JP2008127854A - 壁断熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工が簡単で安価であり、高い断熱効果を有する壁断熱構造を提供する。
【解決手段】在来の軸組工法により建築される木造家屋の室内に面する内壁48と、内壁48の室外側に設けられた静止空気部56と、静止空気部56の外側に配置された繊維系断熱材から成る断熱マット34を備える。断熱マット34の外側に、通気部64と、通気部64の外側に設けられた外壁62を有する。内壁48と断熱マット34の間の静止空気部56は、断熱マット34の周囲の耳部40が防湿シート押え縁44により柱26等の軸部材に固定され、静止空気層となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、木造家屋の壁面に設けられる壁断熱構造に関する。
従来、高気密性で高断熱な木造家屋が提供され、このような家屋の壁構造は、図5に示す家屋1のように内壁2の外側に防湿シート3が設けられ、防湿シート3の外側に断熱材4が設けられている。断熱材4の外側には通気路5が形成され、通気路5の外側には外壁6が設けられている。
木造の家屋1の断熱材4としては、例えば安価な繊維系断熱材があり、繊維系断熱材を取り付ける方法として特許文献1に示す建物の壁体構造がある。この壁体構造は、内壁の外側に配置された内壁側防湿層と、この内壁防湿層の外側に配置された断熱材層と、断熱材層の外側に配置された外壁側防湿防水防風層と、この外壁側防湿防水防風層の外側に形成された通気層と、この通気層の外側に配置された外壁が設けられている。そして、断熱材層と、内壁側防湿層と外壁側防湿防水防風層は、断熱材層である繊維質マットの周囲を、内壁側防湿層と外壁側防湿防水防風層である防湿フィルムで覆うことにより、あらかじめ一体のマット部材に設けられている。外壁側防湿防水防風層の防湿フィルムは、断熱材層である繊維質マットよりも大きく形成されて耳部となっている。この建物の壁体構造の施工方法は、室外側から柱及び間柱との間に挿入し、耳部を柱及び間柱の背面側にステープル止め等の手段で固着する。更に、柱及び間柱の外側に釘等で打ち付けられた胴縁が配置され、この胴縁の更に外側に外壁を固着する。そして、この胴縁によって、外壁側防湿防水防風層と外壁との間に通気層が形成されるものである。
また、断熱材の両側、つまり内壁と外壁の間に通気層が形成されるものも提案されている。例えば特許文献2に開示されている断熱構造は、断熱層の屋外側に遮熱空気層を介して外装材が取り付けられ、断熱層の屋内側に空間を介して内装材が取り付けられている。その他、断熱材の両側に通気層が形成されているものとして、特許文献3に開示されている住宅も提案されている。この構造は、断熱材の室内側の内方通気層と、室外側の外方通気層が設けられ、室内の温度が内方通気層と外方通気層の空気を暖めて上昇気流を起こし、小屋根裏部を温めて屋根の雪を溶かし、雪を落下させるようにしたものである。
特開2000−8508号公報 特開平11−71835号公報 特開2002−21371号公報
上記従来の技術の特許文献1に開示された構造は、安価な繊維系断熱材を使用して施工性が良好であり、断熱材層中の結露を防止し断熱材層の寿命を長くすることができるが、繊維系断熱材を使用しているため、繊維系断熱材は発泡スチレン等の板状の断熱材に比べて断熱効果が劣るものであった。
また、特許文献2に開示された構造は、断熱層が押出発泡スチレン系樹脂で構成され、断熱効果が比較的高いがコストが高いものである。特許文献3に開示された構造は、断熱材の両側に内方通気層と外方通気層が設けられ、上昇気流が起きているため室内の熱が逃げやすく、室温を一定に保つことが難しかった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、施工が簡単で安価であり、繊維系断熱材の最も重要な部位とされる防湿層の保護を確実にし、高い断熱効果を有する壁断熱構造を提供することを目的とする。
本発明は、在来の軸組工法により建築される木造家屋の壁の断熱構造であって、室内に面する内壁と、前記内壁の室外側に設けられた静止空気部と、前記静止空気部の外側に配置された繊維系断熱材から成る断熱マットと、前記断熱マットの外側に設けられた通気部と、前記通気部の外側に設けられた外壁が設けられ、前記内壁と前記断熱マットの間の前記静止空気部は、前記断熱マットの周囲の耳部が防湿シート押え縁により軸部材に固定され静止空気層となる壁断熱構造である。前記静止空気部の壁厚方向の幅は、40mm以下10mm以上、好ましくは30mm以下20mm以上である。
前記断熱マットは、板状に形成された繊維系断熱材であるグラスウールと、前記グラスウールの一方の側面に取り付けられ前記グラスウール表面よりも全体的に少し大きい防湿シートと、前記グラスウールの反対側の側面に取り付けられ前記グラスウールの側面と、この側面に連続する4つの端面を覆って前記防湿シートに接合された裏面フィルムが設けられ、前記防湿シートの周縁部は前記グラスウールの側方に延出して耳部となり、前記耳部が前記防湿シート押え縁により前記木造家屋の軸部材に取り付けられ固定されて前記静止空気部を密閉しているものである。
前記断熱マットは、前記裏面フィルムが室外側に向き、前記防湿シートが室内側に向くようにセットされ、下方に位置する前記耳部は、床下地材と前記防湿シート押え縁により挟まれて係止され、上方に位置する前記耳部は、胴差と防湿シート押え縁に挟まれて係止され、縦方向に位置する一対の前記耳部は、柱または間柱と防湿シート押え縁に挟まれて係止されている。
前記静止空気部は、防湿シート押え縁がスペーサとなり一定の幅となるものである。また、前記断熱マットの外側に付加断熱材が積層され、この付加断熱材に通気部を挟んで前記外壁が設けられている。
本発明の壁断熱構造は、安価な繊維系断熱材を使用して、高い断熱効果を有するものである。さらに、構造が簡単で施工が容易であり、確実に防湿性を確保及び維持を図ることも可能なものである。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の壁断熱構造10は、図1に示すように地面に布基礎12が設けられ、布基礎12の上面に基礎パッキン14を介して土台16が設けられ、軸組在来工法により建築される。
土台16にはほぼ水平に構造用合板である厚い気密面材20が貼り付けられ、土台16の側縁には気密面材20と等しい厚さの細長い端部位置決め材18が固定されている。気密面材20の裏面であって、土台16やその他の水平部材で囲まれた部分には、発泡樹脂板や繊維系断熱材のマット等による大引き間断熱材22が設けられている。
土台16には、図2に示すように、ほぼ垂直に複数本の柱26が設けられ、柱26と柱26の間には、間柱28が一定間隔で複数本、互いに平行に設けられている。柱26、間柱28の上には胴差30が設けられている。胴差30の上には、家屋の2階部分を形成する柱26と間柱28が設けられている。2階部分の柱26の上には桁32が設けられ、桁32の上には図示しない屋根構造が設けられている。
柱26と間柱28の間には、断熱マット34が取り付けられている。断熱マット34は、図3に示すように繊維系断熱材であるグラスウール36が薄い矩形状に整えられて設けられ、グラスウール36の一方の側面36aには、グラスウール36よりも少し大きい防湿シート38が取り付けられている。防湿シート38はポリエチレンフィルムで作られ、防湿シート38の周縁部はグラスウール36よりも側方に位置する耳部40となり、耳部40はグラスウール36の外周を一周している。グラスウール36の反対側の側面36bには、裏面フィルム42が取り付けられている。裏面フィルム42は、ポリエチレンフィルムに複数の小さい透孔が設けられたものであり、グラスウール36の側面36bと、側面36bに連続する4つの面を覆って防湿シート38に溶着又は接着されている。裏面フィルム42は、多数の微細孔を有し、グラスウール36から成る断熱層内に侵入した水蒸気の排出性を備える。
断熱マット34は、裏面フィルム42が室外側に向き、防湿シート38が室内側に向くようにセットされている。図1に示すように、施工状態で下方に位置する耳部40は、気密面材20に沿って室内側に折り曲げられ、折り曲げられた部分に防湿シート押え縁44が上方から載せられて設けられ、防湿シート押え縁44と気密面材20に挟まれて固定されている。防湿シート押え縁44の室内側には、気密面材20に沿って床材46が設けられ、床材46と防湿シート押え縁44で形成される角部には内壁48が設けられている。そして、防湿シート押え縁44には、上方から釘が打ち込まれ、貫通して気密面材20に達し、土台16に固定されている。さらに、防湿シート押え縁44は内装下地材として用いられ、内壁48の室内側の下端部に、巾木49が床材46に沿って設けられ、巾木49には釘が打ち込まれて、内壁48を貫通し、防湿シート押え縁44に達し固定されている。
断熱マット34の上方に位置する耳部40は、胴差30に沿って室内側に折り曲げられ、折り曲げられた部分は、防湿シート押え縁50が下方から当接し、防湿シート押え縁50と胴差30に挟まれて係止されている。防湿シート押え縁50の室内側には内壁48の上端縁部が当接し、内壁48の室外側には、廻り縁52が取り付けられている。廻り縁52には釘が打ち込まれ、内壁48を貫通して防湿シート押え縁50に達し、固定されている。廻り縁52の上には天井材54が設けられている。
断熱マット34の縦方向に位置する両側の耳部40は、図2に示すように柱26または間柱28の室内側面に沿って延出し、柱26または間柱28に沿う部分に防湿シート押え縁58が室内側から当接して設けられ、防湿シート押え縁58と柱26または間柱28に挟まれて係止されている。隣接する一対の断熱マット34の耳部40が互いに重なる場合は、互いに重ねた状態で間柱28と防湿シート押え縁58に挟んで係止される。防湿シート押え縁58は内壁48の室外側面に当接し、後述する静止空気部56を形成するためのスペーサとして、及び内壁48の固定部としても機能している。そして、内壁48から防湿シート押え縁58に釘を打って固定する。
断熱マット34と内壁48の間には、防湿シート押え縁44,50、58の巾を開けた空間である静止空気部56が設けられる。静止空気部56は、柱26と内壁48、断熱マット34の防湿シート38で囲まれて閉鎖され、空気の移動や対流がなく、静止状態となっている。静止空気部56の厚みは例えば30mm以下20mm以上に設定する。静止空気部56の厚みが例えば45mm以上の厚いものにすると、静止空気部56内で空気の対流が起きやすく断熱性が低下して好ましくなく、20mmより薄いと後述する電気配線施工性や断熱マット34の防湿層への保護効果が低くなる。
柱26と間柱28の室外側には、常用されている図示しない防水透湿シートが設けられ、外壁下地胴縁60が取り付けられ、外壁下地胴縁60の外側には外壁62が設けられている。柱26または間柱28に取り付けられた断熱マット34と外壁62との間には、外壁下地胴縁60の巾を開けて通気部64が設けられる。通気部64は、布基礎12近傍から屋根構造に達して外気に開放されている。
この実施形態の壁断熱構造10によれば、繊維系断熱材の断熱マット34と内壁48の間に静止空気部56が設けられ、静止空気部56は静止空気層として高い断熱効果があり、低いコストで外気温の変化の影響を抑え、室内の温度を一定に保ち、少ない光熱費で快適な環境にすることができる。特に、静止空気部56の、壁厚方向の幅を、30mm以下とすることで静止状態の空気層となり、空気は熱伝導率が低いことから高い断熱効果を得ることができる。また、通常の在来木造構造と施工工数がほとんど変わらず、特別な部品や工程が不要で、施工性が良好である。
また、内壁48と断熱マット34の間に静止空気部56が設けられていることにより、内壁48に釘等を打っても断熱マット34の防湿シート38に届かないため、防湿シート38に孔を開けたり破損したりすることが無く、防湿性を維持し、壁体内結露の発生を抑え、グラスウール36の断熱性を維持することができる。防湿シート押え縁50,58が内壁48の室外側に位置しているため、グラスウール36の施工で問題となっている防湿層の保護について、釘を防湿シート押え縁50,58と一致する位置に打つことにより、防湿シート38を破損せず、また確実に釘を固定することが出来る。
防湿シート押え縁50,58を、内壁48や巾木49、廻り縁52を釘で打つときの下地材とすることもできる。内壁48が防湿シート押え縁50,58に固定されることから、内壁48を強度のあるものを使用すると、受材タイプの耐力壁として扱われ、耐力性能の向上につながる。例えば、防湿シート押え縁50,58の寸法を30mm×40mm以上にすると、一定の耐力壁としての基準を満たすことができる。
さらに、防湿シート押え縁58は、内装下地材を兼ねることができ、部材の効率的使用が可能となる。
その他、防湿シート押え縁44,50、58による静止空気部56があるため、スイッチボックスやコンセントボックスの取り付け工事や配線が容易であり、スイッチボックスやコンセントボックス用の気密材を被せることにより、確実な気密性能を得ることもできる。また、断熱マット34のグラスウール36は安価であり、グラスウール36の断熱性能を少々上げて静止空気部56の静止空気の層で断熱効果を加えることにより、プラスチック系断熱材による断熱工法に比べて断熱性能がよくなり、コストダウンと断熱性能の向上を同時に図ることが出来る。
次にこの発明の第二実施形態について図4に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の壁断熱構造66は、複数本の柱26が設けられ、柱26と柱26の間には間柱28が一定間隔で複数本設けられている。そして、柱26と間柱28の間には、断熱マット34が取り付けられている。断熱マット34は、図3に示すようにグラスウール36が防湿シート38と裏面フィルム42で覆われ、グラスウール36の周囲に耳部40が一周して設けられている。
断熱マット34は、裏面フィルム42を室外側に向け、防湿シート38が室内側に向くようにセットされている。断熱マット34の全周の耳部40は、防湿シート押え縁58等により室内側で当接して固定されている。防湿シート押え縁58の室内側には内壁48が設けられ、断熱マット34と内壁48の間には、防湿シート押え縁58等の巾を開けた空間である静止空気部56が設けられている。
また、柱26と間柱28の室外側には、板状グラスウールによる付加断熱材68が取り付けられている。付加断熱材68の素材や形態は自由に選択可能である。付加断熱材68の室外側には外壁下地胴縁60が取り付けられ、外壁下地胴縁60の外側には外壁62が設けられている。付加断熱材68と外壁62の間には、外壁下地胴縁60の巾を開けて通気性の空間である通気部64が設けられる。通気部64は、布基礎12近傍から屋根構造に達して外気に開放されている。
この実施形態の壁断熱構造66によれば、上記実施形態と同様に静止空気部56内に静止空気層が設けられているため断熱効果が高く、外気温の変化の影響を抑え、室内の温度を一定に保ち、少ない光熱費で快適な環境にすることができる。さらに、断熱マット34の室外側に付加断熱材68が設けられているため、より断熱性を向上させることができる。
なお、この発明の壁断熱構造は、上記各実施形態に限定されず、各部材の形状や数、厚み、素材等適宜変更可能であり、例えば断熱マットの防湿シートや裏面フィルム、繊維系断熱材の素材等は適宜変更可能である。施工の順番等も自由に設定可能である。また、いろいろな構造の家屋に用いることができる。
この発明の第一実施形態の壁断熱構造の縦断面図である。 この実施形態の壁断熱構造の横断面図である。 この実施形態の壁断熱構造の断熱マットの部分破断斜視図である。 この発明の第二実施形態の壁断熱構造の縦断面図である。 従来の技術の壁断熱構造の縦断面図である。
符号の説明
10 壁断熱構造
20 気密面材
26 柱
28 間柱
30 胴差
34 断熱マット
36 グラスウール
38 防湿シート
40 耳部
42 裏面フィルム
44,50、58 防湿シート押え縁
46 床材
48 内壁
52 廻り縁
56 静止空気部
62 外壁
64 通気部

Claims (6)

  1. 軸組工法により建築される木造家屋の壁の断熱構造において、室内に面する内壁と、前記内壁の室外側に設けられた静止空気部と、前記静止空気部の外側に配置された繊維系断熱材から成る断熱マットと、前記断熱マットの外側に設けられた通気部と、前記通気部の外側に設けられた外壁が設けられ、前記内壁と前記断熱マットの間の前記静止空気部は、前記断熱マットの周囲の耳部が防湿シート押え縁により軸部材に固定され静止空気層となることを特徴とする壁断熱構造。
  2. 前記静止空気部の壁厚方向の幅は、40mm以下10mm以上であることを特徴とする請求項1記載の壁断熱構造。
  3. 前記断熱マットは、板状に形成された繊維系断熱材であるグラスウールと、前記グラスウールの一方の側面に取り付けられ前記グラスウール表面よりも全体的に少し大きい防湿シートと、前記グラスウールの反対側の側面に取り付けられ前記グラスウールの側面と、この側面に連続する4つの端面を覆って前記防湿シートに接合された裏面フィルムが設けられ、前記防湿シートの周縁部は前記グラスウールの側方に延出して耳部となり、前記耳部が前記防湿シート押え縁により前記木造家屋の軸部材に取り付けられ固定されて前記静止空気部を密閉していることを特徴とする請求項1記載の壁断熱構造。
  4. 前記断熱マットは、前記裏面フィルムが室外側に向き、前記防湿シートが室内側に向くようにセットされ、下方に位置する前記耳部は、床下地材と前記防湿シート押え縁により挟まれて係止され、上方に位置する前記耳部は、胴差と防湿シート押え縁に挟まれて係止され、縦方向に位置する一対の前記耳部は、柱または間柱と防湿シート押え縁に挟まれて係止されていることを特徴とする請求項3記載の壁断熱構造。
  5. 前記静止空気部は、防湿シート押え縁がスペーサとなり一定の幅となることを特徴とする請求項4記載の壁断熱構造。
  6. 前記断熱マットの外側に付加断熱材が積層され、この付加断熱材に通気部を挟んで前記外壁が設けられていることを特徴とする請求項3記載の壁断熱構造。

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