JP2008124362A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Kenichi Otsuka
健一 大塚
Hiroshi Sugimoto
博司 杉本
Naoki Yuya
直毅 油谷
Narihisa Miura
成久 三浦
Kazuhiro Shigyo
和浩 執行
Keiko Fujihira
景子 藤平
Masayuki Imaizumi
昌之 今泉
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Abstract

【課題】高エネルギーでイオン注入することなく深い領域までイオン注入することができ、工程数を抑えるとともに、理想耐圧に近い降伏電圧を得ることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る半導体装置は、n型SiCドリフト層2と、n型SiCドリフト層2表面に設けられ、電極10を有するMOSFETを形成する素子形成領域17とを備える。そして、n型SiCドリフト層2表面において素子形成領域17の終端側に形成される第1のp型領域5と、n型SiCドリフト層2表面において素子形成領域17とは反対側で第1のp型領域5に接して形成される第2のp型領域6とを備える。第1のp型領域5は、電極10と接続される。第2のp型領域6のドーピング濃度は、第1のp型領域5のドーピング濃度より低く、第2のp型領域6の下端は、第1のp型領域5の下端よりも下方に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パワーデバイスをはじめとする半導体装置とその製造方法に関し、特に半導体装置の終端構造に関するものである。
従来の半導体装置では、その終端構造として、pn接合の本接合を形成するp型領域の終端、あるいは、ショットキ電極端に接するp型領域の終端側に、p型領域のJunction Termination Extension構造(以下、JTE構造)が形成されている。特許文献1では、本接合であるp型領域から離れるに従って、ドーピング濃度が徐々に低くなるJTE構造、および、終端側に設けた複数のp型領域の幅が徐々に小さくなるJTE構造が記載されている。また、特許文献2では、p型領域の終端と電気的に接続されず、ドーピング濃度および層厚が互いに異なる多段のp型領域からなるFloating Field Ringを設けたJTE構造が記載されている。
特表2000−516767号公報(第1図) 特開平7−99328号公報(第3図)
これらのJTE構造を有する半導体素子においては、ドーピング濃度ないし層厚が異なる領域を多段に形成するため、工程数を増やす必要があり、コスト低下が困難であった。
また、層厚が異なるp型領域を形成する場合に、より層が厚い、つまり、より深いp型領域を形成するためには、高エネルギーによるイオン注入が必要となる。しかし、高エネルギーのイオン注入によって生じる損傷を避けるためには、イオン注入される基板温度を室温よりも上昇させる必要があり、さらに、注入マスク材料が制限される必要がある。そのため、プロセス上の制約が生じるという問題があった。さらに、注入マスク材料として金属や半導体、あるいはその酸化膜などを利用すると、プロセスが複雑となるばかりでなく、マスク材料に含まれる元素が、下地の半導体層に取り込まれてしまうという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、高エネルギーでイオン注入することなく深い領域までイオン注入し、工程数を抑えるとともに、理想耐圧に近い降伏電圧を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る半導体装置は、第1の導電型を有する半導体層と、前記半導体層表面に設けられ、電極部を有する素子を形成する素子形成領域とを備える。そして、前記半導体層表面において前記素子形成領域の終端側に形成され、第2の導電型を有する第1の領域と、前記半導体層表面において前記素子形成領域とは反対側で前記第1の領域に接して形成され、前記第2の導電型を有する第2の領域とを備える。前記第1の領域は、前記電極部と接続される。前記第2の領域のドーピング濃度は、前記第1の領域のドーピング濃度より低く、前記第2の領域の下端は、前記第1の領域の下端よりも下方に位置する。
望ましくは請求項2に係る半導体装置のように、前記半導体層の表面は、第1の表面と、前記第1の表面よりも下方に位置する第2の表面を含み、前記素子形成領域および前記第1の領域は、前記半導体層の前記第1の表面に形成され、前記第2の領域は、前記半導体層の前記第2の表面に形成されることが望ましい。
本発明の半導体装置によれば、高エネルギーでイオン注入することなく深い領域までイオン注入することができ、工程数を抑えるとともに、理想耐圧に近い降伏電圧を得ることができる。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係る半導体装置の断面図である。本発明に係る半導体装置は、n型SiC基板1上に、第1の導電型(n型)を有する半導体層であるn型SiCドリフト層2が設けられる。簡単のため、以下、n型SiC基板1を「n型基板1」、n型SiCドリフト層2を「n型ドリフト層2」と表記する。
n型ドリフト層2の表面には、第2の導電型(p型)を有するp型ボディ領域3と、n型ソース領域4と、第1のp型領域5と、第2のp型領域6と、高濃度領域12が設けられている。n型ドリフト層2は掘り込み部分15を有しており、n型ドリフト層2の表面は、第1の表面(掘り込み部分15外に対応)と、第1の表面よりも下方に位置する第2の表面(掘り込み部分15に対応)とを含む。n型ドリフト層2としては、1000V前後の耐圧を実現するために、例えば、ドーピング濃度は2〜15×1015cm-3で、厚さは5〜15μmで形成される。
本実施の形態に係る半導体装置は、素子形成領域17を備える。この素子形成領域17は、n型ドリフト層2表面に設けられ、電極部を有する素子であるMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)を形成する領域である。図に示すように、MOSFETは、n型基板1と、n型ドリフト層2と、p型ボディ領域3と、n型ソース領域4と、チャネル層7と、ゲート絶縁膜8と、ゲート電極9と、ソース電極10と、ドレイン電極11と、高濃度領域12によって構成される。本実施の形態では、素子形成領域17は、p型ボディ領域3とn型ソース領域4と高濃度領域12を備えるが、場合によっては、後述するように、この領域をn型ドリフト層2と同じドーピング濃度としてもよい。また、素子形成領域17は、n型ドリフト層2の第1の表面に形成される。MOSFETの上方、および、周囲には、絶縁膜13が設けられている。なお、図1の一点鎖線は、この構造が繰り返して形成されていることを意味している。
p型ボディ領域3は、例えば、ドーピング濃度は5〜20×1017cm-3程度で、厚さは0.7〜1μmで形成される。このように形成すれば、1000V以上の耐圧に近い電圧が印加されても、p型ボディ領域3は空乏化しない。そのため、n型ソース領域4からn型ドリフト層2へ電流が突き抜けることを防ぐことができる。なお、p型ボディ領域3は、すべての領域が均一に5〜20×1017cm-3のドーピング濃度で構成される必要はなく、ゲート絶縁膜8側の表面付近において、ドーピング濃度が、例えば、1〜100×1015cm-3に低減された構成のほうが、MOSゲートとしての電流駆動能力を向上させることができる。
n型ソース領域4は、接触抵抗やシート抵抗値が十分低減されるように、例えば、ドーピング濃度は5〜30×1018cm-3で、厚さは0.2〜0.4μmで形成される。
素子形成領域17は、n型を有し、n型ドリフト層2よりもドーピング濃度が高い領域である高濃度領域12を含む。この高濃度領域12は、耐圧の低下や素子内部で電界値が増大しない範囲、例えば、ドーピング濃度は1〜10×1016cm-3程度で、厚さは0.3〜0.7μmで形成される。このように形成された高濃度領域12は、MOSFETとしてのオン抵抗を低減する。この高濃度領域12の下端は、第2の表面よりも上方に位置するように形成される。
チャネル層7は、本実施の形態では図1に示すように、p型ボディ領域3、n型ソース領域4、第1のp型領域5、および、高濃度領域12それぞれの表面上に形成される構成としている。しかし、これに限ったものではなく、チャネル層7は、イオン注入と熱処理により、p型ボディ領域3、n型ソース領域4、第1のp型領域5、および、高濃度領域12内に形成されてもよい。また、チャネル層7を設けない構成であってもよく、この場合には、ゲート絶縁膜8と、ゲート電極9から構成されることになる。
ソース電極10は、p型ボディ領域3、および、n型ソース領域4と接続される。本実施の形態では、ソース電極10は図1に示すように、p型ボディ領域3、および、n型ソース領域4と接している部分にのみ形成されているが、絶縁膜13上にも形成されるような構成であってもよい。また、n型基板1の下面には、ドレイン電極11が設けられている。
第1の領域である第1のp型領域5は、n型ドリフト層2表面において、素子形成領域17の終端側に形成される。この第1のp型領域5は、図1に示されるように電極部と接続されている。例えば、電極部であるソース電極10と電気的に接続される。また、第1のp型領域5は、n型ドリフト層2の第1の表面に形成される。
第1のp型領域5のドーピング濃度は、例えば、p型ボディ領域3のドーピング濃度と同じ5〜20×1017cm-3程度で、第1のp型領域5の上面から第1のp型領域5までの深さは、p型ボディ領域3の厚さと同じ0.7〜1μmで形成される。このように形成すれば、1000V以上の耐圧に近い電圧が印加されても、第1のp型領域5は空乏化しない。
第2の領域である第2のp型領域6は、n型ドリフト層2表面において、素子形成領域17とは反対側で第1のp型領域5に接して形成される。また、第2のp型領域6は、n型ドリフト層2の第2の表面に形成される。つまり、図1において、掘り込み部分15が形成されて下がっている表面に形成される。
第2のp型領域6のドーピング濃度は、第1のp型領域5より低い、例えば、2×1017cm-3で形成される。また、第1のp型領域5が形成された第1の表面から第2のp型領域6の下端までの深さは、第1のp型領域5の下端よりも深い、例えば、1〜1.5μmで形成される。このように、第2のp型領域6のドーピング濃度は、第1のp型領域5のドーピング濃度より低く、第2のp型領域6の下端は、第1のp型領域5の下端よりも下方に位置する。なお、第2のp型領域6は、第1のp型領域5に接する箇所から素子形成領域17と反対側に、例えば、15μm以上にわたって形成すればよい。
以上の構成からなる本実施の形態に係る半導体装置の製造方法を、主要な部分について説明する。まず、n型ドリフト層2の表面に、高濃度領域12を形成する。その後、エッチングによって、n型ドリフト層2の表面を掘り込むことにより掘り込み部分15を形成し、n型ドリフト層2の表面に、第1の表面と第2の表面を形成する。これら表面の形成とともに、第2の表面上方の高濃度領域12を除去する。ここで、エッチングは、n型ドリフト層2および高濃度領域12の形成後であればよく、これら形成後すぐであっても、p型ボディ領域3および第1のp型領域5の形成後であっても、n型ソース領域4の形成後であってもよい。
その後、イオン注入することにより、n型ドリフト層2の第2の表面に第2のp型領域6を形成する。以上のイオン注入により形成された領域は、注入種の活性化と注入損傷回復を行うための熱処理が施されるが、それぞれのイオン注入工程ごとに熱処理してもよいし、すべてのイオン注入が完了してから一括して熱処理してもよい。
以上の構成からなる半導体装置によれば、第2のp型領域6は、第1のp型領域5よりもドーピング濃度が低く、第1のp型領域5よりも下端が下方に位置するので、高電界の領域が一極集中することなく、p型ボディ領域3の終端側に広がる。しかも、降伏点が大きく移動することが無いので、安定にかつ可逆的に、なだれ降伏することになる。つまり、第2のp型領域6のドーピング濃度を低く、深さを深くしたことで、比較的簡略な構造により理想耐圧に近い降伏電圧を得ることができる。また、ドーピング濃度および深さにおいて、第1のp型領域5と第2のp型領域6のみ異なるようにすればいので、多段の領域を形成する必要がなく、工程数を抑えることができる。
また、一般的に、第1のp型領域5と第2のp型領域6とが電気的に接続されていない場合、第1のp型領域とその周辺のn型ドリフト層2とで形成されるpn接合の空乏層が絶縁膜13と接する箇所が多くなる。このため、絶縁膜13の中、あるいは、n型ドリフト層2との界面に存在する欠陥や準位、固定電荷の影響が大きくなり、終端構造部の層厚やドーピング濃度を設計どおりに形成しても、所望の耐圧が得られなかった。
しかし、本実施の形態の構造では、第1のp型領域5と第2のp型領域6とが電気的に接続されているため、終端構造部における上記空乏層が絶縁膜13と接する箇所が少なくなる。このようにすれば、絶縁膜13の中、あるいは、n型ドリフト層2との界面に存在する欠陥や準位、固定電荷の影響が小さくなるため、終端構造部を設計どおりに形成すれば、再現性よく、所望の耐圧を得ることができる。
また、以上の製造方法からなる半導体装置によれば、第2のp型領域6の形成前に掘り込むことで、第1の表面と第2の表面を形成する。これにより、MeVレベルの高エネルギー注入を行わなくても、p型ボディ領域3と同様に、室温において活性化や注入損傷回復が十分可能な400keVレベルのAlイオン注入を行えば、素子形成領域17、および、第1のp型領域5よりも深い領域にイオン注入することが可能である。したがって、レジストマスクの適用が可能となるとともに、複雑なプロセス工程が不要となる。
また、第2のp型領域6を形成する掘り込み部分15を構成する際に、n型ドリフト層2の高濃度領域12は、第2の表面上方の部分、つまり、終端側の素子周囲部分では除去されることになる。そのため、終端側において高濃度領域12による影響を除くことができる。
なお、本実施の形態では、高濃度領域12をn型ドリフト層2表面に形成した構造について説明したが、高濃度領域12がない場合でも同様の効果を有する。この場合、素子形成領域17は、p型ボディ領域3とn型ソース領域4とその間に介在するn型ドリフト層2を備える。
このような構造であっても、第2のp型領域6は、第1のp型領域5よりもドーピング濃度が低く、第1のp型領域5よりも下端が下方に位置するので、高電界の領域が一極集中することなく、p型ボディ領域3の終端側に広がる。しかも、降伏点が大きく移動することが無いので、安定にかつ可逆的に、なだれ降伏することになる。つまり、第2のp型領域6のドーピング濃度を低く、深さを深くしたことで、比較的簡略な構造により理想耐圧に近い降伏電圧を得ることができる。また、ドーピング濃度および深さにおいて、第1のp型領域5と第2のp型領域6のみ異なるようにすればいので、多段の領域を形成する必要がなく、工程数を抑えることができる。
また、第1のp型領域5および第2のp型領域6両者とも深さが浅い構成でよければ、掘り込み部15を形成しなくても、室温において活性化や注入損傷回復が十分可能な400keVレベルのAlイオン注入によって形成することが可能である。
<実施の形態2>
図2は、本実施の形態に係る半導体装置の断面図である。本実施の形態において、実施の形態1と同じ構成については、同一の符号を付すものとする。本発明に係る半導体装置は、実施の形態1と同様、n型基板1上に、第1の導電型(n型)を有する半導体層であるn型ドリフト層2が設けられる。
n型ドリフト層2の表面には、第2の導電型(p型)を有する第1のp型領域5と、第2のp型領域6と、高濃度領域12が選択的に設けられている。n型ドリフト層2は掘り込み部分15を有しており、n型ドリフト層2の表面(掘り込み部分15外に対応)は、第1の表面と、第1の表面よりも下方に位置する第2の表面(掘り込み部分15に対応)とを含む。n型ドリフト層2としては、1000V前後の耐圧を実現するために、例えば、ドーピング濃度は2〜15×1015cm-3で、厚さは5〜15μmで形成される。
本実施の形態に係る半導体装置は、素子形成領域18を備える。この素子形成領域18は、n型ドリフト層2表面に設けられ、電極部を有する素子であるショットキ障壁ダイオードを形成する領域である。図に示すように、ショットキ障壁ダイオードは、n型基板1と、n型ドリフト層2と、高濃度領域12と、アノード電極19と、カソード電極21によって構成される。本実施の形態では、素子形成領域18は、高濃度領域12を備えるが、後述するように、この領域をn型ドリフト層2と同じドーピング濃度としてもよい。また、素子形成領域18は、n型ドリフト層2の第1の表面に形成される。ショットキ障壁ダイオードの上方、および、周囲には、絶縁膜20が設けられている。
素子形成領域18は、n型を有し、n型ドリフト層2よりもドーピング濃度が高い領域である高濃度領域12を含む。この高濃度領域12は、耐圧の低下やリーク電流が増加しない範囲、例えば、ドーピング濃度は1〜10×1016cm-3程度で、厚さは0.3〜0.7μmで形成される。このように形成された高濃度領域12は、ショットキ障壁ダイオードとしてのオン抵抗を低減する。この高濃度領域12の下端は、第2の表面よりも上方に位置するように形成される。
電極部であるアノード電極19は、本実施の形態では図2に示すように、第1のp型領域5および高濃度領域12の表面上に形成される構成としている。アノード電極19は、第1のp型領域5および高濃度領域12と接していない部分では、絶縁膜20と接している。図では、アノード電極19が絶縁膜20上に部分的に形成されるような構成を示しているが、必ずしも絶縁膜20上に形成されている必要はなく、第1のp型領域5および素子形成領域18である高濃度領域12と接して形成されていればよい。また、n型基板1の下面には、カソード電極21が設けられている。
第1の領域である第1のp型領域5は、n型ドリフト層2表面において、素子形成領域18の終端側に形成される。この第1のp型領域5は、図2に示されるように電極部と接続されている。また、第1のp型領域5は、n型ドリフト層2の第1の表面に形成される。
第1のp型領域5のドーピング濃度は、例えば、5〜10×1017cm-3程度で、第1のp型領域5の上面から第1のp型領域5までの深さは、0.5〜1μmで形成される。なお、第1のp型領域5は、例えば、アノード電極19の端(ショットキ電極端)から5μm以上内側の位置から、素子形成領域18と反対側に、15μm以上にわたって形成すればよい。このように形成すれば、1000V以上の耐圧に近い電圧が印加されても、第1のp型領域は空乏化しない。そのため、ショットキ電極端への電界集中にともなうトンネル電流の増大による降伏が生じることがない。
第2の領域である第2のp型領域6は、n型ドリフト層2表面において、素子形成領域18とは反対側で第1のp型領域5に接して形成される。また、第2のp型領域6は、n型ドリフト層2の第2の表面に形成される。つまり、図2において、掘り込み部分15が形成されて下がっている表面に形成される。
第2のp型領域6のドーピング濃度は、第1のp型領域5より低い、例えば、2〜5×1017cm-3で形成される。また、第1のp型領域5が形成された第1の表面から第2のp型領域6の下端までの深さは、第1のp型領域5の下端よりも深い、例えば、1〜1.5μmで形成される。このように、第2のp型領域6のドーピング濃度は、第1のp型領域5のドーピング濃度より低く、第2のp型領域6の下端は、第1のp型領域5の下端よりも下方に位置する。なお、第2のp型領域6は、第1のp型領域5に接する箇所から素子形成領域18と反対側に、例えば、15μm以上にわたって形成すればよい。
以上の構成からなる本実施の形態に係る半導体装置の製造方法を、主要な部分について説明する。まず、n型ドリフト層2の表面に、高濃度領域12を形成する。その後、エッチングによって、n型ドリフト層2の表面を掘り込むことにより掘り込み部分15を形成し、n型ドリフト層2の表面に、第1の表面と第2の表面を形成する。これら表面の形成とともに、第2の表面上方の高濃度領域12を除去する。ここで、エッチングは、n型ドリフト層2および高濃度領域12の形成後であればよく、これら形成後すぐであっても、第1のp型領域5の形成後であってもよい。
その後、イオン注入することにより、n型ドリフト層2の第2の表面に第2のp型領域6を形成する。以上のイオン注入により形成された領域は、注入種の活性化と注入損傷回復を行うための熱処理が施されるが、それぞれのイオン注入工程ごとに熱処理してもよいし、すべてのイオン注入が完了してから一括して熱処理してもよい。
以上の構成からなる半導体装置によれば、第2のp型領域6は、第1のp型領域5よりもドーピング濃度が低く、第1のp型領域5よりも下端が下方に位置するので、高電界の領域が一極集中することなく、p型ボディ領域3の終端側に広がる。しかも、降伏点が大きく移動することが無いので、安定にかつ可逆的に、なだれ降伏することになる。つまり、第2のp型領域6のドーピング濃度を低く、深さを深くしたことで、比較的簡略な構造により理想耐圧に近い降伏電圧を得ることができる。また、ドーピング濃度および深さにおいて、第1のp型領域5と第2のp型領域6のみ異なるようにすればいので、多段の領域を形成する必要がなく、工程数を抑えることができる。
また、本実施の形態の構造では、と第1のp型領域5と第2のp型領域6とが電気的に接続されているため、終端構造部における上記空乏層が絶縁膜20と接する箇所が少なくなる。このようにすれば、絶縁膜20の中、あるいは、n型ドリフト層2との界面に存在する欠陥や準位、固定電荷の影響が小さくなるため、終端構造部を設計どおりに形成すれば、再現性よく、所望の耐圧を得ることができる。
また、以上の製造方法からなる半導体装置によれば、第2のp型領域6の形成前に掘り込むことで、第1の表面と第2の表面を形成する。これにより、MeVレベルの高エネルギー注入を行わなくても、p型ボディ領域3と同様に、室温において活性化や注入損傷回復が十分可能な400keVレベルのAlイオン注入を行えば、素子形成領域18、および、第1のp型領域5よりも深い領域にイオン注入することが可能である。したがって、レジストマスクの適用が可能となるとともに、複雑なプロセス工程が不要となる。
また、第2のp型領域6を形成する掘り込み部分15を構成する際に、n型ドリフト層2の高濃度領域12は、第2の表面上方の部分、つまり、終端側の素子周囲部分では除去されることになる。そのため、終端側において高濃度領域12による影響を除くことができる。
なお、本実施の形態では、高濃度領域12をn型ドリフト層2表面に形成した構造について説明したが、高濃度領域12がない場合でも同様の効果を有する。この場合、素子形成領域18は、n型ドリフト層2を備える。
このような構造であっても、第2のp型領域6は、第1のp型領域5よりもドーピング濃度が低く、第1のp型領域5よりも下端が下方に位置するので、高電界の領域が一極集中することなく、p型ボディ領域3の終端側に広がる。しかも、降伏点が大きく移動することが無いので、安定にかつ可逆的に、なだれ降伏することになる。つまり、第2のp型領域6のドーピング濃度を低く、深さを深くしたことで、比較的簡略な構造により理想耐圧に近い降伏電圧を得ることができる。また、ドーピング濃度および深さにおいて、第1のp型領域5と第2のp型領域6のみ異なるようにすればいので、多段の領域を形成する必要がなく、工程数を抑えることができる。
<実施の形態3>
図3は、本実施の形態に係る半導体装置の断面図である。実施の形態2では、MeVレベルのイオン注入した場合に相当する構造を示した。しかしながら、第1のp型領域5および第2のp型領域6両者とも0.7μm程度までの深さでよい場合には、掘り込み部15を形成しなくても、室温において活性化や注入損傷回復が十分可能な400keVレベルのAlイオン注入によって形成することが可能である。そこで、本実施の形態では、掘り込み部15が形成されていない場合を想定する。なお、本実施の形態において、実施の形態2と同じ構成については、同一の符号を付すものとする。
本発明に係る半導体装置は、実施の形態1と同様、n型基板1上に、第1の導電型(n型)を有する半導体層であるn型ドリフト層2が設けられる。n型ドリフト層2の表面には、第2の導電型(p型)を有する第1のp型領域5と、第2のp型領域6と、高濃度領域12が選択的に設けられている。n型ドリフト層2としては、1000V前後の耐圧を実現するために、例えば、ドーピング濃度は2〜15×1015cm-3で、厚さは5〜15μmで形成される。
本実施の形態に係る半導体装置は、素子形成領域18を備える。この素子形成領域18は、n型ドリフト層2表面に設けられ、電極部を有する素子であるショットキ障壁ダイオードを形成する領域である。図に示すように、ショットキ障壁ダイオードは、n型基板1と、n型ドリフト層2と、高濃度領域12と、アノード電極19と、カソード電極21によって構成される。本実施の形態では、素子形成領域18は、高濃度領域12を備えるが、後述するように、この領域をn型ドリフト層2と同じドーピング濃度としてもよい。本実施の形態の場合、素子形成領域18は、n型を有し、n型ドリフト層2よりもドーピング濃度が高い領域である高濃度領域12を含む。ショットキ障壁ダイオードの上方、および、周囲には、絶縁膜20が設けられている。
電極部であるアノード電極19は、本実施の形態では図3に示すように、第1のp型領域5および高濃度領域12の表面上に形成される構成としている。アノード電極19は、第1のp型領域5および高濃度領域12と接していない部分では、絶縁膜20と接している。図では、アノード電極19が絶縁膜20上に部分的に形成されるような構成を示しているが、必ずしも絶縁膜20上に形成されている必要はなく、第1のp型領域5および素子形成領域18である高濃度領域12と接して形成されていればよい。また、n型基板1の下面には、カソード電極21が設けられている。
第1の領域である第1のp型領域5は、n型ドリフト層2表面において、素子形成領域18の終端側に形成される。この第1のp型領域5は、図3に示されるように電極部と接続されている。
第1のp型領域5のドーピング濃度は、例えば、5×1017cm-3程度で、第1のp型領域5の上面から第1のp型領域5までの深さは、本実施の形態で想定されている範囲内の0.5μmで形成される。なお、第1のp型領域5は、例えば、アノード電極19の端(ショットキ電極端)から5μm以上内側の位置から、素子形成領域18と反対側に、15μm以上にわたって形成すればよい。このように形成すれば、1000V以上の耐圧に近い電圧が印加されても、第1のp型領域は空乏化しない。そのため、ショットキ電極端への電界集中にともなうトンネル電流の増大による降伏が生じることがない。
第2の領域である第2のp型領域6は、n型ドリフト層2表面において、素子形成領域18とは反対側で第1のp型領域5に接して形成される。本実施の形態では、図3に示すように、第2のp型領域6は、第1のp型領域5と素子形成領域18である高濃度領域12が形成された平面と同一平面に形成される。
第2のp型領域6のドーピング濃度は、第1のp型領域5より低い、例えば、2×1017cm-3で形成される。また、第1のp型領域5が形成された第1の表面から第2のp型領域6の下端までの深さは、第1のp型領域5の下端よりも深い、例えば、本実施の形態で想定されている範囲内の0.7μmで形成される。このように、第2のp型領域6のドーピング濃度は、第1のp型領域5のドーピング濃度より低く、第2のp型領域6の下端は、第1のp型領域5の下端よりも下方に位置する。なお、第2のp型領域6は、第1のp型領域5に接する箇所から素子形成領域18と反対側に、例えば、15μm以上にわたって形成すればよい。
以上の構成からなる半導体装置によれば、第2のp型領域6は、第1のp型領域5よりもドーピング濃度が低く、第1のp型領域5よりも下端が下方に位置するので、高電界の領域が一極集中することなく、p型ボディ領域3の終端側に広がる。しかも、降伏点が大きく移動することが無いので、安定にかつ可逆的に、なだれ降伏することになる。つまり、第2のp型領域6のドーピング濃度を低く、深さを深くしたことで、比較的簡略な構造により理想耐圧に近い降伏電圧を得ることができる。また、ドーピング濃度および深さにおいて、第1のp型領域5と第2のp型領域6のみ異なるようにすればいので、多段の領域を形成する必要がなく、工程数を抑えることができる。
また、本実施の形態の構造では、第1のp型領域5と第2のp型領域6とが電気的に接続されているため、終端構造部における上記空乏層が絶縁膜20と接する箇所が少なくなる。このようにすれば、絶縁膜20の中、あるいは、n型ドリフト層2との界面に存在する欠陥や準位、固定電荷の影響が小さくなるため、終端構造部を設計どおりに形成すれば、再現性よく、所望の耐圧を得ることができる。
さらに本実施の形態では、第1のp型領域5および第2のp型領域6両者とも0.7μm程度までの深さで構成しているため、掘り込み部15を形成しなくても、室温において活性化や注入損傷回復が十分可能な400keVレベルのAlイオン注入によって形成することが可能である。
なお、本実施の形態では、高濃度領域12をn型ドリフト層2表面に形成した構造について説明したが、高濃度領域12がない場合でも同様の効果を有する。この場合、素子形成領域18は、n型ドリフト層2を備える。
このような構造であっても、第2のp型領域6は、第1のp型領域5よりもドーピング濃度が低く、第1のp型領域5よりも下端が下方に位置するので、高電界の領域が一極集中することなく、p型ボディ領域3の終端側に広がる。しかも、降伏点が大きく移動することが無いので、安定にかつ可逆的に、なだれ降伏することになる。つまり、第2のp型領域6のドーピング濃度を低く、深さを深くしたことで、比較的簡略な構造により理想耐圧に近い降伏電圧を得ることができる。また、ドーピング濃度および深さにおいて、第1のp型領域5と第2のp型領域6のみ異なるようにすればいので、多段の領域を形成する必要がなく、工程数を抑えることができる。
実施の形態1に係る半導体装置を示す断面図である。 実施の形態2に係る半導体装置を示す断面図である。 実施の形態3に係る半導体装置を示す断面図である。
符号の説明
1 n型SiC基板、2 n型SiCドリフト層、3 p型ボディ領域、4 n型ソース領域、5 第1のp型領域、6 第2のp型領域、7 チャネル層、8 ゲート絶縁膜、9 ゲート電極、10 ソース電極、11 ドレイン電極、12 高濃度領域、13,20 絶縁膜、15 掘り込み部分、17,18 素子形成領域、19 アノード電極、21 カソード電極。

Claims (5)

  1. 第1の導電型を有する半導体層と、
    前記半導体層表面に設けられ、電極部を有する素子を形成する素子形成領域と、
    前記半導体層表面において前記素子形成領域の終端側に形成され、第2の導電型を有する第1の領域と、
    前記半導体層表面において前記素子形成領域とは反対側で前記第1の領域に接して形成され、前記第2の導電型を有する第2の領域とを備え、
    前記第1の領域は、前記電極部と接続され、
    前記第2の領域のドーピング濃度は、前記第1の領域のドーピング濃度より低く、前記第2の領域の下端は、前記第1の領域の下端よりも下方に位置する、
    半導体装置。
  2. 前記半導体層の表面は、第1の表面と、前記第1の表面よりも下方に位置する第2の表面を含み、
    前記素子形成領域および前記第1の領域は、前記半導体層の前記第1の表面に形成され、
    前記第2の領域は、前記半導体層の前記第2の表面に形成される、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記素子形成領域は、
    前記第1の導電型を有し、前記半導体層よりもドーピング濃度が高い高濃度領域を含み、
    前記高濃度領域の下端は、前記第2の表面よりも上方に位置する、
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 請求項2に記載の半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記半導体層の表面を掘り込むことにより、前記半導体層の表面に、前記第1の表面と前記第2の表面とを形成する工程と、
    (b)前記ステップ(a)の後に、イオン注入することにより、前記半導体層の前記第2の表面に前記第2の領域を形成する工程とを備える、
    半導体装置の製造方法。
  5. 請求項3に記載の半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記半導体層の表面に、前記高濃度領域を形成する工程と、
    (b)前記半導体層の表面を掘り込むことにより、前記半導体層の表面に、前記第1の表面と前記第2の表面とを形成するとともに、前記第2の表面上方の前記高濃度領域を除去する工程とを備える、
    半導体装置の製造方法。
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