JP2008187837A - 系統連系装置及び系統連系システム - Google Patents

系統連系装置及び系統連系システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008187837A
JP2008187837A JP2007020054A JP2007020054A JP2008187837A JP 2008187837 A JP2008187837 A JP 2008187837A JP 2007020054 A JP2007020054 A JP 2007020054A JP 2007020054 A JP2007020054 A JP 2007020054A JP 2008187837 A JP2008187837 A JP 2008187837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power supply
information
distribution system
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007020054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5013891B2 (ja
Inventor
Wataru Horio
渉 堀尾
Kazuo Ito
和雄 伊藤
Masahiro Makino
正寛 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2007020054A priority Critical patent/JP5013891B2/ja
Publication of JP2008187837A publication Critical patent/JP2008187837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5013891B2 publication Critical patent/JP5013891B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/12Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/242Home appliances
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/242Home appliances
    • Y04S20/244Home appliances the home appliances being or involving heating ventilating and air conditioning [HVAC] units

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】系統連系装置が連系する配電系統及び他の配電系統で発生した停電の状態に応じて、単独運転を防止しつつ、電源装置の利用効率を向上させるとともに、停止による悪影響を回避し、電源装置を保護することが可能な系統連系装置及び系統連系システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る系統連系装置は、電源装置からの電力を所定の交流電力に変換し、電源装置を配電系統に連系して負荷に給電する系統連系装置であって、停電の状態を示す停電状態情報を含む停電情報を受信する受信部と、停電状態情報に基づいて、配電系統から解列し、電源装置から負荷に給電する自立運転を行う運転制御部とを具備する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電源装置からの電力を所定の交流電力に変換し、電源装置を配電系統に連系して負荷に給電する系統連系装置及び系統連系システムに関する。
従来、一般家庭において、太陽光発電装置、風力発電装置、エンジン発電装置等の発電装置を電源装置とし、当該電源装置を商用の配電系統に連系して、負荷に電力を供給する系統連系システムが提案されている。
ここで、上述した系統連系システムでは、配電系統側で停電が発生した際、単独運転状態となり、電源装置から配電系統に電力が逆潮流する場合がある。そこで、配電系統の保全作業時の安全を確保するため、系統連系システムでは、電源装置が単独運転状態に移行した際に生じる位相又は周波数等の変化を検出して、単独運転状態を検出するように構成されている。そして、系統連系システムは、当該単独運転状態を検出した際に、分散電源を停止するか、又は配電系統から解列して単独運転を防止している。
しかし、一定範囲の配電系統に複数の電源装置が連系され、例えば、当該電源装置から供給される電力と、配電系統内の負荷の消費電力とが釣り合っていた際には、配電系統に停電が発生したにもかかわらず、単独運転状態を検出できない場合がある。
この対策のため、近年では、「転送遮断方式」が提案されている(例えば、特許文献1参照)。「転送遮断方式」を適用した系統連系システムでは、配電系統の停電発生時に、配電系統に設けられた転送遮断装置から、停電発生を通知するための停電情報を受信し、これに応じて、電源装置の運転を停止することで、単独運転を防止するように構成されている。
特開2005−198446号公報
しかしながら、上述した「転送遮断方式」を適用した系統連系システムでは、電源装置が運転可能な状態であるにもかかわらず、配電系統側の転送遮断装置からの停電情報に応じて、電源装置の運転を完全に停止させなければならないため、電源装置の利用効率が低減するという問題があった。
特に、電源装置が、再起動に時間を要する燃料電池である場合、短時間(例えば、5分程度)の停電であっても運転を完全に停止し、復電後の再起動に長時間(例えば、30分程度)かかってしまうため、電源装置の利用効率が大きく低減していた。
また、電源装置によっては、急停止により悪影響を受けるものもある。例えば、燃料電池については、急停止させると発電モジュールの劣化を促進させてしまう。他にも、エンジン発電装置等の中でも回転慣性の大きなものについては、急停止のための、エンジンブレーキによる燃料消費の増大、機械式ブレーキの磨耗といった悪影響を受ける。したがって、極力急停止を回避して、電源装置を保護することが望ましい。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、系統連系装置が連系する配電系統及び他の配電系統で発生した停電の状態に応じて、単独運転を防止しつつ、電源装置の利用効率を向上させることが可能な系統連系装置及び系統連系システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、電源装置(電源装置110)からの電力を所定の交流電力に変換し、前記電源装置を配電系統(配電系統X)に連系して負荷に給電する系統連系装置(系統連系装置102)であって、停電の状態を示す停電状態情報を含む停電情報を受信する受信部(通信部141)と、前記停電状態情報に基づいて、前記配電系統から解列すると共に、前記電源装置から前記負荷に給電する自立運転を行う運転制御部(運転制御部144)とを具備することを要旨とするものである。
かかる特徴によれば、系統連系装置が連系する配電系統又は他の配電系統に停電が発生した際、停電の状態を示す停電状態情報に応じて、配電系統から電源装置を解列すると共に、電源装置から負荷に給電する自立運転を行う。よって、かかる特徴によれば、系統連系装置が連系する所定の配電系統及び他の配電系統で発生した停電の状態に応じて、解列することで単独運転を防止しつつ、電源装置の利用効率を向上させるとともに、停止による悪影響を回避し、電源装置を保護することができる。
本発明第2の特徴は、第1の特徴に係り、前記停電状態情報は、停電が発生した要因を示す要因情報であり、前記停電情報に停電状態情報として含まれる要因情報が、所定の要因情報である場合、前記自立運転を行うことを要旨とするものである。
かかる特徴によれば、系統連系システムは、停電情報に含まれる要因情報が、所定の要因情報である場合、自立運転を実行する。よって、様々な停電の要因に応じて、適切に自立運転を実行することができる。
本発明第3の特徴は、第1又は第2の特徴に係り、前記停電状態情報は、停電時間を示す停電時間情報と、停電が発生した配電系統の識別情報とであり、前記運転制御部は、前記停電情報に停電状態情報として含まれる前記配電系統の識別情報が、系統連系装置が連系している前記配電系統の識別情報であり、かつ前記停電時間情報が所定の閾値未満である場合、前記自立運転を行うことを要旨とするものである。
かかる特徴によれば、系統連系装置が連系する配電系統に停電が発生した際、所定の時間未満であれば、解列すると共に、電源装置を停止せずに稼動を継続する。よって、系統連系装置が連系する所定の配電系統及び他の配電系統で発生した停電の状態に応じて、解列することで単独運転を防止しつつ、電源装置の利用効率を向上させるとともに、停止による悪影響を回避し、電源装置を保護することができる。
また、本発明第4の特徴は、第1乃至第3のいずれかの特徴に係り、前記負荷は、優先順位が設けられた複数の負荷であり、前記運転制御部は、前記自立運転を行う場合、前記優先順位の高い負荷に給電することを要旨とするものである。かかる特徴によれば、系統連系装置は、自立運転を行う場合、優先順位の高い負荷をのみを給電先として制御するので、停電時においても重要負荷を停止することなく継続して運転することができる。
また、本発明第5の特徴は、系統連系システムが、電源装置と、第1乃至第4のいずれかの特徴に係る系統連系装置とを具備することを要旨とするものである。
本発明の特徴によれば、系統連系装置が連系する配電系統及び他の配電系統で発生した停電の状態に応じて、単独運転を防止しつつ、電源装置の利用効率を向上させるとともに、停止による悪影響を回避し、電源装置を保護することが可能な系統連系装置及び系統連系システムを提供することができる。
本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
(本発明の実施形態に係る電力系統の全体概略構成)
図1には、本実施形態に係る電力系統の全体概略構成が示されている。図1に示すように、変電所1は、複数の配電系統A乃至Xを配下に有しており、当該配電系統A乃至Xに、高圧送電線からの電力を供給する。また、変電所1には、停電管理装置(転送遮断装置)10を備えている。
停電管理装置10は、各配電系統A乃至Xのいずれかにおいて、停電が発生した際、転送遮断方式として各配電系統A乃至Xのすべてに対して通知する。具体的に、停電管理装置10は、変電所1の配下の配電系統A乃至Xのいずれかにおいて、落雷等により停電が発生した場合、各配電系統A乃至X内のすべての電源装置に、停電が発生したことを通知する停電情報を送信する。ここで、本実施形態に係る停電情報には、少なくとも図2に示す一つ又は複数の情報が停電の状態を示す停電状態情報として含まれている。「発生箇所」(識別情報)は、配電系統の識別情報を示す。「要因」(要因情報)は、停電となった要因を示す。「停電時間」(停電時間情報)は、停電が開始した時間から復電する時刻や、停電している時間等を示す。
また、図3に示すように、停電情報は、停電発生時t0から、時間ta乃至tbの時間経過と共に、停電状態情報を更新させて送信される場合もある。なお、停電情報には、上述した以外にも、停電状態情報として次のような情報が含まれている。
1、稼動情報
・「停電あり/なし」:停電が発生しているか(遮断中か)否かを示す。
2、地区情報
・「事業者情報」:電力を供給する事業者を示す(例えば、関西電力)。
3.特定情報
・「エリア情報」:停電が発生した地域を示す(例えば、大阪府枚方市)。
・「対象機種」:停電の対象となる電源装置の機種(例えば、燃料電池、風力発電装置)
また、図1の例では、停電管理装置10は、配電系統Xに対して、信号回線16を介して、停電情報を送信する。なお、図1の例では、配電系統Aにおいて落雷により停電が発生しているイメージが示されている。
配電系統Xでは、備えている送電線15を介して、電力需要家である需要家100a乃至cに電力が供給される。
需要家100a乃至cは、例えば、電源装置を備える一般家庭等であり、備えられている電源装置は、配電系統Xに連系している。また、需要家100a乃至cは、信号回線16を介して、停電管理装置10から送信される停電情報を受信する。なお、信号回線16は、送電線15を用いた電力線通信、電話回線、光ファイバー等の有線回線によって構成されていてもよいし、携帯電話、無線LAN等の無線回線によって構成されていてもよい。また、BS、CS、TV、ラジオ、電波時計等、電波による配信もこれに含まれる。一般に、電波は、広域を対象とした配信であるが、停電情報に、前記「事業者情報」、「エリア情報」が含まれているため、特定のエリア内の電源装置に限定して配信しているのと同様の効果がある。
(本実施形態に係る需要家の構成)
次に、電源装置を備える需要家100a乃至cの構成について説明する。なお、需要家100a乃至cにおける配電構成は、略同様の構成であるため、需要家100aに着目して説明する。
図4は、需要家100aの構成を示すブロック図である。図4に示すように、需要家100aには、配電系統Xから単相三線式の交流電圧が供給される。また、需要家100aには、電源装置110と、DC/DCコンバータ120と、インバータ130と、制御部140と、系統連系遮断ブレーカCB1と、一般負荷Wb0乃至Wb3と、連系リレーRy1乃至Ry3と、リレーRy4を備えている。なお、DC/DCコンバータ120と、インバータ130と、制御部140と、連系リレーRy1とによって、系統連系装置102が構成される。また、系統連系装置102と、電源装置110とによって、系統連系システム101が、構成される。
また、当該本実施形態に係る系統連系システム101は、電源装置110を備える需要家100aに設けられ、変電所1から電力を給電する複数の配電系統A乃至Xにおいて、電源装置110を配電系統X(所定の配電系統)に連系する。また、系統連系システム101は、連系する配電系統Xに停電が発生した際には、電源装置を配電系統Xから解列する。ここで、系統連系状態とは、変電所1の配下の電力系統に需要家100a内の電源装置を電気的に接続している状態を指し、単独運転状態とは、変電所1からの給電が停止した際に、需要家100a内の系統連系システム101が、負荷に給電している状態を指す。
電源装置110は、太陽光発電システム、燃料電池発電システム等の直流発電装置を想定している。
DC/DCコンバータ120は、電源装置110から出力された出力電圧を所望の電圧値の直流電圧に変換してインバータ130へ出力する。また、DC/DCコンバータ120は、制御部140の制御に従って、直流負荷である一般負荷Wb0に直流電力を出力する。
インバータ130は、DC/DCコンバータ120から出力された直流電圧を交流電圧(例えば、AC200V)に変換して出力する。また、インバータ130は、変換する交流電圧を、配電系統Xから供給される商用の交流電圧と略等しくして出力する。また、インバータ130は、交流電圧を出力する際、制御部140の指示により、電圧型電流制御と電圧型電圧制御とを切り替えて出力する。
制御部140は、DC/DCコンバータ120と、インバータ130と、連系リレーRy1乃至Ry3とリレーRy4と接続する。また、制御部140は、停電管理装置10から送信された停電情報を受信し、受信した停電情報に基づいて、DC/DCコンバータ120の出力先の切り替えや、インバータ130の出力変換制御や、連系リレーRy1乃至Ry3とリレーRy4との開閉制御等を行う。また、制御部140は、一般負荷Wb0乃至Wb3と接続し、一般負荷Wb0乃至Wb3から消費電力等を通知させる。
系統連系遮断ブレーカCB1は、過電流を検出して開放し、送電線15等の配線を保護する。
一般負荷Wb0乃至Wb3は、負荷となる家電製品等である。また、本実施形態において、一般負荷Wb0は、直流負荷であり、例えば、蓄電装置や融雪ヒータ等である。また、一般負荷Wb1乃至Wb3は、交流負荷であり、例えば、冷蔵庫、PCサーバ、交流ヒータ装置、照明装置、TV、エアコン等である。また、通常、一般負荷Wb1乃至Wb3では、インバータ130から出力された交流電圧と配電系統Xから供給される交流電圧との双方にて駆動される。また、本実施形態において、複数の一般負荷Wb0乃至Wb3には、予め優先順位が設けられている。
具体的に、一般負荷Wb1が優先順位の最も高い、例えば、PCサーバや冷蔵庫である。また、交流負荷である一般負荷Wb1乃至Wb3は、優先順位に応じて、配置される。具体的に、図4に示すように、優先順位に応じて、電源装置110側から配電系統X側に向かう配線に接続するように配置される。また、優先順位に応じて、例えば、一般負荷Wb1と一般負荷Wb2との負荷間に、連系リレーRy2を介在させ、停電時には当該連系リレーRy2が開放し、電源装置110を無停電電源装置(UPS)として機能させて、停電時も継続的に電力を供給することが可能になる。
連系リレーRy1乃至Ry3は、制御部140の制御により、開閉する。また、連系リレーRy1は、開放することで、電源装置110側を、配電系統X側から解列する。また、連系リレーRy1が開放されることで、交流負荷である一般負荷Wb2乃至Wb3へ、電源装置110からの電力の供給を停止する。
リレーRy4は、連系リレーRy2を開放した際に、接続される。具体的に、連系リレーRy2を開放し、電源装置110からの電力をインバータ130から出力させる際、インバータ130からの出力は、通常U−V端で200Vであるため、例えば、100Vの交流電圧である一般負荷Wb1に電力を供給する際には、インバータ130が、出力電圧を200Vから100Vに切り替えると共に、リレーRy4を接続して供給する。
(制御部の構成)
次に、図5を参照し、制御部140の構成について具体的に説明する。また、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、制御部140は、制御部としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した機能ブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
図5に示すように、制御部140は、通信部141と、記憶部142と、選択部143と、運転制御部144とを具備する。
通信部141は、停電管理装置10から送信された停電情報を受信する。本実施形態において、通信部141は、複数の配電系統A乃至Xで発生した停電の状態を示す停電状態情報を含む停電情報を受信する受信部を構成する。
記憶部142は、系統連系装置102が属する「事業者情報」、「エリア情報」、「系統情報(配電系統X)」を予め記憶する。また、図6に示すように、「停電時間閾値」(所定の閾値)と、「特定要因(直流電力運転)」(所定の要因情報)と、「特定要因(交流電力運転)」(所定の要因情報)とを記憶する。
「停電時間閾値」は、停電時間が長時間であるか短時間であるかを判断するための閾値である。なお、「特定要因(直流電力運転)」及び「特定要因(交流電力運転)」は、後述する自立直流電力運転又は交流電力運転を実行するか否かを判定する際に用いられる。
「特定要因(直流電力運転)」は、停電の要因を示す情報であり、例えば、「雪害」等が記憶される。「特定要因(交流電力運転)」は、「特定要因(直流電力運転)」と同じく停電の要因を示す情報であり、例えば、「火災」等が記憶される。なお、これらの情報は、停電情報に停電状態情報として含まれる情報と同様であり、予め利用者によって記憶部142に記憶される。また、記憶部142は、RAM等の内部記憶装置でもよく、HD等の外部記憶装置でも良い。本実施形態において、記憶部142は、予め所定の要因情報を記憶する記憶部を構成する。
選択部143は、通信部141によって受信された停電情報に含まれる停電状態情報に基づいて、電源装置110を配電系統A乃至Xに連系させて複数の一般負荷Wb1乃至Wb3に給電する連系運転と、配電系統Xから解列し、少なくとも一つの一般負荷(例えば、一般負荷Wb1)に電源装置110からのみ給電する自立運転と、配電系統X及び電源装置110から全ての一般負荷への給電を停止する運転停止とのいずれかを選択する。
ここで、「連系運転」とは、需要家100a内の電源装置110からの電力と、配電系統Xからの電力とを併用して、一般負荷Wb1乃至Wb3に供給する場合の運転方式を示す。
また、「自立運転」とは、需要家100a内の電源装置110のみを利用して、少なくとも一つ以上の一般負荷Wb0乃至Wb3に電力を供給する場合の運転方式を示す。なお、「自立運転」にて運転を行うの場合、一般負荷Wb0乃至Wb3は、電源装置110からの電力、又は、配電系統Xからの電力の何れか一方から供給されている。
また、「運転停止」とは、需要家100a内の電源装置110の運転を停止する運転方式を示す。
また、選択部143は、自立運転において、予め設定される優先順位の高い一般負荷Wb0乃至Wb3を給電先として選択して、当該選択した一般負荷(例えば、一般負荷Wb1)に対して、電源装置110からのみ電力を給電する。なお、具体的な給電制御は、後述する運転制御部144によって実行される。
選択部143は、通信部141によって受信された停電情報に含まれる「発生箇所」、「要因」、「停電時間」等の停電状態情報と、記憶部142に記憶される「停電時間閾値」、「特定要因(直流電力運転)」、「特定要因(交流電力運転)」とに基づいて、一般負荷Wb0乃至Wb3の優先順位に応じて、「自立運転」における電源装置110からの電力の給電先を選択する。具体的に、選択部143は、停電情報に停電状態情報として含まれる配電系統の「発生箇所」が、系統連系装置102が連系する所定の配電系統Xの識別情報であり、かつ「停電時間」が、「停電時間閾値」(所定の時間未満)である場合、「自立運転」を選択する。
また、選択部143は、停電情報に停電状態情報として含まれる要因情報が、記憶部142に記憶される所定の要因情報である場合、「自立運転」を選択する。具体的に、選択部143は、「自立運転」において、通信部141によって受信された停電情報に含まれる「要因」として、記憶部142に記憶されている「特定要因(直流電力運転)」が含まれている場合、「自立直流電力運転」を選択し、「特定要因(交流電力運転)」が含まれている場合「自立交流電力運転」を選択する。なお、本実施形態において、上述した「自立直流電力運転」と「自立交流電力運転」とは、いずれも「自立運転」として説明する。
ここで、「自立直流電力運転」は、電源装置110からの電力の給電先を直流負荷である一般負荷Wb0とする運転方式を示す。この場合、DC/DCコンバータ120は、一般負荷Wb0に直流電力を出力する。また、インバータ130は、交流電圧を出力しない。
また、「自立交流電力運転」は、電源装置110からの電力の給電先を選択した交流負荷とし、例えば、一般負荷Wb1へは供給し、一般負荷Wb2乃至Wb3へは供給しない運転方式を示す。この場合、直流負荷である一般負荷Wb0へは、電力が供給されない。
このように、選択部143は、「自立運転」において、「自立直流電力運転」又は「自立交流電力運転」を選択し、電源装置110からの電力の送信先を選択する。また、選択部143は、上述した「連系運転」、「運転停止」、「自立運転」における「自立直流電力運転」、「自立交流電力運転」を選択した際、選択結果を、運転制御部144へ通知する。
運転制御部144は、停電状態情報に基づいて、配電系統Xから解列し、電源装置110から負荷に給電する自立運転を行う。具体的に、運転制御部144は、選択部143によって選択された「連系運転」又は「自立運転」又は「運転停止」に応じて、配電系統X及び電源装置110の給電先を制御する。また、運転制御部144は、「自立運転」において、選択部143によって選択された優先順位の高い負荷のみを電源装置110の給電先として制御する
例えば、運転制御部144は、選択部143から「連系運転」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1乃至Ry3を接続し、リレーRy4を開放する。また、運転制御部144は、インバータ130から出力する交流電圧を200Vで出力するように制御する。
また、運転制御部144は、選択部143から「自立運転」の「自立直流電力運転」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1を開放し、インバータ130の出力を停止する。また、運転制御部144は、DC/DCコンバータ120の出力先を直流負荷である一般負荷Wb0に変更する。このとき、運転制御部144は、DC/DCコンバータ120から出力する直流電圧を所望の電圧値で出力するように制御する。
また、運転制御部144は、選択部143から「自立運転」の「自立交流電力運転」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1を接続、連系リレーRy2乃至Ry3を開放、リレーRy4を接続する。また、運転制御部144は、インバータ130から出力する交流電圧を100Vで出力するように制御する。この時、インバータ130は、交流電圧の出力制御を電圧型電流制御から電圧型電圧制御へ切り替える。また、運転制御部144は、選択部143から「運転停止」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1を開放すると共に、電源装置110、DC/DCコンバータ120、インバータ130の稼動を停止させる。
また、運転制御部144は、「自立運転」の「自立交流電力運転」において、連系リレーRy1乃至Ry3及びリレーRy4の制御に限らず、優先順位の低い負荷の稼動を停止させ、停止させた負荷以外の他の負荷(一般負荷Wb1)を電源装置110の給電先として制御してもよい。具体的に、運転制御部144は、「自立交流電力運転」を実行する際、連系リレーRy3を開放すると共に、電源装置110からの電力に応じて、過負荷となる場合は、優先順位の低い、例えば、一般負荷Wb2乃至Wb3と通信して、一般負荷Wb2乃至Wb3に停止を指示してもよい。
(第1実施形態に係る系統連系システムの動作)
次に、図7を参照し、上述した構成の系統連系システム101の動作について説明する。具体的に、系統連系システム101において、停電管理装置10から送信された停電情報が受信された際の制御動作について説明する。
(停電情報が受信された際の制御動作)
ステップS11において、通信部141は、停電管理装置10から送信された停電情報を受信し、当該停電情報を選択部143に送信する。
ステップS13において、選択部143は、停電情報に含まれている「発生箇所」が、他配電系統であり、かつ、停電情報に含まれている「要因」が、記憶部142に記憶されている「特定要因(直流電力運転)」及び「特定要因(交流電力運転)」であるか否かを判定する。この選択部143の動作により、自配電系統Xに停電が及ぶ可能性があるかを推測する。
ステップS15において、選択部143は、他配電系統で、かつ「特定要因」でないと判定した場合、自配電系統Xであるか否かを判定する。
ステップS17において、選択部143は、自配電系統Xであると判定した場合、停電情報に含まれている「停電時間」が、記憶部142に記憶されている「停電時間閾値」未満であるか否かを判定する。
ステップS19において、選択部143は、「自立運転」を選択する。また、選択部143は、停電情報に含まれる「要因」として、記憶部142に記憶されている「特定要因(直流電力運転)」が含まれている場合、「自立直流電力運転」を選択し、「特定要因(交流電力運転)」が含まれている場合、「自立交流電力運転」を選択する。また、選択部143は、選択結果を運転制御部144に通知する。また、運転制御部144は、選択部143によって通知された「自立直流電力運転」又は「自立交流電力運転」に応じて、連系リレーRy1乃至Ry3とリレーRy4とを開閉すると共に、DC/DCコンバータ120とインバータ130との出力を制御する。
ステップS21において、選択部143は、「運転停止」を選択し、選択結果を運転制御部144に通知する。また、運転制御部144は、連系リレーRy1を開放すると共に、電源装置110、DC/DCコンバータ120、インバータ130の稼動を停止する。
ステップS23において、選択部143は、「連系運転」を選択し、選択結果を運転制御部144に通知する。また、運転制御部144は、選択部143から「連系運転」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1乃至Ry3を接続し、リレーRy4を開放する。また、運転制御部144は、インバータ130から出力する交流電圧を略200Vで出力するように制御する。
このようにして、系統連系システム101では、停電情報が受信された際、選択部143が、「自立運転」、「運転停止」、「連系運転」のいずれかが選択されて、当該選択結果に応じ、運転制御部144が、電源装置110からの電力の給電先を制御する。また、ステップS11乃至S23の動作は、停電情報が受信されるたびに繰り返し実行される。
(自立運転の自立交流出力運転及び自立直流出力運転の選択動作)
次に、上述したステップS19において、選択部143によって行われる「自立運転」の「自立直流電力運転」又は「自立交流電力運転」の選択動作について、図8を参照して具体的に説明する。
まず、ステップS191において、選択部143は、停電情報に含まれる「要因」として、記憶部142に記憶されている「特定要因(直流電力運転)」が含まれている場合、「自立直流電力運転」を選択し、「特定要因(交流電力運転)」が含まれている場合「自立交流電力運転」を選択する。なお、選択部143は、いずれの要因も含まれていない場合、「自立交流電力運転」を選択する。また、選択部143は、選択結果を運転制御部144通知する。
ステップS193において、運転制御部144は、選択部143から「自立直流電力運転」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1を開放し、インバータ130の出力を停止する。また、運転制御部144は、DC/DCコンバータ120の出力先を直流負荷である一般負荷Wb0に変更する。このとき、運転制御部144は、DC/DCコンバータ120から出力する直流電圧を、一般負荷Wb0における所望の電圧値で出力するように制御する。
ステップS195において、運転制御部144は、選択部143から「自立運転」の「自立交流電力運転」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1を接続、連系リレーRy2乃至Ry3を開放、リレーRy4を接続する。また、運転制御部144は、インバータ130から出力する交流電圧を100Vで出力するように制御する。また、インバータ130は、交流電圧の出力制御を電圧型電流制御から電圧型電圧制御へ切り替える。
ここで、図9には、系統連系システム101が、上述した「自立直流電力運転」を実行する際のタイミングチャートが示されている。また、図10には、上述した「自立交流電力運転」を実行する際のタイミングチャートが示されている。なお、図9乃至10において、「停電状態信号」は、自配電系統Xにおいて、“off”で停電状態、“on”で復電状態(通常給電状態)を示す。また、「Ry1状態」乃至「Ry4状態」は、連系リレーRy1乃至Ry4において、“off”で開放状態、“on”で接続状態を示す。また、「直流電力出力(Wb0)」は、DC/DCコンバータ120から直流負荷の一般負荷Wb0への電力が、“off”で停止状態、“on”で出力状態を示す。また、「交流電力出力」は、インバータ130において、“off”で停止状態、“on”で出力状態を示す。また、「発電装置出力」は、電源装置110において、“off”で停止状態、“on”で出力状態を示す。
図9に示すように、系統連系システム101では、時間t0において、自配電系統Xに停電発生後、時間t1において、連系リレーRy1が開放、インバータ130が出力を停止する。また、DC/DCコンバータ120が、出力を開始する。この時、「自立直流電力運転」が開始される。また、時間t2において、自配電系統Xが復電し、時間t3において、連系リレーRy1が接続、インバータ130が出力を開始する。また、DC/DCコンバータ120が、出力を停止して「自立直流電力運転」が終了する。
また、図10に示すように、系統連系システム101では、時間t0において、自配電系統Xに停電発生後、時間t1において、連系リレーRy2が開放、連系リレーRy4が接続する。また、インバータ130が電圧型電流制御から電圧型電圧制御へ切り替える。この時、「自立交流電力運転」が開始される。また、時間t2において、自配電系統Xが復電し、時間t3において、連系リレーRy2が接続、連系リレーRy4が開放する。また、インバータ130が電圧型電圧制御から電圧型電流制御へ切り替えて「自立直流電力運転」が終了する。
また、図11には、系統連系システム101において、他の配電系統で停電が発生し、「自立交流電力運転」を実行する際のタイミングチャートが示されている。なお、図11において、「他の配電系統の停電状態信号」は、自配電系統Xにおいて、“off”で停電状態、“on”で復電状態(通常給電状態)を示す。また、「交流電力出力(Wb1)」は、インバータ130から交流負荷の一般負荷Wb1への電力が、“off”で停止状態、“on”で出力状態を示す。図11に示すように、系統連系システム101では、時間t0において、他配電系統に停電発生し、連系リレーRy2が開放、連系リレーRy4が接続する。また、インバータ130が電圧型電流制御から電圧型電圧制御へ切り替える。この時、「自立交流電力運転」が開始される。また、時間t1において、停電情報に含まれる「停電時間」の情報に基づいて、復電時間から自配電系統Xには、停電が発生しないことを推定して、「連系運転」を実行する。そして、時間t2において、他配電系統が復電する。
図9乃至11のタイミングチャートに示すように、系統連系システム101では、自配電系統Xで停電が発生しても、電源装置110の稼動を停止することなく、継続して運転することが可能になる。
(第1実施形態に係る系統連系システムの作用・効果)
本実施形態に係る系統連系システム101によれば、受信した停電情報に基づいて、配電系統に電源装置110を連系させる「連系運転」、又は、配電系統から解列して電源装置110からのみ給電する「自立運転」、給電を停止する「運転停止」を選択し、選択結果に応じて配電系統X及び電源装置110の給電先を制御する。
つまり、系統連系システム101では、系統連系装置102が連系する配電系統X又は他の配電系統A乃至Bに停電が発生した際、停電の状態に応じて、より適切な給電先が選択され、例えば、「自立運転」が選択された場合には、配電系統Xから電源装置110を解列すると共に、電源装置110が継続して運転されて、少なくとも一つの負荷に給電する。
よって、かかる系統連系システム101によれば、系統連系装置102が連系する配電系統X及び他の配電系統A乃至Bで発生した停電の状態に応じて、解列や連系することで、単独運転を防止しつつ、給電先を適切に切り替えながら、電源装置110の運転を継続させて利用効率を向上させるとともに、停止による悪影響を回避し、電源装置を保護することができる。
また、系統連系システム101では、従来技術のように、電源装置110の停止及び稼動により、系統に対する発電量に対して急激な負荷変動を極力少なくした、信頼性の高い系統連系システムである。
本実施形態に係る系統連系システム101は、停電情報に含まれる「要因」が、予め記憶する「特定要因」である場合、「自立運転」を選択する。よって、様々な停電の要因に応じて、適切に「自立運転」が選択することができる。
また、本実施形態に係る系統連系システム101によれば、「自立運転」が選択された際、予め設けられた優先順位の高い負荷(例えば、一般負荷Wb1)、つまり重要負荷のみを給電先として制御するので、「要因」と優先順位に応じた重要負荷に電力を供給できる。
例えば、積雪量の多い日本海側では、積雪による電力線切断(雪害)が発生する場合がある。この場合、近隣においても、積雪していることが考えられる為、屋根裏に設置したヒータによる融雪装置への電力供給を優先することが望ましい。
また、余った電力は、蓄電池の充電や貯湯に利用してもよい。また、近隣で火災が発生した場合、いずれ停電になる可能性が高いことから、「自立運転」へ移行することが望ましいと考えられる。また、土砂崩れや、落雷などの場合においても、離れたエリアであるかわかりにくい場合があるので、「自立運転」に切り替えて、重要負荷への電力供給を自立的に継続することが利用者にとってよりよい選択となる。
また、本実施形態に係る系統連系システム101は、停電情報に含まれる「発生箇所」が、系統連系装置102が連系する所定の配電系統Xであり、かつ「停電時間」が、所定の閾値である場合、「自立運転」を選択する。よって、系統連系システム101は、系統連系装置102が連系する配電系統Xに停電が発生した際、停電時間閾値未満であれば、解列すると共に、電源装置110を停止せずに稼動を継続するので、単独運転を防止しつつ、電源装置110を継続しての利用効率を向上させるとともに、停止による悪影響を回避し、電源装置を保護することができる。
[第2実施形態]
以下に、本発明の第2実施形態の構成について、上述した第1実施形態との相違点に着目して説明する。
(第2実施形態に係る系統連系システム)
第1実施形態に係る系統連系システム101において、電源装置110は、直流電力を出力するように構成されていたが、本実施形態では、風力発電装置やエンジン発電装置、ガスタービン発電装置などのように、交流電力を出力するように構成されている。
また、第1実施形態に係る系統連系システム101では、DC/DCコンバータ120と、インバータ130とを備えていたが、本実施形態に係る系統連系システム101では、DC/DCコンバータ120と、インバータ130とに替えて、図12に示すように、AC/ACコンバータ120aを備えている。
AC/ACコンバータ120aは、電源装置110から出力された交流電圧を所望の交流電圧(例えば、AC200V)に変換して出力する。なお、AC/ACコンバータ120aは、サイクロコンバータやマトリクスコンバータのように、交流電力を所定の交流電力に直接変換する電力変換装置を想定している。
また、第1実施形態に係る記憶部142は、特定要因として、特定要因(直流電力運転)に対応する情報、特定要因(交流電力運転)に対応する情報を記憶するように構成されていたが、本実施形態では、特定要因(交流電力運転1)に対応する情報、特定要因(交流電力運転2)に対応する情報を記憶するように構成されている。
また、第1実施形態に係る一般負荷Wb0は、直流負荷である場合を例に挙げて説明したが、本実施形態では、一般負荷Wb0は、交流負荷として例えば、AC200V負荷等のACヒータとする。
(自立運転の自立交流出力運転1及び自立交流出力運転2の選択動作)
本実施形態に係る系統連系システム101の動作について説明する。具体的に、自立運転時の「自立交流出力運転1」、「自立交流出力運転2」の選択動作について説明する。
なお、本実施形態に係る系統連系システム101は、第1実施形態に係る系統連系システム101のステップS191乃至S195の動作を除き、他の動作は同様である。よって、ステップS191乃至S195の動作について説明する。
ステップS191において、選択部143は、停電情報に含まれる「要因」として、記憶部142に記憶されている「特定要因(交流電力運転1)」が含まれている場合、「自立交流電力運転1」を選択し、「特定要因(交流電力運転2)」が含まれている場合「自立交流電力運転2」を選択する。なお、選択部143は、いずれの要因も含まれていない場合、「自立交流電力運転2」を選択してもよい。また、選択部143は、選択結果を運転制御部144通知する。
ステップS193において、運転制御部144は、選択部143から「自立交流電力運転1」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1を開放し、AC/ACコンバータ120aの出力先を交流負荷である一般負荷Wb0に変更する。このとき、運転制御部144は、AC/ACコンバータ120aから出力する交流電圧を、一般負荷Wb0における所望の電圧値(例えば、AC200V)で出力するように制御する。
ステップS195において、運転制御部144は、選択部143から「自立交流電力運転2」を実行する旨の通知を受けると、連系リレーRy1を接続、連系リレーRy2乃至Ry3を開放、リレーRy4を接続する。また、運転制御部144は、AC/ACコンバータ120aから出力する交流電圧を100Vで出力するように制御する。
(第2実施形態に係る系統連系システムの作用・効果)
本実施形態に係る系統連系システム101では、「自立交流電力運転1」と「自立交流電力運転2」との二つの運転方式により、自立運転を実行する際、交流電力の出力電圧及び出力先を切り替えて負荷に給電する。
よって、系統連系システム101は、系統連系装置102が連系する配電系統Xに停電が発生した際、停電時間閾値未満であれば、配電系統Xから解列すると共に、電源装置110を停止せずに、「交流電力運転1」又は「交流電力運転2」で稼動を継続する。このように、かかる系統システム101によれば、単独運転を防止しつつ、電源装置110の利用効率を向上させるとともに、停止による悪影響を回避し、電源装置を保護することができる。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
上述した実施形態に係る系統連系システム101では、停電時の動作について主に説明したが、復電時においても有用である。例えば、メンテナンス等の保全作業によって、計画的に停電が実行される場合、より正確な時間に復電されることが推測される。よって、停電情報に含まれる「停電時間」に基づいて、復電時間に合わせて、電源装置110を予め起動させることも可能である。特に、電源装置110が、燃料電池の場合、ガス供給量と温度調節を微調整することで、徐々に発電電力を上げていくため、最大発電電力に達するまでに長時間を有する問題がある。従来技術であれば、復電する時間を単に待つしかなかったが、かかる系統連系システム101では、停電情報に含まれる復電時間から予め事前に起動を開始していくことで、燃料電池の稼働率及び有効利用を行うことができる。
また、より正確な復電時間を取得する為、その取得手段として、系統連系遮断ブレーカCB1よりも配電系統X側に、電圧センサを設け、復電した際の電圧を測定して監視してもよい。
また、上述した第1実施形態に係る系統連系システム101において、系統連系装置102では、「自立運転」時の形態として、「自立直流電力運転」と「自立交流電力運転」とを別々に運転するように構成されていたが、「直流電力運転」と「交流電力運転」合わせて運転してもよい。例えば、電源装置が、燃料電池やエンジン発電機等の場合、負荷の急変に対して出力電力が追従できないため、負荷が急減した場合、余剰電力が生じる。これらの電源装置は、系統への逆潮流が許されていないため、この余剰電力を直流ヒータや交流ヒータ、あるいはバッテリ等に供給するように構成されていてもよい。
また、上述した第1実施形態に係る系統連系システム101において、系統連系装置102では、「発生箇所」(識別情報)を、配電系統の識別情報として説明したが、地区情報の「事業者情報」や、特定情報の「エリア情報」等も、配電系統を識別する識別情報として併用してもよい。
例えば、上述した第1実施形態に係る系統連系システム101において、系統連系装置102では、電源装置110が、第2実施形態と同様に、交流電力を出力するように構成した場合、DC/DCコンバータ120に替えて、AC/DCコンバータ(図示せず)を備えることにより、第1実施形態に係る系統連系システム101と同様の効果が得られる。なお、かかる構成の系統連系システム101では、AC/DCコンバータが、電源装置110から出力された出力電圧を所望の電圧値の直流電圧に変換してインバータ130へ出力する。また、AC/DCコンバータは、制御部140の制御に従って、直流負荷である一般負荷Wb0に直流電力を出力する。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1実施形態に係る本実施形態に係る電力系統の全体概略構成が示されている。 本発明の第1実施形態に係る停電情報の内容を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る停電情報の内容を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る需要家における構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る制御部のブロック構成図である。 本発明の第1実施形態に係る記憶部に記憶される情報を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る系統連系システムの動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1実施形態に係る系統連系システムの動作を示すフローチャート図である。 第1実施形態に係る系統連系システムにおいて、自配電系統で停電が発生し、「自立直流電力運転」を実行する際のタイミングチャートである。 第1実施形態に係る系統連系システムにおいて、自配電系統で停電が発生し、「自立交流電力運転」を実行する際のタイミングチャートである。 第1実施形態に係る系統連系システムにおいて、他の配電系統で停電が発生し、「自立交流電力運転」を実行する際のタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係る需要家における構成を示すブロック図である。
符号の説明
一般負荷Wb0乃至Wb3、A乃至X…配電系統、S11乃至S23…ステップ、S191乃至S195…ステップ、t0乃至t3…時間、ta乃至tb…時間、1…変電所、系統連系遮断ブレーカCB、連系リレーRy1乃至Ry3、リレーRy4、10…停電管理装置、15…送電線、16…信号回線、100a乃至c…需要家、101…系統連系システム、102…系統連系装置、110…電源装置、120…DC/DCコンバータ、120a…AC/ACコンバータ、130…インバータ、140…制御部、141…通信部、142…記憶部、143…選択部、144…運転制御部

Claims (5)

  1. 電源装置からの電力を所定の交流電力に変換し、前記電源装置を配電系統に連系して負荷に給電する系統連系装置であって、
    停電の状態を示す停電状態情報を含む停電情報を受信する受信部と、
    前記停電状態情報に基づいて、前記配電系統から解列し、前記電源装置から前記負荷に給電する自立運転を行う運転制御部と
    を具備することを特徴とする系統連系装置。
  2. 前記停電状態情報は、停電が発生した要因を示す要因情報であり、
    前記停電情報に停電状態情報として含まれる要因情報が、所定の要因情報である場合、前記自立運転を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の系統連系装置。
  3. 前記停電状態情報は、停電時間を示す停電時間情報と、停電が発生した配電系統の識別情報とであり、
    前記運転制御部は、前記配電系統の識別情報が、連系している前記配電系統の識別情報であり、かつ前記停電時間情報が所定の閾値未満である場合、前記自立運転を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の系統連系装置。
  4. 前記負荷は、優先順位が設けられた複数の負荷であり、
    前記運転制御部は、前記自立運転を行う場合、前記優先順位の高い負荷に給電する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の系統連系装置。
  5. 電源装置と、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の系統連系装置とを備えることを特徴とする系統連系システム。
JP2007020054A 2007-01-30 2007-01-30 系統連系装置及び系統連系システム Active JP5013891B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007020054A JP5013891B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 系統連系装置及び系統連系システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007020054A JP5013891B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 系統連系装置及び系統連系システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008187837A true JP2008187837A (ja) 2008-08-14
JP5013891B2 JP5013891B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=39730488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007020054A Active JP5013891B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 系統連系装置及び系統連系システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5013891B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043529A1 (ja) * 2010-09-28 2012-04-05 三洋電機株式会社 系統連系装置および系統連系システム
WO2012111416A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 株式会社安川電機 風力発電用マトリクスコンバータ装置、風力発電装置、ウィンドファームおよび風車の製造方法
WO2013047595A1 (ja) * 2011-09-26 2013-04-04 日本電気株式会社 電力接続制御システム及び方法
JP5333677B2 (ja) * 2011-02-16 2013-11-06 株式会社安川電機 風力発電用マトリクスコンバータ装置、風力発電装置、ウィンドファームおよび風車の製造方法
JPWO2012165365A1 (ja) * 2011-05-31 2015-02-23 パナソニック株式会社 電力供給システム
JP2015198355A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信装置、およびそれを用いた管理システム、分電盤、機器制御システム
TWI710192B (zh) * 2019-07-26 2020-11-11 許俊吉 用於太陽能電力傳送的防災斷路系統

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06335171A (ja) * 1993-05-18 1994-12-02 Yaskawa Electric Corp 負荷制御方法
JPH1141818A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Hitachi Ltd 分散型発電システム
JP2002374627A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 太陽光発電システム
JP2007006656A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 停電情報発信装置および停電情報発信システム
JP2008118733A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Sanyo Electric Co Ltd 系統連系装置及び系統連系システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06335171A (ja) * 1993-05-18 1994-12-02 Yaskawa Electric Corp 負荷制御方法
JPH1141818A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Hitachi Ltd 分散型発電システム
JP2002374627A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 太陽光発電システム
JP2007006656A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 停電情報発信装置および停電情報発信システム
JP2008118733A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Sanyo Electric Co Ltd 系統連系装置及び系統連系システム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043529A1 (ja) * 2010-09-28 2012-04-05 三洋電機株式会社 系統連系装置および系統連系システム
WO2012111416A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 株式会社安川電機 風力発電用マトリクスコンバータ装置、風力発電装置、ウィンドファームおよび風車の製造方法
CN103370534A (zh) * 2011-02-16 2013-10-23 株式会社安川电机 风力发电用矩阵转换装置、风力发电装置、风场和风车的制造方法
JP5333677B2 (ja) * 2011-02-16 2013-11-06 株式会社安川電機 風力発電用マトリクスコンバータ装置、風力発電装置、ウィンドファームおよび風車の製造方法
JPWO2012165365A1 (ja) * 2011-05-31 2015-02-23 パナソニック株式会社 電力供給システム
CN103947069A (zh) * 2011-09-26 2014-07-23 日本电气株式会社 电力连接控制系统和方法
JP5376092B2 (ja) * 2011-09-26 2013-12-25 日本電気株式会社 電力接続制御システム及び方法
WO2013047595A1 (ja) * 2011-09-26 2013-04-04 日本電気株式会社 電力接続制御システム及び方法
JPWO2013047595A1 (ja) * 2011-09-26 2015-03-26 日本電気株式会社 電力接続制御システム及び方法
EP2763267A4 (en) * 2011-09-26 2015-06-24 Nec Corp SYSTEM AND METHOD FOR POWER CONNECTION CONTROL
US9583941B2 (en) 2011-09-26 2017-02-28 Nec Corporation Power connection control system and method
US10432019B2 (en) 2011-09-26 2019-10-01 Nec Corporation Power connection control system and method
JP2015198355A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信装置、およびそれを用いた管理システム、分電盤、機器制御システム
TWI710192B (zh) * 2019-07-26 2020-11-11 許俊吉 用於太陽能電力傳送的防災斷路系統

Also Published As

Publication number Publication date
JP5013891B2 (ja) 2012-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5792824B2 (ja) 給電システム、分散型電源システム、管理装置、及び給電制御方法
JP5268973B2 (ja) 電力供給システム、電力供給方法及び制御装置
JP5013891B2 (ja) 系統連系装置及び系統連系システム
JP6047490B2 (ja) 電力供給システム、分電装置、及び電力制御方法
JP6174410B2 (ja) 電力制御装置、電力制御方法、および電力制御システム
JP5960958B2 (ja) 電力管理システム
JP2007124811A (ja) 電力貯蔵システム、ルート発生装置及びルート発生方法
JP6042133B2 (ja) 管理システム、管理方法、制御装置及び蓄電装置
JP6158562B2 (ja) 電力変換装置、制御システム、及び制御方法
US20120235492A1 (en) Power supply system
JPWO2013015225A1 (ja) 制御装置及び電力制御方法
JP6024929B2 (ja) 制御装置および配電システム
JP2012016261A (ja) 系統連系システム、及び分配器
JP6042959B2 (ja) 電力管理システム、電力管理方法、電力制御装置及び蓄電池装置
JP2011181377A (ja) 燃料電池システム
JP6574696B2 (ja) 電力制御装置、電力制御方法及び燃料電池システム
JP6109380B2 (ja) 分散型電源システム
JP2013031321A (ja) 建物用電力供給システム及び建物用電力供給方法
JP2014121151A (ja) 蓄電システム及び電力供給システム
KR20080001239U (ko) 직류 에너지원을 이용한 전원공급 시스템
JP6397338B2 (ja) 電力供給システム
JP6804849B2 (ja) 電力供給システム
JP2018148792A (ja) 電力制御装置、電力制御方法、および電力制御システム
JP5645767B2 (ja) 電力制御装置及び電力制御方法
JP2020074668A (ja) 管理システム、管理方法、制御装置及び蓄電池装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120605

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5013891

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3