JP2008117970A - 電子機器ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】外部からネジを視認することができないようにしながらも、側面外装パネルと電子機器本体との隙間をなくす。
【解決手段】CDプレーヤ2のケース4は、ベース板10、前面外装パネル11及び側面外装パネル12を有する。側面外装パネル12の左側面部12a及び右側面部12bに、ピン挿入凹部12dを形成する。ベース板10に取り付けた支持板14に、スライド板16をスライド自在に取り付ける。取付ピン17の頭部17a及び挿入部17bを、ピン挿入凹部12dに挿入して、取付ピン17を側面外装パネル12に係合する。取付ピン17の係合部17eを、スライド板16に係合する。ネジ孔16eにネジ止めされたネジ20を、A方向に回転させると、スライド板16が後方にスライドして取付ピン17が内側方向に移動し、側面外装パネル12は、ベース板10に密着する方向に押し付けられる。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子機器の駆動部を収納する電子機器ケースに関し、詳しくは、側面外装パネルの取り付け方法に関するものである。
CDプレーヤ等の電子機器は、光ピックアップやスピンドルモータ等を有するプレーヤユニット(電子機器本体)がケース内部に収納されている。ケースは、プレーヤユニットが取り付けられるベース板と、プレーヤユニットの前面を覆う前面外装パネルと、プレーヤユニットの側面を覆う側面外装パネルと、を備える。
前面外装パネル及び側面外装パネルは、ベース板に取り付けられている。側面外装パネルの取付方法としては、側面外装パネルに取付用の取付孔を形成し、この取付孔を介して、ネジをベース板にネジ止めする。この取付方法では側面外装パネルの外側にネジ頭部が露出し、外部から視認できるため、デザイン性が悪いという問題があった。そこで、側面外装パネルの外側にネジ頭部が露出しないようにするための技術が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1では、機器本体の両側部を被う両側1対の側板と、機器本体の上部を被う天板と、を備え、側板の内側前部及び内側後部に、機器本体に対する取付部を設け、この取付部で側板を機器本体に取り付けることにより、側板の外側にネジ頭部が露出しないようにした音響機器等のボンネットが提案されている。
また、特許文献2では、音響調整卓本体の側面に、音響調整卓本体の底面方向からネジを挿入して、側面パッドを固定することにより、外部からネジ頭部が視認できないようにした音響調整卓が提案されている。また、特許文献2では、ネジ座面部、不完全ネジ部及び雄ネジ部を有する特殊ネジを、特殊ネジ取付板を介して側面パッドの内側面に固定するとともに、音響調整卓本体の側面に、切欠部を有する位置検出ガイドを備えたアングルを固定し、不完全ネジ部を切欠部に嵌めることにより、側面パッドの位置決めを行っている。
実公平1−35498号公報 特開2001−85871号公報
しかしながら、特許文献1及び2では、本体に側板または側面パッドを取り付けたときの側板または側面パッドの位置決め(左右方向)は、本体に設けられたネジ孔の位置によって決まるため、寸法公差等の影響により、ネジ孔を設ける位置が正規の位置からズレた場合には、本体と側板または側面パッドとの間に隙間が生じることがあった。この隙間の発生は、側板または側面パッドを外側から本体にネジ止めする方式では、発生しないことであり、隙間の発生により、機器のガタつきが生じる、隙間から内部に粉塵が侵入するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、外部からネジを視認することができないようにしてデザインの自由度を向上しながらも、側面外装パネルとベース部材との隙間をなくすことができる電子機器ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器ケースは、電子機器本体が取り付けられるベース部材と;前記ベース部材に取り付けられ、前記電子機器本体の前面を覆う前面外装パネルと;前記ベース部材に取り付けられ、前記電子機器本体の側面を覆う側面外装パネルと;を備え、前記電子機器本体を収納する電子機器ケースであって、前記側面外装パネルの内側に、第1の方向及び前記第1の方向とは逆方向となる第2の方向にスライド自在に設けられたスライド板と;前記スライド板を前記第1の方向にスライドさせたときに、前記側面外装パネルを前記ベース部材に密着する方向に押し付ける押付手段と;を備えたことを特徴とする。
なお、本発明の電子機器ケースは、電子機器本体を収納するものであれば適用可能であり、電子機器本体とこれを収納する電子機器ケースとを有する電子機器としては、例えば、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、ディスクドライブ、アンプ、コンバータ等が挙げられる。また、前面外装パネルは、前記ベース部材の外側に取り付けられることが好ましい。さらに、前記側面外装パネルは、前記電子機器本体の左側面、右側面及び上側面のうちの少なくとも1面を覆うように形成されている。
また、前記押付手段は、前記スライド板を前記第2の方向にスライドさせたときに、前記側面外装パネルの押し付けを解除することが好ましい。
さらに、前記スライド板をスライドさせた位置で保持する保持手段を備えることが好ましい。
また、前記押付手段は、前記側面外装パネルの内面に当該側面外装パネルの取り付け方向に沿って形成された凹部と;前記凹部に一端が挿入され、前記側面外装パネルに係合する挿入ピンと;前記スライド板に前記第1の方向に沿って形成され、前記挿入ピンの他端が挿通されて当該挿入ピンに係合するピン挿通孔と;前記スライド板に設けられ、前記スライド板を前記第1の方向にスライドさせたときに、前記挿入ピンの他端に当接して当該挿入ピンを内側方向に移動させ、前記側面外装パネルを前記ベース部材に密着する方向に押し付ける当接部と;を備えることが好ましい。なお、前記当接部を、前記第2の方向に向かうにつれて、内側に傾斜するように形成することが好ましく、前記当接部を、このように形成することにより、前記スライド板を前記第1の方向にスライドさせたときに、前記挿入ピンは、前記当接部の傾斜方向に沿って、内側方向に移動する。
さらに、操作可能に設けられ、前記スライド板を、前記第1の方向及び前記第2の方向にスライドさせるスライド操作手段を備えることが好ましい。
また、前記スライド操作手段は、外部から操作可能に設けられたネジと;前記スライド板に設けられたネジ孔と;を備え、前記ネジを前記ネジ孔にネジ止めすると、前記スライド板はスライドされた位置で保持されることが好ましい。
本発明の電子機器ケースによれば、側面外装パネルの内側に設けられたスライド板をスライドさせることにより、側面外装パネルをベース部材に密着させて取り付けるから、側面外装パネルの側面にネジ等の取付部材が露呈することがないようにしてデザインの自由度を向上しながらも、ベース部材と側面外装パネルとの隙間をなくすことができる。これにより、ベース部材と側面外装パネルとの隙間から電子機器ケースの内部に粉塵が侵入することを防止することができる。
図1及び図2に示すように、本発明を用いたCDプレーヤ2は、CD(コンパクトディスク)3にアクセスして、CD3にデータの記録及び/または再生を行うものである。
CDプレーヤ2は、ケース4の内部に、ディスクトレイ5、光ピックアップ6(図3参照)等を有するプレーヤユニット(電子機器本体)7が収納されている。プレーヤユニット7は、公知のものであり、その詳細な説明は省略するが、図示しないスピンドルモータ等を有する。ディスクトレイ5は、ケース4の内部に収納される位置(図1参照)と、ケース4から露出する位置(図2参照)との間でスライド自在に設けられている。また、ケース4の内部には、CDプレーヤ2の駆動を制御する制御部8が組み込まれている。
図3及び図4に示すように、ケース4は、プレーヤユニット7の下面及び後面を覆うベース板(ベース部材)10と、プレーヤユニット7の前面を覆う前面外装パネル11と、プレーヤユニット7の左右側面及び上面を覆う側面外装パネル12と、を有する。前面外装パネル11及び側面外装パネル12は、それぞれベース板10に取り付けられる。
ベース板10は、プレーヤユニット7の下面を覆う下面部10aと、プレーヤユニット7の後面を覆う後面部10bと、前面外装パネル11を取り付けるための取付部10cとからなる。ベース板10は、金属により構成され、後述するスライド板16のスライド時に取付ピン17からの力が加わっても変形しないように、厚さ1.6mmで形成されている。後面部10bには、スライド板16をスライドさせるネジ20を挿通するためのネジ挿通孔10dが、左右に2個ずつ計4個形成されている。ネジ挿通孔10dは、ネジ20の頭部が、後面部10bの後面から突出しないように、2段の段付き状に形成されている。取付部10cには、前面外装パネル11を取り付けるための取付孔10eが、3個形成されている。なお、ベース板10の厚みは、適宜変更可能である。
下面部10aの上面には、スライド板16をスライド自在に支持する支持板14が左右に1個ずつ計2個取り付けられる。支持板14は略L字状に形成され、側面には、取付ピン17が挿通されるピン挿通孔14aが、前後に2個ずつ計4個形成されている。支持板14の下面には、取付孔14bが3個形成されており、ネジ(図示せず)を、取付孔14bを介して、ベース板10に形成されたネジ止め孔(図示せず)にネジ止めすることによって、支持板14は、ベース板10に取り付けられる。
前面外装パネル11の後面には、ネジ止め孔(図示せず)が、取付孔10eに対応した位置に3個形成されている。ネジ(図示せず)を、取付孔10eを介してネジ止め孔にネジ止めすることによって、前面外装パネル11がベース板10に取り付けられる。
前面外装パネル11の前面には、電源スイッチ、ディスクトレイ5を開閉するための開閉スイッチ、再生スイッチ、停止スイッチ、一時停止スイッチ、1トラック早送りスイッチ、1トラック巻き戻しスイッチ、早送りスイッチ、巻き戻しスイッチ等の各種スイッチ(図示せず)、及びLCD等が設けられている。
図4及び図5に示すように、スライド板16は、弾性のある金属により構成され、後述するスライド時に取付ピン17からの力が加わっても変形が僅かになるように、厚さ1.6mmで形成されている。スライド板16は、1枚の支持板14に2個ずつ支持され、計4個設けられている。なお、スライド板16の厚みは、適宜変更可能である。また、図面の乱雑を避けるため、図4においては、4個のスライド板16のうち2個のみを図示し、図5においては、1枚の支持板14に支持される2個のスライド板16のうち1個のみを図示している。
スライド板16は、略L字状に形成され、L字状の長辺となる1辺には、取付ピン17が挿通される鍵穴状のピン挿通孔16aと、ピン挿通孔16aを挿通された取付ピン17の係合部17eに当接する当接部16bと、が前後に1個ずつ計2個形成されている。ピン挿通孔16aは、円形状の円形部16cと、長孔状の長孔部16dとから構成され、長孔部16dは、当接部16bに至る範囲で形成されている。当接部16bは、前面側に向かうにつれて、内側に傾斜(4°)するように形成されている。なお、当接部16bの傾斜角度は適宜変更可能である。
スライド板16は、L字状の短辺となる1辺に、ネジ切りされたネジ孔16eが形成されている。ネジ孔16eは、ベース板10のネジ挿通孔10dに対応した位置に形成されている。
取付ピン(挿入ピン)17は、頭部(一端)17a、挿入部17b、挿通部17c、小径部17d、係合部(他端)17eを備える。頭部17a及び挿入部17bは、ピン挿入凹部12dに挿入可能で、且つ、ピン挿入凹部12dに挿入したときに、側面外装パネル12に係合する径で形成されている。挿通部17cは、ピン挿通孔14aに挿通可能な径で形成され、小径部17dは、ピン挿通孔14a及び長孔部16dに挿通可能な径で形成されている。係合部17eは、ピン挿通孔14a及び円形部16cに挿通可能で、且つ、長孔部16dよりも大きい径で形成されている。
側面外装パネル12は、左側面部12aと、右側面部12bと、上側面部12cとからなり、アルミにより構成されている。板状の各側面部12a,12bの内面には、取付ピン17の頭部17a及び挿入部17bが挿入されるピン挿入凹部12dが、上下に1個ずつ計2個形成されている。ピン挿入凹部12dは、ピン挿通孔14aに対応した位置に形成されている。ピン挿入凹部12dは、略T字状になるように形成されており、各側面部12a,12bの前端から後端に亘って貫通して形成されている。
CDプレーヤ2を組み立てるときには、図6及び図7(A)に示すように、ベース板10に、プレーヤユニット7、前面外装パネル11及び2枚の支持板14を取り付ける。この状態で、支持板14の外側から、取付ピン17をピン挿通孔14aに挿通する。次に、ピン挿通孔14aを挿通された取付ピン17の小径部17d及び係合部17eに、スライド板16の円形部16cを挿通する。そして、スライド板16を、後方にスライドさせると、取付ピン17の係合部17eが、ピン挿通孔16aの長孔部16dに移動して、取付ピン17がスライド板16に係合する。これにより、スライド板16が支持板14にスライド自在に取り付けられる。なお、図6においては、図面の乱雑を避けるため、プレーヤユニット7、前面外装パネル11の図示を省略し、さらに、側面外装パネル12は、左側面部12aのみを図示している。
次に、ネジ20を、ネジ挿通孔10dを介してネジ孔16eにネジ止めする。ネジ20を、ネジ孔16eにネジ止めすることによって、スライド板16は、スライドされた位置で保持される。この状態で、側面外装パネル12を取り付ける。側面外装パネル12を取り付けるときには、ベース板10の後方に側面外装パネル12を配し、ピン挿入凹部12dの前端から、取付ピン17の頭部17a及び挿入部17bが挿入されるように、側面外装パネル12を、前方に向けてスライドさせる。そして、側面外装パネル12の前面が、前面外装パネル11の後面に当接するまで、側面外装パネル12をスライドさせて、側面外装パネル12の前後方向の位置決めを行う。この状態では、側面外装パネル12は、スライド自在であり、ベース板10に係止されておらず、左側面部12aの内側面とベース板10の左側面との隙間G(距離)>0となる(隙間がある)。本実施形態では、スライド板16をスライドさせた位置で保持する保持手段は、ネジ孔16eとネジ20とから構成される。
図7(B)及び図8に示すように、ネジ20をA方向に回転させると、スライド板16が後方(第1の方向)にスライドする。スライド板16が後方にスライドすると、当接部16bが取付ピン17の係合部17eに当接する。当接部16bは、前面側に向かうにつれて、内側に傾斜するように形成されており、スライド板16が後方にスライドすると、取付ピン17は、当接部16bにより内側方向に移動する。取付ピン17が内側方向に移動すると、側面外装パネル12の左側面部12aは、内側方向に移動してベース板10に密着する方向に押し付けられる。これにより、左側面部12aの内側面とベース板10の左側面との隙間(距離)G=0となり(隙間がない)、側面外装パネル12は、スライド不能となるとともに、ベース板10に密着して取り付けられる。なお、側面外装パネル12のベース板10への押し付け力は、ネジ20の回転数(回転角度)によって調整することができる。
側面外装パネル12を取り外すときには、ネジ20をB方向に回転させる。ネジ20を、B方向に回転させると、スライド板16が前方(第2の方向)にスライドし、当接部16bによる係合部17eの係止が解除される。当接部16bによる係合部17eの係止が解除されると、側面外装パネル12の押し付けが解除され、側面外装パネル12がスライド自在となる。そして、側面外装パネル12を、後方に向けてスライドさせる。ピン挿入凹部12dから、頭部17a及び挿入部17bが抜けるまで、側面外装パネル12を後方にスライドさせると、側面外装パネル12がベース板10から取り外される。
右側面部12bをベース板10に密着させて取り付けるときにも、上記のような左側面部12aをベース板10に密着させるのと同様に行う。
次に、上記のように構成されたCDプレーヤ2の作用について説明する。CDプレーヤ2を組み立てるときには、ベース板10に、プレーヤユニット7、前面外装パネル11及び2枚の支持板14を取り付ける。そして、側面外装パネル12をベース板10に取り付けた後、ネジ20をA方向に回転させてスライド板16を後方にスライドさせる。スライド板16が後方にスライドすると、取付ピン17が内側方向に移動し、側面外装パネル12が内側方向に移動してベース板10に密着する(側面外装パネル12が、ベース板10に密着する方向に押し付けられる)。
このように、スライド板16と取付ピン17とネジ20とにより、側面外装パネル12をベース板10に密着させて取り付けるから、側面外装パネル12の各側面部12a〜12cから、取付用のネジが露呈することがなくなる。これにより、CDプレーヤ2のデザインの自由度(側面外装パネル12のデザインの自由度)を向上することができる。
また、アルミ製の側面外装パネル12の各側面部12a〜12cに、ネジ取付用の孔や座ぐり等の後加工をする必要がないから、側面外装パネル12をアルミ押出しのみにより成形することができ、側面外装パネル12のコストダウンを図ることができる。
さらに、スライド板16と取付ピン17とネジ20とにより、側面外装パネル12をベース板10に密着させるから、ベース板10と側面外装パネル12との隙間が生じることがない。これにより、ベース板10と側面外装パネル12との隙間からCDプレーヤ2の内部に粉塵が侵入することを防止することができ、粉塵の侵入に起因するプレーヤユニット7や制御部8等の故障を防止することができる。
また、ネジ20をネジ孔16eにネジ止めすると、スライド板16はスライドされた位置で保持されるから、側面外装パネル12をベース板10に密着させる密着力を維持することができる。
さらに、ユーザが、ネジ20をB方向に回転させ、当接部16bによる係合部17eの係止を解除させ、側面外装パネル12がスライド自在となった場合にも、側面外装パネル12を後方にスライドさせない限りは、側面外装パネル12をベース板10から取り外すことができないから、側面外装パネルをベース板にネジ止めしているもの(ネジ止めを解除すると側面外装パネルが取り外し可能になる)に比べて、側面外装パネル12の取り外し方法が分かりにくい。これにより、ユーザが、側面外装パネル12を取り外して、ケース4の内部(プレーヤユニット7や制御部8等)に触ることを抑制することができ、ユーザがプレーヤユニット7や制御部8等に触ることに起因するプレーヤユニット7や制御部8等の故障、及び、ユーザの感電を抑制することができる。
なお、上記実施形態では、スライド板16を、1枚の支持板14に2個ずつ取り付けたが、スライド板16の個数は適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、スライド板16に、ピン挿通孔16a及び当接部16bを2個形成したが、これらの個数は適宜変更可能である。
さらに、上記実施形態では、スライド板16を、前後方向にスライド自在に支持板14に取り付けたが、スライド板16を上下方向にスライド自在に支持板14に取り付けるようにしてもよい。この場合には、ネジ挿通孔10dを、下面部10aに形成する。
また、上記実施形態では、側面外装パネル12を、後方から前方に向けてスライドさせてベース板10に取り付けたが、側面外装パネル12を、上方から下方に向けてスライドさせてベース板10に取り付けるようにしてもよい。この場合には、ピン挿入凹部12dを、上下方向に形成する。
さらに、上記実施形態では、側面外装パネル12を、左側面部12a、右側面部12b、上側面部12cから構成したが、各側面部12a〜12cを、それぞれ1個の部材として構成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、スライド板16を後方にスライドさせたときに、側面外装パネル12がベース板10に密着するように、スライド板16を形成したが、スライド板16を前方にスライドさせたときに、側面外装パネル12がベース板10に密着するように、スライド板16を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ネジ20を回転させることにより、スライド板16をスライドさせるようにしたが、外部から操作可能な操作部材を操作することにより、スライド板16をスライドさせることができればよく、例えば、バネにより、常にスライド板16を後方に向けて付勢するようにするとともに、バネの付勢に抗して、スライド板16を前方にスライドさせる操作レバーを設け、側面外装パネル12をベース板10に取り付けるときには、操作レバーを操作して、スライド板16をバネの付勢に抗して前方にスライドさせた状態で行い、側面外装パネル12の前後方向の位置決めを行った後に、操作部材の操作を停止し、バネの付勢により、スライド板16を後方にスライドさせるようにしてもよい。
本発明を実施したCDプレーヤの外観斜視図である。 ディスクトレイが露出した状態のCDプレーヤを示す外観斜視図である。 ディスクトレイが露出した状態のCDプレーヤの内部構造を示す上面図である。 ベース板と前面外装パネルと側面外装パネルと支持板とスライド板と取付ピンとを示す分解斜視図である。 支持板とスライド板と取付ピンとを示す分解斜視図である。 側面外装パネルをベース板に密着させる前のベース板と前面外装パネルと側面外装パネルと支持板とスライド板と取付ピンとネジとを示す分解斜視図である。 側面外装パネルをベース板に密着させる前及び密着させた後のベース板と側面外装パネルと支持板とスライド板と取付ピンとを示す断面図である。 側面外装パネルをベース板に密着させた後のベース板と前面外装パネルと側面外装パネルと支持板とスライド板と取付ピンとネジとを示す分解斜視図である。
符号の説明
2 CDプレーヤ(電子機器)
4 ケース(電子機器ケース)
7 プレーヤユニット(電子機器本体)
10 ベース板(ベース部材)
11 前面外装パネル
12 側面外装パネル
12a 左側面部
12b 右側面部
12c 上側面部
12d ピン挿入凹部
14 支持板
16 スライド板
16a ピン挿通孔
16b 保持部
16c 円形部
16d 長孔部
16e ネジ孔
17 取付ピン(挿入ピン)
17a 頭部(一端)
17b 挿入部
17c 挿通部
17d 小径部
17e 係合部(他端)
20 ネジ

Claims (6)

  1. 電子機器本体が取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材に取り付けられ、前記電子機器本体の前面を覆う前面外装パネルと、
    前記ベース部材に取り付けられ、前記電子機器本体の側面を覆う側面外装パネルと、を備え、前記電子機器本体を収納する電子機器ケースであって、
    前記側面外装パネルの内側に、第1の方向及び前記第1の方向とは逆方向となる第2の方向にスライド自在に設けられたスライド板と、
    前記スライド板を前記第1の方向にスライドさせたときに、前記側面外装パネルを前記ベース部材に密着する方向に押し付ける押付手段と、を備えたことを特徴とする電子機器ケース。
  2. 前記押付手段は、前記スライド板を前記第2の方向にスライドさせたときに、前記側面外装パネルの押し付けを解除することを特徴とする請求項1記載の電子機器ケース。
  3. 前記スライド板をスライドさせた位置で保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の電子機器ケース。
  4. 前記押付手段は、
    前記側面外装パネルの内面に当該側面外装パネルの取り付け方向に沿って形成された凹部と、
    前記凹部に一端が挿入され、前記側面外装パネルに係合する挿入ピンと、
    前記スライド板に前記第1の方向に沿って形成され、前記挿入ピンの他端が挿通されて当該挿入ピンに係合するピン挿通孔と、
    前記スライド板に設けられ、前記スライド板を前記第1の方向にスライドさせたときに、前記挿入ピンの他端に当接して当該挿入ピンを内側方向に移動させ、前記側面外装パネルを前記ベース部材に密着する方向に押し付ける当接部と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の電子機器ケース。
  5. 操作可能に設けられ、前記スライド板を、前記第1の方向及び前記第2の方向にスライドさせるスライド操作手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の電子機器ケース。
  6. 前記スライド操作手段は、
    外部から操作可能に設けられたネジと、
    前記スライド板に設けられたネジ孔と、を備え、
    前記ネジを前記ネジ孔にネジ止めすると、前記スライド板はスライドされた位置で保持されることを特徴とする請求項5記載の電子機器ケース。
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