JP2008127899A - スイングドア用ヒンジユニット及びスイングドア - Google Patents

スイングドア用ヒンジユニット及びスイングドア Download PDF

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Abstract

【課題】ドア板を閉位置に戻すための付勢力を、ドア板を取り外すことなく容易に調整することができるヒンジユニットを提供する。
【解決手段】ヒンジユニット1は、ドア枠3に固定される枠側ヒンジ部材20と、ドア板5を両面から挟み込むコ字状の取付け部41、及び、該取付け部41の基端面41aに形成された係合部45を有するドア板側ヒンジ部材40と、を備えている。また、ドア板をオートリターンさせるために、基端面41aを端面23に所定の付勢力で当接させるコイルスプリングSと、そのコイルスプリングSの付勢力を調整するための調整機構と、を備えている。調整機構の調整部64aは、ドア板側ヒンジ部材40の取付け部41の基端面41aに設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドア板をオートリターンさせるための付勢手段を内蔵したスイングドア用ヒンジユニット及びそのユニットを備えたスイングドアに関する。特には、ドア板を閉位置に戻すための付勢力を、ドア板を取り外すことなく容易に調整することができるスイングドア用ヒンジユニット及びスイングドアに関する。
特許文献1には、ドア枠に取り付けられる枠側ヒンジ部材と、この枠側ヒンジ部材に対してスイング可能な、ドア板に取り付けられるドア板側ヒンジ部材と、ドア板をオートリターンさせるためにのコイルスプリングと、を備えたヒンジユニットが提案されている。このコイルスプリングは、枠側ヒンジ部材に対してドア板側ヒンジ部材を所定の付勢力で当接させるためのものである。
特許文献1記載のヒンジユニットでは、ドア板が開くにつれてドア板側ヒンジ部材内に収容されたコイルスプリングが徐々に押し縮められ、それにより生じた弾性力によりドア板がオートリターンするようになっている。
実公平3−47091号公報
ところで、上記のようなオートリターン機能付きのヒンジユニットにおいては、使用の態様に応じてドア板の閉じるスピードを調整できるように、付勢力が調整可能であることが望ましい。特には、ドア板をヒンジユニットから取り外すことなく付勢力を容易に調整することができることが望ましい。
本発明は上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ドア板を閉位置に戻すための付勢力を、ドア板を取り外すことなく容易に調整することができるスイングドア用ヒンジユニットを提供することにある。また、本発明の他の目的は、そのようなヒンジユニットを備えた使い易いスイングドアを提供するすることにある。
上記目的を実現するための本発明の第1のスイングドア用ヒンジユニット(端面調整タイプ)は、ドア枠内でオートリターン式にスイング開閉されるドア板を支持するヒンジユニットであって、前記ドア枠に固定される固定部、及び、該固定部から張り出した突出部、を有する枠側ヒンジ部材と、前記ドア板に取り付けられる取付け部、及び、該取付け部の基端面に形成され、前記枠側ヒンジ部材の前記突出部に係合する係合部、を有し、前記基端面を前記突出部の端面に摺動させながら前記枠側ヒンジ部材に対してスイングするドア板側ヒンジ部材と、前記ドア板をオートリターンさせるために、前記ドア板側ヒンジ部材を前記枠側ヒンジ部材に対して回転付勢する付勢手段と、該付勢手段の付勢力の大きさを調整するための調整機構と、を備え、該調整手段の調整部が、前記ドア板側ヒンジ部材の前記基端面に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の第2のスイングドア用ヒンジユニット(側面調整タイプ)は、前記調整手段の調整部が、前記取付け部の側面に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第1のヒンジユニットは、付勢手段の付勢力を調整するための調整機構を備えており、その調整機構の調整部がドア板側ヒンジ部材の取付け部の前記基端面に設けられている。このヒンジユニットの場合、同ヒンジユニットからドア板を取り外すことなく、ドア板を所定角度開けた状態で調整部を操作して付勢力の調整を行うことができる。
また、第2のヒンジユニットは、調整部がヒンジユニットの取付け部側面に設けられているので、ドア板が閉位置にある状態でも付勢力の調整を行うことができる。
本発明のスイングドア用ヒンジユニットは、具体的には、前記ドア板側ヒンジ部材内に設けられたスプリング引掛け軸と、前記枠側ヒンジ部材内に設けられた他のスプリング引掛け軸と、をさらに有し、前記付勢手段が、両スプリング引掛け軸の間に架け渡されたスプリングであり、前記ドア板をスイングさせるにつれて、前記スプリング引掛け軸間の寸法が長くなって前記スプリングが引き伸ばされるものとすることができる。
端面調整タイプの場合、前記調整機構は、前記ドア板側ヒンジ部材内の前記スプリング引掛け軸を保持すると共に、ネジ孔を有し、前記スプリングの長さ方向に進退移動可能に構成された可動ブロックと、ネジ部が前記可動ブロックの前記ネジ孔にねじ込まれると共に、頭部が前記調整部として前記基端面に位置させられた送りネジと、を有するものであってもよい。
この場合、送りネジを回すことで、可動ブロック及びそれに固定されたスプリング引掛け軸が進退移動する。このような構成によれば、可動ブロックを任意の位置で停止させることができるので、スプリング引掛け軸間の寸法を自由に調整することができる。
調整機構は、上記の他にも、前記ドア板側ヒンジ部材内の前記スプリング引掛け軸を保持すると共に、ネジ孔を有し、前記スプリングの長さ方向に進退移動可能に構成された可動ブロックと、ネジ部が前記可動ブロックの前記ネジ孔に差し込まれると共に、頭部がかさ歯車状に形成された送りネジと、を有し、前記調整部が該送りネジの前記かさ歯車状の前記頭部と噛み合って同ネジを回すことが可能に構成されていると共に、前記基端面における前記ドア板の表面寄りの位置、及び、同ドア板の裏面寄りの位置、の2箇所に設けられているものであってもよい。
本発明のヒンジユニットはまた、前記スプリングを複数有し、前記可動ブロック及び送りネジの上下に、該スプリングがそれぞれ配置されていてもよい。
このような構成によれば、複数のスプリングを有しているにも関わらず、調整操作部は一箇所であるので、調整を行い易いという利点がある。
側面調整タイプの場合、前記調整機構は、前記ドア板側ヒンジ部材内の前記スプリング引掛け軸を保持すると共に、ネジ孔を有し、前記スプリングの長さ方向に進退移動可能に構成された可動ブロックと、ネジ部が前記可動ブロックの前記ネジ孔に差し込まれると共に、頭部がかさ歯車状に形成された送りネジと、を有し、前記調整部が前記送りネジの前記かさ歯車状の前記頭部と噛み合って同ネジを回すことが可能に構成されていると共に、前記取付け部の側面に形成されているものとすることができる。
なお、「側面」とは、幾何学上厳密な意味での取付け部の側面のみではなく、ドア板が閉位置にある状態で外部からアクセス可能な、取付け部の他の部位をも含む。
上述したように、本発明によれば、ドア板を閉位置に戻すための付勢力を、ドア板を取り外すことなく容易に調整することができるスイングドア用ヒンジユニット及びスイングドアを提供することができる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のヒンジユニットの一形態を正面側から見た縦断面図である。図2は、図1のヒンジユニットの横断面図であり、図2(A)、(B)がドア板が閉位置にある状態を示し、図2(C)がドア板が所定角度開いた状態を示している。図3は、図1のヒンジユニットの右側面図である。
図1に示すように、本実施形態のスイングドア用ヒンジユニット1は、ドア板5をドア枠3に対してスイング可能に取り付けるためのものであり、ドア枠3側に固定される枠側ヒンジ部材20と、ドア板5に固定されるドア板側ヒンジ部材40と、を備えている。
枠側ヒンジ部材20は、ドア枠3に取り付けられる縦長な板状の固定部29と、この固定部29からドア板5側(図示右側)に張り出し、外周がカム状の端面(詳細下記)として形成された上中下の突出部21A、21B、21Cと、を有している。
上下の突出部21A、21Cは、固定部29の上側及び下側にそれぞれ形成されている。中間の突出部21Bは、これら突出部21A、21Cの間に形成されており、突出部21A、21Cよりもやや薄い。突出部21Aと中間の突出部21Bとの間、及び、突出部21Cと中間の突出部21Bとの間は凹部となっており、この凹部に、ドア板側ヒンジ部材40の係合部45(詳細後述)が入り込むようになっている。
図3に示すように、枠側ヒンジ部材20の固定部29の四隅には、同固定部29をドア枠3にネジ止めするための止め孔29aが形成されている。
次に、図2を参照して、突出部21A、21B、21Cの端面に形成されたカム状の端面23について説明する。なお、各突出部21A、21B、21Cの外周の形状はすべて同じである。
図2(A)に示すように、突起部21A、21B、21Cの端面(摺動面)23は、閉位置にあるドア板5に略直交する方向(図示上下方向)のストレート面23aと、該ストレート面23aの両端からR部23b、23bを介して図示左側(固定部29側に向かう方向)に延びる側面23c、23cと、を有している。この側面23c、23cの図示左側の端部からは、横方向の中心線Lxに向かって互いに近づくようにカーブする曲面23d、23dが形成されている。
突起部21A、21B、21Cの外周がこのようにカム状に形成されているのは、図4、図5に示すように、ドア板側ヒンジ部材40がスイングする際に、同ヒンジ部材40が枠側ヒンジ部材20から徐々に離れるようにするためである。これにより、枠側ヒンジ部材20のスプリング引掛け軸A1(詳細後述)と、ドア板側ヒンジ部材40のスプリング引掛け軸A2(詳細後述)との間の寸法が、ドア板5のスイングに応じて徐々に長くなることとなる。
図1、図2に示すように、枠側ヒンジ部材20のスプリング引掛け軸A1は、各突出部21A、21B、21Cの先端付近に形成された縦方向の貫通孔27に通されて固定されている。ドア板側ヒンジ部材40がスイングしたとしても、このスプリング引掛け軸A1の位置は不動であり、移動することはない。
次に、ドア板側ヒンジ部材40について説明する。
図1、図2に示すように、このドア板側ヒンジ部材40は、ドア板5の縁の一部を両面から挟み込むコ字状の取付け部41と、この取付け部41の基端面41aから張り出した、枠側ヒンジ部材20側に差し込まれる上下2つの係合部45と、を有している。
コ字状の取付け部41は、図2(A)、(B)に示すように、互いに対向しドア板5を両面から挟み込む側板43、43と、これら側板43、43の基端同士を繋ぐ基端部44と、を有している。
図1に示すように、側板43の四隅付近には、同側板43をドア板5表面にネジ止めするための孔41hが形成されている。ドア板5の縁にはコ字状の切欠き部5aが形成されているが、これは、可動ブロック62(詳細下記)やスプリング引掛け軸A2(詳細下記)との緩衝を避けるためである。
取付け部41の基端面41aは、基端部44の外面(図示左側の面)に形成されたフラットな面であり、図2(A)に分かりやすく示すように、ドア板5が閉位置にあるときに、枠側ヒンジ部材20のストレート面23aに面接触する。このような構成により、ドア板5が閉位置に安定的に位置することとなる。
基端面41aから枠側ヒンジ部材20側に張り出した係合部45、45は、図2(A)に示すように、突出端側が先細りとなる略三角形型に形成されている。各係合部45には、ドア板5に沿う方向(図示横方向)に長く延びる長孔45hが形成されている。この長孔45hは、スプリング引掛け軸A1が通される孔である。このように長孔とされていることにより、ドア板側ヒンジ部材40が枠側ヒンジ部材20に対して出入り可能(相対移動可能)となっている。
図1に示すように、ドア板側ヒンジ部材40の係合部45、45は、枠側ヒンジ部材20の突出部21A、21Bの間の凹部、及び、突出部21B、21C、の間の凹部に挿入される。係合部45、45が各凹部に挿入された状態でスプリング引掛け軸A1が長孔45h、45hに通されることにより、ドア板側ヒンジ部材40と枠側ヒンジ部材20とがコイルスプリングS(詳細下記)を介して連結される。
図1に示すように、ドア板側ヒンジ部材40内の先端側にはスプリング引掛け軸A2が配置されている。具体的には、スプリング引掛け軸A2は、ドア側ヒンジ部材40内に配置された可動ブロック62によって、その中央部が保持され、両端が可動ブロック62の上下に延び出している。
可動ブロック62は、図1に示すように、その高さ方向ほぼ中央に、横方向に延びるネジ孔62hを有している。同ブロック62の図示左側には、送りネジ64が配置されている。
送りネジ64は、ドア板側ヒンジ部材40の基端部44の中央に設けられたネジ保持部67によって保持されており、その場で軸回転可能となっている。ネジ保持部67は、ドア板側ヒンジ部材40の一部として一体に設けられている。送りネジ64の頭部64aは、一例として六角レンチで回せる形状であり、ドア側ヒンジ部材40の基端面41aに出ている(図2参照)。送りネジ64のネジ部64bは上記可動ブロック62のネジ孔62hにねじ込まれている。
2本のスプリング引掛け軸A1、A2の間には、図1に示すように、コイルスプリングSがやや伸ばされた状態で横向きに架け渡されている。コイルスプリングSは可動ブロック62の上下にそれぞれ配置されている。
コイルスプリングSが引き伸ばされたことにより生じた弾性力は、ドア板側ヒンジ部材40内のスプリング引掛け軸A2、可動ブロック62、及び送りネジ64を介してドア板側ヒンジ部材40の基端部44に作用し、同ヒンジ部材40の基端面41aを、枠側ヒンジ部材20の突出部21A、21B、21Cの端面23(図1ではストレート部23a)に所定の付勢力で押し付けている。
次に、上記のように構成された本実施形態のヒンジユニット1の、ドア開閉時における動作について図4、図5を参照して説明する。
図4(A)は、ドア板5が閉位置(角度θ=0°)にある状態を示しており、図4(B)はドア板5が45°開いた状態を示している。図5(A)、(B)はそれぞれ、ドア板5が70°、105°開いた状態を示している。
図4(A)に示すように、ドア板5が閉位置(角度θ=0°)にあるとき、軸A1、A2の間の寸法L1は一例として約92mmである。この状態では、コイルスプリングSがやや伸ばされており、コイルスプリングSの弾性力が、ドア板側ヒンジ部材40の基端面41aを枠側ヒンジ部材20のストレート面23aに押し付ける付勢力として作用している。
なお、図4(A)の状態では、枠側ヒンジ部材20のスプリング引掛け軸A1は、ドア板側ヒンジ部材40の長孔45h内における最も基端面41a寄りの位置に存在している。
図4(B)に示すように、ドア板5を手前側に開けていくと(角度θ=45°)、これに伴ってドア板側ヒンジ部材40も同じ角度だけ枠側ヒンジ部材20に対してスイングする。このスイングの際、ドア板側ヒンジ部材40の基端面41aと枠側ヒンジ部材20の端面23(具体的にはR部23b)とが互いに擦れ合う。
枠側ヒンジ部材20の端面23がカム状であるため、このカムの作用により、ドア板側ヒンジ部40は枠側ヒンジ部材20から離れながらスイングする。ドア板5が角度θ=45°まで開いた図4(B)の状態では、軸A1、A2の間の寸法L2は一例として約110mmであり、図4(A)の状態より18mm長くなっている。
図6は、図4(B)の状態の軸A1、A2の関係を模式的に示す図である。この図は、(ヒンジユニットが実際にこのような状態となることはないが)ドア板側ヒンジ部材40を引張って、同部材40を枠側ヒンジ部材20から所定寸法だけ離した状態を示している。
図6の状態では、コイルスプリングSの長さがL2まで伸びている。これにより生じたコイルスプリングSの弾性力は、スプリング引掛け軸A2、可動ブロック62、及び送りネジ64等を介して、ドア板側ヒンジ部材40全体を枠側ヒンジ部材20側に押し付ける付勢力f2として作用している。
図6では、ドア板側ヒンジ部材40の基端面41aが枠側ヒンジ部材20の端面23(23a)から離れて描かれているが、実際には図4(B)に示す通り、基端面41aはヒンジ部材20の端面23に接している。そのため、基端面41aは付勢力f2で同端面23に押し付けられることとなる。この付勢力f2は、ドア板5及びそれに取り付けられたドア板側ヒンジ部材40を元の位置に戻す方向のモーメント力として作用し、この作用によりドア板5がオートリターンする。
図5(A)に示すように、ドア板5が手前側に角度θ=70°まで開いたとき、軸A1、A2の間の寸法L3は一例として約115mmとなる。図5(B)に示すように、ドア板が角度θ=105°まで開いたとき、軸A1、A2の間の寸法L4は一例として約120mmとなる。
図5(A)、(B)の状態においても、上記同様、コイルスプリングSによる付勢力がドア板5を元の位置に戻す方向のモーメント力として作用しており、この作用によりドア板5がオートリターンする。
上記のように、このヒンジユニット1では、ドア板5を開いた際に、ヒンジ内のコイルスプリングSが引き伸ばされ、それにより生じた弾性力が、ドア板側ヒンジ部材40の基端面41aを枠側ヒンジ部材20のカム状の端面23に押し付ける付勢力として作用するため、ドア板5をオートリターンさせることができる。
ドア板側ヒンジ部材40内に送りネジ64及び可動ブロック62が設けられており、これらが軸A1、A2の間の寸法を調整する機構を構成している。以下、この調整機構の動作について説明する。図2及び図7を参照して説明する。図7は、調整機構が操作され軸A1、A2間の寸法が最も長くなった状態を示す縦断面図である。
図2(C)に示すように、ドア板5が枠側ヒンジ部材20に対して約70°スイングすると、ドア板側ヒンジ部材40の基端面41aが枠側ヒンジ部材20の外周隅部のR部23bに当たった状態となり、基端面41aのほぼ中央に位置する送りネジ64の頭部64aに六角レンチ8の先端を差し込める状態となる。六角レンチ8を用いて送りネジ64を回すことで、ヒンジ部材40内の可動ブロック62が送りネジ64の軸線方向(コイルスプリングSの長さ方向に同じ)に沿って移動し、軸A1、A2間の寸法が徐々に長くなる(図2→図7)。
このように軸A1、A2の間の寸法が長くなることで、初期状態(図4(A)のドア板5が閉位置にある状態をいう)におけるコイルスプリングSの初期長さが伸びる。これにより、ドア板5を閉位置に戻すための付勢力が増し、ドア板5の閉位置に戻るスピードが速くなる。なお、スピードを遅くしたい場合には、上記とは逆に、可動ブロック62をドア枠側ヒンジ部材20寄りの位置に移動させればよい。
以上説明したように、本実施形態のスイングドア用ヒンジユニット1によれば、ドア板側ヒンジユニット40内に、コイルスプリングSからの付勢力を調整するための調整機構(送りネジ64及び可動ブロック62)が設けられているため、同調整機構を操作してコイルスプリングSの付勢力を調整することで、ドア板5を閉位置に戻すための付勢力を適宜調整することができる。
特に、同調整機構を操作するための調整部が、送りネジ64の頭部64aとしてドア板側ヒンジ部材40の基端面41aに出ているので、図2(C)に示したようにドア板5を例えば70°まで開けたところで送りネジ64を回すことができる。そのため、ドア側ヒンジ部材40からドア板5を外したり、あるいは、ドア板側ヒンジ部材40と枠側ヒンジ部材20とを分解したりすることなく容易に調整を行うことができる。
本実施形態のような、送りネジ64を回すことで可動ブロック62及びそれに固定されたスプリング引掛け軸A2を進退移動させる構成の場合、可動ブロック62を任意の位置で停止させることができるので軸A1、A2の間の寸法を自由に調整することができる。
なお、上記の例では六角レンチ8で送りネジ64を回す構成であったが、これに限らずドライバーなどで同ネジ64を回す構成とすることもできる。
また、上記の例では図2(C)に示したようにドア板5が70°スイングした時点で送りネジ64の頭部64aに工具を差し込めるようになる構成について説明したが、これに限らず例えば60°以上スイングした時点で、工具を差し込めるようになる構成とすることもできる。
次に、本発明のスイングドア用ヒンジユニットの他の例について幾つか説明する。
図8は、ドア側ヒンジ部材40の基端面41aに、付勢力を調整するための調整部として2つの調整軸66A、66Bを設けた例を示している。
図8(A)、(B)に示すように、このヒンジユニットでは、ドア板側ヒンジ部材40内に、頭部がかさ歯車状の送りネジ64′が回動可能に配置されている。送りネジ64′の頭部64a′は基端面41a側に向いており、同ネジ64′のネジ部64b′は可動ブロック62のネジ孔62h内にねじ込まれている。
調整軸66A、66Bは、図8(A)に示すように、基端面41aにおける、ドア板5の表面側と裏面側との2箇所に配置されている。調整軸66A、66Bは短い丸棒状の部材であり、頭部66aを基端面41aに位置させた状態で、ドア板側ヒンジ部材40の基端部44に配置されている。調整軸66A、66Bの先端はかさ歯車状となっており、送りネジ64′のかさ歯車状の頭部64a′と噛み合っている。
このように構成された図8のヒンジユニットでは、図8(A)のようにドア板5を奥側に90°(一例として)開けると、一方の調整軸66Aの頭部66aが露出し、外部から六角レンチ8を差し込むことができるようになる。この調整軸66Aを回すことにより、同ネジ66Aに噛み合っていた送りネジ64′が回転し、可動ブロック62及びそれに固定された軸A2の位置が調整される。なお、図示は省略するが、ドア板5を手前側に開けて調整する際には、もう一方の調整軸66Bを回せばよい。
図8のような構成によれば、調整軸66A、66Bが基端面の41a中心からずれて配置されているため、ドア板5を開けた際に調整軸66A、66Bに工具を差し込み易いという利点がある。
次に、他の構成例について説明する。
図9は、ドア側ヒンジ部材40の側面(側板43)に、付勢力を調整するための調整部としての調整軸66Cを設けた例を示している。
図9に示すように、このヒンジユニットでは、図8の構成と同様、ドア板側ヒンジ部材40内に、頭部がかさ歯車状の送りネジ64′が回動可能に配置されている。調整軸66Cは、図8の調整軸66A、66Bとほぼ同じものであり、頭部66aを側面に向けた状態で、側板43の根元付近(枠側ヒンジ部材20に近い側)に設けられている。調整軸66Cの先端はかさ歯車状となっており、送りネジ64′のかさ歯車状の頭部と噛み合っている。
このように構成された図9のヒンジユニットでは、六角レンチ8を用いて調整軸66Cを回すことで、上記の構成と同様、可動ブロック62及びそれに固定された軸A2の位置を調整することができる。このヒンジユニットは、図9に示すように、ドア板5が閉位置にあるままの状態で調整軸66Cを回すことができるので、図1〜7に示したヒンジユニットや図8のヒンジユニットと比較して、調整作業をより行い易いという利点がある。
本発明のヒンジユニットの一形態を正面側から見た縦断面図である。 図1のヒンジユニットの横断面図であり、図2(A)がドア板が閉位置にある状態のA−A切断線(図1)での断面図であり、図2(B)がドア板が閉位置にある状態のB−B切断線(図1)での断面図であり、図2(C)がドア板が所定角度開いた状態を示している。 図1のヒンジユニットの右側面図である ヒンジユニットの動作を説明するための平面図であり、図4(A)はドア板が閉位置(角度θ=0°)にある状態を示し、図4(B)はドア板が45°開いた状態を示している。 ヒンジユニットの動作を説明するための平面図である。 図4(B)の状態の軸A1、A2の関係を示す図である。 調整機構が操作され軸A1、A2間の寸法が最も長くなった状態を示す縦断面図である。 本発明のヒンジユニットの他の形態を示す横断面図である。 本発明のヒンジユニットのさらに他の形態を示す横断面図である。
符号の説明
1・・・スイングドア用ヒンジユニット、3・・・ドア枠、5・・・ドア板、5a・・・切欠き部、8・・・六角レンチ
20・・・枠側ヒンジ部材、21A〜21C・・・突出部、23・・・端面、23a・・・ストレート面、23b・・・R部、23c・・・側面、23d・・・曲面
29・・・固定部、29a・・・止め孔
40・・・ドア板側ヒンジ部位座、41・・・取付け部、41a・・・基端面、41h・・・孔、43・・・側板、44・・・基端部、45・・・係合部、45h・・・長孔
62・・・可動ブロック、62h・・・ネジ孔、64、64′・・・送りネジ、64a、64a′・・・頭部、64b、64b′・・・ネジ部、66A〜C・・・調整軸、67・・・ネジ保持部
A1、A2・・・スプリング引掛け軸、S・・・コイルスプリング

Claims (9)

  1. ドア枠内でオートリターン式にスイング開閉されるドア板を支持するヒンジユニットであって、
    前記ドア枠に固定される固定部、及び、該固定部から張り出した突出部、を有する枠側ヒンジ部材と、
    前記ドア板に取り付けられる取付け部、及び、該取付け部の基端面に形成され、前記枠側ヒンジ部材の前記突出部に係合する係合部、を有し、前記基端面を前記突出部の端面に摺動させながら前記枠側ヒンジ部材に対してスイングするドア板側ヒンジ部材と、
    前記ドア板をオートリターンさせるために、前記ドア板側ヒンジ部材を前記枠側ヒンジ部材に対して回転付勢する付勢手段と、
    該付勢手段の付勢力の大きさを調整するための調整機構と、
    を備え、
    該調整手段の調整部が、前記ドア板側ヒンジ部材の前記基端面に設けられていることを特徴とするスイングドア用ヒンジユニット。
  2. 前記ドア板側ヒンジ部材内に設けられたスプリング引掛け軸と、
    前記枠側ヒンジ部材内に設けられた他のスプリング引掛け軸と、をさらに有し、
    前記付勢手段が、両スプリング引掛け軸の間に架け渡されたスプリングであり、
    前記ドア板をスイングさせるにつれて、前記スプリング引掛け軸間の寸法が長くなって前記スプリングが引き伸ばされることを特徴とする、請求項1に記載のスイングドア用ヒンジユニット。
  3. 前記調整機構が、
    前記ドア板側ヒンジ部材内の前記スプリング引掛け軸を保持すると共に、ネジ孔を有し、前記スプリングの長さ方向に進退移動可能に構成された可動ブロックと、
    ネジ部が前記可動ブロックの前記ネジ孔にねじ込まれると共に、頭部が前記調整部として前記基端面に位置させられた送りネジと、
    を有していることを特徴とする、請求項2に記載のスイングドア用ヒンジユニット。
  4. 前記調整機構が、
    前記ドア板側ヒンジ部材内の前記スプリング引掛け軸を保持すると共に、ネジ孔を有し、前記スプリングの長さ方向に進退移動可能に構成された可動ブロックと、
    ネジ部が前記可動ブロックの前記ネジ孔に差し込まれると共に、頭部がかさ歯車状に形成された送りネジと、
    を有し、
    前記調整部が、前記送りネジの前記かさ歯車状の前記頭部と噛み合って同ネジを回すことが可能に構成されていると共に、前記基端面における前記ドア板の表面寄りの位置、及び、同ドア板の裏面寄りの位置、の2箇所に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載のスイングドア用ヒンジユニット。
  5. 前記ドア板が60°以上スイングした際に、前記調整部に工具を差込むことができるようになることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のスイングドア用ヒンジユニット。
  6. ドア枠内でオートリターン式にスイング開閉されるドア板を支持するヒンジユニットであって、
    前記ドア枠に固定される固定部、及び、該固定部から張り出した突出部、を有する枠側ヒンジ部材と、
    前記ドア板に取り付けられる取付け部、及び、該取付け部の基端面に形成された前記枠側ヒンジ部材の前記突出部に係合する係合部、を有し、前記基端面を前記突出部の端面に摺動させながら前記枠側ヒンジ部材に対してスイングするドア板側ヒンジ部材と、
    前記ドア板をオートリターンさせるために、前記ドア板側ヒンジ部材を前記枠側ヒンジ部材に対して回転付勢する付勢手段と、
    該付勢手段の付勢力の大きさを調整するための調整機構と、
    を備え、
    該調整手段の調整部が、前記ドア板側ヒンジ部材の前記取付け部の側面に設けられていることを特徴とするスイングドア用ヒンジユニット。
  7. 前記ドア板側ヒンジ部材内に設けられたスプリング引掛け軸と、
    前記枠側ヒンジ部材内に設けられた他のスプリング引掛け軸と、をさらに有し、
    前記付勢手段が、両スプリング引掛け軸の間に架け渡されたスプリングであり、
    前記調整機構が、
    前記ドア板側ヒンジ部材内の前記スプリング引掛け軸を保持すると共に、ネジ孔を有し、前記スプリングの長さ方向に進退移動可能に構成された可動ブロックと、
    ネジ部が前記可動ブロックの前記ネジ孔に差し込まれると共に、頭部がかさ歯車状に形成された送りネジと、
    を有し、
    前記調整部が、前記送りネジの前記かさ歯車状の前記頭部と噛み合って同ネジを回すことが可能に構成されると共に、前記ドア板側ヒンジ部材の前記取付け部の前記側面に設けられていることを特徴とする、請求項6に記載のスイングドア用ヒンジユニット。
  8. 前記スプリングを複数有し、
    前記可動ブロック及び送りネジの上下に、該スプリングがそれぞれ配置されていることを特徴とする、請求項3、4又は7項に記載のスイングドア用ヒンジユニット。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のスイングドア用ヒンジユニットと、
    該ヒンジユニットを介してドア枠に固定されるドア板と、
    を備えることを特徴とするスイングドア。
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