JP2008116123A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
電装部品収納室へのミストの浸入を防ぎ、電装部の信頼性を向上させたる。
【解決手段】
送風機を設置した送風機室と電装部品の収納室との間に通風開口を有する遮水壁と、通風開口が直視できないように設けられた邪魔板と、邪魔板と協働して通風開口が直視できないように設けられたダクトカバーとを備え、電装部品の冷却風の流れが流れるように構成した空気調和機の室外機において、遮水壁より収納室側に防水壁を備え、記遮水壁と防水壁とで通風開口面積以上の流路断面積を有する減速室を設ける。
【選択図】図10

Description

本発明は空気調和機に係り、特に室外機の電装部の通風構造に関する。
室外機の電装部品の冷却を行う方法として、室外熱交換器に熱交換用の外気を通風させる室外送風機の負圧を利用して電装部に冷却用空気を導入することが行われている。雨天等のときには、室外送風機の羽根に付着した水滴が、回転する羽根に弾き飛ばされて送風機室内に飛散することとなる。従って、電装部に冷却用空気を導入するための吸出口等から電装部へ水滴が浸入し、電装部品の故障などの問題を引き起こす虞がある。また、雨水等の水滴の浸入を防止しても、ミストを含む外気の浸入を防止しなければ、同様な問題を引き起こす虞がある。
特許文献1では、電装品箱20の外部からは直視できない位置に立上壁36の上部の開口部が設けられており、水滴の浸入を防止している。また、ミストが凹溝部40辺りまで浸入してきても、立上壁36で電装品側への流入を阻止し、排出通路52に流すように構成されており、ミストの浸入も防止している。
特許文献2では、リブ17,18による蛇行通路が設けられ、スイッチボックス12の外部からは直視できない位置に切欠部34が設けられており、水滴の浸入を防止している。
特許文献3では、雨水の浸入を防ぐための遮蔽板Bsが設けられ、収容箱Bの外部からは直視できない位置に立て板Bcによる開口部(引用文献2の切欠部34に類似)が設けられており、水滴の浸入を防止している。
特開2003−294273号公報 特開平09−236285号公報 特開2000−046376号公報
しかしながら、特許文献1では、ミストを含む外気が冷却空気とは概ね逆の流通経路を辿ることとなり〔0023〕、立上壁36を越えてしまった一部のミストは気流に乗り、そのまま電装部である電気品室内に運ばれてしまう。また、引用文献2,3ではミストの浸入防止については考慮されていないので、ミストが切欠部34や立て板Bcを越えて浸入すると、そのまま電装部に達してしまう。
本発明の目的は、空気調和機の室外機の信頼性を向上させることにある。また、電装部品の冷却効果を維持しつつ、ミストが電装部品の収納室に浸入することを防止することを目的とする。また、ミストが電装品箱内の壁を通過しても、電装部品の収納室への水滴,ミストの浸入,浸透を防止することを目的とする。
本発明の目的は、送風機を設置した送風機室と電装部品の収納室との間に通風開口を有する遮水壁と、前記通風開口が直視できないように設けられた邪魔板と、前記邪魔板と協働して前記通風開口が直視できないように設けられたダクトカバーとを備え、電装部品の冷却風の流れが流れるように構成した空気調和機の室外機において、前記遮水壁より前記収納室側に防水壁を備え、前記遮水壁と前記防水壁とで前記通風開口面積以上の流路断面積を有する減速室を設けることにより達成される。
また、本発明の目的は、送風機室からの水滴が、電装品箱内の電装部品を収納する収納室に浸入しないように、前記電装品箱の外部から直視できない位置に配設された通風開口を有する空気調和機の室外機において、前記通風開口によって前記送風機室から前記収納室へ向かう流れを絞り、前記通風開口と前記収納室との間に防水壁を配設し、この防水壁で、前記通風開口と前記防水壁との間に、前記送風機室から前記収納室へ向かう流れを拡大するための減速室を形成することにより達成される。
また、本発明の目的は、室外ファンが発生する負圧によって冷却空気を電装品箱内に導入して、前記電装品箱の送風機室開口を介して前記室外ファンが配設された送風機室まで吸い込むような流れで電装品箱内を冷却することができる空気調和機の室外機において、前記送風機室からのミストが前記電装品箱内の電装部品を収納する収納室に浸入しないように、前記送風機室開口から前記流れの上流に向かって、前記電装品箱の外部から直視できない位置に配設された通風開口と、前記通風開口を前記流れの上流に向かって通過したミストの進行を減速する減速室と、前記減速室と前記収納室との間に配設された収納室開口とを設けることにより達成される。
本発明によれば、空気調和機の室外機の信頼性を向上させることができる。また、電装部品の冷却効果を維持しつつ、ミストが電装部品の収納室に浸入することを防止することができる。また、ミストが電装品箱内の壁を通過しても、電装部品の収納室への水滴,ミストの浸入,浸透を防止することができる。
以下、本発明の空気調和機の実施例について図を用いて説明する。
まず、空気調和機の全体構成を、図1を用いて説明する。図1は空気調和機の構成図である。
図1に示すのは空気調和機であり、室内機2と室外機6とが接続配管8でつながれ、室内機2で室内を空気調和する。室内機2には、筐体21に室内熱交換器,室内送風機,露受皿等が取付けられ、化粧枠23で覆われ、化粧枠23の前面に前面パネル25が取付けられた構成になっている。化粧枠23には室内空気を吸い込む空気吸込口27が本体下部に、温湿度が調和された空気を吹き出す空気吹出口29が本体上部に設けられている。室外機6には、ベース61に圧縮機,室外熱交換器,室外送風機が搭載され、外筐62で覆われ、配管接続バルブ78に室内機2からの接続配管8が接続されている。
室内機2は、内部の電装品箱(65)に制御基板を備え、制御基板にはマイコンが設けられる。マイコンは図示しない室内温度センサー,室内湿度センサー等の各種のセンサーからの信号を受け、リモコン5からの操作信号を受光部396で受けると共に、室内送風機等を制御し、且つ、室外機6との通信を司るなど、室内機2を統括して制御する。
この空気調和機1を運転するときには、電源に接続してリモコン5を操作し、所望の冷房,除湿,暖房等の運転モードで運転を行う。リモコン5から運転操作の信号がなされると、マイコンはリモコン5からの操作信号に基づいて運転モードを決定するか、または、自動運転が設定されていれば各種センサーからの情報に基づいて運転モードを決定する。
次に、室外機6の制御部に対して、決定した運転モードに応じた運転を指示すると共に、決定した運転モードに従って室内送風機を駆動し、空気吸込口27から室内熱交換器に室内空気を流通させる。室外機6の制御部は、室内機2からの指示に従い、圧縮機,送風モータ,制御弁等を制御し、圧縮機からの冷媒を冷凍サイクルに循環させると共に、室外空気吸込部から室外熱交換器に室外空気を流通させる。斯くして、周知の冷房等の運転が行われる。
室外機6について図1〜図4を用いて更に詳しく述べる。図2は室外機の内部構造斜視図、図3は室外機の天板を一部外した平面図、図4は室外機の前面板を外した正面図である。
外筐62は、前面板621,天板622,側面板623等からなる。室外熱交換器73に対向する外面に室外空気の吸込部が設けられ、室外ファン631に対向する前面板621に自在に空気の流通ができるファングリル635が設けられている。室外ファン631は、室外熱交換器73が上流側になるように、且つ、ファングリル635が下流側になるように、つまり図3の黒矢印に示すように、回転駆動され、上述のように室外空気を室外熱交換器73に流通させる。
室外熱交換器73は、室外機6の側面から背面にかけて略L字状に配設され、できるだけ大きい面積を確保し熱交換能力を高めている。室外ファン631も、できるだけ大口径のものが使用されている。
室外ファン631と圧縮機75との間には仕切板611があって、図2中左側の送風機室64と、右側の機械室68とを仕切っている。送風機室64には前述のように室外ファン631,室外熱交換器73等が配設されている。機械室68には、圧縮機75,アキュムレータ76,冷媒送り管等が配設されている。
圧縮機75,送風モータ633等を駆動する電装部品は、製作時やメンテナンス時の取扱いを容易にするため電装箱65に収納され、送風機室64と機械室68とに跨って、仕切板611の上部に設置されている。図2では、電装部カバー659が開いた状態となっている。
これらの圧縮機75,送風モータ633等を駆動するには、大きな出力が必要となるので、それらを駆動する電装部品の容量が大きくなる。このため、電装部からの発熱も大きくなるので、その冷却を効果的に行う必要がある。冷却の方法は、室外熱交換器73に熱交換用の外気を通風させる室外送風機631の負圧を利用して電装箱65内に冷却用の空気を導入する方法である。
空気調和機の室外機では、圧縮機等を駆動するため、電装部で大きい電流を処理する必要がある。このような電装部品を適性に冷却するためには、電装部品の周囲に十分な量の冷却用の空気を確保してやらなければならない。一方、高性能化して小型化した電装部品のおかげで電装部品の収納室は縮小化されている。従って、電装部品の冷却用空気が流れる風路も狭くなって冷却用空気の通風量が確保され難くなる。そこで、冷却空気の風路上のネックとなりがちな送風機室と電装部品の収納室との間の風路を、冷却空気が十分流れるように構成するとともに、雨天時には送風機から弾かれた水滴が電装部品の収納室に浸入しないように構成する必要がある。
この部の構造を図2〜図4及び図5〜図7を用いて説明する。図5は図4のAA断面図、図6は室外ファンの回転と雨滴の飛ぶ方向を示す図、図7は通常時の連通路部の気流を示す図である。
圧縮機75,送風モータ633等を駆動する電装部品654bは基板654a等に取付けられ電装部654をなし、電装部収納室65a内に収納される。収納室65aは電装部ベース653,電装部カバー659,電装部ベース653の一部をなす防水壁653d,電装部前壁653f(図2参照)及び電装部後壁653g(図2参照)に囲まれ、その側面板623側(図2,図4,図6等中右側)は開放されて機械室開口653hとなり、収納室65aは機械室68に連通している。また、機械室68は外気に連通している。配管接続バルブ78からの冷媒配管を機械室68内に引込むため、配管接続バルブ78付近の外筐62には隙間が多く設けられているからであり、これらの隙間を通して機械室68は外気に連通している。電装部ベース653は図7に示すように、その送風機室64側に複数の小さな開口の集合である通風開口653bを開口した遮水壁653aを有し、遮水壁653aと防水壁653dとの間に減速室65bを設けている。
減速室65b底部の前面板621側(図7では紙面に垂直に手前側)の端部には排水口が開けられ、排水機構653cを形成している。排水機構653cの送風機室64側は、図5に示すように前面板621に固定されたファンリング621eと前面板621との遇部に開口している。つまり、室外ファン631から見て、排水機構653cは陰の位置にあり、排水機構653cと室外ファン631との間にファンリング621eが配設される位置関係にある。このため、雨天時に室外ファン631に水滴が当たって、回転する羽根に弾かれて水滴が飛び跳ねても、排水機構653cの開口から水滴が減速室65bに入ることは無い。
電装部カバー659は、電装部ベース653を覆い、遮水壁653a,電装部前壁653f及び電装部後壁653gの上端面に接し、送風機室64から空気や水,水滴が浸入しないように構成されている。電装部カバー659の遮水壁653a側(図7中左側)は、遮水壁653aを乗越えて送風機室64側に延伸され、下方に折れ曲がった垂直壁に連なり、垂直壁がダクトカバー659aとなっている。ダクトカバー659aと遮水壁653aとで、その間を電装部品654bの冷却空気が流通するダクト65cとしている。
防水壁653dは、これと電装部カバー659との間に隙間を設けて収納室開口65dとし、電装部品654bを冷却する空気が流通できるようにしてある。この防水壁653dの高さは通風開口653bより上になるようにしてある。ダクトカバー659aより適宜離れた位置に遮水壁653aから突出する邪魔板653eを設け、ダクトカバー659aとの間でダクト65cの送風機室開口65eを構成する。
防水壁653dと電装部カバー659との間の隙間や、電装部カバー659の延伸長さや、ダクトカバー659aの長さや、ダクトカバー659aから邪魔板653eまでの距離は、収納室開口65dやダクト65c内や送風機室開口65eを電装部品654bの冷却空気が流通するのに支障の無い大きさにする必要がある。また、送風機室開口65eの流路断面積は、少なくとも、遮水壁653aに設けられた複数の小開口 (通風開口653b)の合計開口面積より大きくすると良い。更に言えば、前記の連通路のうち、通風開口653bか収納室開口65dかの流路断面積を最も小さくして、ここで流れが最も絞られるようにすると良い。
また、ダクトカバー659aと邪魔板653eとの長さは、室外ファン631側から通風開口653bを見ようとしたときに、ダクトカバー659aと邪魔板653eとに遮られて通風開口653bが見えないようにする必要がある。つまり、通風開口653bは、先に掲げた各特許文献と同様、外部からは直視できない位置に配設されていることになる。これは、雨天時に室外ファン631に当たった水滴が室外ファン631の羽根に弾かれて勢いを得たまま直線的に通風開口653bに達し、勢いの付いたまま通風開口653bを通過して減速室65b,防水壁653dを飛び越えて収納室65aに浸入するのを防ぐためである。このように、送風機室64から収納室65aまでの間に、送風機室開口65e,ダクト65c,通風開口653b,減速室65b,収納室開口65dからなる連通路が構成される。
次に、かかる構成の室外機6を運転したときの電装部品収納室65aと送風機室64との連通路の通風状態を詳述する。
先ず、通常の運転時の挙動を冷房運転を例にして図3,図6,図7を使用して説明する。
通常運転時は室外ファン631は図6の実線矢印方向に回転する。このとき、室外機2の周りの空気は図3の黒矢印の如く流れ、送風機室64は室外機2の周辺の外気より負圧になる。
このため、室外機2の配管接続バルブ78の周辺の空気が、隙間を通って機械室68に吸込まれ、機械室68を上昇して電装部品収納室65aの機械室開口653hを通って収納室65aに入る。収納室65aに入った空気は、電装部品654bを冷却して、図7の実線矢印のように流れて、防水壁653dと電装部カバー659との間の収納室開口65d,減速室65b,通風開口653b,ダクト65cを通って送風機室開口65eに至り、送風機室64に吸込まれる。通常運転時は、このように、室外ファン631の負圧を利用した空気の流れにより電装部品654bが冷却され、空気調和機1は正常に運転を継続することができる。
次に、雨天時の運転について図3,図6,図8を使用して説明する。図8は雨天時の連通路部の水滴と気流を示す図である。
雨天の場合は、室外ファン631による室外機6周りの気流は正常運転時と変わらず、図3の黒矢印の如く流れる。しかし、室外ファン631に水滴がかかり、羽根の回転によって弾き飛ばされた水滴が、図6の破線の矢印で示すように勢い良く羽根の回転方向に飛び出す。
このとき、水滴の大部分は図8に示すようにダクトカバー659aや邪魔板653eに遮られてダクト65cに入ることは無い。一部の水滴は送風機室開口65eからダクト
65cに入るが、そこで遮水壁653aに衝突し、その上向きの運動エネルギーを自身の粘性,表面張力や重力に削がれ勢いを失って、遮水壁653aを伝わって落下する。
ごく一部の水滴が衝突時の衝撃で細かな水滴となる。これを「ミスト」と称することとする。ミストとなって、気流中に飛び出すが実線矢印の方向に流れる電装部品654bの冷却風に押されて送風機室64側に戻され、通風開口653bを通過することはほとんど無い。更に、ごく一部の上向きの運動エネルギーを得たミストが重力と気流に逆らって上昇し、通風開口653bに達したとしても、通風開口653bがダクト65cの流路断面積より小さく設定されているので、ここを通る気流は速度が上がっていて、ミストを強力に送風機室64側に押し戻す。
このように、雨天時でも水滴が電装部品収納室65aに浸入することは無く、また、室外ファン631の負圧を利用した空気の流れにより電装部品654bが冷却され、空気調和機1は正常に運転を継続することができる。
次に、悪天候時、例えば暴風雨時の運転について図3,図9,図10,図16〜図18を使用して説明する。図9は雨天で強逆風時に室外ファンの回転と雨滴の飛ぶ方向を示す図、図10は雨天で強逆風時の連通路部の雨滴と気流を示す図、図16は実施例1の応用例の連通路部の断面図、図17は実施例1の応用例の室外ファンと連通路部の位置関係を示す図、図18は減速室の無い場合の連通路部の雨滴と気流を示す図である。
暴風雨時などの場合には、据付状態によっては通常の室外ファン631の送風方向とは異なった風の流れ方になることがある。極端な場合、例えば、室外ファン631からの風が吹き出すファングリル635に真っ向から強風が当たり、室外ファン631で生み出される風力に勝ると、通常とは逆の方向に風が流れ、図3の破線白矢印のように風が流れることとなる。更に極端な場合は、室外ファン631が強風の逆風に逆らえず、通常運転とは逆方向に回転し、図9の太線矢印で示す方向に回転することも生じ得る。これに伴い、室外ファン631にかかった水滴は羽根の回転方向に弾かれ、図9の太い破線の矢印の如く勢い良く飛ばされる。
この場合、送風機室64は、室外機2の周りより正圧になり、電装部品収納室65aには、前述の通常運転と逆の順に空気が流れ電装部品を冷却する。すなわち、正圧となった送風機室64の空気は、図10の実線矢印に示すように送風機室開口65eからダクト
65c,通風開口653b,減速室65b,収納室開口65dを通って収納室65aに押し込まれる。収納室65aに入った空気は、電装部品654bを冷却して、機械室開口
653h、配管接続バルブ78の周辺の隙間を通って室外機2の外に押し出される。
他方、室外ファン631で跳ね飛ばされた水滴の大部分は図10の太い破線の矢印に示すように邪魔板653eに遮られるなどしてダクト65cに入ることは無い。一部の雨滴は邪魔板653eをそれて天板622に衝突する等して細かな水滴、すなわちミストとなって、送風機室開口65e付近に漂う。
送風機室開口65e付近に漂うミストは前述の送風機室64から電装部品収納室65aに向かう気流に押され、送風機室開口65eからダクト65cに入るが、そこで気流が上向きに方向を変えるため、送風機室開口65e付近に漂っていたミストの大部分が遮水壁653aに衝突し、勢いを失って遮水壁653aを伝わって落下する。
更に、ごく一部のミストが遮水壁653aとの衝突時の衝撃で更に細かなミストとなる等して、ダクト65c内の気流中に飛び出し、ダクト65c内の気流に取込まれ重力に逆らって上昇する。上昇したミストはダクト65cの流路断面積より小さく設定された通風開口653bを通過するときに、絞られて増速された気流に押されて、通風開口653bからほぼ水平方向に飛び出し、減速室65bに入ることとなる。減速室に入った気流は、流路断面積が急拡大するので急速に減速される。
減速室65bにほぼ水平方向から飛び込んできたミストの内の小さいものは、気流の減速に強く影響されて減速する。そして減速室65b内で沈降し始め、減速室65bの底部に落下する。減速室65bにほぼ水平方向から飛び込んできたミストの内の大きいものは、気流の減速の影響を余り受けずに、その慣性と重力の作用により、そのまま水平方向からやや下へ向けて飛んでいく。従って、通風開口653bより高く設けられた防水壁653dに衝突し、勢いを失って防水壁653dを伝わって減速室65bの底部に落下する。排水機構653cを送風機室64と連通させておけば、減速室65bの底部に落下した水滴は、排水機構653cから適宜送風機室64側に排出され、電装部品収納室65a内に浸透することは無い。また、機械室68へ浸入することも無い。本実施例のように減速室65bを設けることにより、収納室65aとの区画である防水壁653dも備わり、この防水壁653dが、落下したミストが収納室65aへ浸透することを防ぐ役目も担うことができる。
なお、イメージしやすいように図10等ではミストを水滴のように描いているが、実際の大きさとは勿論異なる。また、当然のことながら、この減速室65bの機能は前述の雨天の正常運転時も同様に働き、通風開口653bを通過するミストが存在する場合でも、ミストの収納室65aへの浸入を防止することは言うまでも無い。
このように、暴風雨等の逆風時でも、ミストが電装部品収納室65aに浸入することは無い。また、強風による送風機室64の正圧を利用した空気の流れにより電装部品654bが冷却され、空気調和機1は正常とは言えないが、運転を継続することも考えられる。
減速室65bが無い場合は、図18に示すように電装部品収納室65aにほぼ水平方向から飛び込んできたミストは、その慣性と重力の作用により、水平から僅かに下向き方向にほぼ直進し、電装部品654bやその搭載基板654aに付着する虞がある。電装部品654bやその搭載基板654aより手前で落下した場合でも、落下したミストは電装部ベース653に溜り、基板654a側に流れて、基板654aの半田面に接近し、信頼性を損ねる虞がある。
なお、図16,図17のように邪魔板653eの先端に室外ファン631の回転軸から遠ざかるように延長された防滴板653jを備えると、通常運転時に室外ファン631の羽根で弾かれた水滴が直接ダクト65c内へ浸入するのを防ぐことができる。しかし、このように水滴やミストの浸入阻止ばかり考えると電装部品654bを冷却する気流が減少しがちになるので、防滴板653jの長さ,形状は電装部品654bの冷却も十分考慮して決定する必要がある。
また、図16のように防水壁653dの上部を電装部品654b側に張り出すと、つまり、送風機室64から収納室65aへ向かう減速室65bの長さのうち、通風開口653bが配設された高さの減速室65bの長さを、排水機構653cが配設された付近の減速室
65bの長さよりも大きくすると、減速室65bに浸入してきたミストの飛行距離が長くなり、ミストをより確実に気流から分離させ、落下させることができる。このとき、張り出した防水壁653dの下部には電装部品654bの内、背の低いものを配置するようにすると電装箱65を大型化させずともミストの分離効果を上げることができる。このとき更に、減速室65bの下部を排水機構653cの設置に必要な最小限とすることで、電装箱65の大きさを小さくできる。ミストの飛行距離を長く確保できているので、排水機構653c付近の減速室65bの下部は最小限でよいからである。電装箱65を小型化できると、図17のように邪魔板653eの先端と室外ファン631の外径との間に距離を保つことができ、室外ファン流れが安定して騒音の低減を図ることができる。騒音低減の必要が無ければ、室外機を小型化できる。
実施例2は、通常運転時に室外ファン631が実施例1と逆方向に回転する場合の例であり、実施例1と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
実施例2の電装部品654bの冷却構造を図11,図12を用いて説明する。図11は実施例2の室外ファンの回転と水滴の飛ぶ方向を示す図、図12は実施例2の通常時の連通路部の気流を示す図である。
電装部カバー659の遮水壁653a側(図12中右側)は、遮水壁653aを乗越えて送風機室64側に延伸され、下方に折れ曲がった垂直壁に連なっている。電装部カバー659の延伸部と通風開口653bを挟んで、適宜離れた位置に遮水壁653aから突出する邪魔板653eを設け、電装部カバー659の延伸部との間を電装部品654bの冷却空気が流通するダクト65cとしている。電装部カバー659の延伸部先端の垂直壁は邪魔板653eより下方まで伸ばしてダクトカバー659aとなし、ダクトカバー659aと邪魔板653eとの間でダクト65cの送風機室開口65eを構成する。
電装部カバー659の延伸長さや、延伸部から邪魔板653eまでの距離や、邪魔板
653eの突出し長さは、ダクト65c内や送風機室開口65eを電装部品654bの冷却空気が流通するのに支障の無い大きさにする必要がある。また、送風機室開口65eの流路断面積は、少なくとも、遮水壁653aに設けられた複数の小開口 (通風開口653b)の合計開口面積より大きくすると良い。更に言えば、前記の連通路のうち、通風開口653bか収納室開口65dかの流路断面積を最も小さくして、ここで流れが最も絞られるようにすると良い。
また、ダクトカバー659aと邪魔板653eとの長さは、室外ファン631側から通風開口653bを見ようとしたときに、ダクトカバー659aと邪魔板653eとに遮られて通風開口653bが見えないようにする必要がある。
次に、かかる構成の室外機6を運転したときの電装部品収納室65aと送風機室64との連通路の通風状態を詳述する。
先ず、通常の運転時の挙動を図11,図12を使用して説明する。
通常運転時は室外ファン631は図11の実線矢印方向に回転する。このとき、室外機2の周りの空気は図3の黒矢印の如く流れ、送風機室64は室外機2の周辺の外気より負圧になる。
このため、室外機2の配管接続バルブ78の周辺の空気が、隙間を通って機械室68に吸込まれ、機械室68を上昇して電装部品収納室65aの機械室開口653hを通って収納室65aに入る。収納室65aに入った空気は、電装部品654bを冷却して、図12の実線矢印のように流れて、防水壁653dと電装部カバー659との間の収納室開口
65d,減速室65b,通風開口653b,ダクト65cを通って送風機室開口65eに至り、送風機室64に吸込まれる。通常運転時は、このように、室外ファン631の負圧を利用した空気の流れにより電装部品654bが冷却され、空気調和機1は正常に運転を継続することができる。
次に、雨天時の運転について図11,図13を使用して説明する。図13は実施例2の雨天時の連通路部の水滴と気流を示す図である。
雨天の場合でも、正常運転時と変わらず、室外ファン631による室外機6周りの気流は図3の黒矢印の如く流れる。しかし、室外ファン631に雨水等がかかれば、羽根の回転によって弾き飛ばされて、図11の破線の矢印で示すように、勢い良く羽根の回転方向に水滴が飛び出す。
このとき、水滴の大部分は図13に示すように邪魔板653eに遮られてダクト65cに入ることは無い。一部の水滴は送風機室開口65eからダクト65cに入るが、そこで電装部カバー659の延伸部に衝突し、勢いを失いダクトカバー659aに沿って落下する。ごく一部の水滴が衝突時の衝撃で細かな水滴、すなわちミストとなって、気流中に飛び出すが、図13中右側から左側に流れる電装部品654bの冷却風に押されて送風機室64に戻され、減速室65bや電装部品収納室65aに浸入することは無い。
このように、雨天時でも水滴が電装部品収納室65aに浸入することは無く、また、室外ファン631の負圧を利用した空気の流れにより電装部品654bが冷却され、空気調和機1は正常に運転を継続することができる。
次に、悪天候時、例えば暴風雨時の運転について図14,図15を使用して説明する。図14は実施例2の雨天で強逆風時に室外ファンの回転と水滴の飛ぶ方向を示す図、図
15は実施例2の雨天で強逆風時の連通路部の水滴と気流を示す図である。
雨天の悪天候のときなどには、室外ファン631が強風の逆風に逆らえず、通常運転とは逆方向に回転し、図14の太線矢印で示す方向に回転する。これに伴い、室外ファン
631にかかった水滴は羽根の回転方向に弾かれ、図15の太い破線の矢印の如く勢い良く飛ばされる。
この場合、送風機室64は室外機2の周りより正圧になり、電装部品収納室65aには、前述の通常運転と逆の順に空気が流れ、電装部品を冷却する。すなわち、正圧となった送風機室64の空気は図15に示すように、送風機室開口65eからダクト65c,通風開口653b,減速室65b,収納室開口65dを通って収納室65aに押し込まれる。収納室65aに入った空気は、電装部品654bを冷却して、機械室開口653h,配管接続バルブ78の周辺の隙間を通って室外機2の外に押し出される。
他方、室外ファン631で跳ね飛ばされた水滴の大部分は図15に示すようにダクトカバー659aに遮られるなどしてダクト65cに入ることは無い。ダクトカバー659aに衝突した水滴の一部は衝突時の衝撃で細かな水滴、すなわちミストとなって、送風機室64の送風機室開口65e付近に漂う。送風機室開口65e付近に漂うミストは、前述の送風機室64から電装部品収納室65aに向かう気流に押される。気流は上向きであるが、その大部分は重力に引かれて落下し、送風機室開口65eからダクト65c内には入らない。
ごく一部のミストが気流に乗ってダクト65c内に引込まれ、ダクト65cの流路断面積より小さく設定された通風開口653bを通過するときに、絞られて増速され、通風開口653bからほぼ水平方向に飛び出し、減速室65bに入る。減速室65bに入ったミストは実施例1の場合と同様に、減速室65bの底部に落下し、排水機構653cから送風機室64に排出される。
このように、雨天で強風の逆風時でもミストが電装部品収納室65aに浸入することは無く、また、強風による送風機室64の正圧を利用した空気の流れにより電装部品654bが冷却され、空気調和機1は正常とは言えないが、運転を継続することも考えられる。
以上、本発明の本実施例によれば、ミスト等が通風開口653bに達することは無い。また、万が一、気流に乗って運ばれたミストが通風開口653bを通過しても、通風開口653bを通った直後の減速室65bで通路の断面が急拡大するため気流は減速する。
従って、気流に乗って運ばれたミストの内の小さいものは、気流の減速に強く影響されて急速に減速する。このため、ミストは減速室65bを通過する間に重力のため降下し、収納室65aまで到達することが無い。
また、減速室65bにほぼ水平方向から飛び込んできたミストの内の大きいものは、気流の減速の影響を余り受けずに、その慣性と重力の作用により、通風開口より高く設けられた防水壁653dに衝突し、その運動エネルギーを自身の粘性,表面張力や重力に削がれて勢いを失い防水壁653dを伝わって減速室65bの底部に落下する。
このため、収納室65aへのミストの浸入を防ぎ、電装部の信頼性を向上させた空気調和機の室外機を得ることができる。
減速室と収納室との間の防水壁の上縁を、通風開口より上方にすることにより、通風開口を通過した水滴が減速して、少し、降下するだけで防水壁の高さより低くなるので、防水壁を遮水壁の間近に置くことができ、スペースを節約できる。このように、通風開口を通過した水滴も防水壁に阻まれ、捕捉されて、防水壁を伝わって流れ落ち、減速室の底部に到達し、電装部品の収納室にはミストが除去された空気だけが流れて電装部品を冷却する。このため、逆風時にもミストの浸入が無い省スペース形の構造になり、電装部の信頼性が向上した空気調和機の室外機を得ることができる。
一般に、気流の周辺部では気流の速度が遅くなるため、気流に乗って運ばれる水滴も周辺部では小さく、中心部は大きい。従って、通風開口を複数に分れた小開口の集合とすることにより、通風開口間の桟部が気流の中心部を横切ることになる。そして、気流の中心部の大きいミストを桟部で捕捉し遮水壁に沿って流下させ、気流から分離する。さらに、通風開口を通過した気流は小さく分れて減速室に入る。小さく分れているため、気流の周囲から気流の中心に向かって速やかに減速が進行し、中心部の気流に含まれる水滴も速やかに減速する。このように、気流に乗って、飛散してくるミストの大部分を桟部で効果的に遮断し、通風開口を通過したミストも減速室内で速やかに減速させて降下させ、防水壁に捕捉させる構造である。このため、飛散してくるミストを遮断し、通風開口を通過したミストも防水壁に捕捉させて、電装部品収納室へのミストの浸入を防ぐことができる。
減速室内に落下したミストが多くなれば水滴となるが、減速室の底部に排水機構を設けることにより、水滴を溜めないで送風機室に排出することができる。排水機構の送風機室側への排水口は、図5に示すように、電装部ベースと天板と送風機のベルマウスと前面板との間に囲まれた位置に設けると良い。このようにすることにより、この場所には雨天の逆風時でも、水滴が飛んでこない。また、減圧室には逆転する送風機からの気流が入ってくることで空気の静圧が上がり、排出口では送風機からの気流がこないため、空気の静圧が低く保たれている。このため、減圧室に落下した水滴は減圧室から排出口を通って送風機室へ排出される。よって、減速室に浸入した水滴が排除され、電装部品収納室への水滴の浸透を防いだ空気調和機の室外機を得ることができる。
空気調和機の構成図。 室外機の内部構造斜視図。 室外機の天板を一部外した平面図。 室外機の前面板を外した正面図。 図4のAA断面図。 室外ファンの回転と雨滴の飛ぶ方向を示す図。 通常時の連通路部の気流を示す図。 雨天時の連通路部の雨滴と気流を示す図。 雨天で強逆風時に室外ファンの回転と雨滴の飛ぶ方向を示す図。 雨天で強逆風時の連通路部の雨滴と気流を示す図。 実施例2の室外ファンの回転と雨滴の飛ぶ方向を示す図。 実施例2の通常時の連通路部の気流を示す図。 実施例2の雨天時の連通路部の雨滴と気流を示す図。 実施例2の雨天で強逆風時に室外ファンの回転と雨滴の飛ぶ方向を示す図。 実施例2の雨天で強逆風時の連通路部の雨滴と気流を示す図。 実施例1の応用例の連通路部の断面図。 実施例1の応用例の室外ファンと連通路部の位置関係を示す図。 減速室の無い場合の連通路部の雨滴と気流を示す図。
符号の説明
2 室内機
5 リモコン
6 室外機
8 接続配管
21 筐体
23 化粧枠
25 前面パネル
27 空気吸込口
29 空気吹出口
61 ベース
62 外筐
64 送風機室
65 電装箱
65a 収納室
65b 減速室
65c ダクト
65d 収納室開口
65e 送風機室開口
68 機械室
73 室外熱交換器
75 圧縮機
76 アキュムレータ
78 配管接続バルブ
82 接続部開口
396 受光部
397 表示部
611 仕切板
621 前面板
621a モータベース
621e ファンリング
621g 開口基部
622 天板
623 側面板
631 室外ファン
633 送風モータ
635 ファングリル
653 電装部ベース
653a 遮水壁
653b 通風開口
653c 排水機構
653d 防水壁
653e 邪魔板
653f 電装部前壁
653g 電装部後壁
653h 機械室開口
653j 防滴板
654 電装部
654a 基板
654b 電装部品
659 電装部カバー
659a ダクトカバー

Claims (14)

  1. 送風機を設置した送風機室と電装部品の収納室との間に通風開口を有する遮水壁と、前記通風開口が直視できないように設けられた邪魔板と、前記邪魔板と協働して前記通風開口が直視できないように設けられたダクトカバーとを備え、電装部品の冷却風の流れが流れるように構成した空気調和機の室外機において、
    前記遮水壁より前記収納室側に防水壁を備え、
    前記遮水壁と前記防水壁とで前記通風開口面積以上の流路断面積を有する減速室を設けた空気調和機の室外機。
  2. 送風機室からの水滴が、電装品箱内の電装部品を収納する収納室に浸入しないように、前記電装品箱の外部から直視できない位置に配設された通風開口を有する空気調和機の室外機において、
    前記通風開口によって前記送風機室から前記収納室へ向かう流れを絞り、
    前記通風開口と前記収納室との間に防水壁を配設し、この防水壁で、前記通風開口と前記防水壁との間に、前記送風機室から前記収納室へ向かう流れを拡大するための減速室を形成した空気調和機の室外機。
  3. 請求項2において、
    前記通風開口を前記電装品箱の外部から直視できない位置に配設するよう、前記電装品箱の電装部カバーを延伸させて下方に折り曲げてダクトカバーとし、前記通風開口の形成された遮水壁から突出した邪魔板を設けたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  4. 請求項1乃至3の何れかにおいて、
    前記防水壁の上縁を、前記通風開口より上方に配設したことを特徴とする空気調和機の室外機。
  5. 室外ファンが発生する負圧によって冷却空気を電装品箱内に導入して、前記電装品箱の送風機室開口を介して前記室外ファンが配設された送風機室まで吸い込むような流れで電装品箱内を冷却することができる空気調和機の室外機において、
    前記送風機室からのミストが前記電装品箱内の電装部品を収納する収納室に浸入しないように、前記送風機室開口から前記流れの上流に向かって、
    前記電装品箱の外部から直視できない位置に配設された通風開口と、
    前記通風開口を前記流れの上流に向かって通過したミストの進行を減速する減速室と、
    前記減速室と前記収納室との間に配設された収納室開口と
    を設けた空気調和機の室外機。
  6. 請求項5において、
    前記収納室開口を、前記通風開口より上方に配設したことを特徴とする空気調和機の室外機。
  7. 上記請求項の何れかにおいて、
    前記通風開口は、複数の開口であることを特徴とする空気調和機の室外機。
  8. 上記請求項の何れかにおいて、
    前記減速室の底部に排水機構を設けたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  9. 請求項8において、
    前記送風機室から前記収納室へ向かう前記減速室の長さのうち、前記通風開口が配設された高さの前記減速室の長さを、前記排水機構が配設された付近の前記減速室の長さよりも大きくしたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  10. 請求項8または9において、
    前記排水機構を前記送風機室と連通させたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  11. 請求項1,2または5の何れかにおいて、
    前記流れは前記通風開口で最も絞られることを特徴とする空気調和機の室外機。
  12. 請求項1,2または5の何れかにおいて、
    前記流れが流れる連通路は、前記通風開口の流路断面積が最も小さいことを特徴とする空気調和機の室外機。
  13. 請求項5又は6において、
    前記流れは前記収納室開口で最も絞られることを特徴とする空気調和機の室外機。
  14. 請求項5又は6において、
    前記流れが流れる連通路は、前記収納室開口の流路断面積が最も小さいことを特徴とする空気調和機の室外機。
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