JP2008126408A - 液体噴射装置及び液体噴射装置のクリーニングユニット - Google Patents

液体噴射装置及び液体噴射装置のクリーニングユニット Download PDF

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直和 熊谷
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Abstract

【課題】構造が簡単で、部品点数の少ないクリーニングユニットを備えている液体噴射装置とそのクリーニングユニットを提供すること。
【解決手段】液体を吐出する複数のノズル開口部を備えるノズル形成部111のノズル開口部を覆うようにノズル形成部111に当接して配置するキャップ部122の複数の区分室122a、122b毎にノズル形成部111a、111bと近接する際の方向における相対置が異なるように設けられており、液体経路を前記区分室毎122a、122bに設けている液体噴射装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置及び液体噴射装置のクリーニングユニットに関する。
従来より、液体噴射装置の一例である、インクジェット式記録装置には、記録用紙等にインクを吐出する為のインクジェット式記録ヘッドが備えられている。また、このインクジェット式記録ヘッドには、記録用紙等にインクを吐出するためのノズルが多数設けられており、このノズルから記録媒体に対して微小なインク滴を吐出させて、所望の文字や図形等の画像を記録する構成となっている。
このようなインクジェット式記録装置の、インクジェット式記録ヘッドは、ノズルを介してインクを記録用紙等に吐出する。
このため、ノズル近傍においてインクが増粘したり、ノズル内に気泡が混入して、インクの吐出が良好に行えなくなる場合がある。
そこで、この様な現象を防止するため、待機中や停止中にインクジェット式記録ヘッドをキャップ部等で覆ったり、また、この覆われたヘッドに設けられているノズル近傍のインクを吸引等することによって、ノズルからの吐出不良の原因となる増粘インクや気泡巻き込みインク等を除去するためのクリーニングユニット等を備えている。
ところで、近年では、このインクジェット式記録装置のカラー化の為に,イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックといった、複数色のインクを使用するものが知られている。そして、このようなインクジェット式記録装置は、各色毎に独立したインクタンク及び多数のノズルを有している。
そして、このようなインクジェット記録装置においては、クリーニング等の必要のないノズルも合わせ、全ノズルが上述のようなクリーニングユニットによりクリーニングされる。従って、クリーニング等の必要のないノズルからもインクが吸引されてしまうことになり、余分にインクを消費してしまう問題がある。
そこで、特許文献1では、複数のノズルのうち、1つのインクタンクに対応するいくつかのノズルを1つの単位として、この単位ごとにキャップ部で覆い、この単位ごとにノズルからインクを吸引してクリーニングできるようなクリーニングユニットが提案されており、インクの消費量を低減することができるようになっている。
特開2000−225715号公報(図5参照)
しかし、上記のクリーニングユニットにおいては、上記のような単位ごとにクリーニングを行う為に、この単位を覆っているキャップ部毎にバルブ機構を設け制御していた。このため、クリーニングユニットの構造が複雑化すると共に、部品点数が増加する問題が生じていた。
そこで、本発明は、構造が簡単で、部品点数の少ないクリーニングユニットを備えている液体噴射装置とそのクリーニングユニットを提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、液体を吐出する複数のノズル開口部と、前記ノズル開口部を備えるノズル形成部と、を有する液体噴射ヘッドと、前記ノズル開口部を覆うように前記ノズル形成部に当接して配置するキャップ部と、前記キャップ部内を負圧状態として前記ノズル開口部の前記液体を吸引するためのポンプ部と、前記キャップ部と前記ポンプ部とを連通する液体経路と、を有するクリーニングユニットと、を備え、前記キャップ部は、複数の区分室により区分され、前記複数の区分室は、前記ノズル形成部と前記キャップ部とが近接する際の方向における相対位置を異なるように設けられており、記液体経路は、前記複数の区分室にそれぞれ設けられていることを特徴とする液体噴射装置により達成される。
前記構成によれば、液体噴射装置は、液体噴射ヘッドの液体を吐出する複数のノズル開口部を備えるノズル形成部を覆うように、ノズル形成部に当接して配置するキャップ部を有しており、このキャップ部内を負圧状態としてノズル開口部の液体を吸引するポンプ部と、キャップ部とポンプ部とを連通する液体経路とを有している。
そして、この液体噴射装置のクリーニングユニットのキャップ部は、複数の区分室により区分されており、複数の区分室は、ノズル形成部とキャップ部の近接する方向における相対位置を異なるように設けられている。従って、ノズル開口部の液体を吸引する際に、複数の区分室それぞれでキャップ部内の負圧状態を自然に調整することができる。
すなわち、従来のように、複数の区分室にそれぞれ設けられている液体経路に、それぞれ負圧状態を調節するためのバルブ等を設けて、ノズル開口部近傍に残留する液体の吸引を調節する必要性がない。そのため、部品点数を削減できる。
また、この構成によれば、キャップ部の複数の区分室それぞれは、ノズル形成部とキャップ部との近接方向で相対的に異なる位置となるように設けられている。従って、この異なる相対位置において、キャップ部内の負圧の調整が可能となるため、構成が簡易である。ここで、異なる相対位置において、キャップ部内の負圧が調整できる状態とは、キャップ部をノズル形成部に近接する方向に移動させた際に、複数の区分室それぞれでノズル形成部との間で閉空間となる位置が異なる状態である。
そして、全てのノズル開口部を吸引したい場合には、複数の区分室全てがノズル形成部と閉空間を作るように調整すればよい。このような状態とすれば、吸引は一回ですむので、消費電力も低減できる。
好ましくは、前記複数の区分室は、前記キャップ部内に設けられている区分壁により形成されていることを特徴とする液体噴射装置である。
前記構成によれば、キャップ部の複数の区分室は、キャップ部内に設けられている区分壁により形成されている。従って、1つのキャップ部により複数の区分室を設けることができ、その区分室に対応するノズル形成部のクリーニングが可能である。また、全ノズル開口部のクリーニングも容易に行うことができる。従って、部品点数の削減が行え、かつ、簡単な構成で、クリーニングの際のインク消費量の調整を行うことができる。
好ましくは、前記相対位置は、前記複数の区分室の側壁部の高さにより規定されていることを特徴とする液体噴射装置である。
前記構成によれば、複数の区分室は、ノズル形成部とキャップ部との近接方向における相対位置を異なるように設けられており、その相対位置は、複数の区分室の側壁部の高さにより規定している。
そのため、ノズル形成部とキャップ部との間で閉空間を作る際に、キャップ部をノズル形成部に近接させていくと、一番高い側壁部を有する区分室とノズル形成部の間で閉空間を形成し、ノズル形成部を覆う。一方、この区分室より低い側壁部を有する区分室とノズル形成部との間では閉空間は形成されない。従って、ポンプで吸引した際に、閉空間を形成できる一番高い側壁部を有する区分室の内部は負圧状態となり、ノズル開口部の液体を除去することができるが、これより低い側壁部を有する区分室は閉空間を形成していないので、その区分室内部を負圧状態とすることができず、ノズル開口部の液体は除去されない。
つまり、所望のノズル開口部の液体を、簡単な構成で除去して、クリーニングを行うことができる。
好ましくは、前記複数の区分室のうち前記側壁部の高さの高い前記区分室に設けられている前記液体経路は、前記キャップ部と前記ポンプ部の連通を制御する制御部を設けていることを特徴とする液体噴射装置である。
この構成によれば、複数の区分室のうちで高い側壁部を有する区分室に設けられる液体経路に、キャップ部とポンプ部の連通を制御する制御部を有している。
従って、複数の区分室において、側壁部の高さにより、キャップ部とノズル形成部との閉空間の形成を調整でき、ノズル等のクリーニングを任意に選択して行うことができる。従って、少ない分品点数で、簡単な構造でありながら、任意の場所のノズル等が選択でき、クリーニング時のインクの消費量の調整を行うこともできる。
好ましくは、前記複数の区分室のうち前記側壁部の高さの低い前記区分室に設けられている前記液体経路は、前記キャップ部と前記ポンプ部の連通を制御する制御部を設けていることを特徴とする液体噴射装置である。
この構成によれば、複数の区分室のうちで低い側壁部を有する区分室に設けられた液体経路に、キャップ部とポンプ部の連通を制御する制御部を有している。
従って、複数の区分室において、側壁部の高さにより、キャップ部とノズル形成部との閉空間の形成を調整することができる。
また、高い側壁部を有する区分室を負圧状態とする際に、ポンプで吸引すると、もう一方の低い側壁部を有する区分室は閉空間を形成していないので、空気を吸い込んでしまう。
このような場合に、複数の区分室のうちで低い側壁部を有する区分室に設けられた液体経路に、キャップ部とポンプ部の連通を制御する制御部を有し、この制御部により、その連通を絶つことができる。
そうすると、液体経路から空気が送り込まれ、液体経路から液体を排出する付近に空気があたり、液体を乾燥させたり、液体の飛び散りを引き起こすことを防止できる。
好ましくは、前記制御部は、バルブであることを特徴とする液体噴射装置である。
前記構成によれば、バルブの開閉で、上記のキャップ部とポンプ部の連通の制御を簡単に行うことができる。
前記課題は、本発明によれば、液体を吐出する複数のノズル開口部と、前記ノズル開口部を備えるノズル形成部と、前記ノズル開口部を覆うように前記ノズル形成部に当接して配置するキャップ部と、前記キャップ部内を負圧状態として前記ノズル開口部の前記液体を吸引するためのポンプ部と、前記キャップ部と前記ポンプ部とを連通する液体経路と、を有するクリーニングユニットと、を備え、前記キャップ部は、複数の区分室により区分され、前記複数の区分室は、前記ノズル形成部と前記キャップ部とが近接する際の方向における相対位置を異なるように設けられており、前記液体経路は、前記複数の区分室にそれぞれ設けられていることを特徴とする液体噴射装置のクリーニングユニットである。
好ましくは、前記複数の区分室は、前記キャップ部内に設けられている区分壁により形成されていることを特徴とする液体噴射装置のクリーニングユニットである。
好ましくは前記相対位置は、前記複数の区分室の側壁部の高さにより規定されていることを特徴とする噴射装置のクリーニングユニットである。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の液体噴射装置の実施の形態に係るインクジェット式記録装置(以下「記録装置」という)100を示す概略斜視図である。
図1に示すように、記録装置100は、キャリッジ101を有し、このキャリッジ101はキャリッジモータ102により駆動されるタイミングベルト103を介し、ガイド部材104に案内されてプラテン105の軸方向に往復移動されるように構成されている。
このキャリッジモータ102は、図1に示すように電力を供給する電力供給手段である例えば、コンセントに差し込むプラグ109a、プラグ109aと記録装置100を接続するコード109b、又は電源のONとOFFを切り替える電源スイッチ109c等から電力の供給を受け駆動する構成となっている。
図1のキャリッジ101のターゲットである例えば、記録用紙200に対向する側には、後述する液体噴射ヘッドである例えば、インクジェット式記録ヘッド(以下「記録ヘッド」という)が搭載され、その上部には、記録ヘッドに液体である例えば、インクを供給するブラックインクカートリッジ106及びカラー用インクカートリッジ107が着脱可能に装填されている。
そして、この記録用紙200には、インクが吐出され印字等されると共に、この記録用紙200はターゲット配置領域である例えば、印字領域Pに配置される。
また、図1に示すように、記録用紙200が配置されない休止領域である例えば、ホームポジションH(非印字領域)には、キャップ部を有するクリーニング手段である例えば、キャッピングユニット120、吸引ポンプ130そしてワイピング部材140が配置されている。
図2は、キャッピングユニット120を示す拡大概略斜視図である。このキャッピングユニット120は、キャップホルダ121とキャップ部122を有しており、液体経路の一例であるチューブ131、吸引ポンプ130(図3参照)と接続されている。
このキャップホルダ121は、上部が開口した略箱状体に形成されている。そして、このキャップホルダ121に内接するように、キャップ部122が配置されている。
このキャップ部122は、キャップ部122内を区分する区分壁126を有しており、この区分壁126とキャップ部の側壁部122a1、122b1により囲まれた領域によりなる第1及び第2キャップ部122a、122b(区分室の一例)が設けられている。
そして、この第1及び第2キャップ部122a、122bは、ノズルプレート111(ノズル形成部の一例、図3参照)と近接する際の方向(Z1方向、図3等参照)の相対位置が異なるように設けられている。つまり、この第1及び第2キャップ部122a、122bはノズルプレート111と近接させた際に、そのノズルプレート111と当接するまでの位置が異なるように側壁部122a1、122b1が設けられている。
言い換えると、第1及び第2キャップ部122a、122bの側壁部122a1、122b1は、区分壁126を境として、異なる高さとなるように形成されている。ここで、異なる高さとは、例えば、第1キャップ部122aの側壁部122a1と第2キャップ部122bの側壁部122b1との高さを比較した場合に、区分壁126を境として、約数ミリ程度、第2キャップ部122bの側壁部122b1を第1キャップ部122aの側壁部122a1より低くしていることである。
ここでは、第1及び第2キャップ部122a、122bは区分壁126と側壁部122a1、122b1とで囲まれた空間として形成されているが、例えば、第1キャップ部122aは区分壁126と側壁部122a1で囲まれた空間の壁部を全て同じ高さとしており、第2キャップ部122bは区分壁126のみを高く、他の三方向にある側壁部122b1を低くしている。そうすると、第1キャップ部122aとノズルプレート111が当接して、この第1キャップ部122a内を閉空間にできる当接位置(以下、第1当接位置)と、第2キャップ部122bとノズルプレート111が当接して、この第2キャップ部122b内を閉空間にできる当接位置(以下、第2当接位置)とは異なる(図3(b)参照)。つまり、第1当接位置より、第2当接位置はノズルプレート111の位置に近い位置となる。ここで、図3(b)において、第1キャップ部122a、第2キャップ部及びキャッピングユニット120等を実線で図示している位置におけるキャップ部122の底部122cの位置を第1当接位置とし、第1キャップ部122a、第2キャップ部122b及びキャッピングユニット120等を破線で図示している位置におけるキャップ部122の底部122cの位置を第2当接位置として示している。図3(b)のノズルプレート位置に対する第1当接位置又は第2当接位置との距離(Z1方向の長さ)を比較すると、第1当接位置のほうが第2当接位置よりノズルプレート111に遠い位置にある。
従って、第1及び第2キャップ部122a、122bをノズルプレート111に当接するように、上昇移動(図面では、Z1方向)させると、高い側壁部122a1を持つ第1キャップ部122aが初めにノズルプレート111に当接され、さらに上昇移動させると、第2キャップ部122bの側壁部122b1がノズルプレート111に当接する。(図3参照)そして、このように当接されることで、各キャップ部122a、122b内は順次ノズルプレート111との関係で閉空間となる。
このような構成とすれば、キャップ部122を上昇移動させることで、ノズルプレート111との空間の調整をすることが可能となる。
ここで、クリーニングユニットは、上記のキャッピングユニット120、チューブ131、吸引ポンプ130等を含み、記録ヘッド110のノズル及びノズルノズルプレート111をクリーニングして、吐出機能を回復するための機構を含むものである。
さらに、図3及び図4を参照しつつ、第1の実施形態であるクリーニングユニットについて詳細に説明する。
図3は、図1のキャリッジ101がホームポジションHに移動し、キャッピングユニット120が記録ヘッド110に当接した状態を示す概略図である。
図3に示すように、記録ヘッド110の下面にはインクを吐出するための複数のノズル(ノズル開口部の一例)を備えるノズルプレート111が配置されている。つまり、記録ヘッド110は液体の一例であるインクをノズルから吐出する構成となっている。
また、ノズルプレート111は、図1の印字領域PからホームポジションHへ記録ヘッド110がキャリッジ101と共に移動する際に、ワイピング部材140に当接し、このワイピング部材140によりノズルプレート111面が払拭され、クリーニングされる構成ともなっている。
キャッピングユニット120は、ノズルを覆うように配置されており、図3に示すように、上面が開放された凹状のキャップホルダ121と、このキャップホルダ121に収容されるキャップ部122を有しており、キャップ部122には吸収材を配置している。
そして、ここのキャップ部122内は、上述したように、区分壁126を有し、第1及び第2キャップ部122a、122bを形成している。この第1及び第2キャップ部122a、122bは、この位置に対応するノズルプレート111に配置され、そのノズルプレート111に備わる複数のノズルを覆うように配置される構成となっている。
つまり、ノズルプレート111の第1及び第2ノズルプレート111a、111bには、それぞれ複数のノズルが備わっている。そして、第1ノズルプレート111aと対応する位置に第1キャップ部122aが、第2ノズルプレート111bと対応する位置には第2キャップ部122bが、それぞれ当接するように配置されている。
ここで、この実施形態にかかるキャッピング120の上下移動の手段としては、例えば、スライダ124を設け、このスライダ124に、キャッピングユニット120を記録ヘッド110に対して上下移動させるクリーニングユニットの1つを構成する、例えば、上下動アーム125が設けられている。
上下動アーム125には、上下動アーム125を上下動させるため、上下動用モータ(図示せず)が接続され、この上下動用モータには、図1のキャリッジモータ102と同様に、上下動用モータに電力を供給する電力供給手段である例えば、プラグ109a、コード109bや電源スイッチ109c等が接続されている。
すなわち、この上下動用モータによってキャッピングユニット120が移動し、上述で記載したように(図3等参照)、キャッピングユニット120のキャップ部122が、記録ヘッド110のノズルプレート111に当接すると、キャッピングユニット120がノズルを覆うように配置されることになる。
また、キャッピングユニット120には、図示しない大気開放口と、ノズル内のインクを吸引するため吸引ポンプ130も接続されている。このため、この大気開放口を閉状態として、吸引ポンプ130でキャッピングユニット120内を吸引すると、このキャップ部122内は負圧状態となりノズル内のインクがチューブ131を通り吸引ポンプ130によって排出される構成となっている。
そして、上述のキャッピングユニット120は、記録ヘッド100のノズルプレート111のノズル内のインクのクリーニングを行う際に、記録ヘッド100のノズルプレート111に当接し、ノズルを覆うように配置される構成となっている。
図4(a)に示すように、第1ノズルプレート111a及びこれに備わるノズルをクリーニングする場合は、キャッピングユニット120を上昇させる。
そして、第1キャップ部122aが第1ノズルプレート111aに当接する位置まで移動して、第1キャップ部122aが第1ノズルプレート111aに備わる複数のノズルを覆うように配置される位置で一端上昇移動を停止する。
すると、この第1ノズルプレート111aと第1キャップ部122aで閉空間が作られる。一方、第2ノズルプレート111bと第2キャップ部122bは、この上昇位置では閉空間を作ることができない。
そして、この位置で、吸引ポンプ130でキャップ部122内を吸引すると、第1キャップ部122a内は吸引され負圧状態となるが、第2キャップ部122bは閉空間となっていない為、負圧状態とならない。
従って、第1ノズルプレート111a及びそこに備わる複数のノズルは、ノズルからインクを排出させて第1キャップ部122a内の吸収材にインクを吸収させ、クリーニングを実施することができる。一方、この状態では、第2ノズルプレート111b及びそこに備わる複数のノズルのクリーニングは実施され無い。(図4(a)参照)
次に、第2ノズルプレート111b及びそこに備わるノズルのクリーニングも実施したい場合は、さらに、キャッピングユニット120を上昇させ、第1キャップ部122aの第1ノズルプレート111aとの当接面を撓ませて、第2キャップ部122bが第2ノズルプレート111bと当接する位置まで移動させる。そうすると、第2キャップ部122bが第2ノズルプレート111bに備わる複数のノズルを覆うように配置される位置で停止し、第2キャップ122bとノズルプレート111bで閉空間が作られる。
この状態で、吸引ポンプ130を作動して、キャップ部122内を吸引すると、第1及び第2キャップ部122a、122b内が負圧状態となる。ここで、第1キャップ部122aと連通するチューブ131aには、バルブ(制御部の一例)132が備わっているが、ここではバルブ132は開としておき、第1キャップ部122aと吸引ポンプ130との接続をしておく。
従って、この状態であれば、第1及び第2ノズルプレート111a、111bにそれぞれ備わる複数のノズルは、第1及び第2キャップ部122a、122bでそれぞれ覆われており、それぞれ閉空間となる。つまり、ノズルプレート111及びこれに備わる複数のノズルの全体がキャップ部122で覆われており、ノズルプレート111とキャップ部122で閉空間を形成している。
このため、キャップ部122内の全体を負圧状態とすることができ、第1及び第2ノズルプレート111a、111b及びそこに備わる複数のノズル、つまり、ノズルプレート111及びそこに備わる複数のノズルは、それら複数のノズルからインクを排出させてキャップ部122内の吸収材にインクを吸収させ、クリーニングを実施することができる。(図4(b)参照)
また、第2ノズルプレート111b及びそこに備わる複数のノズルのみのクリーニングを実施したい場合は、上記の全体を閉空間とできる状態の位置と同様の位置でキャッピングユニット120を停止させる。ついで、第1キャップ部122aと連通するチューブ131aに備わるバルブ132を閉めて、第1キャップ部122aと吸引ポンプ130との接続を断つ。(図4(c)参照)
このような状態で、吸引ポンプ130でキャップ部122内を吸引すれば、第1キャップ部122a内は吸引されないので、負圧状態とならず、第2キャップ部122b内のみを負圧状態とすることができる。
そして、第2ノズルプレート111b及びそこに備わる複数のノズルは、これらのノズルからインクを排出させて第2キャップ部122b内の吸収材にインクを吸収させ、クリーニングを実施することができる。一方、第1ノズルプレート111a及びそこに備わるノズルのクリーニングは実施され無い。従って、このように片側のみのバルブ132の調整により、第1及び第2ノズルプレート111a、111bのいずれかを選択的にクリーニングできると共に、ノズルプレート111全体のクリーニングも容易に行うことができる。
つまり、第1及び第2キャップ部122a、122bのそれぞれの側壁部122a1、122b1の高さ、言い換えると図面上のZ1方向であるキャッピングユニット120のノズルプレート111への近接方向で、第1及び第2ノズルプレート111a、111bのいずれかを選択的にクリーニングでき、さらに、高い側壁部122a1を持つ区分室である第1キャップ部122aの液体経路の一例であるチューブ131aに、制御部の一例であるバルブ132を設け、このバルブ132の調整である開閉により、ノズルプレート111全体か又は一部のクリーニングであるかの選択が容易に行える。
従って、このような簡単な構成で、部品点数が少ないにも関らず、任意のノズルプレート111をクリーニングすることができるので、インク消費量を調整して少なく押えることもできる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態を図5及び図6を参照しつつ説明する。第1の実施形態と同様な構成は、同一符号を付し、説明を省略し、異なる点について中心に説明する。
第1の実施形態では、第1キャップ部122aと連通するチューブ131aには、バルブ132が備わっていたが、ここでは、バルブを備えていない点にあり、その他の構成は、第1の実施形態と同様である。(図5参照)
図6(a)、(b)でその一連のクリーニングユニットの動きを示す。このキャッピングユニット120は、上昇移動させて、ノズルプレート111と当接する位置まで移動する。
図6(a)は、キャッピングユニット120を上昇移動させて、第1キャップ部122aと対応する位置のノズルプレート111である第1ノズルプレート111aと第1キャップ部122aを当接させ、第1ノズルプレート111aに備わる複数のノズルを覆うように配置させている状態を示している。そして、この状態で、吸引ポンプ130で吸引すると、第1キャップ部122aと第1ノズルプレート111aとで作られている閉空間を負圧状態とすることができる。一方、第2キャップ部122bはその側壁部122b1が、ノズルプレート111と当接していないので、閉空間を形成できず、吸引ポンプ130で吸引しても、負圧状態とならない。
従って、吸引ポンプ130でキャップ部122a内を吸引すれば、第1キャップ部122a内は吸引され、ノズルのインクを排出させ、第1ノズルプレート111a及びこれに備わる複数のノズルをクリーニングすることができる。一方、第2キャップ部122b内は負圧状態とならないので、第2ノズルプレート111b及びこれに備わる複数のノズルのクリーニングは行わない。従って、クリーニングにより消費されるインクの量を低減することができる。
図6(b)は、図6(a)の位置から更に上昇移動して、第2キャップ部122bと第2ノズルプレート111bを当接する位置まで移動させている状態を示している。
ここで、第1キャップ部122aは、第2キャップ部122bと第2ノズルプレート111bの当接位置まで上昇させているので、第1キャップ部122aの当接部分が圧縮変形している。
このような状態においては、第1キャップ部122a及び第2キャップ部122bはそれぞれ対応する位置にある第1及び第2ノズルプレート111a、111bと当接し、閉空間を形成する。そして、第1及び第2キャップ部122a、122bは、それぞれ対応する第1及び第2ノズルプレート111a、111bにそれぞれ備わる複数のノズルを覆うように配置されている。
従って、この状態において、吸引ポンプ130を動作させると、第1キャップ部122a及び第2キャップ部122bにそれぞれ配置されるチューブ131a、131bを通じて吸引され、それぞれの第1及び第2キャップ部122a、122b内部は負圧状態となる。そして、それぞれのノズルプレートである第1及び第2ノズルプレート111a、111bに備わる複数のノズルからインクを排出させて、吸引し、吸収材に吸収させるクリーニングが行われることとなる。従って、ノズルプレート111及びこれに備わる複数のノズル全体のクリーニングが行える事となる。
つまり、本実施形態によれば、ノズルプレート111及びこれに備わる複数のノズルの全体のクリーニングと、一部のクリーニングとを、キャッピングユニット120のノズルプレート111との当接位置、つまり、区分室である第1及び第2キャップ部122a、122bとノズル形成部であるノズルプレート111との近接する際の方向である異なる相対位置、更に言い換えると第1及び第2キャップ部122a、122bのそれぞれの側壁部122a1、122b1の高さ、図面上のZ1方向であるキャッピングユニット120のノズルプレート111への近接方向、で調整することができ、クリーニングの不要な部分はクリーニングしないようにして、クリーニング時のインクの消費量を低減することができる。そして、この様なクリーニングユニットが、簡単な構成で実現でき、しかも部品点数が少なくなるので、低コストで実現できる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態を図7及び図8を参照しつつ説明する。第1の実施形態と同様な構成は、同一符号を付し、説明を省略し、異なる点について中心に説明する。
第1の実施形態と異なる点は、第1キャップ部122aと連通するチューブ131aには、バルブ132を備えておらず、第2キャップ部122bと連通するチューブ131bに、バルブ132を備えている点にあり、その他の構成は、第1の実施形態と同様である。(図7参照)
図8(a)、(b)でその一連のクリーニングユニットの動きを示す。
従って、図8(a)の状態で、キャッピングユニット120を上昇させて、第1キャップ部122aと第1ノズルプレート111aを当接する位置まで移動させ、閉空間を形成し、吸引ポンプ130でこの閉空間を負圧状態とする点は第1の実施形態と同様である。そして、第1の実施形態と異なる点として、この吸引の際に、第2キャップ部122bと連通するチューブ131bに備えたバルブ132を閉として、第2キャップ部122bと吸引ポンプ130の連通を断つ。そうすると、第1キャップ部122a内を負圧状態とするために吸引ポンプが作動しているが、第2キャップ部122bに連通するチューブ131bから空気が入ってくることがない。
つまり、吸引ポンプ130によって、第2キャップ部122bは吸引されないから、このチューブ131bを通って、空気が吸引されることがない。そうすると、第1キャップ部122a内は第1ノズルプレート111aとの関係で閉空間を形成しているから、第1キャップ部122a内は負圧状態となる。そうすると、第1キャップ部122aの当接している第1ノズルプレート111aのノズルから液体が排出され、吸収材に吸収されクリーニングが行われる。
そして、このクリーニングに際して排出されたインクは吸収材に吸収され、更に、チューブ131aを通り、その先にある図示していない廃インクタンクに排出される。しかし、この際、もう一方の第2キャップ部122bと連通しているチューブ131bのバルブ132が閉となっているので、第2キャップ部122bからチューブ131bを通り、空気が送り込まれることがない。
このため、この廃インクタンクに排出される付近にあるチューブ出口部分に空気が当たらず、内部のインクの乾燥等による固化を防止することできる。
そして、次に、図8(b)に示すように、キャッピングユニット120を更に上昇させて(図面上のZ1方向)、第2キャップ部122bとノズルプレート111bの当接する位置に移動する。そして、バルブ132を開として、吸引ポンプ130で吸引すると、第2キャップ部122bと第2ノズルプレート111bとで形成される閉空間は負圧状態となる。そうすると、第1及び第2ノズルプレート111a、111bの複数のノズルからインクが排出され、キャップ部122内の吸収材にこのインクを吸収させるクリーニングを行うことができる。つまり、この状態の場合は、ノズルプレート111及びそこに備わる複数のノズルの全体が、キャップ部122で覆われているので、全体をクリーニングすることができる。
また、この第2キャップ部122bと第2ノズルプレート111bとの当接位置で、つまり、図8(b)のキャッピングユニット120の位置で、バルブ132を閉とすれば、第1キャップ部122aと当接する第1ノズルプレート111a及び第1キャップ部122aで覆われている複数のノズルのみを選択的にクリーニングすることも可能である。
このようなクリーニングユニットにより、クリーニング時のインクの消費量の低減が、簡単な構成で実現でき、しかも部品点数が少なくなるので、低コストで実現できる。
このように、本実施の形態、第1乃至第3の実施の形態の記録装置100等に備わるクリーニングユニットは、簡単な構成で部品点数が少なくでき、クリーニング時のインクの消費量を低減することができる。
ここで、上述の実施形態において、キャップ部の材質は可とう性のあるものが好ましく、例えばゴム状弾性体を有する材料、合成ゴムや天然ゴム、熱可塑性エラストマーなどが好ましい。また、上述のキャップ部の形状において、第1キャップ部と第2キャップ部は同一の材料でも良く、別の材料を使用しても良い。
また、第1キャップ部と第2キャップ部の硬度を変えて、第1キャップ部を形成する側壁部やノズルプレートとの当接面部分の材料の硬度を、第2キャップ部の材料より柔軟な材料とすれば、第1キャップ部と第2キャップ部とノズルプレートとの近接する方向である異なる相対位置の差を若干大きくすることができる。
さらに、各実施の形態では、第1キャップ部及び第2キャップ部と区分室を二つ設ける例を挙げているが、例えば、異なる色のインクに対応するインクタンク毎にノズルプレートを区画してクリーニングしたい場合など、キャップ部の区分室を、そのインクタンク毎に対応する数だけ区分けして設けても良い。この様な場合に、壁面の高さ及び材料の硬度を適宜代えて、調整することも可能である。
また、各区分室の大きさ、ノズルプレートとの当接面の大きさは、各実施の形態では、ほぼ同一の大きさとしているが、異なる大きさとしても良い。さらに、キャップ部等の形状は、本実施形態の形状に限るものではなく、ノズルプレートと当接して、ノズルプレートに備わる複数のノズルを覆うような形状であれば良い。
本発明は、上述の実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
液体噴射装置の実施の形態にかかるインクジェット式記録装置を示す概略斜視図である。 液体噴射装置の実施の形態にかかるインクジェット式記録装置のキャッピングユニットの一部を示す概略斜視図である。 液体噴射装置の実施形態にかかるクリーニングユニットの一例を示す概略断面図である。 液体噴射装置の実施形態にかかるクリーニングユニットの一連の動きの一例を示す概略断面図である。 液体噴射装置の実施形態にかかるクリーニングユニットの一例を示す概略断面図である。 液体噴射装置の実施形態にかかるクリーニングユニットの一連の動きの一例を示す概略断面図である。 液体噴射装置の実施形態にかかるクリーニングユニットの一例を示す概略断面図である。 液体噴射装置の実施形態にかかるクリーニングユニットの一連の動きの一例を示す概略断面図である。
符号の説明
100・・・インクジェット式記録装置、101・・・キャリッジ、102・・・キャリッジモータ、103・・・タイミングベルト、104・・・ガイド部材、105・・・プラテン、106・・・ブラックインクカートリッジ、107・・・カラー用インクカートリッジ、109a・・・プラグ、109b・・・コード、109c・・・電源スイッチ、110・・・インクジェット式記録ヘッド、111・・・ノズルプレート、111a・・・第1ノズルプレート、111b・・・第2ノズルプレート、120・・・キャッピングユニット、121・・・キャップホルダ、122・・・キャップ部、122a・・・第1キャップ部、122b・・・第2キャップ部、124・・・スライダ、125・・・上下動アーム、126・・・区分壁、130・・・吸引ポンプ、131、131a、131b・・・チューブ、132・・・バルブ、140・・・ワイピング部材

Claims (9)

  1. 液体を吐出する複数のノズル開口部と、
    前記ノズル開口部を備えるノズル形成部と、を有する液体噴射ヘッドと、
    前記ノズル開口部を覆うように前記ノズル形成部に当接して配置するキャップ部と、
    前記キャップ部内を負圧状態として前記ノズル開口部の前記液体を吸引するためのポンプ部と、
    前記キャップ部と前記ポンプ部とを連通する液体経路と、を有するクリーニングユニットと、
    を備え、
    前記キャップ部は、複数の区分室により区分され、
    前記複数の区分室は、前記ノズル形成部と前記キャップ部とが近接する際の方向における相対位置を異なるように設けられており、
    前記液体経路は、前記複数の区分室にそれぞれ設けられていること
    を特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記複数の区分室は、前記キャップ部内に設けられている区分壁により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記相対位置は、前記複数の区分室の側壁部の高さにより規定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記複数の区分室のうち前記側壁部の高さの高い前記区分室に設けられている前記液体経路は、前記キャップ部と前記ポンプ部の連通を制御する制御部を設けていることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
  5. 前記複数の区分室のうち前記側壁部の高さの低い前記区分室に設けられている前記液体経路は、前記キャップ部と前記ポンプ部の連通を制御する制御部を設けていることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
  6. 前記制御部は、バルブであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の液体噴射装置。
  7. 液体を吐出する複数のノズル開口部と、
    前記ノズル開口部を備えるノズル形成部と、
    前記ノズル開口部を覆うように前記ノズル形成部に当接して配置するキャップ部と、
    前記キャップ部内を負圧状態として前記ノズル開口部の前記液体を吸引するためのポンプ部と、
    前記キャップ部と前記ポンプ部とを連通する液体経路と、を有するクリーニングユニットと、
    を備え、
    前記キャップ部は、複数の区分室により区分され、
    前記複数の区分室は、前記ノズル形成部と前記キャップ部とが近接する際の方向における相対位置を異なるように設けられており、
    前記液体経路は、前記複数の区分室にそれぞれ設けられていること
    を特徴とする液体噴射装置のクリーニングユニット。
  8. 前記複数の区分室は、前記キャップ部内に設けられている区分壁により形成されていることを特徴とする請求項7に記載の液体噴射装置のクリーニングユニット。
  9. 前記相対位置は、前記複数の区分室の側壁部の高さにより規定されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の液体噴射装置のクリーニングユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014128956A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Brother Ind Ltd 液体吐出装置
JP2015157428A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP7269978B2 (ja) 2014-07-23 2023-05-09 クリアウォーター ホールディングス,リミテッド 磁束機械

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