JP2009093381A - デジタル名刺作成・利用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】渡した相手に印象付けられるようなデジタル名刺を、簡単に作成・利用できるようにする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】予め用意されている複数のテンプレートからユーザが選択したテンプレートのデザインを基本とし、そこにユーザが入力した名刺情報を埋め込んでデジタル名刺データを作成できるようにする。テンプレートは、音声や映像やプログラムを組み合わせた動的コンテンツを含むものとする。ユーザは、PCなどで自己のデジタル名刺データを作成し、携帯電話などの端末にダウンロードして記憶する。他者の携帯電話との間で赤外線通信により名刺データの交換ができる。また、他者のデジタル名刺データを表示し、そこから電話番号やメールアドレスを選択して電話発信・メール送信を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声や映像などの動的なコンテンツを含むデジタル名刺の技術に関するものである。
従来の名刺は、会社名、氏名、住所、及び電話番号等が印刷された紙製のものであり、通常これを携帯し、取引の現場等で名刺を交換し、持ち帰って名刺ホルダーで保存したり、アドレス帳やアドレス管理ソフトなどに入力することで管理している。これでは、名刺の紛失の可能性や、第三者による情報の漏洩、流出の可能性がある。また、名刺のデザインなどの印象は少なからず相手に影響を与えるが、従来の名刺の性質上、デザインや形状、素材などを変更しても限界がある。また、紙の名刺をスキャナで読み取り、住所録として管理するソフトウェアが知られている。
名刺を電子データで構成して利用する技術として、下記特許文献1に記載のものが知られている。これは、デジタル名刺を、店の接客や営業に利用するものである。
特開2005−44092
上述した従来の紙の名刺では、デザインや形状や素材などに限界があり、渡した相手に印象付けるには限界がある。紙の名刺をスキャナで読み取って管理するものも同様である。また、上記特許文献1に記載のものも、デジタル名刺のデザインなどは従来と同様であり、相手に印象付けるような名刺を作成するものではない。
本発明は、渡した相手に印象付けられるようなデジタル名刺を、簡単に作成・利用できるようにする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、デジタル名刺データを作成するデジタル名刺作成システムと、該デジタル名刺作成システムで作成したデジタル名刺データを利用する端末装置とを備えたデジタル名刺作成・利用システムであって、前記デジタル名刺作成システムは、予め用意されている複数のテンプレートであって動的コンテンツデータを含むテンプレートからユーザが選択したテンプレートのデザインを基本とし、そこにユーザが入力した名刺情報を埋め込んでデジタル名刺データを作成する手段と、ユーザからのダウンロード要求に応じて、前記作成したデジタル名刺データを当該ユーザの端末装置に送信する手段とを備え、前記端末装置は、前記デジタル名刺作成システムに対してダウンロード要求を発行し、前記デジタル名刺データを取得する手段と、取得したデジタル名刺データを記憶する自名刺保持手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、前記端末装置は、他の端末装置との間の赤外線通信で、それぞれの自名刺保持手段に記憶されているデジタル名刺データを交換し、該交換により取得した他者のデジタル名刺データを他名刺保持手段に記憶する手段を、さらに備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、前記他名刺保持手段に記憶されている他者のデジタル名刺データを表示し、表示された電話番号やメールアドレスを選択し、選択された電話番号やメールアドレスに電話発信やメール送信を行う手段を、さらに備えることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2または3の何れか1つに記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、前記デジタル名刺データは、広告情報を含み、他者のデジタル名刺データを表示するとき、前記自名刺保持手段に記憶されている自己のデジタル名刺データ中の広告情報を所定時間表示する手段を、さらに備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、前記広告情報を、所定のタイミングで入れ替える手段を、さらに備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から5の何れか1つに記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、前記デジタル名刺データが、電子名刺の共通フォーマットデータ、または印刷用データを内包することを特徴とする。
本発明によれば、デジタル名刺を提供することにより、従来の紙製の名刺の課題であった利便性、管理、印象などの解決になるほか、経費の削減や、ペーパーレスによる環境への配慮などの効果がある。また、新しいビジネスツールとして、新しいビジネスカルチャーとしての展開を可能とする発明である。紙製の名刺を携帯し交換するのではなく、携帯電話や専用機械等のユーザ端末に、コンテンツとして組み込むデジタル名刺として提供するので、名刺の管理をモバイル端末で行うことができ、名刺の紛失や、第三者による情報の漏洩、流出の可能性が低くなる。また、ユーザ端末の特性を活かし、音声や映像やプログラムなどの動的コンテンツを組み合わせることで、従来の名刺には無い印象や利便性を持つデジタル名刺として提供することができる。
以下、図面を用いてこの発明を実施するための実施の形態を説明する。
図1は、ユーザ端末で利用するためのデジタル名刺を作成/利用するシステムの全体図である。広域ネットワーク102に、ASPサーバ101及びユーザ端末103が接続されている。ASPサーバ101は、デジタル名刺作成部111、データベース112、組込み用アプリケーション113、及び認証部114を備える。ユーザ端末103は、PC131,132、携帯電話133、及びデジタル名刺専用機134など、ユーザが使用するどのような端末装置でも良いが、ユーザが名刺データを作成したいときはPC131,132を用い、名刺データを利用したいときには携帯電話133やデジタル名刺専用機134を用いるのが便利であるので、以下では、初めにPC131を用いて名刺データを作成し、その後、携帯電話133を用いてその名刺データを利用する例で説明する。
デジタル名刺作成部111は、ユーザがPC131からASPサーバ101に接続して自己の名刺データを作成する機能を提供するWebアプリケーションである。名刺データの作成については、図2で詳しく説明する。データベース112は、デジタル名刺データなどを格納する。データベース112については図5で詳しく説明する。組込み用アプリケーション113は、デジタル名刺を使用する携帯電話133に組込むアプリケーションプログラムである。認証部114は、ASPサーバ101にアクセスするユーザが正当な権限を持つ者かを認証する機能を果す。
図2は、図1のシステムにおいてPC131によりユーザがデジタル名刺を作成する処理手順を示す。この処理は、主として図1のデジタル名刺作成部111により実行されるものである。
ユーザがPC131から所定のアドレスを入力してHTTP接続でASPサーバ101に接続すると、PC131にログインページが表示される(ステップ201)。ユーザは該ログインページにユーザIDとパスワードを入力し(ステップ202)、ASPサーバ101に送信する。ASPサーバ101は、認証部114により当該ユーザのユーザID及びパスワードを認証し(ステップ203)、認証に失敗した場合は、ステップ201に戻る。認証に成功したら、PC131にデジタル名刺作成ページを表示する(ステップ204)。ユーザは、該作成ページで、テンプレートからデジタル名刺の基本となるデザインを選択し(ステップ205)、確認の後(ステップ206)、決定ボタンをオンする。修正があるときは、キャンセルボタンをオンし、ステップ207から204に戻ってデザイン選択から処理を繰り返す。
デザインが決定されたら(ステップ207)、PC131に名刺情報入力ページを表示する(ステップ208)。ユーザは、該名刺情報入力ページで名刺情報を入力する(ステップ209)。名刺情報とは、当該ユーザの住所氏名などである。入力した名刺情報を確認し(ステップ210)、決定ボタンが押されたら(ステップ211)、ステップ212に進む。名刺情報の修正があるときは、キャンセルボタンを押下して、ステップ211から208に戻り、名刺情報の入力をやり直す。
名刺情報が入力されたら、そこまでで入力された情報に基づいて名刺データを作成する(ステップ212)。次に、インデックス情報を作成し(ステップ213)、名刺データとインデックス情報をデータベース112に保存する(ステップ214)。インデックス情報とは、名刺データを識別するために各名刺データに付けられた識別情報である。さらに、アクセス情報を作成し(ステップ215)、確認の後(ステップ216)、当該アクセス情報をユーザ端末からASPサーバ101に送信する。アクセス情報を送信しない場合は、ステップ217から処理を終了する。アクセス情報は、ステップ214で保存したインデックス情報を含む。
以上により、ASPサーバ101のデータベース112に当該ユーザのデジタル名刺データが生成されたことになる。またユーザはそのデジタル名刺データにアクセスするためのアクセス情報を受け取ったことになる。
デジタル名刺を作成する場合、作成者には専門的な知識が求められ、作成においてかなりの時間を要する、などの問題がある。特に、音声や映像などの動的コンテンツを含む名刺データを作成するのは容易ではない。これに対し、本実施形態のシステムでは、予め音声や映像などの動的コンテンツを組み込んだテンプレートを提供し、これを使用してデジタル名刺を作成することができる。これにより、一般ユーザでも比較的簡単にデジタル名刺の作成が可能である。
特に、本実施形態のデジタル名刺作成システムには次のような特徴がある。
(a)サーバーで動作し、全ての操作をインターネットブラウザから行うウェブアプリケーションのため、インターネットに接続できるパソコンがあれば、特別なソフトウェアなどを導入する必要も無く、場所や時間に関わらず使用できる。
(b)予め音声や映像やプログラムを組み込んだテンプレートを用意し提供するため、作成者は専門的な知識を殆ど必要としない。
(c)インターネットブラウザからテンプレートを選択し、名刺に記載する情報を項目ごとに入力するという簡単な操作でデジタル名刺を作成することができる。またデジタル名刺と共通のデザインの印刷用名刺データもあわせて作成することができる。このデータを印刷し裁断することで従来の紙製の名刺も作成できる。
図3(a)は、デジタル名刺データを利用するユーザが自己の携帯電話133に組込むアプリケーションの機能構成を示す。この組込みアプリケーションは、ユーザが携帯電話133からASPサーバ101に接続し、所定の手順で認証が行われた後、組込み用アプリケーション113をダウンロードして携帯電話133にインストールしたものである。自名刺保持部301は、この組込みアプリケーションが組込まれた携帯電話133のユーザ自身のデジタル名刺データを保持する部分である。他名刺保持部302は、名刺交換などにより取得した他人のデジタル名刺データを保持する部分である。GUI303は、この携帯電話133におけるデジタル名刺の処理の際のユーザインターフェースの機能を果すプログラムである。名刺交換処理304は、他人のユーザ端末との間で通信を行い名刺交換を行うプログラムである。名刺一覧表示・選択処理305は、他名刺保持部302に保持されている他人の名刺データの一覧を表示し選択する処理プログラムである。発信・送信処理306は、選択した相手に対し電話での通話要求を発信したりメール送信を行う処理プログラムである。名刺検索処理307は、他名刺保持部302に保持されているデジタル名刺データから所望の検索条件に合致するデータを検索する処理プログラムである。
図3(b)は、ユーザが携帯電話133によりデジタル名刺データをダウンロードする際の処理手順を示す。この処理は、主として図3(a)のGUI303により実行される。ユーザ端末103で所定のダウンロードアドレスを入力しASPサーバ101に接続する。ユーザ端末103にはアクセス情報入力ページが表示される(ステップ311)。ユーザはこのアクセス情報入力ページでアクセス情報を入力する(ステップ312)。入力すべきアクセス情報は、既に名刺データ作成時にステップ218でASPサーバ101から取得済みのものである。ステップ312で入力されたアクセス情報は、ユーザ端末103からASPサーバ101に送信される。ASPサーバ101では、入力されたアクセス情報に含まれるインデックス情報を取得し、そのインデックス情報をデータベース112に照会する。当該インデックス情報に対応するデータがデータベース112中に存在していたら(ステップ313)、その名刺データをASPサーバ101から当該ユーザ端末103にダウンロードする(ステップ314)。以上により、ユーザは、PC131で作成した名刺データを携帯電話133にダウンロードすることができる。ダウンロードされた名刺データは、図3(a)の自名刺保持部301に格納する。
図4は、デジタル名刺データのデータ形式を示す。デジタル名刺データ401は、電子名刺標準フォーマットデータ411、印刷用データ412、動的コンテンツデータ413、及び広告情報414を含む。電子名刺標準フォーマットデータ411は、携帯電話などにおいて利用される汎用的な名刺データの共通フォーマットのデータである。この標準フォーマットデータを備えているため、携帯電話などにおけるアドレス帳への登録が可能である。また、PCにバックアップした際に名簿管理ソフトなどで管理することもできる。印刷用データ412は、プリンタで印刷し裁断することで従来の紙の名刺として使用できるデータである。動的コンテンツデータ413は、名刺を表示したときに、画面上に表示される動画(アニメーション)や音声として出力される音声データなどである。このような動的コンテンツデータをデジタル名刺に組み込むことによって、相手に非常に強い印象を与えることができる。広告情報414は、この名刺データを使用する際に所定時間表示する広告のデータである。本システムでデジタル名刺を利用するユーザは、有料ユーザと無料ユーザに分けられる。有料ユーザは、所定額の対価を支払ったユーザ、無料ユーザは対価を支払わず無料で利用するユーザである。有料か無料かは、ユーザが本システムに対し利用登録する際にユーザ自身が選択する。有料ユーザの場合、その者が作成した名刺データには広告情報414が含まれない。無料ユーザの場合、その者が作成した名刺データには広告情報が含まれる。
このようなデジタル名刺データは、例えば赤外線通信、無線LAN、Bluetoothなどの各種の通信手段により、ユーザ端末同士でデータ交換することができる。上記の各データ411〜414の基本部分は、ユーザがデジタル名刺作成時にステップ205で選択するテンプレートに含まれている。従って、ユーザはテンプレートを選ぶだけで自己の名刺中に動的コンテンツを含めることができる。動的コンテンツを含めることにより、非常に相手に強い印象を与えることができるデジタル名刺が実現できる。
なお、電子名刺標準フォーマットデータ411としては、例えば、電子名刺の標準フォーマットデータの1つであるvCardファイル(拡張子がvcf)を用いればよい。印刷用データ412としては、例えばPDFファイル(拡張子がpdfのファイル)を用いればよい。動的コンテンツデータ413としては、Flash Liteファイル(拡張子がswfのファイル)を用いればよい。これは、Action Script(Flash用プログラミング言語)を利用した動的コンテンツである。動的コンテンツは、大きくは、画像、音声、及びプログラムの3つに分けることができ、それぞれのデータをFlash Liteデータにまとめる。画像は、JPEG、GIF等の画像が表示が可能で、またFlash Liteの機能を利用したアニメーションの表示も可能である。音声は、携帯電話向けの音楽データフォーマットであるSMAF形式の音声データなどを用いる。楽曲だけでなく音声の再生が可能である。プログラムは、Flash用プログラミング言語のAction Scriptを利用する。このプログラムによって、電話の発信、メールの送信、文字の拡大表示、インターネットを経由したデータベースとの連動、画像の表示、音声の再生などの制御を行う。Action Scriptで出来ることはバージョンによって異なる。
図5は、図1のASPサーバ101が備えるデータベース112に格納するデータ例を示す。データベース112には、インデックス511、ユーザID512、テンプレート513、名刺内容情報514、名刺データ515、有料・無料の別516、及び有効期限517が格納される。インデックス511は、このデータベース501に登録する各レコードを識別するインデックス情報である。ユーザID512は、ユーザを特定するIDである。テンプレート513、名刺内容情報514、及び名刺データ515は、当該ユーザが名刺データの作成に利用したテンプレートとそのテンプレート内に配置した当該ユーザの住所や名前などの情報(その配置情報も含む)、及び最終的に作成された名刺データ(図4のフォーマットのデータ)である。有料・無料の別516は、当該ユーザが有料ユーザか無料ユーザかを示す。有効期限517は、当該名刺データの有効期限を示す。有効期限517は、当該名刺データが作成され本データベースに登録されるときに設定される。有料ユーザの場合、支払った対価に応じた有効期限が設定され、無料ユーザの場合、予め決められた期間での有効期限が設定される。
図6は、各種の通信手段によりユーザ端末同士で名刺交換を行うときの処理手順を示す。この処理は、主として図3(a)の名刺交換処理304により実行される。また、図6に示す処理は、一方のユーザ端末で実行される処理である。ステップ601で、携帯電話133で自己のデジタル名刺データを表示する。ステップ602で、送信ボタンのオンなど所定の送信の指示を行うと、ステップ603で確認画面が表示されるので、確認ボタンなどをオンすると、ステップ604でデジタル名刺データの送信を開始する。送信が成功したらステップ605で完了画面を表示し、終了する。ステップ603の確認画面でキャンセルしたとき、あるいはステップ604の送信処理でエラーが発生したときは、ステップ601から処理を繰り返す。受信側の処理については説明を省略するが、要するに図6の送信処理と同期して受信処理を行い、受信した名刺データを他名刺保持部302に格納する処理である。
図7は、あるユーザ端末で、取得してある他者のデジタル名刺データを表示し、そのデジタル名刺からそのユーザに対して電話をかけたりメールを送信するときの処理手順を示す。この処理は、主として図3(a)の発信・送信処理306により実行される。ステップ701で、電話やメール送信を行う相手のデジタル名刺を表示する。なお、電話やメール送信したい相手の名刺データを表示するためには、名刺一覧表示・選択処理305や名刺検索処理307を実行する。名刺一覧表示・選択処理305は、他名刺保持部302に格納されている名刺データの一覧をリスト表示し、その中から選択された名刺データを表示する処理である。名刺検索処理307については、図8で詳述する。ステップ701の後、ステップ702で、表示されたデジタル名刺中の電話番号あるいはメールアドレスのリンク部分を選択する。ステップ703の確認処理の後、ステップ704で当該リンクが示す電話番号あるいはメールアドレスへのメール送信を行う。このように、直感的に操作できるため、電話発信やメール送信などを簡単に行うことができる。
図8は、ユーザ端末において、取得され保持している他者の名刺データから目的の名刺データを検索する処理の手順である。この処理は、主として図3(a)の名刺検索処理307により実行される。ステップ801で、検索条件を入力する画面を表示する。ステップ802で検索条件を入力する。検索条件としては、名前、住所、その他、従来より知られている条件で良い。ステップ803で、入力された検索条件で、他名刺保持部302に保存されている名刺データから検索を行う。該当するデータがあれば、ステップ804から805に進み、該当する名刺データを表示し、終了する。検索条件に合致するデータがないときは、ステップ804から801に戻り、検索条件の入力から再度実行する。
図9(a)は、デジタル名刺を選択して携帯電話133の画面上に表示した例を示す。名前901、メールアドレス902、ロゴマーク904、会社名や住所905、電話番号及びFAX番号906、及びウェブのURL907が表示されている。これらの情報は、この名刺データを作成したユーザがステップ209で入力したものである。文字情報のほか、904に示すようなロゴマークもユーザが作成してデジタル名刺データに含めることができる。さらに、本実施形態のデジタル名刺では、図4で説明したように動的コンテンツデータ413を含めることができる。903は動的コンテンツデータの一例であり、表示されたデジタル名刺の画面上を魚が泳いでいるようにアニメーションで表示している。このような動画データのほか、例えばこのデジタル名刺を表示したときに所定の音声が出力されるようなものでも良い。
メールアドレス902及び電話番号906の部分は、いわゆるリンクの表示となっており、該リンク部分を選択して所定の実行キーをオンすることにより、図7の処理で、当該メールアドレスを宛先とする送信メールの作成画面や当該電話番号の発信を行うことができる。なお、表示されたデジタル名刺内の各表示要素にカーソルをあわせると、その部分が拡大表示されるようにしてもよい。
図9(b)は、無料ユーザの場合の広告表示の例である。無料ユーザの場合、自名刺保存部301に格納されている自己の名刺データには広告情報414が含まれており、この広告情報414が種々のタイミングで表示される。例えば、ユーザが端末の他名刺保持部302に保存されている他者のデジタル名刺データから1つを選択し画面上に表示する指示を行ったとき、921に示すようにその名刺データが表示され、その名刺の電話番号を選択して発信したとき、922に示すように、呼出中画面に広告情報414が表示される。921の名刺表示画面でメールアドレスを選択したときも、同様にして、そのメールアドレスを宛先とする送信メールの作成画面に移行する間の少しの時間に広告情報414による広告表示が行われる。
上記の例は名刺表示を行ったのち広告表示を行う例であるが、名刺表示を行う前に所定時間広告表示を行っても良い。例えば、ユーザが端末の他名刺保持部302に保存されている名刺データから1つを選択して表示する指示を出したとき、広告情報414を923に示すように例えば5秒程度表示し、その後、当該名刺の表示924を行うようにしても良い。
なお、デジタル名刺は定期的に(有効期限517が来る前に)利用更新が必要で、この利用更新の際に広告情報414を更新するものとする。無料ユーザから有料ユーザに、有料ユーザから無料ユーザに変更することも可能である。その際、(1)無料ユーザ→無料ユーザへの更新時は、最新の広告情報がダウンロードされ、(2)無料ユーザ→有料ユーザへの更新時は、広告情報が削除され、(3)有料ユーザ→無料ユーザへの更新時は、新たに広告情報がダウンロードされ、(4)有料ユーザ→有料ユーザへの更新時は、広告情報はダウンロードされない。このようにして、利用更新時に広告情報の入れ替えを行う。
図10は、広告情報414の管理方式を示す全体構成図である。管理サーバ1002(図1のASPサーバ101と同マシンでも別マシンでもよい)上にはデータベース1022内に広告情報やポイント情報などが格納されている。この広告情報は、広告を出したい店舗の端末1003から適宜変更することができる。その場合は認証処理1023を介して、認証された店舗端末1003からの変更のみを許可するようにしている。
ユーザ端末1001(携帯電話1011やデジタル名刺専用機1012)からは、上述したように初めに名刺データを作成する際に有料ユーザか無料ユーザかを選択させ、無料ユーザについては、図4で説明したようにデジタル名刺データ中に広告情報414を含ませる。この広告情報414は、データベース1022から適宜選択したものである。なお、ユーザ端末1001において名刺データを表示するとき、その際に表示する広告情報を自動的に管理サーバ1002からダウンロードしても良い。
このように、インターネットを経由してデジタル名刺へ広告情報を配信することができる。セール情報などの広告を配信することでただの名刺ではなく、宣伝広告ツールとして活用することができる。また、ショップカードやポイントカードとして店舗から顧客へ提供することも可能である。
図11(a)は、デジタル名刺専用機(図1の134、図10の1012)の外観を示す。上記ではユーザ端末が携帯電話である例を主として説明したが、携帯電話の代わりにデジタル名刺専用機1100を利用することもできる。デジタル名刺専用機1100は、携帯電話から電話機能を取り去り、単体でデジタル名刺データを管理することができる電子的な名刺入れのようなものである。デジタル名刺専用機1100は、ディスプレイ1101、操作ボタン1102、及び赤外線通信用I/F1103を備えている。
図11(b)は、デジタル名刺専用機1100のブロック構成を示す。デジタル名刺専用機1100は、中央処理装置(CPU)1111、リードオンリメモリ(ROM)1112、ランダムアクセスメモリ(RAM)1113、ディスプレイ1114、ボタン1115、無線LANインターフェース(I/F)1116、Bluetooth I/F1117、及び赤外線通信I/F1118を備える。これら各部はバスライン1120で相互に接続されている。
デジタル名刺専用機1100は、無線LAN I/F1116及びBluetooth I/F1117を備えているので、これらのインターフェースにより従来知られているのと同様の方式でインターネットに接続することが可能である。これにより、図1〜4で説明したようなデジタル名刺データを作成することができる。作成のためにはインターネットを介してASPサーバ113に接続して上述した手順で名刺データを作成すれば良い。またデジタル名刺専用機1100は、赤外線通信I/F1118を備えているので、このインターフェースにより他者の携帯電話あるいはデジタル名刺専用機との間で名刺交換を行うことができる。名刺交換の手順は上述した図6と同様である。また、電話機能は備えていないが、インターネットに接続できるので、画面1101に表示したデジタル名刺データからメールアドレスを選択してメールを送信することができる。その手順は、図7や図8で説明したのと同様である。
上記デジタル名刺専用機1100は、デジタル名刺をビジネスツールとして展開するためのものであり、デジタル名刺機能の他にも、非接触型ICチップ機能、赤外線通信機能など、ビジネスマンにとって便利な機能を搭載したビジネスツールである。このデジタル名刺専用機1100は、次のような特徴を持つ。
(a)上記モバイル端末を利用したデジタル名刺機能と同等の機能を搭載している。
(b)赤外線通信機能を搭載することで、モバイル端末との名刺交換、パソコンへのデータ転送などの互換性を持っている。
(c)非接触型ICチップ機能を搭載し、電子マネーの利用を可能にする。電子マネーによる決済やチャージの他、電車・バス等の乗車カードとして利用できる。
(d)デジタル名刺を管理するために電子名簿機能を搭載している。
(e)機械の大きさは一般的な名刺ケース程の大きさであり、常時携帯していても比較的邪魔にならない大きさである。
ユーザ端末で利用するためのデジタル名刺を作成/利用するシステムの全体図 ユーザがデジタル名刺を作成する処理手順を示すフローチャート 携帯電話に組込むアプリケーションの機能構成図及びデジタル名刺データをダウンロードする際の処理手順を示すフローチャート デジタル名刺データのデータ形式を示す図 データベースに格納するデータ例を示す図 名刺交換を行うときの処理手順を示すフローチャート 発信・送信処理の処理手順を示すフローチャート 名刺データを検索する処理の手順を示すフローチャート デジタル名刺を画面上に表示した例及び広告表示の例を示す図 広告情報の管理方式を示す全体構成図 デジタル名刺専用機の構成を示す図
符号の説明
101…ASPサーバ、102…広域ネットワーク、103…ユーザ端末、111…デジタル名刺作成部、112…データベース、113…組込み用アプリケーション、114…認証部、131,132…PC、133…携帯電話、134…デジタル名刺専用機。

Claims (6)

  1. デジタル名刺データを作成するデジタル名刺作成システムと、該デジタル名刺作成システムで作成したデジタル名刺データを利用する端末装置とを備えたデジタル名刺作成・利用システムであって、
    前記デジタル名刺作成システムは、
    予め用意されている複数のテンプレートであって動的コンテンツデータを含むテンプレートからユーザが選択したテンプレートのデザインを基本とし、そこにユーザが入力した名刺情報を埋め込んでデジタル名刺データを作成する手段と、
    ユーザからのダウンロード要求に応じて、前記作成したデジタル名刺データを当該ユーザの端末装置に送信する手段と
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記デジタル名刺作成システムに対してダウンロード要求を発行し、前記デジタル名刺データを取得する手段と、
    取得したデジタル名刺データを記憶する自名刺保持手段と
    を備えることを特徴とするデジタル名刺作成・利用システム。
  2. 請求項1に記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、
    前記端末装置は、他の端末装置との間の赤外線通信で、それぞれの自名刺保持手段に記憶されているデジタル名刺データを交換し、該交換により取得した他者のデジタル名刺データを他名刺保持手段に記憶する手段を、さらに備えることを特徴とするデジタル名刺作成・利用システム。
  3. 請求項2に記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、
    前記他名刺保持手段に記憶されている他者のデジタル名刺データを表示し、表示された電話番号やメールアドレスを選択し、選択された電話番号やメールアドレスに電話発信やメール送信を行う手段を、さらに備えることを特徴とするデジタル名刺作成・利用システム。
  4. 請求項2または3の何れか1つに記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、
    前記デジタル名刺データは、広告情報を含み、
    他者のデジタル名刺データを表示するとき、前記自名刺保持手段に記憶されている自己のデジタル名刺データ中の広告情報を所定時間表示する手段を、さらに備えることを特徴とするデジタル名刺作成・利用システム。
  5. 請求項4に記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、
    前記広告情報を、所定のタイミングで入れ替える手段を、さらに備えることを特徴とするデジタル名刺作成・利用システム。
  6. 請求項1から5の何れか1つに記載のデジタル名刺作成・利用システムにおいて、
    前記デジタル名刺データが、電子名刺の共通フォーマットデータ、または印刷用データを内包することを特徴とするデジタル名刺作成・利用システム。
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