JP2008117308A - 通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム - Google Patents

Abstract

【課題】 通信ネットワークを利用することにより、通信端末から送信された画像データあるいは文字データにレイアウトを施して１または複数の画像データあるいは書類データに変換して返信するシステムを提供する。
【解決手段】 インターネット網２０と、それに接続されたサーバ２００、携帯電話網の基地局４０、ユーザが保有する携帯電話１００、同携帯電話１００に装備されたリムーバブルメディア１０、およびリムーバブルメディア用スロット付きプリンタ３０からなる全体構成において、カメラ付き携帯電話１００からユーザによってサーバ２００へアップロードされた１または複数の画像データまたは文字データがサーバ２００において適切な画質補正、レイアウトを施された１または複数の画像データあるいは書類データに変換されて、携帯電話１００へすみやかにダウンロードされる。同画像データあるいは書類データはリムーバブルメディア１０へ格納され、さらにプリンタ３０へと移されて同データに適合した印刷媒体に印刷される。
【選択図】 図１

Description

本発明は通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムに関する。

今日においてカメラ付き携帯電話は広く普及しているが、それで撮影された写真データが有効に活用されているとは考えられない。理由としては利用しにくいことが考えられる。携帯電話に装備されたカメラで撮影された画像そのものでは画質が悪いことが多いため画像の補正をおこなおうとすると、いったんパーソナルコンピュータ（ＰＣ）になんらかの方法で写真データを移し、ＰＣ上で起動した画像補正ソフトによって補正をおこなわなければならない。また、写真データに多様なレイアウトを施したい等、何らかの付加価値を与える編集を施したい場合にも、同様にＰＣを用いなければならない。したがって例えば、人の集まりにおいて携帯電話のカメラで写真を撮影しても、それに補正なり付加価値を与えるなりした後で印刷して配ろうとする場合、近くにＰＣがないと、いったん家に帰るなどして編集しなければならず、その場ですぐ配ることができない。

こうした不便さは写真データに限らず、携帯情報端末で扱われる多くのデータに広くみられる。例えば、外出先で急に名刺が必要となった場合、携帯情報端末内には名刺上に印刷されるべき情報が存在しても、ＰＣ上で起動する名刺作成ソフトに依存しなければならず、近くにＰＣが存在しないと名刺を作成することができない。

特許文献１には、カメラ付き携帯電話で撮影された写真データをインターネット網を介してフォトサーバに送信し、そこで一時保存し、その後プリント端末に送信しプリントすることを骨子とするフォトサーバを用いたプリントシステムが開示されている。けれども、同システムではプリント端末が同システムに必要とされる比較的高度な機能を有することが必須とされ、さらに写真データが送信される先がプリント端末であり、そのプリント端末を利用者が選択しなければならないなどの点が利用者にとって不便となる可能性がある。特に受け取りのＩＤ確認等が複雑となる。

特開２００４−７８３１１号公報

本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、通信ネットワークを利用することにより、通信端末から送信された画像データあるいは文字データにレイアウトを施して１または複数の画像データあるいは書類データに変換して返信するシステムを提供することである。そして、受け取りにおけるＩＤ確認等の複雑さを取り除くことにある。

上記課題を解決するために、本発明の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムは、
記憶手段を備えた通信端末と、
通信ネットワークに接続されたサーバと、
１または複数の画像データあるいは文字データを通信ネットワークを介して前記通信端末からサーバに送信する送信手段と、
サーバに記憶され、１または複数の画像データあるいは文字データを、１または複数の画像データあるいは文字データに対し予め定められたレイアウトが施された画像データあるいは書類データである、１または複数のレイアウト画像書類データに変換する変換手段と、
レイアウト画像書類データに変換を施した後通信ネットワークを介してサーバから通信端末に返信する返信手段と、
その返信手段で通信されたレイアウト画像書類データを通信端末の記憶手段に格納する格納手段と、を含み、
記憶手段に格納されたレイアウト画像書類データを印刷装置に付与または送信することにより、そのレイアウト画像書類データにより所定の印刷媒体に対してレイアウト画像書類データが印刷可能とされることを特徴とする。

上記通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムでは、通信端末から１または複数の画像データあるいは文字データを前記通信ネットワークを介してサーバに送信して、サーバ上でレイアウトをおこない、その後レイアウト画像書類データを通信端末へ返送している。したがって、通信端末に必要とされる機能は複数の画像データあるいは文字データの入力機能とそれに付随する通信機能と記憶機能のみである。そして、画像、書類のレイアウトに係る編集はすべてサーバ上でおこなわれるため、通信端末には画像、書類編集機能は要求されない。また画像、書類の編集にＰＣを用いることもない。したがって、画像、書類編集機能を有さない環境でも、ネットワーク機能さえあれば本システムを利用して画像、書類編集を実現することが可能となる。

また、レイアウトが施された画像データ、書類データは通信端末に返信されるため、本システムの利用者はただちに画像データ、書類データを外部記憶メディアに記録し同メディアを装着可能なプリンタを用いることにより、あるいはデータ無線通信などの他の方法で同画像データ、書類データをプリンタに移すことにより、印刷作業に移行でき、印刷結果を得ることができる。本システムでプリンタに必要とされる機能は、外部記憶メディアが装着可能であることや、データ無線通信等に対応していることなど通信端末からのデータの受け取りが可能なこと、および画像ファイル、書類ファイルを指定用紙に印刷するという基本機能のみである。画像データ、書類データが変換後ユーザのもとに返送されるため、ユーザは、あとは印刷する手順を残すのみとなった画像データ、書類データを保有することができる。また以上の様にレイアウトが施された画像データ、書類データの受け取りを送信側端末に行わせることにより、ＩＤ確認等の複雑さを取り除くことができる。

本システムにおいて、通信端末は携帯通信端末とすることができる。それにより、外出先でも本システムを利用することが可能となる。したがって、外出先で本システムによる画像、書類レイアウト作業がおこなえることとなる。今日ではコンビニエンスストアなどに外部記憶メディア装着可能やデータ無線通信可能など、携帯通信端末からの情報の受け取りが可能なプリンタが広く設置されているので、それを用いることで外出先でレイアウトされた画像、書類を印刷することができる。

また、通信端末はカメラ付き携帯電話であり、通信端末から送信された１または複数の画像データはカメラ付き携帯電話に装備されたカメラにて撮影された写真画像データとすることもできる。これにより、外出先で携帯電話に装備されたカメラによって撮影された写真データに対し、本システムを利用することで、外出先にいながら、ネットワーク上でレイアウトを施してただちに携帯電話に返信することができる。したがって、外出先で撮影した写真データにその場で魅力的な付加価値を加えて印刷、配布することが可能となる。

本発明の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムでは、
画像データは写真画像データであり、
１または複数の画像データあるいは文字データは複数の写真画像データであり、
レイアウト画像書類データは複数の写真画像データがあらかじめ定められた大きさの１または複数の用紙上にあらかじめ定められたレイアウトにより配置された画像データであるアルバム画像データであり、
アルバム画像データを印刷装置に付与または送信することによりアルバム作成に適合した印刷媒体に印刷可能にすることができる。

これにより画像編集機能がない環境においても、ネットワークを利用することで、保有する複数の写真データからアルバム作成に適した形式の画像データに変換することができる。したがって同データを外部記憶メディア、データ無線通信などを通じてプリンタに送り印刷することにより、簡易な方法でアルバムを作成することができる。

本発明の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムでは、
サーバ内にはシール画像の部分であるシール部分画像データが記憶されており、
レイアウト画像書類データは、シール部分画像データと１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成されたシール画像データであり、
シール画像データを印刷装置に付与または送信することによりシール作成に適合した印刷媒体に印刷可能とすることができる。

これにより画像編集機能がない環境においても、ネットワークを利用することで、保有する画像データからシール作成に適した形式の画像データに変換することができる。したがって同データを外部記憶メディア、データ無線通信などを通じてプリンタに送り印刷することにより、簡易な方法でシールを作成することができる。

本発明の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムでは、
サーバ内にはラベル画像の部分であるラベル部分画像データが記憶されており、
レイアウト画像書類データは、ラベル部分画像データと１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成されたラベル画像データであり、
ラベル画像データを印刷装置に付与または送信することによりラベル作成に適合した印刷媒体に印刷可能とすることができる。

これにより画像編集機能がない環境においても、ネットワークを利用することで、保有する画像データからラベル作成に適した形式の画像データに変換することができる。したがって同データを外部記憶メディア、データ無線通信などを通じてプリンタに送り印刷することにより、簡易な方法でラベルを作成することができる。

本発明の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムでは、
サーバ内には年賀状画像の部分である年賀状部分画像データが記憶されており、
レイアウト画像書類データは、年賀状部分画像データと前記１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成された年賀状画像データであり、
年賀状画像データを印刷装置に付与または送信することにより年賀状作成に適合した印刷媒体に印刷可能とすることができる。

これにより画像編集機能がない環境においても、ネットワークを利用することで、送信する画像データあるいは文字データから年賀状作成に適した形式の画像データに変換することができる。したがって同データを外部記憶メディア、データ無線通信などを通じてプリンタに送り印刷することにより、簡易な方法で年賀状を作成することができる。

本発明の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムでは、
サーバ内にはクリスマスカード画像の部分であるクリスマスカード部分画像データが記憶されており、
レイアウト画像書類データは、クリスマスカード部分画像データと１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成されたクリスマスカード画像データであり、
クリスマスカード画像データを印刷装置に付与または送信することによりクリスマスカード作成に適合した印刷媒体に印刷可能とすることができる。

これにより画像編集機能がない環境においても、ネットワークを利用することで、送信する画像データおよび文字データからクリスマスカード作成に適した形式の画像データに変換することができる。したがって同データを外部記憶メディア、データ無線通信などを通じてプリンタに送り印刷することにより、簡易な方法でクリスマスカードを作成することができる。

本発明の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムでは、
サーバ内には名刺のレイアウトのための名刺レイアウト用データが記憶されており、
レイアウト画像書類データは、名刺レイアウト用データと１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成された名刺画像データであり、
名刺画像データを印刷装置に付与または送信することにより名刺作成に適合した印刷媒体に印刷可能とすることができる。

これにより画像編集機能がない環境においても、ネットワークを利用することで、送信する文字データから名刺作成に適した形式の画像データに変換することができる。したがって同データを外部記憶メディア、データ無線通信などを通じてプリンタに送り印刷することにより、簡易な方法で名刺を作成することができる。

（実施例１）
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図１は本発明の一実施形態に係る通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムの全体図である。この実施形態は、カメラ付き携帯電話からユーザによってアップロードされた画像データまたは文字データが適切な画質補正、レイアウトを施された画像データ、書類データとなって、ユーザのもとへダウンロードされるシステムである。ユーザはダウンロードされた画像データ、書類データを携帯電話に装備されたリムーバブルメディアへと記録し、それをリムーバブルメディア用スロット付きプリンタのスロットに挿入するか、データ無線通信により送信するかによって画像データ、書類データをプリンタに送り、それを希望の用紙にプリントする。本実施例の全体構成は図１に示されるとおり、インターネット網２０と、それに接続されたサーバ２００、携帯電話網の基地局４０、ユーザが保有する携帯電話１００（携帯通信端末；通信端末）、同携帯電話１００に装備されたリムーバブルメディア１０、およびリムーバブルメディア用スロット付き、あるいはデータを無線受信可能なプリンタ３０からなる。

ユーザが保有する携帯電話１００の主な構成は図２に示される。携帯電話１００は主に、ＣＰＵ１０１、メモリ１０２、制御部１０３、メディア制御部１０４、アンテナ１０５、通信部１０６、ＣＣＤカメラ１０７、表示部１０８、キー入力部１０９から構成され、これらがバス１１０によって接続されている。メディア制御部においてリムーバブルメディアへの書き込み、読み出し、挿入、排出などリムーバブルメディアに関するあらゆる操作、制御が司られる。図２のように携帯電話１００にデータ無線通信部１１１が装備されている場合は同部を用いることによってＩｒＤＡやＢｌｕｅｔｏｏｔｈ^ＴＭなどのデータ無線通信が可能である（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ^ＴＭはＢｌｕｅｔｏｏｔｈ ＳＩＧ Ｉｎｃ．の登録商標）。またリムーバブルメディア１０のかわりにデータ無線通信カード１１を装着することでも、携帯電話１００においてデータ無線通信が可能となる。

サーバ２００の主要な構成は図３に示される。同図に示されるとおり、サーバ２００は主に、ＣＰＵ２０１、メモリ２０２、入出力部２０３、データベース２０４からなり、これらがバス２０５によって接続されている。

以下で、本実施形態に係る画像レイアウトシステムをおもに時系列で説明する。本実施形態においては、ユーザが携帯電話１００からサーバ２００にアクセスする時点がシステムの開始時点となる。ユーザの側には、携帯電話１００内に記録してある複数の画像データをひとつのアルバムにまとめたい、あるいは緊急の必要から名刺を作成したいといった要求がある。まず本実施例１では以下で、ユーザが保有する携帯電話１００に装備されたＣＣＤカメラ１０７によって撮影された複数の画像データを同携帯電話内に記録しており、これを画像レイアウトシステムを用いることで１冊のアルバムに手軽にまとめたい場合を説明する。

ユーザがサーバ２００にアクセスしたことが入出力部２０３によって検出されたことにより、サーバ２００ではＣＰＵ２０１がメモリ２０２内のプログラムを決められた手順で実行に移す。それにより、ユーザ側の携帯電話１００の表示部１０８にはまず図５で示されたメニュー画面３０１が表示される。（実際の実施においては、会員登録や料金支払いの手順が組み込まれる場合があるが、同手順は本発明の構成要件ではないため以下の説明では省略する。）メニュー画面３０１においては、図５に示されているとおり、１．アルバム、２．シール、３．年賀状、４．クリスマスカード、５．名刺、などと本システムでユーザが利用することのできるサービスがすべて表示される。当然、この画面で表示されるサービスの全体は図５で示されるものに限られるわけではなく、個々の実施形態によって適宜変更可能である。またシステムのバージョンアップによっても変更される場合がある。ユーザは自分の要求するサービスをメニュー画面３０１から選択し、携帯電話１００のキー入力部１０９を操作することによりサーバ２００へと送信する。上で述べたとおり本実施例１においては、１．アルバム、が選択確定される場合を説明する。

本システムにおいて、ユーザが１．アルバムを選択した後の手順は図４のフローチャートにまとめられる。同図に示されているとおり、手順は用紙選択Ｓ１０１，枚数選択Ｓ１０２，画像データのアップロード（送信）Ｓ１０３，画質補正Ｓ１０４，レイアウトＳ１０５，アルバム画像データのダウンロード（返信）Ｓ１０６からなる。

ユーザが１．アルバムを選択確定したことにより、携帯電話１００の表示部１０８は、図６で示されるアルバム用紙選択画面３０２へとかわる（図４でＳ１０１に対応）。この画面においては、最終的に複数の画像データがレイアウトされることとなるアルバムの用紙サイズをユーザが選択する。図６で示されているとおり、１．Ａ４、２．Ａ３，３．Ａ５，４．はがき、などと本システムで利用可能なすべての用紙サイズが表示される。ユーザは携帯電話１００のキー入力部１０９を適切に操作することにより希望の用紙サイズをサーバ２００へと送信する。ここでは、１．Ａ４が選択確定されたとして以下の説明を続ける。

ユーザが用紙サイズを選択確定したことにより、携帯電話１００の表示部１０８は、図７で示されるアルバム枚数選択画面３０３へとかわる（図４でＳ１０２に対応）。この画面においては、最終的に１枚のアルバム用紙上に何枚の画像データをレイアウトするのかをユーザが選択する。図７で示されているとおり、１．１２枚つづり、２．１０枚つづり，３．８枚つづり，４．６枚つづり、などと本システムで利用可能なすべての枚数が表示される。ユーザは携帯電話１００のキー入力部１０９を適切に操作することにより希望の枚数をサーバ２００へと送信する。ここでは、１．１２枚つづりが選択確定されたとして以下の説明を続ける。なお、印刷装置で用紙サイズ、枚数設定をおこなえる場合がある。したがって用紙サイズ、枚数は上記のようにキー入力ではなく印刷装置で選択確定することも可能である。

なお上では、メニュー画面３０１上でのサービス選択、さらにアルバム用紙選択、枚数選択においてキー入力を用いた。けれども、希望するサービスに対応した印刷用紙にＱＲコードなどの識別コードの形式で印刷された情報を携帯電話１００に入力してデータを送信することで上記項目の選択確定をおこなうことも可能である。そして識別コードの使用は上記項目に限らず、本発明の多様な実施形態において適宜採用することができる。

ユーザが用紙選択、枚数選択をともに終了したことにより、サーバ２００のＣＰＵ２０１は次に、ユーザ側に選択された枚数の画像データをアップロードするよう要求する（図４でＳ１０３に対応）。ユーザは携帯電話１００の表示部１０８に表示されたサーバ側からの指示に従い、（本例では１２枚の）画像データをアップロード（送信）する。この手順における画面表示は省略するが、サーバ側が１枚づつ順に画像の選択を促し、アップロードを指示するシステムがユーザにとって利用しやすい。

ユーザが所定の枚数の画像データのアップロードを終えると、サーバ２００側は、同画像データに画質補正をほどこす手順へと移行する（図４でＳ１０４に対応）。本システムにおいては、標準的な画質補正プログラムを用意しておき、これを自動的に実行する。標準的な画質補正プログラムとしては、暗所で撮影された写真に対する明度の改善、色彩に鮮やかさが欠けた写真に対するコントラスト改善などがあげられる。この画質補正手順は自動でおこなうことに限定はされない。ユーザとの対話形式でユーザが望む補正のみをおこなうようシステム変更をおこなうことは可能である。

ユーザからアップロードされた画像データに画質補正をほどこすプログラムを実行したサーバ２００は、次に複数の画像データを１枚の用紙上にレイアウトする手順に移行する（図４でＳ１０５に対応）。本実施例１では上記のとおり、１２枚の画像データを１枚のＡ４用紙上にレイアウトする。この手順は、図８と図９により説明する。図８は、１２枚の写真を配置する目的用に作製されたアルバム用Ａ４用紙であり、１２の画像を印刷する領域が形成され、その間にミシン目が入れられている。ミシン目は後におこなう折り曲げや切り離しのために形成されている。サーバ２００は１２枚の画質補正をほどこされた画像データを図９に示されるとおりＡ４用紙上にレイアウトする。（もちろん以上の説明は最終的な印刷後を想定したものであり、この段階では実際の印刷はなされていない。）そして、サーバ２００は上記レイアウトをほどこされた１２枚の画像データを１枚の画像データに変換する。

サーバ２００によって、１２枚の画像データから上記のとおり作成された１枚の画像データは、最終的にユーザの携帯電話１００にダウンロード（返信）される（図４でＳ１０６に対応）。このダウンロードの手順はレイアウトの手順が終了したらすみやかに、かつ自動的におこなわれる。以上で本システムにおけるサーバ２００の役割は終了する。

サーバ２００からダウンロードされた１枚のアルバム画像データを携帯電話１００で受信したユーザは、サーバ２００へのアクセスを終了する。ユーザは次に同画像データをプリンタ３０へ送る手順へと移る。以下ではリムーバブルメディアを用いる場合を説明する。この場合ユーザはまず、同画像データの携帯電話１００に装備されたリムーバブルメディア１０への記録操作をおこなう。ユーザからの記録操作命令を受けとった携帯電話１００のＣＰＵ１０１はメディア制御部１０４を通じて、アルバム画像データのリムーバブルメディア１０への記録を実行する。

リムーバブルメディア１０への記録が終了した後、ユーザは同メディア１０を携帯電話１００から排出する。そして、リムーバブルメディア用スロットを装備したプリンタ３０のスロットにリムーバブルメディア１０を装着する。今日、リムーバブルメディア用スロットを装備したプリンタはコンビニエンスストアなどに設置されている場合も多い。もちろんユーザ自身が保有するプリンタがリムーバブルメディア用スロットを装備している場合、そのプリンタを用いることもできる。

次にユーザは同プリンタを使用して、リムーバブルメディアに記録されている画像データをＡ４用紙に印刷する。上でも述べた通り、図８で示された用紙５００に対して、図９のとおり１２枚の写真が印刷される。なお、サーバ２００から携帯電話１００にダウンロードされたアルバム画像データを、図１に示されたデータ無線通信５０によりプリンタ３０に送信して印刷することも可能である。

図９の用紙５０１の場合、ユーザは次に図１０のとおりミシン目にそって切り取る。これにより同用紙は３つの部分５０２，５０３，５０４に分けられ、さらに同図のとおり折り曲げられる。そして最後に、図１１のとおり、３つの部分が適切な順番に並べられ、別に用意された表紙部５０５に装着される。これにより結局、携帯電話１００のＣＣＤカメラ１０７によって撮影された１２枚の写真が画質補正をほどこされた後にレイアウトされ、最終的に１つのアルバム５０６が完成する。

（変形例１）
次に、本発明に係る通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムの変形例を添付図面を参照しながら説明する。本変形例においては、図５のメニュー画面３０１においてユーザが、２．シール、を選択した場合を説明する。

本システムにおいて、ユーザが２．シールを選択した後の手順は図１２にまとめられる。同図に示されているとおり、手順は用紙選択Ｓ２０１，枚数選択Ｓ２０２，デザイン選択Ｓ２０３，画像のアップロードＳ２０４，画質補正Ｓ２０５，レイアウトＳ２０６，シール画像のダウンロードＳ２０７からなる。

ユーザが、２．シールを選択確定すると、携帯電話１００の表示部１０８は図１３で示されるシール用紙選択画面３０４に変わる（図１２でＳ２０１に対応）。上記アルバム用紙選択画面３０２と同様に、ユーザはこの画面で最終的にシールを印刷する用紙サイズを選択する。ここでは３．はがき、が選択確定されたとして以下の説明を続ける。

ユーザがシール用紙選択を終了すると、サーバ２００は携帯電話１００の表示部１０８を、図１４に示されたシール枚数選択画面３０５に変更する（図１２でＳ２０２に対応）。この画面でユーザは１枚の用紙に何枚のシールを印刷するかを選択する。用紙選択などと方法は同様である。ここでは、３．４枚が選択されたとして以下の説明を続ける。なお、印刷装置で用紙サイズ、枚数設定をおこなえる場合がある。したがって用紙サイズ、枚数は上記のようにキー入力ではなく印刷装置で選択確定することも可能である。

ユーザがシール枚数選択を終了すると、サーバ２００は携帯電話１００の表示部１０８を、図１５に示されたシールデザイン選択画面３０６に変更する（図１２でＳ２０３に対応）。このとき、サーバ２００のＣＰＵ２０１は、データベース２０４に保存されたシールデザイン例を表示部１０８に表示する。ユーザが携帯電話１００のキー入力部１０９を操作することにより同画面下部の「次へ」ボタン３０９をクリックする毎に、ＣＰＵ２０１は次のシールデザイン例へと表示を入れ替える。また同様に、「戻る」ボタン３０７をクリックする毎に、ひとつ前のシールデザイン例の表示へと戻る。このようにしてユーザはデータベース２０４に保存されたすべてのシールデザイン例を表示させることができる。そして、ユーザが希望するシールデザイン例が表示された状態で「確定」ボタン３０８をクリックすることにより、シールデザインが確定する。

ユーザが用紙選択Ｓ２０１，枚数選択Ｓ２０２、シールデザイン選択Ｓ２０３をすべて終了したことにより、サーバ２００のＣＰＵ２０１は次に、ユーザ側に画像データをアップロードするよう要求する（図１２でＳ２０４に対応）。ユーザは携帯電話１００の表示部１０８に表示されたサーバ側からの指示に従い、画像データをアップロードする。この手順における画面表示は省略する。

ユーザが画像データのアップロードを終えると、サーバ２００側は、同画像データに画質補正をほどこす手順へと移行する（図１２でＳ２０５に対応）。本システムにおいては、標準的な画質補正プログラムを用意しておき、これを自動的に実行する。標準的な画質補正プログラムとしては、暗所で撮影された写真に対する明度の改善、色彩に鮮やかさが欠けた写真に対するコントラスト改善などがあげられる。この画質補正手順は自動でおこなうことに限定はされない。ユーザとの対話形式でユーザが望む補正のみをおこなうようシステム変更をおこなうことは可能である。

ユーザからアップロードされた画像データに画質補正をほどこすプログラムを実行、終了したサーバ２００は、次にアップロードされた画像データをシールデザイン上にレイアウトする手順に移行する（図１２でＳ２０６に対応）。図１６にシールレイアウト画面３１０が示される。本変形例１においては、シールデザイン中央部に存在する窓部３１１内にのみアップロードされた画像は表示され、ユーザはレイアウト画面３１０上に配置された「上」ボタン３１２、「下」ボタン３１３、「左」ボタン３１４、「右」ボタン３１５、「縮小」ボタン３１６、「拡大」ボタン３１７を適宜クリックして、アップロードされた画像の位置、大きさを調節して、窓部３１１の中央に例えば顔の画像が適切に配置されるよう調節する。そして、適切な位置、大きさとなったところで「確定」ボタン３１８をクリックしてシール画像を確定する。

上記のとおり作成された１枚のシール画像データは、最終的にユーザの携帯電話１００にダウンロードされる（図１２でＳ２０７に対応）。このダウンロードの手順はレイアウトの手順が終了したらただちに自動的におこなわれる。以上で本変形例１におけるサーバ２００の役割は終了する。

サーバ２００からダウンロードされた１枚のシール画像データを携帯電話１００で受信したユーザは、サーバ２００へのアクセスを終了する。ユーザは次に同画像データをプリンタ３０へ送る手順へと移る。以下ではリムーバブルメディアを用いる場合を説明する。この場合ユーザはまず、同画像データの携帯電話１００に装備されたリムーバブルメディア１０への記録操作をおこなう。ユーザからの記録操作命令を受けとった携帯電話１００のＣＰＵ１０１はメディア制御部１０４を通じて、シール画像データのリムーバブルメディア１０への記録を実行する。

シール画像のリムーバブルメディア１０への記録が終了した後、ユーザは同メディア１０を携帯電話１００から排出する。そして、リムーバブルメディア用スロットを装備したプリンタ３０のスロットにリムーバブルメディア１０を装着する。

最後にユーザは同プリンタ３０を使用して、リムーバブルメディアに記録されているシール画像データをはがき大のシール用紙（つまり、裏面に粘着剤がほどこされ裏紙がはられている）に印刷する。これにより、図１７に示されたシールが完成する。なお、サーバ２００から携帯電話１００にダウンロードされたシール画像データを、図１に示されたデータ無線通信５０によりプリンタ３０に送信して印刷することも可能である。図１７で示されたシール用紙は本システムで使用されたシールデザインに適合するものであり、シールデザインがあらかじめ設けられた切り取り線内にそれぞれ配置されている。もちろん、ユーザの側で独自に用意したシール用紙を用いてもかまわない。

（変形例２）
次に、本発明に係る通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステムのふたつめの変形例を添付図面を参照しながら説明する。本変形例２においては、図５のメニュー画面３０１においてユーザが、５．名刺、を選択した場合を説明する。

本変形例２は、急遽出張先などで名刺の保有枚数が不十分となってしまった状況などを想定したシステムである。今日では、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、名刺製作ソフト、プリンタと名刺専用印刷用紙を用いて各自が名刺を作成することが広くおこなわれている。したがって出張先の近くの文房具店などで名刺専用印刷用紙が販売されている状況は珍しいことではない。以下で説明するシステムはＰＣ，名刺製作ソフトを必要としないシステムであり、名刺専用印刷用紙とリムーバブルメディアやデータ無線通信等でデータの受け取りが可能なプリンタがあれば、出張先などでも名刺を容易に作製することが可能となる。

本システムにおいて、ユーザが５．名刺を選択した後の手順は図１８にまとめられる。同図に示されているとおり、手順は縦横選択Ｓ３０１，レイアウト選択Ｓ３０２，名前入力Ｓ３０３，会社名入力Ｓ３０４，会社所在地入力Ｓ３０５、電話番号入力Ｓ３０６、電子メールアドレス入力Ｓ３０７、名刺画像データのダウンロードＳ３０８からなる。

ユーザが、５．名刺を選択確定すると、携帯電話１００の表示部１０８は図１９で示される名刺縦横選択画面３３０に変わる（図１８でＳ３０１に対応）。ユーザはこの画面で縦長の名刺か横長の名刺かを選択する。ここでは２．横長、が選択確定されたとして以下の説明を続ける。

ユーザが名刺縦横選択を終了すると、サーバ２００は携帯電話１００の表示部１０８を、図２０に示された名刺レイアウト選択画面３３１に変更する（図１８でＳ３０２に対応）。このとき、サーバ２００のＣＰＵ２０１は、データベース２０４に保存された名刺レイアウト例を表示部１０８に表示する。ユーザが携帯電話１００のキー入力部１０９を操作することにより同画面下部の「次へ」ボタン３３４をクリックする毎に、ＣＰＵ２０１は次の名刺レイアウト例へと表示を入れ替える。また同様に、「戻る」ボタン３３２をクリックする毎に、ひとつ前の名刺レイアウト例の表示へと戻る。このようにしてユーザはデータベース２０４に保存されたすべての名刺レイアウト例を表示させることができる。そして、ユーザが希望する名刺レイアウト例が表示された状態で「確定」ボタン３３３をクリックすることにより、名刺レイアウトが確定する。

ユーザが縦横選択Ｓ３０１，レイアウト選択Ｓ３０２をともに終了したことにより、サーバ２００のＣＰＵ２０１は次に、ユーザ側に名刺作成に必要となる文字データをアップロードするよう要求する（図１８でＳ３０３からＳ３０７に対応）。ユーザは携帯電話１００の表示部１０８に表示されたサーバ側からの指示に従い、図１８に示された手順で文字データをアップロードする。この手順における画面表示は省略する。

まず、サーバ２００はユーザに名前入力を要求する（図１８でＳ３０３に対応）。ユーザは指示されたとおり名前をキー入力部１０９を用いて入力する。以下同様に、ユーザはサーバ２００からの指示に従い、会社名入力、会社所在地入力、電話番号入力、電子メールアドレス入力をおこなう（図１８でＳ３０４からＳ３０７に対応）。

ユーザが上記文字データのアップロードをすべて終えると、サーバ２００側は、名刺画像データを作製する手順へと移行する。サーバ２００は上記の名刺専用印刷用紙に適合するかたちで名刺画像をレイアウトした画像データを作成する。ここで名刺画像データは書類形式データでもよい。

上記のとおり作製された名刺画像データは、最終的にユーザの携帯電話１００にダウンロードされる（図１８でＳ３０８に対応）。このダウンロードの手順はレイアウトの手順が終了したらすみやかに、かつ自動的におこなわれる。以上で本変形例におけるサーバ２００の役割は終了する。

サーバ２００からダウンロードされた名刺画像データを携帯電話１００で受信したユーザは、サーバ２００へのアクセスを終了する。ユーザは次に同画像データをプリンタ３０へ送る手順へと移る。以下ではリムーバブルメディアを用いる場合を説明する。この場合ユーザはまず、同画像データの携帯電話１００に装備されたリムーバブルメディア１０への記録操作をおこなう。ユーザからの記録操作命令を受けとった携帯電話１００のＣＰＵ１０１はメディア制御部１０４を通じて、名刺画像データのリムーバブルメディア１０への記録を実行する。

名刺画像のリムーバブルメディア１０への記録が終了した後、ユーザは同メディア１０を携帯電話１００から排出する。そして、リムーバブルメディア用スロットを装備したプリンタ３０のスロットにリムーバブルメディア１０を装着する。

最後にユーザは同プリンタ３０を使用して、リムーバブルメディアに記録されている名刺画像データを名刺専用印刷用紙に印刷する。これにより、図２１に示された名刺が完成する。なお、サーバ２００から携帯電話１００にダウンロードされた名刺画像データを、図１に示されたデータ無線通信５０によりプリンタ３０に送信して印刷することも可能である。もちろん、上記変形例において、名刺に印刷する項目は上記項目に限られるわけではなく、項目数をかえるなど適宜変更を加えることは可能である。

本発明は上で述べた実施例、変形例に限られるわけではなく、他にも年賀状、クリスマスカード、挨拶文、ちらし、チケット、ポスター、カレンダー、転写フィルムなど多様な定型印刷物をパーソナルコンピュータなしで画像、書類データ印刷として実現することができる。

本発明の実施形態の全体構成を示す図。 携帯電話の構成を示す図。 サーバの構成を示す図。 アルバム作成に係るフローチャートを示す図。 メニュー画面を示す図。 アルバム用紙選択画面を示す図。 アルバム枚数選択画面を示す図。 アルバム画像データに適合した用紙を示す図。 図８の用紙にアルバム画像データが印刷された結果を示す図。 図９の用紙が切り離された様子を示す図。 アルバムへとまとめられた様子を示す図。 シール作成に係るフローチャートを示す図。 シール用紙選択画面を示す図。 シール枚数選択画面を示す図。 シールデザイン選択画面を示す図。 シールレイアウト画面を示す図。 用紙にシール画像データが印刷された結果を示す図。 名刺作成に係るフローチャートを示す図。 名刺縦横選択画面を示す図。 名刺レイアウト選択画面を示す図。 用紙に名刺画像データが印刷された結果を示す図。

符号の説明

１０ リムーバブルメディア
２０ インターネット網（通信ネットワーク）
３０ プリンタ（印刷装置）
４０ 携帯電話網の基地局
１００ 携帯電話
１０１ ＣＰＵ
１０２ メモリ（記憶手段）
１０３ 制御部
１０４ メディア制御部
１０５ アンテナ
１０６ 通信部（送信手段）
１０７ ＣＣＤカメラ
１０８ 表示部
１０９ キー入力部
１１０ バス
２００ サーバ
２０１ ＣＰＵ
２０２ メモリ（変換手段）
２０３ 入出力部（返信手段）
２０４ データベース
２０５ バス
５００ アルバム専用印刷用紙
５０５ アルバム表紙部

Claims (13)

1. 記憶手段を備えた通信端末と、
   通信ネットワークに接続されたサーバと、
   １または複数の画像データあるいは文字データを前記通信ネットワークを介して前記通信端末から前記サーバに送信する送信手段と、
   前記サーバに記憶され、前記１または複数の画像データあるいは文字データを、前記１または複数の画像データあるいは文字データに対し予め定められたレイアウトが施された画像データあるいは書類データである、１または複数のレイアウト画像書類データに変換する変換手段と、
   前記レイアウト画像書類データを前記変換を施した後前記通信ネットワークを介して前記サーバから前記通信端末に返信する返信手段と、
   その返信手段で通信された前記レイアウト画像書類データを前記通信端末の前記記憶手段に格納する格納手段と、を含み、
   前記記憶手段に格納された前記レイアウト画像書類データを印刷装置に付与または送信することにより、そのレイアウト画像書類データにより所定の印刷媒体に対して前記レイアウト画像書類データが印刷可能とされることを特徴とする通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
2. 前記通信端末は携帯通信端末であることを特徴とする請求項１に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
3. 前記通信端末はカメラ付き携帯電話であり、前記通信端末から送信された前記１または複数の画像データは前記カメラ付き携帯電話に装備されたカメラにて撮影された写真画像データであることを特徴とする請求項１に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
4. 前記画像データは写真画像データであり、
   前記１または複数の画像データあるいは文字データは複数の前記写真画像データであり、
   前記レイアウト画像書類データは前記複数の写真画像データがあらかじめ定められた大きさの１または複数の用紙上にあらかじめ定められたレイアウトにより配置された画像データであるアルバム画像データであり、
   前記アルバム画像データを前記印刷装置に付与または送信することによりアルバム作成に適合した印刷媒体に印刷可能となることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
5. 前記アルバム画像データには文字データがあらかじめ定められたレイアウトにより付加されることを特徴とする請求項４に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
6. 前記サーバ内にはシール画像の部分であるシール部分画像データが記憶されており、
   前記レイアウト画像書類データは、前記シール部分画像データと前記１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成されたシール画像データであり、
   前記シール画像データを前記印刷装置に付与または送信することによりシール作成に適合した印刷媒体に印刷可能となることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
7. 前記サーバ内にはラベル画像の部分であるラベル部分画像データが記憶されており、
   前記レイアウト画像書類データは、前記ラベル部分画像データと前記１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成されたラベル画像データであり、
   前記ラベル画像データを前記印刷装置に付与または送信することによりラベル作成に適合した印刷媒体に印刷可能となることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
8. 前記サーバ内には年賀状画像の部分である年賀状部分画像データが記憶されており、
   前記レイアウト画像書類データは、前記年賀状部分画像データと前記１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成された年賀状画像データであり、
   前記年賀状画像データを前記印刷装置に付与または送信することにより年賀状作成に適合した印刷媒体に印刷可能となることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
9. 前記サーバ内にはクリスマスカード画像の部分であるクリスマスカード部分画像データが記憶されており、
   前記レイアウト画像書類データは、前記クリスマスカード部分画像データと前記１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成されたクリスマスカード画像データであり、
   前記クリスマスカード画像データを前記印刷装置に付与または送信することによりクリスマスカード作成に適合した印刷媒体に印刷可能となることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
10. 前記サーバ内には名刺のレイアウトのための名刺レイアウト用データが記憶されており、
    前記レイアウト画像書類データは、前記名刺レイアウト用データと前記１または複数の画像データあるいは文字データを組み合わせて作成された名刺画像データであり、
    前記名刺画像データを前記印刷装置に付与または送信することにより名刺作成に適合した印刷媒体に印刷可能となることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
11. 前記サーバにおいて、前記通信端末から送信された１または複数の画像データに対し画質補正がおこなわれることを特徴とする請求項１ないし１０のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
12. 前記レイアウト画像書類データ内には印刷後に余白となることが予定される余白領域が存在し、前記レイアウトによって該余白領域に広告情報が配置されることを特徴とする請求項１ないし１１のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。
13. 前記レイアウト画像書類データ内には印刷後に余白となることが予定される余白領域が存在し、前記レイアウトによって該余白領域にくじ、占い、キャラクタ画像、あるいはＱＲコード、バーコードを含む識別コードが配置されることを特徴とする請求項１ないし１２のいずれか１項に記載の通信ネットワークを利用した画像レイアウトシステム。

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