JP2008119283A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯に伴う各種工程を直流ブラシレスモータの回転出力に基づいて行う洗濯機において、直流ブラシレスモータの制御の際に、ノイズを発生させることのない洗濯機を提供する。
【解決手段】直流ブレシレスモータのような駆動用のモータ部2自体が、その駆動回路32及びインバータ回路33を搭載している。駆動回路32で生じ制御用のパルス幅変調(PWM)が従来の洗濯機のように配線を流れることがなく、配線がアンテナ化して輻射ノイズが生じるのを低減できるとともにフィルタ回路が簡略化されるので、洗濯機のコスト低減と損失低減が期待できる。また、駆動回路32がモータ部2内に包含されるので、モータの筐体を介して放熱され、回路の発熱を外に逃がすため大型放熱板は不要となる。更に、操作部回路の小型化が実現でき回路の薄型化で前面が低くなり、衣類投入時の使用性が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】直流ブレシレスモータのような駆動用のモータ部2自体が、その駆動回路32及びインバータ回路33を搭載している。駆動回路32で生じ制御用のパルス幅変調(PWM)が従来の洗濯機のように配線を流れることがなく、配線がアンテナ化して輻射ノイズが生じるのを低減できるとともにフィルタ回路が簡略化されるので、洗濯機のコスト低減と損失低減が期待できる。また、駆動回路32がモータ部2内に包含されるので、モータの筐体を介して放熱され、回路の発熱を外に逃がすため大型放熱板は不要となる。更に、操作部回路の小型化が実現でき回路の薄型化で前面が低くなり、衣類投入時の使用性が向上する。
【選択図】図1
Description
この発明は、モータの回転出力を洗濯に関する各工程の駆動力として用いる洗濯機、特に、インバータ駆動されるモータの出力がパルセータの回転軸や洗濯兼脱水槽等の回転のための駆動力をして用いられる洗濯機に関する。
騒音や振動等を軽減し、出力回転数の可変幅を広く取るため、3相モータを用いたインバータ制御方式の洗濯機が提案されている。なお、3相モータとは誘導モータ又は3相の直流(DC)ブラシレスモータをいう。3相モータを駆動するには、互いに位相が120゜ずれた3相交流を3相モータに印加する必要がある。
本出願人は、既にインバータ制御方式で且つベルト伝動機構を持つ洗濯機を提案している(特許文献1参照)。図5には、そうした提案に係る洗濯機10の内部の概略構成が断面図として示されている。洗濯機10は、一槽式の全自動洗濯機であり、本体11の内部に洗濯槽を兼ねた脱水槽12及び水槽13を備えている。水槽13はサスペンション部14によって本体11に弾性吊持されており、脱水槽12は水槽13の内側に回転可能に設置されている。脱水槽12の底部にはパルセータ15が設けられている。本体11は、洗濯物を出し入れするための蓋11aを有する。洗濯機10は、水道や風呂ポンプに接続されて水槽13に給水するための給水管16、給水を制御するための給水弁17、水槽13から排水するための排水管18、排水を制御するための排水弁19、及び水槽13の水を循環させるための循環ポンプ20を備えている。循環ポンプ20を動作させることにより空気を水槽13の水に混入させて、洗剤の溶解を促進することや洗いの効果を高めることもできる。
水槽13の下部には直流(DC)ブラシレスモータ(以下、「モータ」と略す)21と、回転軸22aを有する伝達機構22が固定されている。モータ21の回転は、その回転軸21aに設けられたプーリ21bと回転軸22aに設けられたプーリ22bの間に掛けられたベルト23を介して、伝達機構22に伝えられる。伝達機構22は減速ギヤ及びクラッチを内蔵しており、モータ21の回転は、減速された上で脱水槽12及びパルセータ15に伝達される。クラッチにより回転軸22aに連結された状態にあるとき、脱水槽12やパルセータ15は、モータ21の回転に同期して回転し、モータ21が停止しているときは停止する。また、回転中の脱水槽12やパルセータ15に加わる負荷は、モータ21の負荷となる。
洗い工程やすすぎ工程においては、モータ21の回転を伝達されたパルセータ15が回転して、水槽13内に回転水流を生じさせる。脱水工程においては、モータ21の回転を伝達された脱水槽12がパルセータ15と同速度で回転し、これにより生じる遠心力で脱水槽12内の洗濯物から水が除去される。なお、脱水槽12には、分離した水を排出するための小孔が多数設けられているが、穴なし槽とすることも可能である。
本体11の上部には、操作部24、表示部25、ブザー26、及び蓋11aの開閉を検知する蓋センサ27が備えられており、水槽13の側方には水槽13内の水位を検出する水位センサ28が備えられている。また、操作部24の下部には、洗濯機10の動作全体を制御するための、マイクロコンピュータより成る主制御部(制御手段)30aが設けられている。モータ21の近傍には、モータ21に回転駆動力を供給するための駆動部41、及び駆動部41を介してモータ21の回転を制御するためのマイクロコンピュータから成る副制御部(制御手段)40が設けられている。なお、洗濯機は循環ポンプ20等を設けない形態とすることも可能である。
洗濯機10の動作制御に関する制御ブロックの概略が図6に示されている。主制御部30aは、洗い、すすぎ、脱水等の各工程の動作内容や、工程の実行順序、即ち処理コースを記したプログラムを記憶しており、このプログラムに従って、給水弁17や排水弁19の開閉、循環ポンプ20の運転、及び伝達機構22におけるモータ出力回転の伝達先の切り換えを制御し、副制御部40を介してモータ21の回転を制御する。主制御部30aは、蓋センサ27の出力に基づいて蓋11aの状態を判断し、蓋11aが開いているときには脱水槽12を高速で回転させる脱水工程を開始しない。また、脱水工程の途中で蓋11aが開けられたときは、モータ21を停止させて脱水槽12の回転を直ちに停止させる。
処理コースには、洗い、中間脱水、すすぎ、脱水の各工程をこの順序で行う全自動コースのほかに、途中の工程までで処理を中止する、途中の工程から処理を開始したりする等の幾つかのコースがある。使用者は、操作部24を操作することにより、所望のコースを選択可能である。また、任意の一工程のみを行う指示を与えることも可能である。全自動コースでは洗い工程に先だって布量検出を行う。これは、水位やモータ21の回転数の適正値を算出するための処理であり、主制御部30aは、洗濯物が洗濯槽12に入れられている状態で水槽13に給水する前にパルセータ15を少時回転させ、この時モータ21にかかる負荷から布量を判断する。主制御部30aは、後続の洗い工程やすすぎ工程では、こうして検出した布量に応じて、水位センサ28の出力を監視しつつ給水量を制御する。また、モータ21を回転させるときには、検出した布量に基づいて目標回転数を定める。
使用者は、操作部24を操作することにより、所望の水位を指定することや、洗い、すすぎ及び脱水の強さや時間を指定することも可能である。これらの手動操作による指定は、全自動コース以外のコースを洗濯したときに有用である。洗い等の強さを指定されたとき、主制御部30aは、その指定に基づいてモータ21の目標回転数を設定する。表示部25は、使用者の操作を援助するための情報、進行中の工程、全工程終了までの残り時間等を表示するためのものである。主制御部30aは、脱水工程開始時に蓋11aが開いている場合や、何らかの異常が生じた場合には、その旨を表示部25に表示するとともに、ブザー26より警報音を発する。
洗濯機10では、モータ21として3相直流ブラシレスモータが使用されており、6個のスイッチング素子を3相全波ブリッジ構成にしたインバータ回路43からモータ21に駆動電力が供給される。駆動部41は、このインバータ回路43と、副制御部40から与えられる駆動信号(インバータ信号IS)に基づいてインバータ回路43のスイッチング素子を駆動する駆動回路42とを備えている。
主制御部30aは、モータ21の回転を制御するために制御データS1を、そのタイミングを表すクロックCLとともに、副制御部40に送信する。クロックCLは特に限定されないが、例えば250Hzとされる。これは、インバータ信号ISが3〜5kHz程度の高周波であり、一方、商用電源の50Hz又は60Hzであり、これらと大きく離れた周波数であればノイズ等の影響が少なくなると考えられることによる。
副制御部40は、クロックCLに同期して信号S1を読み込む。また、副制御部40は、クロックCLに同期して信号S2を送信する。洗濯機10のように防水等のため配線に関して制約が多いところでは、パラレル通信よりもシリアル通信の方が、信号線数が少なくて済むので効率的である。
主制御部30aではタイマー等の遅延手段を用いてインバータ信号ISとクロックCLを非同期としている。これにより、インバータ信号ISによりクロックCLや信号S1、S2のライン上に誘起されるノイズを副制御部40で取り込むことがなくなるので誤動作防止等の効果がある。また、脱水中に蓋11aが開いた場合、主制御部30aはクロックCLの供給を停止し、このことを副制御部40が検知すると、直ちにインバータ信号ISの出力を停止し、モータ21を緊急停止する。これにより、使用者が高速回転している脱水槽に手を入れてしまうこと等の危険を防止している。
洗濯機に内蔵されるインバータ装置の回路構成が図7に示されている。商用電源54は整流部53で脈流状の直流に変換される。整流部53には、例えばダイオードブリッジが使用される。そして、整流部53で整流された直流電圧は平滑用コンデンサ52で平滑化される。この直流電圧がインバータ回路43に供給され、インバータ回路43で3相交流に変換される。この3相交流の駆動電流がモータ21に供給されることにより、モータ21は回転する。
3相モータを駆動するにはこの3相モータに互いに120゜の位相がずれた3相交流を印加する必要がある。そのため、駆動部41にはインバータ回路43(図6、図7参照)として3相に対応した3対のアームが形成され、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor )等のスイッチング素子として6個のトランジスタ35a、35b、35c、35d、35e、35fが設けられている。前述したように平滑用コンデンサ52の(+)側に接続されている3個のトランジスタ35a〜35cを上アームと呼び、(−)側に接続されている3個のトランジスタ35a〜35cを下アームという。6個のトランジスタ35a〜35fにはそれぞれ並列にフリーホイールダイオード34a〜34fが接続されている。上アームのトランジスタ35a〜35cと下アームのトランジスタ35d〜35fとの各接続点がモータ21の電機子巻線の各相(U相、V相、W相)にそれぞれ接続されていて、3相全波ブリッジ構成とされている。トランジスタ35a〜35fのベースにはそれぞれ駆動回路36a〜36f(総称して駆動回路42に相当)が接続されており、副制御部40の制御によりトランジスタ35a〜35fを駆動する。
モータ21にはロータ位置を検出するためのホール素子44a〜44cが設けられている。ホール素子44a〜44cからの信号によりロータ位置検出回路45でロータ位置を求め、そのロータ位置情報が副制御部40に送信される。副制御部40に電源を供給する電源回路37bが設けられている。そして、下アーム側の駆動回路36d〜36fの電源は電源回路37aにより供給される。なお、電源回路37a、37bには商用電源54よりトランス等によって減圧された電圧が供給される。
上アームについてはブートストラップ回路により電源回路37aからそれぞれダイオード50a〜50cを介してコンデンサ51a〜51cに充電が行われるようにしている。コンデンサ51a〜51cの両端の電圧がそれぞれ駆動回路36a〜36cに電源電圧として印加される。これにより、1個の電源回路37aで6個の駆動回路36a〜36fの電源として働く。
制御ブロックの動作について簡単に説明すると、商用電源54を整流回路53及び平滑用コンデンサ52で一旦直流電圧に変換する。そして、この直流電圧が上記各アームに供給される。各アームを構成するトランジスタ35a〜35fは駆動回路36a〜36fによりオン/オフ制御される。駆動回路36a〜36fには副制御部40からそれぞれ駆動信号が送られる。これにより、副制御部40からの信号によって3相交流が生成される。そして、この3相交流が3相のモータ21に供給されてモータ21を駆動する。
モータ21として3相の直流ブラシレスモータを用いことで、誘導モータに比べて静音化や低振動化を図ることができる。一般に、直流ブラシレスモータは、3相の電機子巻線と、永久磁石で形成されたロータと、このロータの回転位置を検出するホール素子とから成る。直流ブラシレスモータは、誘導モータとは異なり、ホール素子で検出されたロータ位置に同期した信号に基づいて3相交流を生成し、これを電機子巻線に供給することにより回転する。
図8には、上記の洗濯機に用いられているインバータ装置の動作説明用の波形図が示されている。図8に示すようにパルセータを、正転、停止、逆転、停止・・・と断続的に回転するよう運転しており、前記直流ブラシレスモータを用いた洗濯機では停止期間では完全にモータを停止させるために、例えば上アームのトランジスタ35a〜35cをオフし、下アームのトランジスタ35d〜35fをオンしてブレーキをかけている。信号HU、HV、HW、HW、LU、LV、LWはそれぞれトランジスタ35a、35b、35c、35d、35e、35fの制御のために副制御部40より出力される駆動信号を表す。
図8に示すように、正転モードから停止モードに移行した直後、トランジスタ35a〜35fを全てオフし、このスイッチングパターンを一定期間K1継続する。期間K1(ギヤケース等にもよるが、0.1〜0.5秒程度)では、モータ21は減速ギヤ、プーリ等の機械的な摩擦によるロスで徐々に減速していき回転数が低下する。次に、上側アームのトランジスタ35a〜35cを全てオフしたままで、下側アームのトランジスタ35d〜35fを全てオンする。これにより、後述するように電気ブレーキがかかりモータ21を完全停止させる。この期間K2は特に限定されないが0.3〜0.5秒程度である。電気ブレーキで強制的にモータ21を停止させているため、モータ21の伝達機構22に回転を伝達するベルト23に無理な張力が発生し、たわみが発生する。このまま逆転の回転モードに移行した場合、ブレーキを解除した瞬間にこの張力によるたわみのためにモータ21のロータが若干移動し、ロータ位置がずれる。そのため、モータ21を起動させるときに起動不良や脱調現象が発生することになる。そこで、ブレーキ期間K2の後に、トランジスタ35a〜35fを再び全てオフする期間K3が設けられている。これにより、モータ21がフリー状態となるので、ベルト23にかかっていた張力が緩和され、ロータ位置がずれない。その後、期間K3の最後にロータ位置を検出すれば、ロータ位置がずれることがないので、正常に起動することができる。なお、逆転の回転モードから停止モードに移行し、正転の回転モードになるときでも、期間K1〜K3が設けられ、同一のスイッチングパターンを継続する。
このように、ロータに永久磁石を有する直流ブラシレスモータを基本としており、DD方式やDMM方式と比較して大きな減速比を得ることができるので、回転数を上げて駆動することでモータの効率向上(省エネ)が図れる、また、回転数を上げて駆動できるので低トルクでも良くなりモータの小型化(省資源)が図れる、更に、モータのみの交換でノンインバータタイプの水槽と共通化が図れる、等の改善が見込まれる。
しかしながら、従来のベルトインバータ方式の洗濯機においては、洗濯機の上面の操作部に近接して設けられている主制御部30aと、水槽13下部に配置されている副制御部40及び駆動部41と、洗濯機10の下部に配設されるモータ21とが離れており、両者間には、例えばパワー用に3本及び信号用に5本、合計8本の配線55,56が接続されている。特に、トランジスタ35a〜35fのベースに接続されている駆動回路36a〜36fからモータ21へ至る配線56にはパルス幅変調(PWM)制御電流が流れているので、配線56はアンテナの役割を果たし、制御電流の流れに起因してノイズを出している。こうしたノイズは、他の家電製品に雑音として入り込む可能性があり、特に映像や音響等のいわゆるオーディオ・ビジュアル(AV)機器に対しては、映像のチラツキや音声の雑音として現れる。
また、図9に示すように、主制御部は、プリント基板58に構成されており、発熱をするモータ制御用ICには複数の放熱リブ59a(一部のみ符号を付す)が並んで起立した状態に設けられた大型の放熱板59が取り付けられている。このような放熱板59付きの基板58は、ケース57内に嵌め込まれてウレタン樹脂のポッティンによって防湿対策とされているが、放熱リブ59aの高さの寸法によって嵩高になっている。
高周波ノイズの放射軽減を図った別の従来技術として、モータやクラッチ機構を駆動する補助コントローラをコントローラカバーで覆って洗濯機の下側空間に位置するセンターベースに取り付ける全自動洗濯機が提案されている(特許文献2)。この全自動洗濯機によれば、補助コントローラがモータとクラッチ機構との間近に配置され、配線距離が短くなるので、高周波成分を含む電流供給を行ったときの、高周波ノイズの放射を軽減することが図られている。
特開平11−27985号公報(段落[0043]〜[0077]、図1〜図6、図8)
特開平7−672号公報(段落[0020]〜[0021]、図1)
洗濯機においては、通常、制御部、駆動部及び副操作部と直流ブラシレスモータとが互いに離れており、制御部と直流ブラシレスモータとの間で制御用電流を流すために配線で接続されている。洗濯機では、モータをインバータ駆動型式のモータとしているので、トルク制御のためにPWM(パルス幅変調)等の電流を可変チョッピングしており、洗濯の各工程に応じて直流ブラシレスモータの駆動と停止とを頻繁に繰り返す度に高周波成分を含む制御電流が配線に流れる。したがって、配線を短くしてもノイズ発生を避けることは難しい。こうしたノイズの発生は、インバータ駆動型式のモータを搭載している洗濯機において特有と言えるものである。そこで、制御部からの制御電流がノイズの原因になる配線を通すことなく直流ブラシレスモータに供給する点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、洗濯に伴う各種工程を直流ブラシレスモータの回転出力を駆動力として行う洗濯機において、直流ブラシレスモータの制御の際に、ノイズを発生させることのない洗濯機を提供することである。
上記課題を解決するため、この発明による洗濯機は、インバータ駆動されて得られる回転出力が洗濯に関する各工程の駆動力として用いられるモータを備えている洗濯機において、前記モータに当該モータのための駆動回路を内蔵したことから成っている。
この発明による洗濯機によれば、モータ内の駆動回路で生じさせた制御用のパルス幅変調(PWM)が従来の洗濯機のように、アンテナ化する可能性がある配線を流れることがないので、輻射ノイズが生じるのを低減できる。また、配線を高周波の電流が流れないようにするためのフィルタ回路が簡略化可能にもなるので、洗濯機のコスト低減と損失低減が期待できる。また、駆動回路がモータ内に包含されるので、回路の発熱はモータの筐体を介して放熱されるので、熱を外に逃がすため大型放熱板は不要となる。また、操作部回路の小型化が実現でき回路の薄型化で前面が低くなり、衣類投入時の利便性が向上する。
この洗濯機において、前記モータの出力を、ベルト伝動機構を介して、前記各工程における前記駆動力として伝達させることができる。モータの出力を、ベルト伝動機構を介して伝達させることによって、モータ直結の歯車減速に加えて、ベルト伝動での減速比が乗算され、モータを効率の良い高速回転で使用することができる。
この洗濯機において、前記各工程における前記駆動力は回転駆動力であり、前記モータの出力を当該回転駆動力として直接出力することができる。モータの出力を、ベルト伝動機構等の伝動機構を介さずに直接に、洗濯に関する各工程の駆動力として出力させることによって、モータから水槽や脱水槽への駆動力伝達構造が簡素化される。
この洗濯機において、インバータ駆動による前記モータは直流ブラシレスモータであり、前記モータの前記洗濯機への取付け構造は、前記駆動回路非内蔵型の単相誘導モータ等の他型式のモータを取り付けるためと同じ汎用性のある取付け構造であるとすることが好ましい。直流ブラシレスモータの洗濯機への取付け構造を他型式のモータの取付け構造と同じにすることで、従来の単相誘導モータ等のモータから直流ブラシレスモータの採用に変更する際に、洗濯機のモータ取付け構造に設計変更を行う必要をなくすることができる。単相誘導モータにおいては、チョッピングした電流波形ではないので、ノイズは少ないものである。
この洗濯機は、少なくとも、脱水槽を兼ねた洗濯槽が内部に回転可能に配置される水槽と前記洗濯槽内で回転可能に配置されたパルセータとを備えており、前記モータは、前記水槽の下部に配置されて、前記洗濯に関する各工程の前記駆動力として、前記洗濯槽と前記パルセータとの回転駆動力を出力する。即ち、この洗濯機は、基本的な構造として、洗濯槽とパルセータとをモータによって駆動し、そのモータは、水槽の下部に設けられる。
本発明によれば、直流ブラシレスモータの回転出力が駆動力として用いられて洗濯に伴う各種工程を行う洗濯機であり、モータに当該モータのための駆動回路を内蔵しており、モータと駆動回路との間をアンテナ化する可能性がある配線で接続させていないので、直流ブラシレスモータの制御の際に輻射ノイズの発生を低減させた洗濯機を提供することができる。また、近年、乾燥機能付き洗濯機が提案されているが、この形式の乾燥機能付き洗濯機においては乾燥のために空気を加熱する発熱部分を備えるので、上部の庫内温度が高くなる傾向にある。このような場合、放熱板を上部に設置する従来型の洗濯機は不利となる。本発明では、温度が低い洗濯機下部に設置されるモータ筐体に、制御基板で発熱した熱を逃がす構造を採用しているので、熱対策上極めて有利である。
図1は、この発明による洗濯機の一実施形態を示す断面図である。図1は、図5に示すものと、洗濯機における駆動部及び副制御部の配置以外に異なるところはないので、従来の洗濯機に用いられている部品や部位と同等のものには、同じ符号を付すことによって、再度の説明を省略する。
図1に示すように、洗濯機1においては、直流ブラシレスモータ(以下、「モータ」と略す)21のための駆動回路32とインバータ回路33とが駆動部31(後述する図4)として駆動回路内蔵型のインバータモータ部(以下、「モータ部」と略す)2内に配置されている。洗濯機1に図7において示された回路(駆動回路42)がモータ部2内に直接組み込まれている。モータ部2に設けられる配線数は、図4に示すようにパワー用に2本の配線(DC280Vと0V)、主制御部30との間の信号用に3本(5V,0V)の合計5本に減少される。その結果、配線がアンテナとなって発振される輻射ノイズ量を減少させることができる。信号として、減速指令はアナログ電圧信号であり、回転数信号はパルス信号とすることができる。洗濯機1においては、5本の配線がアンテナ化してノイズがコンセントを介して外に出て行く可能性が残っているので、電灯線にフィルタを配することが有効である。
図2には、この発明による洗濯機において、直流ブラシレスモータ2の要部であるモータ部2の構造が、縦断面図として示されている。モータ部21は、樹脂又は鋼板から成る有上底形の円筒状ケース60と鋼板から成る円板状のケース蓋61とにそれぞれ設けられた上下のベアリング63,63を介してシャフト(出力軸)64が回転可能に支持されている。シャフト64にはロータ(永久磁石)65が取り付けており、ケース63に取り付けられステータ66及び巻線との間の電磁作用によって回転される。ケース60内部において、ケース蓋61の近傍には制御回路が実装されているドーナツ型のプリント基板67が配設されている。プリント基板67はリード線組品68を通じて外部のコネクタ69に接続されている。プリント基板67の上側一部には、ドライバーIC70が配置されており、プリント基板67の上側において別の個所にはホールIC71が設けられていてロータ65の回転角度位置を検知している。プリント基板67の下側にはパワー素子72が接した状態に設置されている。パワー素子72は、洗濯機の運転中において実際の発熱部となっている。パワー素子72とケース蓋61との間には絶縁シート73が介在されており、絶縁シート73には熱伝導性を向上させるために伝熱グリスが塗布されている。
モータ部21により外槽の内部に設けられた回転槽とこの回転槽の内部に設けられた撹拌体をダイレクトにドライブする方式もある。この形式の洗濯機はロータ65の回転位置を検出してロータ位置信号を出力するホールIC71と、ロータ位置信号に基づいてほぼ正弦波状の通電信号を形成する通電信号形成手段とを備えており、この通電信号に基づいてインバータ回路33が3相交流をモータ21に印加してモータ21を駆動する構成となっており、洗濯機の静音・低振動化を図ることができる。
プリント基板67はパワー素子72及び絶縁シート73を介してケース蓋61に支持されており、発熱部で生じた発熱は絶縁シート73を通じてケース蓋61に逃がされる。プリント基板67には、従来技術のような放熱リブが形成された放熱板は用いられていないので、嵩高にならず省スペースを実現している。円筒状のケース60にドーナツ型のプリント基板67を嵌め込み、ウレタン樹脂をポティングすることでプリント基板67の防水・防湿対策が施されている。
図3は、インバータ駆動式モータの要部の概略を示す斜視図である。図3では、ステータから引き抜いたロータを、それに付設されている制御基板(プリント基板)と共に示されている。図3(a)は斜め上方から見下ろした図であり、図3(b)は底側に配置された金属製のケース蓋であるブラケットと、その上方に配置されているモータ用の制御基板とを側方から見た図である。制御基板は、制御用の各種素子が配置されているプリント基板67から成っており、全体としてロータ65を取り巻くドーナツ型の形状を有している。ブラケット61と制御基板67との間にはパワー素子72が一側でブラケット61に接触するように配置(図3では図示略)されている。パワー素子72が発熱させた熱量は、伝熱グリスを塗布した絶縁シート73を通じてブラケット61側に放熱される。
モータ部2内に駆動用半導体を実装させたプリント基板67が配されるので、モータ部2内に配さない従来の駆動用半導体に必要であった放熱板を無くすことができる。したがって、回路の小型化が可能であり、また製造(調達)コストを安価にすることができる。更に、洗濯機1の前面部に配置されていた主制御部のうち、モータ駆動用の制御部分がモータ2内に移されるので、洗濯機1の前面部が省スペース(薄い)構造に構成することができ、操作性が向上し、且つ前面部のデザイン性の向上にも寄与できる。
更に、洗濯機1においては、誘導モータとの付け替え・交換で取り付けることができる。即ち、モータ21の取付け構造は、単相誘導モータ等の他型式のモータを取り付ける構造と比較して、変更無しとすることができる。したがって、モータ21のために別途の新しい取付け構造を設計・製造する必要がなく、従来の洗濯機の設計・製造・組立を踏襲できるので、製造コストの低減に寄与することがきる。
図4には、本発明による洗濯機におけるインバータ装置を含む制御ブロック図が示されている。図4では図6に示された要素と同等のものには同じ符号を付して、再度の説明を省略する。図6に示す従来のインバータ装置を含む制御ブロック図と比較して、主として、駆動回路32及びインバータ回路33から成る駆動部31と、モータ21との関係、及び主制御部30との間での接続配線の仕方で異なっている。即ち、駆動部31(駆動回路32)はモータ部2に組み込まれて、駆動回路内蔵インバータモータを構成しており、モータ21のロータの位置信号は駆動回路32に入力されている。主制御部30と駆動回路32への接続配線は、DC電源+、DC電源−、速度指令、進み角指令及び回転数信号の5本である。
インバータ洗濯機において、モータ21は回転数によって最大トルクが得られる位相角や消費電力が最小となる位相角が変化するので、回転数に応じてモータ21への駆動信号の位相角を制御すること、即ち、進み角制御や遅れ角制御を行うことが行われている。また、負荷の状態によって適切な位相角制御を行うことのできる洗濯機がすでに提案されている(特開2000−324873参照)。そこで、駆動回路32には、少なくともDC電源とモータの回転方向に関係する信号と回転数に関係する信号、或いはモータの進み角度に関係する信号を供給することができる。駆動回路32は、モータ21の実際の回転数に関係する信号を受けて、回転数を目標回転数に一致させるべくモータ21の速度フィードバック制御を行うことができる。
この洗濯機において、プリント基板67(駆動回路32、インバータ回路33、ホールIC等のすべての電子部品を含む)には防水対策を施すことが好ましい。駆動回路32をモータ部2に内蔵させると、電子部品は洗濯機の下部に配置されていて、洗濯機に用いられる洗濯水や、すすぎ水等の水分に晒されるリスクが高まる。そこで、駆動回路32には、上述したウレタン樹脂のポティングのような防水・防湿対策を施すことで、駆動回路32が水に濡れることに起因した誤動作や故障等に不具合を未然に防止することができる。
この洗濯機において、駆動回路32には、図4を参照して上述したように、主制御部30から、少なくともDC電源(DC電源+、DC電源−)とモータ21の回転方向に関係する信号と回転数に関係する信号(速度指令)を供給することができる。駆動回路32がモータ部2内に包含されているので、駆動回路32に供給される信号としては、洗濯の各工程で設定される目標値のような信号、即ち、モータ21の回転方向を指示する信号や、モータ21の回転速度を指示する信号等の回転数に関係する信号のみに減らすことができる。前面上部に設けられる主制御部30から供給される信号は、各洗濯工程で設定される目標値のような、回転方向の指示信号と回転数指示信号のみで良く、制御回路のマイコン制御負荷は、主制御部30及び駆動部31においてそれぞれ軽減され、小規模のマイコンで洗濯機制御が実現できる。モータ21と主制御部30との間では、モータ21の運転状態を表す信号やモータ21のための制御信号が洗濯の各工程において頻繁に遣り取りされることがなくなり、周囲に漏れるノイズを軽減することができる。なお、主制御部30から駆動部31には、更に、モータ21の進み角度に関係する信号(進み角指令)を供給することによって、モータ21の運転効率を更に向上させることができる。また、駆動回路32は、モータ21からの実際の回転数に関係する信号(回転数信号)を受けたときに、この信号を主制御部30に送信することなく、自身で回転数のフィードバック制御を行うことができる。モータ21からの実際の回転数に関する信号を受けることによって、モータ21の目標回転数との偏差を求め、その偏差がゼロになるように回転数のフィードバック制御を行うことができる。
1 洗濯機 2 モータ部
10 洗濯機(従来)
11 本体 11a 蓋
12 脱水槽 13 水槽
14 サスペンション部 15 パルセータ
16 給水管 17 給水弁
18 排水管 19 排水弁
20 循環ポンプ
21 直流ブラシレスモータ
21a 回転軸 21b プーリ
22 伝達機構
22a 回転軸 22b プーリ
23 ベルト 24 操作部
25 表示部 26 ブザー
27 蓋センサ 28 水位センサ
30 主制御部(制御手段) 31 駆動部
32 駆動回路 33 インバータ回路
34 フリーホイールダイオード
35 トランジスタ 36 駆動回路
37a 電源回路 37b 電源回路
40 副制御部(制御手段) 41 駆動部
42 駆動回路 43 インバータ回路
44a〜44c ホール素子 45 ロータ位置検出回路
50 ダイオード 51 コンデンサ
52 平滑用コンデンサ 53 整流部
54 商用電源 55,56 配線
57 ケース 58 プリント基板
59 放熱板 59a 放熱リブ
60 ケース 61 ケース蓋
63 ベアリング 64 シャフト
65 ロータ(永久磁石) 66 ステータ及び巻線
67 プリント基板 68 リード線
69 コネクタ 70 ドライバーIC
71 ホール素子 72 パワー素子
73 絶縁シート
10 洗濯機(従来)
11 本体 11a 蓋
12 脱水槽 13 水槽
14 サスペンション部 15 パルセータ
16 給水管 17 給水弁
18 排水管 19 排水弁
20 循環ポンプ
21 直流ブラシレスモータ
21a 回転軸 21b プーリ
22 伝達機構
22a 回転軸 22b プーリ
23 ベルト 24 操作部
25 表示部 26 ブザー
27 蓋センサ 28 水位センサ
30 主制御部(制御手段) 31 駆動部
32 駆動回路 33 インバータ回路
34 フリーホイールダイオード
35 トランジスタ 36 駆動回路
37a 電源回路 37b 電源回路
40 副制御部(制御手段) 41 駆動部
42 駆動回路 43 インバータ回路
44a〜44c ホール素子 45 ロータ位置検出回路
50 ダイオード 51 コンデンサ
52 平滑用コンデンサ 53 整流部
54 商用電源 55,56 配線
57 ケース 58 プリント基板
59 放熱板 59a 放熱リブ
60 ケース 61 ケース蓋
63 ベアリング 64 シャフト
65 ロータ(永久磁石) 66 ステータ及び巻線
67 プリント基板 68 リード線
69 コネクタ 70 ドライバーIC
71 ホール素子 72 パワー素子
73 絶縁シート
Claims (5)
- インバータ駆動されて得られる回転出力が洗濯に関する各工程の駆動力として用いられるモータを備えている洗濯機において、前記モータに当該モータのための駆動回路を内蔵したことから成る洗濯機。
- 前記モータの出力は、ベルト伝動機構を介して、前記各工程における前記駆動力として伝達されることから成る請求項1に記載の洗濯機。
- 前記各工程における前記駆動力は回転駆動力であり、前記モータの出力は、当該回転駆動力として直接出力されることから成る請求項1に記載の洗濯機。
- 前記モータは直流ブラシレスモータであり、前記モータの前記洗濯機への取付け構造は、前記駆動回路非内蔵型の単相誘導モータ等の他型式のモータの取付けに用いられる汎用性のある取付け構造とであることから成る請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
- 前記洗濯機は、少なくとも、脱水槽を兼ねた洗濯槽が内部に回転可能に配置される水槽と前記洗濯槽内で回転可能に配置されたパルセータとを備えており、前記モータは、前記水槽の下部に配置されて、前記洗濯に関する各工程の前記駆動力として、前記洗濯槽と前記パルセータとの回転駆動力を出力することから成る請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
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- 2007-11-13 CN CNA2007101681378A patent/CN101182675A/zh active Pending
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