JP2008122819A - 視覚センサ装置 - Google Patents
視覚センサ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008122819A JP2008122819A JP2006308663A JP2006308663A JP2008122819A JP 2008122819 A JP2008122819 A JP 2008122819A JP 2006308663 A JP2006308663 A JP 2006308663A JP 2006308663 A JP2006308663 A JP 2006308663A JP 2008122819 A JP2008122819 A JP 2008122819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- inner housing
- visual sensor
- optical member
- sensor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】 厳しい条件下でも適用することが可能な構造を有する視覚センサ装置を提供する。
【解決手段】 光学部材11は、周囲光Lが入射する入射面11aを有する中実な透光性材料からなる。反射部材17は、光学部材11と一体的に設けられ、周囲光Lを反射させる。撮像手段13は、反射部材17で反射された周囲光Lを撮像する。インナーハウジング14は、撮像手段13を搭載した回路基板19を保持する保持部14aを有する。アウターハウジング16は、空気層Aを介してインナーハウジング14を覆う。
【選択図】図1
【解決手段】 光学部材11は、周囲光Lが入射する入射面11aを有する中実な透光性材料からなる。反射部材17は、光学部材11と一体的に設けられ、周囲光Lを反射させる。撮像手段13は、反射部材17で反射された周囲光Lを撮像する。インナーハウジング14は、撮像手段13を搭載した回路基板19を保持する保持部14aを有する。アウターハウジング16は、空気層Aを介してインナーハウジング14を覆う。
【選択図】図1
Description
本発明は、広範囲の周囲光を反射部で反射させ、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像手段によって撮像する視覚センサ装置に関するものである。
従来より、全方位視覚センサが種々提案されており、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。斯かる全方位視覚センサ1は、双曲面形状の反射ミラー2で周囲光Lを反射させ、撮像カメラ3によって周囲の様子を撮像するものである(図2参照)。撮像カメラ3は、ケース体5の底壁部5aに配置されている。ケース体5の側壁部5bには、透光性材料からなる円筒状の筒体6が設けられており、この筒体6の内部に反射ミラー2が配置されている。筒体6の上部開口6aには蓋体7が配設されており、この蓋体7に反射ミラー2が固定されている。反射ミラー2は、双曲面形状になっており、前記双曲面形状の頂点を下向きにして、蓋体7から垂下するように配置されている。
しかし、全方位視覚センサ1は、部品数が多いため、安価に提供することができないという問題を有していた。特に、透光性材料からなる筒体6は、光学的には何ら作用を有しないのであるから、この筒体6を無くすことができれば、部品数を低減できる。そこで、本願出願人は、部品数が少なく安価に製造することが可能な視覚センサ装置を提案している(特許文献3参照)。
特開平10−160463号公報
特開2000−128031号公報
特開2006−208489号公報
斯かる視覚センサ装置は、全方位に関する周囲画像を得ることが可能であるため、例えば、安全運転に寄与することができるシステムとして自動車への搭載が望まれている。そこで、ケース体への塵や埃,水分等の侵入を阻止し、厳しい条件下でも適用することが可能な構造を得るために改善の余地があった。
本発明は、視覚センサ装置を更に改良し、厳しい条件下でも使用することが可能な構造を有する視覚センサ装置を提供するものである。
本発明は、視覚センサ装置を更に改良し、厳しい条件下でも使用することが可能な構造を有する視覚センサ装置を提供するものである。
本発明は、請求項1に記載したように、周囲光Lが入射する入射面11aを有する中実な透光性材料からなる光学部材11と、前記光学部材11と一体的に設けられ前記周囲光Lを反射させる反射部材17と、前記反射部材17で反射された前記周囲光Lを撮像する撮像手段13と、前記撮像手段13を搭載した回路基板19を保持する保持部14aを有するインナーハウジング14と、空気層Aを介して前記インナーハウジング14を覆うアウターハウジング16と、を有するものである。
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記インナーハウジング14は、前記回路基板19を固定するための接着剤を注入可能な孔部14cを有するものである。
また、本発明は、請求項3に記載したように、前記インナーハウジング14は、前記回路基板19と電気的に接続された第二の回路基板15を収容するものである。
また、本発明は、請求項4に記載したように、前記回路基板19と前記第二の回路基板15が可撓性配線部材21にて接続されるものである。
インナーハウジングとアウターハウジングとによる2重構造にしたことによって、塵や埃,水分等の侵入を阻止し、厳しい条件下でも適用することが可能になり、更に、インナーハウジングとアウターハウジングの間に空気層を設けたことにより、インナーハウジング内が外気の温度変化の影響を受けにくくなり、結露による不具合を防止できる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態について説明する。視覚センサ装置10は、光学部材11と、ホルダー部材12と、撮像素子13(撮像手段)と、インナーハウジング14と、回路基板15(第二の回路基板)と、アウターハウジング16と、を備えている。
光学部材11は、中実な透光性樹脂(例えばポリカーボネート)からなるものであり、周囲光Lが入射する入射面11aと、双曲面形状の凹部11bと、略円柱形状の導光部11cとを有している。光学部材11の凹部11bには、アルミニウム(Al)またはクロム(Cr)等の金属膜からなる反射層17(反射部材)が形成されている。反射層17は、蒸着等の方法によって凹部11bにコーティングされてなるものである。光学部材11の導光部11cは、反射層17で反射された周囲光Lを撮像素子13に導くものであり、撮像素子13に対向する出射面を有している。光学部材11には、凹部11bを覆うキャップ部材18が設けられており、反射層17への塵や埃,水分等の付着を防止している。
ホルダー部材12は、PBT等の樹脂からなり、光学部材11を保持するものである。ホルダー部材12は、略円筒形状の凹部からなる配設部12aを有している。ホルダー部材12の配設部12aには、光学部材11の導光部11cが嵌め込まれる。
撮像素子13は、CCD若しくはCMOSからなるものであり、回路基板19に搭載されている。撮像素子13を搭載した回路基板19は、インナーハウジング14の保持部14aに保持されており、紫外線硬化型の接着剤(図示しない)によって接着固定される。
撮像素子13は、CCD若しくはCMOSからなるものであり、回路基板19に搭載されている。撮像素子13を搭載した回路基板19は、インナーハウジング14の保持部14aに保持されており、紫外線硬化型の接着剤(図示しない)によって接着固定される。
インナーハウジング14は、PBT等の樹脂からなり、壁部14b,14c及び基部14dを有している。インナーハウジング14の壁部14b,14cは、夫々略半円筒状になっており、2つの壁部14b,14cによって形成される円柱状のスペースに回路基板15が配設される。インナーハウジング14に収容された回路基板15は、回路基板19と可撓性配線部材21にて電気的に接続される。インナーハウジング14の壁部14bは、基部14dと一体形成されている。
回路基板15は、インナーハウジング14の基部14dを貫通して外部に引き出される配線コード23に接続されており、撮像素子13及び回路基板15,19に対する電源供給及び信号出力は、この電源コード23によってなされる。
回路基板15は、インナーハウジング14の基部14dを貫通して外部に引き出される配線コード23に接続されており、撮像素子13及び回路基板15,19に対する電源供給及び信号出力は、この電源コード23によってなされる。
インナーハウジング14には、回路基板19を固定するための接着剤を注入する円形の孔部14cが形成されている。インナーハウジング14の保持部14aに保持されている回路基板19は、前記接着剤を紫外線によって硬化させる前であれば、ツールを用いて位置調整することが可能である。インナーハウジング14の基部14dには係止爪14eが設けられており、この係止爪14eによってアウターハウジング16が係止される。
アウターハウジング16は、PBT等の樹脂からなり、略円筒形状になっている。アウターハウジング16は、インナーハウジング14の壁部14b,14cよりも径大な略円筒形状になっており、アウターハウジング16とインナーハウジング14の間には、空気層Aが形成される。アウターハウジング16には、インナーハウジング14の係止爪14eに係止される開口16bが設けられている。
本実施形態によれば、インナーハウジング14とアウターハウジング16の間に空気層Aを設けたことにより、インナーハウジング14に設けられた撮像素子13及び回路基板15,19が外気の温度変化の影響を受けにくくなり、結露による不具合を防止できる。
10 視覚センサ装置
11 光学部材
11a 入射面
13 撮像素子(撮像手段)
14 インナーハウジング
14a 保持部
14c 孔部
15 回路基板(第二の回路基板)
16 アウターハウジング
17 反射層(反射部材)
19 回路基板
21 可撓性配線部材
A 空気層
L 周囲光
11 光学部材
11a 入射面
13 撮像素子(撮像手段)
14 インナーハウジング
14a 保持部
14c 孔部
15 回路基板(第二の回路基板)
16 アウターハウジング
17 反射層(反射部材)
19 回路基板
21 可撓性配線部材
A 空気層
L 周囲光
Claims (4)
- 周囲光が入射する入射面を有する中実な透光性材料からなる光学部材と、前記光学部材と一体的に設けられ前記周囲光を反射させる反射部材と、前記反射部材で反射された前記周囲光を撮像する撮像手段と、前記撮像手段を搭載した回路基板を保持する保持部を有するインナーハウジングと、空気層を介して前記インナーハウジングを覆うアウターハウジングと、を有することを特徴とする視覚センサ装置。
- 前記インナーハウジングは、前記回路基板を固定するための接着剤を注入可能な孔部を有することを特徴とする請求項1に記載の視覚センサ装置。
- 前記インナーハウジングは、前記回路基板と電気的に接続された第二の回路基板を収容することを特徴とする請求項1に記載の視覚センサ装置。
- 前記回路基板と前記第二の回路基板が可撓性配線部材にて接続されることを特徴とする請求項3に記載の視覚センサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308663A JP2008122819A (ja) | 2006-11-15 | 2006-11-15 | 視覚センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308663A JP2008122819A (ja) | 2006-11-15 | 2006-11-15 | 視覚センサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008122819A true JP2008122819A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=39507610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006308663A Pending JP2008122819A (ja) | 2006-11-15 | 2006-11-15 | 視覚センサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008122819A (ja) |
-
2006
- 2006-11-15 JP JP2006308663A patent/JP2008122819A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105492953B (zh) | 用于机动车辆的摄像机模块及安装摄像机模块的方法 | |
JP6054819B2 (ja) | レンズユニット、撮像装置、および移動体 | |
JP2010156734A (ja) | レンズモジュールおよびカメラモジュール | |
JP2009244787A (ja) | レンズ組立体、接着方法、および撮像装置 | |
JP2009107393A (ja) | 車載カメラ | |
US7894714B2 (en) | Lens assembly and imaging apparatus | |
JP2009244385A (ja) | レンズ組立体および撮像装置 | |
US9851621B2 (en) | Camera for vehicles, in particular commercial vehicles | |
JP6969571B2 (ja) | ヘッドアップディスプレイ装置 | |
JP2006078854A (ja) | カメラヘッド | |
JP2010224298A (ja) | 撮像装置 | |
JP2008122819A (ja) | 視覚センサ装置 | |
JP2007017698A (ja) | 反射光学系組立ユニット | |
JP2009244387A (ja) | レンズ組立体および撮像装置 | |
JP4474645B2 (ja) | 視覚センサ装置 | |
JP4433395B2 (ja) | 視覚センサ | |
JP5400511B2 (ja) | 雨滴検出装置 | |
JP2009223130A (ja) | カメラモジュール | |
JP2020003584A (ja) | レンズユニットおよびカメラモジュール | |
JP2008135894A (ja) | 視覚センサ装置 | |
WO2023084834A1 (ja) | 撮像装置 | |
JP4239168B2 (ja) | 視覚センサ | |
JP7382271B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2006203494A (ja) | 視覚センサ | |
JP7382272B2 (ja) | 撮像装置の製造方法および撮像装置 |