JP2008120549A - エレベータの呼び登録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、不審者によるエレベータの利用を抑制しつつ、利用者の利便性を向上させることができるエレベータの呼び登録装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】エレベータの各階の乗場には、利用者から乗場呼び登録操作を兼ねた行先階登録操作を受けるタッチパネル3、タッチパネル3を利用する利用者を撮影するための乗場撮影部としてのカメラ4、音声出力手段としてのスピーカ5、及び呼び登録装置本体6が設けられている。呼び登録装置本体6は、カメラ4からの画像情報から利用者の顔画像を抽出する。利用者の顔画像が抽出されると、呼び登録装置本体6は、抽出された利用者の顔画像をタッチパネル3の表示画面に表示するとともに、利用者による行先階登録操作を許可する。
【選択図】図1

Description

この発明は、利用者の顔画像を利用したセキュリティ機能を有し、利用者の操作に応じてエレベータの呼び登録を行うエレベータの呼び登録装置に関するものである。
従来のエレベータ制御装置では、不審者によるエレベータの利用を拒むために、乗場で取得された利用者の顔画像情報と事前に登録された顔画像情報とが互いに照合されることによって利用者が個人認証を受け、個人認証を受けた利用者のエレベータの利用が許可される(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−89095号公報
上記のような従来のエレベータ制御装置では、利用者の顔画像を事前に登録する必要があるため、この登録作業によって利用者の利便性が低下してしまう。これとともに、利用者の顔画像は、時間経過に伴って変化(老化・成長)するため、照合ミスが発生することがあり、この照合ミスによっても利用者の利便性が低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、不審者によるエレベータの利用を抑制しつつ、利用者の利便性を向上させることができるエレベータの呼び登録装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの呼び登録装置は、乗場に設けられ、利用者による乗場呼び登録操作を受ける乗場操作部、乗場操作部を利用する利用者の画像を撮影する撮影部、及び撮影部からの画像情報から利用者の顔画像を抽出するとともに、利用者の顔画像を抽出することによって利用者による乗場呼び登録操作を有効とし、乗場操作部からの乗場呼び登録操作に応じて乗場呼びを登録する呼び登録装置本体を備えたものである。
この発明のエレベータの呼び登録装置は、撮影部からの画像情報から乗場利用者の顔画像が抽出されることによって、利用者による乗場呼び登録操作が有効となるので、顔画像の事前登録が不要となり、照合ミスも生じないことにより、利用者の利便性を向上させることができる。これとともに、顔画像の撮影を拒む心理が不審者に作用することにより、不審者によるエレベータの利用を抑制することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの呼び登録装置を示すブロック図である。図2は、図1のタッチパネル3、カメラ4及びスピーカ5を示す正面図である。
図において、複数のエレベータを含むエレベータ群の運行は、群管理装置1によって制御される。群管理装置1には、各エレベータのかごの運転を個別に制御する複数の各台制御装置2が接続されている。群管理装置1は、かごの運転を各台制御装置2に指示する。エレベータの各階の乗場には、乗場呼び登録操作を兼ねる行先階登録操作を利用者から受けるタッチパネル(タッチセンサ付ディスプレイ)3、タッチパネル3を利用する利用者を撮影するための乗場撮影部としてのカメラ4、音声出力手段としてのスピーカ5、及び呼び登録装置本体(行先階登録装置)6が設けられている。タッチパネル3は、乗場表示部としてのディスプレイ(例えばLCD;Liquid Crystal Display)7と、乗場操作部としてのタッチセンサ8とを有している。カメラ4は、タッチパネル3を利用する利用者の上半身を撮影するように、タッチパネル3の上方に配置されている。
タッチパネル3、カメラ4及びスピーカ5と呼び登録装置本体6とは、互いに接続されている。各階の呼び登録装置本体6は、通信路9を介して、群管理装置1に接続されている。また、呼び登録装置本体6は、システム制御部6a、データ格納部(データベース部)6b、顔画像抽出部(顔画像検出部)6c、表示制御部6d、センサ制御部6e、及び音声案内制御部6fを有している。システム制御部6aは、呼び登録装置本体6全体の動作を制御する。データ格納部6bには、呼び登録装置本体6の動作に関わる設定値(パラメータ)等の制御情報が格納されている。顔画像抽出部6cは、カメラ4から受けた画像情報から、人物の顔の特徴点(顔の輪郭、及び目鼻口等の部位の位置)を検出し、乗場利用者の顔画像を抽出する。顔画像抽出部6cは、抽出した顔画像をデータ格納部6bに格納(記憶)するとともに、乗場利用者の顔画像を抽出したことをシステム制御部6aに知らせる。
表示制御部6dは、システム制御部6aからの指示に基づいて、タッチパネル3(ディスプレイ7)の画面の表示内容を制御する。また、表示制御部6dは、タッチパネル3の表示画面をメッセージ表示部3a、階床・号機表示部3b、画像表示部3c、及び複数のボタン部からなるテンキー部3dに区切り、各表示部3a〜3c及びテンキー部3dの表示内容を個別に制御する。テンキー部3dのボタン部は、行先階登録用操作手段を構成している。また、テンキー部3dのボタン部は、0〜9までの数値入力用の数字ボタンと、地下階入力用のBボタンと、入力確定用の確定ボタンとを有している。ここで、表示制御部6dは、電源投入時に、データ格納部6bに予め格納されたタッチパネル制御用パラメータファイルを読み込み、テンキー部3dの表示レイアウト(表示位置、及びボタンの種類等)を決定する。タッチパネル制御用パラメータファイルには、図3に示すように、テンキー部3dの全体のボタン数と、ボタン毎のボタン表示位置決定・操作検出用の表示座標値と、数字ボタン(階床ボタン)の操作認識用の階床インジコード、又はBボタン部及び確定ボタン部の操作認識用の特定ボタンコードとが含まれている。
センサ制御部6eは、タッチパネル制御用パラメータファイルに基づいて、タッチパネル3(タッチセンサ8)のセンサ面におけるテンキー部3dに対応する箇所の操作状況(押下状況)を監視し、タッチパネル3のセンサ面上の被操作箇所を検出する。また、センサ制御部6eは、タッチパネル3の操作対応箇所、即ちテンキー部3dに該当する箇所が操作されると、表示制御部6dにタッチパネル3のセンサ面(操作面)の被操作箇所を知らせるとともに、システム制御部6aに操作内容(入力内容)を知らせる。そして、表示制御部6dは、タッチパネル3の表示画面におけるテンキー部3dの被操作箇所を変色表示する。即ち、呼び登録装置本体6は、タッチパネル3の表示内容の制御と、タッチパネル3のセンサ面の操作検出とを行う。音声案内制御部6fは、システム制御部6aからの指示に基づいて、スピーカ5から乗場へ音声案内を行う。
ここで、タッチパネル3の表示内容、及び呼び登録装置本体6についてより具体的に説明する。図4〜6は、図1のタッチパネル3の表示状態の一例を示す正面図である。呼び登録装置本体6は、顔画像が無入力状態のときに、例えば「カメラに顔を向けてください」等の顔の撮影を利用者に促すメッセージをメッセージ表示部3aに表示し、カメラ4により撮影された乗場の画像(動画)を画像表示部3cに表示する。また、呼び登録装置本体6は、カメラ4からの画像情報から利用者の顔画像を抽出する。つまり、呼び登録装置本体6は、カメラ4からの画像情報に利用者の顔画像が含まれていないかどうかを監視する。さらに、呼び登録装置本体6は、利用者の顔画像を抽出すると、抽出された利用者の顔画像(静止画)を画像表示部3cに表示するとともに、利用者による行先階登録操作を許可する(有効とする)。そして、呼び登録装置本体6は、例えば「行先階を押してください」等の行先階登録操作を促すメッセージを、メッセージ表示部3aに表示する。
さらにまた、呼び登録装置本体6は、利用者によりテンキー部3dのボタン部が操作されると、操作されている間だけボタン部を変色表示するとともに、タッチパネル3のボタン部に応じた入力内容、即ち入力された行先階を識別する。そして、呼び登録装置本体6は、入力された行先階を階床・号機表示部3bに表示する。ここで、図4に示す階床・号機表示部3bは、テンキー部3dにおける1ボタンが操作されてから3ボタンが操作された状態を表示しており、このときに、呼び登録装置本体6は、13階を行先階として認識している。
また、呼び登録装置本体6は、利用者による行先階登録操作を受けると、予め登録された設置階情報に基づく乗場呼び登録、及び設置階からのかごの行先階登録を行い、群管理装置1に登録内容を送信する。そして、呼び登録装置本体6は、登録内容に対する応答情報を群管理装置1から受けると、登録内容に対してかごが割り当てられたかどうかを、群管理装置1からの応答情報に基づいて確認する。このときに、呼び登録装置本体6は、かごが割り当てられたことを確認すると、その割り当てかごの番号(例えば「A」、「B」)を階床・号機表示部3bに表示し、画像表示部3cの表示内容を顔画像から乗場画像に戻す。これとともに、呼び登録装置本体6は、例えば「表示された号機にお乗り下さい」等の指定したかごへの乗車を促すメッセージをメッセージ表示部3aに表示する。
さらに、呼び登録装置本体6は、登録した行先階が非サービス階である場合や、存在しない階である場合等に、群管理装置1によってかごが割り当てられなければ、かごが割り当てられなかったことを示す字句(例えば「?」)を階床・号機表示部3bに表示するとともに、例えば「操作された階には止まりません」及び「操作された階は存在しません」等の入力エラーを示すメッセージをメッセージ表示部3aに表示する。このときに、呼び登録装置本体6は、所定の時間(例えば10秒)の間だけ、利用者による行先階の再入力を許可する。そして、所定の時間の間に行先階の再入力を受けなければ、呼び登録装置本体6は、利用者による行先階登録操作を禁止するとともに、画像表示部3cの表示内容を顔画像から乗場画像に切り換える。さらにまた、呼び登録装置本体6は、メッセージ表示部3aに表示するメッセージと同様の内容の音声案内をスピーカ5から出力する。
図7は、図1のデータ格納部6bに格納される操作ログ(操作履歴)情報の一例を示す説明図である。呼び登録装置本体6は、行先階登録操作を受けてから行先階登録を行うと、入力された行先階、設置階、操作時刻情報、及びかごの割り当て結果を、顔画像情報に対応付けて、操作ログ情報としてデータ格納部6bに格納(記憶)する。なお、図7における番号4の項目は、利用者による行先階入力時に入力エラーとなったことを示し、番号5のデータ列は、番号4のデータ列に対応する利用者が行先階の再入力を行ったことを示す。
図8は、図7の操作ログ情報の表示状態の一例を示す説明図である。呼び登録装置本体6は、管理者(ビル管理者及び保守員等)によって、テンキー部3dから予め設定された暗証番号が入力されると、データ格納部6bが格納している操作ログ情報を利用者履歴としてタッチパネル3の画面に表示する。また、呼び登録装置本体6は、入力エラーとなったデータ列を記憶していると、そのデータ列を他のデータ列と異なる色で表示する。さらに、呼び登録装置本体6は、次ページボタン、前ページボタン及び終了ボタンをタッチパネル3の画面の一部に表示する。次ページボタン及び前ページボタンとは、管理者による利用者履歴の画面切換操作用のボタン部であり、終了ボタンとは、利用者履歴から行先登録操作入力画面へ切り換えるためのボタンである。即ち、呼び登録装置本体6は、所定の読み出し操作として暗証番号が入力されることによって、暗証番号を入力した管理者の操作ログ情報へのアクセス(利用・閲覧)を許可する。
ここで、呼び登録装置本体6は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったコンピュータ(図示せず)により構成することができる。呼び登録装置本体6のコンピュータの記憶部には、システム制御部6a、データ格納部6b、顔画像抽出部6c、表示制御部6d、センサ制御部6e及び音声案内制御部6fの機能を実現するためのプログラムが格納されている。
次に、動作について説明する。図9は、図1の呼び登録装置本体6の動作を示すフローチャートである。まず、呼び登録装置本体6は、メッセージ表示部3aに顔の撮影を促すメッセージを表示するとともに、画像表示部3cにカメラ4により撮影された乗場の画像を表示する(ステップS1)。そして、呼び登録装置本体6は、カメラ4からの画像から利用者の顔画像を抽出したかどうかを確認し(ステップS2)、利用者の顔画像を抽出するまで待機する。利用者の顔画像を抽出すると、呼び登録装置本体6は、利用者による行先階登録操作を許可して、抽出した顔画像を画像表示部3cに表示するとともに、行先階登録操作を促すメッセージ(案内)をメッセージ表示部3aに表示する(ステップS3)。
そして、呼び登録装置本体6は、所定時間(例えば10秒)以内に、タッチパネル3のテンキー部3dが操作されたかどうかを確認する(ステップS4,5)。このときに、テンキー部3dが操作されないまま、所定時間が経過すると、タッチパネル3の表示リセットを行うとともに、利用者による行先階登録操作を禁止する(ステップS6)。そして、呼び登録装置本体6は、メッセージ表示部3aに顔の撮影を促すメッセージを表示するとともに、画像表示部3cにカメラ4により撮影された乗場の画像を表示し、利用者の顔画像を抽出するまで待機する。
一方、テンキー部3dが操作されると、呼び登録装置本体6は、テンキー部3dにおける操作を検出しているボタン部の変色表示を行い、入力された行先階を階床・号機表示部3bに表示する(ステップS7)。そして、呼び登録装置本体6は、所定時間(例えば10秒)以内に、テンキー部3dにおける確定ボタンが操作されたかどうかを確認する(ステップS8,9)。確定ボタンが操作されるか、又は所定時間が経過すれば、呼び登録装置本体6は、設置階での乗場呼び登録と、利用者による行先階登録操作に基づくかごの行先階登録とを行って、群管理装置1に登録内容を通知し、その登録内容を抽出した顔画像に対応付けて記憶する(ステップS10)。群管理装置1からの応答情報に基づいて、かごが割り当てられたかどうかを確認する(ステップS11)。
このときに、かごが割り当てられれば、呼び登録装置本体6は、利用者による行先階登録操作を禁止して、表示している利用者の顔画像を非表示に切り換える(ステップS12)。そして、呼び登録装置本体6は、かごの割当号機番号を操作ログに追加して記憶し、割当号機番号を階床・号機表示部3bに表示するとともに、指定されたかごへの乗車を促すメッセージをメッセージ表示部3aに表示しつつ、スピーカ5から音声出力を行う(ステップS13)。また、指定されたかごへの乗車を促すメッセージをメッセージ表示部3aに表示してから所定時間(例えば3秒)が経過すれば、呼び登録装置本体6は、タッチパネル3の表示リセットを行い(ステップS14)、メッセージ表示部3aに顔の撮影を促すメッセージを表示するとともに、画像表示部3cにカメラ4により撮影された乗場の画像を表示して、利用者の顔画像を抽出するまで待機し、同様の動作を繰り返す。
一方、かごが割り当てられなければ、呼び登録装置本体6は、入力エラーが発生したと判断して、入力エラーが発生したことを操作ログに追加して記憶し、かごが割り当てられなかったことを示す字句を階床・号機表示部3bに表示するとともに、入力エラーを示すメッセージをメッセージ表示部3aに表示しつつ、スピーカ5から音声出力を行う(ステップS15)。そして、呼び登録装置本体6は、所定時間(例えば3秒)待機した後に、行先階登録操作(再入力)を促すメッセージをメッセージ表示部3aに表示して(ステップS16)、所定時間(例えば10秒)以内に、タッチパネル3のテンキー部3dが操作されたかどうかを確認し、同様の動作を繰り返す。
上記のようなエレベータの呼び登録装置では、カメラ4からの画像情報から利用者の顔画像が抽出されることによって、利用者による行先階登録操作が有効となるので、顔画像の事前登録が不要となり、照合ミスも生じないことにより、利用者の利便性を向上させることができる。これとともに、顔画像の撮影を拒む心理が不審者に作用することにより、不審者によるエレベータの利用を抑制することができる。
また、顔画像の事前登録が不要となり、照合ミスも生じないことにより、マンマシン・インターフェースとしての信頼性を向上させることができるとともに、顔画像事前登録用の記憶機器や管理コンピュータ等が不要とすることができ、従来のエレベータの制御装置よりも安価にすることができる。
さらに、タッチパネル3に抽出した顔画像を表示するので、不審者に対する心理的作用をさらに強めることができる。
さらにまた、乗場操作部としてタッチパネル3を用いており、テンキー部3dの表示レイアウトを含めたタッチパネル3の表示内容が呼び登録装置本体3によって制御されるので、乗場における行先階の入力手段が建物毎の階層構造及び階床名の制限を受けないことにより、入力手段を標準化することができ、設計及び製造の作業効率を向上させることができる。
また、呼び登録装置本体6がかごの割り当てを確認することによって利用者の顔画像が非表示となり、かつ呼び登録装置本体6がかごの割り当てを確認してから所定の時間が経過することによって表示内容がリセットされるので、タッチパネル3の操作内容の表示時間を最小限とすることにより、利用者の顔画像及び行先階等の個人情報が他人に漏洩することを抑えることができる。これとともに、複数の利用者が行先階登録操作を行う場合に、最初の利用者から2人目の利用者への行先階登録操作の切換を円滑にすることができ、利用者の利便性をさらに向上させることができる。
さらに、呼び登録装置本体6によって、操作状況に応じたメッセージがタッチパネル3に表示されるとともに、スピーカ5から音声出力されるので、利用者が操作状況を随時把握することができ、利用者の利便性をさらに向上させることができる。
さらにまた、抽出した顔画像とその顔画像に対応するタッチパネル3の操作内容とを操作ログ情報として記憶するので、管理者等が操作ログ情報を定期的に監視することによって不審者による犯罪の予兆を事前に察知することができ、セキュリティ性を向上させることができる。これとともに、事後の犯罪捜査等を行う場合にも、管理者等が操作ログ情報を参照することによって不審者の挙動を確認することができる。
なお、実施の形態1では、エレベータ群によるエレベータの群管理システムについて説明したが、この発明は、単体のエレベータによるエレベータシステムに適用してもよい。
また、実施の形態1では、乗場呼び登録操作を兼ねる行先階登録操作を乗場の利用者が行う呼び登録方式であったが、乗場呼び登録操作のみを乗場の利用者が行い、利用者がかご内で行先階登録操作を行うような呼び登録方式であってもよい。この場合、実施の形態1の呼び登録装置本体6では、利用者の顔画像を抽出することにより乗場での乗場呼び登録操作を兼ねた行先階登録操作を許可したが、呼び登録装置本体は、利用者の顔画像を抽出することにより乗場呼び登録操作のみを許可してもよい。これとともに、乗場操作部として呼び登録ボタン等を用いてもよく、乗場表示部を省略してもよい。
さらに、実施の形態1では、テンキー部3dに確定ボタンが含まれており、呼び登録装置本体6が確定ボタンの操作検出を行っていたが、この確定ボタンと呼び登録装置本体6による確定ボタンの操作検出を省略してもよい。
さらにまた、タッチパネル3におけるテンキー部3dの表示レイアウトは、この例に限るものではなく、建物階の構成に応じて適宜決定することができる。例えば、テンキー部3dの表示レイアウトに、屋上階入力用のRボタンを追加してもよく、地下階入力用のBボタンを省略してもよい。
また、実施の形態1では、テンキー部3dから入力された暗証番号に応じて呼び登録装置本体6が操作ログをディスプレイ7に表示していたが、この例に限るものではなく、呼び登録装置本体に公衆回線網(電話回線及びインターネット等)を介して接続された遠隔監視センタ等の管理盤からの表示要求(パスワード入力;所定の読み出し操作)を受けることにより、呼び登録装置本体が管理盤へ操作ログ情報を送信してもよい。さらに、呼び登録装置本体に接続された保守用のコンピュータ等からの操作ログの表示要求を受けることにより、保守用のコンピュータ等からの操作ログ情報へのアクセスを許可し、保守用のコンピュータに操作ログ情報を送信してもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータの呼び登録装置を示すブロック図である。 図1のタッチパネル、カメラ及びスピーカを示す正面図である。 図1のデータ格納部に格納されたタッチパネル制御用パラメータファイルの一例を示す説明図である。 図1のタッチパネルの表示状態の一例を示す正面図である。 図1のタッチパネルの表示状態の一例を示す正面図である。 図1のタッチパネルの表示状態の一例を示す正面図である。 図1のデータ格納部に格納される操作ログ情報の一例を示す説明図である。 図7の操作ログ情報の表示状態の一例を示す説明図である。 図1の呼び登録装置本体の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 群管理装置、3 タッチパネル、4 カメラ(撮影部)、5 スピーカ(音声出力手段)、6 呼び登録装置本体、7 ディスプレイ(乗場表示部)、8 タッチセンサ(乗場操作部)。

Claims (10)

  1. 乗場に設けられ、利用者による乗場呼び登録操作を受ける乗場操作部、
    上記乗場操作部を利用する利用者の画像を撮影する撮影部、及び
    上記撮影部からの画像情報から利用者の顔画像を抽出するとともに、利用者の顔画像を抽出することによって利用者による乗場呼び登録操作を有効とし、上記乗場操作部からの乗場呼び登録操作に応じて乗場呼びを登録する呼び登録装置本体
    を備えていることを特徴とするエレベータの呼び登録装置。
  2. 上記乗場操作部は、乗場呼び登録操作を兼ねる行先階登録操作を利用者から受けるための行先階登録用操作手段を有しており、
    上記呼び登録装置本体は、上記撮影部からの乗場画像情報から利用者の顔画像を抽出することにより、利用者の行先階登録操作を有効とし、上記乗場操作部からの行先階登録操作に応じて乗場呼びとかごの行先階とを登録することを特徴とする請求項1記載のエレベータの呼び登録装置。
  3. 上記乗場に設けられた乗場表示部をさらに備え、
    上記呼び登録装置本体は、抽出した顔画像を上記乗場表示部に表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの呼び登録装置。
  4. 上記呼び登録装置本体は、複数のエレベータを含むエレベータ群の運行を制御する群管理装置に接続されており、呼び登録の内容を上記群管理装置に知らせて、上記群管理装置により割り当てられたエレベータの号機情報を含めた上記群管理装置からの応答情報を上記乗場表示部に表示させることを特徴とする請求項3記載のエレベータの呼び登録装置。
  5. 上記乗場表示部及び上記乗場操作部は、タッチパネルによって一体に構成されており、
    上記呼び登録装置本体は、上記タッチパネルの表示内容を制御するとともに、上記タッチパネル操作面の被操作箇所を検出することを特徴とする請求項4に記載のエレベータの呼び登録装置。
  6. 上記呼び登録装置本体は、利用者により操作を受けている間のみ、上記タッチパネル操作面の被操作箇所を変色表示させることを特徴とする請求項5記載のエレベータの呼び登録装置。
  7. 上記呼び登録装置本体は、抽出した顔画像と、その顔画像を抽出した際の乗場呼び登録操作の内容との少なくともいずれか一方を所定の時間の間だけ上記乗場表示部に表示することを特徴とする請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のエレベータの呼び登録装置。
  8. 上記呼び登録装置本体は、操作状況に応じたメッセージを上記乗場表示部に表示するとともに、そのメッセージを乗場に設けられた音声出力手段から出力することを特徴とする請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のエレベータの呼び登録装置。
  9. 上記呼び登録装置本体は、利用者の顔画像を抽出すると、その顔画像を抽出した際の乗場呼び登録操作内容の情報、及び抽出した顔画像情報を互いに対応付けて、操作ログ情報として記憶することを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のエレベータの呼び登録装置。
  10. 上記呼び登録装置本体は、管理者から所定の読み出し操作を受けることにより、記憶している操作ログ情報への管理者によるアクセスを許可することを特徴とする請求項9記載のエレベータの呼び登録装置。
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