JP2008115756A - エンジン水温センサー診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水冷式のエンジンの冷却水温度を検出する水温センサーの診断を正確に行うことができるエンジン水温センサー診断装置を提供する。
【解決手段】エンジン10の水温センサー16を診断するエンジン水温センサー診断装置1において、エンジン回転数センサー13と、噴射量検出手段8と、上記エンジン10の始動時のスタート時水温を記憶するスタート時水温記憶手段8と、冷却水温の最高水温を記憶するための最高水温記憶手段8と、上記エンジン10の始動から積算した合計噴射量が所定量以上であり、かつエンジン回転数が所定回転数以上である状態が所定時間継続したときに、最高水温とスタート時水温との差を求め、その差が所定の異常判定値以下のときに、上記水温センサー16が異常であると判定する異常判定手段8とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、水冷式のエンジンの冷却水温度を検出する水温センサーを診断するエンジン水温センサー診断装置に関するものである。
一般に、エンジンに冷却水を供給して熱交換し、エンジンを冷却する水冷エンジンには、冷却水の温度を管理するための水温センサーが設けられている。
従来、その水温センサーの故障を診断するための診断装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の診断装置によると、水温センサーの診断または冷却系の診断は、エンジン始動後から所定時間経ってからの水温上昇量が、閾値以上であれば正常、閾値未満であれば異常と判定することで行われる。
特開2000−130242号公報
しかしながら、上述した従来の診断装置では、エンジンの運転状態を考慮していないため、エンジン始動から所定時間経っても水温上昇量が少ない場合などに、水温センサーを誤って異常と判定するというケースが起きてしまう虞があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、水冷式のエンジンの冷却水温度を検出する水温センサーの診断を正確に行うことができるエンジン水温センサー診断装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、水冷式のエンジンの冷却水温度を検出する水温センサーを診断するエンジン水温センサー診断装置において、上記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサーと、上記エンジンの燃焼室に噴射された燃料の噴射量を検出する噴射量検出手段と、上記エンジンの始動時に上記水温センサーにて検出されるスタート時水温を記憶するスタート時水温記憶手段と、上記水温センサーにて検出される冷却水温の最高水温を記憶するための最高水温記憶手段と、上記噴射量検出手段にて検出された噴射量を上記エンジンの始動から積算した合計噴射量が所定量以上であり、かつ上記エンジン回転数センサーにて検出されたエンジン回転数が所定回転数以上である状態が所定時間継続したときに、上記最高水温記憶手段の最高水温と上記スタート時水温記憶手段のスタート時水温との差を求め、その差が所定の異常判定値以下のときに、上記水温センサーが異常であると判定する異常判定手段とを備えたものである。
好ましくは、上記水温センサーにて検出された冷却水温の最低水温を記憶するための最低水温記憶手段と、上記異常判定手段にて上記水温センサーが異常であると判定された場合であっても、所定の寒冷条件が成立するときは、上記スタート時水温記憶手段のスタート時水温と上記最低水温記憶手段の最低水温との差を求め、その差が所定の正常判定値を超えるときに、上記水温センサーが正常であると判定する正常判定手段とを備えたものである。
好ましくは、上記正常判定手段は、上記エンジンから排出された冷却水の排熱を用いて暖房を行うヒータの作動を検出したときに、上記所定の寒冷条件が成立したと判断するものである。
好ましくは、上記エンジンの外部の温度を検出する外気温度センサーを備え、上記正常判定手段は、上記外気温度センサーにて検出された外気温が所定の外気温以下のときに、上記所定の寒冷条件が成立したと判断するものである。
本発明によれば、水冷式のエンジンの冷却水温度を検出する水温センサーの診断を正確に行うことができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態のエンジン水温センサー診断装置は、例えば、トラックなどの大型車両に搭載される水冷式のディーゼルエンジンに適用される。
まず、図1に基づきエンジンおよびエンジン水温センサー診断装置の概略構造を説明する。
図1に示すようにエンジン10は、ピストン2を収容するシリンダブロック3と、そのシリンダブロック3に取り付けられたシリンダヘッド4および上記ピストン2にて区画形成された燃焼室5と、その燃焼室5に燃料を噴射、供給するインジェクタ(燃料噴射装置)6と、エンジン10を冷却水にて冷却する冷却装置7と、エンジン10を制御するためのエンジン制御モジュール(以下、ECMという)8とを備える。
シリンダブロック3には、シリンダボア9が形成され、そのシリンダボア9内にピストン2が上下に摺動可能に収容される。そのピストン2は、コンロッド11を介してクランク軸12に連結され、そのクランク軸12を回転駆動する。そのクランク軸12には、クランク軸12の回転数を検出するためのクランク軸センサー13が取り付けられる。
冷却装置7は、シリンダブロック3に形成されたウォータジャケット15と、冷却水温度を検出する水温センサー16と、図示しないラジエータ、タンクおよびポンプとを備える。
ウォータジャケット15は、シリンダボア9を囲うように、シリンダブロック3内に形成され、ウォータジャケット15内にされた導入された冷却水は、シリンダブロック3(或いは燃焼室5)と熱交換した後、ウォータジャケット15から排出される。
ここで、本実施形態の車両には、エンジン10から排出された冷却水の排熱を用いて車室内を暖房するヒータ20が設けられ、そのヒータ20の熱交換器に、ウォータジャケット15が連通される。そのヒータ20の熱交換器には、ウォータジャケット15にてエンジン10と熱交換して暖められた冷却水が導入され、その冷却水は、熱交換器にて車室内の空気と熱交換して冷やされた後、冷却装置7に戻される。
水温センサー16は、ウォータジャケット15に取り付けられる。より具体的には、水温センサー16は、燃焼室5を囲うウォータジャケット15に臨ませて配置される。なお、水温センサー16の配置は、これに限定されない。
本実施形態では、その冷却装置7の水温センサー16を診断するためのエンジン水温センサー診断装置1が車両に設けられる。
エンジン水温センサー診断装置1は、エンジン10の回転数を検出するエンジン回転数センサーをなす上記クランク軸センサー13と、インジェクタ6の噴射量を検出する噴射量検出手段と、エンジン10の始動時に水温センサー16にて検出されるスタート時水温を記憶するスタート時水温記憶手段と、水温センサー16にて検出される冷却水温の最高水温を記憶するための最高水温記憶手段と、エンジン回転数および燃料噴射量に基づく所定の診断条件が成立したときに、スタート時水温と最高水温を比較して、水温センサー16の異常を判定する異常判定手段と、エンジン10(車両)の外部の温度を検出する外気温センサー25とを備える。本実施形態では、ECM8が、噴射量検出手段とスタート時水温記憶手段と最高水温記憶手段と異常判定手段とをなす。
ECM8は、水温センサー16、クランク軸センサー13、外気温センサー25などに接続され、それらセンサ類から検出信号(冷却水温、エンジン回転数、外気温)を受信する。
本実施形態のECM8は、水温センサー16から受信した冷却水温を格納するメモリ26を有し、そのメモリ26内に、スタート時水温、最高水温および後述する最低水温が記憶される。
ECM8は、車両のヒータ20に接続され、そのヒータ20の作動・非作動を検出する。
ECM8は、インジェクタ6に接続され、それインジェクタ6に制御信号を送信する。具体的には、ECM8は、エンジン回転数やアクセル開度などからエンジン10の運転状態を求め、その運転状態に基づいて、インジェクタ6の燃料噴射時期および噴射量を決定する。
ECM8は、詳しくは後述するが、噴射量検出手段(ECM8)にて検出された噴射量をエンジン10の始動から積算した合計噴射量(累積量)が所定量以上であり、かつクランク軸センサー13にて検出されたエンジン回転数が所定回転数以上である状態が所定時間継続したときに、ECM8に記憶された最高水温とスタート時水温との差を求め、その差が所定の異常判定値以下のときに、水温センサー16が異常であると判定する。
また、エンジン水温センサー診断装置1は、上記水温センサー16にて検出された冷却水温の最低水温を記憶するための最低水温記憶手段と、異常判定手段(ECM8)にて上記水温センサー16が異常であると判定された場合であっても、所定の寒冷条件が成立するときは、上記スタート時水温記憶手段のスタート時水温と上記最低水温記憶手段の最低水温との差を求め、その差が所定の正常判定値を超えるときに、上記水温センサー16が正常であると判定する正常判定手段とを備える。本実施形態では、ECM8が、最低水温記憶手段および正常判定手段をなし、最低水温が、ECM8のメモリ26内に記憶される。
ここで、ECM8は、上記エンジン10から排出された冷却水の排熱を用いて暖房を行うヒータ20の作動を検出したときに、上記所定の寒冷条件が成立したと判断するものでもよい。或いは、ECM8は、上記外気温センサー25にて検出された外気温が所定の外気温以下のときに、上記所定の寒冷条件が成立したと判断するものでもよい。
次に、本実施形態のエンジン水温センサー診断装置1の作動を説明する。
本実施形態のエンジン水温センサー診断装置1は、エンジン10の発熱量が低いケースにおいて誤診断してしまうことを避けるため、所定の診断条件が成立したとき、つまり、エンジン10の始動後、エンジン回転数が所定のエンジン回転数(所定回転数)以上である状態が所定時間以上連続し、かつ始動時から所定量以上の燃料を噴射したときに、診断を行う。その診断は、エンジン10の始動時からの水温上昇量に基づき行われる。
具体的には、エンジン水温センサー診断装置1は、”エンジン10の始動時の水温(スタート時水温)”と、”エンジン10の始動後から、上記診断条件に達するまでの水温変化の最大値(最高水温)”とを比較し、それら最高水温からスタート時水温をを引いた差(絶対差)が、所定の閾値(異常判定値)を超えた場合に、水温センサー16を正常と判断する。
さらに、エンジン水温センサー診断装置1は、外的要因(ヒータ20の作動時など)によって冷却水の温度が下がった状態においては(つまり、所定の寒冷条件が成立するときに)、”エンジン10の始動時の水温”と、”エンジン10の始動後から、上記診断条件に達するまでの水温変化の最小値(最低水温)”とを比較し、スタート時水温から最低水温を引いた差(絶対差)が、所定の閾値(正常判定値)を超えた場合に、水温センサー16を正常と判断する。
このように本実施形態では、水温センサー16の診断条件を、エンジン10の実際の運転状態(エンジン回転数および総燃料噴射量)に基づき設定しているので、単に時間の経過のみを診断条件として設定する場合に比べて、水温センサー16の診断を正確に行うことができる。
また、外気温度が低く、さらに、室内用ヒータ20を使用し、エンジン10の発熱量の低い運転状態(アイドルなど)が続いた場合など、エンジン10の始動後から所定時間経っても水温上昇量が少ないケース(エンジン10の始動後に冷却水の温度がスタート時水温よりも低くなるケース)でも、スタート時水温と最低水温とを比較するので、センサー16を誤診断してしまうことを避けることができる。
なお、エンジン水温センサー診断装置1は、最高水温とスタート時水温との差が異常判定値以下であり、かつスタート時水温と最低水温との差が正常判定値以下である場合には、水温センサー16を異常と判断する。
次に、図2に基づき本実施形態のエンジン水温センサー診断装置1による判定フローの一例を説明する。図2のフローは、例えば、イグニッションキーがオン(Key On)されたときに、ECM8により実行される。
まず、ステップS1では、ECM8は、エンジン10が始動されたか否か判断し、エンジン10が始動された場合、ECM8は、ステップS2で、水温センサー16にて検出されたスタート時水温(図2では、水温値a)を受け取る。
さらに、ECM8は、ステップS3およびステップS4で、変数の初期化を行う。
具体的には、ECM8は、ステップS3で、スタート時水温保存用変数(以下、TMPstartという)、最高水温保存用変数(以下、TMPmaxという)、および最低水温保存用変数(以下、TMPminという)に、水温値aを代入し、ステップS4で、時間カウント用変数(以下、Tという)および燃料噴射量カウント用変数(以下、Qという)に、0を代入する。
このステップS3により、ECM8のメモリ26内にスタート時水温が記憶される。
次に、ECM8は、ステップS5で、水温センサー16にて検出された現在の冷却水温(図2では、水温値b)を受け取り、その現在の冷却水温に基づき、ステップS6およびステップS7で最高水温を更新すると共に、ステップS8およびステップS9で最低水温を更新する。
これらステップS6およびステップS7により最高水温がECM8のメモリ26内に記憶され、ステップS8およびステップS9により最低水温がメモリ26内に記憶される。
具体的には、ECM8は、ステップS6で水温値bがTMPmaxを超えるか否か判断し、TMPmaxを超える場合、ステップS7でTMPmaxに水温値bを代入する。ECM8は、ステップS8で水温値bがTMPmin未満か否か判断し、TMPmin未満の場合、ステップS9でTMPminに水温値bを代入する。
ステップS10では、ECM8は、エンジン10の始動時からインジェクタ6により燃焼室5に噴射された燃料噴射量の積算を行う。具体的には、ECM8は、インジェクタ6に指示した燃料噴射量を、Qに加算する。このステップS10により、エンジン10の始動時からの合計噴射量が求められる。
ステップS11では、ECM8は、クランク軸センサー13にて検出されたエンジン回転数が所定回転数(図2ではエンジン回転閾値キャリ、以下K_RPMという、図例では2000RPM)以上である状態が継続した時間を求める。具体的には、ECM8は、クランク軸センサー13から受け取ったエンジン回転数がK_RPM以上か否かを判断し、K_RPM以上の場合、ステップS12でTをインクリメントする。一方、エンジン回転数がK_RPM未満の場合、ECM8は、ステップS13でTをクリア(Tに0を代入)する。
ステップS14では、ECM8は、エンジン10の始動から積算した合計噴射量が所定量(図2では燃料噴射量閾値キャリ、以下K_Qsumという、図例では、0.2L)以上であり、かつエンジン回転数が所定回転数以上である状態が所定時間(図2では時間閾値キャリ、以下K_Trpmという、図例では1min)継続したか否かを判断して、所定の診断条件(Q>=K_QsumかつT>=K_Trpm)が成立したか否かを判断する。
ステップS14で、診断条件が成立した場合、ECM8は、ステップS15に進み、水温センサー16の診断を行う。一方、診断条件が成立しない場合、ECM8は、ステップS5に戻り、再びステップS5からステップS12(ステップS13)を行う。
ステップS15では、ECM8は、最高水温からスタート時水温を引いて最高水温差TMPmax−TMPstartを求め、その最高水温差TMPmax−TMPstartが所定の異常判定値(図2では高温側判定閾値、以下K_DIFmaxという、図例では5℃)を超えるか否かを判断し、異常判定値K_DIFmaxを超える場合、ECM8は、ステップS16にて水温センサー正常処理を行う。
一方、ステップS15で、最高水温差TMPmax−TMPstartが異常判定値K_DIFmax以下の場合、ECM8は、ステップS17で、スタート時水温から最低水温を引いて最低水温差TMPstart−TMPminを求め、その最低水温差TMPstart−TMPminが所定の正常判定値(図2では低温側判定閾値、以下K_DIFminという、図例では3℃)を超えるか否かを判断する。
ステップS17で、最低水温差TMPstart−TMPminが正常判定値K_DIFminを超える場合、ECM8は、ステップS16にて水温センサー正常処理を行う。一方、最低水温差TMPstart−TMPminが正常判定値K_DIFmin以下の場合、ECM8は、ステップS18で水温センサー異常処理、診断コード出力、水温センサー異常時バックアップ処理などを行う。
以上のより、本実施形態では、水温センサー16の診断が正確に行うことができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、様々な変形例や応用例が考えられるものである。
図1は、本発明に係る一実施形態によるエンジン水温センサー診断装置の概略図である。 図2は、本実施形態のエンジン水温センサー診断装置による判定フローの一例を示す。
符号の説明
1 エンジン水温センサー診断装置
5 燃焼室
8 ECM(噴射量検出手段、スタート時水温記憶手段、最高水温記憶手段、異常判定手段)
10 エンジン
13 クランク軸センサー(エンジン回転数センサー)
16 水温センサー

Claims (4)

  1. 水冷式のエンジンの冷却水温度を検出する水温センサーを診断するエンジン水温センサー診断装置において、
    上記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサーと、
    上記エンジンの燃焼室に噴射された燃料の噴射量を検出する噴射量検出手段と、
    上記エンジンの始動時に上記水温センサーにて検出されるスタート時水温を記憶するスタート時水温記憶手段と、
    上記水温センサーにて検出される冷却水温の最高水温を記憶するための最高水温記憶手段と、
    上記噴射量検出手段にて検出された噴射量を上記エンジンの始動から積算した合計噴射量が所定量以上であり、かつ上記エンジン回転数センサーにて検出されたエンジン回転数が所定回転数以上である状態が所定時間継続したときに、上記最高水温記憶手段の最高水温と上記スタート時水温記憶手段のスタート時水温との差を求め、その差が所定の異常判定値以下のときに、上記水温センサーが異常であると判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とするエンジン水温センサー診断装置。
  2. 上記水温センサーにて検出された冷却水温の最低水温を記憶するための最低水温記憶手段と、
    上記異常判定手段にて上記水温センサーが異常であると判定された場合であっても、所定の寒冷条件が成立するときは、上記スタート時水温記憶手段のスタート時水温と上記最低水温記憶手段の最低水温との差を求め、その差が所定の正常判定値を超えるときに、上記水温センサーが正常であると判定する正常判定手段とを備えた請求項1記載のエンジン水温センサー診断装置。
  3. 上記正常判定手段は、上記エンジンから排出された冷却水の排熱を用いて暖房を行うヒータの作動を検出したときに、上記所定の寒冷条件が成立したと判断する請求項2記載のエンジン水温センサー診断装置。
  4. 上記エンジンの外部の温度を検出する外気温度センサーを備え、
    上記正常判定手段は、上記外気温度センサーにて検出された外気温が所定の外気温以下のときに、上記所定の寒冷条件が成立したと判断する請求項2記載のエンジン水温センサー診断装置。
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