JP2008125916A - 生体組織再生用足場材料およびドラッグデリバリーシステム(dds)用担体 - Google Patents
生体組織再生用足場材料およびドラッグデリバリーシステム(dds)用担体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008125916A JP2008125916A JP2006316324A JP2006316324A JP2008125916A JP 2008125916 A JP2008125916 A JP 2008125916A JP 2006316324 A JP2006316324 A JP 2006316324A JP 2006316324 A JP2006316324 A JP 2006316324A JP 2008125916 A JP2008125916 A JP 2008125916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gelatin
- egcg
- gel
- aqueous solution
- collagen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
【解決手段】1-100μMのポリフェノール水溶液もしくは95%エタノール溶液によりタンパク質材料を4℃もしくは25℃で1-24時間処理することで、タンパク質分子を架橋し、水中、体液中での安定性を付与する。また、コラーゲナーゼなどの酵素による分解性も抑制することができ、生体内での吸収時間を延長させる。ポリフェノールとして特に適しているのは(-)-エピガロカテキンガレート(EGCG)である。これら組織再生用足場材料およびドラッグデリバリーシステム(DDS)用担体として適している蛋白質はコラーゲン、ゼラチン及びアルブミンである。
【選択図】なし
Description
ブタ由来コラーゲン水溶液(0.6w/w%、塩酸溶液、pH3.1、新田ゼラチン社製)を凍結乾燥し、コラーゲンスポンジを得た。得られたスポンジを20mMおよび40mMのEGCG(teavigo、Roche社製)溶液(95%エタノール溶液もしくは水溶液)に4℃で16時間浸漬し、吸着させた。次にスポンジをPBSでよく洗浄した後さらに蒸留水で洗浄し、再び凍結乾燥し、EGCG処理コラーゲンスポンジを得た。
W0 =浸漬前の乾燥重量 W1 = 浸漬後の乾燥重量
図1より、比較例1の未架橋コラーゲンスポンジはゲル分率が0であることがわかり、EGCG処理コラーゲンスポンジは比較例2のEDCによる架橋コラーゲンスポンジに匹敵する架橋度を持つことがわかった。なお、図1中に示すように各条件の試行サンプル数nは3であり、未架橋品に対する有意差の棄却率は5%未満である。
EGCG処理したコラーゲンスポンジのコラーゲナーゼによる分解に対する耐性を調べた。EGCG20、40mM溶液(95%エタノール溶液または水溶液)で処理したコラーゲンスポンジおよびEDC25mMで処理したコラーゲンスポンジ、未架橋のコラーゲンスポンジ10mgを10mLのタイプIAコラーゲナーゼ(コラーゲナーゼ活性277U/mg、EC3.4.24.4 シグマ社製)100U/mLの溶液(0.04M CaCl含有0.05MトリスHClバッファー、pH7.4)にそれぞれ浸漬し、37℃で24時間、60rpmの振盪下で反応させた。上清を回収し反応により分解されたアミノ酸をニンヒドリン法により定量した。未架橋コラーゲンにおける分解生成アミノ酸量を100%としてそれぞれの架橋コラーゲンスポンジの分解度合いを比較した。
EGCG架橋コラーゲンスポンジが細胞親和性を持つかどうかをL929細胞の培養により調べた。直径10mm厚み1mmのEGCG架橋コラーゲンスポンジ、EDC架橋コラーゲンスポンジに、L929細胞を5×105 cells / 200μLの濃度で播種し、500μLのDMEM(1%ペニシリン/ストレプトマイシン、10%ウシ胎児血清含有)を添加し、37℃、95%CO2条件下で3日間培養した。細胞数は乳酸脱水素酵素(LDH)活性測定により行った。すなわち、スポンジをPBSで洗浄後、1mLの2%トライトンX溶液に浸漬し、抽出した上清にNADH(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)を加えることで上清中のLDH(乳酸脱水素酵素)がNADHを酸化してNAD(ニコチンアミドヌクレオチド)にする反応により紫外部の吸光度から細胞数を求めた。この時、細胞数と吸光度は比例する事を利用した。結果を図3に示す。EDCで架橋を行ったコラーゲンスポンジは3日後に約4倍に増殖したが、EGCG 25mMで架橋したコラーゲンスポンジは3倍に増殖した。また、EGCG 40mMで架橋したコラーゲンスポンジはEDC架橋スポンジと同じく4倍に増殖していた。この結果から、EGCGを架橋剤として作成したコラーゲンスポンジ上でも細胞増殖性は損なわれることなくEDC架橋スポンジと同等の細胞親和性を示すことがわかり、組織工学における細胞培養用足場として適していることが示唆された。
ブタ由来コラーゲン水溶液(0.6w/w%、塩酸溶液、pH3.1、新田ゼラチン社製)と等電点4.9のアルカリ処理ゼラチン(新田ゼラチン社製、重量平均分子量約99,000)10%水溶液を3対1の比率で混合した溶液を凍結乾燥し、コラーゲン・ゼラチン複合体スポンジを得た。得られたスポンジを20mMおよび40mMのEGCG(teavigo、Roche社製)溶液(95%エタノール溶液もしくは水溶液)に4℃で16時間浸漬し、吸着させた。次にスポンジをPBSでよく洗浄した後さらに蒸留水で洗浄し、再び凍結乾燥し、EGCG処理コラーゲン・ゼラチン複合体スポンジを得た。このスポンジ20mgにヒトb-FGF100μg含有水溶液を20mLを滴下しb-FGF静電気結合のスポンジを作成した。このスポンジを免疫不全マウスの皮膚欠損創に移植したところ、移植4日後には細胞の侵入が盛んでスポンジが良好に生着し、真皮、表皮組織の構築が起こり、2週間後には表皮組織が重層化し皮膚組織の再生が認められた。
1) ゼラチンのEGCG架橋に及ぼすPHの影響:燐酸バッファーを用いて酸性(pH4.2)、中性(pH7.4)及び塩基性(pH9.2)とした10%ゼラチン溶液(新田ゼラチン社製、重量平均分子量99,000)に1000ppmのEGCG溶液を攪拌下で添加した。
燐酸バッファーを用いて酸性、中性及び塩基性の1%アルブミン溶液(和光純薬工業、ウシ血清アルブミン、フラクションV)2〜10mLに1000〜5000ppmのEGCG溶液を0.5〜10mL攪拌下で添加した。
Claims (6)
- コラーゲン、ゼラチンまたはその他の蛋白質分子が、(-)-エピガロカテキンガレート(EGCG)またはその他のポリフェノールにより架橋された水不溶性の含水ゲル、またはこれを乾燥して得られるスポンジからなる組織再生用足場材料。
- コラーゲン、ゼラチン、アルブミンまたはその他の蛋白質分子が、(-)-エピガロカテキンガレート(EGCG)またはその他のポリフェノールにより架橋された水不溶性の含水ゲルであって、平均粒径が50nm〜50μmのゲル粒子からなるドラッグデリバリーシステム(DDS)用担体。
- コラーゲンまたはゼラチンからなる水可溶性のスポンジを、10〜100mMの(-)-エピガロカテキンガレート(EGCG)またはその他のポリフェノールの水溶液または含水エタノール溶液に1〜20℃にて1〜24時間浸漬して、水不溶性の含水ゲルとした後、過剰のカテキン類化合物を洗浄により除去することを特徴とする組織再生用足場材料の製造方法。
- 緩衝性の塩によりpH5〜9とした塩基性または中性のゼラチン水溶液に、(-)-エピガロカテキンガレート(EGCG)またはその他のポリフェノールを、10〜100mMとなり、かつ、ゼラチンに対するカテキン類化合物の重量比が0.5〜5重量%となるように添加した後、一旦乾燥させて水不溶性のスポンジを得ることを特徴とする組織再生用足場材料の製造方法。
- 緩衝性の塩によりpH5〜9とした塩基性または中性のゼラチン水溶液に、(-)-エピガロカテキンガレート(EGCG)またはその他のポリフェノールを、10〜100mMとなり、かつ、ゼラチンに対するカテキン類化合物の重量比が0.5〜5重量%となるように添加した後、40〜60℃に加温して平均粒径が500nm未満のゲル粒子を得るか、または、ゼラチン水溶液を非溶解性液体中に添加して攪拌することにより平均粒径が50μm以下のマイクロスフェアを得ることを特徴とするドラッグデリバリーシステム(DDS)用担体の製造方法。
- 酸性条件下でアルブミン水溶液に、(-)-エピガロカテキンガレート(EGCG)またはその他のポリフェノールを、アルブミンの濃度が0.1〜0.5wt%、ポリフェノールの濃度が1〜10mMとなるように添加して、平均粒径が500nm未満のゲル粒子を得ることを特徴とするドラッグデリバリーシステム(DDS)用担体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006316324A JP5060772B2 (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 生体組織再生用足場材料およびドラッグデリバリーシステム(dds)用担体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006316324A JP5060772B2 (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 生体組織再生用足場材料およびドラッグデリバリーシステム(dds)用担体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008125916A true JP2008125916A (ja) | 2008-06-05 |
JP5060772B2 JP5060772B2 (ja) | 2012-10-31 |
Family
ID=39552326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006316324A Expired - Fee Related JP5060772B2 (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 生体組織再生用足場材料およびドラッグデリバリーシステム(dds)用担体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5060772B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012046759A1 (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-12 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | 組織接着膜及びその製造方法 |
JP2015208369A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 機能性架橋構造体及びその製造方法並びに医療材料 |
JP2016088871A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | ユーハ味覚糖株式会社 | 生理活性物質の安定性を保持できるナノ粒子 |
JP2018165248A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 持効性/徐放性骨破壊阻止剤 |
JP2020517673A (ja) * | 2017-04-26 | 2020-06-18 | テテック ティシュー エンジニアリング テクノロジーズ アクチェンゲゼルシャフト | 無細胞の組合せ、ヒドロゲル様材料またはヒドロゲルおよびその使用 |
WO2021112014A1 (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 国立大学法人京都大学 | 気管支塞栓材料 |
CN115887780A (zh) * | 2022-09-30 | 2023-04-04 | 南充市中心医院 | 一种氧气缓释水凝胶及其制备方法和应用 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109331232B (zh) * | 2018-10-25 | 2020-05-15 | 四川大学华西医院 | 一种表没食子儿茶素没食子酸酯交联的小肠黏膜下层引导骨再生膜的制备方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06304242A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-01 | Nitta Gelatin Inc | コラーゲン−リン酸カルシウム複合材料およびその用途 |
JP2001008634A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-01-16 | Nitta Gelatin Inc | 可溶性高分子化ゼラチン、その製造方法、およびその溶解性調整方法 |
JP2006306787A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | National Cardiovascular Center | ゲル粒子及びその製造方法 |
JP2006333727A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | National Cardiovascular Center | スキャホールドシート及びその製造方法 |
-
2006
- 2006-11-22 JP JP2006316324A patent/JP5060772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06304242A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-01 | Nitta Gelatin Inc | コラーゲン−リン酸カルシウム複合材料およびその用途 |
JP2001008634A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-01-16 | Nitta Gelatin Inc | 可溶性高分子化ゼラチン、その製造方法、およびその溶解性調整方法 |
JP2006306787A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | National Cardiovascular Center | ゲル粒子及びその製造方法 |
JP2006333727A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | National Cardiovascular Center | スキャホールドシート及びその製造方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012046759A1 (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-12 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | 組織接着膜及びその製造方法 |
JP2015208369A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 機能性架橋構造体及びその製造方法並びに医療材料 |
JP2016088871A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | ユーハ味覚糖株式会社 | 生理活性物質の安定性を保持できるナノ粒子 |
JP2018165248A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 持効性/徐放性骨破壊阻止剤 |
JP2020517673A (ja) * | 2017-04-26 | 2020-06-18 | テテック ティシュー エンジニアリング テクノロジーズ アクチェンゲゼルシャフト | 無細胞の組合せ、ヒドロゲル様材料またはヒドロゲルおよびその使用 |
WO2021112014A1 (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 国立大学法人京都大学 | 気管支塞栓材料 |
CN115887780A (zh) * | 2022-09-30 | 2023-04-04 | 南充市中心医院 | 一种氧气缓释水凝胶及其制备方法和应用 |
CN115887780B (zh) * | 2022-09-30 | 2024-07-26 | 南充市中心医院 | 一种氧气缓释水凝胶及其制备方法和应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5060772B2 (ja) | 2012-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5060772B2 (ja) | 生体組織再生用足場材料およびドラッグデリバリーシステム(dds)用担体 | |
Peers et al. | Chitosan hydrogels for sustained drug delivery | |
Vijayakumar et al. | Recent advancements in biopolymer and metal nanoparticle-based materials in diabetic wound healing management | |
Li et al. | Recent advances in the development and antimicrobial applications of metal–phenolic networks | |
Pires et al. | Polymer-based biomaterials for pharmaceutical and biomedical applications: A focus on topical drug administration | |
US8735571B2 (en) | Composition, preparation, and use of dense chitosan membrane materials | |
Li et al. | Click chemistry-based biopolymeric hydrogels for regenerative medicine | |
US20090162439A1 (en) | Silk fibroin coating | |
Adhirajan et al. | Gelatin microspheres cross-linked with EDC as a drug delivery system for doxycyline: development and characterization | |
US20110202125A1 (en) | Artificial stent and its preparation method | |
Singh Dhillon et al. | Recent development in applications of important biopolymer chitosan in biomedicine, pharmaceuticals and personal care products | |
Guadalupe et al. | Bioactive polymeric nanofiber matrices for skin regeneration | |
Alsakhawy et al. | Naringin-loaded Arabic gum/pectin hydrogel as a potential wound healing material | |
JP2002255811A (ja) | 蛋白質複合体形成剤 | |
EP2793908A1 (en) | Composition, preparation, and use of dense chitosan membrane materials | |
Sharma et al. | Biopolymeric, nanopatterned, fibrous carriers for wound healing applications | |
do Céu Teixeira et al. | Delivery of antimicrobials by chitosan-composed therapeutic nanostructures | |
Zhao et al. | Self-healing and shape-adaptive nanocomposite hydrogels with anti-inflammatory, antioxidant, antibacterial activities and hemostasis for real-time visual regeneration of diabetic wounds | |
Tokareva et al. | Heterocycles of natural origin as non-toxic reagents for cross-linking of proteins and polysaccharides | |
Bankoti et al. | Dual functionalized injectable hybrid extracellular matrix hydrogel for burn wounds | |
Gu et al. | Collagen-based injectable and self-healing hydrogel with multifunction for regenerative repairment of infected wounds | |
Elfawy et al. | Sustainable approach of functional biomaterials–tissue engineering for skin burn treatment: a comprehensive review | |
Maiti et al. | Progress on green crosslinking of polysaccharide hydrogels for drug delivery and tissue engineering applications | |
Lopes et al. | Chitosan as biomaterial in drug delivery and tissue engineering | |
Sharma et al. | Insights of biopolymeric blended formulations for diabetic wound healing |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120710 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120806 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5060772 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |