JP2008123572A - テープカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじりコイルばねのばね圧を適正に維持できるうえ、組み付け誤差等に加えて外部衝撃が加わっても、ねじりコイルばねが外れ難いテープカートリッジを提供する。
【解決手段】前蓋6の連結片12の内面には、ねじりコイルばね17の第1腕部17bを掛け止めるばね係止部19が設けられ、本体ケース2の横側壁15の外面には、ねじりコイルばね17の第2腕部17cを受け止める受け止め部20が設けられる。受け止め部20は、上下方向へ延びる規制溝25と、上下方向へ延びる受け止めリブ26とを有する。ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側に規制溝25側へ湾曲する湾曲部23が形成され、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端近傍が規制溝25の内面で受け止められる。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体としてのテープを本体ケースに収容してあり、そのテープが本体ケースの前面で本体ケース外に露出するようになっており、不使用時に前蓋で本体ケースの前面を閉じてテープを保護するテープカートリッジに関するものである。
特許文献1〜4には、四角箱形状の本体ケースの前面を開閉するための前蓋を有し、その前蓋をねじりコイルばねで閉じ姿勢に回動付勢するテープカートリッジが開示されている。そのテープカートリッジでは、例えば特許文献1に示すように、前蓋が、本体ケースの前面に臨む前面板と、その前面板の左右の端部から後ろ向きに延びる連結片とを有しており、ねじりコイルばねの中間のコイル部が、前蓋の連結片の内面に設けた支軸に嵌装されている。
特許文献1のテープカートリッジでは、ねじりコイルばねの中間コイル部の一端から延出する一方の第1腕部を、前蓋の連結片の内面に設けたばね受け部に掛け止めし、ねじりコイルばねの中間コイル部の他端から延出する他方の第2腕部を、本体ケースに設けたばね受け溝に受け止めさせている(特許文献1の図1参照)。そして、使用の際にねじりコイルばねの付勢力に抗して前蓋を上方へ回動することで、本体ケースの前面が開かれてテープが露出する。
特開平7−296553号公報(図1) 特開平7−296554号公報(図1) 特開2001−155464号公報(図4) 特開2001−57046号公報(図1)
特許文献1のテープカートリッジでは、前蓋を上方へ回動させたときに、その前蓋の回動に伴ってねじりコイルばねの第1腕部が、特許文献1の図1において時計回りに回動し、これに伴ってねじりコイルばねの第2腕部が時計回りに引っ張られる。この際、例えばねじりコイルばねの第2腕部が固定されていると、ねじりコイルばねの第1腕部の回動に伴ってねじりコイルばねのばね圧が急激に上昇し、これによって前蓋が開き難くなる。
このため、ねじりコイルばねの第2腕部はばね受け溝等に固定していないが、ねじりコイルばねの寸法誤差や加工誤差等によって、ねじりコイルばねの第2腕部の先端側がばね受け溝の端寄り側(特許文献1の図1では左側)に位置した場合、外部衝撃等によってねじりコイルばねの第2腕部がばね受け溝から外れるおそれがあるところに問題がある。
そこで本発明の目的は、ねじりコイルばねのばね圧を適正に維持できるうえに、ねじりコイルばねの寸法誤差等に加えて外部衝撃等が加わっても、ねじりコイルばねが外れ難いテープカートリッジを提供することにある。
本発明に係るテープカートリッジは、テープ1を収容する箱形状の本体ケース2と、テープ1が露出する本体ケース2の前面3を開閉する蓋6とを有しており、蓋6は、本体ケース2の前面3に臨む前面板11と、前面板11の前面から離れる後ろ向きに前面板11の左右の端部から(例えば直角に)折れ曲がって延出する連結片12とを有しており、連結片12と、連結片12に向き合う本体ケース2の左右の横側壁15とが、連結片12と横側壁15とに軸芯が直交する支軸13によって上下方向への回動が可能な状態に連結されており、蓋6の前面板11が本体ケース2の前面3に臨む閉じ姿勢に、支軸13を中心に蓋6を回動付勢するねじりコイルばね17を有しており、ねじりコイルばね17は、支軸13に嵌装される中間コイル部17aを有していて、中間コイル部17aの一端から第1腕部17bが延出するとともに中間コイル部17aの他端から第2腕部17cが延出しており、本体ケース2の横側壁15に向き合う蓋6の連結片12の内面または蓋6の連結片12に向き合う本体ケース2の横側壁15の外面のいずれか一方の面には、ねじりコイルばね17の第1腕部17bを掛け止めるためのばね係止部19が設けられており、蓋6の連結片12の内面または本体ケース2の横側壁15の外面のうち、ばね係止部19が設けられていない他方の面には、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側を受け止めるための受け止め部20が、支軸13の軸芯に対して直交方向になる上下方向(例えば、支軸13の軸芯に直交する平面において、軸芯から離れた点を通る直線または曲線の傾く方向)に延びるように設けられており、受け止め部20は、その受け止め部20を設けた前記他方の面において支軸13の軸芯に対して直交方向になる上下方向へ延びる状態に凹設した規制溝25と、規制溝25の支軸13側の縁に沿って支軸13の軸芯に対して直交方向になる上下方向へ延びるよう前記他方の面から膨出する受け止めリブ26とを有しており、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側には、受け止め部20の受け止めリブ26を跨いだ状態で規制溝25内に入り込む形状に湾曲する湾曲部23が形成されており、受け止め部20の規制溝25の内面によってねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端近傍が受け止められることを第1の特徴とする(図1)。
本発明に係るテープカートリッジの第2の特徴は、前記第1の特徴に加えて、受け止め部20が、その受け止め部20を設けた連結片12の内面または本体ケース2の横側壁15の外面から突出する突出壁21と、突出壁21の先端から支軸13側へ延出する受止壁22とを有していて、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が、受け止め部20の受止壁22と受け止めリブ26との隙間を通った状態で受け止め部20の規制溝25内に入り込んでいる点にある(図1)。
本発明に係るテープカートリッジの第3の特徴は、前記第1、第2の何れかの特徴に加えて、受け止め部20の受け止めリブ26が、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの湾曲部23の基端部23aを受け止め可能になっている点にある(図1)。
本発明に係るテープカートリッジの第4の特徴は、前記第1、第2、第3の何れかの特徴に加えて、受け止めリブ26の前後の面26a・26bのうちの少なくとも前面26aが、前後方向に傾斜している点にある(図1)。
本発明のテープカートリッジは、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側に形成された湾曲部23が、受け止め部20の上下方向へ延びる受け止めリブ26を跨いだ状態で、上下方向へ延びる受け止め部20の規制溝25内に入り込んで受け止められるので、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの上下方向の移動を許容できながら、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が受け止め部20から外れることを確実に防止できる。
つまり、ねじりコイルばね17の第2腕部17cは、固定されていないことで上下方向の移動が許容されており、これによって蓋6の開き動作時に伴うねじりコイルばね17のばね圧の急激な変化を抑えて、蓋6の開き動作時において適正なばね圧を確実に維持できる。そのうえで、ねじりコイルばね17のばね圧のばらつきや寸法誤差や取付誤差等によって、ねじりコイルばね17の第2腕部17cが、中間コイル部17a側へ強く引っ張られて規制溝25から外れようとしても、そのねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が、受け止めリブ26に引っ掛かって規制溝25および受け止めリブ26から外れることが確実に阻止される。したがって、ねじりコイルばね17のばね圧のばらつきや寸法誤差や取付誤差等に対する許容度がアップして、その分だけテープカートリッジの歩留まりが向上する。
本発明では、受け止め部20が、突出壁21の先端から支軸13側、すなわち規制溝25に対峙する側へ延出する受止壁22を有するので、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側を受け止め部20の規制溝25内に入り込ませたときには、受止壁22でねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端近傍が受け止められる。したがって、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が、規制溝25から抜け出ようと受止壁22側へ移動しようとしても、その移動が受止壁22で抑えられる。これによって、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が、規制溝25および受け止めリブ26から外れることがより確実に阻止される。
本発明では、受け止め部20の受け止めリブ26が、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの湾曲部23の基端部23aを受け止め可能になっているので、テープカートリッジにねじりコイルばね17を組み付けたときに、ねじりコイルばね17の寸法誤差や加工誤差等によってねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が、例えば図3の位置よりも下側の位置に移動しようとしても、そのねじりコイルばね17の第2腕部17cの基端部23aが受け止めリブ26で受け止められる。これによって、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの下側の位置への過度の移動が確実に阻止され、その過度の移動によってねじりコイルばね17のばね圧が過度に小さくなることが防止され、不使用時に蓋6を閉じ姿勢まで確実に付勢することができる。
本発明では、受け止めリブ26の少なくとも前面26aが前後方向に傾斜しているので、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が、受け止めリブ26の少なくとも前面26aの傾斜に沿って受け止めリブ26を容易に乗り越えることができ、その分だけねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側を受け止め部20に受け止めさせる作業を容易に行うことができる。
図面は本発明に係るテープカートリッジを示している。このテープカートリッジは、図2および図3に示すように、記録媒体としてのテープ1を収容する四角箱形状の本体ケース2と、本体ケース2の前面3に凹み形成してあってテープ1を本体ケース2の前面3に露出させるためのポケット5と、ポケット5の前面を含む本体ケース2の前面3を開閉する前蓋6とを有している。本体ケース2は、プラスチック製の上下ケース2a・2b(図4参照)を蓋合わせ状にねじ結合してなり、本体ケース2の内部の左右に、テープ1が巻かれる左右一対のリール7・7を回転自在に配置してある。
一方のリール7から引き出されたテープ1は、本体ケース2の前面左右のテープ引出口にそれぞれ設けたテープガイド9・9で案内されて、他方のリール7に巻き取られる。ポケット5は、本体ケース2の前面中央、すなわち左右のテープ引出口の間に凹み形成されている。このポケット5は、少なくとも前面が開口している。本体ケース2の前面に露出出したテープ1は、不使用時に前蓋6で覆われることで保護される。
前蓋6は、図3および図4に示すように、ポケット5およびテープ引出口の開口前面を含む本体ケース2の前面3に臨む前面板11と、前面板11の前面から離れる後ろ向きに前面板11の左右の端部から直角に折れ曲がって延出する左右一対の連結片12・12とを有する。本体ケース2の左右の横側壁15・15の外面と、前蓋6の左右の連結片12・12の内面とはそれぞれ向き合っている。左右の連結片12・12の内面には、連結片12と本体ケース2の横側壁15とに軸芯が直交する支軸13がそれぞれ内向き(左右方向)に延びていて、左右の支軸13・13が本体ケース2を挟んで対向状に配置されている。
左右の連結片12・12は、図1に示すように本体ケース2の左右の横側壁15・15の各前端部の外側に近接して位置している。本体ケース2の左右の横側壁15・15には、図4に示す軸孔16・16がそれぞれ切り込み形成してあり、左右の支軸13・13が軸孔16・16にそれぞれ嵌入されることで、前蓋6の連結片12・12と本体ケース2の左右の横側壁15・15とが、支軸13・13によって前蓋6の上下方向への回動が可能な状態に連結される。つまり、前蓋6は、その前面板11が本体ケース2の前面3に臨む閉じ姿勢(図3の実線)と、上開き姿勢(図3の仮想線)とにわたって支軸13を中心に回動可能になる。
前蓋6は、不使用時にはロック部材(図示せず)によって閉じ姿勢でロック保持される。ロック部材は、ドライブ装置等での使用時にはドライブ装置側の解除操作部材によってロックが解除され、これによって前蓋6が開き姿勢に回動可能になる。
前蓋6の左右のいずれか一方の支軸13には、ねじりコイルばね17が初期ばね圧を付与して装着されており、ねじりコイルばね17によって前蓋6が、閉じ姿勢になるよう支軸13を中心に回動付勢される。つまり、ねじりコイルばね17は、図1および図3に示すように、支軸13に嵌装される中間コイル部17aを有しており、その中間コイル部17aの一端から第1腕部17bが前方に向けて延出されているとともに、中間コイル部17aの他端から第2腕部17cが後方に向けて延出されている。そして、ねじりコイルばね17の中間コイル部17aが一方の支軸13に嵌装され、ねじりコイルばね17の第1腕部17bの先端部が、前蓋6の一方の連結片12の内面に突設したばね係止部19に上方から掛け止めされ、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が、本体ケース2の一方の横側壁15の外面に設けた受け止め部20に受け止められている。
本体ケース2の受け止め部20は、図1および図4に示すように、本体ケース2の横側壁15の外面から外方へ突出する突出壁21と、その突出壁21の先端から支軸13側(前側)へ延出する受止壁22と、本体ケース2の横側壁15の外面において突出壁21の前側の縁に沿って、支軸13の軸芯に対して直交方向になる上下方向へ延びる状態に凹設した規制溝25と、規制溝25の前側の縁に沿って、支軸13の軸芯に対して直交方向になる上下方向へ延びるよう本体ケース2の横側壁15の外面から膨出する受け止めリブ26とを有する。受け止め部20の突出壁21と受止壁22とは、それぞれ支軸13の軸芯に対して直交方向になる本体ケース2の上下方向へ線条状に延びている。受止壁22は、規制溝25に対峙している。
ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側には、図1に示すように、湾曲部23が形成されている。その湾曲部23は、ばね係止部19を設けた前蓋6の一方の連結片12の内面側へ向けて円弧状に湾曲しており、受け止め部20の受け止めリブ26を跨いだ状態で規制溝25内に入り込む形状に形成されている。受け止め部20の受止壁22と受け止めリブ26との間には、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの湾曲部23を通すための隙間が形成されており、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側は、受け止め部20の受止壁22と受け止めリブ26との隙間を通って、受け止め部20の規制溝25内に入り込むようになっている(図1の状態)。
受け止め部20の規制溝25は、その内面25a(図1では右側)でねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端近傍を受け止め可能になっており、受け止め部20の受止壁22は、その内面でねじりコイルばね17の第2腕部17cの湾曲部23の中間を受け止め可能になっている。
受け止めリブ26の前面26aでねじりコイルばね17の第2腕部17cの湾曲部23の基端部23aを受け止めることができる(図1参照)。また、受け止めリブ26の前後の面26a・26bは、それぞれ前後方向に傾斜しており、これによって受け止めリブ26は、図1に示すように台形状の断面形状になっている。受け止めリブ26の前後の面26a・26bを傾斜させたことで、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側が、受け止めリブ26の前後の面26a・26bの傾斜に沿って受け止めリブ26を容易に乗り越えて規制溝25に入り込むことができる。
受け止めリブ26の前面26aの傾斜角度は、受け止めリブ26の後面26bの傾斜角度よりも小さくなっており、その分だけねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側は、受け止めリブ26をより容易に乗り越えることができる。なお、受け止めリブ26の前面26aのみを傾斜させてもよい。規制溝25の前側の内面25bは、受け止めリブ26の後面26bとほぼ等しい角度で傾斜しており、これによって受け止めリブ26の後面26bと、規制溝25の前側の内面25bとが連続状に繋がっている。
本体ケース2の左右の横側壁15・15に支軸13・13をそれぞれ設け、その左右の支軸13・13に対して、前蓋6の左右の連結片12・12をそれぞれ支軸13の軸芯に対して直交方向になる上下方向への回動が可能な状態に連結してもよい。支軸13・13は、本体ケース2および前蓋6と別に形成して、前蓋6の左右の連結片12・12と本体ケース2の左右の横側壁15・15とが上下方向への回動が可能な状態になるように取り付けてもよい。
ねじりコイルばね17の第2腕部17cの湾曲部23は、例えばく字状やコ字状に湾曲形成したものであってもよい。突出壁21と、受止壁22と、受け止めリブ26とが延びる上下方向には、支軸13の軸芯に直交する平面において軸芯から離れた点を通る直線または曲線の傾く方向が該当する。
ばね係止部19を前蓋6の連結片12に向き合う本体ケース2の横側壁15の外面に設け、受け止め部20を本体ケース2の横側壁15に向き合う前蓋6の連結片12の内面に設けてもよい。この場合、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの湾曲部23は本体ケース2の横側壁15の外面側へ向けて湾曲し、受け止め部20の突出壁21が連結片12の内面から突出することになる。また、受け止めリブ26は、連結片12の内面に膨出状に設けられることになる。
ねじりコイルばね17とばね係止部19と受け止め部20とをテープカートリッジの左右にそれぞれ配置してもよい。受け止めリブ26の前後の面26a・26bの何れも傾斜させなくてもよい。この場合、ねじりコイルばね17の第2腕部17cの先端側は、例えば受け止め部20の下端開口から受け止め部20の空間25内へ入り込ませることになる。
本発明のテープカートリッジの要部を示す横断平面図である。 テープカートリッジの平面図である。 図2のA−A線断面図である。 本発明のテープカートリッジの要部を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 テープ
2 本体ケース
3 前面
6 前蓋
11 前面板
12 連結片
13 支軸
15 横側壁
17 ねじりコイルばね
17a 中間コイル部
17b 第1腕部
17c 第2腕部
19 ばね係止部
20 受け止め部
21 突出壁
22 受止壁
23 湾曲部
23a 基端部
25 規制溝
25a 内面
26 受け止めリブ
26a 前面
26b 後面

Claims (4)

  1. テープを収容する箱形状の本体ケースと、前記テープが露出する前記本体ケースの前面を開閉する蓋とを有しており、
    前記蓋は、前記本体ケースの前面に臨む前面板と、前記前面板の前面から離れる後ろ向きに前記前面板の左右の端部から折れ曲がって延出する連結片とを有しており、
    前記連結片と、前記連結片に向き合う前記本体ケースの左右の横側壁とが、前記連結片と前記横側壁とに軸芯が直交する支軸によって上下方向へ回動が可能な状態に連結されており、
    前記蓋の前記前面板が前記本体ケースの前面に臨む閉じ姿勢に、前記支軸を中心に前記蓋を回動付勢するねじりコイルばねを有しており、
    前記ねじりコイルばねは、前記支軸に嵌装される中間コイル部を有していて、前記中間コイル部の一端から第1腕部が延出するとともに前記中間コイル部の他端から第2腕部が延出しており、
    前記本体ケースの前記横側壁に向き合う前記蓋の前記連結片の内面または前記蓋の前記連結片に向き合う前記本体ケースの前記横側壁の外面のいずれか一方の面には、前記ねじりコイルばねの前記第1腕部を掛け止めるためのばね係止部が設けられており、
    前記蓋の前記連結片の前記内面または前記本体ケースの前記横側壁の前記外面のうち、前記ばね係止部が設けられていない他方の面には、前記ねじりコイルばねの前記第2腕部の先端側を受け止めるための受け止め部が、前記支軸の軸芯に対して直交方向になる上下方向に延びるように設けられており、
    前記受け止め部は、前記受け止め部を設けた前記他方の面において前記支軸の軸芯に対して直交方向になる上下方向へ延びる状態に凹設した規制溝と、前記規制溝の前記支軸側の縁に沿って前記支軸の軸芯に対して直交方向になる上下方向へ延びるよう前記他方の面から膨出する受け止めリブとを有しており、
    前記ねじりコイルばねの前記第2腕部の先端側には、前記受け止め部の前記受け止めリブを跨いだ状態で前記規制溝内に入り込む形状に湾曲する湾曲部が形成されており、
    前記受け止め部の前記規制溝の内面によって前記ねじりコイルばねの前記第2腕部の先端近傍が受け止められることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 前記受け止め部は、前記受け止め部を設けた前記連結片の前記内面または前記本体ケースの前記横側壁の前記外面から突出する前記突出壁と、前記突出壁の先端から前記支軸側へ延出する受止壁とを有していて、前記受け止め部の前記規制溝が、前記突出壁の前記支軸側の縁に沿って前記支軸の軸芯に対して直交方向になる上下方向へ延びており、
    前記ねじりコイルばねの前記第2腕部の先端側が、前記受け止め部の前記受止壁と前記受け止めリブとの隙間を通った状態で前記受け止め部の前記規制溝内に入り込んでいる請求項1に記載のテープカートリッジ。
  3. 前記受け止めリブが、前記ねじりコイルばねの前記第2腕部の前記湾曲部の基端部を受け止め可能になっている請求項1と2の何れかに記載のテープカートリッジ。
  4. 前記受け止めリブの前後の面のうちの少なくとも前面が、前後方向に傾斜している請求項1と2と3の何れかに記載のテープカートリッジ。
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