JP2008124652A - 近距離無線通信端末、近距離無線通信端末搭載機器、近距離無線通信方法、及び近距離無線通信プログラム - Google Patents

近距離無線通信端末、近距離無線通信端末搭載機器、近距離無線通信方法、及び近距離無線通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】WPAN、WLAN等の衝突を防止する近距離無線通信端末、近距離無線通信端末搭載機器、近距離無線通信方法、及び近距離無線通信プログラムを提供する。
【解決手段】1つ若しくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中か静止中かの状態を判定し、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合に移動中は電波を送受信しない状態とすることにより、既存のWPANグループとの競合を避けると同時に、実際の通信停止は一定時間経過後に実行することにより、移動中と判定された場合でも一定時間内に静止状態への移行を検出して通信の停止を中止することで一時的に動いた場合には電波の送受信が強制的に中断されないWPAN端末を実現する。
【選択図】図3

Description

本発明は、近距離無線通信端末、近距離無線通信端末搭載機器、近距離無線通信方法、及び近距離無線通信プログラムに関し、特に、WPAN、WLAN等の衝突を防止する近距離無線通信端末、近距離無線通信端末搭載機器、近距離無線通信方法、及び近距離無線通信プログラムに関する。
近年コンピュータにマウス、キーボード、プリンタ、ストレージデバイス等の周辺機器を接続する手段の1つとして、無線LANよりも狭い、最大10メートル程度の範囲をカバーする、無線パーソナルエリアネットワーク(以下、WPANとする)が注目されている。
WPANは、ネットワークに接続する為の媒体(Medium)として空間を使用するので、媒体にケーブルを使用する従来のUSB,IEEE1394等の有線のインターフェースに比べて手軽であるという利点がある。
一方、無線LANよりも狭いとはいえ最大10メートル程度の範囲をカバーする無線ネットワークなのでオフィスのように狭い範囲に複数のWPANのグループがひしめき合う場合、同じ周波数帯で複数の無線ネットワークが共存するという事態が発生し得る。
これに対してWPANのグループの競合を回避するため、例えば、特許文献1では、グループの制御局が緩衝スーパーフレーム周期を一時的に設定し、一方、緩衝スーパーフレーム周期のビーコンを受信した制御局以外の端末は、そのスーパーフレーム周期に基づいた短いスーパーフレーム周期を一時的に設定して次のビーコン送信タイミングの微調整を行うことで複数のWPANのグループ間の共存関係を保つ技術が開示されている。また、制御局を持たないWiMedia(MBOA)方式では、複数のWPANのグループでビーコンを送信するスーパーフレームの周期と送信スロットを共通とし、新たにスーパーフレームの開始位置が異なる端末を検出したらスーパーフレームの開始位置を統合することでWPANのグループ間の共存関係を保っている。
特開2004−40645号公報
しかし、これら従来の方法では、グループ外の端末を検出する毎に競合回避を行う必要がある。例えば、図1は、WPAN端末が送受信中にWPANグループのカバーする範囲を通過する場合である。図1においてWPAN端末111,112,113は、chAでグループ1を形成する。WPAN端末121,122はchBでグループ2を形成する。WPAN端末131,132,133は、chAでグループ3を形成する。ここで、グループ1とグループ2、グループ2とグループ3は、それぞれカバーする範囲が重なるが、chが異なるためグループ間の競合は発生しない。また、グループ1とグループ3は、chが同一であるがカバー範囲が重ならないためグループ間の競合は発生しない。
ここに、chAでグループ4を形成するWPAN端末141がA地点からA´地点へ送受信を行いながら移動すると、グループ1及び4ともにchAを使用するため、グループ4のカバー範囲とグループ1のカバー範囲が重なる間、WPAN端末141とWPAN端末111,112,113の間で競合が発生する。
次に、図2は、グループ内のWPAN端末が送受信を行いながらグループを離脱する場合である。図2において、WPAN端末111,112,113はchAでグループ1を形成する。WPAN端末121,122はchBでグループ2を形成する。WPAN端末131,132,133はchAでグループ3を形成する。
ここで、グループ1とグループ2、グループ2とグループ3は、それぞれカバー範囲が重なるがchが異なるためグループ間の競合は発生しない。また、グループ1とグループ3はchが同一であるが、カバー範囲が重ならないのでグループ間の競合は発生しない。
しかし、グループ3のWPAN端末132が送受信を行いながらB地点からB´地点へ移動してグループ3を離脱すると、同一chを使用するグループ1のWPAN端末111,112と競合する。さらに、WPAN端末113とも間接的に競合する。
上記の競合の回避策として、WPAN端末を搭載したノートパソコンや携帯情報端末等のPDA(Personal Digital Assistance)が送受信を行いながら、同一のchでグループを形成する他のWPAN端末がカバーする範囲を通過する場合、該グループを通過する度に特許文献1において実行される処理を行わなければならず、移動可能なWPAN端末が増加すると処理が頻発してスループットが低下する。
また、1つもしくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中かどうかを判定し、移動中は電波を送受信しない状態とすることにより、既存のWPANグループとの競合を避けるWPAN端末が提案されている。また、検出した1つもしくは複数の加速度センサの出力のピーク値が第1の閾値以上の場合に移動中と判定し、第2の閾値以下の場合に静止中と判定する判定手法も提案されている。しかし、上記の方法では一時的に動いた場合でも電波の送受信が強制的に中断されるという問題がある。
そこで、本発明は、1つもしくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中又は静止中の状態の判定を行い、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合には一定時間経過後に通信停止処理を実行し、移動中と判定された場合には一定時間内に静止状態への移行を検出することで通信停止処理を中止することにより、一時的に動いた場合には電波の送受信が強制的に中断されない近距離無線通信端末、近距離無線通信端末搭載機器、近距離無線通信方法、及び近距離無線通信プログラムを提案することを目的としている。
また、本発明は、1つもしくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中又は静止中の状態の判定を行い、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合にその旨を使用者等に通知し、該通知に対する応答に応じて電波を送受信しない状態にするか否かを決定し、さらに移動中の状態で新たに静止中と判定された場合にその旨を使用者等に通知し、該通知に対する応答に応じて電波を送受信するか否かを決定する近距離無線通信端末、近距離無線通信端末搭載機器、近距離無線通信方法、及び近距離無線通信プログラムを提案することを目的としている。
請求項1記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末において、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサと、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中であるか否かを判定する判定手段と、自端末が移動中であると判定されてから一定時間後に再び自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器との通信を停止する通信停止手段とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末において、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサと、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中を判定する判定手段と、自端末が静止中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を停止する旨を通知する停止通知手段と、前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を停止する通信停止手段とを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末において、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサと、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中であるか否かを判定する判定手段と、自端末が移動中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が静止中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を開始する旨を通知する開始通知手段と、前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を開始する通信開始手段とを有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の近距離無線通信端末において、前記停止通知手段及び前記開始通知手段からの通知に対して応答がなかったとき、該通知に対して承諾又は拒否したものと判断する判断手段を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2又は3記載の近距離無線通信端末において、前記停止通知手段及び前記開始通知手段からの通知に対する応答の内容を記憶する記憶手段と、前記停止通知手段及び前記開始通知手段から通知があったとき、前記記憶手段から応答の内容を読み出して応答する応答手段とを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の近距離無線通信端末において、前記停止通知手段及び前記開始通知手段からの通知に対して応答がなかったとき、前記応答手段は前記記憶手段から応答の内容を読み出して応答する応答手段とを有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項記載の近距離無線通信端末において、前記判定手段は、取得した加速度のピーク値から自端末が移動中であるか否かを判定することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項記載の近距離無線通信端末において、前記判定手段は、前記ピーク値が第1の閾値以上の場合に自端末が移動中であると判定することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項記載の近距離無線通信端末において、前記判定手段は、前記ピーク値が第2の閾値以下の場合に自端末が静止中であると判定することを特徴とする。
請求項10記載の近距離無線通信端末は、請求項1から9のいずれか1項記載の近距離無線通信端末を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信方法において、前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中であるか否かを判定する判定工程と、自端末が移動中であると判定されてから一定時間後に再び自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器との通信を停止する通信停止工程とを有することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信方法において、前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中を判定する判定工程と、自端末が静止中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を停止する旨を通知する停止通知工程と、前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を停止する通信停止工程とを有することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信方法において、前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中であるか否かを判定する判定工程と、自端末が移動中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が静止中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を開始する旨を通知する開始通知工程と、前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を開始する通信開始工程とを有することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信プログラムにおいて、前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中であるか否かを判定する判定処理と、自端末が移動中であると判定されてから一定時間後に再び自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器との通信を停止する通信停止処理とを有することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信プログラムにおいて、前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中を判定する判定処理と、自端末が静止中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を停止する旨を通知する停止通知処理と、前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を停止する通信停止処理とを有することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信プログラムにおいて、前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中であるか否かを判定する判定処理と、自端末が移動中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が静止中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を開始する旨を通知する開始通知処理と、前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を開始する通信開始処理とを有することを特徴とする。
本発明は、1つもしくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中か静止中の状態の判定を行い、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合には一定時間経過後に通信停止処理を実行し、移動中と判定された場合には一定時間内に静止状態への移行を検出することで通信停止処理を中止することにより、一時的に動いた場合には電波の送受信が強制的に中断されることを防止できる。
以下、本発明の一実施形態に係る近距離無線通信端末の構成及び動作について説明する。なお、本実施形態においては、近距離無線通信端末としてWPAN端末を用いた。
図3は本実施形態に係るWPAN端末及びその周辺機器の構成を示すブロック図である。本実施形態に係るWPAN端末に接続される周辺機器は、WPAN端末1が他のWPAN端末と無線通信するためのアンテナ2、WPAN端末1が接続される機器のメインCPU3、WPAN端末1の接続される機器のメモリ4、メインCPU3と、WPAN端末1と、メモリ4と、その他の通信等のインターフェースとを接続するバス5である。本実施形態に係るWPAN端末は、ベースバンド部10及びRF部9を有して構成される。
ベースバンド部10は、ローカルCPU11、MAC(Medium Access Control)12、PLCP(Physical Layer Convergence Protocol)13、AD/DA回路14、ローカルCPU11を動作させるためのファームウェアを搭載したファーム搭載メモリ16、ローカルCPUのワークRAM17、WPAN端末1が接続される機器とのユーザインターフェース回路18、及び加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出する加速度検出回路19を有して構成される。RF部9は、RF回路15を有して構成される。
次に、WPAN端末1が有する各モジュールの動作について説明する。
まず、WPAN端末1に接続される周辺機器に格納されるデータやマネージメントフレームをWPAN端末1から送信する動作について説明する。
周辺機器に格納されるデータはメインCPU3によってバス5上のメモリ4又は図示されない他のモジュールからインターフェース回路18を介してMAC12へ出力される。一方、マネージメントフレームは、ローカルCPU11によってワークRAM17上で作成されてMAC12へ出力される。
MAC12では、入力された周辺機器のデータ及びマネージメントフレームに対して、PLCP13を制御するデータとWPANの規格で決められた管理用のデータ(ヘッダ)を追加する。また、必要に応じてデータの暗号化処理、フラグメント処理(データの細分化)を行って、WPANの規格に沿った形のフレームに変換してPCLP13に出力する。
PLCP13は、MAC12から入力されたフレームに追加されたヘッダ上のPLCP13を制御するためのデータに基づいて、フレームを伝送速度毎にWPANの規格で決められた方式に変調し、AD/DA回路14に出力する。
AD/DA回路14は、PLCP13から入力され、かつ変調されたフレームを、ディジタル信号からアナログ信号に変換し、RF回路15に出力する。
RF回路15は、AD/DA回路14でアナログ信号に変換されたフレームに対して増幅・周波数変換等の処理を行ってアンテナ2から送信する。
次に、WPAN端末1が受信したデータフレームを周辺機器に出力し、かつマネージメントフレームをローカルCPU11のワークRAM17に格納する動作について説明する。
まず、アンテナ2で他のWPAN端末から送信されたデータフレーム、マネージメントフレームのアナログ信号を受信する。受信したデータフレーム及びマネージメントフレームのアナログ信号は、RF回路15で増幅・周波数変換等の処理を行ってAD/DA回路14に出力される。
AD/DA回路14は、RF回路15から入力されたアナログ信号をディジタル信号に変換してPLCP13に出力する。
PLCP13は、AD/DA回路14から入力されたディジタル信号を伝送速度毎にWPANの規格で決められた方式で復調してMAC12に出力する。
MAC12は、PLCP13から入力されたデータフレーム、マネージメントフレームに対し、管理用のデータ(ヘッダ)を元にフレームが暗号化されている場合は復号化し、フレームがフラグメントされている場合はデフラグメント処理(細分化されたデータの復元)を施す。そして、データフレームは、インターフェース回路18を介してバス5上のメモリ4若しくは図示されない他のモジュールへデータとして出力され、マネージメントフレームはローカルCPU11のワークRAM17に出力される。
なお、MAC12は、上記のデータフレーム、マネージメントフレームに関連する処理に加えてWPANの制御を行う為のコントロールフレームの生成・送受信の処理、受信したコントロールフレームを基にしたデータ送信のタイミングに関する時間管理等の処理も行う。さらに、一定時間毎に検出される加速度検出回路19の出力から端末が移動中か又は静止中かを判定する判定処理と、その結果を元にした電波の送受信に関するWPAN端末1の状態を変更する。なお、コントロールフレームの送受信の動作は、データフレーム、マネージメントフレームの送受信の動作において説明したMAC12、PLCP13、AD/DA回路14、RF回路15の動作と同様である。上述のパワーマネージメント機能もMAC12が行う。
それから、ローカルCPU11は、インターフェース回路18、バス5を介してユーザ回路のメインCPU3と接続される。また、ローカルCPU11は、MAC12、RF回路15、ファームウェアを搭載したメモリ16、ワークRAM17と専用若しくは共通のバスで接続され、メインCPU3からの命令またはメモリ16に搭載したファームウェアを基にしてそれぞれのモジュールの動作を制御する。特に、MAC12に対しては設定、割込処理、エラー処理、フラグメント処理、デフラグメント処理等、数多くの処理を行う場合がある。ここで、ワークRAM17は、ローカルCPUがMAC12に対して処理を行う際にデータを一時的に保持する目的で使用される。
次に、加速度検出回路19の具体的な構成について図4を用いて説明する。
加速度検出回路19は、加速度センサ(101a、101b、101c)、加速度センサ(101a、101b、101c)から出力された加速度の絶対値を出力する絶対値回路(102a、102b、102c)、絶対値回路(102a、102b、102c)の出力を加算する加算器103、加算器103の出力のピーク値を一定時間毎に出力するP/H回路104、P/H回路104の出力をディジタル信号に変換するADコンバータ105、及びローカルCPU11にADコンバータ105から出力された加速度のディジタル信号を出力し、P/H回路104の出力をリセットするインターフェース回路106を有して構成される。なお、図4では省略しているが、加速度センサ(101a、101b、101c)と絶対値回路(102a、102b、102c)の間、加算器103とP/H回路104の間、P/H回路104とADコンバータ105の間に、必要に応じて増幅器やフィルタを挿入することもできる。
次に、加速度検出回路19の具体的な動作について図5を用いて説明する。
加速度センサ101aは、WPAN端末1のX軸方向に加わる加速度の大きさに応じた電圧を出力する(図5(a)に示す)。加速度センサ101bは、WPAN端末1のY軸方向に加わる加速度に応じた電圧を出力する(図5(b)に示す)。加速度センサ101cは、WPAN端末1のZ軸方向に加わる加速度の大きさに応じた電圧を出力する(図5(c)に示す)。各加速度センサ(101a、101b、101c)から出力された電圧は各絶対値回路(102a、102b、102c)に入力される。各絶対値回路(102a、102b、102c)は入力された加速度の絶対値を出力する(図5(d)、(e)、(f)に示す)。
加算器103は、絶対値回路(102a、102b、102c)の出力を加算した値(図5(g)に示す)を算出する。P/H回路104は、WPAN端末1に加わる加速度としてそのピーク値を検出する(図5(h)に示す)。そして、ADコンバータ105は、P/H回路104で検出されたピーク値をデジタルデータに変換し、インターフェース回路106を介してローカルCPU11に出力する。
なお、インターフェース回路106は、ADコンバータ105から入力された加速度をローカルCPUに出力する度に、P/H回路104により保持されるピーク値のリセットを実行する。
図6は、静止中の状態で新たに移動中と判定され、かつ移動中と判定されてから一定時間経過後に通信を停止する通信停止処理、静止中の状態で移動中と判定され、かつ移動中と判定されてから一定時間内に再び静止状態への移行が検出されたときに通信を停止する処理を中止する中止処理の手順を示すフローチャートである。つまり、一時的に動いた場合には電波の送受信が強制的に中断されないWPAN端末であって、加速度検出回路19で検出された加速度のピーク値を元に、ローカルCPU11でWPAN端末が移動中/静止中の状態の判定と送受信停止/開始を行う処理について説明する。
まず、WPAN端末1の電源がオンされると、新たな状態を示す変数に“静止中”が代入され、静止中の状態で新たに移動中と判定された後の一定時間を計測する為のタイマ2がリセットされ、さらに、アンテナ2によるWPAN端末1の電波の送受信が開始される(ステップS601)。次に、現在の状態を示す変数に新たな状態を示す変数が代入され、一定時間(t1)間隔で加速度のピーク値を検出する為のタイマ1がリセット&スタートされる(ステップS602)。タイマ1がスタートすると、タイマ1が一定時間t1に達するのを待って待機する(ステップS603)。タイマ1の計測時間が一定時間t1に達すると(ステップS603/YES)、加速度検出回路19によって計測した一定時間t1内の加速度の出力を読み込む(ステップS604)。そして、ローカルCPU11は検出した加速度のピーク値に基づいて新たな状態を示す変数を決定する(ステップS605、ステップS611)。なお、ローカルCPU11は、WPAN端末1の状態を判断する基準として、加速度の上限値(Vth1)及び下限値(Vth2)を保持している。
まず、加速度のピーク値が下限値Vth2以下の場合について説明する。加速度検出回路19から加速度のピーク値を読み込むと(ステップS604)、ローカルCPU11は、読み込んだピーク値がピーク値≦Vth2であるか否かを判断する(ステップS605)。そして、ピーク値≦Vth2であった場合(ステップS605/YES)、ローカルCPU11は新たな状態を示す変数に“静止中”を代入する(ステップS606)。次に、ローカルCPU11は、現在の状態が“移動中”であるか否かを判断する(ステップS607)。現在の状態が“移動中”であると判断された場合は(ステップS607/YES)、現在の状態が“移動中”と判定されてからの時間を示すタイマ2の値を検出し、タイマ2=0であるか否かを判断する(ステップS608)。ここで、タイマ2=0でない場合は(ステップS608/NO)、現在の状態が“移動中”と判定されてから送受信を停止するまでの一定時間t2が経過していない場合、即ち一時的に動いた場合に相当し、この時点で電波の送受信は停止していないため、タイマ2をリセットして(ステップS610)、ステップS602に戻る。一方、タイマ2=0であった場合は(ステップS608/YES)、現在の状態が“移動中”と判定されてから送受信を停止するまでの一定時間t2が経過しており、既に電波の送受信が停止されているため、再び送受信を開始して(ステップS609)、ステップS602に戻る。一方、現在の状態が“移動中”でないと判断された場合(ステップS607/NO)、即ち現在の状態が“静止中”の場合は、新たな処理を行わずにステップS602に戻る。
次に、加速度のピーク値が下限値Vth2より大きく、かつ上限値Vth1より小さい場合について説明する。加速度検出回路19から加速度のピーク値を読み込むと(ステップS604)、ローカルCPU11は、読み込んだピーク値がピーク値≦Vth2であるか否かを判断する(ステップS605)。そして、ピーク値≦Vth2でない場合(ステップS605/NO)、ローカルCPU11は、ピーク値<Vth1であるか否かを判断する(ステップS611)。そして、ピーク値<Vth1であった場合は(ステップS611/YES)、ローカルCPU11は新たな状態を示す変数に現在の状態を代入する(ステップS612)。次に、ローカルCPU11は、現在の状態が“移動中”であるか否かを判断する(ステップS613)。現在の状態が“移動中”の場合は(ステップS613/YES)、現在の状態が“移動中”と判定されてからの時間を示すタイマ2の値が一定時間t2以上であるか否かを判断する(ステップS614)。ここで、タイマ2≧t2でない場合(ステップS614/NO)、即ち“移動中”と判定されてから送受信を停止するまでの時間t2が経過していない場合は、新たな処理を行わずにステップS602に戻る。タイマ2≧t2の場合(ステップS614/YES)、即ち“移動中”と判定されてから送受信を停止するまでの時間t2を経過している場合は、電波の送受信を停止し、さらにタイマ2をリセットする(ステップS615)。一方、現在の状態が“移動中”でない場合(ステップS613/NO)、即ち“静止中”の場合は、新たな処理を行わずにステップS602に戻る。
次に、加速度のピーク値が上限値Vth1以上の場合について説明する。加速度検出回路19から加速度のピーク値を読み込むと(ステップS604)、ローカルCPU11は、読み込んだピーク値がピーク値≦Vth2であるか否かを判断する(ステップS605)。そして、ピーク値≦Vth2でない場合(ステップS605/NO)、ローカルCPU11は、ピーク値<Vth1であるか否かを判断する(ステップS611)。そして、ピーク値<Vth1でない場合は(ステップS611/NO)、ローカルCPUは新たな状態を示す変数に“移動中”を代入する(ステップS616)。次に、ローカルCPU11は、現在の状態が“静止中”であるか否かを判断する(ステップS617)。現在の状態が“静止中”の場合は(ステップS617/YES)、新たな状態が“移動中”と判定されてからの時間を示すタイマ2がスタートされる(ステップS618)。そして、ステップS602に戻る。一方、現在の状態が“静止中”でない場合(ステップS617/NO)、即ち“移動中”の場合は新たな処理を行わずにステップS602に戻る。
図6に示す処理によれば、1つ若しくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中か静止中かの状態を判定し、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合に移動中は電波を送受信しない状態とすることにより、既存のWPANグループとの競合を避けると同時に、実際の通信停止は一定時間経過後に実行することにより、移動中と判定された場合でも一定時間内に静止状態への移行を検出して通信の停止を中止することで一時的に動いた場合には電波の送受信が強制的に中断されないWPAN端末を実現することができる。
図7は、1つもしくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中か静止中かの状態の判定を行い、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合にその旨を通知し、通知に対する応答に応じて電波を送受信しない状態にするかどうかを決定し、移動中の状態で新たに静止中と判定された場合にその旨を通知し、通知に対する応答に応じて電波を送受信する状態にするかどうかを決定するWPAN端末であって、加速度検出回路19で検出された加速度のピーク値を元に、ローカルCPU11でWPAN端末が移動中/静止中の状態を判定して送受信停止/開始を実行する処理のフローチャートである。
まず、WPAN端末1の電源がオンされると、新たな状態を示す変数に“静止中”が代入され、さらに、アンテナ2によるWPAN端末1の電波の送受信が開始される(ステップS701)。次に、現在の状態を示す変数に新たな状態を示す変数が代入され、一定時間(t1)間隔で加速度のピーク値を検出する為のタイマ1がリセット&スタートされる(ステップS702)。タイマ1がスタートすると、タイマ1が一定時間t1に達するのを待って待機する(ステップS703)。タイマ1の計測時間が一定時間t1に達すると(ステップS703/YES)、加速度検出回路19によって計測した一定時間t1内の加速度の出力を読み込む(ステップS704)。そして、ローカルCPU11は検出した加速度のピーク値に基づいて新たな状態を示す変数を決定する(ステップS705、ステップS711)。なお、ローカルCPU11は、WPAN端末1の状態を判断する基準として、加速度の上限値(Vth1)及び下限値(Vth2)を保持している。
まず、加速度のピーク値が下限値Vth2以下の場合について説明する。加速度検出回路19から加速度のピーク値を読み込むと(ステップS704)、ローカルCPU11は、読み込んだピーク値がピーク値≦Vth2であるか否かを判断する(ステップS705)。そして、ピーク値≦Vth2であった場合(ステップS705/YES)、ローカルCPU11は新たな状態を示す変数に“静止中”を代入する(ステップS706)。次に、ローカルCPU11は、現在の状態が“移動中”であるか否かを判断する(ステップS707)。現在の状態が“移動中”であると判断された場合は(ステップS707/YES)、WPAN端末1が接続される周辺機器に移動中から静止中に伴う送受信開始の通知を行い、該通知に対する応答を待って待機する(ステップS708)。周辺機器から応答を受けると、ローカルCPU11は、周辺機器からの応答が送受信開始を承諾するものであるか否かを判断する(ステップS709)。周辺機器からの応答が送受信開始を承諾するものであった場合は(ステップS709/YES)、送受信を開始し(ステップS710)、ステップS702に戻る。一方、周辺機器からの応答が送受信開始を拒否するものであった場合は(ステップS709/NO)、新たな処理を行わずにステップS702に戻る。一方、現在の状態が“静止中”であると判断された場合は(ステップS707/NO)、新たな処理は行われずステップS702に戻る。
次に、加速度のピーク値が下限値Vth2より大きく、かつ上限値Vth1より小さい場合について説明する。加速度検出回路19から加速度のピーク値を読み込むと(ステップS704)、ローカルCPU11は、読み込んだピーク値がピーク値≦Vth2であるか否かを判断する(ステップS705)。そして、ピーク値≦Vth2でない場合(ステップS705/NO)、ローカルCPU11は、ピーク値<Vth1であるか否かを判断する(ステップS711)。そして、ピーク値<Vth1であった場合は(ステップS711/YES)、ローカルCPU11は新たな状態を示す変数に現在の状態を代入し(ステップS712)、ステップS702に戻る。
次に、加速度のピーク値が上限値Vth1以上である場合について説明する。加速度検出回路19から加速度のピーク値を読み込むと(ステップS704)、ローカルCPU11は、読み込んだピーク値がピーク値≦Vth2であるか否かを判断する(ステップS705)。そして、ピーク値≦Vth2でない場合(ステップS705/NO)、ローカルCPU11は、ピーク値<Vth1であるか否かを判断する(ステップS711)。ピーク値<Vth1でない場合(ステップS711/NO)、ローカルCPUは新たな状態を示す変数に“移動中”を代入する(ステップS713)。次に、ローカルCPU11は、現在の状態が“静止中”であるか否かを判断する(ステップS714)。現在の状態が“静止中”の場合は(ステップS714/YES)、WPAN端末と接続される周辺機器に静止中から移動中に伴う送受信の停止を通知し、該通知に対する応答を待って待機する(ステップS715)。周辺機器から応答を受けると、ローカルCPU11は、周辺機器からの応答が送受信停止を承諾するものであるか否かを判断する(ステップS716)。周辺機器からの応答が送受信停止を承諾するものであった場合は(ステップS716/YES)、送受信を停止し(ステップS717)、ステップS702に戻る。一方、周辺機器からの応答が送受信停止を拒否するものであった場合は(ステップS716/NO)、新たな処理を行わずにステップS702に戻る。一方、現在の状態が“静止中”でなかった場合(ステップS714/NO)、即ち“移動中”の場合は、新たな処理を行わずにステップS702に戻る。
図7では、ステップS707において現在の状態が“移動中”の場合、WPAN端末1と接続される周辺機器に移動中から静止中に伴う送受信の開始を通知して応答を待ち、周辺機器からの応答を基に送受信の開始が承諾されたか否かを判断し、送受信の開始が承諾された場合に送受信を開始している。しかし、ステップS707において現在の状態が“移動中”の場合におけるステップS708及びステップS709の処理を省略し、ステップS707において現在の状態が“移動中”である場合に直ちに送受信を開始する構成とすることも可能である。また、図7に示すフローチャートでは示していないが、ステップS709において周辺機器から受け取った応答が通知を承諾するものではなく、WPAN端末が静止中になったにもかかわらずWPAN端末の送受信を開始しない場合、使用者が後から応答手段を通じてWPAN端末の送受信を開始させる処理を追加することも可能である。
図7に示す処理によれば、1つ若しくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中か静止中かの状態を判定し、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合に使用者に通知し、通知に対する応答に応じて電波を送受信しない状態にするかどうかを決定して送受信の停止を選択可能とすることにより、一時的に動いた場合には電波の送受信が強制的に中断されないWPAN端末を実現することができる。また、1つもしくは複数の加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出して移動中か静止中かの状態を判定し、移動中の状態で新たに静止中と判定された場合に使用者に通知し、通知に対する応答に応じて電波を送受信する状態にするか否かを決定することにより、移動先でのWPAN端末の送受信の再開を選択できるWPAN端末を実現することができる。
次に、他の実施形態に係るWPAN端末の構成及び動作について図8を用いて説明する。本実施形態は、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合にWPAN端末の使用者にその旨を通知し、該通知に対する使用者からの応答に応じて電波を送受信しない状態にするか否かの判断と、移動中の状態で新たに静止中と判定された場合にWPAN端末の使用者にその旨を通知し、該通知に対する使用者からの応答に応じて電波を送受信する状態にするか否かの判断とを、WPAN端末のローカルCPUで行う点において、図7において説明した動作と異なる。したがって、ここでは、WPAN端末の構成についてのみ説明し、動作については説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態に係るWPAN端末1及び周辺機器は、WPAN端末1が他のWPAN端末と無線通信するためのアンテナ2、WPAN端末1が接続される周辺機器のメインCPU3、WPAN端末1が接続される周辺機器のメモリ4、WPAN端末1が接続される周辺機器のメインCPU3と、WPAN端末1と、メモリ4や他の通信等のインターフェース等とを接続するバス5を有して構成される。
また、WPAN端末1は、ベースバンド部10とRF部9を有して構成される。ベースバンド部10は、ローカルCPU11、MAC(Medium Access Control)12、PLCP(Physical Layer Convergence Protocol)13、AD/DA回路14、ローカルCPU11を動作させるためのファームウェアを搭載したファーム搭載メモリ16、ローカルCPU11のワークRAM17、WPAN端末1が接続される周辺機器とのインターフェース回路18、加速度センサの出力のピーク値を一定時間毎に検出する加速度検出回路19、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合と移動中の状態で新たに静止中と判定された場合の通知をWPAN端末1の使用者に対して行う通知手段22、及びWPAN端末1の使用者が通知に対する応答を入力する応答手段23を有して構成される。RF部9はRF回路15を有して構成される。
本実施形態に係るWPAN端末1は、図3に示すWPAN端末1に通知手段22と応答手段23とを加えたものである。各モジュールの動作は、図7に示すフローチャートのステップS715において静止中の状態で新たに移動中と判定された場合に通知手段22により使用者に通知し、使用者からの応答を応答手段23において受け付け、応答に応じて電波を送受信しない状態にするか否かをローカルCPU11において判断すること、及び図7のフローチャートのステップS708において移動中の状態で新たに静止中と判定された場合に通知手段22により使用者に通知し、使用者からの応答を応答手段23において受け付け、応答に応じて電波を送受信する状態にするか否かをローカルCPU11において判断することを除いて図7に示す処理と同様である。
次に、他の実施形態に係るWPAN端末を搭載するWPAN端末搭載機器の構成及び動作について図9を用いて説明する。本実施形態は、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合にWPAN搭載機器の使用者にその旨を通知し、該通知に対する使用者からの応答に応じて電波を送受信しない状態にするか否かの判断と、移動中の状態で新たに静止中と判定された場合にWPAN端末搭載機器の使用者にその旨を通知し、該通知に対する使用者からの応答に応じて電波を送受信する状態にするか否かの判断とを、WPAN端末搭載機器のメインCPU3で行う点において、図7において説明した動作と異なる。
本実施形態に係るWPAN端末搭載機器21は、WPAN端末1、WPAN端末1が他のWPAN端末と無線通信するためのアンテナ2、WPAN端末1を搭載するWPAN端末搭載機器21のメインCPU3、WPAN端末1を搭載するWPAN端末搭載機器21のメモリ4、WPAN端末1を搭載するWPAN端末搭載機器21のメインCPU3と、WPAN端末1と、メモリ4や他の通信等のインターフェース等とを接続するバス5、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合及び移動中の状態で新たに静止中と判定された場合にWPAN端末搭載機器21の使用者に対してその旨を通知する通知手段22、及びWPAN端末搭載機器21の使用者が該通知に対する応答を入力する応答手段23を有して構成される。
図9に示すWPAN端末搭載機器21は、図8においてWPAN端末1内に配置されていた通知手段22と応答手段23とがWPAN端末搭載機器21側に配置されたものであり、図8において直接行われていたローカルCPU11と通知手段22と応答手段23との間の入出力はメインCPU3を介して行われる。
図7〜9において、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合及び移動中の状態で新たに静止中と判定された場合の使用者への通知手段には、ディスプレイ、LED等の表示手段、音若しくは音声、振動が用いられる。また、使用者が通知手段からの通知に対する応答を入力する応答手段には、音若しくは音声、振動、キーボードやタッチパネルを含むスイッチ、加速度、傾斜が用いられる。なお、通知手段及び応答手段は、共に、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合と移動中の状態で新たに静止中と判定された場合とで共通としても別々としても良い。共通の通知手段及び応答手段を用いる場合でも、その内容、例えばディスプレイの表示内容、LEDの点滅パターンや色、音のパターン、振動のパターンは異なっても良い。なお、通知手段及び応答手段は、それぞれ静止中の状態で新たに移動中と判定された場合と移動中の状態で新たに静止中と判定された場合専用であっても、他の機能との兼用であっても良い。
また、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合の通知に対する応答の内容と移動中の状態で新たに静止中と判定された場合の通知に対する応答の内容をメモリ、レジスタ等の記憶手段に予め保持しておき、通知手段からの通知を受けて応答手段が応答の内容を読み出し、使用者に代わって記憶手段に保持した内容を応答することも可能である。つまり、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合の通知に対する応答の内容と、移動中の状態で新たに静止中と判定された場合の通知に対する応答の内容とを、メモリ、レジスタ等の記憶手段に保持することで、以降の通知の際、使用者に代わって記憶手段に保持した内容を応答するWPAN端末を実現することができる。
さらに、一定時間内に通知手段からの通知に対する応答が無い場合、予め通知を承諾したもの、若しくは通知を拒否したものとして処理を続行するも可能である。つまり、一定時間内に通知に対する応答が無い場合に、通知を承諾したもの、若しくは通知を拒否したもののどちらかとして処理を継続することにより、速やかに送受信停止、送受信開始が可能なWPAN端末を実現することができる。
または、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合の通知に対する応答の内容と、移動中の状態で新たに静止中と判定された場合の通知に対する応答の内容とを、メモリ、レジスタ等の記憶手段に予め保持しておき、記憶手段に保持した内容を応答してもよい。つまり、静止中の状態で新たに移動中と判定された場合の通知に対する応答の内容と、移動中の状態で新たに静止中と判定された場合の通知に対する応答の内容とを、メモリ、レジスタ等の記憶手段に保持し、以降の通知の際、一定時間内に通知に対する応答が無い場合は記憶手段に保持した内容を応答することにより、速やかに送受信停止、送受信開始が可能なWPAN端末を実現することができる。
WPAN端末によるグループの競合が発生する場合の概略図である。 WPAN端末によるグループの競合が発生する場合の概略図である。 WPAN端末及び周辺機器のシステム構成を示すブロック図である。 加速度検出回路の構成を示すブロック図である。 (a)、(b)、及び(c)は加速度センサからの出力を示す図である。(d)、(e)、及び(f)は絶対値回路からの出力を示す図である。(g)は加算器からの出力を示す図である。(f)はP/H回路からの出力を示す図である。 加速度のピーク値に基づきWPAN端末が移動中か否かを判断し、電波の送受信を制御する動作のフローチャートである。 加速度のピーク値に基づきWPAN端末が移動中か否かを判断し、電波の送受信を制御する動作のフローチャートである。 他の実施形態に係るWPAN端末及び周辺機器のシステム構成を示すブロック図である。 他の実施形態に係るWPAN端末を搭載するWPAN端末搭載機器のシステム構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 WPAN端末
2 アンテナ
3 メインCPU
4 メモリ
5 バス
9 RF部
10 ベースバンド部
11 ローカルCPU
12 MAC
13 PLCP
14 AD/DA
15 RF回路
16 ファーム搭載メモリ
17 ワークRAM
18 ユーザI/F
19 加速度検出回路

Claims (16)

  1. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末において、
    前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサと、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中であるか否かを判定する判定手段と、
    自端末が移動中であると判定されてから一定時間後に再び自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器との通信を停止する通信停止手段とを有することを特徴とする近距離無線通信端末。
  2. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末において、
    前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサと、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中を判定する判定手段と、
    自端末が静止中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を停止する旨を通知する停止通知手段と、
    前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を停止する通信停止手段とを有することを特徴とする近距離無線通信端末。
  3. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末において、
    前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサと、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中であるか否かを判定する判定手段と、
    自端末が移動中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が静止中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を開始する旨を通知する開始通知手段と、
    前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を開始する通信開始手段とを有することを特徴とする近距離無線通信端末。
  4. 前記停止通知手段及び前記開始通知手段からの通知に対して応答がなかったとき、該通知に対して承諾又は拒否したものと判断する判断手段を有することを特徴とする請求項2又は3記載の近距離無線通信端末。
  5. 前記停止通知手段及び前記開始通知手段からの通知に対する応答の内容を記憶する記憶手段と、
    前記停止通知手段及び前記開始通知手段から通知があったとき、前記記憶手段から応答の内容を読み出して応答する応答手段とを有することを特徴とする請求項2又は3記載の近距離無線通信端末。
  6. 前記停止通知手段及び前記開始通知手段からの通知に対して応答がなかったとき、前記応答手段は前記記憶手段から応答の内容を読み出して応答する応答手段とを有することを特徴とする請求項5記載の近距離無線通信端末。
  7. 前記判定手段は、取得した加速度のピーク値から自端末が移動中であるか否かを判定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の近距離無線通信端末。
  8. 前記判定手段は、前記ピーク値が第1の閾値以上の場合に自端末が移動中であると判定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の近距離無線通信端末。
  9. 前記判定手段は、前記ピーク値が第2の閾値以下の場合に自端末が静止中であると判定することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の近距離無線通信端末。
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載の近距離無線通信端末を有することを特徴とする近距離無線通信端末搭載機器。
  11. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信方法において、
    前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中であるか否かを判定する判定工程と、
    自端末が移動中であると判定されてから一定時間後に再び自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器との通信を停止する通信停止工程とを有することを特徴とする近距離無線通信方法。
  12. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信方法において、
    前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中を判定する判定工程と、
    自端末が静止中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を停止する旨を通知する停止通知工程と、
    前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を停止する通信停止工程とを有することを特徴とする近距離無線通信方法。
  13. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信方法において、
    前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中であるか否かを判定する判定工程と、
    自端末が移動中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が静止中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を開始する旨を通知する開始通知工程と、
    前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を開始する通信開始工程とを有することを特徴とする近距離無線通信方法。
  14. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信プログラムにおいて、
    前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中であるか否かを判定する判定処理と、
    自端末が移動中であると判定されてから一定時間後に再び自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器との通信を停止する通信停止処理とを有することを特徴とする近距離無線通信プログラム。
  15. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信プログラムにおいて、
    前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中を判定する判定処理と、
    自端末が静止中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が移動中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を停止する旨を通知する停止通知処理と、
    前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を停止する通信停止処理とを有することを特徴とする近距離無線通信プログラム。
  16. 近距離にある周辺機器と無線で通信し、自端末が移動しているとき、前記周辺機器との通信を停止する近距離無線通信端末の近距離無線通信プログラムにおいて、
    前記近距離無線通信端末は、前記近距離無線通信端末が移動中の加速度を検出する加速度センサを有し、
    所定時間毎に前記加速度センサから加速度を取得し、該加速度を基に自端末が移動中又は静止中であるか否かを判定する判定処理と、
    自端末が移動中であると判定された後、前記所定時間後に自端末が静止中であると判定されたとき、前記周辺機器又は使用者に通信を開始する旨を通知する開始通知処理と、
    前記周辺機器又は使用者から該通知に承諾する旨の応答があったとき、前記通信を開始する通信開始処理とを有することを特徴とする近距離無線通信プログラム。
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