JP2008128445A - 自動変速機のパーキング装置 - Google Patents

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    • F16H63/3475Parking lock mechanisms or brakes in the transmission with electric actuating means, e.g. shift by wire using solenoids

Abstract

【課題】パーキングリリース状態を確実に保持できるとともに、ソレノイド推力を増幅することで、小型のソレノイドでパーキングリリースできるようにした自動変速機のパーキング装置を提供する。
【解決手段】
軸上にラックギヤ15が形成され、軸方向に移動することでパーキングポール33をパーキングギヤ37に係脱するパーキングロッド12と、パーキングロッドを付勢して、パーキングポールをパーキングギヤに係合させる方向にパーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリング40と、パーキングロック用スプリングの付勢力に抗してパーキングポールをパーキングギヤから解放する方向にパーキングロッドを移動させる電磁駆動手段(21)と、ラックギヤと係合するピニオン16と、ピニオンの同軸上に配設されたラチェットホイール18と、パーキングロッドの軸方向の移動を阻止する保持用ソレノイド41を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動変速機のパーキング装置、特に、シフトバイワイヤ式自動変速機に好適なパーキング装置に関するものである。
自動車の自動変速機においては、パーキングレンジ(Pレンジ)、後退レンジ(Rレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)および前進レンジ(Dレンジ)等の間で、必要なライン圧回路の切換えを行うレンジ切換えバルブが設けられている。このレンジ切換えバルブは、一般に、運転席のシフトレバーにより手動操作によって切換えられるようになっている。
この種の自動変速機においては、レンジ切換えバルブがPレンジに切換えられることにより、自動変速機の出力軸の回転をロックするパーキング機構が設けられている。かかるパーキング機構は、出力軸上に設けられたパーキングギヤと、このパーキングギヤに係脱可能に係合するパーキングポールからなり、シフトレバーがPレンジに切換えられると、リンク機構等を介してパーキングロッドが摺動されるようになっている。このパーキングロッドの摺動によりパーキングカムを介してパーキングポールが回動され、パーキングポールがパーキングギヤに係合されて、出力軸の回転をロックするようになっている。
ところで、上記したレンジ切換えバルブを運転席に設けたセレクタスイッチあるいはシフトボタン等の操作によって切換える、いわゆるシフトバイワイヤ式自動変速機においては、パーキング機構のパーキングロッドを摺動するために、別個の駆動手段を用いることが必要となる。例えば、特許文献1には、駆動手段として電磁駆動手段(ソレノイド)を用いたものが記載されている。
上記した特許文献1に記載されたものは、シフトレバーがパーキングレンジに切換えられると、ソレノイド(40)に駆動電流が供給され、第1ロッド(11)が図1の右方向に移動され、ラチェット機構を介してカム(21)が時計回りに90°回転し、このカムの回転によってカムの長軸部にて第2ロッド(22)が図1の左方向に移動され、第2ロッドのテーパ面(24a)によってパーキングポール(30)をパーキングギヤ(35)に係合させるようになっている。
また、シフトレバーがパーキングレンジ以外のレンジに切換えられると、ソレノイド(40)に駆動電流が供給され、カムが時計回りに90°回転される。これによって、第2ロッドにカムの短軸部が対応されるため、第2ロッドがスプリング(25)の付勢力によって図1の右方向に移動され、第2ロッドのテーパ面に係合するパーキングポールがパーキングギヤから離脱されるようになっている。
特開平11−325243号公報(段落0017〜0019、図1、図2)
しかしながら、上記した特許文献1に記載のものにおいては、スプリングの付勢力によって、第2ロッドのテーパ面がパーキングポールより離脱されるようになっているため、スプリングに大きなばね荷重が必要となり、スプリングが大型化する問題がある。すなわち、車両を坂路駐車したような場合には、自動変速機の出力軸からの回転入力によってパーキングポールが第2ロッドのテーパ面に強く押付けられ、スプリングのばね荷重を大きくしないと、パーキングポール側からの反力によって第2ロッドが移動してしまう恐れがある。
また、上記した特許文献1に記載のものにおいては、カムの回転保持は、スプリングによるカムと第2ロッドの摩擦力だけであり、しかも、ラチェット機構によってカムが一方向に回転可能であるため、振動等によってカムが僅かでも傾くと、カムがスプリングの付勢力によって回転してしまい、パーキング装置がアンロックされる恐れがある。
本発明は、上記した従来の問題を解消するためになされたもので、パーキングリリース状態を確実に保持できるとともに、ソレノイド推力を増幅することで、小型のソレノイドでパーキングリリースできるようにした自動変速機のパーキング装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の特徴は、自動変速機の出力軸上に設けられたパーキングギヤに係脱可能なパーキングポールを係合させて車両の移動を規制するパーキング装置において、軸上にラックギヤが形成され、軸方向に移動することで前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係脱するパーキングロッドと、該パーキングロッドを付勢して、前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係合させる方向に該パーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリングと、該パーキングロック用スプリングの付勢力に抗して前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放する方向に前記パーキングロッドを移動させる電磁駆動手段と、前記ラックギヤと係合するピニオンと、該ピニオンの同軸上に配設されたラチェットホイールと、前記パーキングロッドの軸方向の移動を阻止する保持用ソレノイドを備え、前記電磁駆動手段は、前記ラチェットホイールと係脱可能なラチェット爪を駆動軸に支持する駆動用ソレノイドによって構成し、前記保持用ソレノイドにより前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放する方向への前記パーキングロッドの移動を規制し、前記駆動用ソレノイドの駆動によって前記ラチェットホイールを回転させ、該ラチェットホイールの回転を前記ピニオンおよびラックギヤにより減速して前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放させる方向に前記パーキングロッドを移動させることである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記保持用ソレノイドは、軸方向に移動する可動子と連結した係合子を有し、該係合子を前記ラチェットホイールのラチェット爪に係合させて該ラチェットホイールの回転を阻止して前記パーキングロッドの軸方向の移動を阻止することである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または請求項2において、前記パーキングロッドの軸方向の移動に伴って、前記パーキングポールが前記パーキングギヤから係脱されたことを検出するセンサを備え、前記駆動用ソレノイドおよび前記保持用ソレノイドは、該センサの出力に基づいて制御されることを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
請求項1に係る発明によれば、パーキングロッドを付勢して、パーキングポールをパーキングギヤに係合させる方向にパーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリングと、パーキングロック用スプリングの付勢力に抗してパーキングポールをパーキングギヤから解放する方向にパーキングロッドを移動させる電磁駆動手段と、ラックギヤと係合するピニオンと、ピニオンの同軸上に配設されたラチェットホイールと、パーキングロッドの軸方向の移動を阻止する保持用ソレノイドを備えているので、坂路駐車時のようにパーキングポールがパーキングカムに強く押付けられ、その解除に大きな力が必要な場合においても、電磁駆動手段によってパーキングカムをパーキングポールより離脱する方向にパーキングロッドを容易に移動させることができるとともに、保持用ソレノイドによってパーキングリリース時にパーキングロッドがパーキングロック方向に作動するのを確実に防止することができる。
しかも、駆動用ソレノイドの駆動によってラチェットホイールを回転させ、ラチェットホイールの回転をピニオンおよびラックギヤにより減速してパーキングポールをパーキングギヤから解放させる方向にパーキングロッドを移動させるようになっているので、電磁駆動手段を大型にしなくても、パーキングリリースに必要な駆動力を発生させることができる。
請求項2に係る発明によれば、保持用ソレノイドは、軸方向に移動する可動子と連結した係合子を有し、係合子をラチェットホイールのラチェット爪に係合させてラチェットホイールの回転を阻止してパーキングロッドの軸方向の移動を阻止するようになっているので、駆動用ソレノイドの駆動力をピニオンおよびラックギヤにより減速してパーキングロッドに伝達するラチェットホイールを利用して、パーキングロッドの軸方向移動を阻止でき、パーキングリリース状態に保持されたパーキング装置が、振動等によってパーキングロック方向に作動されるのを、確実に防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、パーキングロッドの軸方向の移動に伴って、パーキングポールがパーキングギヤから係脱されたことを検出するセンサを備え、駆動用ソレノイドおよび保持用ソレノイドは、センサの出力に基づいて制御されるようになっているので、駆動用ソレノイドおよび保持用ソレノイドによって、パーキング装置を、パーキングリリース状態およびパーキングロック状態に的確に制御することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は自動変速機のパーキング装置10の概要を示すもので、自動変速機のケース本体11には、パーキングロッド12が、支持部13,14によって軸線方向に移動可能に支持されている。パーキングロッド12上には、ラックギヤ15が形成され、このラックギヤ15にピニオンギヤ16が噛合されている。ピニオンギヤ16は、パーキングロッド12の軸線と直角な軸線の回りに回転可能に支持された回転軸17上に固定され、この固定軸17には、外周に鋸歯を形成したラチェットホイール18が同軸上に固定されている。ピニオンギヤ16は、ラチェットホイール18の径よりも十分に小さな径に設定され、これによって、ラチェットホイール18の回転が、ラックギヤ15とピニオンギヤ16とからなるラックピニオン機構19によって減速されるとともに軸方向運動に変換されてパーキングロッド12に伝達される。
ケース本体11には、電磁駆動手段である駆動用ソレノイド21が設置されている。駆動用ソレノイド21は、コイル22への通電によって可動子23をスプリング24の付勢力に抗して一定量駆動できるようになっており、可動子23は、ケース本体11に摺動可能に支持された駆動用ソレノイドの駆動軸25に連結されている。駆動軸25にはラチェットホイール18の鋸歯に係合するラチェット爪26がピボット27を支点にして揺動可能に支持され、ラチェット爪26はスプリング28の付勢力によってラチェットホイール18に係合する方向に付勢されている。なお、ラチェット爪26は、駆動軸25の移動端においては、図3に示すように、ストッパ29に当接して揺動され、ラチェットホイール18との係合を離脱されている。
これにより、駆動用ソレノイド21のコイル22に駆動電流がパルス状に供給されると、可動子23とともに駆動軸25が、図1の右方向に一定量移動され、ラチェット爪26によってラチェットホイール18が単位角度だけ図1の時計回りに回転される。ラチェットホイール18の回転(回動)は、ラックピニオン機構19により減速されるとともに駆動力が増幅されてパーキングロッド12に伝達され、パーキングロッド12が図1の左方向、すなわち、パーキングリリース方向に移動される。コイル22への駆動電流の供給が停止されると、可動子23および駆動軸25がスプリング24の付勢力によって復帰移動され、その復帰移動時には、ラチェット爪26はスプリング28の付勢力に抗してラチェットホイール18の鋸歯に乗り上げ、ラチェットホイール18は停止状態に保持される。上記したラチェットホイール18およびラチェット爪26によって、ラチェット機構30を構成している。
このようにして、駆動用ソレノイド21に駆動電流をパルス的に所定回数供給する、すなわち、駆動用ソレノイド21を駆動することにより、パーキングロッド21はパーキングリリースに必要な所定量図1の左方向に移動される。
パーキングロッド12の一端、すなわち、図1の右方端には、パーキングカム31が摺動可能に嵌装され、パーキングカム31とパーキングロッド12との間に介挿されたスプリング32によって、パーキングカム31はパーキングロッド12に対して図1の右方に付勢され、パーキングロッド12上の所定の位置で抜け止めされている。
パーキングポール33は、図2に示すように、一方の端部34が回動可能に支持され、他方の端部35がパーキングカム31に係合するようになっている。パーキングポール33の中央部には、自動変速機の出力軸上に取付けられるパーキングギヤ37に離脱可能に係合する係合部36が設けられている。パーキングポール33はスプリング38の付勢力によって、係合部36がパーキングギヤ37より離脱する方向に回動され、これによって、一方の端部35がパーキングカム31に常時当接されている。なお、図1および図3において、39は、パーキングロッド12の先端部を摺動可能に案内するガイド部材である。
パーキングロッド12と支持部13との間には、パーキングロック用のスプリング40が介挿され、このパーキングロック用スプリング40によってパーキングロッド12が図1の右方に付勢されている。パーキングロック用スプリング40は、パーキングカム31を介してパーキングポール33をパーキングギヤ37に係合させるに必要なばね荷重を有している。これによって、パーキングロッド12がパーキングロック用スプリング40の付勢力によって図1の右方に移動されると、パーキングカム31によってパーキングポール33が回動され、パーキングポール33の係合部36がパーキングギヤ37に係合されて、自動変速機の出力軸の回転が阻止される。また、パーキングロッド12がパーキングロック用スプリング40の付勢力に抗して図1の左方に移動されることにより、パーキングカム31がパーキングポール33より離脱され、これによって、パーキングポール33がスプリング38の付勢力によってパーキングギヤ37との係合を解除されるようになっている。
ケース本体11には、保持用ソレノイド41が設置されている。保持用ソレノイド41の構造は基本的には駆動用ソレノイド21と同じなので説明は省くが、可動子23に相当する可動子47を有しており、その先端に係合子43が連結されている。保持用ソレノイド41は、スプリング42の付勢力によって係合子43をラチェットホイール18に係合させるようになっており、パーキングリリース時にラチェットホイール18が図1の反時計回りに回転するのを防止している。これにより、パーキングリリース時に、パーキングロッド12がパーキングロック方向へ移動、すなわち、パーキングポールがパーキングギヤから解放されるようにパーキングロッド12が移動するのを防止している。また、保持用ソレノイド41は、パーキングロックする際に、コイル44への通電によって係合子43がスプリング42の付勢力に抗して後退されて、ラチェットホイール18より離脱され、ラチェットホイール18の回転をフリーの状態にする。さらに、保持用ソレノイド41は、駆動用ソレノイド21が駆動電流をパルス的に所定回数供給されて駆動されているときにもパーキングロック用のスプリングの付勢力によるラチェットホイール18の回転を阻止してパーキングロッド12の軸方向の移動を規制している。なお、保持用ソレノイド41は、ラチェットホイール18の回転を阻止する構成としたが、ピニオンギヤ16の回転やパーキングロッド12の軸方向の移動を規制(阻止)してもよい。
図1において、45は、パーキングポール33の端部位置を検知する、例えばホール素子のような位置センサで、この位置センサ45によって、パーキングロッド12の軸方向の移動に伴って、パーキングポール33がパーキングギヤ37に対し係合および離脱したことを検出するようになっている。かかる位置センサ45の検出信号に基づいて、駆動用ソレノイド21および保持用ソレノイド41が制御される。
パーキングロッド12の他端、すなわち、図1の左方端には、切替えバルブ50が連結され、この切替えバルブ50は、Pレンジ以外が選択されて、パーキング装置10がリリース位置に位置決めされている状態においては、図1に示すように、ポンプP側に接続された供給ポート51を出力ポート52に接続し、タンクTに接続された排出ポート53を遮断している。一方、Pレンジが選択されて、パーキング装置10がロック位置に位置決めされている状態においては、図3に示すように、ポンプP側に接続された供給ポート51を遮断し、タンクT側に接続された排出ポート53を出力ポート52に接続している。
切替えバルブ50の出力ポート52には、PRNDソレノイド弁66の入力ポート67が接続されている。PRNDソレノイド弁66は、主として、2つのソレノイド部71、72と、ソレノイド部71、72によって図1の左右方向に移動されるプランジャ73と、プランジャ73を中立位置に保持するスプリング74と、プランジャ73に連結されたスプール弁75とによって構成されており、2つのソレノイド部71、72は、選択された要求レンジに応じて制御される。
2つのソレノイド部71、72が共に消磁されている状態においては、プランジャ73がスプリング74によって中立位置に保持され、スプール弁75は入力ポート67を閉止し、Dレンジ用ポート77およびRレンジ用ポート78をそれぞれ排出ポート79に接続している。一方のソレノイド部71が励磁されて、プランジャ73がスプリング74のばね力に抗して図1の左方向に移動されると、スプール弁75が入力ポート67をDレンジ用ポート77に連通するように作動される。また、他方のソレノイド部72が励磁されて、プランジャ73がスプリング74のばね力に抗して図2の左方向に移動されると、スプール弁75が入力ポート67をRレンジ用ポート78に連通するように作動される。PRNDソレノイド弁66のDレンジ用ポート77およびRレンジ用ポート78は、自動変速機のライン圧制御回路80に接続されている。そして、Dレンジ用ポート77よりライン圧制御回路80に圧油が供給されると、複数のクラッチおよびブレーキからなる係合要素81がDレンジを成立するように制御され、Rレンジ用ポート78よりライン圧制御回路80に圧油が供給されると、複数のクラッチおよびブレーキからなる係合要素81がRレンジを成立するように制御される。
なお、各レンジにおける複数のクラッチおよびブレーキの係合、非係合は、例えば、特開2006−105333号公報に記載されているように周知の技術であるので、その詳細については説明を省略する。
このように、Pレンジが選択された状態においては、切替えバルブ50によって、ポンプP側に接続された供給ポート51とPRNDソレノイド弁66の入力ポート67との連通を遮断して、自動変速機のライン圧制御回路80に圧油を供給しないように制御し、PRNDソレノイド弁66等のソレノイドのフェール時における誤作動を防止できるようにしている。
図4に示すように、シフトレバー60には、車両の駐車を要求するPレンジ(パーキングレンジ)、後退走行を要求するRレンジ(リバースレンジ)、停止を要求するNレンジ(ニュートラルレンジ)および前進走行を要求するDレンジ(ドライブレンジ)を表わす文字(P、R、N、D)が表示されている。ドライバがシフトレバー60を操作することによって、1つの要求レンジが選択され、選択された要求レンジに応じた電気信号がPRND位置センサ62よりコントロールユニット61に入力される。コントロールユニット61には、駆動用ソレノイド21、保持用ソレノイド41、位置センサ45およびPRNDソレノイド弁66等が接続されている。なお、本実施の形態においては、レンジ選択手段としてシフトレバー60で示したが、ドライバによって選択された要求レンジに対応するシフト信号を発生させることができるものであれば、例えば、セレクタスイッチ、シフトボタン、音声入力装置等であってもよい。
以上のように構成された自動変速機のパーキング装置10は、ドライバによるシフトレバー60の選択操作に基づいて、駆動用ソレノイド21および保持用ソレノイド41を制御し、パーキング装置10をパーキングロック制御あるいはパーキングリリース制御する。以下、その動作について、図5、図6のフローチャート、および図7のタイムチャートに基づいて説明する。
例えば、図3に示すパーキングロック状態において、ドライバによるシフトレバー60の操作によってDレンジ、すなわち、NotPレンジが選択されると、NotP駆動フラグが成立し、図5に示す制御フローが実行される。まず、ステップS100において、保持用ソレノイド41への駆動電流の供給が停止(OFF)され、係合子43がスプリング42の付勢力によって前進され、ラチェットホイール18の鋸歯に係合される。これにより、ラチェットホイール18の図1の反時計回りの回転が阻止される。続くステップS102において、カウンタの内容が0にリセットされる。
次いで、ステップS104において、駆動用ソレノイド21に1パルス分の駆動電流が印加され、これにより、ラチェット爪26が作動されてラチェットホイール18が図1の時計回りに単位角度だけ回転される。この際、保持用ソレノイド41の係合子43がラチェットホイール18に係合しているが、ラチェットホイール18の時計回りの回転によって、係合子43がスプリング42の付勢力に抗してラチェットホイール18の鋸歯に乗り上げ、ラチェットホイール18の時計回りの回転を許容する。
ラチェットホイール18の回転は、ラックピニオン機構19によって減速されるとともに、軸方向運動に変換されてパーキングロッド12に伝えられ、パーキングロッド12がパーキングロック用スプリング40を圧縮しながら図1の左方向に単位量移動される。
ステップS106においては、カウンタの内容に1が加算され、次いで、ステップS108において、パーキングポール33の位置を検出する位置センサ45が、ロック位置にパーキングポール33を検出しなくなったか否かが判定される。すなわち、パーキングポール33がパーキングギヤ37より離脱され、位置センサ45の信号がOFFからONに切替わったか否かが判定される。位置センサ45がロック位置にパーキングポール33を検出しなくなる(位置センサ45の信号がOFFからONに変化する)と、ステップS108における判定結果がYESとなり、NotP駆動処理が終了する。
これに対して、ステップS108における判定結果がNOの場合には、ステップS110に進み、駆動用ソレノイド21の駆動が規定回数を越えて繰り返されたか否か、すなわち、カウンタの内容が設定値C0より大きくなったか否かが判定される。カウンタの内容が設定値C0より小さい場合には、ステップS104に戻り、上記したように、駆動用ソレノイド21にさらに1パルス分の駆動電流が印加され、パーキングロッド12がパーキングロック用スプリング40を圧縮しながら図1の左方向に単位量移動される。
このようにして、駆動用ソレノイド21への駆動電流の印加を繰り返すことにより、パーキングロッド12が所定量移動されると、パーキングカム31に係合するパーキングポール33が、スプリング38の付勢力によってパーキングギヤ37より離脱され、パーキングギヤ37との係合を解除される。これにより、図7に示すように、位置センサ45の信号がOFFからONに切替わると、ステップS108における判定結果がYESとなり、駆動用ソレノイド21への駆動電流の供給動作が終了される。
ところが、ステップS110において、カウンタの内容が設定値C0より大きくなったことが判定(YES)されても、ステップS108における判定結果がNOのままの場合には、何らかの異常状態が想定されるため、ステップS112において、故障と判定し、ステップS114において、ドライバに故障を警告する。
パーキングロッド12がパーキングリリース位置に移動されると、パーキングロッド12の移動に連動して、切替えバルブ50が切替えられ、供給ポート51が出力ポート52に連通され、出力ポート52と排出ポート53との連通が遮断される。これにより、供給ポート51より出力ポート52に供給された圧油は、PRNDソレノイド弁66を介して自動変速機のライン圧制御回路80に供給される。
かかるパーキングリリース時においては、保持用ソレノイド21によってラチェットホイール18の図1の反時計回りの回転が阻止され、その結果、パーキングロック用スプリング40の付勢力によってパーキングロッド12がパーキングロック方向へ移動するのを拘束できるため、振動等によってパーキング装置10がパーキングロック方向に作動されることを確実に防止できる。
一方、図1に示すパーキングリリース状態において、ドライバによるシフトレバー60の操作によってPレンジが選択されると、P駆動フラグが成立し、図6に示す制御フローが実行される。まず、ステップS200において、駆動用ソレノイド21がOFF状態に保持され、次いで、ステップS202において、保持用ソレノイド41に駆動電流が供給され、すなわち、保持用ソレノイド41がONされる。
これにより、図3に示すように、ラチェット爪26および保持用ソレノイド41の係合子43が、それぞれラチェットホイール18より離間されるため、ラチェットホイール18の図3の反時計回りの回転が許容されるようになり、パーキングロッド12はパーキングロック用スプリング40の付勢力によって、ラチェットホイール18およびピニオンギヤ16を回転させながら、図3の右方向に移動される。この結果、パーキングカム31によってパーキングポール33がスプリング38の付勢力に抗して回動され、パーキングポール33がパーキングギヤ37に係合され、自動変速機の出力軸の回転が阻止されるようになる。
ステップS204においては、タイマがリセットされると同時に、保持用ソレノイド41がONされた時点からの時間の計時を開始する。次いで、ステップS206において、パーキングポール33の位置を検出する位置センサ45が、ロック位置にパーキングポール33を検出したか否かが判定される。すなわち、パーキングポール33がパーキングギヤ37に係合し、位置センサ45の信号がONからOFFに切替わったか否かが判定される。位置センサ45がロック位置にパーキングポール33を検出する(位置センサ45の信号がONからOFFに変化する)と、ステップS108における判定結果がYESとなり、ステップS208に進んで、図7に示すように、保持用ソレノイド41を再びOFFにする。これによって、係合子43がスプリング42の付勢力によって再びラチェットホイール18の鋸歯に係合され、ラチェットホイール18の図1の反時計回りの回転を阻止する。
これに対して、ステップS206における判定結果がNOの場合には、ステップS210に進み、位置センサ45の検出が規定時間を越えて繰り返されたか否か、すなわち、タイマによる計測時間が設定時間T0を越えたか否かが判定される。タイマの計測時間が設定時間T0を越えていない場合には、ステップS206に戻り、上記したように、位置センサ45の信号状態を判定する。通常は、パーキングロック用スプリング40の付勢力によるパーキングロッド12の移動により、所定時間内にパーキングポール33が、図3に示すように、パーキングギヤ37に係合されて、位置センサ45はONからOFFの状態に切替わる。
ところが、所定時間が経過しても、ステップS110における位置センサ45の信号変化が見られない場合には、何らかの異常状態が想定されるため、ステップS212において、故障と判定し、ステップS214において、図略の電動ブレーキシステムへ作動指令を出力し、電動ブレーキシステムによって車両を停止状態に保持するようにする。次いで、ステップS216において、故障をドライバに警告する。
なお、車両の走行中に、シフトレバー60がPレンジに操作された場合にも、上記したと同様にして、保持用ソレノイド41がONされ、パーキングロッド12がパーキングロック用スプリング40の付勢力によって図3の右方向に移動されるが、回転しているパーキングギヤ37によってパーキングポール33がはね返されて係合が阻止されるため、パーキングカム31がスプリング32の付勢力に抗してパーキングロッド12上を相対摺動される。そして、車両が停止されると、そのスプリング32の付勢力によってパーキングポール33がパーキングギヤ37に係合される。
パーキングロッド12がパーキングロック位置に移動されると、パーキングロッド12の移動に連動して、切替えバルブ50が切替えられ、
供給ポート51と出力ポート52との連通が遮断され、出力ポート52は排出ポート53に連通される。このように、切替えバルブ50によって、供給ポート51に供給された圧油のPRNDソレノイド弁66への供給が遮断される。
上記した実施の形態においては、パーキングロッド21に切替えバルブ50を連結したが、本発明にとって切替えバルブ50は必ずしも必要な要件ではなく、切替えバルブ50を別の駆動源によって切替えるようにしてもよいし、切替えバルブ50を省略することもできる。
斯様に、上記した実施の形態で述べた具体的構成は、本発明の一例を示したものにすぎず、本発明はこのような具体的構成に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の態様を採り得ることは勿論である。
本発明の実施の形態を示す自動変速機のパーキング装置の概要図である。 図1におけるパーキングポールとパーキングギヤとの関係を示す斜視図である。 図1の作動状態図を示す自動変速機のパーキング装置の概要図である。 シフトバイワイヤ式自動変速機の制御ブロック図である。 実施の形態におけるパーキングリリース動作を実行するフローチャートを示す図である。 実施の形態におけるパーキングロック動作を実行するフローチャートを示す図である。 実施の形態におけるタイムチャートを示す図である。
符号の説明
10・・・パーキング装置、11・・・ケース本体、12・・・パーキングロッド、18・・・ラチェットホイール、15・・・ラックギヤ、16・・・ピニオンギヤ、18・・・ラチェットホイール、21・・・駆動用ソレノイド、25・・・駆動軸、26・・・ラチェット爪、31・・・パーキングカム、33・・・パーキングポール、37・・・パーキングギヤ、38・・・パーキングロック用スプリング、41・・・保持用ソレノイド、43・・・係合子、47・・・可動子、45・・・位置センサ、50・・・切替えバルブ、60・・・シフトレバー、66・・・PRNDソレノイド弁。

Claims (3)

  1. 自動変速機の出力軸上に設けられたパーキングギヤに係脱可能なパーキングポールを係合させて車両の移動を規制するパーキング装置において、
    軸上にラックギヤが形成され、軸方向に移動することで前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係脱するパーキングロッドと、該パーキングロッドを付勢して、前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係合させる方向に該パーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリングと、該パーキングロック用スプリングの付勢力に抗して前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放する方向に前記パーキングロッドを移動させる電磁駆動手段と、前記ラックギヤと係合するピニオンと、該ピニオンの同軸上に配設されたラチェットホイールと、前記パーキングロッドの軸方向の移動を阻止する保持用ソレノイドを備え、
    前記電磁駆動手段は、前記ラチェットホイールと係脱可能なラチェット爪を駆動軸に支持する駆動用ソレノイドによって構成し、
    前記保持用ソレノイドにより前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放する方向への前記パーキングロッドの移動を規制し、
    前記駆動用ソレノイドの駆動によって前記ラチェットホイールを回転させ、該ラチェットホイールの回転を前記ピニオンおよびラックギヤにより減速して前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放させる方向に前記パーキングロッドを移動させ、
    ることを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
  2. 請求項1において、前記保持用ソレノイドは、軸方向に移動する可動子と連結した係合子を有し、該係合子を前記ラチェットホイールのラチェット爪に係合させて該ラチェットホイールの回転を阻止して前記パーキングロッドの軸方向の移動を阻止することを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記パーキングロッドの軸方向の移動に伴って、前記パーキングポールが前記パーキングギヤから係脱されたことを検出するセンサを備え、前記駆動用ソレノイドおよび前記保持用ソレノイドは、該センサの出力に基づいて制御されることを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
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