JP2008118733A - 系統連系装置及び系統連系システム - Google Patents

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Abstract

【課題】配電用変電所からの給電が停止された場合に、配電系統に接続されている他の機器に対しての悪影響を抑えつつ、発電装置の接続台数が増大しても、系統連系システム側に停電情報を通知し、需要家内の発電装置を配電系統から解列する系統連系装置を提供する。
【解決手段】系統連系装置120は、発電装置からの電力を交流電力に変換するインバータ回路127を備え、インバータ回路127及びリレーを介して発電装置を配電系統に連系させる。系統連系装置120は、リレーの解列又は連系を制御するリレー制御部126と、伝送経路から、不特定多数に送信された配電系統の停電情報を受信する受信部121と、停電情報に基づいて、発電装置が連系している配電系統が停電しているかどうかを判定する判定部123とを備え、リレー制御部126は、判定に基づいて、リレーの解列制御を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、発電装置からの電力を所定の交流電力に変換する電力変換回路を備え、電力変換回路及びリレーを介して発電装置を配電系統に連系させる系統連系装置及び系統連系システムに関する。
従来、図1に示すように、配電用変電所20の配下に、複数の配電系統(バンク)が配置され、バンク1には、発電装置と、発電装置を配電系統に連系する系統連系装置を含む系統連系システムを備える多数の需要家100a、100b、100cが並列されるシステムが知られている。このような系統連系システムでは、配電用変電所20から所定の需要家(例えば、需要家100a)への給電が停止された場合に、所定の需要家内の発電装置を配電系統から解列する処理が行われる。しかし、まれに配電系統からの給電が停止したことを検知できず、前記解列処理が行われない場合がある。このように、配電用変電所20からの給電が停止し、需要家100a内の発電装置が給電している状態を単独運転状態といい、この単独運転状態を検出する方式として、受動型単独運転検出方式と、能動型単独運転検出方式とがある。
前者は、配電系統からの給電が停止された場合に生じる配電系統の変動、例えば配電系統電圧の位相の変化(位相の跳躍現象)、周波数の変化、電圧の変化などによって単独運転状態を検出する手法である。一方、後者は、需要家の系統連系システムの出力に外乱、例えば周波数の変動、位相の変動、電圧の変動、負荷の変動等の能動的変動を与えておき、外乱に応じた配電系統電力の変動によって単独運転状態を検出する手法である。各々の特性があるため、日本の系統連系ガイドラインでは、両方式を併用して停電検出精度を上げるよう規定している。通常は、これらの方式でほぼ停電を検出できるが、完全に検出できるわけではない。
このような事情を鑑みて、より検出精度を上げるため、配電用変電所から通知された配電系統における停電信号を、伝送手段により系統連系システムに伝送し、発電装置を系統から解列する、転送遮断方式が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
特許文献1では、配電用変電所側に搬送親装置を、需要家内の系統連系システムに搬送子装置を設けて、連系する電力線を利用し、搬送親装置から常時搬送波を送出し、搬送子装置でこれを受信し、搬送子装置に搬送波が到達しなくなったときに受電リレーを遮断して、需要家内の系統連系システムの単独運転状態を防止する。
特許文献2では、発電装置それぞれの位置と系統内の開閉器状態情報を取得して記憶し、この記憶情報に基づいて各発電装置がそれぞれどの変電所のどの配電線配下にあるかを個別に識別し、系統内で事故が発生したときに上記識別に基づいて、転送遮断対象となる発電装置だけに転送遮断信号を選択的に送信する。このように、特許文献2では、送信先を特定して停電情報を送信するため、転送遮断対象を最小限に設定することができる。
特開平8−19183号公報 特開2005−198446号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような単独運転防止システムでは、配電系統に対して搬送波が常に送出されているので、配電系統に接続されている他の機器に対してノイズなどの悪影響が発生する懸念がある。また、特許文献2に記載のような単独運転防止システムでは、停電情報を予め送信先となる発電装置を特定し、送信するため、発電装置の接続台数が増大するにつれて、送信側で保持する情報量が増大し、送信制御が煩雑になるという課題がある。又、発電装置が多数台接続されると、送信先も増大するため送信漏れの危険性もある。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、配電用変電所からの給電が停止された場合に、配電系統に接続されている他の機器に対しての悪影響を抑えつつ、発電装置の接続台数が増大しても、系統連系システム側に停電情報を通知し、需要家内の発電装置を配電系統から解列する系統連系装置及び系統連系システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、発電装置からの電力を所定の交流電力に変換する電力変換回路を備え、電力変換回路及び、リレーを介して発電装置を配電系統に連系させる系統連系装置であって、リレーの解列又は連系を制御するリレー制御部と、所定の伝送経路から、配電系統の停電情報を受信する受信部と、停電情報には少なくとも停電している地区の地区情報を含み、配電系統の属する地区情報が含まれる場合に停電していると判定する判定部とを備え、リレー制御部は、判定に基づいて、リレーの解列制御を行う系統連系装置であることを要旨とする。
第1の特徴に係る系統連系装置によると、配電用変電所からの給電が停止された場合に、配電系統に接続されている他の機器に対しての悪影響を抑えつつ、需要家内の発電装置を配電系統から解列することができる。また、個別の発電装置の情報など膨大な情報を必要としないうえ、送信先を個別に指定する必要がないため、発電装置の接続台数が増大しても、対象の発電装置を配電系統から解列することができる。
又、第1の特徴に係る系統連系装置において、受信部は、複数の伝送経路を備え、停電情報をそれぞれの伝送経路から受信し、判定部は、それぞれの伝送経路から受信した停電情報に基づいて、配電系統が停電しているかどうかを判定してもよい。
この系統連系装置によると、複数の伝送経路から停電情報を受信することにより、一部の伝送経路に異常が生じていても、停電情報を受信することができる。これにより発電装置を配電系統から解列することができる。
又、第1の特徴に係る系統連系装置において、単独運転を検出する検出部を備え、判定部で配電系統が停電していると判定された場合に検出感度を上げ、リレー制御部は、検出部が単独運転状態であると判定した場合に、リレーの解列制御を行ってもよい。
この系統連系装置によると、検出感度を上げることにより、単独運転を検知する精度を更に上げることができる。又、誤情報が含まれていた場合でも、停電の検知精度を上げることができる。
又、第1の特徴に係る系統連系装置において、検出部は検出閾値を下げることにより、検出感度を上げてもよい。
この系統連系装置によると、検出部の検出感度が上がることにより、単独運転を検出する精度を更に向上させることができる。
又、第1の特徴に係る系統連系装置において、インバータ回路から出力される電力の出力状態を変更する出力制御部を備え、出力制御部は、能動的変動量を増加させることにより、検出感度を上げてもよい。
この系統連系装置によると、検出部の検出感度が上がることにより、単独運転を検出する精度を更に向上させることができる。
又、第1の特徴に係る系統連系装置において、検出部は単独運転状態を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段と異なる単独運転検出方式によって単独運転状態を検出する第2の検出手段を備え、第1の検出手段に加えて、第2の検出手段により単独運転状態を検出することで検出感度を上げてもよい。
この系統連系装置によると、異なる単独運転検出方式を併用することにより、単独運転を検知する精度を更に上げることができる。
又、第1の特徴に係る系統連系装置において、検出部が検出感度を上げた場合、所定の時間経過後に検出感度を上げる前の検出感度に戻してもよい。
この系統連系装置によると、正常時には系統への影響や誤検知を抑制しつつ単独運転を検知する精度を向上することができる。
又、第1の特徴に係る系統連系装置について、受信部は、当該停電情報の発信元へ受信した停電情報に関する情報を要求してもよい。
この系統連系装置によると、停電情報の真偽を確かめることができる。
本発明の第2の特徴は、発電装置と上記の系統連系装置とを備える系統連系システムであることを要旨とする。
第2の特徴に係る系統連系システムによると、配電用変電所からの給電が停止された場合に、配電系統に接続されている他の機器に対しての悪影響を抑えつつ、発電装置の接続台数が増大しても、系統連系システム側に停電情報を通知し、需要家内の発電装置を配電系統から解列することができる。
本発明によると、配電用変電所からの給電が停止された場合に、配電系統に接続されている他の機器に対しての悪影響を抑えつつ、発電装置の接続台数が増大しても、需要家内の発電装置を配電系統から解列できる系統連系装置及び系統連系システムを提供することができる。
次に、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
(発電装置用転送遮断システム)
本実施形態に係る発電装置用転送遮断システムは、図1に示すように、高圧送電線10と配電用変電所20と発電装置を備える需要家100a、100b、100cとを備える。配電用変電所20の配下には、複数の配電系統(バンク)が配置され、バンク1には、多数の需要家100a、100b、100cが並列されている。又、需要家100a、100b、100cには、それぞれ発電装置を備える系統連系システム101a、101b、101cが配置される。系統連系システム101a、101b、101cは、例えば、太陽光発電システム、燃料電池発電システム、風力発電システムなどの発電システムである。
需要家100a、100b、100cは、配電用変電所20から給電される電力を使用するとともに、系統連系システム101a、101b、101cにより発電装置で発電される電力を系統に連系させることにより、同一配電系統上の負荷に給電している(図示せず)。ここで、図1では、配電用変電所20のバンク1の系統に落雷が発生し、バンク1が停電したときの例である。この場合、系統連系システム101aは、配電用変電所20から需要家100aへの給電が停止されたことにより、単独運転を検出し、発電装置を配電系統から解列する。ここで、系統連系状態とは、配電用変電所20配下の電力系統に需要家100a内の発電装置を電気的に接続している状態を指し、単独運転状態とは、配電用変電所20からの給電が停止し、需要家100a内の系統連系システムから給電している状態を指す。このような単独運転を検出する方法として受動型あるいは能動型単独運転検出方式がある(詳細は後述する)。しかしながら、単独運転状態において、配電系統内にある負荷と発電装置による出力とが釣り合うと、系統連系システム101a、101b、101cは、単独運転状態であることを検出することが困難になる場合がある。本実施形態では、このような場合の停電を検出する。
バンク1が停電している場合、配電用変電所20はバンク1のリレー21aを遮断(開放)し、停電情報送信部22は、不特定多数の系統連系システムに停電情報を一斉送信する。需要家100a、100b、100cは、停電情報送信部22によって一斉送信された停電情報を受信する。又、このとき、停電情報送信部22は、複数の伝送経路を用いて停電情報を送信する。例えば、アンテナ23を介した無線による一斉送信(ブロードキャスト送信)や、アンテナ23の代わりにモデム等を用いた有線による一斉送信などを行う。無線による一斉送信としては、例えば、地上デジタル放送などのデータ放送、アナログTV(Tele Vision)、BS(broadcasting satellite)、CS(Communication satellite)、ラジオ、電波時計情報、衛星通信、インターネットなどが用いられる。一方、有線による一斉送信としては、放送設備、プロバイダ等による有線放送、CATV(Cable Tele Vision)、インターネット、電力線通信などが用いられる。又、デジタル放送、テレビ、ラジオ、有線放送等を用いる場合は、停電情報を、災害情報(ライフライン企業からの提供)や地域情報として、放送局に配信用データを送信し、放送してもよい。又、電波時計情報を用いる場合は、停電情報を、電波時計データに付加して送信してもよい。
又、停電情報には、停電状態のあり/なしを示す稼動情報や地区情報が含まれる。地区情報としては、例えば、停電が発生しているエリア情報(例えば、枚方地区)、当該エリアを管轄している事業者情報(例えば、○○電力)、停電が発生している配線系統を示す系統情報(例えば、バンク1)等が挙げられる。停電情報は、停電が生じたときのみ送信されてもよく、定期的に送信されてもよい。また、停電情報は地区名のような文字列だけではなく、地区名に管理番号等をつけて管理番号を送信するようにしても良い
尚、停電情報に含まれる稼働情報によって、停電状態だけはなく、停電から復帰した復帰状態も通知することができる。この稼働情報により、系統との接続/解列の制御が可能となる。
(系統連系システム)
次に、需要家100及び系統連系システム101の詳細について説明する。尚、以下において、需要家100aを例に挙げ説明するが、需要家100b、100cも同様の構成である。
需要家100aは、系統連系システム101と、アンテナ170と、一般家電150a、150b、150cとを備える。又、需要家100aは、アンテナ170の代わりにモデム等を備えてもよく、アンテナ及びモデムを備えてもよい。
アンテナ170は、無線によって配信された停電情報を受信する。(有線の停電情報を用いる場合には、アンテナ170の代わりにモデム等を用いる。)一般家電150a、150b、150cは、需要家100a内の負荷である。尚、これらの負荷は、電力を消費する機器や装置等すべてが該当し、一般家電のみを対象とするものではない。
又、系統連系システム101は、発電装置110と系統連系装置120とリレー130とを備える。発電装置110は、太陽電池、燃料電池、風力発電機、エンジン発電機等の発電装置である。リレー130は、系統連系システム101aとバンク1との配線を遮断あるいは接続する。
系統連系装置120は、図3に示すように、受信部121と記憶部122と判定部123と出力制御部124と検出部125とリレー制御部126と電力変換回路としてインバータ回路127とを備える。系統連系装置120は、インバータ回路127及びリレー130を介して発電装置をバンク1に連系させる。
インバータ回路127は、発電装置からの電力を交流電力に変換する。
受信部121は、伝送経路から、不特定多数に送信されたバンク1の停電情報を受信する。又、受信部121は、複数の伝送経路を備え、停電情報をそれぞれの伝送経路から受信してもよい。図2及び図3では、受信部121は、アンテナ170を介した無線によって配信された停電情報を受信している。尚、停電情報を受信する手段は、上記に限られるわけではなく、モデム等を介して受信してもよいことは勿論である。
判定部123は、受信した停電情報に基づいて、発電装置が連系しているバンク1が停電しているかどうかを判定する。例えば、系統連系システム101aが属するバンク1の地区情報を記憶部122に記憶しておき、停電情報と記憶部122に記憶されている地区情報を照合し、一致した場合(停電情報にバンク1の地区情報が含まれている場合)にバンク1が停電していると判断する。更に、判定部123は、受信部が複数の停電情報を受信する場合には、複数の停電情報のうち所定の数以上の停電情報がバンク1への給電が停止されたことを通知している場合、発電装置が連系しているバンク1が停電していると判断してもよい。判断する経路の数を増やすと検出の信頼性が向上する。
記憶部122は、受信した停電情報や判定部123による判定結果情報、系統連系システム101aが属する地区情報などを記憶する。尚、記憶部122は、RAM、HD、FlashMemory、ROMなどの記憶装置を使用すると良い。
検出部125は、常に所定の単独運転検出方式により、系統連系システム101aの単独運転状態を検出する。又、検出部125は、判定部123よりバンク1が停電状態であるかどうかの情報を受け、停電状態である場合は、例えば、所定の間系統連系システム101aの出力状態を変更したり、検出閾値を下げたり、通常とは異なる単独運転検出方式を使用することで検出精度を上げて、単独運転状態を検出する。
リレー制御部126は、インバータ回路127とバンク1との間のリレーの解列又は連系を制御する。ここで、リレーの解列とは、系統連系装置120と配電用変電所20との間に位置するリレー(図2ではリレー130)を遮断することであり、リレーの連系とは、系統連系装置120と配電用変電所20との間に位置するリレーを接続することである。又、リレー制御部126は、判定部123による判定に基づいて、当該リレーの解列制御を行う。又、リレー制御部126は、検出部125が単独運転を検出した場合に、リレーの解列制御を行ってもよい。
出力制御部124は、能動型単独運転検出方式を使用する場合に、インバータ回路127から出力される出力状態を変更する。出力状態の変更とは能動的変動量を変更することであり、後に詳述するが、例えば、周波数のシフト量、無効電力あるいは有効電力の変動量(位相変動量)、出力電力の変動量、負荷の変動量を変更することなどが挙げられる。これらの能動的変動量を増加させることで検出感度を上げることができる。
(系統連系システムの制御方法)
次に、本実施形態に係る系統連系システム101aの制御方法について、図4を用いて説明する。尚、系統連系システム101b、101cも同様の制御方法である。図4は、受信した停電情報が系統連系システム101a宛の情報であるか否かを判断するフローチャートであり、複数の経路から受信した停電情報毎に実施される。
まず、ステップS101において、系統連系システム101aの受信部121は、停電情報を受信したか否か確認する。受信した場合、ステップS102に進み、判定部123は、停電情報の内容を確認し、事業者情報がバンク1に関する事業者に該当するか否か確認する。バンク1に関する事業者である場合は、ステップS103に進み、判定部123は、停電情報の内容を確認し、停電が発生したエリアが、バンク1のエリアに該当するか否か確認する。バンク1のエリアである場合は、ステップS104に進み、判定部123は、停電情報の内容を確認し、停電が発生したバンクが、バンク1に該当するか否か確認する。バンク1である場合は、ステップS105に進み、判定部123は、系統連系システム101a宛の情報であると判断する。
一方、ステップS101〜S104の判断に当てはまらない場合、ステップS106に進み、判定部123は、受信した停電情報データを破棄する。
次に、系統連系システム101aが有効な停電情報を受信してから、発電装置を解列するまでの処理について、図5を用いて説明する。
まず、ステップS201において、受信部121は、複数の経路から複数の停電情報を受信し、図4に示す処理を行い、停電情報から系統連系システム101aの属する地区の地区情報を抽出する。
次に、ステップS202において、受信部121は、指定した経路すべてから停電情報を受信したか確認する。受信している場合は、ステップS204へ進む。一方、受信していない場合は、ステップS203へ進み、所定の受信待ち時間が経過するまで、各経路から停電情報を受信する。所定の受信待ち時間が経過した場合は、ステップS212へ進み、ステップS212において、指定経路からの受信エラーを出し、処理を終了する。次に、ステップS204において、判定部123は、複数の停電情報に基づいて、バンク1が停電であるか否かを判定する。ここで、判定部123は、複数の停電情報のうち所定数以上の停電情報が系統連系システム101aの属するバンク1への給電が停止されたことを通知している場合、バンク1が停電していると判断する。又、このときに判断する経路の数を増やすと検出の信頼性が向上する。又、判定部123は、複数の停電情報のうち、指定された経路から受信した情報のみを上記判断に採用してもよい。又、判定部123は、停電情報の内容を確認し、所定の特定情報を有する停電情報のみを上記判断に採用してもよい。
判定部123は、バンク1が停電していると判断した場合、ステップS205において、検出部125は、単独運転の検出感度を変更するか否か判断し、変更する場合は、ステップS207へ進む。変更しない場合は、ステップS206において、リレー制御部126は、発電装置を配電系列から解列する。
一方、ステップS207において、検出部125は、単独運転検出を行い、ステップS208において、検出した場合は、ステップS206へ進み、発電装置を配電系列から解列する。ステップS208において、検出しない場合は、ステップS209において、検出部125は、検出感度を上げる。停電情報を受信した時点では停電にも関わらず単独運転を検出できていない状態においても、このように検出感度を上げることにより、単独運転を精度よく検出できる。単独運転を検出できていない状態としては、例えば、バンク1内で系統連系システム101aからの出力と負荷が釣り合っている状態が挙げられる。感度を上げる方法としては、後に詳述するが、閾値を下げる方法や能動的変動量を増加させる方法などがある。
そして、ステップS210において、検出部125は、感度の上限値を超えているか否か確認し、超えている場合は、ステップS211において、単独運転検出エラーを出し、処理を終了する。一方、感度の上限値を超えていない場合は、ステップS207に戻り、単独運転検出を繰り返す。
ここで、ステップS209における検出感度の上げ方について、図6〜9を用いて説明する。図6〜8は、能動的単独運転検出方法の能動的変動量を所定量増加することによって、単独運転を検出する場合である。この能動的変動量を増加させて単独運転を検出する判断方法について説明する。バンク1内で系統連系システム101aからの出力と負荷が釣り合っている状態では、通常の能動的変動量(外乱)では、バンク1側に出力電力の変化が吸収され、単独運転を検知しにくくなる。ここで、通常よりも能動的変動量を大きくすることにより、バンク1側に出力電力の変化が見られるかどうかを確認する。変化がある場合は、単独運転をしていると判断できる。又、バンク1からの給電が停止されていないときは、能動的変動量を大きく変更してもバンク1側に外乱は吸収されるので、バンク1側の電力に変動は見られない。
(検出感度の上げ方)
以下に、能動的変更量として、周波数シフト量(図6参照)、位相変動量(図7参照)、負荷変動量(図8参照)を増加する場合について説明する。
例えば、出力制御部124は、検出部125が能動型単独運転検出方式の周波数シフト方式を用いる場合、図6(a)のステップS301及び図6(b)に示すように、所定の間、周波数のシフト量を所定量増加させる。尚、周波数シフト方式とは、系統周波数より低いあるいは高い周波数(例えば、0.1%程度低いあるいは高い周波数)でインバータを運転させる方式で、単独運転状態になったときの周波数の変化を検出する方式である。ここで、シフト量を通常よりも増加させることにより、配電系統側出力に周波数の変化が表れた場合、単独運転であることを検出できる。
又、出力制御部124は、検出部125が能動型単独運転検出方式の無効電力変動方式を用いる場合、図7(a)のステップS401及び図7(b)に示すように、所定の間、無効電力変動量(位相変動量)を所定量増加させてもよい。尚、無効電力変動方式とは、インバータ又は発電機の出力無効電力を微小変動させる方式で、単独運転状態になったときの周波数や電流の変化を検出する方式である。同様に、出力制御部124は、検出部125が能動型単独運転検出方式の有効電力変動方式を用いる場合、所定の間、有効電力変動量(位相変動量)を増加させてもよい。尚、有効電力変動方式とは、インバータの出力有効電力を微小変動させる方式で、単独運転状態になったときの周波数や電圧の変化を検出する方式である。
又、出力制御部124は、検出部125が能動型単独運転検出方式の負荷変動方式を用いる場合、図8のステップS501に示すように、所定の間、負荷変動量を所定量増加させてもよい。尚、負荷変動方式とは、インバータ又は発電機の外部に設置した微小負荷を系統に一定周期で短時間挿入し、挿入周期に一致する電圧や電流の変化を検出する方式である。ここで、負荷を通常よりも増加あるいは減少させることにより負荷の変動量を増加させ、配電系統側出力の電圧又は電流に変動が表れた場合、単独運転であることを検出できる。
又、出力制御部124は、検出部125が能動型あるいは受動型単独運転検出方式を用いる場合、図9のステップS601に示すように、所定の間、検出閾値を下げ、検出部125の検出感度を上げてもよい。尚、受動型単独運転検出方式としては、電位位相跳躍検出方式、第3次高調波電圧歪急増検出方式、周波数変化率検出方式などが挙げられる。電位位相跳躍検出方式は、系統連系状態から単独運転状態へ移行するときの系統電圧の位相の急変量を検出する方式であり、第3次高調波電圧歪急増検出方式は、系統連系状態から単独運転状態へ移行するときの系統電圧の歪みの急変量を検出する方式であり、周波数変化率検出方式は、系統連系状態から単独運転状態へ移行するときの系統電圧の系統周波数の急変量を検出する方式である。
ここで、配電系統内で系統連系システムからの出力と負荷が釣り合っている状態であっても、単独運転状態になった場合、受動的単独運転検出方式の各検知パラメータは微弱であるが変動をきたす。例えば、電位位相跳躍検出方式、第3次高調波電圧歪急増検出方式、周波数変化率検出方式で使用される各検知パラメータ(位相、3次高調波歪率、周波数変化率)は、変動している。従って、上記方式それぞれについて、通常の検出閾値では検出できない場合でも、検出閾値を下げることにより検出できる度合いを向上させることができる。又、能動的単独運転検出方式でも同様であり、通常の変動量の場合でも、配電系統内で系統連系システムからの出力と負荷が釣り合っている状態で、単独運転状態になった場合、各検知パラメータは微弱であるが変動をきたす。この変動を検知するために、検出閾値を下げる。
更に、出力制御部124は、能動型単独運転検出方式を用いる場合、所定の間、発電装置から配電系統への出力電力を大きく下げ、検出部125で不足電圧の検出により単独運転を検出してもよい。例えば、図10(a)に示すように、系統連系装置の出力が4000Wで、電力系統の電圧が200Vの状態で、稼働しているとする。系統連系装置の出力電圧は、電力系統と同じ200Vであるため、出力電流は20Aとなっている。ここで、説明を簡単にするため、負荷を抵抗と等価とすると、負荷が4000Wの場合、200Vが印加され、20Aの電流が流れることとなるので、負荷の抵抗値は10Ωとなる。ここで、図10(b)に示すように、電力系統が停電したと仮定し、系統連系装置からの出力を、例えば、2000Wに絞った場合、出力電流は10Aとなる。よって、抵抗10Ωの負荷に10Aの電力が流れることとなるので、出力電圧は100Vとなる。一方、系統連系装置側では、系統側の電圧値を監視しており、出力電圧が変化した場合に異常と判断する。従って、上記の状態では、電圧が減少したことを検知したことにより、異常を検知し、単独運転を検出することができる。又、配電系統内で系統連系システムからの出力と負荷が釣り合っている状態であっても、単独運転状態になった場合、発電装置から配電系統への出力を大きく下げると、配電系統下の負荷はインピーダンス特性を持つために、電流や電圧の位相に変化が生じる。この位相の変化を検知することにより、単独運転を検出しても良い。
(作用及び効果)
本実施形態に係る系統連系装置によると、伝送経路から受信した、不特定多数に送信された配電系統の停電情報、特に地区情報に基づいて、発電装置が連系している配電系統が停電しているかどうかを判定し、リレーの解列制御を行うことができる。このように、不特定多数に送信された停電情報、特に地区情報を用いることにより、配電用変電所からの給電が停止された場合に、配電系統に接続されている他の機器に対しての悪影響を抑えつつ、発電装置の接続台数が増大しても、個別の発電装置の情報など膨大な情報を必要とせずに系統連系システム側に停電情報を通知し、需要家内の発電装置を配電系統から解列することができる。
又、受信部121は、複数の伝送経路を備え、停電情報をそれぞれの伝送経路から受信し、判定部123は、それぞれの伝送経路から受信した停電情報に基づいて、発電装置が連系している配電系統が停電しているかどうかを判定することができる。このため、複数の伝送経路から停電情報を受信することにより、一部の伝送経路に異常が生じていても、停電情報を受信することができる。これにより発電装置が連系している配電系統が停電していることを判定することができる。
又、系統連系装置120は、単独運転を検出する検出部125を備え、判定部123が配電系統が停電していると判定した場合に、検出部125は検出感度を上げ、リレー制御部126は、検出部125が単独運転状態であると判定した場合に、リレーの解列制御を行うことができる。このように、検出感度を上げることにより、単独運転を検知する精度を更に上げることができる。又、誤情報が含まれていた場合でも、停電の検知精度を上げることができる。
又、検出部125は検出閾値を下げることにより、検出感度を上げることができる。このように、検出感度が上がることにより、単独運転を検出する精度を更に向上させることができる。
又、系統連系装置120は、インバータ回路127から出力される電力の出力状態を変更する出力制御部124を備え、出力制御部124は、能動的変動量を増加させることにより、検出部の検出感度を上げることができる。このように、検出感度が上がることにより、単独運転を検出する精度を更に向上させることができる。
又、検出部125は、通常使用している単独運転検出方式に加え、他の単独運転検出方式を使用し、判定部123で配電系統が停電していると判定した場合に、通常使用している単独運転検出方式に加えて他の単独運転検出方式を用いて単独運転を検出するようにしても良い。この場合、他の単独運転検出方式で単独運転を検出した場合でも、リレー制御部は、リレーの解列制御を行うようにする。このように、異なる単独運転検出方式を併用することにより、検出部125での検出感度をあげることができるので、単独運転を検知する精度を更に上げることができる。
又、検出部125が検出感度を上げた場合、所定の時間経過後に検出感度を上げる前の検出感度に戻すことができる。このため、正常時には系統への影響や誤検知を抑制しつつ単独運転を検知する精度を向上することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本実施形態の図5において、停電情報に基づいて解列すると判断した場合に、単独運転の検出感度を変更した(ステップS204及びS205)が、例えば、停電情報に基づいて解列すると判断した場合に、すぐに系統から解列してもよい。即ち、ステップS205でNOを選択し、ステップS206へ進んでもよい。又、停電情報に基づいて解列しないと判断した場合でも、特定の条件を満たしている場合は、単独運転の検出感度を上げてもよい。特定の条件としては、例えば、1つでも停電であるという通知があった場合や、指定の経路から停電の通知があった場合などが挙げられる。
又、受信部121は、停電情報の発信元へ受信した停電情報に関する情報を要求しても良い。要求内容としては、例えば、停電情報の再送要求や、停電情報の詳細情報要求、発信元で公開されている停電情報の閲覧などが挙げられる。尚、停電情報に関する情報の要求は、インターネットや電話網、専用線、電力線通信、パケット通信網等、系統連系システム側から配電系統側へアクセスできる手段を用いて行われる。このように、当該停電情報の発信元へ受信した停電情報に関する情報を要求することにより、受信した停電情報の内容について照会できるため、停電情報の真偽を確かめることができる。
また、電力変換装置としてインバータ回路を用いたがこれに限定されることはない。例えば発電装置が風力発電のように交流電力を発電するような場合は、サイクロコンバータやマトリクスコンバータのような交流電力を所定の交流電力に直接変換する電力変換装置を用いても良い。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態に係る発電装置用転送遮断システムを示すブロック図である。 本実施形態に係る需要家を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る系統連系装置を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る系統連系システムの制御方法を示すフローチャートである(その1)。 本実施形態に係る系統連系システムの制御方法を示すフローチャートである(その2)。 本実施形態に係る系統連系システムの制御方法において、検出感度を上げる方法を説明するための図である(その1)。 本実施形態に係る系統連系システムの制御方法において、検出感度を上げる方法を説明するための図である(その2)。 本実施形態に係る系統連系システムの制御方法において、検出感度を上げる方法を説明するための図である(その3)。 本実施形態に係る系統連系システムの制御方法において、検出感度を上げる方法を説明するための図である(その4)。 本実施形態に係る系統連系システムの制御方法において、検出感度を上げる方法を説明するための図である(その5)。
符号の説明
10…高圧送電線
20…配電用変電所
21a、21b、21n…リレー
22…停電情報送信部
23…アンテナ
30…電力線
100、100a、100b、100c…需要家
101、101a、101b、101c…系統連系システム
110…発電装置
120…系統連系装置
121…受信部
122…記憶部
123…判定部
124…出力制御部
125…検出部
126…リレー制御部
130…リレー
150a、150b、150c…一般家電
170…アンテナ

Claims (5)

  1. 発電装置からの電力を所定の交流電力に変換する電力変換回路を備え、前記電力変換回路及びリレーを介して前記発電装置を配電系統に連系させる系統連系装置であって、
    前記リレーの解列又は連系を制御するリレー制御部と、
    所定の伝送経路から、前記配電系統の停電情報を受信する受信部と、
    前記停電情報は少なくとも停電している地区の地区情報を含み、前記配電系統の属する地区情報が含まれる場合に停電していると判定する判定部とを備え、
    前記リレー制御部は、前記判定に基づいて、前記リレーの解列制御を行うことを特徴とする系統連系装置。
  2. 前記受信部は、複数の伝送経路を備え、前記停電情報をそれぞれの伝送経路から受信し、
    前記判定部は、前記それぞれの伝送経路から受信した前記停電情報に基づいて、前記配電系統が停電しているかどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の系統連系装置。
  3. 単独運転を検出する検出部を備え、
    前記判定部で前記配電系統が停電していると判定された場合に、前記検出部は検出感度を上げ、
    前記リレー制御部は、前記検出部が単独運転状態を検出した場合に、前記リレーの解列制御を行うことを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の系統連系装置。
  4. 前記受信部は、前記停電情報の発信元へ前記受信した停電情報に関する情報を要求することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の系統連系装置。
  5. 発電装置と請求項1〜4のいずれか1項に記載の系統連系装置とを備えることを特徴とする系統連系システム。
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