JP2008118746A - 複合リニアモータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数リニアモータ装置を軽量化する。
【解決手段】移動磁界を発生させるコイルを有し、直線の移動通路を移動し得る電機子と、
電機子の移動通路の両側に移動通路に沿って電機子と空隙を介して永久磁石列をそれぞれ配置し、各永久磁石列はその各永久磁石列を構成する永久磁石における隣り合うその永久磁石同士が異極性で等ピッチで配置され、対向する前記永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士は異極性である固定子とで単位リニアモータを構成し、単位リニアモータの複数個を、電機子の移動通路を互いに並行にして並べ、単位リニアモータ間では、対向するその永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士が異極性である複合リニアモータを構成し、複合リニアモータの最外側の前記永久磁石列の反移動通路側に沿わせてバックヨークを配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、FA(factory automation)分野などで用いられる複合リニアモータ装置に関し、その軽量化技術に係わる。
従来、リニアモータを並列に複数個並べて使用した複合リニアモータ装置としては、特許文献1のようなものがある。特許文献1記載の複合リニアモータ装置は、ボイスコイル形リニアモータを並列に複数個並べて使用する例であり、隣り合うボイスコイル形リニアモータの永久磁石およびコイルの極性を全く逆にし、日の字型に構成したヨークの外側ヨークの重なり部を省くことにより、小型化、軽量化の効果を得ている。
特許第3778284号公報
FA分野で用いられる機械装置では、工場面積の有効活用の観点から、機械装置の小型化が重要であり、機械装置に用いられる駆動部にも小型化、軽量化が求められている。前述の複合ボイスコイルリニアモータ装置では、日の字型に構成したヨークの内側ヨークは依然として残ることになる。このため、まだ小型化する余地があり、本発明では、さらに小型化、軽量化することを目的とする。
本発明に係わる複合リニアモータ装置は、移動磁界を発生させるコイルを有し、直線の移動通路を移動し得る電機子と、前記電機子の移動通路の両側に移動通路に沿って前記電機子と空隙を介して永久磁石列をそれぞれ配置し、前記各永久磁石列はその各永久磁石列を構成する永久磁石における隣り合うその永久磁石同士が異極性で等ピッチに配置され、対向する前記永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士は異極性である固定子とで単位リニアモータを構成し、前記単位リニアモータの複数個を、前記電機子の移動通路を互いに並行にして並べ、前記単位リニアモータ間では、対向するその永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士が異極性である複合リニアモータを構成し、前記複合リニアモータの最外側の前記永久磁石列の反移動通路側に沿わせてバックヨークを配置したものである。
また、移動磁界を発生させるコイルを有し、直線の移動通路を移動し得る電機子と、前記電機子の移動通路の両側に移動通路に沿って前記電機子と空隙を介して永久磁石列をそれぞれ配置し、前記各永久磁石列はその各永久磁石列を構成する永久磁石における隣り合うその永久磁石同士が異極性で等ピッチに配置され、対向する前記永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士は異極性である固定子とで単位リニアモータを構成し、前記単位リニアモータの複数個を、前記電機子の移動通路を互いに並行にして並べ、前記単位リニアモータ間では、対向するその永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士が異極性である複合リニアモータを構成し、前記複合リニアモータの最外側の前記永久磁石列は、主永久磁石と補助永久磁石が交互に配置され、前記主永久磁石の磁化方向は、前記電機子の移動通路と直交する方向であり、前記補助永久磁石の磁化方向は、前記電機子の移動通路方向と同方向であり、前記主永久磁石間の前記補助永久磁石の磁化方向が、前記主永久磁石間の反移動通路側の磁束を相殺し、移動通路側の磁束を強める方向に配置されているものである。
本発明の複合リニアモータ装置によれば、複合リニアモータ装置を小型化・軽量化することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による複合リニアモータ装置を示す構成断面図で、図2のA−A線断面図である。図2は実施の形態1による複合リニアモータ装置を示す構成断面図で、図1のB−B線断面図である。図において、複合リニアモータ装置100は、3個の単位リニアモータT,U,Vを有している。単位リニアモータTは、直線の移動通路1をリニアガイド(図示せず)に案内されて摺動自在に移動し得る電機子2aと、直線の移動通路1の両側にその通路に沿って電機子2aと空隙8を介して永久磁石列3a,3bをそれぞれ配置した固定子4とで構成されている。永久磁石列3a,3bは所望の長さに構成されており、図ではその一部を表している。
電機子2aは移動磁界を発生させる複数のコイル5を等ピッチでケース6に封入し、取付座7に固定されている。移動通路1の両側の各永久磁石列3a,3bは、それを構成する各永久磁石(永久磁石単位)の磁化方向が、電機子2aの移動通路1と直交する方向であり,隣り合う永久磁石同士が異極性で等ピッチで配置されている。永久磁石列3aと永久磁石列3bは互いに対向し、対向する面の各永久磁石同士は互いに異極性となるように配置されている。電機子2aの複数のコイル5のピッチと永久磁石列3a,3bの永久磁石のピッチは異なっている。永久磁石9a,9bは磁石取付台10a,10bを用いてフレーム11に固定されている。
単位リニアモータUも単位リニアモータTと同様に構成され、電機子2bと永久磁石列3c,3dを有している。単位リニアモータVも単位リニアモータTと同様に構成され、電機子2cと永久磁石列3e,3fを有している。単位リニアモータT,U,Vは、それぞれの電機子2a,2b,2cの移動通路1を互いに並行に並べ、単位リニアモータT,U及びU,V間では、対向する永久磁石列3b,3c及び3d,3eの対向する面の各永久磁石同士が互いに異極性となるように配置されている。これによって、単位リニアモータT,U,Vによる複合リニアモータ20が構成される。複合リニアモータ20の最外側の永久磁石列3a,3fには、その反移動通路側に沿わせてバックヨーク21a,21bが配置される。
単位リニアモータT,U間の対向する永久磁石列3b,3cは、個別に構成されてもよいが、通常一体に構成される。同様に、単位リニアモータU,V間の対向する永久磁石列3d,3eも、個別に構成されてもよいが、通常一体に構成される。また、対向する永久磁石列3b,3c(3d,3e)を構成する個々の永久磁石のうち永久磁石列3b,3c(3d,3e)間で対向する個々の永久磁石同士を一体形成し、一体形成した永久磁石を電機子の移動方向に並べて配置することで、一体に構成されるようにしてもよい。磁石取付台10a,10b,10c,10dとフレーム11とは、例えば、ボルトによって固定し、永久磁石9a,9b,9c,9dと磁石取付台10a,10b,10c,10dとは、例えば接着剤により固定されている。他の例としては、図3に示すように磁石取付台10bをスペーサ10eと押え板10fに分割して、永久磁石9bを挟み込むようにしてねじ12で固定するようにしてもよい。
永久磁石9a,9dの保持は、バックヨーク21a,21bに機械的に比較的簡単にできる。しかし、永久磁石9bには、電機子の移動通路1を隔てて両側の永久磁石9a,9cから吸引力が働くので、永久磁石9bの保持が容易ではない。永久磁石9bには電機子の移動通路1と垂直な方向の両側へ吸引力が働いており、一部相殺されるが、相殺されない分については、永久磁石9bを磁石取付台10bに機械的に強固に保持する構成とする。
このようにして複合リニアモータ装置100が構成される。複合リニアモータ装置100を構成する各永久磁石によって、磁束が発生し、図には、磁束の流れを破線で、その方向を矢印で示している。電機子2の移動通路1内では、移動通路1と直角方向に磁束が発生しており、移動通路1内の電機子2は、電源装置によって、コイル5に発生させる移動磁界を制御することによって、移動通路1内の移動が制御される。
図1に示す複合リニアモータ装置100は、3個の単位リニアモータT,U,Vに対して、両最外側にバックヨークを配置するものであり、小形化、軽量化することができる。
なお、前述において、移動通路1の両側の各永久磁石列3a,3bは、それを構成する各永久磁石の磁化方向が、電機子2aの移動通路1と直交する方向であり,隣り合う永久磁石同士が異極性で等ピッチで配置されている。永久磁石列3aと永久磁石列3bは互いに対向し、対向する面の各永久磁石同士は互いに異極性となるように配置されているとした。しかしこれに限らず、図15に示すように、移動通路1の両側の各永久磁石列3a,3bは、それを構成する各永久磁石の磁化方向が、電機子2aの移動通路1と並行であり、隣り合う永久磁石同士は同極性で突き合わされ、隣り合う永久磁石同士が異極性で等ピッチで配置されている。永久磁石列3aと永久磁石列3bは互いに対向し、対向する面の各永久磁石同士は互いに異極性となるように配置されていてもよい。実施の形態2―5においても同様である。
実施の形態2.
図4は実施の形態2による複合リニアモータ装置200を示す構成断面図である。なお、各図において、同一符号は同一又は相当部分を示す。実施の形態2は、実施の形態1を拡張したもので、4個の単位リニアモータT,U,V,Wを備え、4個の電機子2a,2b,2c,2dを有し、これに応じて4個の固定子4を有し、永久磁石列3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hを配置したものである。そして複合リニアモータ30の最外側の永久磁石列3a,3hには、その反移動通路1側に沿わせてバックヨーク21a,21bが配置される。このように、必要に応じて複数の電機子2a,2b,2c,2dを備えることができ、2個以上の電機子2を備えている場合に、実施の形態1と同様にして軽量化の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図1で示す複数の電機子2a,2b,2cには、図5に示すように1個の電源装置13で駆動できるように構成して、例えば3倍の推力を得られるように構成しても良いし、図6に示すように、複数個の電源装置14でそれぞれ独立に駆動できるように構成しても良い。当然、図7に示すように一部は同一の電源装置15で駆動し、また一部は1個の電源装置16で駆動するように構成しても構わない。
複数の電源装置14を用いて、それぞれの電源装置14別に独立に駆動できるように構成した場合、電機子の部材であるコイル5、ケース6及び取付座7はアルミニウムやプラスチック樹脂などの弱磁性材料からなることが望ましい。電機子の部材に鉄などの強磁性材料が含まれると、電機子2が存在する位置における永久磁石の磁束量が大きくなる。逆に電機子2が存在しない位置では、永久磁石の磁束量が小さい。図8は、2個の電機子の位置が同一の場合を示す。同図(a)は電機子2eの部材が弱磁性材料からできている場合を、同図(b)は電機子2fの部材の一部に強磁性材料を含んでいる場合を示している。
同図において、永久磁石列3の矢印は永久磁石の磁束の向きを示し、大きさで磁束量を表している。図8(a)では、電機子2eに強磁性材料を含んでいないため、いずれの永久磁石も磁気回路が同一である。このため、いずれの永久磁石も同じ磁束量となっている。一方、同図(b)では、電機子2fに強磁性材料を含んでいるため、電機子2f付近の永久磁石は磁束を発生し易くなり、永久磁石の磁束量が他の位置と比べて大きくなっている。
図9では2個の電機子2の位置が異なる場合の例を示している。同図(a)は電機子2eの部材が弱磁性材料からできている場合を、同図(b)は電機子2fの部材の一部に強磁性材料を含んでいる場合を示している。図9(a)は、図8(a)と同様にして、いずれの永久磁石も磁気回路が同一であるため、いずれの永久磁石も同じ磁束量となっている。他方、同図(b)では、電機子2fに強磁性材料を含んでいるため、電機子2f付近の永久磁石は磁束を発生し易くなり、永久磁石の磁束量が他の位置と比べて大きくなっている。このとき、永久磁石は磁束の発生のし易さが図8(b)に比べて小さいため、電機子2f付近の永久磁石の磁束量は図8(b)に比べて小さい。
このように、電機子2fの部材に鉄などの強磁性材料が含まれると、永久磁石の磁束量に大小関係が生じる。一方、(電機子と固定子を有するリニア)モータを駆動するためには、電源装置やコントローラ(図示せず)にモータの情報として磁束量に関係する定数を入れることがある。この定数を元にモータを駆動するので、磁束量が変わると効率よく精密に駆動できない可能性がある。したがって、複数の電源装置14を用いてそれぞれの電源装置別に独立で駆動できるように構成した場合、電機子2の部材は弱磁性材料から成ることが望ましい。このように構成すれば、モータの制御性が向上する。
実施の形態4.
図10は、実施の形態4による複合リニアモータ装置300を示す構成断面図である。同図において、バックヨーク21c,21dに沿う永久磁石列3a,3fの永久磁石9a,9d間の一つ置きに位置する前記バックヨーク21c,21dの位置に、それぞれ切り欠き17を設ける。
このようにした理由を、図11を用いて説明する。実施の形態1〜2では、リニアモータ特有の終端を描いていなかったが、図10および図11では終端を描いている。図11のように、終端の永久磁石9aが発生した磁束は、他方の終端の永久磁石9aへ流れ込む。このとき、例えば図11のGとして丸で囲んだ位置における磁束は互いに逆方向を向いている。すなわち、打ち消し合って磁束量がゼロとなり、この位置のバックヨークが無くとも磁路が成り立つ。これを理由として、切り欠いた結果が図10である。このように構成すると、実施の形態1〜2に増して、さらにバックヨーク21の重量を低減できる。切り欠き17の形は、図10ではV字形であるが、U字形になっていても良い。
実施の形態5.
図12は、実施の形態5による複合リニアモータ装置400を示す構成断面図である。同図において、バックヨーク21e,21fに沿う永久磁石列3a,3fの各永久磁石9a,9dの電機子の移動方向中央に位置するバックヨーク21e,21fの位置にそれぞれ切り欠き18を設け、複合リニアモータ装置400の各永久磁石列3a〜3fの両終端の永久磁石9a〜9dは終端以外の永久磁石と比べて移動方向の長さを約半分にしたことが特徴である。このように構成しても、図の破線と矢印で示したように、磁石の発生する磁束の磁路が成り立つ。
このように構成すると、実施の形態4にも増して、さらにバックヨーク21e,21fの重量を低減できる。切り欠き18の形は、図12ではV字形であるが、U字形になっていても良い。好ましくは、終端の永久磁石9aは終端以外の永久磁石と比べて移動方向の長さが半分よりも長めであることが好ましい。なぜならば、図12に示すような漏れ磁束19が生じるためにコイルと鎖交する磁束量が減る。このため、半分よりも長めにしてコイルと鎖交する磁束量を従来と同等とすることが望ましい。
実施の形態6.
図13は、実施の形態6による複合リニアモータ装置500を示す構成断面図である。実施の形態6では、両側の永久磁石列23a,23fをハルバッハ配列とすると共に、複合リニアモータ装置500の最外側の永久磁石列23a,23fに沿わせるバックヨークを用いていない。実施の形態6においても、実施の形態1と同様に、単位リニアモータTは電機子2aと、永久磁石列23a,23bを有する固定子24で構成されている。単位リニアモータUは電機子2bと、永久磁石列23c,23dを有する固定子24で構成されている。単位リニアモータVは電機子2cと、永久磁石列2e,23fを有する固定子24で構成されている。そして、単位リニアモータT,U,Vで複合リニアモータ40を構成している。
複合リニアモータ40の最外側の永久磁石列23a,23fは、主永久磁石25a,25b,25c,25d,25e,25f,25gと補助永久磁石26a,26b,26c,26d,26e,26fが交互に配置されている。主永久磁石25a,25b,25c,25d,25e,25f,25gの磁化方向は、電機子2の移動通路と直交する方向であり、補助永久磁石26a,26b,26c,26d,26e,26fの磁化方向は、移動通路方向と同方向である。
図14に示すように、複合リニアモータ40の最外側の永久磁石列23a,23fは、主永久磁石(例えば25b,25c)間の補助永久磁石(26b)の磁化方向が、主永久磁石(25b,25c)間の反移動通路側の磁束を相殺し、移動通路側の磁束を強める方向に配置する。複合リニアモータ40の最外側の永久磁石列23a,23fは、このように配列(ハルバッハ配列)することにより、複合リニアモータ装置500の最外側の永久磁石列23a,23fに沿わせるバックヨークを用いなくても、永久磁石の磁路が形成される。
両端の永久磁石列23a,23fの主永久磁石25a,25b,25c,25d,25e,25f,25gは隣り合う主永久磁石同士が異極性で等ピッチで配置されている。永久磁石列23aと永久磁石列23bは互いに対向し、対向する面の各永久磁石同士は互いに異極性となるように配置されている。このように構成すると、図13の破線と矢印で示したように、バックヨークがなくとも、永久磁石の発生する磁束の磁路が成り立つ。そのため、実施の形態4,5にも増して、さらに複合リニアモータ装置500の重量を低減でき、小形化、軽量化が達成できる。
本発明の実施の形態1による複合リニアモータ装置を示す構成断面図で、図2のA−A線断面図である。 実施の形態1による複合リニアモータ装置を示す構成断面図で、図1のB−B線断面図である。 実施の形態1による永久磁石の固定手段を示す構成斜視図である。 実施の形態2による複合リニアモータ装置を示す構成断面図である。 実施の形態に係わる3個の電機子と1個の電源装置との接続例を示す図である。 実施の形態に係わる3個の電機子と3個の電源装置との接続例を示す図である。
実施の形態に係わる3個の電機子と2個の電源装置との接続例を示す図である。 実施の形態に係わる電機子の部材と永久磁石の磁束量の関係を示す図である。 実施の形態に係わる電機子の部材と永久磁石の磁束量の関係を示す図である。 実施の形態4による複合リニアモータ装置を示す構成断面図である。 実施の形態4を創作するに至った経緯を説明する構成断面図である。 実施の形態5による複合リニアモータ装置を示す構成断面図である。 実施の形態6による複合リニアモータ装置を示す構成断面図である。 実施の形態6に係わる永久磁石列の配列を説明する図である。 実施の形態1−5に係る永久磁石列の配列を説明する図である。
符号の説明
1 移動通路 2、2a〜2f 電機子
3a〜3h 永久磁石列 4 固定子
5 コイル 6 ケース
7 取付座 8 空隙
9a〜9d 永久磁石 10a〜10d 磁石取付台
10e スペーサ 10f 押え板
11 フレーム 12 ねじ
13〜16 電源装置 17 切り欠き
18 切り欠き
20 複合リニアモータ 21、21a〜21f バックヨーク
23a〜23f 永久磁石列 24 固定子
25a〜25g 主永久磁石 26a〜26f 補助永久磁石
30 複合リニアモータ 40 複合リニアモータ
100 複合リニアモータ装置 200 複合リニアモータ装置
300 複合リニアモータ装置 400 複合リニアモータ装置
500 複合リニアモータ装置

Claims (6)

  1. 移動磁界を発生させるコイルを有し、直線の移動通路を移動し得る電機子と、
    前記電機子の移動通路の両側に移動通路に沿って前記電機子と空隙を介して永久磁石列をそれぞれ配置し、前記各永久磁石列はその各永久磁石列を構成する永久磁石における隣り合うその永久磁石同士が異極性で等ピッチに配置され、対向する前記永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士は異極性である固定子とで単位リニアモータを構成し、
    前記単位リニアモータの複数個を、前記電機子の移動通路を互いに並行にして並べ、前記単位リニアモータ間では、対向するその永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士が異極性である複合リニアモータを構成し、
    前記複合リニアモータの最外側の前記永久磁石列の反移動通路側に沿わせてバックヨークを配置したことを特徴とする複合リニアモータ装置。
  2. 前記バックヨークに沿う前記永久磁石列の永久磁石間の一つ置きに位置する前記バックヨークの位置に、それぞれ切り欠きを設けるようにした請求項1記載の複合リニアモータ装置。
  3. 前記バックヨークに沿う前記永久磁石列の各永久磁石の前記電機子の移動方向中央に位置する前記バックヨークの位置にそれぞれ切り欠きを設けると共に、前記複合リニアモータの前記各永久磁石列の終端の永久磁石は終端以外の永久磁石と比べて前記電機子の移動方向の長さを略半分にしたことを特徴とする請求項1記載の複合リニアモータ装置。
  4. 前記単位リニアモータ間の対向する永久磁石列同士を一体に構成した請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の複合リニアモータ装置。
  5. 複数の前記電機子を複数の電源装置でそれぞれ独立に駆動し、前記電機子は弱磁性材料で構成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の複合リニアモータ装置。
  6. 移動磁界を発生させるコイルを有し、直線の移動通路を移動し得る電機子と、
    前記電機子の移動通路の両側に移動通路に沿って前記電機子と空隙を介して永久磁石列をそれぞれ配置し、前記各永久磁石列はその各永久磁石列を構成する永久磁石における隣り合うその永久磁石同士が異極性で等ピッチに配置され、対向する前記永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士は異極性である固定子とで単位リニアモータを構成し、
    前記単位リニアモータの複数個を、前記電機子の移動通路を互いに並行にして並べ、前記単位リニアモータ間では、対向するその永久磁石列の対向する面のその各永久磁石同士が異極性である複合リニアモータを構成し、
    前記複合リニアモータの最外側の前記永久磁石列は、主永久磁石と補助永久磁石が交互に配置され、前記主永久磁石の磁化方向は、前記電機子の移動通路と直交する方向であり、前記補助永久磁石の磁化方向は、前記電機子の移動通路方向と同方向であり、前記主永久磁石間の前記補助永久磁石の磁化方向が、前記主永久磁石間の反移動通路側の磁束を相殺し、移動通路側の磁束を強める方向に配置されていることを特徴とする複合リニアモータ装置。
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