JP2008119938A - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008119938A
JP2008119938A JP2006306198A JP2006306198A JP2008119938A JP 2008119938 A JP2008119938 A JP 2008119938A JP 2006306198 A JP2006306198 A JP 2006306198A JP 2006306198 A JP2006306198 A JP 2006306198A JP 2008119938 A JP2008119938 A JP 2008119938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
sprue
inner flow
sprue bush
path component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006306198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4808594B2 (ja
Inventor
Hiroshi Maruichi
太士 丸一
Kenji Nishitani
賢二 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006306198A priority Critical patent/JP4808594B2/ja
Publication of JP2008119938A publication Critical patent/JP2008119938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4808594B2 publication Critical patent/JP4808594B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構造で液密性が高く、高効率のスプルー温度調節が可能な射出成形装置を提供する。
【解決手段】スプルー軸方向に蛇行する流路4を持つ内流路部品13を、分割した上部,下部スプルーブッシュ11,12の分割面に、錆,スケール(水垢)が嵌合面全面に発生しないよう流路4を上部スプルーブッシュ11の嵌合面にのみ接触させる構成とし、メンテナンス時の分解作業にて、内流路部品13の分解が容易となり錆,スケール(水垢)の除去も容易となる。また、流路4の断面積も内流路部品13の外形を大きくすることで拡大できるため、安定した流量が確保できるので温調効果も劣化しない。さらに、シール材はスプルー軸方向から圧縮される向きに配置してあるため、容易にかつ確実な液密性が保持できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャビティー内に射出成形機より射出された溶融樹脂を供給するスプルーを構成するスプルーブッシュを備え、そのスプルーブッシュに温度調節通路を設けた射出成形装置に関するものである。
従来のスプルーブッシュに温度調節通路を設けてなる射出成形装置として、図6に示すようなスプルーブッシュ1を2部品で構成し、挿入側スプルーブッシュ3の外周に二重螺旋で構成された流路4を設けたものを、嵌合側スプルーブッシュ5に組み込むことで、温度調節通路2を構成するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、他の例として、図7(a),(b)に示すようなスプルーブッシュ1の外周面に二重螺旋で構成された流路4を設けたものに、スプルーブッシュ1の外周を覆うように、流路4に対する連通穴6を持つ外筒体7を、スプルーブッシュ1にロウ付けもしくは拡散接合させることで、前述の温度調節通路2を構成していたものや、図8(a),(b)に示すように流路4を螺旋状ではなく蛇行状に加工したものもあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−326266号公報 特開2003−220633号公報
しかしながら、図6に示す従来の構成においては、スプルーブッシュ1が2部品からなる構成となっており、各々が嵌合する全面においては温調媒体も流れるため、錆,スケール(水垢)の発生によって、メンテナンス時の分解が困難となっていた。
また、流路4が二重螺旋となっているため、スプルー長さによっては流路断面積が大きく取れず、そのため流速は早くなるが圧力損失による流量低下で温調効果が十分に得られない。その上スプルーブッシュ1の温調媒体の出入口に至る温調機からの回路において、この回路を形成する部品間にて液密性が必要となるが、図6に示す例では、液密性を保持するための構成が非常に複雑になるという問題があった。
また、図7(a)に示す従来の構成においては、前記と同様に流路4が二重螺旋となっているため、スプルー長さによっては流路断面積が大きく取れず、流速は早くなるが圧力損失による流量低下で温調効果が十分に得られない。また、流路4を覆う外筒体7と挿入側スプルーブッシュ3との2部品がロウ付けもしくは拡散接合されており分解することができない構造となっている。
そのために、錆,スケール(水垢)が発生しても除去することができないため、流量低下による温調効果の劣化を招き、このため射出された樹脂が十分に冷却されずに、成形品の品質への影響は避けられなかった。加えて2部品を嵌合させた後にロウ付けもしくは拡散接合することから、これらの処理を行う接合手段によって、コスト高になってしまうという課題もあった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、簡易な構造で液密性が高く、高効率のスプルー温度調節が可能な射出成形装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載した射出成形装置は、キャビティー内に射出成形機より射出された溶融樹脂を供給するスプルーを構成するスプルーブッシュと、スプルーブッシュの温度を調節する温度調節通路とを設けた射出成形装置において、スプルーの外周に配置した温度調節通路の一部を構成する内流路部品と、内流路部品の溶融樹脂を供給する射出成形機側の端部と嵌合する上部スプルーブッシュと、内流路部品の溶融樹脂を射出するキャビティー側の端部と嵌合する下部スプルーブッシュと、上部スプルーブッシュあるいは下部スプルーブッシュのいずれかに設けた温度調節通路の一部に繋がる連通穴とを備え、内流路部品を上部スプルーブッシュおよび下部スプルーブッシュにより覆いスプルーブッシュを構成したことによって、メンテナンス時の内流路部品の分解が容易となり、錆,スケール(水垢)を簡単に除去でき、さらに高効率の熱交換が可能となり成形サイクルを短縮することができる。
また、請求項2〜4に記載した射出成形装置は、請求項1の射出成形装置であって、温度調節通路を内流路部品の一部と、上部スプルーブッシュの内流路部品が接触する内周面とにより構成したこと、または、内流路部品の一部と、下部スプルーブッシュの内流路部品が接触する内周面とにより構成したこと、さらに、温度調節通路は、内流路部品でスプルー軸方向に蛇行した流路を形成する複数の溝部および壁部と、この壁部と接触する内流路部品と嵌合する上部スプルーブッシュまたは下部スプルーブッシュの内周面とからなり、スプルーブッシュと嵌合する側で内流路部品の端部における周方向の壁部は上部スプルーブッシュまたは下部スプルーブッシュの前記内流路部品と接触する接触面であることによって、上下分割したスプルーブッシュと、スプルー軸方向に蛇行した流路となる溝部を持つ内流路部品の3部品の構成において、流路は内流路部品と嵌合した上下いずれかのスプルーブッシュの内周面にのみ接触させて構成して、温調媒体の流動長が長く取れ高効率の熱交換を可能とし、かつ溝部の開放部により流路を形成するスプルーブッシュと内流路部品の分解が容易となり、錆,スケール(水垢)を簡単に除去できる。
また、請求項5に記載した射出成形装置は、請求項1〜4の射出成形装置であって、内流路部品の材質の熱伝導率をAとし、上部スプルーブッシュの材質の熱伝導率をBとし、下部スプルーブッシュの材質の熱伝導率をCとしたとき、次の条件「A>BあるいはA>C」を満足することによって、内流路部品の材質が金属系だけでなく、熱伝導率が小さい非金属材も使用でき、高効率の熱交換が可能となり成形サイクルを短縮することができる。
また、請求項6に記載した射出成形装置は、請求項1〜5の射出成形装置であって、内流路部品の溶融樹脂を射出するキャビティー側の端面が、下部スプルーブッシュの底面と同一位置に達していることによって、内流路部品が包含するスプルー長さを拡大でき、スプルー温調範囲が拡大されて、最も蓄熱するスプルー根元も温調ができ、さらに高効率の熱交換が可能となり成形サイクルを短縮することができる。
本発明によれば、スプルーブッシュのメンテナンス時の分解が容易で、錆,スケール(水垢)を簡単に除去でき、さらに高効率の熱交換ができスプルー温度調整が可能となり、成形サイクルを短縮することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における射出成形装置のスプルーブッシュを示す(a)は断面図、(b)はA−A’の平面図である。また、図2はスプルーブッシュの概略構成を示す(a)は下部スプルーブッシュ側、(b)は上部スプルーブッシュ側から見た斜視図、(c)は内流路部品の流路を形成する溝と壁を説明する図である。
本実施の形態1のスプルーブッシュに温度調節通路を設けた射出成形装置について、図1,図2を参照しながら説明する。図1,図2に示すように、スプルーブッシュを上部スプルーブッシュ11、下部スプルーブッシュ12に分割し、その分割面にスプルー軸方向に蛇行する流路4を持つ内流路部品13を各々に挟み込む。この内流路部品13は上部,下部スプルーブッシュ11,12のスプルーと連続したスプルーを持ち、かつ流路4を形成する特定の幅を持つ溝14を外周に沿って八等分に配列している。
この溝14の幅と深さに関しては、溝14の分割数を多くすればするだけ温調媒体の流動長は長く取れるが、溝14の幅が狭くなるため、圧力損失による流量低下が避けられない。それを避けるため溝14の断面積を確保するため溝14の深さをさらに深くしなければならないが、内流路部品13の溶融樹脂を供給する射出成形機側でスプルー径の狭い方の面にあるシール材挿入溝15との干渉が避けられなくなるので、基本的に溝14の分割数は八分割とする。
また、その溝14は内流路部品13のスプルー軸方向に貫通せず、内流路部品13の溶融樹脂を射出するキャビティー側でスプルー径の広い方の面である底面より、8mmを残して手前で止っている。8mmの内5mmは下部スプルーブッシュ12(ゲート側)への嵌合台である。残り3mmは、上下分割された上部スプルーブッシュ11(成形機ノズル側)へ内流路部品13を組み込んだ際、分割面より成形機ノズル側方向に位置するよう設定されている。
次に、内流路部品13の溝14と壁14bにより形成する流路4について、図2(c)に示すように、隣り合う溝14aの2本の間の壁14b(i)を基軸に、90度振った位置にある壁14b(計4ヵ所:i〜iv)の高さは、内流路部品13のスプルー径が狭い方の面と同じ高さとし、それ以外の隣り合う溝14aの両側にある壁14b(v,viii)および90度振った位置にある壁14b(vi,vii)については、溝14の幅と同じ寸法だけ下げ開放部14cを形成する。
また、壁14b(v〜viii)は、内流路部品13のスプルー径が広い方の面側で周方向の壁14dに接続されている。そして、この周方向の壁14dと溝14の幅と同じ寸法を開けて壁14b(計3ヵ所:ii〜iv)が配置される。この壁14b(i〜viii)と溝14により隣り合う溝14aを出入口として、一連の蛇行する流路4が構成される。
この内流路部品13を上部,下部スプルーブッシュ11,12により挟み込み、温度調節通路2として構成するため、上部スプルーブッシュ11側(成形機ノズル側)の外周面より、内流路部品13の2本の隣り合う溝14aに目掛けて連通穴6を開ける。図1の場合は2本の連通穴6角度は45度である。また、この連通穴6に管用平行メネジ16を立て、取付け板10の外からパイプ17を挿入して管用平行メネジ16に組み込むことで、最終的にスプルー温度調節可能な回路が構成される。
なお、上部,下部スプルーブッシュ11,12に内流路部品13を組み込み、液密するために、内流路部品13においてはスプルー径の狭い方の面に1ヵ所、下部スプルーブッシュ12(ゲート側)の上下分割面に1ヵ所および内流路部品13が挟み込まれる面側に1ヵ所の都合3ヵ所にシール材挿入溝15を設ける。シール材をこのように配置することによって、内流路部品13の嵌合する面にないため、スプルーブッシュに組み込む際に、シール材をスプルーブッシュの嵌合穴のエッジにより裂損することなく組み込みが可能となり、確実に液密性が保持できる。最終的には上部,下部スプルーブッシュ11,12に内流路部品13を挟み込み、上部スプルーブッシュ11(成形機ノズル側)よりボルト18で締結する。
係る構成によれば、メンテナンス時の分解作業において、錆,スケール(水垢)は嵌合面全面に発生しないため、内流路部品13の分解は容易となり錆,スケール(水垢)の除去も容易となる。また、流路4がスプルー軸方向に蛇行しているため流動長が長く取れることで高効率の熱交換が可能であり、流路4の断面積も内流路部品13の外形を大きくすることで拡大できるため、安定した流量が確保できるので温調効果も劣化しない。さらにシール材はスプルー軸方向から圧縮される向きにあるため、容易にかつ確実な液密性が保持できる。
なお、本実施の形態1において、内流路部品13の一部と上部スプルーブッシュ11により、流路4を形成した例を説明したが、図1に示す上部スプルーブッシュ11と下部スプルーブッシュ12において、スプルー軸方向の上下長さを逆にし、また内流路部品13の溝14の配置も上下逆とした構成とし、内流路部品13の一部と下部スプルーブッシュ12により流路4を形成するようにしても良い。
(実施の形態2)
本実施の形態2は、前述した実施の形態1で示した内流路部品13の材質の熱伝導率をA、分割した上部,下部スプルーブッシュ11,12の材質の熱伝導率をそれぞれB,Cとしたとき、熱伝導率を「A>B」,「A>C」となる材質にする。例として内流路部品13の材質を銅(20℃における熱伝導率は372W/mk)、分割した上部,下部スプルーブッシュ11,12の材質を炭素鋼(20℃における熱伝導率は53W/mk)とすると約7倍の冷却効果が得られる。このように、熱伝導率の関係を有する材質を選択した係る構成とすることにより、高効率の熱交換により成形サイクルが著しく短縮される。
ここで、前述の実施の形態1で示した上部,下部スプルーブッシュ11,12と内流路部品13からなる構成に代えて、その応用例として図3に示すように上部スプルーブッシュ11(成形機ノズル側)と内流路部品13を一体にした構造のスプルーブッシュとした場合、内流路部品13が上部スプルーブッシュ11より大きい熱伝導率を有する金属材質であれば、ロウ付けや拡散接合により一体化させることにより、高効率の熱交換が期待できるが、図3に示すような構成とし、組み立て性の向上を図ることができても、非金属では一体化することは不可能である。
これに対して、前述の実施形態1における、内流路部品13を上部,下部スプルーブッシュ11,12で挟み込む構成において、さらに、本実施の形態2のように、内流路部品13、上部,下部スプルーブッシュ11,12の材質において熱伝導率を考慮した材質を適宜選択することによって内流路部品13に非金属を採用することが可能となり、さらに、高効率の熱交換が可能となり成形サイクルの短縮を著しく向上させることができる。
(実施の形態3)
図4(a)〜(c)は本発明の実施の形態3における射出成形装置のスプルーブッシュを示す断面図であり、図5はスプルーブッシュの概略構成を示す(a)は下部スプルーブッシュ側、(b)は上部スプルーブッシュ側から見た斜視図である。
本実施の形態3は前述した実施の形態1,2における内流路部品13の外形輪郭の断面形状が異なる図4(a)〜(c)に示す3つのパターンを有しており、各パターンについて説明する。
まず、図4(a)に示すように、実施の形態1,2における内流路部品13では外形輪郭の断面形状がスプルー軸方向に対して四角形(長方形)であるのに対して、本実施の形態3では内流路部品13aのスプルー軸方向の上下に外形輪郭の断面形状が小さい四角形(長方形)となる突出部をそれぞれ追加している。
さらに、成形機ノズル方向に対して液密とするために、内流路部品13aのスプルー径の狭い方の面に設けたシール材挿入溝15の内径より片側で最小2mm内側に入った立ち壁19を設け、上部スプルーブッシュ11(成形機ノズル側)との嵌合公差は、片側10〜20μmのすきまばめとする。また立ち壁19の高さは、ノズルタッチ面8より手前の成形機ノズルタッチによる座屈強度を考慮した所定位置として最小5mmまでを限度とする。
これとは逆にスプルー径の広い方の面に対しては、前記と同じように実施の形態1,2記載の下部スプルーブッシュ12(ゲート側)の内流路部品13aが挟み込まれる底面に設けたシール材挿入溝15の内径より片側で最小2mm内側に入った立ち壁20を設け、下部スプルーブッシュ12(ゲート側)との嵌合公差は、片側0〜5μmのすきまばめとする。また立ち壁20の高さは下部スプルーブッシュ12(ゲート側)の底面に達した同一の位置とする。
図4(b)は、前述した図1における成形機ノズル方向側でスプルー軸方向に対して外形輪郭の断面形状が小さい四角形(長方形)となる突出部を追加し、内流路部品13bとしたものであり、図4(c)は前述の図1におけるスプルー径の広い面側でスプルー軸方向に対して外形輪郭の断面形状が小さい四角形(長方形)となる突出部を追加し、内流路部品13cとしたものである。
係る構成によれば、内流路部品13a〜13cはスプルー軸方向に対して長く形成され、かつ蛇行する流路4を有しており、スプルーに対し近い位置で温調することができる。このように内流路部品13a〜13cでは包含するスプルー長さを拡大することになり、スプルー温調範囲が拡大でき、特に最も蓄熱するスプルー根元や成形機ノズルタッチ面付近も温調が可能となる。これにより成形サイクルの短縮が著しく向上する。
本発明に係る射出成形装置は、スプルーブッシュのメンテナンス時の分解が容易で、錆,スケール(水垢)を簡単に除去でき、さらに高効率の熱交換ができスプルー温度調整が可能となり、成形サイクルを短縮することができ、スプルーを構成するスプルーブッシュと温度調節通路を設けた射出成形装置に有用である。
本発明の実施の形態1における射出成形装置のスプルーブッシュを示す(a)は断面図、(b)はA−A’の平面図 スプルーブッシュの概略構成を示す(a)は下部スプルーブッシュ側、(b)は上部スプルーブッシュ側から見た斜視図、(c)は内流路部品の流路を形成する溝と壁を説明する図 上部スプルーブッシュと内流路部品を一体形成したスプルーブッシュを示す断面図 本発明の実施の形態3におけるスプルーブッシュの内流路部品(a)〜(c)3つの構成例を示す断面図 スプルーブッシュの概略構成を示す(a)は下部スプルーブッシュ側、(b)は上部スプルーブッシュ側から見た斜視図 従来のスプルーブッシュと温度調節通路を設けた概略図 従来のスプルーブッシュと外筒体で構成の温度調節通路を設けた(a)は概略図、(b)は断面図 従来のスプルーブッシュと外筒体で別の構成の温度調節通路を設けた(a)は概略図、(b)は断面図
符号の説明
1 スプルーブッシュ
2 温度調節通路
3 挿入側スプルーブッシュ
4 流路
5 嵌合側スプルーブッシュ
6 連通穴
7 外筒体
8 ノズルタッチ面
10 取付け板
11,11a 上部スプルーブッシュ
12,12a 下部スプルーブッシュ
13,13a,13b,13c 内流路部品
14 溝
14a 隣り合う溝
14b 壁
14c 開放部
14d 周方向の壁
15 シール材挿入溝
16 管用平行メネジ
17 パイプ
18 ボルト
19,20 立ち壁

Claims (6)

  1. キャビティー内に射出成形機より射出された溶融樹脂を供給するスプルーを構成するスプルーブッシュと、前記スプルーブッシュの温度を調節する温度調節通路とを設けた射出成形装置において、
    前記スプルーの外周に配置した温度調節通路の一部を構成する内流路部品と、前記内流路部品の前記溶融樹脂を供給する射出成形機側の端部と嵌合する上部スプルーブッシュと、前記内流路部品の前記溶融樹脂を射出するキャビティー側の端部と嵌合する下部スプルーブッシュと、前記上部スプルーブッシュあるいは前記下部スプルーブッシュのいずれかに設けた前記温度調節通路の一部に繋がる連通穴とを備え、前記内流路部品を前記上部スプルーブッシュおよび前記下部スプルーブッシュにより覆い前記スプルーブッシュを構成したことを特徴とする射出成形装置。
  2. 前記温度調節通路を前記内流路部品の一部と、前記上部スプルーブッシュの前記内流路部品が接触する内周面とにより構成したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形装置。
  3. 前記温度調節通路を前記内流路部品の一部と、前記下部スプルーブッシュの前記内流路部品が接触する内周面とにより構成したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形装置。
  4. 前記温度調節通路は、内流路部品でスプルー軸方向に蛇行した流路を形成する複数の溝部および壁部と、前記壁部と接触する前記内流路部品と嵌合する上部スプルーブッシュまたは下部スプルーブッシュの内周面とからなり、前記スプルーブッシュと嵌合する側で前記内流路部品の端部における周方向の壁部は上部スプルーブッシュまたは下部スプルーブッシュの前記内流路部品と接触する接触面であることを特徴とする請求項2または3記載の射出成形装置。
  5. 前記内流路部品の材質の熱伝導率をAとし、前記上部スプルーブッシュの材質の熱伝導率をBとし、前記下部スプルーブッシュの材質の熱伝導率をCとしたとき、次の条件
    「A>BあるいはA>C」
    を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の射出成形装置。
  6. 前記内流路部品の溶融樹脂を射出するキャビティー側の端面が、前記下部スプルーブッシュの底面と同一位置に達していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の射出成形装置。
JP2006306198A 2006-11-13 2006-11-13 射出成形装置 Expired - Fee Related JP4808594B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006306198A JP4808594B2 (ja) 2006-11-13 2006-11-13 射出成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006306198A JP4808594B2 (ja) 2006-11-13 2006-11-13 射出成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008119938A true JP2008119938A (ja) 2008-05-29
JP4808594B2 JP4808594B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=39505232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006306198A Expired - Fee Related JP4808594B2 (ja) 2006-11-13 2006-11-13 射出成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4808594B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115838A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Toyota Motor Corp 金型、金型を用いた成形方法、及び、金型の製造方法
JP2012020485A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Ngk Insulators Ltd スプルーブッシュとその製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58196121U (ja) * 1982-06-23 1983-12-27 キ−パ−株式会社 射出成型装置
JPS59164109A (ja) * 1983-03-09 1984-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金型の冷却回路装置
JP2002273766A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Murata Mfg Co Ltd 射出成形機
JP2003220634A (ja) * 2002-01-29 2003-08-05 Mitsubishi Materials Corp 成形用金型装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58196121U (ja) * 1982-06-23 1983-12-27 キ−パ−株式会社 射出成型装置
JPS59164109A (ja) * 1983-03-09 1984-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金型の冷却回路装置
JP2002273766A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Murata Mfg Co Ltd 射出成形機
JP2003220634A (ja) * 2002-01-29 2003-08-05 Mitsubishi Materials Corp 成形用金型装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115838A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Toyota Motor Corp 金型、金型を用いた成形方法、及び、金型の製造方法
JP2012020485A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Ngk Insulators Ltd スプルーブッシュとその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4808594B2 (ja) 2011-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101920157B1 (ko) 3차원 냉각코어를 갖는 사출금형장치
CN102136787A (zh) 经冷却剂冷却的直线电动机
US20140096938A1 (en) Heat dissipation device
US20080202614A1 (en) Passage block and manufacturing method thereof
US10532401B2 (en) Liquid-cooling cold plate and method for manufacturing same
KR102093892B1 (ko) 내연 기관용 열교환기
US20060140750A1 (en) Nozzle-cooling insert assembly with cast-in rib sections
JP4808594B2 (ja) 射出成形装置
JP2009196138A (ja) 射出成形装置及び射出成形装置における冷却方法
JP6462373B2 (ja) 金型冷却構造
KR101581940B1 (ko) 냉각성능이 향상된 핫스템핑 금형
JP2018016024A (ja) 液体供給部材および液体供給部材の製造方法
JP5498135B2 (ja) ヒートシンク
JP2017094668A (ja) 成形金型
JP7095484B2 (ja) ホットランナー装置
JP2008221801A (ja) 金型構成部材及びその製造方法
JP4759759B2 (ja) ダイカストマシン用スプールブッシュ
JP4939949B2 (ja) 射出成形金型
US20240123665A1 (en) Injection mold with a side gate nozzle
JP2007001062A (ja) 冷却プレート
CN104057584A (zh) 用于浇铸模具的部件,浇铸模具和用于制造部件的方法
US20070292558A1 (en) Rail and pillar hot runner
JP6745520B2 (ja) スペーサの製造方法
KR20090066027A (ko) 금형조립체의 냉각장치
JP4813511B2 (ja) 鋳造金型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090701

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100917

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110817

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees