柱(ピラー)を有する基板、11はマイクロビーズに固着された触媒若しくは金属触媒を球状に形成した触媒である。
例えば、基板10にはエッチング等により溝が形成される。また、図1(d)に示すようにこの溝の両端近傍には図1中”PQ110”及び”PQ111”に示す複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部がエッチング等によりそれぞれ液体の流れる方向に垂直に形成される。
但し、図1中”CL110”に示すピラーとピラーの間隔は触媒11の直径よりも小さく形成される。
また、基板10の溝上であって基板10の溝の両端近傍に液体の流れる方向に垂直にそれぞれ形成される図1中”PQ110”及び”PQ111”に示すピラー部の間には複数の触媒11が充填される。
基板9は基板10に形成された溝の両端に図1中”IP110”及び”EP110”に示す流入口及び流出口が位置するように接着等により貼り合わされる。
このため、基板9は溝が形成された基板10と貼り合わされることにより、基板10に形成された溝の開口部分が基板9で覆われて図1中”MF110”に示す微小流路を構成することになる。
このように、基板10の溝上であってこの溝の両端近傍に形成された図1中”PQ110”及び”PQ111”に示すピラー部の間に複数の触媒11が充填されて基板9と基板10とが貼り合わされることにより、図1中”MF110”に示す微小流路内に複数の触媒11が均一に分散して充填されることになる。
また、図1中”PQ110”及び”PQ111”に示すピラー部の形成する位置を調整することにより、図1中”MF110”に示す微小流路内に充填する触媒11の量を調整することが可能となる。
ここで、図1に示すマイクロチップの一実施例を説明する。化学反応を行わせる液体は図1中”IP110”流入口から注入され、図1中”MF110”に示す微小流路を流れる。
この時、液体は図1中”MF110”に示す微小流路に充填されている複数の触媒11によって化学反応を生じる。
図1中”CL110”に示すピラーとピラーとの間隔は触媒11の直径よりも小さくなるように形成されているので、複数の触媒11は基板10の溝に形成された図1中”PQ110”及び”PQ111”に示すピラー部によって堰き止められ、微小流路内に留まることになる。また、液体は図1中”EP110”に示す流出口から流出される。
この結果、2つの基板で構成される微小流路の両端近傍に複数のピラーが液体の流れる方向に垂直にそれぞれ一列に並んで形成された2つのピラー部が設けられ、これらのピラー部の間の領域に触媒が充填されることにより、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能になる。
図2は本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す構成図である。図2(a)はマイクロチップの平面図、図2(b)は図2(a)のA−A断面図、図2(c)及び図2(d)はマイクロチップ内に構成される微小流路の平面図及び斜視図である。
図2において12はガラス等で形成され流入口及び流出口を有する基板、13はガラス等で形成され基板12と貼り合わされて微小流路を構成する溝とこの溝に複数の柱(ピラー)を有する基板、14はマイクロビーズに固着された触媒若しくは金属触媒を球状に形成した触媒である。
例えば、基板13にはエッチング等により溝が形成される。また、図2(c)に示すようにこの溝にはエッチング等により複数のピラーが一列に並んで形成された図2中”PQ120”、”PQ121”、”PQ122”、”PQ123”、”PQ124”及び”PQ125”に示すピラー部がそれぞれ液体の流れる方向に垂直に形成される。
この時、図2中”PQ120”、”PQ121”、”PQ122”、”PQ123”、”PQ124”及び”PQ125”に示すピラー部では、図2中”CL120”に示すピラーとピラーとの間隔が触媒14の直径よりも小さく形成される。図2中”CL121”に示すピラー部とピラー部との間隔が触媒14の直径よりも大きく形成される。
また、基板13の溝上であって図2中”PQ120”及び”PQ121”に示すピラー部の間、図2中”PQ121”及び”PQ122”に示すピラー部の間、図2中”PQ122”及び”PQ123”に示すピラー部の間、図2中”PQ123”及び”PQ124”に示すピラー部の間並びに図2中”PQ124”及び”PQ125”に示すピラー部の間にそれぞれ複数の触媒14が充填される。
すなわち、図2に示すように液体の流れる方向に対して垂直方向に複数の列が配列されるようにして複数の触媒14がそれぞれ充填されることになる。
基板12は基板13に形成された溝の両端に図2中”IP120”及び”EP120”に示す流入口及び流出口が位置するように接着等により貼り合わされる。
このため、基板12は溝が形成された基板13と貼り合わされることにより、基板13に形成された溝の開口部分が基板12で覆われて図2中”MF120”に示す微小流路を構成することになる。
このように、基板12と基板13とが貼り合わされることにより、図2中”MF120”に示す微小流路が形成される。また、図2中”MF120”に示す微小流路内にそれぞれ液体の流れる方向に垂直に形成された複数のピラー部の間に複数の触媒14が充填されることにより、図2中”MF120”に示す微小流路内に複数の触媒14が均一に分散して充填されることになる。
また、図2中”PQ120”、”PQ121”、”PQ122”、”PQ123”、”PQ124”及び”PQ125”に示すピラー部の形成する位置を調整することにより、図2中”MF120”に示す微小流路内に充填する触媒14の量を調整することが可能となる。
ここで、図2に示すマイクロチップの他の実施例を説明する。化学反応を行わせる液体は図2中”IP120”流入口から注入され、図2中”MF120”に示す微小流路を流れる。
但し、液体は図2中”MF120”に示す微小流路に充填されている複数の触媒14によって化学反応を生じる。
また、図2中”CL120”に示すピラーとピラーとの間隔は触媒14の直径よりも小さくなるように形成されているので、複数の触媒14は基板13の溝に形成された図2中”PQ120”、”PQ121”、”PQ122”、”PQ123”、”PQ124”及び”PQ125”に示すピラー部によって堰き止められ、それぞれ図2中”MF120”に示す微小流路内に留まる。
すなわち、複数の触媒14は従来のように液体の注入により液体の流れる方向へ配置が移動せずに、図2中”PQ120”及び”PQ121”に示すピラー部の間、図2中”PQ121”及び”PQ122”に示すピラー部の間、図2中”PQ122”及び”PQ123”に示すピラー部の間、図2中”PQ123”及び”PQ124”に示すピラー部の間並びに図2中”PQ124”及び”PQ125”に示すピラー部の間に留まることになる。また、液体は図2中”EP120”に示す流出口から流出される。
この結果、2つの基板で構成される微小流路内に複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部がそれぞれ液体の流れる方向に垂直に複数設けられ、ピラー部とピラー部との間に液体の流れる方向に対して垂直方向に一列に配列されて複数の触媒が充填されることにより、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能になる。
図3は本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す構成図である。図3(a)はマイクロチップの平面図、図3(b)は図3(a)のA−A断面図、図3(c)及び図3(d)はマイクロチップ内に形成される微小流路の平面図及び斜視図である。
図3において15はガラス等で形成され流入口及び流出口を有する基板、16はガラス等で形成され基板15と貼り合わされて微小流路を構成する溝とこの溝に複数の柱(ピラー)を有する基板、17はマイクロビーズに固着された触媒若しくは金属触媒を球状に形成した触媒である。
例えば、基板16にはエッチング等により溝が形成される。図3(d)に示すようにこの溝にはエッチング等により複数のピラーが一列に並んで形成された図3中”PQ130”、”PQ131”、”PQ132”及び”PQ133”に示すピラー部がそれぞれ液体の流れる方向に平行に形成される。
また、図3(d)に示すようにこの溝にはエッチング等により複数のピラーが一列に並んで形成された図3中”PQ134”及び”PQ135”に示すピラー部が溝の両端近傍であって図3中”PQ130”、”PQ131”、”PQ132”及び”PQ133”に示すピラー部の両端近傍にそれぞれ液体の流れる方向に垂直に形成される。
この時、図3中”PQ130”、”PQ131”、”PQ132”及び”PQ133”に示すピラー部では図3中”CL130”に示すピラーとピラーとの間隔が触媒17の直径よりも小さく形成される。
また、図3中”PQ130”、”PQ131”、”PQ132”及び”PQ133”に示すピラー部では図3中”CL131”に示すピラー部とピラー部との液体の流れる方向の間隔が触媒17の直径よりも大きく形成される。
図3中”PQ134”及び”PQ135”に示すピラー部では図3中”CL132”に示すピラーとピラーとの間隔が触媒17の直径よりも小さく形成される。
基板16の溝上であって液体の流れる方向に平行な一方の側面及び図3中”PQ130”との間、図3中”PQ130”及び”PQ131”に示すピラー部の間、図3中”PQ131”及び”PQ132”に示すピラー部の間、図3中”PQ132”及び”PQ133”に示すピラー部の間並びに図3中”PQ133”に示すピラー部及び液体の流れる方向に平行な他方の側面に示すピラー部の間にそれぞれ複数の触媒17が充填される。
すなわち、図3に示すように液体の流れる方向に対して平行方向に複数の列が配列されるように複数の触媒17が充填されることになる。
基板15は基板16に形成された溝の両端に図3中”IP130”及び”EP130”に示す流入口及び流出口が位置するように接着等により貼り合わされる。
このため、基板15は溝が形成された基板16と貼り合わされることにより、基板16に形成された溝の開口部分が基板15で覆われて図3中”MF130”に示す微小流路を構成することになる。
このように、複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部が基板15の溝の両端近傍に液体の流れる方向に垂直に形成されると共に基板15の溝には複数のピラー部がそれぞれ液体の流れる方向に平行に形成され、複数の触媒17がピラー部とピラー部の間にそれぞれ液体の流れる方向に平行に一列になるように充填され、基板15と基板16とが貼り合わされることにより、図3中”MF130”に示す微小流路内には複数の触媒17が均一に分散して充填されることが可能になる。
また、図3中”PQ130”、”PQ131”、”PQ132”、”PQ133”、”PQ134”及び”PQ135”に示すピラー部の形成する位置を調整することにより、図3中”MF130”に示す微小流路内に充填する触媒17の量を調整することが可能となる。
ここで、図3に示すマイクロチップの他の実施例を説明する。化学反応を行わせる液体は図3中”IP130”流入口から注入され、図3中”MF130”に示す微小流路を流れる。
この時、液体は図3中”MF130”に示す微小流路に充填されている複数の触媒17によって化学反応を生じる。
また、図3中”CL130”及び”CL132”に示すピラーとピラーとの間隔が触媒17の直径よりも小さくなるように形成されているので、複数の触媒17は基板16の溝に形成された図3中”PQ134”及び”PQ135”に示すピラー部によって堰き止められ、それぞれ図3中”MF130”に示す微小流路内に留まる。
すなわち、触媒17は液体の流れる方向に平行な一方の側面及び図3中”PQ130”との間、図3中”PQ130”及び”PQ131”に示すピラー部の間、図3中”PQ131”及び”PQ132”に示すピラー部の間、図3中”PQ132”及び”PQ133”に示すピラー部の間並びに図3中”PQ133”に示すピラー部及び液体の流れる方向に平行な他方の側面に示すピラー部の間に留まることになる。また、液体は図3中”EP130”に示す流出口から流出される。
この結果、2つの基板で構成される微小流路内に複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部をそれぞれ液体の流れる方向に平行に設けると共に、微小流路の両端近傍に液体の流れる方向に垂直にそれぞれ一列に並んで形成されたピラー部がそれぞれ設けられ、触媒が複数のピラー部の間に液体の流れる方向に平行に一列になるように配列されて充填されることにより、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能になる。
図4は本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す構成図である。図4(a)はマイクロチップの平面図、図4(b)は図4(a)のA−A断面図、図4(c)及び図4(d)はマイクロチップ内に形成される微小流路の平面図及び斜視図である。
図4において18はガラス等で形成され流入口及び流出口を有する基板、19はガラス等で形成され基板18と貼り合わされて微小流路を構成する溝とこの溝に複数の柱(ピラー)を有する基板、20はマイクロビーズに固着された触媒若しくは金属触媒を球状に形成した触媒である。
例えば、基板19にはエッチング等により溝が形成される。図4(c)に示すようにこの溝にはエッチング等により図4中”PQ140”に示す溝に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部が形成される。言い換えれば、図4中”PQ140”に示すピラー部は複数のピラーによってハニカム状に配列されて形成される。
但し、図4中”PQ140”に示す溝に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部では図4中”CL140”に示すピラーとピラーとの間隔が触媒20の直径よりも小さく形成される。
基板19の溝上であって図4中”PQ140”に示す溝に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部によって形成される六角形の領域に触媒20が充填される。
すなわち、図4に示すように液体の流れる方向に対して垂直方向に複数の列が配列されるように複数の触媒20は充填されることになる。
基板19に形成された溝の両端に図4中”IP140”及び”EP140”に示す流入口及び流出口が位置するように接着等により貼り合わされる。
このため、基板18は溝が形成された基板19と貼り合わされることにより、基板19に形成された溝の開口部分が基板18で覆われて図4中”MF140”に示す微小流路を構成することになる。
このように、溝に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部が形成された基板19に複数の触媒20がこのピラー部によって形成される六角形の領域に充填され、基板18と基板19とが貼り合わされることにより、図4中”MF140”に示す微小流路内には複数の触媒20が均一に分散して充填されることになる。
ここで、図4に示すマイクロチップの他の実施例を説明する。化学反応を行わせる液体は図4中”IP140”流入口から注入され、図4中”MF140”に示す微小流路を流れる。
この時、液体は図4中”MF140”に示す微小流路に充填されている複数の触媒20によって化学反4を生じる。
また、図4中”CL140”に示すピラーとピラーとの間隔が触媒20の直径よりも小さくなるように形成されているので、複数の触媒20は基板19の溝に形成された図4中”PQ140”に示すピラー部によって堰き止められ、それぞれ図4中”MF140”に示す微小流路内に留まる。
すなわち、複数の触媒20は図4中”PQ140”に示す溝に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部によって形成される六角形の領域にそれぞれに留まることになる。また、液体は図4中”EP140”に示す流出口から流出される。
この結果、2つの基板で構成される微小流路内に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部が設けられ、触媒がピラー部によって形成される六角形の領域に充填されることにより、微小流路内に触媒が均一に分散して充填されると共に流体が効率的に反応することが可能になる。
なお、図1等に示す実施例では、基板9は基板10と接着等により貼り合わされるものと例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、金属やグラファイト等によって構成されるガスケットによって基板を接合することにより分解することが可能な形態であっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、図1中”PQ110”及び”PQ111”に示すピラー部の間には複数の触媒11が充填されると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、ピラーを高く形成して触媒を2個以上積み重ねて充填するものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、基板9及び基板10はガラス等で形成されると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、金属、樹脂、セラミックス及びシリコン等で形成されるものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、エッチングにより基板10の溝が形成されると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、金型を用いて基板の溝が形成されるものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、化学反応を行わせる液体は図1中”IP110”流入口から注入され、図1中”MF110”に示す微小流路を流れて化学反応を生じると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、気体等の流体が注入され微小流路を流れて化学反応を生じるものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、エッチングにより図1中”PQ110”及び”PQ111”に示すピラー部が形成されると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、基板の溝上及び微小流路内にピラーを付加して形成するものであっても構わない。
本発明に係るマイクロチップの一実施例を示す構成図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す構成図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す構成図である。 本発明に係るマイクロチップの他の実施例を示す構成図である。 従来のマイクロチップの一例を示す平面図及び断面図である。 従来のマイクロチップの他の例を示す平面図及び断面図である。 従来のマイクロチップの他の例を示す平面図及び断面図である。
符号の説明
1、2、6、7、9、10、12、13、15、16、18、19 基板
3、5、8、11、14、17、20 触媒
4 管

Claims (8)

  1. 流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が前記微小流路の両端近傍にそれぞれ流体の流れる方向に垂直に形成される基板と、
    前記微小流路内であって前記第1のピラー部と前記第2のピラー部との間の領域に充填される触媒と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  2. 流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    流体の流入口及び流体の流出口が形成される第1の基板と、
    両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成され、複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が前記溝の両端近傍にそれぞれ流体の流れる方向に垂直に形成される第2の基板と、
    前記微小流路内であって前記第1のピラー部と前記第2のピラー部との間の領域に充填される触媒と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  3. 流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、複数のピラーが一列に並んでそれぞれ形成されるピラー部が前記微小流路内に流体の流れる方向に垂直に複数個形成される基板と、
    前記微小流路内であって前記複数のピラー部の間に流体の流れる方向に対して垂直方向に一列に配列されて充填される触媒と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  4. 流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    流体の流入口及び流体の流出口が形成される第1の基板と、
    両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成され、この溝に複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部が流体の流れる方向に垂直に複数個形成される第2の基板と、
    前記溝上であって前記複数のピラー部の間に流体の流れる方向に対して垂直方向に一列に配列されて充填される触媒と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  5. 流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、前記微小流路内に複数のピラーが一列に並んでそれぞれ形成されるピラー部がそれぞれ流体の流れる方向に平行に複数個形成されると共に、前記微小流路の両端近傍であって前記ピラー部の両端近傍に複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が流体の流れる方向に垂直に形成される基板と、
    前記微小流路内であって前記複数のピラー部の間にそれぞれ流体の流れる方向に平行に一列になるように配列されて充填される触媒と
    を備えることを特徴とするマイクロチップ。
  6. 流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    流体の流入口及び流体の流出口が形成される第1の基板と、
    両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成され、この溝に複数のピラーが一列に並んで形成されるピラー部が流体の流れる方向に平行に複数個形成されると共に、この溝の両端近傍であって前記ピラー部の両端近傍に複数のピラーが一列に並んで形成される第1及び第2のピラー部が流体の流れる方向に垂直に形成される第2の基板と、
    前記微小流路内であって前記複数のピラー部の間にそれぞれ流体の流れる方向に平行に一列になるように配列されて充填される触媒と
    を備えることを特徴とするマイクロチップ。
  7. 流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    微小流路を有し、この微小流路の両端に流体の流入口及び流体の流出口が形成され、前記微小流路内に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部が形成される基板と、
    前記微小流路内であって前記複数のピラーによって形成される六角形の領域に充填される触媒と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
  8. 流入させた流体に化学反応を行わせる微小流路を有するマイクロチップにおいて、
    流体の流入口及び流体の流出口が形成された第1の基板と、
    両端に前記流入口及び前記流出口が位置するように前記第1の基板と貼り合わされて前記微小流路を構成する溝が形成され、この溝に隙間無く敷き詰められた複数の六角形の頂点にピラーが複数個配列されたピラー部が形成される第2の基板と、
    前記微小流路内であって前記複数のピラーによって形成される六角形の領域に充填される触媒と
    を備えたことを特徴とするマイクロチップ。
JP2006321222A 2006-11-29 2006-11-29 マイクロチップ Pending JP2008132447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006321222A JP2008132447A (ja) 2006-11-29 2006-11-29 マイクロチップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006321222A JP2008132447A (ja) 2006-11-29 2006-11-29 マイクロチップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008132447A true JP2008132447A (ja) 2008-06-12

Family

ID=39557664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006321222A Pending JP2008132447A (ja) 2006-11-29 2006-11-29 マイクロチップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008132447A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000441A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Nisso Engineering Co Ltd マイクロ化学プラント及びその製造方法
CN114522645A (zh) * 2022-03-15 2022-05-24 山东中教金源精密仪器有限公司 纳米材料多相光催化微通道反应器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000441A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Nisso Engineering Co Ltd マイクロ化学プラント及びその製造方法
CN114522645A (zh) * 2022-03-15 2022-05-24 山东中教金源精密仪器有限公司 纳米材料多相光催化微通道反应器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6674933B2 (ja) プロセス強化マイクロ流体装置
JP3634868B2 (ja) マイクロミキサ
JP4367283B2 (ja) マイクロ流体チップ
US20070017633A1 (en) Surface features in microprocess technology
JP2007155441A (ja) 微小流体装置
US20120082601A1 (en) Honeycomb reactor or heat exchanger mixer
JP2007523355A (ja) 微細流体素子及びそれを備えた診断及び分析装置
JP6506907B2 (ja) 液体取扱装置
JP2009018311A (ja) マイクロ流体チップ
JPWO2008053693A1 (ja) マイクロチップ、成形用金型及び電鋳マスター
JP2005326392A (ja) 試料導入マイクロデバイス
JP4868526B2 (ja) 試料導入マイクロデバイス
JP2008132447A (ja) マイクロチップ
KR100838129B1 (ko) 미세 유체 소자 및 이를 구비한 진단 및 분석 장치
JP7036746B2 (ja) マイクロ流体チップ
US7748410B2 (en) Fluid handling apparatus
JP4454431B2 (ja) プレート
JP2016017890A (ja) 流体デバイス及び流体デバイスの製造方法
US8858067B2 (en) Flow channel structure
JP4654378B2 (ja) マイクロポンプ・ミキサ一体化装置の流量制御装置及びマイクロポンプ・ミキサ一体化装置の流量制御方法
JP2005127864A (ja) マイクロミキシングデバイス
JP2022080026A (ja) マイクロ流路における分注装置およびマイクロ流路デバイス
JP4848896B2 (ja) マイクロチップ
JP3873866B2 (ja) 微小流体混合器
JP2006075680A (ja) 多段階抽出チップ