JP2008120771A - 便秘改善剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、安全性に優れ、食生活に簡便に組み込むことが可能な、便秘症状を改善し得る便秘改善剤及びこれを配合した食用組成物を提供することを課題とした。
【解決手段】アクチニジン、アクチニジン及びアスコルビン酸、又は、アクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維を有効成分として含有してなる便秘改善剤が提供され、ここで前記有効成分はキウイフルーツから得られる抽出物を含み、前記有効成分のうち少なくともアクチニジンが親水系物質で被覆されたものが望ましい。又、前記便秘改善剤を含有してなる便秘改善用飲食品が提供される。
【選択図】なし。

Description

本発明は、少なくともアクチニジンを有効成分として含有してなる便秘症状改善剤及びこれを含んでなる食用組成物に関するものである。
日常生活において、便秘を経験したことのない者はいないといわれている。便秘の症状とは、排便の頻度が少なく、排泄される便が硬く且つ少ない状態をいう。便秘症状は、ほとんどの場合は一過性であり、数日程度で自然に回復し、正常な排便パターンに戻るが、この状態が慢性化すると様々な身体的及び精神的症状が発現する。すなわち、腹部の膨満感、圧迫感、不快感、痛みをともない、胸やけや食欲不振、肌荒れ等、又、頭痛、めまい、発熱、不眠、不安感増大や集中力低下等を誘発し、日常生活に支障をきたすことがある。
便秘は、その因果関係から、腸管そのものの機能の低下による機能性便秘、精神的ストレスや不安によって腸管のぜん動運動が異状になり、便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群、糖尿病や癌等の疾病や腸の炎症、狭窄、癒着等の障害によって腸管が狭くなるためにおきる器質性便秘に分類される。便秘の多くは、一過性のものを除き、機能性便秘といわれるものであり、腸のぜん動運動の異常によるもの(弛緩性便秘)、腸管の痙攣によるもの(痙攣性便秘)及び便意を促す直腸機能の低下によるもの(直腸性便秘)のいずれかである。又、近年の社会的背景(精神的ストレス過多)と生活環境の変化(食事パターンの偏り及び簡素化、運動不足、睡眠不足等)に関連して過敏性腸症候群が増加している。
便秘を改善するために、従来から、水分補給、規則的な食事生活や排便の習慣づけ、適度な運動とストレス軽減が勧められ、食事において食物繊維、乳酸菌、ヨーグルト、果糖、オリゴ糖、クエン酸やリンゴ酸等の有機酸等の積極的摂取が推奨されてきた。しかしながら、これらの方策は必ずしも十分な効果を奏していなかった。又、強固な便秘の場合は、下剤をはじめとする種々の薬物治療が試みられているが、部位特異的な薬物が多く、薬物依存性を高める等の副作用を呈するものも知られているため医師の指導の下で投与しなければならない制限があった。
かかる実情に鑑み、本発明は、安全性に優れ、食生活に簡便に組み込むことが可能な、便秘症状を改善し得る便秘改善剤及びこれを配合した食用組成物を提供することを課題とした。
前記課題を解決するために、本発明者らは、便秘症状とこれを改善するための素材について鋭意検討を重ねた結果、意外にもアクチニジンが種々の便秘症状を顕著に改善し得ること、及び、これを飲食品等の食用組成物に有効利用できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、アクチニジンを有効成分として含有してなることを特徴とする便秘改善剤が提供される。
本発明の便秘改善剤は、アクチニジン及びアスコルビン酸を有効成分として含有してなるものがより望ましく、更には、アクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維を有効成分として含有してなるものがより一層望ましい。
本発明の便秘改善剤において、前記の有効成分、すなわち、アクチニジン、アクチニジン及びアスコルビン酸、及び、アクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維、はキウイフルーツを原料として得られるものが望ましく、キウイフルーツの望ましい態様はキウイフルーツの果肉、果汁又はこれらの抽出物あるいは精製物である。
本発明の便秘改善剤の有効成分は、少なくともアクチニジンが親水系物質で被覆され又は親水系物質に吸着された形態のものであることが望ましい。
なお、本発明の便秘改善剤における便秘とは、便秘症状又は過敏性腸症候群の症状の少なくとも1つの症状を呈するものであることが好適である。
本発明によれば、又、前記便秘改善剤のいずれかを含有してなる食用組成物が提供され、該食用組成物は飲食品であることが望ましい。
本発明の便秘改善剤は、従来から食用に供せられ食経験の豊富な原料から得られる物質を使用するために安全性が優れており、使用する量や頻度を増強させる等の副作用がなく、効率的に便秘症状を改善することができる効果を奏する。一過性の便秘症状はもとより慢性的な機能性便秘症状や精神的ストレスに起因し便秘と下痢の症状を繰り返す過敏性腸症候群に対して顕著な効果を奏する。又、本発明の便秘改善剤は、これを単独で経口摂取して便秘改善用の栄養補助食品として利用することができ、通常の食事メニューの加工食品としても摂取することができる。ヒト以外の動物、例えば、家畜やペットの餌料や経口摂取物の形態でも利用することも可能である。更に、本発明の便秘改善剤は、便秘症状の発現を予防する効果も期待できる。
以下に本発明を詳細に説明する。先ず、本発明の便秘改善剤はアクチニジンを有効成分として含有してなることを特徴とする。
アクチニジンは、分子量が約24kDaの蛋白質分解酵素の一種で、システインプロテアーゼに分類される(EC3.4.22.14)。キウイフルーツ、マタタビ、サルナシ等のマタタビ属(Actinidia)に属する植物の果実に含まれ、食品添加物として使用され、ゼラチンのゲル化抑制、食肉の軟化及び分解促進、舌苔の除去等の作用が知られている。本発明の便秘改善剤では、かかるアクチニジンを単独で又は以下に述べる特定原料成分とともに有効成分として含有せしめる。
本発明に係るアクチニジンの態様は、前記マタタビ属植物の果実、果汁、これらの乾燥物、抽出物及び精製物からなる群から選択される1種又は2種以上とすることができるが、取り扱い性、製品安定性、製造コストの面から抽出物が好適である。該抽出物は、前記マタタビ属植物の果実全体あるいは外皮及び/又は果芯部を除いた果肉を適当に細断し又は圧搾して果汁となし、これに等重量ないし約50倍重量の水又は含水エタノールを加えて十分に混合した後、不溶物を濾過あるいは遠心分離等により除去して抽出液を採取し、前記抽出溶媒を減圧乾燥や凍結乾燥等によって除去することにより得ることができる。ここで、マタタビ属植物としてはキウイフルーツが入手容易であるため好適であり、アクチニジンの活性低下を防止するために、含水エタノールはエタノール濃度が約10重量%以下であることが望ましく、又、前記各処理は約60℃以下、より好ましくは30℃以下で操作するのがよい。なお、本発明に係るアクチニジンの起源はマタタビ属植物に限定されることはなく、又、アクチニジンは前記抽出物を分別、分画、カラムクロマトグラフィー等の公知の手段によって更に高純度に精製したものでもよい。本発明に係るアクチニジン及びこの含有物は、本発明の目的に鑑み、経口摂取時の胃中におけるアクチニジン活性の低下を抑制するために、硬化油脂、ロウ、固形パラフィン等の疎水性物質やセルロース、セルロース誘導体、化工デンプン等の親水性物質を用いて公知の方法で被覆処理し、粒状物あるいは粉末物に加工することが望ましい。
本発明の便秘改善剤のより望ましい態様は、アクチニジン及びアスコルビン酸を有効成分として含有してなることを特徴とする。
この態様において、アクチニジンは前述のものを使用することができる。アスコルビン酸は、アスコルビン酸、そのナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等の塩類、パルミチン酸、オレイン酸等の脂肪酸とのエステル類、アスコルビン酸鉄化合物、アスコルビン酸二リン酸等を含めて、公知のものを用いることができる。アクチニジンを基準とするときのアスコルビン酸の比率(重量基準。以下同様)は、アクチニジン:アスコルビン酸=1:0.01〜10、より好ましくは1:0.05〜5、更に望ましくは1:0.1〜3である。本発明においては、アクチニジンとアスコルビン酸を併用することによって、アクチニジンのみを有効成分とする場合に比べて、より強力な便秘改善効果を発現させることができる。両者の比率が前記範囲の下限値を下回って少ないと併用による所望効果が発現し難くなり、前記範囲の上限値を超えて多く併用しても更なる所望効果を期待できない。
本発明の便秘改善剤の更に望ましい態様は、アクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維を有効成分として含有してなることを特徴とする。
この態様において、アクチニジン及びアスコルビン酸は前述のものを使用することができる。食物繊維は、我国では、「ヒトの消化酵素では消化されない食品中の難消化性成分の総体」(「五訂日本食品標準成分表」(科技庁資源調査会編))と定義され、ほとんど全ての食品や食品原料に含まれており、その生理作用として大腸機能の改善(便通や大腸内環境の改善)、血糖値の改善、血中コレステロールの改善等が知られている。一般的に不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に分類され、前者には主に植物細胞壁を構成する成分であるセルロース、ヘミセルロース、ペクチン等の多糖類やリグニン、キチン等があり、後者には植物細胞質中のペクチン、海藻多糖類(アルギン酸、ラミナリン、フコイダン等)、グルコマンナン、グアーガム、アラビアガム、アカシアファイバー、ガラクトマンナン、微生物多糖類(キサンタンガム、カードラン、プルラン等)、化学的処理物(メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体、化工デンプン、難消化性デキストリン、ポリデキストロース等)、オリゴ糖等がある。
本発明の便秘改善剤において、アクチニジンと併用する食物繊維は前述の例示に限定されることなく公知のものを使用することができる。アクチニジンと食物繊維との比率は、アクチニジン:食物繊維=1:0.1〜100、より好ましくは1:1〜50、更に望ましくは1:2〜30である。アクチニジンとアスコルビン酸との比率は前記と同様のものでよい。本発明においては、アクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維を併用することによって、アクチニジンのみを有効成分とする場合やアクチニジン及びアスコルビン酸を有効成分とする場合に比べて、更に一層顕著な便秘改善効果を発現させることができる。これら三成分の比率が前記範囲の下限値を下回ると併用による所望効果が低下する傾向があり、前記範囲の上限値を超過して併用しても更なる所望効果を期待できない。
本発明の便秘改善剤には、公知の便秘改善作用を有する成分やその含有素材を併用してもよい。これらの例として、乳酸菌、ビフィズス菌、グリセリン、ハーブ植物精油(クローブ油、フェンネル油、レモン油、ローズマリー油、ブラックペッパー油、ペパーミント油等)、植物ステロール(ブラシカステロール、スチグマステロール、ベータシトステロール、カンペステロール等)及びその脂肪酸エステル、コンドロイチン硫酸及びその塩類(アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩等)、センナ茎抽出物、センノシドA、センノシドB、アロエ抽出物、エモジン、アロエエモジン、ライン、アロイン、生糸加水分解物、セリシン、クワ葉抽出物、デオキシノジリマイシン、ケール粉末、プロポリスエキス、モリンダシトリフォリア(ヤエヤマアオキ)葉抽出物、ビール酵母エキス、茶多糖類、ヒアルロン酸、セラミド、ローズヒップ抽出物、柑橘類(みかん、オレンジ、グレープフルーツ等)のアルベド(中果皮)、白桃花エキス、キノコ類(エリンギ、木耳、マイタケ、霊芝等)の乾燥粉末及び熱水抽出物、サイリウム粉末及びその部分加水分解物、海藻(海苔、ワカメ、コンブ、ヒジキ等)及びその水溶性成分、ポルフィラン、フコイダン、アルギン酸及びその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩等)、ラクトフェリン、クエルセチン、ケンフェロール、ゲニステイン、ダイゼイン、ハイメトキシルペクチン、胆汁酸及びその塩、蕎麦の水抽出物、ヒドロキシ脂肪酸(10−ヒドロキシデセン酸、9,10−ジヒドロキシステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、リシノール酸等)、ビール粕、酵母細胞壁及びそのアルカリ加水分解物、キトサン、ココアパウダー、穀物又は豆類外皮の麹菌発酵液、乳酸重合物、イヌリン、イヌロオリゴ糖(ヘキサオース、ヘプタオース等)、シナガワハギ熱水抽出物、ツボクサ熱水抽出物、イソフラボン配糖体、糖アルコール類(キシリトール、ソルビトール、マンニトール、マルチトール等)、カスカラサクラダ抽出物、有機酸(クエン酸、リンゴ酸等)等を挙げることができる。尚、本発明はこれらの例示によって何ら限定されるものではない。
本発明の便秘改善剤は、必須原料成分としてのアクチニジンを該剤全量に対して約0.01重量%〜100重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約80重量%とし、又、アスコルビン酸及び食物繊維はアクチニジンに対する前述の各比率の範囲内で適宜に選択し、これらとともに必要に応じて前記の便秘改善作用を有する公知の成分やその含有素材、経口摂取するために通常利用される公知の賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、湿潤剤、流動化剤、保存剤、界面活性剤、安定剤、希釈剤、溶解剤、等張化剤、殺菌剤、防腐剤、矯味剤、矯臭剤、着色剤、香料等の添加物質を適宜に併用して、常法により調製することができる。該剤の形態は、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、液剤等の経口用製剤のほか、一般加工飲食品へ配合した形態の組成物とすることができる。
本発明の便秘改善剤が有用性を有する特徴は、これが腸のぜん動運動の異常、腸管の痙攣、直腸機能の低下等によって生じる機能性便秘の症状、及び、精神的ストレスや不安によって腸管のぜん動運動が異状になり、便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群の便秘症状のいずれか一方又は両方の便秘症状に対して顕著な改善効果を発揮することにある。又、過敏性腸症候群においては、下痢症状を緩和し改善する効果も併せもつことにある。したがって、本発明の便秘改善剤は機能性便秘及び過敏性腸症候群の少なくとも便秘症状の改善に対して好適に適用され、後者の場合は下痢症状の改善に対しても利用される。
なお、本発明の便秘改善剤においては、有効成分のうち少なくともアクチニジンが親水系物質で被覆されている形態あるいは親水系物質に吸着又は混合されている形態のものを用いることが好ましい。このような被覆物、吸着物又は混合物となすことにより、アクチニジンの酸化等による活性低下を抑制し安定性を増強させることが可能となり、飲料等の水系組成物に配合し易くなる。ここで、親水系物質とは、水性物質と親和性を有する物質であり、望ましくは被覆膜形成能のあるものをいい、具体例として多糖類(キサンタンガム、グアーガム、タマリンドシードガム、サイリウムシードガム等)、澱粉及び化工澱粉、酵母細胞壁成分、グルカン、マンナン、シェラック、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カラギーナン、プルラン、カルボギシメチルセルロース等の各種セルロース誘導体、大豆たん白、ホエーたん白、ツェイン等を挙げることができる。より好適には多糖類、澱粉、酵母細胞壁成分、シェラック、ゼラチン、大豆たん白、ツェイン及びマンナンからなる群から選ばれる1種又は2種以上であり、更に好ましくは酵母細胞壁成分及びシェラックである。かかる親水系物質を被覆するには、前記親水系物質を適宜に水、エタノール、その他の溶媒に溶解させた液状物となし、これをアタチニジン又はアクチニジン含有物に付着、乾燥して親水系物質の被覆膜を形成させることができる。又、シクロデキストリン(α型、β型、γ型、δ型等)を用いて包接物となすことも望ましい態様である。
本発明の便秘改善剤は、アクチニジン、より好ましくはアクチニジン及びアスコルビン酸、更に好ましくはアクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維を必須成分として含有してなるものであり、これ自体を飲食品、医薬品、飼料、化粧料、その他産業分野の様々な製品とすることができ、又、これら各種製品の配合原料の一部として使用する態様でも利用できる。経口用途に適用することができ、とりわけ飲食品用途が好適である。これらの例を以下に述べるが、本発明はこれによって何ら制限を受けるものではない。
飲食品の具体例として、野菜ジュース、果汁飲料、清涼飲料、茶等の飲料類、スープ、ゼリー、プリン、ヨーグルト、ケーキプレミックス製品、菓子類、ふりかけ、味噌、醤油、ソース、ドレッシング、マヨネーズ、植物性クリーム、味噌、焼肉用たれや麺つゆ等の調味料、麺類、うどん、蕎麦、スパゲッティ、ハムやソーセージ等の畜肉魚肉加工食品、ハンバーグ、コロッケ、ふりかけ、佃煮、ジャム、牛乳、クリーム、バター、スプレッドやチーズ等の粉末状、固形状又は液状の乳製品、マーガリン、パン、ケーキ、クッキー、チョコレート、キャンディー、グミ、ガム等の各種一般加工食品のほか、粉末状、顆粒状、丸剤状、錠剤状、ソフトカプセル状、ハードカプセル状、ペースト状又は液体状の栄養補助食品、特定保健用食品、機能性食品、健康食品、濃厚流動食や嚥下障害用食品の治療食等を挙げることができる。
これらの飲食品を製造するには、公知の原材料及び本発明の便秘改善剤を用い、あるいは公知の原材料の一部を本発明の便秘改善剤で置き換え、常法によって製造すればよい。例えば、本発明の便秘改善剤を、必要に応じてグルコース(ブドウ糖)、デキストリン、乳糖、澱粉又はその加工物、セルロース粉末等の賦形剤、ビタミン、ミネラル、動植物や魚介類の油脂、たん白(動植物や酵母由来の蛋白質、その加水分解物等)、糖質、色素、香料、酸化防止剤、界面活性剤、その他の食用添加物、各種栄養機能成分を含む粉末やエキス類等の食用素材とともに混合して粉末、顆粒、ペレット、錠剤等の形状に加工したり、常法により前記例の一般食品に加工処理したり、これらを混合した液状物をゼラチン、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース等の被覆剤で被覆してカプセルに成形したり、飲料(ドリンク類)の形態に加工して、栄養補助食品や健康食品として利用することは好適である。とりわけ錠剤、カプセル剤やドリンク剤が望ましい。
かかる飲食品に配合する本発明の便秘改善剤の比率は、飲食品の形態、本発明の便秘改善剤中のアクチニジン、アスコルビン酸、食物繊維の含量、他の配合原料の種類や成分等のちがいにより一律に規定しがたいが、飲食品中のアクチニジン含量が約0.01重量%〜約90重量%、より望ましくは約0,1重量%〜約50重量%となるように、アクチニジン、その含有物を用い、食物繊維を併用する場合は、アクチニジン:食物繊維=1:0.1〜100、より好ましくは1:1〜50、更に望ましくは1:2〜30の比率で食物繊維を用い、又、食物繊維及びアスコルビン酸を併用する場合は、アクチニジンに対する食物繊維の比率は前記同様とし、かつアクチニジン:アスコルビン酸=1:0.01〜10、より好ましくは1:0.05〜5、更に望ましくは1:0.1〜3の比率でアスコルビン酸を用い、これらに適宜にその他の飲食品製造用原料を組み合わせて処方を設計し、常法に従い目的とする飲食品を調製すればよい。アクチニジン含量が約0.01重量%を下回るような飲食品ではアクチニジンによる所望効果を期待するために多量の当該飲食品を摂取しなければならず、一方、約90重量%が本発明の飲食品中の実用的な最大量である。本発明の飲食品は、ヒト(成人)の場合、1日あたりのアクチニジン摂取量の目安を約10mg〜約1000mg、望ましくは約20mg〜約500mg、さらに望ましくは約50mg〜約200mgとして任意の方法、例えば、経口摂取、経管投与等の方法で体内に取り込むことができる。
次に、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。各例において、%、部及び比率はいずれも重量基準である。
製造例1(アクチニジンの精製物)
市販のニュージーランド産キウイフルーツ(ヘイワード種)2個217gの果皮を取り除いた果肉を圧搾して搾汁を得、該搾汁を遠心分離(4℃、10,000rpm、10分)して上清を分取した。この上清に5モル水酸化ナトリウム水溶液を加えてpH6.0に調整した後、Brocklehurst等の方法(Brocklehurst K,et.al.、The Blochemical Journal、第197巻、第739頁〜第746頁、1981年)により、硫安沈殿処理してアクチニジン含有画分を得た。次いで、この画分をチオプロピル−セファロース6B(GEヘルスケア バイオサイエンス社)カラムを用いたコバレントクロマトグラフィーにより精製し、アクチニジンをほぼ単一成分とする精製アクチニジン含有液を分取し、凍結乾燥して精製アクチニジン(試料1)48mgを調製した。このものは、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)法による分析からほぼ純品のアクチニジン(分子量:約24kDaの単一バンド)であった。
製造例2(アクチニジン及びアスコルビン酸の混合物)
試料1とアスコルビン酸(DSMニュートリションジャパン(株)製、微粉末)とを混合して、試料1:アスコルビン酸=1:2の混合組成物(試料2)を調製した。
製造例3(アクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維の混合物)
試料1とアスコルビン酸(DSMニュートリションジャパン(株)製、微粉末)と、食物繊維として難消化性デキストリン(松谷化学工業(株)製、ファイバーソル2(登録商標))とを混合して、試料1:アスコルビン酸:食物繊維=1:0.5:15の混合組成物(試料3)を調製した。
製造例4(アクチニジン含有抽出物)
市販のニュージーランド産キウイフルーツ(ヘイワード種)10個965gを剥皮した果肉を圧搾して搾汁を得、この搾汁に5重量倍の水を加えて混合し、不溶物を濾別した後、凍結乾燥及び粉砕して粉末状のアクチニジン含有抽出物(試料4)を調製した。これには、アクチニジンが3.8%、アスコルビン酸が0.9%及び水溶性食物繊維が9.5%含まれていた。なお、アクチニジン含量は西山等の文献(西山一朗等、日本食品科学工学会誌、第49巻、第401頁〜第408頁、2002年)に記載の方法により求めた。すなわち、試料1を標品物質、牛血清アルブミン(シグマ社、試薬)を内部標準として、12%ポリアクリルアミドゲルを用いたSDS−PAGE法により得られた電気泳動像をゲル撮影装置及び画像解析システム(アトー(株)製、AE−6940V−FXデンシトグラフ)で定量分析した。
製造例5(アクチニジンの被覆物)
製造例1に記載の方法で別途調製した試料1の30gと酵母細胞壁7.7%を含む分散液(キリンビール(株)製、商品名:イーストラップ(登録商標))100mLとを混合した後、凍結乾燥させてアクチニジン精製物の被覆物(試料5)を調製した。
製造例6(アクチニジン及びアスコルビン酸の混合物の被覆物)
製造例2に記載の方法で別途調製した試料2の200gと酵母細胞壁7.7%を含む分散液(キリンビール(株)製、商品名:イーストラップ(登録商標))900mLとを混合した後、凍結乾燥させてアクチニジン精製物及びアスコルビン酸の混合物の被覆物(試料6)を調製した。
製造例7(アクチニジン含有物の吸着物)
製造例4に記載の方法で別途調製した試料4の10gを含む水溶液50mLと微結晶セルロース(研光通商(株)製)5gとを混合した後、10℃で乾燥させて、アクチニジン含有物の吸着物(試料7)を調製した。
試験例1(便秘改善作用)
本発明の便秘改善剤が便秘症状の回復、改善に及ぼす影響を以下の方法で調べた。すなわち、本発明に係る試料1〜試料7の各々155mgを充填したゼラチンハードカプセルを調製した。なお、比較試料として、試料1を80℃で30分間加熱処理したものを同様にハードカプセルに充填した(試料8)。便秘症状のみを有する者(摂取1試料につき男性5名及び女性5名の合計10名、年齢:20歳〜75歳、全平均年齢:36.5歳)、及び、便秘症状と下痢症状を繰り返す者(摂取1試料につき男性3名及び女性2名の合計5名、年齢:23歳〜58歳、全平均年齢:31.4歳)に対して、前記カプセルを1日2回、食事前に2〜3カプセル/回、5カプセル/日の目安で各1週間摂取してもらい、便秘症状の変化をアンケート調査した。その結果の一部を表1に示す。
Figure 2008120771
表1から、本発明に係る試料1〜試料7を摂取した場合はいずれも、摂取前の状態と比べて、排便回数が増え、下剤の使用回数が減少することが明らかになった。また、下痢便の回数も著しく減少した。これに対して試料9(比較試料)では、排便回数及び下痢便回数がともに摂取前の状況と変化なく、下剤の使用回数が増加していた。このことから、アクチニジンを摂取することにより、便秘症状を有する者や便秘症状及び下痢症状を繰り返す者(いわゆる過敏性腸症候群)において、排便が促進されて排便回数が増加し、下剤の使用頻度を減らすことが可能となり、又、下痢便を抑制できることも確認された。これらの効果は、アクチニジンとともにアスコルビン酸を併用した場合(試料2)やアスコルビン酸及び食物繊維を併用した場合(試料3)に顕著なものであり、これらの被覆物(試料5〜試料7)の場合でも同様であった。これらの試料はいずれも毎食事前に摂取していることから、便秘症状や下痢症状の改善効果とともに予防効果も十分期待できる。
(実施例1:飲食品)
本発明の便秘改善剤としてのアクチニジン精製物(試料1)、アクチニジン精製物及びアスコルビン酸の混合物(試料2)、アクチニジン精製物及びアスコルビン酸及び食物繊維の混合物(試料3)、アクチニジン含有抽出物(試料4)、アクチニジン精製物の被覆物(試料5)、アクチニジン精製物及びアスコルビン酸の混合物の被覆物(試料6)及びアクチニジン含有抽出物の吸着物(試料7)のうちいずれか1種をカプセル充填機に供して、常法により1粒あたり内容量が145mgのゼラチン被覆ハードカプセル製剤を試作した。その他の試料についても同様に処理して7種類のゼラチン被覆ハードカプセル製剤を試作した。これらのカプセル製剤は経口摂取できる栄養補助食品として利用できる。
(実施例2:飲食品)
本発明の便秘改善剤としてのアクチニジン含有抽出物(試料4)30部、センナ茎抽出物(ビーエイチエヌ(株)製)0.5部、コーンスターチ(日本コーンスターチ(株)製)100部、リン酸三カルシウム(米山化学工業(株)製)55部及びリボフラビン(DSMニュートリション・ジャパン(株)製)8部を混合機に仕込み、10分間攪拌混合した。この混合物を直打式打錠機に供して直径7mm、高さ4mm、重量150mg/個の素錠を作成し、ついでコーティング機でシェラック被膜を形成させて錠剤形状の食品を試作した。
(実施例3:飲食品)
市販のオレンジジュース1Lに本発明の便秘改善剤としてのアクチニジン精製物及びアスコルビン酸の混合物の被覆物(試料6)20gを加えて十分に混合し均質なオレンジ風味飲料を試作した。これは冷蔵庫で3週間保存しても外観及び風味に異状及び違和感は認められなかった。
本発明の、アクチニジン、アクチニジン及びアスコルビン酸、アクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維を有効成分として含有してなる便秘改善剤は、これを経口摂取することにより便秘症状及び下痢症状を改善する作用を有するため、これらの症状を改善するための飲食品、医薬品、医薬部外品、飼料等に有効利用できる。

Claims (8)

  1. アクチニジンを有効成分として含有してなる便秘改善剤。
  2. アクチニジン及びアスコルビン酸を有効成分として含有してなる便秘改善剤。
  3. アクチニジン及びアスコルビン酸及び食物繊維を有効成分として含有してなる便秘改善剤。
  4. 有効成分がキウイフルーツを原料として得られるものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の便秘改善剤。
  5. キウイフルーツがキウイフルーツの果肉、果汁又はこれらの抽出物あるいは精製物である請求項4に記載の便秘改善剤。
  6. 有効成分のうち少なくともアクチニジンが親水系物質で被覆又は親水系物質に吸着されたものである請求項1〜5のいずれか1項に記載の便秘改善剤。
  7. 便秘が便秘症状又は過敏性腸症候群症状を呈するものである請求項1〜6のいずれか1項に記載の便秘改善剤。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の便秘改善剤を含有してなる食用組成物。
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