JP2008127124A - エレベータの呼び登録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータの通常の表示に追加表示を必要に応じて行うことができるとともに、追加表示を行う部分の設置スペースの縮小化を図ることができ、意匠性の向上を図ることができるエレベータの呼び登録装置を得る。
【解決手段】釦装置6は、透明の釦操作部9を有している。エレベータの呼び登録は、釦操作部9が操作されることにより行われる。釦操作部9の背面側には、所定の第1表示を行う釦表示板11が配置されている。釦表示板11には、釦表示シート12が重ねられている。釦表示シート12は、透明電極と、透明電極の所定の部分に設けられ、透明状態と不透明状態との間で変化可能な高分子液晶とを有している。釦表示シート12は、高分子液晶が不透明状態となることにより、第1表示と異なる第2表示を行う。高分子液晶の状態は、基板に設けられた制御部により制御される。
【選択図】図2

Description

この発明は、かご内や乗場での呼び登録に用いられるエレベータの呼び登録装置に関するものである。
従来、複数の号機を有するエレベータの故障の表示を号機ごとに行うために、各号機に対応する故障号機表示灯を乗場にそれぞれ設けたエレベータが提案されている。各故障号機表示灯は、各号機のホールランタンに並べて設けられている。各号機のうちのいずれかが故障したときには、故障した号機に対応する故障号機表示灯が点灯する(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−227043号公報
しかし、各故障号機表示灯がホールランタンに並べて設けられているので、意匠上好ましくなく、また各故障号機表示灯を設置するために大きなスペースを確保しなければならない。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、エレベータの通常の表示に必要に応じて追加表示(例えばエレベータの故障の表示等)を行うことができるとともに、追加表示を行う部分の設置スペースの縮小化を図ることができ、また意匠性の向上を図ることもできるエレベータの呼び登録装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの呼び登録装置は、透明の釦操作部を有し、釦操作部が操作されることによりエレベータの呼び登録を行う釦装置、釦操作部の背面側に配置され、所定の第1表示を行う第1表示体、透明部と、透明部の所定の部分に設けられ、透明状態と不透明状態との間で変化可能な状態可変部とを有し、第1表示体に重ねられ、状態可変部が不透明状態となることにより第1表示と異なる第2表示を行う第2表示体、及び状態可変部の状態を制御する制御部を備えている。
この発明に係るエレベータの呼び登録装置では、第1表示を行う第1表示体に第2表示体が重ねられ、第2表示体は、透明部と、透明部の所定の部分に設けられ、透明状態と不透明状態との間で変化可能な状態可変部とを有し、状態可変部の状態が不透明状態になることにより第1表示と異なる第2表示を行うようになっているので、エレベータの通常の表示(第1表示)に追加する追加表示(第2表示)を必要に応じて行うことができる。また、第1表示に第2表示を重ねて表示することができるので、第1表示をする部分の設置スペースの縮小化を図ることができる。さらに、第2表示が不要なときには第2表示体の全範囲を透明にすることができるので、意匠性の向上を図ることもできる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの呼び登録装置が設けられたエレベータの乗場を示す正面図である。乗場1には、複数(この例では、2つ)の乗場出入口2が設けられている。各乗場出入口2には、乗場出入口2を開閉可能な乗場ドア3が設けられている。昇降路内を移動されるかごが乗場1に着床しているときには、乗場出入口2が開くことにより、乗場1とかご内との間で乗客の移動が可能になる。
各乗場出入口2が設けられた壁面には、各乗場出入口2の近傍にそれぞれ配置された複数(この例では、2つ)のホールランタン4と、エレベータの運転を制御する運転制御装置(図示せず)に呼び登録(エレベータの呼び登録)を行う乗場呼び登録装置5とが設けられている。昇降路内のかごは、エレベータの呼び登録が行われると、呼び登録によって指定された乗場1へ移動される。
各ホールランタン4は、一対の方向指示灯を有している。各ホールランタン4は、各方向指示灯のいずれかを選択的に点灯させることにより、かごの移動方向及びかごの到着予報の各表示を行う。
乗場呼び登録装置5には、乗場1で操作可能な一対の釦装置6が設けられている。エレベータの呼び登録は、各釦装置6の少なくともいずれかが操作されることにより行われる。エレベータの呼び登録が行われると、運転制御装置から乗場呼び登録装置5へ登録信号が出力される。
図2は、図1の釦装置6を示す正面図である。また、図3は、図2の釦装置6を示す断面図である。図において、釦装置6は、基板7と、基板7に設けられた取付台8と、取付台8に支持され、取付台8を覆う透明の釦操作部(釦キャップ)9とを有している。エレベータの呼び登録は、釦操作部9が操作される(押される)ことにより行われる。
基板7には、複数の点灯装置(発光体)10が設けられている。各点灯装置10は、釦操作部9と基板7との間に配置されている。また、各点灯装置10は、所定の色(例えば緑色やオレンジ色等)の光を発する。点灯装置10としては、例えばLEDや電球等が用いられる。
釦操作部9の背面側には、行き先方向の表示(所定の第1表示)を行う釦表示板(第1表示体)11が配置されている。釦表示板11は、釦操作部9と取付台8との間に配置されている。釦表示板11は、行き先方向の表示として矢印が描かれた透明の板である(図3)。矢印の部分は、点灯装置10からの光を遮蔽するようになっている。
釦表示板11には、釦表示シート(第2表示体)12が重ねられている。釦表示シート12は、釦操作部9と釦表示板11との間に配置されている。即ち、釦表示シート12は、釦表示板11の釦操作部9側に重ねられている。また、釦表示板11及び釦表示シート12は、例えば糊等の接着剤を介して互いに貼り合わされている。
釦表示シート12は、釦表示板11による行き先方向の表示と異なるエレベータの利用禁止の表示(第2表示)を必要に応じて表示可能になっている。利用禁止の表示は、行き先方向の表示に重ねて表示される。この例では、利用禁止の表示として禁止マーク(1本の傾斜線が円内に付加された印)が用いられている。
ここで、図4は、図3の釦表示シート12を示す正面図である。また、図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。図において、釦表示シート12は、フィルム状の一対の透明電極(透明部)13と、各透明電極13に印刷され(設けられ)、各透明電極13間に挟まれた高分子液晶(状態可変部)14とを有している。
各透明電極13は、円形電極部13aと、円形電極部13aの径方向外側へ延びる接続電極部13bとを有している。円形電極部13aは、釦操作部9と釦表示板11との間に配置されている(図2)。接続電極部13bは基板7に向けて曲げられ、接続電極部13bの先端部が基板7に電気的に接続されている(図2)。なお、禁止マークは、円形電極部13aに表示される。また、円形電極部13aの一方の面には、釦表示シート12を釦表示板11に貼るための接着剤15が設けられている。
高分子液晶14は、円形電極部13aにおける禁止マークの部分(所定の部分)にのみ印刷されている。また、高分子液晶14の状態は、液晶組織が規則正しく並んだ透明状態と、液晶組織が不規則に並んで例えば白く濁った不透明状態との間で変化可能になっている。透明状態と不透明状態との間の切り替えは、各透明電極13への電圧の印加の有無により行われる。即ち、高分子液晶14の状態は、各透明電極13に電圧が印加されることにより透明状態になり、各透明電極13への電圧の印加が停止されることにより不透明状態になる。高分子液晶14の状態が不透明状態になることにより禁止マークが現れ、利用禁止の表示が釦表示シート12に行われることとなる。
各点灯装置10及び高分子液晶14のそれぞれの状態は、基板7に設けられた制御部(図示せず)により制御される。制御部は、エレベータの利用が可能であるときに高分子液晶14の状態を透明状態にし、例えばエレベータが故障してエレベータの利用が不可能になっているときに高分子液晶14の状態を不透明状態にする。即ち、制御部は、エレベータの利用が不可能になっているときにのみ、禁止マークを表示する制御を釦表示シート12について行う。
また、制御部は、高分子液晶14の状態を透明状態にしているときに、エレベータの呼び登録の有無(運転制御装置からの登録信号の受信の有無)に基づいて、各点灯装置10の状態を制御する。即ち、制御部は、高分子液晶14の状態を透明状態にしているときで、エレベータの呼び登録が行われているときに各点灯装置10を発光させ、呼び登録が解除されたときに各点灯装置10の発光を停止する。また、制御部は、高分子液晶14の状態を不透明状態にしているときに、各点灯装置10の発光をすべて停止する。
なお、乗場呼び登録装置5は、釦装置6、各点灯装置10、釦表示板11、釦表示シート12及び制御部を有している。
次に、動作について説明する。図6は図2の釦装置6の状態を示す正面図であり、図6(a)はエレベータの呼び登録が解除されているときの状態を示す正面図、図6(b)はエレベータの呼び登録が行われているときの状態を示す正面図、図6(c)はエレベータの利用が不可能であるときの状態を示す正面図である。図に示すように、エレベータの利用が可能なときには、制御部の制御により電圧が各透明電極13に印加されており、高分子液晶14の液晶組織が規則正しく並んでいる。従って、釦表示シート12の全範囲が透明になっている。これにより、釦表示板11による矢印(行き先方向)の表示のみが行われている(図6(a))。
釦装置6の釦操作部9が乗場1で操作されると、エレベータの呼び登録が行われる。これにより、登録信号が運転制御装置から乗場呼び登録装置5へ伝送される。乗場呼び登録装置5が登録信号を受けると、各点灯装置10が制御部の制御により所定の色(例えば緑色等)で発光し、釦表示板11が明るく照らされる。釦操作部9及び釦表示シート12のいずれもが透明であるので、各点灯装置10からの光が乗場1へ透過され、エレベータの呼び登録が行われたことが表示される(図6(b))。
この後、釦装置6が操作された乗場1にかごが到着することにより、エレベータの呼び登録が解除される。
例えばエレベータの故障等によりエレベータの利用が不可能になったときには、制御部の制御により、各透明電極13への電圧の印加が停止される。これにより、高分子液晶14の液晶組織の配列が不規則になり、高分子液晶14のみが不透明状態になる。これにより、禁止マークが釦表示シート12に浮き出て、利用禁止の表示が釦表示シート12に行われる。このとき、各点灯装置10の発光はすべて停止されている。また、禁止マークは、釦表示板11による矢印の表示に重ねて表示される(図6(c))。
このようなエレベータの呼び登録装置では、行き先方向の表示を行う釦表示板11に釦表示シート12が重ねられ、釦表示シート12は、透明電極13と、透明電極13の所定の部分に設けられ、透明状態と不透明状態との間で変化可能な高分子液晶14とを有し、高分子液晶14の状態が不透明状態になることにより行き先方向の表示と異なる利用禁止の表示を行うようになっているので、エレベータの利用が不可能なときに、行き先方向の表示に追加して利用禁止の表示を行うことができる。即ち、エレベータの通常の表示に追加する利用禁止の表示(追加表示)を必要に応じて行うことができる。また、行き先方向の表示に利用禁止の表示を重ねて表示することができるので、利用禁止の表示をする部分の設置スペースの縮小化を図ることができる。さらに、利用禁止の表示が不要なときには釦表示シート12の全範囲を透明にすることができるので、意匠性の向上を図ることもできる。
なお、上記の例では、釦表示シート12が釦表示板11の釦操作部9側に重ねられているが、釦表示板11の点灯装置10側(反釦操作部9側)に釦表示シート12を重ねてもよい。
また、上記の例では、乗場1に設けられた乗場呼び登録装置5にこの発明が適用されているが、かご内に設けられたかご内呼び登録装置にこの発明を適用してもよい。この場合、釦表示板11及び釦表示シート12は、かご内呼び登録装置に設けられた複数の行き先階釦装置に組み込まれる。また、各釦表示板11には、対応する行き先階の番号が表示される。さらに、各釦表示シート12には、対応する行き先階へのかごの移動が禁止されているときにのみ、禁止マークが表示される。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2によるエレベータの呼び登録装置を示す要部断面図である。図において、釦表示板11の釦操作部9側には、釦表示シート21が重ねられている。また、基板7には、第1点灯装置(第1発光体)22及び第2点灯装置(第2発光体)23が設けられている。第1点灯装置22及び第2点灯装置23は、互いに重ねられた釦表示板11及び釦表示シート21の背面側に配置されている。また、第1点灯装置22及び第2点灯装置23は、互いに異なる色の光を発する。第1点灯装置22が発する光の色は、人に対して安全を示す色(例えば緑色等)とされ、第2点灯装置23が発する光の色は、人に対して注意喚起を示す色(例えば黄色や赤色等)とされている。
図8は、図7の釦表示シート21を示す正面図である。図において、釦表示シート21は、フィルム状の一対の透明電極(透明部)24と、各透明電極24に印刷され(設けられ)、各透明電極24間に挟まれた高分子液晶(状態可変部)25とを有している。
各透明電極24は、方形電極部24aと、方形電極部24aの一辺から外側へ延びる接続電極部24bとを有している。方形電極部24aは、釦操作部9と釦表示板11との間に配置されている。接続電極部24bは基板7に向けて曲げられ、接続電極部24bの先端部が基板7に電気的に接続されている(図7)。禁止マークは、方形電極部24aに表示される。
高分子液晶25は、方形電極部24aに印刷されている。また、高分子液晶25が方形電極部24aに印刷される部分は、釦表示板11の矢印の部分と禁止マークの部分とを除いた所定の部分とされている。即ち、高分子液晶25は、方形電極部24aにおける矢印及び禁止マークのそれぞれの部分を避けて印刷されている。
高分子液晶25の状態は、液晶組織が規則正しく並んだ透明状態と、液晶組織が不規則に並んで例えば白く濁った不透明状態との間で変化可能になっている。透明状態と不透明状態との間の切り替えは、各透明電極24への電圧の印加の有無により行われる。即ち、高分子液晶25の状態は、各透明電極24に電圧が印加されることにより透明状態になり、各透明電極24への電圧の印加が停止されることにより不透明状態になる。高分子液晶25の状態が不透明状態になることにより禁止マークが現れ、利用禁止の表示が釦表示シート12に行われることとなる。
第1点灯装置22、第2点灯装置23及び高分子液晶25のそれぞれの状態は、基板7に設けられた制御部により制御される。制御部による高分子液晶25の制御は、実施の形態1の高分子液晶14の制御と同様である。
制御部は、高分子液晶25を透明状態にしているときに、第2点灯装置23の発光を停止させたまま第1点灯装置22を制御する。高分子液晶25が制御部の制御により透明状態にされているときには、エレベータの呼び登録が行われることにより第1点灯装置22が発光し、呼び登録が解除されることにより第1点灯装置22の発光が停止される。
また、制御部は、高分子液晶25を不透明状態にしているときに、第1点灯装置22の発光を停止させたまま第2点灯装置23を制御する。高分子液晶25が制御部の制御により不透明状態にされているときには、第2点灯装置23が発光する。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。図9は図7の釦装置6の状態を示す正面図であり、図9(a)はエレベータの呼び登録が解除されているときの状態を示す正面図、図9(b)はエレベータの呼び登録が行われているときの状態を示す正面図、図9(c)はエレベータの利用が不可能であるときの状態を示す正面図である。図に示すように、エレベータの利用が可能なときには、制御部の制御により電圧が各透明電極24に印加されており、高分子液晶25の液晶組織が規則正しく並んでいる。従って、釦表示シート21の全範囲が透明になっている。これにより、釦表示板11による矢印(行き先方向)の表示のみが行われている(図9(a))。
釦装置6の釦操作部9が乗場1で操作されると、エレベータの呼び登録が行われる。これにより、登録信号が運転制御装置から乗場呼び登録装置へ伝送される。乗場呼び登録装置が登録信号を受けると、第1点灯装置22が制御部の制御により安全を示す所定の色(例えば緑色等)で発光し、釦表示板11が明るく照らされる。釦操作部9及び釦表示シート21のいずれもが透明であるので、第1点灯装置22からの光が乗場1へ透過され、エレベータの呼び登録が行われたことが表示される(図9(b))。
この後、釦装置6が操作された乗場1にかごが到着することにより、エレベータの呼び登録が解除される。
例えばエレベータの故障等によりエレベータの利用が不可能になったときには、制御部の制御により、各透明電極24への電圧の印加が停止される。これにより、高分子液晶25の液晶組織の配列が不規則になり、高分子液晶25のみが不透明状態になる。これにより、矢印及び禁止マークのそれぞれの部分の周囲が不透明になり、釦表示板11による矢印の表示が残されたまま、禁止マークが釦表示シート21に浮き出てくる。
このとき、第2点灯装置23が注意喚起を示す所定の色(例えば赤色等)で発光される。これにより、透明のまま残された禁止マークの部分が明るく照らされ、禁止マークの表示がさらに明確に現れることとなる。なお、禁止マークは、釦表示板11による矢印の表示に重ねて表示される(図9(c))。
このようなエレベータの呼び登録装置では、互いに異なる色の光を発する第1点灯装置22及び第2点灯装置23が釦表示板11及び釦表示シート21の背面側に配置されているので、高分子液晶25を透明状態にしているときの発光色と、高分子液晶25を不透明状態にしているときの発光色とが互いに異なるようにすることができる。従って、利用禁止の表示(追加表示)を行っているか否かを発光色の違いにより容易に識別することができる。これにより、エレベータの利用の可否の区別をさらに容易にすることができる。
なお、上記の例では、釦表示板11に重ねられる釦表示シートとして、釦表示板11の矢印及び禁止マークのそれぞれの部分を避けて高分子液晶25を印刷した釦表示シート21が用いられているが、禁止マークの部分にのみ高分子液晶14を印刷した実施の形態1と同様の釦表示シート12を用いてもよい。この場合、第1点灯装置22が発光しているときには矢印の周囲が例えば緑色等に明るく照らされ、第2点灯装置23が発光しているときには、図10に示すように、禁止マークが追加された矢印の周囲が例えば赤色等に明るく照らされる。このようにしても、利用禁止の表示(追加表示)を行っているか否かを発光色の違いにより容易に識別することができる。
また、上記の例では、矢印及び禁止マークのそれぞれの部分を避けて高分子液晶25を印刷した釦表示シート21が、第1及び第2点灯装置22,23を有する呼び登録装置に適用されているが、単独の点灯装置10を有する実施の形態1と同様の呼び登録装置にこの釦表示シート21を適用してもよい。この場合、エレベータの利用が不可能であるときには、図11に示すように、点灯装置10の発光が停止されたまま、矢印及び禁止マークのそれぞれの周囲の部分が不透明状態になる。このようにしても、利用禁止の表示(追加表示)を必要に応じて行うことができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの呼び登録装置が設けられたエレベータの乗場を示す正面図である。 図1の釦装置を示す正面図である。 図2の釦装置を示す断面図である。 図3の釦表示シートを示す正面図である。 図4のV-V線に沿った断面図である。 図3の釦装置の状態を示す正面図であり、図6(a)はエレベータの呼び登録が解除されているときの状態を示す正面図、図6(b)はエレベータの呼び登録が行われているときの状態を示す正面図、図6(c)はエレベータの利用が不可能であるときの状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの呼び登録装置を示す要部断面図である。 図7の釦表示シートを示す正面図である。 図7の釦装置の状態を示す正面図であり、図9(a)はエレベータの呼び登録が解除されているときの状態を示す正面図、図9(b)はエレベータの呼び登録が行われているときの状態を示す正面図、図9(c)はエレベータの利用が不可能であるときの状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの呼び登録装置の他の例を示す要部正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの呼び登録装置の他の例を示す要部正面図である。
符号の説明
6 釦装置、9 釦操作部、11 釦表示板(第1表示体)、12,21 釦表示シート(第2表示体)、13,24 透明電極(透明部)、14,25 高分子液晶(状態可変部)、22 第1点灯装置(第1発光体)、23 第2点灯装置(第2発光体)。

Claims (2)

  1. 透明の釦操作部を有し、上記釦操作部が操作されることによりエレベータの呼び登録を行う釦装置、
    上記釦操作部の背面側に配置され、所定の第1表示を行う第1表示体、
    透明部と、上記透明部の所定の部分に設けられ、透明状態と不透明状態との間で変化可能な状態可変部とを有し、上記第1表示体に重ねられ、上記状態可変部が上記不透明状態となることにより上記第1表示と異なる第2表示を行う第2表示体、及び
    上記状態可変部の状態を制御する制御部
    を備えていることを特徴とするエレベータの呼び登録装置。
  2. 互いに重ねられた上記第1表示体及び第2表示体の背面側に配置され、互いに異なる色の光を発する第1発光体及び第2発光体をさらに備え、
    上記制御部は、上記状態可変部を上記透明状態にしているときに、上記第2発光体の発光を停止させたまま上記第1発光体を制御し、上記状態可変部を上記不透明状態にしているときに、上記第1発光体の発光を停止させたまま上記第2発光体を制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの呼び登録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8584813B2 (en) 2010-02-17 2013-11-19 Kone Corporation Elevator system having car panel with adjustable views based on floor data, and methods of operating the same

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