JP2000333371A - 系統連系インバータ装置及び該装置に係る単独運転検出方法 - Google Patents

系統連系インバータ装置及び該装置に係る単独運転検出方法

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JP2000333371A
JP2000333371A JP11136355A JP13635599A JP2000333371A JP 2000333371 A JP2000333371 A JP 2000333371A JP 11136355 A JP11136355 A JP 11136355A JP 13635599 A JP13635599 A JP 13635599A JP 2000333371 A JP2000333371 A JP 2000333371A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 如何なる負荷が接続されていても電力系統の
停電事故を正しく検出して、装置本体の単独運転を防止
する系統連系インバータ装置及び単独運転検出方法を提
供する。 【解決手段】 本発明の系統連系インバータ装置は、直
流電源1からの直流電力を電力変換装置2で交流電力に
変換し、それを連系開閉器6経由で電力系統7に出力す
るものであって、連系開閉器6の一次側の系統電圧Vs
を検出する電圧検出器9及び上記単独運転の状態を検出
する既知の外乱発生器16等を備えるとともに、電圧V
sに生じる揺らぎを監視する系統電圧揺らぎ検出器1
7、その検出結果に基づき電圧Vsに所定の大きさとな
る外乱を与える第二の外乱発生器18、該外乱と同期し
た電圧Vsの変動の検出によって前記単独運転状態に係
る判断を行う第二の単独運転検出回路19を備え、これ
らの検出、判断結果により電力変換装置2の動作を停止
可能なゲートブロック回路15を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源の直流電
力を交流電力に変換し、該交流電力を電力系統に供給す
るための系統連系インバータ装置及びそれに係る単独運
転検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の系統連系インバータ装置の一例を
図3に示した。この図において、太陽電池などの直流電
源1から発生した直流電力は、電力変換装置2により交
流電力に変換される。そして、この電力変換装置2と電
力系統7とは、リアクトル4及びコンデンサ5等を介し
て、連系開閉器6により連系されるようになっている。
なお、電力変換装置2の出力電流Isは、電流検出器3
によって検出されるようになっている。また、以上の構
成を本明細書においては、便宜上、「系統連系インバー
タ装置本体」(ただし、電流検出器3を除く)とよぶこ
とにする。
【0003】このような回路には、通常、上記電流検出
器3の他様々な検出器が設けられている。すなわち、直
流電源1の出力電圧Vdcを検出するための電圧検出器
8、系統電圧Vsを検出するための電圧検出器9、系統
電圧位相θを検出するためのゼロクロス検出器10等で
ある。
【0004】そして、これらの検出器3、8、9、10
に加えて、電圧Vdcと系統電圧位相θから交流の電流
指令値Is*を算出する電流指令算出器11と、電流指
令値Is*と上記した電力変換装置2の出力電流Isと
の誤差量が減るように指令値を算出する電流制御回路1
2とが設けられ、該電流制御回路12から出力される値
が、ゲート駆動回路13によってPWMパルス変調され
て電力変換装置2へと伝達されるようになっている。し
たがって、電力変換装置2は常に適正な変換を成し得る
よう制御されていることになり、これら各装置の一連の
動作により直流電力は所望の交流電力に変換されて電力
系統7に出力されるようになっている。
【0005】ところで、上記構成となる系統連系インバ
ータ装置において、電力系統7に事故が発生した場合、
当該電力系統7の復旧作業を安全かつ速やかに実施する
必要があるため、系統連系インバータ装置自らがその電
力系統7に発生した事故を素早く検知しその出力を停止
しなければならない。
【0006】そこで、上記系統連系インバータ装置は各
種の系統異常検出保護機能(過電圧、不足電圧、周波数
上昇、周波数低下)を備えている。しかし、インバータ
出力電力と負荷の消費電力が完全にバランスしていると
きに電力系統7に停電事故が発生すると、前記系統異常
検出保護機能の動作レベル未満のところで均衡が保たれ
て系統連系インバータ装置本体が単独運転を継続する可
能性がある。そのため、停電事故発生時にそれを確実に
検出して、インバータ装置本体を停止する単独運転検出
機能が必要になる。
【0007】これを達成するため、従来においては、図
3に示すように外乱発生器16を設け、該発生器16か
ら電流指令値Is*に定期的な微少外乱を与えて系統連
系インバータ装置の出力(有効電力)を僅かに変動さ
せ、その変動に同期した系統電圧Vsの変動の有無から
単独運転を検出する有効電力変動方式が採用されてい
た。この方式は、図4に示すように、電力系統7が正常
に連系運転されている場合は、外乱発生器16から電流
指令値Is*に外乱を与えても、有効電力の変動分は電
力系統7側から供給されるため、系統電圧Vsにその影
響が現れることはない(図中、「停電発生」前の波形な
いし参照)が、停電事故が発生し単独運転状態となる
と、外乱発生器16による電流指令値Is*の変動の影
響が、外乱のタイミングに全く同期して系統電圧Vsに
現れる(図中参照)という現象を利用したものであ
る。そして、系統電圧検出器9により常時観察される電
圧Vsに上記外乱発生器16に同期した変動があれば、
単独運転検出回路14から異常信号を発生し、これを受
けたゲートブロック回路15が、ゲート駆動回路13の
PWMパルス信号を無効にし、電力変換装置2の動作を
停止するような方法がとられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な方法においては、運転の安定性と電力の有効活用の観
点から、外乱の度合い(Is*に与える変動量)を微少
に抑える必要があった。そのため、負荷に回転機負荷な
どの自己回生電位が発生するものが接続されている場合
は、単独運転状態の時に系統電圧Vsが負荷の影響で激
しく振動するため、外乱発生器16の微少な影響が検出
できず、単独運転検出に長い時間を要するという問題が
あった。このような状況を表したのが図5で、図中
に示すように、系統電圧Vsが負荷の自己回生電位の影
響を受けて揺らいでしまう(不安定となる)ため、外乱
発生器16による影響が現れず、悪いことには単独運転
の検出自体が不可能な場合も考えられた。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、如何なる負荷が接続され
ていても電力系統の停電事故を正しく検出して、インバ
ータ装置本体の単独運転を自身で防止することが可能な
系統連系インバータ装置及びそれに係る単独運転検出方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために以下の手段をとった。すなわち、請求項
1記載の系統連系インバータ装置は、直流電源から発生
する直流電力を電力変換装置によって交流電力に変換
し、該交流電力を連系開閉器を介して電力系統に出力す
る系統連系インバータ装置において、前記連系開閉器の
一次側における系統電圧を検出する電圧検出器と、前記
系統電圧に微少な外乱を与える外乱発生器と、前記微少
な外乱と同期した前記系統電圧の変動を検出したときに
は系統連系インバータ装置本体が単独運転状態にあると
判断する単独運転検出回路と、前記系統電圧における揺
らぎの発生の有無を常時監視する系統電圧揺らぎ検出器
と、前記揺らぎの発生があった場合に前記系統電圧に所
定の大きさとなる外乱を与える第二の外乱発生器と、前
記所定の大きさとなる外乱と同期した前記系統電圧の変
動を検出したときには系統連系インバータ装置本体が単
独運転状態にあると判断する第二の単独運転検出回路
と、前記単独運転検出回路又は前記第二の単独運転検出
回路から前記単独運転状態にある旨の信号が出力された
ときには前記電力変換装置の動作を停止させるゲートブ
ロック回路とを有することを特徴とするものである。
【0011】これによれば、従来の微少な外乱を使用す
る単独運転検出に加えて、系統電圧揺らぎ検出器、第二
の外乱発生器、第二の単独運転検出回路による単独運転
検出が可能となっていることがわかる。これらの構成に
より、回転機などの自己回生電位を発生する負荷が接続
されていて系統電圧が当該負荷の影響で不安定になるよ
うな場合でも、その不安定な(揺らいだ)状態が系統電
圧揺らぎ検出器により検出され、この検出に応じて所定
の大きさとなる外乱が系統電圧に与えられる。そして、
系統電圧において上記外乱付与に同期した変動が観察さ
れるならば、系統連系インバータ装置本体が単独運転状
態であると判断し、この判断に従って、ゲートブロック
回路を介し電力変換装置を停止するものである。つま
り、単独運転状態は回避されることになる。なお、上で
言う、外乱が「所定の大きさ」であるとは、通常は、系
統電圧の不安定な揺らぎ幅に同等程度か、それ以上の大
きさとなるものを言う。ただしより言えば、一般に、あ
る揺らいだ波形があってそこに外乱を付与する場合を考
え、その影響が観察され得るような大きさとなる外乱で
あれば上記した作用ないし目的は達成されうるから、そ
のようなものであればよいということはいえる。要は、
系統電圧がどのような「揺らぎ」を呈するか、そしてこ
のとき正確に外乱を観察し得るようなその大きさとはど
のようなものか、が個別的・具体的に検討されるべき余
地があるということであるが、本発明はこのような事情
をもその概念内に収めるものである。
【0012】また請求項2記載の系統連系インバータ装
置に係る単独運転検出方法は、直流電源から発生する直
流電力を交流電力に変換し、該交流電力を連系開閉器を
介して電力系統に出力する系統連系インバータ装置にあ
って、前記連系開閉器の一次側における系統電圧を検出
しつつ、前記系統電圧に微少な外乱を与え、前記微少な
外乱と同期した前記系統電圧の変動を検出したときには
系統連系インバータ装置本体が単独運転状態にあると判
断し、かつ、前記系統電圧における揺らぎの発生の有無
を常時監視しつつ、前記揺らぎの発生があった場合に前
記系統電圧に所定の大きさとなる外乱を与え、前記所定
の大きさとなる外乱と同期した前記系統電圧の変動を検
出したときには系統連系インバータ装置本体が単独運転
状態にあると判断することを特徴とするものである。
【0013】この方法は、上記請求項1記載の系統連系
インバータ装置に適用し得る、最も適した単独運転検出
方法であるということがわかる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態に
ついて、図を参照して説明する。図1は、本発明に係る
系統連系インバータ装置の好適な実施形態を示す説明図
である。なお、以下の説明においては、従来例の説明に
おいて参照した図面(図3)に示された対象と本実施形
態において参照する図面において示される対象とが、同
一となるものについては、同じ符号を用いて説明を行う
こととする。
【0015】本実施形態における系統連系インバータ装
置は、太陽電池などの直流電源1、該直流電源1から発
生した直流電力を交流電力に変換する電力変換装置2、
そして、これら電力変換装置2と電力系統7とを、リア
クトル4及びコンデンサ5等を介して連系する連系開閉
器6を備える点で従来例と全く同様である。また、これ
らの構成を、「系統連系インバータ装置本体」とよぶこ
とも同様である。
【0016】また、電力変換装置2の出力電流Isを検
出する電流検出器3、直流電源1の出力電圧Vdcを検
出するための電圧検出器8、系統電圧Vsを検出するた
めの電圧検出器9、系統電圧位相θを検出するためのゼ
ロクロス検出器10等、各種検出器が設けられる点、さ
らに上記電圧Vdcと上記系統電圧位相θから交流の電
流指令値Is*を算出する電流指令算出器11、電流指
令値Is*と上記した電力変換装置2の出力電流Isと
の誤差量が減るように指令値を算出する電流制御回路1
2、該電流制御回路12から出力される値をPWMパル
ス変調して電力変換装置2へと伝達するゲート駆動回路
13が設けられる点、そして外乱発生器16、単独運転
検出回路14、及び該回路14より発生する異常信号を
受けてゲート駆動回路13のPWMパルス信号を無効に
するためのゲートブロック回路15が設けられる点につ
いても同様である。
【0017】本実施形態における系統連系インバータ装
置においては、これらの構成に加えて次の特徴的な構成
要素を備えている。それは、図1に示すように、系統電
圧揺らぎ検出器17、第二の外乱発生器18、及び第二
の単独運転検出回路19である。なお、第二の単独運転
検出回路19は、上記したゲートブロック回路15に接
続されている。
【0018】系統電圧揺らぎ検出器17は、系統電圧V
sに係る電圧検出器9の電圧信号を系統周期毎に比較し
て、系統電圧Vsの揺らぎを検出する回路である。第二
の外乱発生機器18は、系統電圧揺らぎ検出器17のト
リガ信号を受けて、1度だけ所定の大きさとなる(例え
ば、非常に大きな)外乱を電流指令値Is*に与える回
路である。第二の単独運転検出回路19は、電圧検出器
9の電圧信号Vsが第二の外乱発生機器18に同期して
変動する現象の有無から単独運転を判断し、単独運転を
検出した場合に異常信号を出力する回路である。
【0019】以下では上記構成となる本実施形態の系統
連系インバータ装置の作用効果について説明する。通常
時は、上記各種検出器3、8、9、10、また、電流指
令算出器11、電流制御回路12、ゲート駆動回路13
等によって、電力変換装置2は常に適正な変換を成し得
るよう制御されており、直流電源1から発生した直流電
力は所望の交流電力に変換されて電力系統7に出力され
ている。またこのとき、つまり電力系統7が正常なと
き、系統電圧Vsには、外乱発生器16により与えられ
る微少な外乱の影響は現れず、系統電圧Vsは常に一定
に保たれている。
【0020】ここで、電力系統7に停電事故が発生する
と、負荷に電力を供給するのはインバータ装置だけ(単
独運転状態)となるため、外乱発生器16による出力変
動は顕著に系統電圧Vsに現れるようになる(図4参
照)。そして、この場合においては、単独運転検出回路
14、ゲート駆動回路13が、従来例として既に述べた
ように作用することにより、電力変換装置2が停止され
ることになる。
【0021】そして、本実施形態においてはさらに、系
統電圧揺らぎ検出器17が系統電圧Vsを常時監視し、
当該検出器17が、図2中、からに示すように、回
転機負荷等による系統電圧Vsの揺らぎ(例えば±5V
等、予め決めておく)を検出した場合は、第二の外乱発
生器18に外乱発生トリガ信号を送る。第二の外乱発生
器18は、前記トリガ信号を受けてから所定の遅延時間
を確保した後、1度だけ所定の大きさとなる外乱を電流
指令値Is*に与える。ここで「所定の大きさとなる外
乱」とは、図2においては、から明らかなように従前
に比して「大きな出力減少」であることがわかる。
【0022】第二の単独運転検出回路19では、上記外
乱の前後の系統電圧Vsを記憶し、外乱タイミングに同
期した系統電圧Vsの変動を検出した場合に、系統連系
インバータ装置本体が「単独運転」状態であることの検
出、判断をなす。図2では、既述のにおいて、「大き
な出力減少」に伴う系統電圧Vsへの影響が明らかに現
れているから、この時点において系統連系インバータ装
置本体が単独運転状態にある、との判断がなされること
になる。そして、単独運転との判断がなされた場合に
は、異常信号をゲートブロック回路15に出力し、電力
変換装置2を停止する(図2中参照)。
【0023】このように、系統電圧Vsに所定の大きさ
となる外乱を与えることで、当該系統電圧Vsが不安定
ないし揺らぐ状況下であったとしても、その影響ははっ
きりと現れることになるから、それに基づく単独運転状
態の検出、判断は容易に可能である。またその外乱付与
は、系統電圧揺らぎ検出器17が揺らぎを検出したとき
に限り一度だけしか行われないので、運転の安定性と電
力の有効活用を妨げることもない。
【0024】結局、本発明に係る系統連系インバータ装
置は、従来において、自己回生電位が発生するものが接
続されているときには外乱発生器16の微少な影響が検
出できず単独運転状態検出に長い時間を要していたとい
う課題を克服し、この外乱発生器16の存在とともに上
記した第二の外乱発生器18等をも備えることで、如何
なる負荷が接続されていても、電力系統7の停電事故を
正しく検出し、系統連系インバータ装置本体の単独運転
を確実に防止することが可能な装置であるということが
いえる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の系
統連系インバータ装置は、従来の微少な外乱を使用する
単独運転検出に加えて、系統電圧揺らぎ検出器、第二の
外乱発生器、第二の単独運転検出回路による単独運転検
出が可能となっていることがわかる。このことにより、
回転機負荷等、系統電圧の揺らぎの原因となる負荷が接
続されているような場合において、上記従来の微少な外
乱によっては単独運転検出が困難であったところ、本発
明においては、このような場合であっても単独運転検出
が可能となった。つまり、系統連系インバータ装置本体
の単独運転は確実に防止され、本発明に係る装置は、よ
り安定的な連系運転を実現することができる。
【0026】また、請求項2記載の系統連系インバータ
装置に係る単独運転検出方法は、上記請求項1記載の系
統連系インバータ装置における単独運転検出に最も適し
た方法であるといえる。また、当然ながら、上記効果を
同様に享受できる発明であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る系統連系インバータ装置の概要
を示す説明図である。
【図2】 系統電圧についての、連系運転(正常)状態
から単独運転状態への遷移と所定の大きさとなる外乱の
付与による変化を示した説明図である。
【図3】 従来の系統連系インバータ装置の概要を示す
説明図である。
【図4】 系統電圧についての、連系運転(正常)状態
から単独運転状態への遷移と微少な外乱の付与による変
化を示した説明図である。
【図5】 図4と同趣旨の図であるが、特に単独運転状
態において系統電圧に揺らぎが観察される場合の様子を
示した説明図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 電力変換装置 3 電流検出器(出力電流Is検出用) 4 リアクトル 5 コンデンサ 6 連系開閉器 7 電力系統 8 電圧検出器(直流電源1の出力電圧Vdc検出用) 9 電圧検出器(系統電圧Vs検出用) 10 ゼロクロス検出器 11 電流指令算出器 12 電流制御回路 13 ゲート駆動回路 14 単独運転検出回路 15 ゲートブロック回路 16 外乱発生器(定期的) 17 系統電圧揺らぎ検出器 18 第二の外乱発生器(不定期) 19 第二の単独運転検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 聡 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋機器製作所内 Fターム(参考) 5G015 GA05 GA11 HA16 JA05 JA21 JA32 JA52 5G066 HA11 HB04 5H007 AA06 CA01 CC09 DA04 DA06 DB01 DC02 DC05 EA02 GA06 GA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源から発生する直流電力を電力変
    換装置によって交流電力に変換し、該交流電力を連系開
    閉器を介して電力系統に出力する系統連系インバータ装
    置において、 前記連系開閉器の一次側における系統電圧を検出する電
    圧検出器と、 前記系統電圧に微少な外乱を与える外乱発生器と、前記
    微少な外乱と同期した前記系統電圧の変動を検出したと
    きには系統連系インバータ装置本体が単独運転状態にあ
    ると判断する単独運転検出回路と、 前記系統電圧における揺らぎの発生の有無を常時監視す
    る系統電圧揺らぎ検出器と、前記揺らぎの発生があった
    場合に前記系統電圧に所定の大きさとなる外乱を与える
    第二の外乱発生器と、前記所定の大きさとなる外乱と同
    期した前記系統電圧の変動を検出したときには系統連系
    インバータ装置本体が単独運転状態にあると判断する第
    二の単独運転検出回路と、 前記単独運転検出回路又は前記第二の単独運転検出回路
    から前記単独運転状態にある旨の信号が出力されたとき
    には前記電力変換装置の動作を停止させるゲートブロッ
    ク回路とを有することを特徴とする系統連系インバータ
    装置。
  2. 【請求項2】 直流電源から発生する直流電力を交流電
    力に変換し、該交流電力を連系開閉器を介して電力系統
    に出力する系統連系インバータ装置にあって、 前記連系開閉器の一次側における系統電圧を検出しつ
    つ、 前記系統電圧に微少な外乱を与え、前記微少な外乱と同
    期した前記系統電圧の変動を検出したときには系統連系
    インバータ装置本体が単独運転状態にあると判断し、か
    つ、 前記系統電圧における揺らぎの発生の有無を常時監視し
    つつ、前記揺らぎの発生があった場合に前記系統電圧に
    所定の大きさとなる外乱を与え、前記所定の大きさとな
    る外乱と同期した前記系統電圧の変動を検出したときに
    は系統連系インバータ装置本体が単独運転状態にあると
    判断することを特徴とする系統連系インバータ装置に係
    る単独運転検出方法。
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