JP2008130950A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷をスイッチング駆動するためのトランジスタのスイッチング速度を向上させ、ひいてはスイッチング損失を低減することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】ドライバ回路30に備えられた平面サイズが異なる複数のLDMOSトランジスタ31a〜31cの一部または全部を、プリドライバ回路20で生成されたスイッチング信号によって駆動する。これにより、トランジスタ31a〜31c個々のスイッチング速度を向上させ、ひいてはスイッチング損失を低減させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源電圧から負荷に印加するためのスイッチング電圧を生成する半導体装置に関する。
従来より、主電源から供給される電圧に基づいて一定電圧を生成し、当該一定電圧を負荷に印加する負荷駆動回路が、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、オン駆動回路、定電流回路、Nチャネル型MOSトランジスタを備えた負荷駆動回路が提案されている。このような構成を有する負荷駆動回路は、ICとして構成されており、当該IC内にオン駆動回路や定電流回路を駆動する電気回路が設けられている。
上記負荷駆動回路では、オン駆動回路にIC内の電気回路からMOSトランジスタをオンする指令が入力されている期間、当該オン駆動回路は主電源から入力した電圧を昇圧してMOSトランジスタのゲートに印加する。そして、定電流回路にMOSトランジスタをオフする指令が入力されている期間、当該定電流回路によってMOSトランジスタに印加されているゲート電圧が下げられる。
すなわち、オン駆動回路および定電流回路を一定周期で駆動してMOSトランジスタをスイッチングすることで、負荷にスイッチング電流を供給できるようになっている。
特許第3633522号公報
しかしながら、上記従来の技術では、負荷に最大電流を流すことができるように、MOSトランジスタがあらかじめ大きなサイズでIC内に形成されているため、負荷に流す電流の大きさに関わらず、MOSトランジスタのゲート−ソース間に大きな電圧を印加してMOSトランジスタを駆動しなければならない。
すなわち、MOSトランジスタのゲート−ソース間容量、あるいはゲート容量から電荷を引き抜く経路のインピーダンスが高い、もしくはゲート抵抗が大きくなるため、MOSトランジスタの駆動に時間を要してしまい、MOSトランジスタのスイッチング速度が遅くなってしまう。これに伴い、MOSトランジスタをオンする時間が長くなるため、スイッチング損失も大きくなってしまう。
本発明は、上記点に鑑み、負荷をスイッチング駆動するためのトランジスタのスイッチング速度を向上させ、ひいてはスイッチング損失を低減することができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、一定面積のパターンで形成された複数のスイッチング素子(31a〜31c、35)を有し、プリドライバ回路(20)から入力されるスイッチング信号でスイッチング素子をスイッチング駆動してスイッチング素子のパターン面積に対応した大きさのスイッチング電流を出力するドライバ回路(30)と、ドライバ回路から外部に出力される電流の大きさを検出して、当該電流に対応した大きさの電流が流れる複数のスイッチング素子のうちのいずれかを駆動するかを選択し、ドライバ回路に判定結果を出力する負荷電流検出回路(2)とを備えており、ドライバ回路は、複数のスイッチング素子のうちいずれかを駆動するかを負荷電流検出回路で選択された判定結果に応じて、複数のスイッチング素子を構成する一定面積のパターンのうちの一部を用いる第1形態によってスイッチング電流を出力する場合と、第1形態で用いる面積よりも大きな面積を用いる第2形態によってスイッチング電流を出力する場合とを有していることを特徴とする。
このようにすれば、一定面積内に備えられる複数のスイッチング素子一つ一つの面積を小さくすることができ、ゲート−ソース間容量を小さくすることができる。したがって、第1形態において各スイッチング素子を速くオン電圧にまで高めることができ、スイッチング速度を向上することができる。
また、出力する電流の大きさを調整する場合、一定面積内において第1形態の面積よりも大きな面積を用いる第2形態を採用することができる。すなわち、第2形態のみでスイッチング電流を生成する場合や、第1形態と第2形態とを組み合わせる場合によってスイッチング電流を大きくすることができる。
この場合、第2形態における面積のスイッチング素子を用いたとしても、当該スイッチング素子の面積が一定面積よりも小さくされているため、スイッチング速度を向上させつつ、所望の大きさの電流が流れるようにすることができる。以上のようにして、スイッチング速度を向上させることができるので、スイッチング損失も低減することができる。
ドライバ回路は、一定面積中に、同じ面積で形成された複数のスイッチング素子(35)を備えることもできる。この場合、個々のスイッチング素子は、一定面積に複数設けられることとなるため、個々のスイッチング素子のスイッチング速度を上げると共に、同じ面積のスイッチング素子を複数組み合わせることで、所望の大きさのスイッチング電流を流すようにすることができる。
また、構成要素として、ドライバ回路から外部に印加される電圧の大きさを検出する電圧検出回路(7)と、負荷電流検出回路からドライバ回路から外部に出力される電流の大きさ、電圧検出回路からドライバ回路から外部に印加される電圧の大きさをそれぞれ入力し、電流の大きさ、電圧の大きさのいずれかまたは両方に基づいて複数のスイッチング素子のうちのいずれかを駆動するかを選択し、ドライバ回路に判定結果を出力する論理回路(9)とを備えることができ、ドライバ回路が、複数のスイッチング素子のうちいずれかを駆動するかを論理回路で選択された判定結果に応じて切り替えるようにすることができる。
これにより、ドライバ回路から出力されるスイッチング電流が用いられる負荷等に対して、より負荷に合った電圧、電流を負荷に入力することができる。
さらに、上記のように、ドライバ回路からより負荷に合った出力を行うため、構成要素として、ドライバ回路の温度を検出する温度検出回路(8)を備えることができ、論理回路によって、負荷電流検出回路からドライバ回路から外部に出力される電流の大きさ、電圧検出回路からドライバ回路から外部に印加される電圧の大きさ、温度検出回路からドライバ回路の温度をそれぞれ入力し、電流の大きさ、電圧の大きさ、ドライバ回路の温度のいずれかまたは全部に基づいて複数のスイッチング素子のうちのいずれかを駆動するかを選択し、ドライバ回路に判定結果を出力することもできる。
プリドライバ回路は、互いに逆向きに電流を流す2つのダイオード(25a、25b)、コンデンサ(25c)、抵抗(25d)が並列に接続された接続回路(25)を備えることができる。これにより、プリドライバ回路からドライバ回路へのスイッチング信号の伝達を高速化することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される半導体装置は、主電源の電圧を一定電圧に降圧するものとして用いられる。当該半導体装置は例えば車両に搭載され、バッテリから印加される電圧を6Vのスイッチング電圧に降圧し、当該6Vのスイッチング電圧を例えば5Vの電圧を出力するシリーズ電源に印加する機能を有するものとして用いられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の全体回路図である。この図に示されるように、半導体装置は、集積回路1と、負荷電流検出回路2とを備えて構成されている。
集積回路1は、バッテリ(VB)3の電圧をダイオード4を介して第1入力端子10から入力し、一定の大きさのスイッチング電圧に変換して出力する機能を有するものであり、プリドライバ回路20と、ドライバ回路30とを有している。
本実施形態では、バッテリ3の入力電圧は例えば14Vであり、ダイオード4はバッテリ3から流れる電流の逆流防止用として用いられる。また、プリドライバ回路20は集積回路1内で生成された一定電圧VA(例えば3V)によって駆動し、ドライバ回路30はバッテリ3から入力される電圧によって駆動する。
プリドライバ回路20とドライバ回路30は、バッテリ3から入力される電圧を降圧する機能を有するものである。このようなプリドライバ回路20では、第1入力端子10にnpn型のトランジスタ21aのコレクタが接続されており、当該トランジスタ21aのベース−コレクタ間に抵抗22aが接続されている。
トランジスタ21aのベースは、npn型のトランジスタ21bのコレクタに接続されている。当該トランジスタ21bのベースにNch型MOSトランジスタ21cのドレイン、トランジスタ21bのエミッタにトランジスタ21cのソースが接続されており、当該トランジスタ21cのソースはグランドGNDに接続されている。
トランジスタ21cのゲートには、集積回路1に備えられた図示しない駆動回路からスイッチング信号が入力されるようになっている。これに伴って、トランジスタ21cがスイッチング駆動されるようになっている。
また、トランジスタ21bのコレクタおよびトランジスタ21cのドレインには、ダイオード23a、23bを介して定電流回路24が接続されており、各トランジスタ21bのコレクタ、トランジスタ21cのドレインに一定電流が流れる構成となっている。
定電流回路24は、プリドライバ回路20内で生成された一定電圧VAに基づいて一定電流を生成するものである。このような定電流回路24は、pnp型のトランジスタ24a、24bによって構成されるカレントミラー回路を有している、各トランジスタ24a、24bの各エミッタは抵抗24c、24dを介して電圧端子VAにそれぞれ接続されている。
上記カレントミラー回路のうち、各トランジスタ24a、24bのベースは、pnp型のトランジスタ24eのエミッタに接続されている。そして、当該トランジスタ24eのベースおよびトランジスタ24aのコレクタが電流源24fに接続され、定電流回路24が構成されている。
また、トランジスタ21aのエミッタは、pnp型のトランジスタ21dのエミッタに接続され、当該トランジスタ21dのベースがトランジスタ21bのコレクタに接続されている。さらに、トランジスタ21dのエミッタにnpn型のトランジスタ21eのコレクタに接続され、当該トランジスタ21eのベースが上記トランジスタ21dのコレクタに接続されており、当該トランジスタ21eのエミッタは集積回路1の出力端子40に接続されている。そして、トランジスタ21eのベース−エミッタ間に抵抗22bが接続されている。
なお、出力端子40と第1入力端子10との間にはブースト回路としてのコンデンサ5が接続されており、出力端子40の電圧が昇圧され、第1入力端子10に入力されるようになっている。
また、プリドライバ回路20の出力をドライバ回路30に入力する回路として、接続回路25が設けられている。この接続回路25は、プリドライバ回路20から出力される信号をより速く伝達する機能を有するものであり、互いに逆向きに電流を流す2つのダイオード25a、25b、コンデンサ25c、ノイズ対策としての抵抗25bが並列に接続された構成となっている。
ドライバ回路30は、プリドライバ回路20から入力されるスイッチング信号に基づいて、スイッチング電流を出力するものである。このようなドライバ回路30は、スイッチング電流の大きさに対応したサイズが異なる複数のNch型LDMOSトランジスタ31a〜31c(本発明のスイッチング素子に相当)が備えられている。各トランジスタ31a〜31cの各ドレインには、集積回路1の第2入力端子50を介してバッテリ3の電圧が印加される。
これら各トランジスタ31a〜31cの各ゲートには各々に対応したスイッチ32a〜32cが接続されており、各スイッチ32a〜32cはプリドライバ回路20の接続回路25にそれぞれ接続されている。また、各トランジスタ31a〜31cの各ソースは、出力端子40にそれぞれ接続されている。
各スイッチ32a〜32cは周知のトランジスタで構成されており、集積回路1の切替端子60に入力される切替信号に応じてオン/オフするようになっている。これにより、スイッチ32a〜32cのいずれかがオンした場合、オンしたスイッチ32a〜32cに対応したトランジスタ31a〜31cにプリドライバ回路20からスイッチング信号が入力されることとなる。
各トランジスタ31a〜31cは、上述のようにそのサイズがそれぞれ異なっており、各々に流れる電流値も異なっている。すなわち、各トランジスタ31a〜31cで各ゲート−ソース間の容量がそれぞれ異なる。本実施形態では、図1に示される半導体装置にて生成された一定電圧を印加する負荷に流す電流の大きさに応じて各スイッチ32a〜32cが切り替えられることで所望の大きさのスイッチング電流を出力できるようになっている。
また、各トランジスタ31a〜31cの各ゲートと出力端子40との間には、各ゲート−ソース間に過電圧が印加されたときに各トランジスタ31a〜31cを保護するためのダイオード群33a〜33cと、各ゲートに蓄積された電荷を外部に抜き出すための抵抗34a〜34cがそれぞれ接続されている。
そして、集積回路1の出力端子40には、コイル6a、コンデンサ6b、ダイオード6cにて構成されるフィルタ回路6が接続されており、出力端子40から出力されたスイッチング電圧に含まれるノイズがフィルタ回路6にて除去されて外部のシリーズ電源や負荷に出力されるようになっている。
負荷電流検出回路2は、フィルタ回路6を介して外部に流れるスイッチング電流の大きさを検出する周知の回路である。また、負荷電流検出回路2は、半導体装置に接続される負荷の数等が変化することによってフィルタ回路6を介して外部に出力されるスイッチング電流の大きさが変化したとき、どのトランジスタ31a〜31cをオンさせて所望の大きさの電流を流すか否かを判定し、当該判定に基づいて切替信号を出力する。以上が、本実施形態に係る半導体装置の構成である。
次に、上記ドライバ回路30の各トランジスタ31a〜31cについて説明する。図2は、サイズが異なる3つのトランジスタ31a〜31cの概略平面図である。なお、図2ではフィルタ回路6を省略してある。
図2に示されるように、各トランジスタ31a〜31cの平面サイズがそれぞれ異なっている。これにより、もっとも面積が小さいトランジスタ31aに流れる電流がもっとも小さく、かつ、ゲート−ソース間容量がもっとも小さいためスイッチング速度がもっとも速い。
そして、トランジスタの面積が大きくなっていくと、トランジスタに流れる電流が大きくなっていき、かつ、ゲート−ソース間容量も大きくなっていく。例えば、トランジスタ31aに流れる電流は10mA、トランジスタ31bに流れる電流は100mA、トランジスタ31cに流れる電流は1Aとなっている。
本実施形態では、これらの各トランジスタ31a〜31cが組み合わされて所望の大きさのスイッチング電流を流すことができるようになっている。図3は、各トランジスタ31a〜31cのスイッチ状態の表を示した図である。この図に示されるように、各トランジスタ31a〜31cのスイッチ状態を変更することで、8通りの大きさのスイッチング電流を流すことができる。なお、図3にて小、中、大とは各トランジスタ31a〜31cの平面サイズを指している。
上記のように、もっとも平面サイズが小さいトランジスタ31aのスイッチング速度がもっとも速いので、当該トランジスタ31aをオンさせるスイッチ状態とすれば、さらにスイッチング速度を向上させると共に、スイッチング損失を低減することができる。
図2や図3に示される各トランジスタ31a〜31cの一定面積のパターンやオン/オフの状態は、例えば、各トランジスタ31a〜31cを構成する図2に示される一定面積のパターンのうちの一部(例えばトランジスタ31aやトランジスタ31b)を用いる第1形態によってスイッチング電流を出力する場合や、第1形態で用いる面積よりも大きな面積のもの(例えばトランジスタ31bやトランジスタ31c)を用いる第2形態によってスイッチング電流を出力する場合とすることができる。
すなわち、各形態は、負荷電流検出回路2の判定結果に応じて、ドライバ回路30によって各トランジスタ31a〜31cのうちいずれかを駆動するかが選択されることで決まる。
次に、上記半導体装置の作動について説明する。まず、集積回路1の第1入力端子10、第2入力端子50にバッテリ3の電圧がそれぞれ印加される。また、半導体装置に接続された負荷に応じて、負荷電流検出回路2によってスイッチ32aのみがオンしているとする。
そして、集積回路1に備えられた図示しない駆動回路からスイッチング信号が入力されることで、トランジスタ21cのゲートが駆動される。具体的には、プリドライバ回路20において定電流回路24から一定電流がトランジスタ21b、21cに流されるようになっている状態で、図示しない駆動回路によってトランジスタ21cがオフされると、トランジスタ21bがオンし、トランジスタ21dがオンする。これに伴い、ドライバ回路30のトランジスタ31aがオフするので、当該トランジスタ31aのゲートに蓄積された電荷は、スイッチ32a、接続回路25、トランジスタ21eを介して出力端子40に出力される。
一方、図示しない駆動回路によってトランジスタ21cがオンされると、トランジスタ21bがオフし、トランジスタ21dがオフする。これに伴い、トランジスタ21aがオンするため、バッテリ3から第1入力端子10に入力された電流はプリドライバ回路20のトランジスタ21a、接続回路25のダイオード25aを介してドライバ回路30のトランジスタ31aに入力され、当該トランジスタ31aがオンする。これにより、昇圧されたバッテリ3の電圧が出力端子40に出力される。
そして、プリドライバ回路20にて図示しない駆動回路によりトランジスタ21cがスイッチング駆動されることで、ドライバ回路30のトランジスタ31aがスイッチング駆動され、出力端子40からスイッチング信号が出力される。当該スイッチング信号は、フィルタ回路6を介して負荷やシリーズ電源等に出力される。
また、負荷の能力や数によってフィルタ回路6を流れる電流値が変化すると、負荷電流検出回路2によって図3に示される表のようにスイッチ32a〜32cのスイッチ状態が切り替えられ、当該スイッチ状態に応じてトランジスタ31a〜31cがスイッチング駆動される。これにより、スイッチング駆動された各トランジスタ31a〜31cに流れる電流の合計が負荷に応じたスイッチング信号として出力されることとなる。
以上説明したように、本実施形態では、平面サイズが異なる複数のLDMOSトランジスタ31a〜31cにてバッテリ3の電圧に基づくスイッチング信号を生成することが特徴となっている。このように、スイッチング信号を生成するトランジスタを複数に分割して用意することで、各トランジスタ31a〜31cにおけるゲート−ソース間の容量を小さくすることができ、ゲートのオン電圧を素早く上昇させることができる。したがって、各トランジスタ31a〜31cにおけるスイッチング速度を向上させることができる。これに伴い、スイッチング損失も低減することができる。
また、負荷電流検出回路2にて各トランジスタ31a〜31cに接続された各スイッチ32a〜32cのスイッチ状態を変更することで、出力端子40から所望の大きさのスイッチング電流を流すようにすることができる。
さらに、プリドライバ回路20とドライバ回路30とを接続する接続回路25によって、プリドライバ回路20からドライバ回路30への各トランジスタ31a〜31cを駆動するスイッチング信号の信号伝達を高速化することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。第1実施形態では、ドライバ回路30に平面サイズの異なる複数のトランジスタ31a〜31cを備えているが、本実施形態では、平面サイズが等しい複数のトランジスタを備えたことが特徴となっている。
図4は、本実施形態に係るドライバ回路30に備えられたサイズが等しいスイッチング用の各トランジスタの概略平面図である。なお、図4ではフィルタ回路6を省略してある。
図4に示されるように、平面サイズが等しいLDMOSトランジスタ35(本発明のスイッチング素子に相当)が並べられている。各トランジスタ35のサイズは小さく形成されているため、個々のトランジスタ35の各ゲート−ソース間容量は小さくなっており、ゲートに印加された電圧がオン電圧になるまでの時間は短くなっている。つまり、個々のトランジスタ35のスイッチング速度は速い。
また、本実施形態では、集積回路1の外部に電圧検出回路7と、温度検出回路8と、論理回路9とが設けられている。電圧検出回路7は、フィルタ回路6を介して出力されるスイッチング信号の電圧値を検出するものである。当該電圧検出回路7は、負荷が必要とする大きさの電圧をスイッチング信号として出力するために設けられる。
温度検出回路8は、当該ドライバ回路30の温度を検出するものである。ドライバ回路30が受ける温度に応じて出力が変化するため、当該温度検出回路8はドライバ回路30の温度に対応して出力を調整するために設けられる。
論理回路9は、負荷電流検出回路2、電圧検出回路7、温度検出回路8からそれぞれ検出結果を入力すると共に、各検出結果から負荷に流すスイッチング電流の大きさに応じて複数のトランジスタ35のうちどのトランジスタ31aを駆動させるかを判定し、各トランジスタ35に対応して設けられた各スイッチ36のいずれかを駆動する切替信号を出力するものである。
これら負荷電流検出回路2、電圧検出回路7、温度検出回路8、論理回路によって複数のトランジスタ35のうち動作させるべき最適なものをオンさせて、所望のスイッチング信号を生成することもできる。
すなわち、複数のトランジスタ35を構成する一定面積のパターンや各トランジスタ35のオン/オフの状態は、例えば、図4に示される一定面積のパターンのうちの一部(例えば3個のトランジスタ31c)を用いる第1形態によってスイッチング電流を出力する場合や、第1形態で用いる面積よりも大きな面積のもの(例えば10個のトランジスタ35)を用いる第2形態によってスイッチング電流を出力する場合とすることができる。このような各形態は、負荷電流検出回路2の判定結果に応じて、ドライバ回路30によって各トランジスタ35のうちいずれかを駆動するかが選択されることで決まる。
以上のように、同じ面積の複数のトランジスタ35の組み合わせによるスイッチング電流の生成を行うこともできる。この際、論理回路9は、負荷電流検出回路2、電圧検出回路7、温度検出回路8からそれぞれ入力したスイッチング電流の大きさ、スイッチング電圧の大きさ、ドライバ回路30の温度のいずれかまたは全部に基づいて複数のトランジスタ35のうちのいずれかを駆動するかを選択し、ドライバ回路30に判定結果を出力することもできる。
(第3実施形態)
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、LDMOSトランジスタ31a〜31c、35のゲート容量(ゲート−ソース間容量、ゲート−ドレイン間容量)を低減することが特徴となっている。
図5は、ゲート容量を低減するゲート構造の一例を示した図である。p型(またはn型)基板71の表層部にn+型(またはp+型)の導電領域としてドレイン領域72が形成され、当該ドレイン領域72に離間してn+型(またはp+型)の導電領域としてソース領域73が形成されており、ドレイン領域72、ソース領域73、そしてこれらに挟まれた基板71を覆うように絶縁膜74が形成され、当該絶縁膜74上にゲート電極75が形成されている。
図5(a)に示されるように、一つの例として、ゲート電極75のうちドレイン領域72、ソース領域73に対向する面の外縁部がテーパ面75aとなっている。これにより、ゲート電極75とドレイン領域72、ソース領域73との距離を大きくしてゲート容量を低減することができる。
また、図5(b)に示されるように、一つの例として、ゲート電極75のうちドレイン領域72、ソース領域73に対向する面の外縁部が段差形状75bとなっている。このようにしてもゲート容量を低減することができる。
さらに、図5(c)に示されるように、一つの例として、ゲート電極75のうちドレイン領域72、ソース領域73に対向する面の外縁部が曲面75cとなっている。これにより、ゲート容量を低減することができる。
以上のように、ドレイン領域72、ソース領域73との距離が離れるようなゲート電極75の構造とすることで、ゲート容量を低減することができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、LDMOSトランジスタ31a〜31c、35の各ゲートのゲート抵抗を低減することが特徴となっている。
図6は、ゲート抵抗を低減するゲート構造の一例を示した図である。図6(a)に示されるように、一つの例として、ゲート電極76を厚く形成する。これにより、ゲート電極76の抵抗値を下げることができ、ひいてはゲート抵抗を低減することができる。また、図6(b)に示されるように、一つの例として、ゲート電極77を積層構造とする。このようにしてもゲート抵抗を低減することができる。さらに、図6(c)に示されるように、ゲート電極78を複数並べて形成する。このようにしてもゲート抵抗を低減することができる。
以上のように、ゲート抵抗を低減するゲート電極76〜78を採用することができる。なお、ゲート電極76〜78に接続される配線材料をAuとしても良い。
(他の実施形態)
図1では、プリドライバ回路20の出力をドライバ回路30に入力する回路として接続回路25を設けているが、当該接続回路25がない回路構成としても構わない。
第1実施形態では、ドライバ回路30に3つのトランジスタ31a〜31cを採用した場合について説明したが、トランジスタの数やサイズは、第1実施形態に限定されるものではなく、所望のサイズや数とすることができる。
第2実施形態に係るトランジスタ35を第1実施形態に採用することもできる。また、第2実施形態に係る電圧検出回路7、温度検出回路8、論理回路9を第1実施形態に採用しても構わない。この場合、負荷電流検出回路2、電圧検出回路7、温度検出回路8のうちいずれかまたは全部を選択して設けるようにすることもできる。また、当該選択に応じて論理回路9を設けるようにすれば良い。
上記第3実施形態におけるゲート電極75の構造を第1、第2実施形態に採用することができる。同様に、第4実施形態におけるゲート電極76〜78の構造を第1、第2実施形態に採用することもできる。
本発明の一実施形態に係る半導体装置の全体回路図である。 図1に示されるドライバ回路に備えられたサイズが異なるスイッチング用の各トランジスタの概略平面図である。 図1に示されるドライバ回路に備えられたサイズが異なるスイッチング用の各トランジスタのスイッチ状態の表を示した図である。 第2実施形態に係るドライバ回路に備えられたサイズが等しいスイッチング用の各トランジスタの概略平面図である。 第3実施形態において、ゲート容量を低減するゲート構造の一例を示した図である。 第4実施形態において、ゲート抵抗を低減するゲート構造の一例を示した図である。
符号の説明
1…集積回路、2…負荷電流検出回路、3…バッテリ、7…電圧検出回路、9…論理回路、8…温度検出回路、20…プリドライバ回路、25…接続回路、25a、25b…ダイオード、25c…コンデンサ、25d…抵抗、30…ドライバ回路、31a〜31c、35…スイッチング素子としてのトランジスタ。

Claims (5)

  1. 電源(3)から印加される電圧に基づいて、スイッチング信号を生成するプリドライバ回路(20)と、
    一定面積のパターンで形成された複数のスイッチング素子(31a〜31c、35)を有し、前記プリドライバ回路から入力されるスイッチング信号で前記スイッチング素子をスイッチング駆動することにより、前記スイッチング素子のパターン面積に対応した大きさのスイッチング電流を出力するドライバ回路(30)と、
    前記ドライバ回路から外部に出力される電流の大きさを検出して、当該電流に対応した大きさの電流が流れる前記複数のスイッチング素子のうちのいずれかを駆動するかを選択し、前記ドライバ回路に判定結果を出力する負荷電流検出回路(2)とを備えた半導体装置であって、
    前記ドライバ回路は、前記複数のスイッチング素子のうちいずれかを駆動するかを前記負荷電流検出回路で選択された前記判定結果に応じて、前記複数のスイッチング素子を構成する一定面積のパターンのうちの一部を用いる第1形態によってスイッチング電流を出力する場合と、前記第1形態で用いる面積よりも大きな面積を用いる第2形態によってスイッチング電流を出力する場合とを有していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ドライバ回路は、一定面積中に、同じ面積で形成された複数のスイッチング素子(35)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ドライバ回路から外部に印加される電圧の大きさを検出する電圧検出回路(7)と、
    前記負荷電流検出回路から前記ドライバ回路から外部に出力される電流の大きさ、前記電圧検出回路から前記ドライバ回路から外部に印加される電圧の大きさをそれぞれ入力し、前記電流の大きさ、前記電圧の大きさのいずれかまたは両方に基づいて前記複数のスイッチング素子のうちのいずれかを駆動するかを選択し、前記ドライバ回路に判定結果を出力する論理回路(9)とが備えられており、
    前記ドライバ回路は、前記複数のスイッチング素子のうちいずれかを駆動するかを前記論理回路で選択された前記判定結果に応じて切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記ドライバ回路の温度を検出する温度検出回路(8)が備えられており、
    前記論理回路は、前記負荷電流検出回路から前記ドライバ回路から外部に出力される電流の大きさ、前記電圧検出回路から前記ドライバ回路から外部に印加される電圧の大きさ、前記温度検出回路から前記ドライバ回路の温度をそれぞれ入力し、前記電流の大きさ、前記電圧の大きさ、前記ドライバ回路の温度のいずれかまたは全部に基づいて前記複数のスイッチング素子のうちのいずれかを駆動するかを選択し、前記ドライバ回路に判定結果を出力するようになっていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記プリドライバ回路は、互いに逆向きに電流を流す2つのダイオード(25a、25b)、コンデンサ(25c)、抵抗(25d)が並列に接続された接続回路(25)を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体装置。
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