JP2008132112A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸引力の低下を防止する電気掃除機を提供する。
【解決手段】電動送風機2と、塵埃を捕集する二次フィルター(図示せず)を有する集塵容器(図示せず)と、電動送風機2に連通すると共に集塵容器が着脱自在に装着される集塵容器収納部(図示せず)と、二次フィルター面上を摺動自在に設けられ二次フィルターに付着した塵埃を除去する弾き体28aと、弾き体28aを駆動する駆動モータA62と、駆動モータA62を、弾き体28aに接続または非接続させるための駆動モータB63と、二次フィルターの汚れ具合に応じて、弾き体28aの二次フィルターへ接触する圧力または二次フィルターとの接触面を変える制御手段64を設けたもので、二次フィルターの汚れ具合に応じて、弾き体28aの除塵能力をかえることで、無駄の無い効率のよい除塵運転が出来ると共に、吸い込み力の低下を防止できる電気掃除機を提供することが出来る。
【選択図】図7

Description

本発明は、電気掃除機に関するもので、特に、集塵容器内のフィルターに付着した塵埃を除去する除塵手段を有する電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機として、減速機構を備えたモータで駆動されるアーム(除塵手段)の移動によって、略平面状の塵埃捕集手段(プリーツ状のフィルター)のプリーツ部分を順次たたくようにすることで振動を与えて、フィルター面に付着した細塵を振るい落とすことで吸い込み性能の低下を抑えるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−35801号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の電気掃除機の構成によれば、長期間にわたり電気掃除機を使用した場合、フィルターには、微少な塵埃や、振動により振るい落とすことができなかった塵埃が残り、電動送風機の吸引風を妨げ吸い込み力の低下を引き起こすという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、フィルターの汚れ具合に応じて除塵手段の除塵能力を変えて、効率的に除塵を行い、吸い込み性能が低下することをも防止できる電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、電動送風機と、塵埃を捕集するフィルターを有する集塵容器と、前記電動送風機に連通すると共に前記集塵容器が着脱自在に装着される集塵容器収納部と、前記フィルター面上を摺動自在に設けられ前記フィルターに付着した塵埃を除去する除塵手段と、前記除塵手段を駆動する第1の駆動手段と、前記第1の駆動手段を前記除塵手段に接続または非接続させるための第2の駆動手段と、前記フィルターの汚れ具合に応じて、前記除塵手段の前記フィルターへ接触する圧力または前記フィルターとの接触面を変える制御手段を設けたもので、フィルターの汚れ具合に応じて、除塵手段の除塵能力をかえることで、無駄の無い効率のよい除塵運転が出来ると共に、吸い込み力の低下を防止できる電気掃除機を提供することが出来る。
本発明の電気掃除機は、使用者が特に意識することなく安定した吸い込み性能で被掃除床面の塵埃を吸引することができ、お手入れの手間の低減等と合わせて使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。
第1の発明は、電動送風機と、塵埃を捕集するフィルターを有する集塵容器と、前記電動送風機に連通すると共に前記集塵容器が着脱自在に装着される集塵容器収納部と、前記フィルター面上を摺動自在に設けられ前記フィルターに付着した塵埃を除去する除塵手段と、前記除塵手段を駆動する第1の駆動手段と、前記第1の駆動手段を前記除塵手段に接続または非接続させるための第2の駆動手段と、前記フィルターの汚れ具合に応じて、前記除塵手段の前記フィルターへ接触する圧力または前記フィルターとの接触面を変える制御手段を設けたもので、フィルターの汚れ具合に応じて、除塵手段の除塵能力をかえることで、無駄の無い効率のよい除塵運転が出来ると共に、吸い込み力の低下を防止できる電気掃除機を提供することが出来る。
第2の発明は、特に、第1の発明の除塵手段を動作させないときは、第1の駆動手段を集塵容器収納部の外部へ移動させるもので、集塵容器の集塵容器収納部への着脱を支障なく行うことができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明のフィルターの汚れ具合を、電気掃除機の運転時間に応じて判断するようにしたもので、フィルターの汚れ具合の判断が、安価な構成で出来る。
第4の発明は、特に、第1又は第2の発明のフィルターの汚れ具合を、集塵容器の集塵容器収納部への着脱回数により判断するようにしたもので、フィルターの汚れ具合の判断が、安価な構成で出来る。
第5の発明は、特に、第1又は第2の発明のフィルターの汚れ具合を、電動送風機の風量により判断するようにしたもので、フィルターの汚れ具合を精度よく判断することが出来る。
第6の発明は、特に、第1又は第2の発明の集塵容器内の圧力を検出する圧力センサーを設け、フィルターの汚れ具合を、前記圧力センサーの出力に応じて判断するようにしたもので、フィルターの汚れ具合を精度よく判断することが出来る。
第7の発明は、特に、第1又は第2の発明の集塵容器内の風量を検出する風量センサーを設け、フィルターの汚れ具合を、前記風量センサーの出力に応じて判断するようにしたもので、フィルターの汚れ具合を精度よく判断することが出来る。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか一つの発明の第1の駆動手段を移動させて、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えるようにし、前記第1の駆動手段を駆動、停止させるスイッチを複数の位置に設け、前記スイッチにより前記第1の駆動手段の停止位置を決定するようにしたもので、別部品を追加することなく、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えることができると共に、第1の駆動手段の停止位置を確実に決定することが出来る。
第9の発明は、特に、第1〜7のいずれか一つの発明の第1の駆動手段を移動させて、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えるようにし、第2の駆動手段の駆動時間により、前記第1の駆動手段の停止位置を決定するようにしたもので、別部品を追加することなく、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えることができると共に、安価な構成で、第1の駆動手段の停止位置を確実に決定することが出来る。
第10の発明は、特に、第1〜7のいずれか一つの発明の第1の駆動手段を移動させて、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えるようにし、第2の駆動手段の駆動にパルス信号を使用し、前記パルス信号の数により第1の駆動手段の停止位置を判断するようにしたもので、別部品を追加することなく、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えることができると共に、安価な構成で、第1の駆動手段の停止位置を確実に決定することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における電気掃除機について、図1〜図8を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体斜視図、図2は、同電気掃除機本体の側断面図である。
図1、2において、掃除機本体1は、後部に電動送風機2を内蔵した電動送風機室3が配され、前部に、塵埃を分離捕集する集塵容器4を着脱自在に収納する集塵容器収納部5が配され、後方下部の両側に1対の走行用の車輪6が回転自在に取付けられ、底面前部には、同じく走行用のキャスター7が取付けられている。
掃除機本体1の前部には、ホース8の一端に設けた接続パイプ9が着脱自在に接続される吸気口10が設けられている。ホース8の他端には、掃除の際に握ると共に掃除機本体1の運転を操作するための操作部11aを有する把手11を備えた先端パイプ12が設けられている。13は、伸縮自在或いは継ぎ自在の延長管で、下流側端部が前記先端パイプ12に着脱自在に接続され、他端は、塵埃掻き上げ用の回転ブラシ14とその回転ブラシ14を回転駆動するモータ15を内蔵した吸込み具16に着脱自在に接続されている。
17は、弾性材料から成形され掃除機本体1の前部から両側にかけて延設されたバンパーで、掃除機本体1の走行時に、掃除機本体1が家具、柱などに衝突してもそれらに傷を付けないようにするためのものである。
18は、掃除機本体1を持ち運ぶ際に立てて使用する本体ハンドルで、掃除機本体1の重心を通る垂直線上に回動中心が位置するように掃除機本体1の上部に回動自在に取付けられている。19は、集塵容器4の持ち運び用の容器ハンドルで、集塵容器4を持ち運ぶ時や、掃除機本体1の集塵容器収納部5から取り外す時に、握るものである。掃除機本体1の外郭は、後方に電動送風機2を収納する電動送風機室3を形成した下ボデー1aと上ボデー1bから構成されている。
電動送風機2の前部は、弾性体よりなるサポート前20で、後部は、同じく弾性材料からなるサポートウシロ21で、電動送風機室3内に支持されている。22は、電動送風機室3と集塵容器収納部5とを仕切る隔壁で、略中央に電動送風機2の吸入開口2aと連通する格子状の隔壁開口部23が設けられ、その隔壁開口部23は、集塵容器収納部5側から三次フィルター24で覆われている。25は、掃除機本体1に電源を供給する電源コードである。掃除機本体1の吸気口10の後方には、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着したときに、集塵容器4の前部に密着するパッキン29が設けられている。
次に、集塵容器4の構成について、図3〜6を用いて説明する。図3は、同電気掃除機の集塵容器の一部欠載斜視図、図4は、同集塵容器の断面図、図5は、同集塵容器と集塵容器収納部の斜視図、図6は、同集塵容器の裏面斜視図である。
図3〜6において、集塵容器4は、集塵容器本体27と、集塵容器本体27の後方開口部に着脱自在に装着されるフィルターユニット28から構成されている。集塵容器本体27の前部には、集塵容器4を掃除機本体1の集塵容器収納部5に装着した時に、掃除機本体1の吸気口10の後方に設けたパッキン29に気密に圧接し連通する吸入口A30が設けられている。
集塵容器本体27は、さらに、吸入口A30に直接連通すると共に粗塵を収納する粗塵室31と、粗塵室31を通過した吸引風に含まれた細塵を捕集するフィルターユニット28から離脱した細塵を収納する細塵室32と、前記粗塵室31と細塵室32の下部開口39を覆うと共に後方端部が集塵容器本体27に回動自在に軸支された蓋体33を備えている。
蓋体33は、コイルバネ34により開成方向に付勢されており、通常は、集塵容器本体27に設けた尾錠35で、その前部が閉じた状態に保持されており、容器ハンドル19の前部に設けた操作部36を押すと、それに連結された連結棒37を介して尾錠35を外方に移動し、蓋体33が、コイルバネ34の付勢力で開くようになっている。
なお、53は、バネ材で、操作部36を常時上方に付勢するためのものである。粗塵室31は、吸入口A30と連通する粗塵室開口部31aを有すると共に、その粗塵室開口部31a部分を除く全内周壁(4側壁)は、下部開口39に向かって次第に広がる傾斜面40を有する一次フィルターA42で形成されている。54は、集塵容器4の側部に回転自在に支持された駆動軸で、後端にギヤB54aを有し、さらに、後述のギヤA28bに噛み合うギヤC54bを備えている。
フィルターユニット28は、図6に示すように、枠体48と、フィルターとしてプリーツ折りされ、そのプリーツ目を縦方向にして枠体48に設けられた二次フィルター49と、横方向に摺動自在に設けられ、二次フィルター49に付着した塵埃を除去する除塵手段である弾き体28aと、フィルターユニット28の側部に回転自在に設けられたギヤA28bと、前記ギヤA28bの外周部と弾き体28aの一部とを連結する連結棒B28cとから構成されている。
連結棒B28cの一端は、保持部、他端は駆動部となっており保持部分にはバネ材71が配置されている。連結棒B28cは、保持部を支点として可動できるようになっており、バネ材71により常時二次フィルター49と離れる方向に付勢されている。また、連結棒B28cは、バネ材71により力が加わった場合においても二次フィルター49とは常に接触する位置で停止するようになっている。さらに、弾き体28aの二次フィルター49と対向する面には、プリーツ折りされた二次フィルター49の各山折り部49aに当接する突起(図示せず)が設けられている。
一方、掃除機本体1の隔壁22には、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着したときにギヤB54aと噛み合うギヤE56を回転駆動する第1の駆動手段である駆動モータA62を収納したモータケース62aが前後方向に移動可能に設けられている。63は、ギヤE56を、電動送風機室3と集塵容器収納部5との間を移動するように、モータケース62aを移動する第2の駆動手段である駆動モータBで、電動送風機室3内に配置されている。また、モータケース62aの一端には連結棒B28cと接触する位置に突起部62bを備えている。
上記構成により、駆動モータA62で回転駆動されるギヤE56がギヤA28bと噛み合うように、駆動モータB63を駆動させてモータケース62aを集塵容器収納部5側へ移動させた後、駆動モータA62を駆動して、ギヤA28bを回転させ、連結棒B28cを介して連結された弾き体28aが左右に往復移動する。そして、弾き体28aが左右に往復移動する間に、弾き体28aに設けた突起が、二次フィルター49の山折り部49aを弾き、その時に振動やショックで、二次フィルター49の裏面(粗塵室31側の面)に付着した細塵がふるい落とされ、細塵室32に溜まると共に、二次フィルター49の濾過性能が復活するようになっている。
このとき、モータケース62aの突起部62bが連結棒B28cに当触し、連結棒B28cを二次フィルター49側へ押し込むことにより、弾き体28aが二次フィルター49に接触する圧力を変えたり、弾き体28aの突起と二次フィルター49の各山折り部49aが当接する面積をかえることができる。
また、フィルターユニット28の枠体48の下流側端部には、全周に渡ってリップ51が一体叉は一体的に形成され、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着した時に、そのリップ51が掃除機本体1の隔壁22の集塵容器収納部5側の面に圧接され、電動送風機2の運転時に外気が吸引されないようになっている。フィルターユニット28の前面は、フィルターユニット28を集塵容器本体27に装着した時に、粗塵室31の後方開口部31bを気密に覆うようになっている。
次に、図7を用いて、本実施の形態における電気掃除機の制御動作について、説明する。図7において、63bは、モータケース62aが移動した際所定の位置を検知するためのスイッチ等の検知手段である。更に、制御手段64は、使用者によって操作部11aより入力された操作情報、例えば、電動送風機2の自動運転、吸込み具16に内蔵されたモータ15の運転などの操作情報に基づき、電動送風機2、モータ15を制御・駆動する。
ギヤE56の回転駆動を、駆動軸54に取り付けられたギヤC54bを介して、ギヤA28bに伝達され、弾き体28aの左右移動運動に変換するよう構成された部分を含み総称して除塵手段とするものである。
上記のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用は以下の通りである。
電気掃除機の使用開始に当たり、使用者が、掃除機本体1より電源コード25を引き出して、その電源プラグ25aを、室内の壁に設けたコンセント(図示せず)に差すと、制御手段64は、掃除機本体1に通電されたことを検知し、駆動モータB63を駆動し、モータケース62aを駆動させる。このとき、電源プラグ25aをコンセントに差す前すなわち停止状態にあるときには、モータケース62aは、電動送風機室3側にあり、集塵容器4を着脱するときに全く干渉することがなく、使用者は、集塵容器4を容易に着脱することができる。
次に駆動モータB63を駆動する際、二次フィルター49の汚れ具合により駆動させる量を変化させて、弾き体28aによる二次フィルター49に対する接圧量を変化させる。ここで、二次フィルター49の汚れ具合を検出する手段として、電気掃除機の運転時間をカウントし、その累積運転時間によって二次フィルター49の汚れ具合を判断する手段や、集塵容器4の着脱回数により判断する手段、また電動送風機2に流れる電流を検出し、集塵容器4内の塵埃量を推定し、塵埃量が多い場合には二次フィルター49が汚れていると判断する方法や、集塵容器4内に図示しない圧力センサーまたは風量センサーを取り付けることにより、集塵容器4内の塵埃量を推測し、塵埃量が多い場合には、二次フィルター49が汚れていると判断するなどの手段が考えられる。
二次フィルター49があまり汚れていない場合は、モータケース62aの移動量を、モータケース62aの突起部62bが連結棒B28cを押す量が少なくなるようにし、二次フィルター49が汚れている場合には、モータケース62aの移動量を、モータケース62aの突起部62bが、連結棒B28cを二次フィルター49側に押し込むように移動させるようにする。
このときのモータケース62aの移動量は、図8に示すように、モータケース62aの移動線上にスイッチ65を配置し、スイッチ65の開閉により、モータケース62aの位置を検出することで移動量を決定することができる。
また、駆動モータB63への通電時間を、制御手段64からの信号で制御することや、駆動モータB63の駆動に、所定時間の通電と非通電を繰り返すパルス方式の電圧を通電することにより、駆動モータB63に印可するパルス数を制御することで移動量を決定することもできる。
このように二次フィルター49の汚れ具合に応じ、連結棒B28cを二次フィルター49側に押す量を変えることにより、弾き体28aが二次フィルター49を押す圧力または二次フィルター49の各山折り部49aとの当接する量を変化させて、除塵能力を変えることができる。
二次フィルター49が汚れていないときは、弾き体28aが二次フィルター49を押す力または二次フィルター49の各山折り部49aとの当接する量を少なくし、駆動モータA62を駆動し、ギヤA28bを駆動することにより、弾き体28aを動かし二次フィルター49に付着した塵埃を振るい落とし動作を行う。
二次フィルター49が汚れている場合には、弾き体28aが、二次フィルター49を押す力または二次フィルター49の各山折り部49aとの当接する量が大きくなり、ふるい落とし動作によりより多くの塵埃をふるい落とすことができるようになる。
本実施の形態では、さらに、把手11に設けた操作部11aを操作して、電気掃除機の運転を停止すると、制御手段64が検知して、運転開始時の二次フィルター49の弾き体28aによる細塵のふるい落とし動作と同じ動作を、あらかじめ設定した時間内もしくは回数内で行うようにしている。
次に、二次フィルター49から振るい落とされた細塵の廃棄について説明する。
集塵容器4を、集塵容器収納部5から取り外す時は、容器ハンドル19を握って集塵容器4を上方に持上げるだけで良い。そして、集塵容器4をごみ箱などの上に持っていって、操作部36を押すと、連結棒37が下がって、尾錠35が外方に移動して、蓋体33と尾錠35との係止が解除され、蓋体33がコイルバネ34の付勢力で開成し、粗塵室31内の圧縮された塵埃並びに、細塵室32に堆積した細塵がごみ箱内に落下する。
以上のように、本実施の形態によれば、二次フィルター49を除塵する弾き体28aによって、適宜二次フィルター49の濾過性能を復活させること即ち吸引力を復活させることができることが可能となり、使用者は電気掃除機の吸引力が適時復活することを実感できる。
以上のように、本発明に係る電気掃除機は、二次フィルターの汚れ具合に応じて、除塵手段である弾き体の除塵能力をかえることで、無駄の無い効率のよい除塵運転が出来ると共に、吸い込み力の低下を防止できるもので、家庭用の電気掃除機だけでなく、使用者がお手入れすることが困難なビルトインタイプ(セントラルクリーナ)のような電気掃除機にも応用・展開できる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体斜視図 同電気掃除機本体の側断面図 同電気掃除機の集塵容器の一部欠載斜視図 同集塵容器の断面図 同集塵容器と集塵容器収納部の斜視図 同集塵容器の裏面斜視図 同電気掃除機の回路構成ブロック図 同電気掃除機のモータケースの取り付け部分の側面図
符号の説明
1 掃除機本体
2 電動送風機
4 集塵容器
5 集塵容器収納部
27 集塵容器本体
28a 弾き体(除塵手段)
28c 連結棒B
31 粗塵室
49 二次フィルター(フィルター)
62 駆動モータA(第1の駆動手段)
62a モータケース
63 駆動モータB(第2の駆動手段)
64 制御手段

Claims (10)

  1. 電動送風機と、塵埃を捕集するフィルターを有する集塵容器と、前記電動送風機に連通すると共に前記集塵容器が着脱自在に装着される集塵容器収納部と、前記フィルター面上を摺動自在に設けられ前記フィルターに付着した塵埃を除去する除塵手段と、前記除塵手段を駆動する第1の駆動手段と、前記第1の駆動手段を前記除塵手段に接続または非接続させるための第2の駆動手段と、前記フィルターの汚れ具合に応じて、前記除塵手段の前記フィルターへ接触する圧力または前記フィルターとの接触面を変える制御手段を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 除塵手段を動作させないときは、第1の駆動手段を集塵容器収納部の外部へ移動させることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. フィルターの汚れ具合を、電気掃除機の運転時間に応じて判断するようにした請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. フィルターの汚れ具合を、集塵容器の集塵容器収納部への着脱回数により判断するようにした請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  5. フィルターの汚れ具合を、電動送風機の風量により判断するようにした請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  6. 集塵容器内の圧力を検出する圧力センサーを設け、フィルターの汚れ具合を、前記圧力センサーの出力に応じて判断するようにした請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  7. 集塵容器内の風量を検出する風量センサーを設け、フィルターの汚れ具合を、前記風量センサーの出力に応じて判断するようにした請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  8. 第1の駆動手段を移動させて、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えるようにし、前記第1の駆動手段を駆動、停止させるスイッチを複数の位置に設け、前記スイッチにより前記第1の駆動手段の停止位置を決定するようにした請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  9. 第1の駆動手段を移動させて、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えるようにし、第2の駆動手段の駆動時間により、前記第1の駆動手段の停止位置を決定するようにした請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  10. 第1の駆動手段を移動させて、除塵手段のフィルターへ接触する圧力またはフィルターとの接触面を変えるようにし、第2の駆動手段の駆動にパルス信号を使用し、前記パルス信号の数により第1の駆動手段の停止位置を判断するようにした請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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