JP4433395B2 - 視覚センサ - Google Patents

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Description

本発明は、広範囲の周囲光を反射部材で反射させ、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像手段によって撮像する視覚センサに関するものである。
従来より、全方位視覚センサが種々提案されており、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。かかる全方位視覚センサは、双曲面形状の反射ミラーで周囲光を反射させ、CCD等の撮像素子によって周囲の様子を撮像するものである。
特開平10−160463号公報 特開2000−128031号公報
前記撮像素子は、回路基板上に搭載されており、前記撮像素子が搭載された前記回路基板はケース体の底壁部に配置されている。前記ケース体の側壁部には、透光性材料からなる円筒状の筒体が設けられており、この筒体の内部に反射ミラーが配置されている。前記筒体の上部開口には蓋体が配設されており、この蓋体に前記反射ミラーが固定されている。前記反射ミラーは、双曲面形状になっており、前記双曲面形状の頂点を下向きにして、前記蓋体から垂下するように配置されている。
しかし、前述した全方位視覚センサは、部品数が多いため、安価に提供することができないという問題を有していた。つまり、透光性材料からなる前記筒体は、光学的には何ら作用を有しないのであるから、前記筒体を無くすことができれば、部品数を低減できる。そこで、本願出願人は、特願2003−339306号及び特願2003−339309号として、部品数が少なく安価に製造することが可能な視覚センサを提案した。
かかる視覚センサ1は、図5に示すように、周囲光が入射する入射面2a及び双曲面形状の凹部2bに設けられる周囲光を反射させる反射層3を有する忠実な透光性材料からなる光学部材2と、反射層3で反射された周囲光を撮像するCCDカメラ等かななる撮像手段4とを有するものである。撮像手段4は、回路基板5上に実装されるとともに、回路基板5とともにケース体6内に配設されるものである。ケース体6は、底壁部6a及び側壁部6bを有しており、底壁部6aには回路基板6が配設固定されるとともに、側壁部6bの開口端部には、光学部材2の入射面2aの終端から鉛直方向に延長形成される導光部2cの下端(ストレート部の終端)とが接合されている。尚、導光部2cは、反射層3にて反射した周囲光Lを出射面2dを介して撮像手段4へ導くものである。
しかしながら、導光部2cを有する中実構造を有する光学部材2を有する視覚センサ1にとって、導光部2cの外周面から不必要な光を入射しやすくなり、画像のコントラストを低下させてしまうといった問題点を有していた。
そこで本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、本願出願人が提案した視覚センサを更に改良し、画像のコントラストを低下させる虞のない視覚センサを提供するものである。
本発明は、請求項1に記載した視覚センサのように、周囲光が入射する入射面を有する中実な透光性材料からなる光学部材と、前記光学部材の凹部に設けられ、前記周囲光を反射させる反射部材と、前記反射部材で反射された前記周囲光を撮像する撮像手段と、前記撮像手段を配設するケース体と、を備えた視覚センサであって、前記光学部材は、前記周囲光を前記撮像手段へ導く導光部を有すると共に、前記ケース体は、前記導光部に接合され前記導光部の少なくとも一部分を覆う延設部を有するものである。
また、請求項2に記載した視覚センサは、請求項1に記載した視覚センサにおいて、前記導光部と前記延設部とはシール剤を介して接合してなるものである。
また、請求項3に記載した視覚センサは、請求項1に記載した視覚センサにおいて、前記導光部と前記延設部とに回り止め機構を備えてなるものである。
広範囲の周囲光を反射部材で反射させ、撮像手段によって撮像する視覚センサに関し、導光部からの不必要な光の入射を防止できるため、画像のコントラストを低下させるといった不具合を生じさせず、所望の画像を得ることが可能になる。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
図1及び図2において、視覚センサ10は、光学部材11と、ケース体12と、撮像素子13(撮像手段)と、回路基板14と、反射層15(反射部材)と、蓋体16とから構成されている。
光学部材11は、図3に示すように中実な透光性樹脂(例えばポリカーボネート)からなるものであり、略球形状の基部17と、略円柱形状の導光部18とを有している。光学部材11の基部17は、周囲光Lが入射する球面形状の入射面17aと、双曲面形状の凹部17bとを有している。光学部材11の入射面17aは、凹部17bにおける双曲面の焦点f1より上方に中心が位置する球面となっている。なお、本明細書において、「球面」とは球の表面の少なくとも一部であり、球の表面全体ではない。
光学部材11の凹部17bには、アルミニウム(Al)またはクロム(Cr)等の金属膜からなる反射層15が形成されている。反射層15は、蒸着等の方法によって凹部17bにコーティングされてなるものである。また双曲面形状の凹部17bの頂部には、穴部17cが設けられている。穴部17cは、前記双曲面形状のX軸方向に沿った細長形状になっている。ゴースト像の原因になる周囲光Mは穴部11dの周面によって反射されるため、撮像素子13に達することが抑制される。
光学部材11の導光部18は、反射層15で反射された光をCCDカメラ等からなる撮像素子13に導くものであり、略円柱形状になっている。導光部18は、円筒形状の外周面18aと、撮像素子13に対向する出射面18bとを有している。導光部18の外周面18aの一部分には、図3に示すようにDカット部18cが形成されている。導光部18の出射面18bは、対になる双曲面の焦点f2に向かう光を撮像素子13に向けて屈折させるとともに、撮像素子13で結像させるものである。
ケース体12は、図4に示すように、光学部材11の導光部18に対応した略円筒形状をなしており、非透光性の樹脂製材料からなる。ケース体12は、底壁部12aと、円筒状の側壁部12bとを有している。底壁部12aには、撮像素子13を実装した回路基板14が配設固定されている。また側壁部12bの延長部分には、光学部材11の導光部18を覆う延設部12cが形成されている。また、延設部12c(側壁部12b)における内壁12cの一部分には、円筒の内面の一部分を平坦面とし、光学部材11の導光部18に形成されるDカット部18cに対応する位置決め部12dが形成されている。
尚、光学部材11のDカット部18cとケース体12の位置決め部12dとで、ケース体12に対する光学部材11の配設位置が定まる位置決め機構を構成するとともに、ケース体12に対する光学部材11の回り止め機構をも構成するものである。また、光学部材11とケース体12との接合条件としては、撮像素子13及び回路基板14とを収納するケース体12の収納空間Sの密閉性を確保するため、シール剤がケース体12及び光学部材11との接合部分、即ち導光部18の外周面18aと延設部12cの内壁12cとの間に紫外線硬化型接着剤やシリコーンゴム等のシール剤が配設されることになる。
周囲光Lは、入射面17aから基部17の内部に入射し、反射層15で反射され、導光部18によって撮像素子13に導かれる。視覚センサ10は、0°から仰角約30°までの視野C1及び0°から俯角30°までの視野C2を有している。撮像素子13から出力された画像データは、図示しない画像処理部に出力され、視覚センサ10の周囲にある障害物の認識等に利用される。
蓋体16は、樹脂製材料から構成され、反射層15が形成される凹部17b上を覆うように光学部材11(基部17)の開口端部17dに配設される。蓋体16は、凹部17bへの水や塵等の侵入を防止するべく、接着剤を介して密閉性良く開口端部17d上に配設される。
かかる視覚センサ10は、周囲光Lが入射する入射面17aを有する中実な透光性材料からなる光学部材11と、光学部材11の双曲面形状の凹部17bに設けられ、周囲光Lを反射させる反射層15と、反射層15で反射された周囲光Lを撮像する撮像素子13と、を備えた視覚センサに関し、光学部材11に一体に設けられ周囲光Lを撮像素子13へ導く導光部18と、撮像素子13を配設するためのケース体12とを備え、ケース体12の一部を延長してなる延設部12cと導光部18とを接合するとともに、延設部12cによって導光部18の外周面18aを覆ってなるものである。
従って、導光部18に照射される周囲光Mは、ケース体12の延設部12cによって遮られるため、画像のコントラストを低下させるといった不具合を発生することがない。
また、導光部18と延設部12cとに、Dカット部18c及び位置決め部12dから構成される位置決め機構及び回り止め機構を備え、また、導光部18と延設部12cとは、前記シール剤を介して接続してなることから、視覚センサ10の組立性を向上させることができ、しかも前記回り止め機構を構成することから、光学部材11及びケース体12の何れか一方が回転する際に発生する前記シール剤の破損の発生がなくなり、ケース体12における収納空間Sの密閉性を向上させることが可能となる。
尚、反射層15は、双曲面形状の凹部17bに形成されることに限定されるものではなく、例えば円錐形状の凹部に形成されるものであっても良い。また、各実施形態の反射部材は、凹部17bにコーティングされた反射膜15であったが、例えば、金属薄板からなる反射部材を光学部材11にインサート成形しても良い。また、撮像手段はCCD等の撮像素子13であったが、例えばCMOSカメラであっても良い。
また、本発明の実施形態では、光学部材11とケース体12との回り止め機構において、光学部材11にDカット部18cを設け、またケース体12に位置決め部12dを設けることで前記回り止め機構を構成するものであるが、本発明の回る止め機構は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、光学部材11の導光部18の外周面を多角形状とし、またケース体12の延設部12cの内壁12を導光部18の外周面に合わせて多角形状の位置決め部とし、これらを回り止め機構とするものであっても良い。
また、本発明の実施形態では、延設部12cによって導光部18の外周面18a全体をものであったが、周囲光Mの入射条件によって、導光部18の半分を覆うものであっても良い。
本発明の実施形態の視覚センサを示す断面図である。 同上実施形態の光路を示す説明図である。 同上実施形態の光学部材を示す図である。 同上実施形態のケース体を示す図である。 従来の視覚センサを示す断面図である。
10 視覚センサ
11 光学部材
12 ケース体
12a 底壁部
12b 側壁部
12c 延設部
12d 位置決め部
13 撮像素子(撮像手段)
15 反射層(反射部材)
17 基部
17a 入射面
17b 凹部
18 導光部
18a 外周面
18b 出射面
18c Dカット部
S 収納空間

Claims (3)

  1. 周囲光が入射する入射面を有する中実な透光性材料からなる光学部材と、前記光学部材の凹部に設けられ、前記周囲光を反射させる反射部材と、前記反射部材で反射された前記周囲光を撮像する撮像手段と、前記撮像手段を配設するケース体と、を備えた視覚センサであって、
    前記光学部材は、前記周囲光を前記撮像手段へ導く導光部を有すると共に、前記ケース体は、前記導光部に接合され前記導光部の少なくとも一部分を覆う延設部を有することを特徴とする視覚センサ。
  2. 前記導光部と前記延設部とはシール剤を介して接合してなることを特徴とする請求項1に記載の視覚センサ。
  3. 前記導光部と前記延設部とに回り止め機構を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の視覚センサ。
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