JP2008129112A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー収容部内の軸回転機構部を回転駆動させる為の駆動伝達用ギヤ機構部を構成する各ギヤの有無確認が簡易且つ的確になされ、更にはトナー攪拌用アジテータの位置をも簡易に確認し得る現像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】トナー収容部12を備え、画像形成装置A内の所定の位置に着脱自在に装着される現像装置Bであって、上記トナー収容部12は、ハウジング24と、該ハウジング24内に配設されるトナー攪拌用アジテータ15を含む複数の軸回転機構部15,16とを備え、上記ハウジング24の外側部24bには、上記軸回転機構部15,16の駆動伝達用ギヤ機構部25と、このギヤ機構部25を覆うギヤカバー26とが設けられ、該ギヤカバー26には、上記ギヤ機構部25を構成する各ギヤ15c,25a,16bの有無を確認する為の有無確認用透孔26b,26c,26dが開設されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、トナー収容部を備え、画像形成装置内の所定の位置に装着可能とされる現像装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ或いはこれらの機能を備えた所謂複合機等の画像形成装置として多用されている。このような画像形成装置のうち、2成分(トナーとキャリア)系の現像剤を用いた画像形成装置の場合、現像装置は、現像器本体に随時トナーを補給するトナー収容部を備え、画像形成装置内の所定位置に着脱自在に装着し得るよう構成される。この場合、トナー収容部と現像器本体とを一体にして現像器ユニットとして構成され、或いは、トナー収容部をトナーカートリッジとし、トナー収容部と現像器本体とを個別のユニットとし、画像形成装置内に個々に装着して画像形成装置内で互いに連結するよう構成される。そして、これら現像器ユニット、現像器本体ユニット或いはトナーカートリッジは、画像形成装置内の所定位置に装着された時に、感光体ドラムユニットと組み合って画像形成プロセス部を構成する。これらユニット或いはカートリッジは、感光体ドラムユニットと一体としてユニット化される場合もあり、いずれも消耗品として、画像形成装置とは別に製造され、画像形成装置内の所定位置に着脱自在に装着される。
上記現像装置は、トナー収容部としてのハウジング内に、現像ローラ、トナー搬送用スクリュー、トナー攪拌用アジテータ等の複数の回転機構部を備え、画像形成装置内に装着した際、画像形成装置内に設置された駆動部に連結され、ハウジングの外側部に装備された駆動伝達用ギヤ機構部を介して各回転機構部の回転駆動がなされるよう構成される。特許文献1の図4、図5及び図7には、このようなギヤ機構部を備えた現像装置の例が示されている。
特開2005−70395号公報
ところで、上記のようにユニット化された現像装置は、消耗品ユニットとして画像形成装置内に着脱自在に装着されるものであることから、梱包・搬送或いは着脱交換時等におけるギヤ機構部の毀損等を防止する為、或いはギヤが取扱者の手に触れないようにする為、ギヤ機構部をギヤカバーで覆うこともなされる。このようにユニット化された現像装置の製造工程においては、その最終の検査工程で、各ギヤが正しく取付けられているか、また、トナー攪拌アジテータの攪拌羽根が製品出荷前の状態で回転抵抗の少ない待機位置に正しく設定されているか或いは攪拌羽根がトナーの充填がし易い位置にあるか等を検査した上でトナーの充填工程に移送される。而して、上記のようにギヤ機構がギヤカバーで覆われている場合、各ギヤの有無や、ギヤによるトナー攪拌アジテータの位置をセンサー等によりチェックすることは困難である為、ギヤカバーの隙間から人為的に確認する等の作業が必要とされる。特許文献1の図4、図5及び図7には、攪拌羽根(攪拌手段)を所定の待機位置に設定する為、そのギヤとハウジングの外側部にマークを付しているが、ギヤカバーを設けた場合、このマークも意味をなさなくなる。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、トナー収容部内の軸回転機構部を回転駆動させる為の駆動伝達用ギヤ機構部を構成する各ギヤの有無確認が簡易且つ的確になされ、更にはトナー攪拌用アジテータの位置をも簡易に確認し得る現像装置を提供することを目的としている。
本発明の現像装置は、トナー収容部を備え、画像形成装置内の所定の位置に着脱自在に装着される現像装置であって、上記トナー収容部は、ハウジングと、該ハウジング内に配設されるトナー攪拌用アジテータを含む複数の軸回転機構部とを備え、上記ハウジングの外側部には、上記軸回転機構部の駆動伝達用ギヤ機構部と、このギヤ機構部を覆うギヤカバーとが設けられ、該ギヤカバーには、上記ギヤ機構部を構成する各ギヤの有無を確認する為のギヤ有無確認用透孔が開設されていることを特徴とする。
本発明において、前記ギヤカバーには、前記トナー攪拌用アジテータの駆動軸に固設されたアジテータ用ギヤの回転位置を確認するためのギヤ位置確認用透孔を更に開設し、該アジテータ用ギヤには、上記ギヤ位置確認用透孔に対応する位置にマークを形成することができる。このマークは、アジテータ用ギヤに開設された透孔とすることができる。そして、前記ハウジングの外側部と、前記ギヤ機構部を構成する各ギヤとは、その表面の色相が互いに異なるものとすることができる。
また、本発明において、前記トナー収容部がトナーカートリッジとして構成され、前記軸回転機構部が、トナー攪拌用アジテータとトナー搬送・排出用スクリューとよりなるものとすることができる。
本発明の現像装置においては、ハウジングの外側部に設けられた軸回転機構部の駆動伝達用ギヤ機構部がギヤカバーによって覆われているから、梱包・搬送或いは着脱交換時等におけるギヤ機構部の毀損等が防止され、或いはギヤが取扱者の手に触れることがない。そして、このギヤカバーには、ギヤ機構部を構成する各ギヤの有無を確認する為のギヤ有無確認用透孔が開設されているから、現像装置製造ラインの製品検査工程において、適宜センサー等によりこの透孔を透して各ギヤが正しく取付けられているかを的確に検出チェックすることができ、検査工程の効率化を図ることができる。
また、ギヤカバーにアジテータ用ギヤの回転位置を確認するためのギヤ位置確認用透孔を更に開設し、アジテータ用ギヤには、上記ギヤ位置確認用透孔に対応する位置にマークを形成した場合、このマーク位置とギヤ位置確認用透孔とが合致する位置が、トナー攪拌アジテータの起動時の回転抵抗の少ない位置、或いはアジテータの攪拌羽根がトナーの充填がし易い位置となるよう設定しておけば、検査工程においてアジテータがこのような適正回転位置にあるか否かの判定が簡易になされる。
そして、前記ハウジングの外側部と、前記ギヤ機構部を構成する各ギヤとは、その表面の色相が互いに異なるものとした場合、例えば、ギヤの表面を白色、ハウジングの外側部表面を黒色とすれば、位置確認用透孔から透視されるギヤの有無の変化が明瞭となり、光学センサー等によってこの有無検出が精度よくなされる。また、アジテータの位置確認の為にアジテータ用ギヤに形成されるマークを透孔とした場合には、ギヤ位置確認用透孔からこのアジテータ用ギヤに形成される透孔を通してハウジングの外側部を検出することによりその適正位置の判定を行うよう構成することが出来、この際のギヤとハウジング外側部の明瞭な色相差により、アジテータの適正回転位置判定がより精度よくなされる。
トナー収容部がトナーカートリッジとして構成される場合は、トナーカートリッジが単独で製造され、また梱包・搬送されるので、上記のようなギヤカバーを設けたことによる効果及び製造・検査工程での効率化は特に有効である。また、軸回転機構部が、トナー攪拌用アジテータとトナー搬送・排出用スクリューとよりなるものとする場合、トナーカートリッジとして画像形成装置内に装着させた際の装置内の駆動源からこれらに駆動伝達する為のギヤ機構の構成がし易く、このギヤ機構に上記確認機能を好適に適用させることができる。
以下に本発明の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態の現像装置を備えた画像形成装置を示す概略的縦断面図、図2は同現像装置の概略的平面図、図3は図2におけるX−X線矢視図、図4はギヤカバーを取外した状態を示す図3と同様図、図5は図2におけるY−Y線矢視断面図である。
図1の画像形成装置Aは、電子写真方式の記録部を備えたプリンタを例に採って示しているが、これに限らず、画像読取装置を備えた複写機、ファクシミリ装置或いはこれらの機能を兼ね備えた所謂複合機等であっても良い。図において、画像形成装置Aの装置本体1は、記録紙(用紙)の給紙部2と、電子写真方式の画像記録部3と、印字後の記録紙の排出部4とが、この順序で高さ方向に層積されて構成されている。記録紙の給紙部2は、多数枚の記録紙を堆積収納し得る抜差し可能な給紙カセット2aと、該給紙カセット2aの給紙方向前端部に設置された分離給紙ローラ2bと、該分離給紙ローラ2bの周面に弾接する分離パッド2cとよりなる。
尚、給紙カセット2aの下に、更に同様のカセットを段積みして多段カセットとし、或いは、オプションカセット(不図示)を設置し得るよう構成することも可能である。また、上記分離パッド2cに代えリタードローラとすることも可能である。
画像記録部3は、感光体ドラム5の周囲に、コロナ帯電方式の帯電器6、LED等からなる露光器7、現像器本体8、転写ローラ(転写器)9及び転写残トナーのクリーニング装置10をこの順序で配したプロセス部と、その下流側の定着器11とより構成される。これらプロセス部は、露光器7及び転写ローラ9を除き、感光体ドラム5、帯電器6及びクリーニング装置10を一括したドラムユニット50と、現像器本体ハウジング81、攪拌搬送スクリュー82,83、供給パドル84及び現像ローラ85等を一括した現像器本体ユニット80とよりなるプロセスユニットとされる。
図例の現像器本体ユニット80は、2成分現像剤を用いる方式の現像器であって、樹脂成型された現像剤容器を兼ねる現像器本体ハウジング81内にトナーとキャリアを収容し、2本の平行な攪拌・搬送スクリュー82、83で攪拌・搬送しながら、供給パドル84によりバイアス印加された現像ローラ85に現像剤を供給するよう構成されている。現像器本体ハウジング81の外面には磁気センサー86が付設され、現像器本体ハウジング81内のトナー濃度(トナーとキャリアの混合比)が検出される。この現像器本体ユニット80から離間した位置には、トナー収容部としてのトナータンク12及びトナーホッパー13が設置され、上記磁気センサー86により現像器本体ハウジング81内のトナー濃度が低下したことが検出されると、トナーホッパー13よりスクリューコンベア(パイプスクリュー)14を介してトナーが現像器本体ハウジング81内に補給される。トナータンク12内には、アジテータ(軸回転機構部)15及びトナーホッパー13へのトナー搬送・排出用スクリュー(軸回転機構部)16が配設され、このアジテータ15及びトナー搬送・排出用スクリュー16を備えたトナータンク12は、後記する廃トナータンク17と一体とされて、装置本体1に対して着脱可能に装着されるトナーカートリッジ18として構成されている。このトナーカートリッジ18、トナーホッパー13及び現像器本体ユニット80によって、本発明の現像装置Bが構成される。
ドラムユニット50及び現像器本体ユニット80は、装置本体1に対してその前面側より、個々に或いは両者を何等かの結合手段で結合した状態で着脱可能に装着される。また、露光器7及び転写ローラ9を除く全てのプロセス部を一括してプロセスユニットとすることも可能である。更に、上記トナーカートリッジ18も装置本体1に対して、その前面側より着脱可能に装着される。これらプロセスユニット50,80及びトナーカートリッジ18は、消耗品として適宜新品に交換される。ここで、装置本体1の前面側とは、図1における紙面手前側を言い、給紙カセット2aも装置本体1に対して前面側より抜差し可能とされている。
上記トナーカートリッジ18を構成する廃トナータンク17には、前記クリーニング装置10で除去回収された廃トナーを逐次搬送投入するためのスクリューコンベア19が接続されている。その廃トナー排出口19a(図2参照)から排出・投入された廃トナーは、廃トナータンク17内に配設された搬送スクリュー17aによって廃トナータンク17内に分散堆積される。上記現像器本体8を含む現像器本体ユニット(プロセスユニット)80及びドラムユニット(プロセスユニット)50と、トナーカートリッジ18、トナーホッパー13とを繋いで構成されるトナーの搬送系、廃トナーの搬送系及びトナーカートリッジ18の詳細については後記する。
定着器11の下流側には、切替ゲート4a、排出ローラ対4b及び排出トレイ4cが連設され、これらによって排出部4が構成される。上記プロセス部の上流側近傍には、レジストローラ対20が配設され、上記給紙カセット2aから、分離給紙ローラ2b及び分離パッド2cの作用により1枚ずつ分離繰出された記録紙(用紙)は、該レジストローラ対20によりレジストされて、前記感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に導入される。感光体ドラム5は図1の矢示方向に回転しながら、帯電器6によりその表面が一様にマイナス帯電され、画像情報に基づく光学画像が露光器7によって感光体ドラム5の表面に照射され、感光体ドラム5の表面には静電潜像が形成される。この静電潜像は、感光体ドラム5の表面の光導電体の特性により、光の照射部分の電位が変化し、その他の部位の電位が維持されて形成されるものである。
そして、この静電潜像は、バイアス印加された現像器本体8で逐次現像されてトナー画像として感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に至る。この現像の際、光の照射により電位が変化した部位には、現像器本体8との電位差によりトナーが感光体ドラム5に吸引されて黒部分となり、その他の部分にはトナーは吸引されず白部分となって、全体として、画像情報に基づく白黒のトナー画像が形成される。上記レジストローラ対20は、感光体ドラム5の表面のトナー画像に同期して記録紙がこの対合部に導入されるようレジスト制御されて回転駆動される。
転写ローラ9はバイアス印加されており、感光体ドラム5と対合され且つ矢示方向(感光体ドラム5とウイズ方向)に回転駆動されながら記録紙をニップ搬送し、この間感光体ドラム5の表面のトナー像が記録紙に転写される。感光体ドラム5の表面に残ったトナー等(紙粉を含むことがある)は、クリーニング装置10で除去・回収される。トナー像が転写された記録紙は、定着器11に導入され、永久画像として定着された後、切替ゲート4aを押し上げ、排出ローラ対4bを経て排出トレイ4c上に排出される。この一連の記録紙の給送は、給紙カセット2aからの繰出し直後に略垂直(鉛直)に立ち上がり、排出ローラ対4bでは給紙カセット2aからの繰出し方向とは略180度の方向にUターンするような主給送パスPに沿ってなされる。このようなレイアウト構成により、装置全体のコンパクト化が図られる。
図例の画像形成装置Aは、両面記録機能を備えており、上記主給送パスPの切替ゲート4aの取付け位置から、前記レジストローラ対20の上流側で上記主給送パスPに循環合流する反転給送パスP1が形成されている。前記排出ローラ対4bは、正逆転可能とされ、また、反転給送パスP1には搬送ローラ対21、22が配設されており、両面記録する場合は、上記のように片面記録がされた記録紙が主給送パスPに沿って搬送され、記録紙の後端が排出ローラ対4bに至ると、該排出ローラ対4bは一旦停止して記録紙の後端をニップする。次いで、排出ローラ対4bが逆転し、記録紙はその後端より搬送ローラ対21、22によって反転給送パスP1を搬送され、主給送パスPに合流し、レジストローラ対20に至る。該レジストローラ対20によってレジストされて、再度感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に導入されてその裏面の記録がなされる。両面記録された記録紙は、その後、上記同様主給送パスPに沿って排出トレイ4c上に排出される。
図例の画像形成装置Aは、記録紙の手差機能を更に備えており、装置本体1の側部には上下に開閉可能な3段スライド伸縮可能な手差給紙トレイ23が付設されている。該手差給紙トレイ23は、使用しない時は、図1の2点鎖線のように収縮された状態で閉止され、使用時には、把手23aをして開け、給紙の為に載置される記録紙のサイズに応じて適宜その伸張がなされる。該手差トレイ23の前端部には手差分離給紙ローラ23bと分離パッド23cとが弾接状態で配設され、その更に下流側には主給送パスPに合流する手差給送パスP2が連設されている。
次に、現像器本体8を含むプロセスユニット(現像器本体ユニット80及びドラムユニット50)と、トナータンク12,トナーホッパー13,廃トナータンク17とを繋いで構成されるトナーの搬送系について説明する。図2において、装置本体1の奥側(図2の紙面上方)には、トナー供給用トナーホッパー13及びその排出側に連結されたトナー供給用スクリューコンベア14が固定的に設置されている。プロセスユニットとしてのドラムユニット50及び現像器本体ユニット80とは上下に一体に結合された状態で装置本体1に対して着脱可能とされ、装置本体1の前面側(図2の紙面下方)より、白抜矢示方向Zに沿って装着し得るよう構成されている。この装着によって現像器本体ハウジング81のトナー受入口81aと、スクリューコンベア14のトナー供給口14aとが接合され、第1のトナー受渡し部T1が構成される。
また、トナータンク12と廃トナータンク17とが一体に構成されたトナーカートリッジ18も、装置本体1に対して着脱可能とされ、装置本体1の前面側(図2の紙面下方)より、白抜矢示方向Z1に沿って装着される。白抜矢示方向Z,Z1は同方向である。この装着によって、トナータンク12の前端部に突出する円筒状のトナー供給筒12aとトナーホッパー13のトナー受入部13aとが接合され、第2のトナー受渡し部T2が構成される。この装着の際、クリーニング装置10(図1参照)からの廃トナー搬送スクリュー19の廃トナー排出口19aと、廃トナータンク17の廃トナー受入口17bとが接合され、第3のトナー受渡し部T3が構成される。これによって、トナータンク12から現像器本体ハウジング81への供給トナーの搬送系が、クリーニング装置10から廃トナータンク17への廃トナーの搬送系が、夫々構成される。プロセスユニット50,80とトナーカートリッジ18とは、装置本体1の前面側に設けられた開閉扉1aを開けて装置本体1の前面側よりその装着、脱着がなされる。
トナータンク12と廃トナータンク17は、トナーカートリッジ18のハウジング24に上下に区画形成され(図5参照)、トナータンク12内には、トナー攪拌用アジテータ15及びトナー搬送・排出用スクリュー16が、その軸心が白抜矢示方向Z1(画像形成装置本体1に対する装着方向)に平行に配設され、ハウジング24に軸回転可能に支持されている。トナー攪拌用アジテータ15の駆動軸15aは、上記白抜矢示方向Z1の先側端部においてハウジング24の奥側外側部24aより突出し、この先側端部には、トナーカートリッジ18を装置本体1内に装着した際、装置本体1内に設置される駆動源(不図示)に連結されるカップリング15bが固定されている。一方、駆動軸15aの基部側端部は、ハウジング24の前面側外側部24bより突出し、この基部側端部にアジテータ用ギヤ15cが固設されている。駆動軸15aには、樹脂シートからなる攪拌羽根15dが固着されている(図1及び図5参照)。上記ハウジング24の前面側両側部には、トナーカートリッジ18を装置本体1に装着した際、装置本体1内に形成された位置決め用係合ピン(不図示)に係合する位置決め用係合孔24c,24dが形成されている。
トナー搬送・排出用スクリュー16は、その先側が上記トナー供給筒12a内に及び、またその駆動軸16aの基部側端部は、ハウジング24の前面側外側部24bより突出し、この基部側端部にスクリュー用ギヤ16bが固設されている。上記アジテータ用ギヤ15cとスクリュー用ギヤ16bとにはアイドラギヤ25aが噛合し、これらによって、前記カップリング15bより受けた回転駆動力をトナー攪拌用アジテータ15からトナー搬送・排出用スクリュー16へ駆動伝達する為のギヤ機構部25が構成される。このギヤ機構部25は、前記ハウジング24にビス等で固着されるギヤカバー26によって覆われ、ギヤカバー26には、トナーカートリッジ18を装置本体1に抜き差し操作する為の取手26aが形成されている。
尚、廃トナータンク17内に配設される搬送スクリュー17aは、その駆動軸のハウジング24より突出する先側端部に固定されたカップリング17cと、装置本体1内に設置される駆動源(不図示)との連結によって、トナー攪拌用アジテータ15及びトナー搬送・排出用スクリュー16とは個別にその軸回転駆動がなされる。
トナー攪拌用アジテータ15は、上記のようにその駆動軸15aに樹脂シートからなる攪拌羽根15dが固着され、その回転作用により、トナータンク12内のトナーを攪拌すると共に、トナー搬送・排出用スクリュー16へトナーを供給する機能を奏する。攪拌羽根15dは、図5の2点鎖線で示すように、先端部が互いに反方向に向くよう屈曲された2枚の樹脂シートを重ね合わせて構成され、矢印a方向への回転によって、トナータンク12内の一側部上方に配設されたトナー搬送・排出用スクリュー16にトナーを持ち上げるように供給する。2枚の樹脂シートの先端部が互いに反方向に屈曲されていることにより、トナーの攪拌とトナーの持ち上げ供給が好適になされる。
トナーホッパー13は、トナータンク12から供給されたトナーを一時的に貯留する為のものであり、現像器本体8の前記磁気センサー86がトナー無し信号を送出すると、トナーホッパー13に連結されたスクリューコンベア14が作動し、上記第1のトナー受渡し部T1より、現像器本体ハウジング81内にトナーが供給される。トナーホッパー13内には常時所定量のトナーが貯留されるよう、該トナーホッパー13内に設置されるセンサー(不図示)の検出信号により、上記トナー搬送・排出用スクリュー16の動作制御がなされる。トナーホッパー13内に貯留される所定量のトナー量は、例えば、トナータンク12内のトナーがなくなり、新しいトナーカートリッジ18に交換するまでの間もプリント動作を継続し得るに十分な量に設定される。上記トナー受渡し部T1,T2,T3には、説明を省略するが、その接合確立時に開となるシャッター部材が介在される。
上記ハウジング24は、黒色樹脂の成型体からなり、一方上記各ギヤ15c,25a,16bは白色樹脂の成型体からなり、これによりハウジング24の前面側外側部24bとこれら各ギヤ15c,25a,16bとは、その表面の色相が互いに異なるようになされている。ギヤカバー26には、3個のギヤ有無確認用透孔26b,26c、26dと、1個のアジテータギヤ15cの回転位置を確認する為のギヤ位置確認用透孔26eが開設されている。3個のギヤ有無確認用透孔26b,26c、26dは、アジテータ用ギヤ15c、アイドラギヤ25a、スクリュー用ギヤ16bに対応しており、これらギヤ15c,25a,16bが正しく取り付けられている場合は、ギヤ有無確認用透孔26b,26c、26dよりギヤ15c,25a,16bの表面が透視され、また取り付けられていない場合は、ハウジング24の外側部24bの表面が透視される。従って、トナーカートリッジ18の製造ラインの検査工程において、これらギヤ有無確認用透孔26b,26c、26dに対応する位置に光学センサーを設置し、その前を半製品としてのトナーカートリッジ18を通過させ、各光学センサーがギヤ15c,25a,16bの白色表面を検出するか、ハウジング24の外側部24bの黒色表面を検出するかによって、各ギヤ15c,25a,16bの有無を判定することができる。
また、アジテータ用ギヤ15cには、位置確認用マークとしての透孔15eが開設され、ギヤカバー26に開設された上記位置確認用透孔26eは、この透孔15eの駆動軸15aを中心とする回転軌跡上であって、透孔15eと合致する位置が、トナー攪拌用アジテータ15の攪拌羽根15dが製品出荷前の状態で回転抵抗の少ない待機位置或いは攪拌羽根15dがトナーの充填がし易い位置となるよう設定されている。図5は、攪拌羽根15dが回転抵抗の少ない待機位置或いはトナーの充填がし易い位置(実線位置)にあることを示している。一方、図3及び図4では、アジテータ用ギヤ15cに開設された透孔15eとギヤカバー26に開設された上記位置確認用透孔26eとは合致しておらず、従って、この状態で製造ラインの検査工程におけるアジテータ位置確認用光学センサーの前を通過させると、該光学センサーは位置確認用透孔26eよりアジテータ用ギヤ15cの表面の白色を検出し、トナー攪拌用アジテータ15が所定の上記回転位置にないと判定する。
トナー攪拌用アジテータ15の攪拌羽根15dが図5に示す正規の位置となるよう設定する為には、図4においてアジテータ用ギヤ15cをその軸15aの廻りに反時計方向(図5に示す攪拌羽根15dの回転方向a)に270°回転した位置として、両透孔15e,26eが合致するよう設定する。このように両透孔15e,26eが合致すると、上記光学センサーは、両透孔15e,26eを通してハウジング24の外側部24aの黒色表面を検出し、これによってトナー攪拌用アジテータ15が所定の上記回転位置にあると判定する。尚、位置確認用マークとしての透孔15eに代え、アジテータ用ギヤ15cの表面に、光学センサーで検出可能な色相の異なるマークを付すことも可能である。
尚、現像器本体8として、2成分現像剤を用いる方式を例示したが、これに限らず1成分現像方式の場合にも本発明を適用することができる。また、クリーナレス方式の場合は、廃トナーの搬送系及び廃トナータンクは存在しないことになる。更に、プロセスユニット50,80及びトナーカートリッジ18を装置本体1の前面側から装着する例について述べたが、左右側面或いは背面側から装着する場合にも本発明を適用することができる。更にまた、トナー収容部がトナータンク12及び廃トナータンク17からなるトナーカートリッジ18として構成される例について述べたが、現像器本体ハウジング81をトナー収容部とし、これに駆動伝達用ギヤ機構部及びギヤカバーを設け、同様の有無確認用透孔等を設けることももとより可能である。
本発明の一実施形態の現像装置を備えた画像形成装置を示す概略的縦断面図である。 同現像装置を含む画像形成プロセス部の概略的平面図である。 図2におけるX−X線矢視図である。 ギヤカバーを取外した状態を示す図3と同様図である。 図2におけるY−Y線矢視断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体
12 トナータンク(トナー収容部)
15 トナー攪拌用アジテータ(軸回転機構部)
15a 駆動軸
15c アジテータ用ギヤ
15e 透孔(マーク)
16 トナー搬送・排出用スクリュー(軸回転機構部)
16b スクリュー用ギヤ
18 トナーカートリッジ
24 ハウジング
24a 外側部
25 駆動伝達用ギヤ機構部
25a アイドラギヤ
26 ギヤカバー
26b,26c,26d ギヤ有無確認用透孔
26e ギヤ位置確認用透孔
A 画像形成装置
B 現像装置

Claims (5)

  1. トナー収容部を備え、画像形成装置内の所定の位置に着脱自在に装着される現像装置であって、
    上記トナー収容部は、ハウジングと、該ハウジング内に配設されるトナー攪拌用アジテータを含む複数の軸回転機構部とを備え、上記ハウジングの外側部には、上記軸回転機構部の駆動伝達用ギヤ機構部と、このギヤ機構部を覆うギヤカバーとが設けられ、該ギヤカバーには、上記ギヤ機構部を構成する各ギヤの有無を確認する為のギヤ有無確認用透孔が開設されていることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    前記ギヤカバーには、前記トナー攪拌用アジテータの駆動軸に固設されたアジテータ用ギヤの回転位置を確認する為のギヤ位置確認用透孔が更に開設され、該アジテータ用ギヤには、上記ギヤ位置確認用透孔に対応する位置にマークが形成されていることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項2に記載の現像装置において、
    前記マークは、前記アジテータ用ギヤに開設された透孔からなることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像装置において、
    前記ハウジングの外側部と、前記ギヤ機構部を構成する各ギヤとは、その表面の色相が互いに異なることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の現像装置において、
    前記トナー収容部がトナーカートリッジとして構成され、前記軸回転機構部が、トナー攪拌用アジテータとトナー搬送・排出用スクリューとよりなることを特徴とする現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019159160A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 キヤノン株式会社 現像装置

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