JP2008112852A - 箔状コンデンサ、それを用いた配線基板、および配線基板の製造方法 - Google Patents

箔状コンデンサ、それを用いた配線基板、および配線基板の製造方法 Download PDF

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宏 國松
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Abstract

【課題】レーザ加工法によりビアホールを形成する工程を経て製造される箔状コンデンサであって、誘電体層に変質がなく、良好な特性を備えた箔状コンデンサ、それを用いた配線基板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】箔状コンデンサ3は、誘電体層31の一方主面41および他方主面42に、容量形成用電極32,33を設けることにより形成されており、一方主面には、ビアホール形成予定領域5aを取り囲むように形成された浮き電極32bと、浮き電極の周囲に形成された電極非形成部32aと、電極非形成部を介して、浮き電極の周囲に形成された一方側の容量形成用電極32が配設されており、他方主面には、ビアホール形成予定領域5aを取り囲むように形成された浮き電極33bと、浮き電極の周囲に形成された電極非形成部33aと、電極非形成部を介して、浮き電極の周囲に形成された他方側の容量形成用電極33が配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンデンサ、それを用いた配線基板、および、その製造方法に関し、詳しくは、箔状のコンデンサ、それを一体に備えた配線基板、および箔状コンデンサを一体に備えた配線基板の製造方法に関する。
電子機器に広く使用される電子部品の一つにコンデンサがあり、電子機器の小型化にともなって、コンデンサに対しても小型が要求されている。そして、近年では、電子機器のさらなる小型化のための方策として、コンデンサなどの電子部品を配線基板内に内蔵することが行われている。
コンデンサなどの電子部品を配線基板内に内蔵することは、実装密度の向上による小型化に加えて、回路長が短縮されることによるインダクタンスの低減効果をもたらす。
配線基板にコンデンサを内蔵する例としては、例えば、プリント配線基板にコンデンサを内蔵させ、このコンデンサを構成する各電極層を、誘電体層を貫通して形成されたビアホールを介して半導体デバイスに接続するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、薄型のキャパシタをプリント配線基板に埋め込み、このキャパシタの電極と基板上に形成された回路配線とをビアホールを介して電気的に接続するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
そして、これらの技術を用いることにより、実装密度を低下させることなく、コンデンサを半導体デバイスのできるだけ近くに配置することが可能になるとされている。
ところで、コンデンサを回路基板に貼り合わせたり、あるいはコンデンサを回路基板に埋め込んで、コンデンサと、半導体デバイスや回路基板などとの間で電気的接続をとる上で、その接続回路によって生じるインダクタンスを極小化するためにビアホールを形成することが有効である。しかしながら、このようなビアホールの形成に際し、コンデンサを構成する誘電体層を貫通するビアホールを形成することが必要になる場合がある。
コンデンサを構成する誘電体層を貫通するビアホールを形成する場合、誘電体層がシート工法や印刷工法といった厚膜工法で製作されるセラミックについては、スパッタ工法などの薄膜工法で製作されるものとは異なり、レーザビームを照射して穿孔するレーザ加工法が通常用いられている。
なお、上述の特許文献2においても、レーザ穿孔によりビアホールを形成し、その後のめっきで接続導体を形成する点が記述されている。
しかしながら、特許文献2に記載されているようなレーザ加工法により、特許文献1,2に記載されているようなビアホールを形成する場合、レーザビームが誘電体層に照射されることになるが、特に、容量形成用の電極が存在せずにレーザビームが直接的に誘電体層に照射される領域では、レーザビームの照射による熱エネルギによって、ビアホールの周囲の誘電体層が高温に加熱されて変質し、その変質部分では絶縁性が低下したりする場合がある。そして、この絶縁性が低下した部分では、リーク電流の増加や、耐久性の低下などが発生し、コンデンサとしての特性の劣化や不良の原因になるという問題点がある。
例えば、図8に示す従来の配線基板は、配線パターン82,83が形成された基板本体62の上部に、箔状コンデンサ63が樹脂64により埋め込まれて一体化された構造を有している。
箔状コンデンサ63は、誘電体層91の表裏の両主面に容量形成用の電極92,93がそれぞれ形成されている。そして、一方の電極92が接続導体66を介して配線パターン83に接続されるときには、他方の電極93が一方の電極92と絶縁されるように、他方の電極93に誘電体層91が露出する電極非形成部93aが設けられている。また、他方の電極93が接続導体66を介して配線パターン82に接続されるときには、一方の電極92が他方の電極93と絶縁されるように一方の電極92に誘電体層91が露出する電極非形成部92aが設けられている。そして、これによって、電極92,93がともに一つのビアホール65の接続導体66に共通に接続されないようにして、箔状コンデンサ63がコンデンサとしての機能を果たすとともに、各電極92,93が所定の配線パターン82,83に個別に接続されるように構成されている。
このような構成の配線基板において、他方の電極93と配線パターン82とを接続するためのビアホール65およびその近傍に着目すると、電極非形成部92aでは、誘電体層91は樹脂64には覆われているが、電極92には覆われておらず、レーザビームが直接的に電極非形成部92aの誘電体層91に照射される。このため、レーザビーム照射の初期段階にビーム照射によるエネルギによってビアホール65の周囲の誘電体層91が高温に加熱されて変質し、変質部分91aでは絶縁性の低下を生じ、絶縁性が低下した変質部分91aでは、リーク電流の増加や、耐久性の低下などの特性の劣化を招くという問題点がある。
特開2006−32510号公報 特開2006−19749号公報
本願発明は、上記の課題を解決するものであり、コンデンサを構成する誘電体層を貫通するビアホールをレーザ加工で形成する際に誘電体層の変質を防止して良好な特性を確保できるようにした箔状コンデンサ、およびこれを用いた配線基板、ならびに該配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本願発明にあっては、次の構成を採用している。
すなわち、本願発明(請求項1)にかかる箔状コンデンサは、
箔状の誘電体層に容量形成用電極を配設することにより形成された箔状コンデンサであって、
誘電体層と、前記誘電体層の、箔状コンデンサがその表面に配設されることになる配設対象と対向しない側の一方主面に配設された一方側の容量形成用電極と、前記配設対象と対向する側の他方主面に配設された他方側の容量形成用電極とを備え、
前記誘電体層は、前記一方側および他方側の容量形成用電極のうちの所定の電極を、前記配設対象が備える配線パターンに接続する接続用導体を設けるためのビアホールを形成すべきビアホール形成予定領域を備え、
前記誘電体層の前記配設対象と対向しない側の一方主面には、前記他方側の容量形成用電極と前記配設対象の前記配線パターンを接続するためのビアホールを形成すべき前記ビアホール形成予定領域を取り囲むように配設された浮き電極と、前記浮き電極の周囲に配設された電極非形成部と、前記電極非形成部を介して、前記浮き電極の周囲に配設された一方側の容量形成用電極とを備えていること
を特徴としている。
また、請求項2の箔状コンデンサは、請求項1の発明の構成において、前記誘電体層の前記配設対象と対向する側の他方主面には、前記一方側の容量形成用電極と前記配設対象の前記配線パターンを接続するためのビアホールを形成すべき前記ビアホール形成予定領域を取り囲むように配設された浮き電極と、前記浮き電極の周囲に配設された電極非形成部と、前記電極非形成部を介して、前記浮き電極の周囲に配設された他方側の容量形成用電極とを備えていることを特徴としている。
また、請求項3の箔状コンデンサは、請求項1または2記載の箔状コンデンサにおいて、前記浮き電極が、リング状に形成されていることを特徴としている。
また、請求項4の箔状コンデンサは、請求項1〜3のいずれかの発明の構成において、前記配設対象が、配線パターンを備えた基板本体であることを特徴としている。
また、請求項5の配線基板は、
配線パターンを備えた基板本体と、
前記基板本体に接合された、請求項4記載の箔状コンデンサと
を備え、
前記箔状コンデンサの少なくとも前記基板本体と対向しない側の一方主面に配設された浮き電極の内側にレーザ加工により前記基板本体に達するビアホールが形成され、かつ、
前記ビアホール内には接続導体が設けられ、前記接続導体が前記基板本体に形成された配線パターンに電気的に接続されていること
を特徴としている。
また、請求項6の配線基板の製造方法は、
請求項4記載の箔状コンデンサを埋め込み樹脂により、配線パターンを備えた基板本体に一体的に固定する工程と、
前記箔状コンデンサに、前記浮き電極が形成された面側からレーザビームを照射して、前記浮き電極の内側を通過して前記基板本体に達するビアホールを形成する工程と、
前記ビアホール内に、前記基板本体の配線パターンに電気的に接続する接続導体を形成する工程と
具備することを特徴としている。
本願発明(請求項1)にかかる箔状コンデンサによれば、誘電体層の配設対象と対向しない側の一方主面に、他方側の容量形成用電極と配設対象の配線パターンを接続するためのビアホールを形成すべきビアホール形成予定領域を取り囲むように配設された浮き電極と、浮き電極の周囲に配設された電極非形成部と、電極非形成部を介して、浮き電極の周囲に配設された一方側の容量形成用電極とを備えているので、ビアホール形成時には、浮き電極の内側を通過するようにレーザビームを照射することにより、浮き電極が、ビーム照射による熱エネルギによりビアホールの周囲の誘電体層が高温にさらされて変質することを防止する機能を果たすため、良好な特性を維持した、信頼性の高い箔状コンデンサを得ることが可能になる。
また、請求項2の箔状コンデンサの場合、誘電体層の配設対象と対向する側の他方主面に、一方側の容量形成用電極と配設対象の配線パターンを接続するためのビアホールを形成すべきビアホール形成予定領域を取り囲むように配設された浮き電極と、浮き電極の周囲に配設された電極非形成部と、電極非形成部を介して、浮き電極の周囲に配設された他方側の容量形成用電極とを備えた構成が与えられているため、誘電体層の両面側の構造が対称的な構造となる。その結果、ビアホール形成後に例えばめっき処理により接続導体を形成(充填)する場合などに、めっき条件を整えることが容易になり、均一な接続導体の形成が容易になる。
また、請求項3の箔状コンデンサの場合、浮き電極がリング状に形成されているため、ビアホール形成時に、レーザビームが浮き電極によって円形に絞り込まれて偏りがなくなるため、誘電体層の変質をより確実に抑制することが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
また、請求項4の箔状コンデンサのように、配設対象が配線パターンを備えた基板本体であって、本願発明の箔状コンデンサを、該基板本体に配設するようにした場合、コンデンサの要求特性を十分に確保することが可能で、かつ、実装密度の高い配線基板を得ることが可能になる。
また、請求項5の配線基板によれば、本願発明の箔状コンデンサの特徴を維持しつつ、ビアホールを介して、箔状コンデンサ上に、半導体デバイスなどの表面実装型電子部品を実装することが可能で、かつ、表面実装型電子部品と基板本体との配線距離を短くすることができるため、余分なインダクタンスの発生を抑制して、コンデンサの要求特性を十分に確保することが可能で、かつ、実装密度の高い配線基板を提供することが可能になる。
また、請求項6の配線基板の製造方法によれば、上述のような特性を備えた請求項5の配線基板を、複雑な構成を必要とすることなく、経済的に製造することができる。
以下、本願発明の実施例を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1は本願発明の実施例にかかる配線基板の構成を示す断面図である。
この配線基板1は、配線パターン22,23を備えた基板本体(箔状コンデンサの配設対象)2と箔状コンデンサ3とを備えており、箔状コンデンサ3は、埋め込み樹脂4によってその内部に埋め込まれるとともに、基板本体2の表面に一体的に結合されている。
基板本体2は、例えばガラスエポキシなどからなる基板21の内部および表面の所定箇所に配線パターン22,23を備えている。
一方、箔状コンデンサ3は、誘電体層31の上側の主面(一方主面)41に、容量形成用電極32が配設され、また、誘電体層31の下側の主面(他方主面)42に、容量形成用電極33が配設された構造を有している。
箔状コンデンサ3において、誘電体層31の基板本体2と対向しない側の一方主面(上側の主面)41には、他方側の容量形成用電極33と基板本体2の配線パターン(例えば電源の正端子)22を接続するためのビアホール5(図1,図4(a),(b)参照)を形成すべきビアホール形成予定領域5a(図3(b),(c))を取り囲むように形成された浮き電極32bと、浮き電極32bの周囲に形成された電極非形成部32aと、電極非形成部32aを介して、浮き電極32bの周囲に形成された一方側の容量形成用電極32とが配設されている。
また、誘電体層31の基板本体2と対向する側の他方主面(下側の主面)42には、一方側の容量形成用電極32と基板本体2の配線パターン22を接続するためのビアホール5を形成すべきビアホール形成予定領域5a(図3(b),(c))を取り囲むように形成された浮き電極33bと、浮き電極33bの周囲に形成された電極非形成部33aと、電極非形成部33aを介して、浮き電極33bの周囲に形成された他方側の容量形成用電極33とが配設されている。
すなわち、この箔状コンデンサ3においては、図1に示すように、ビアホール5および接続導体6が形成された後の状態において、一対の容量形成用電極32,33が一つのビアホール5内の接続導体6に共通に接続されることがないように、半導体デバイスなどの表面実装部品(図示せず)の搭載される面側(図1では上面側)に位置する一方側の容量形成用電極32には、その一部が除かれて誘電体層31が埋め込み樹脂4に露出する平面視円形の電極非形成部32aが設けられ、この電極非形成部32aの内側にリング状の浮き電極32bが形成されており、この浮き電極32bで囲まれた内側、誘電体層31、および他方側の容量形成用電極33を貫通してビアホール5が形成されるように構成されている。そして、ビアホール5内には、電気めっきなどにより接続導体6が充填されるように構成されている。これにより、図示しない半導体デバイスなどの表面実装部品の接続端子が接続導体6を介して箔状コンデンサ3の他方側の容量形成用電極33および基板本体2の配線パターン(例えば電源の正端子)22または配線パターン23と電気的に接続されることになる。
また、誘電体層31の、基板本体2と対向する他方主面42に位置する他方側(図1では下面側)の容量形成用電極33についても同様に、その一部が除かれて誘電体層31が埋め込み樹脂4に露出する平面視円形の電極非形成部33aが設けられ、この電極非形成部33aの内側にリング状の浮き電極33bが形成されており、一方側の容量形成用電極32、誘電体層31、および浮き電極33bで囲まれた内側を貫通してビアホール5が形成されるように構成されている。そして、ビアホール5内には、めっきなどによって接続導体6が充填されるように構成されている。これにより、図示しない半導体デバイスなどの表面実装部品の接続端子が接続導体6を介して一方側の容量形成用電極32および基板本体2の配線パターン(例えば電源の負端子)23または配線パターン22と電気的に接続されることになる。
次に、図1に示した構成の配線基板1の製造方法について、図2〜5を参照しつつ説明する。なお、以下の各製造工程において列挙する数値などはあくまで一例であって、これに限定されるものではない。
(1)誘電体グリーンシートの作製
誘電体層31となるべき誘電体セラミックスラリー、容量形成用電極32,33となるべき導体スラリー、およびこれらのスラリー焼成時の面内収縮や、反りなどの発生を抑制、防止するための収縮抑制用(焼成補助用)グリーンシートとなるべき焼成補助用セラミックスラリーをそれぞれ準備する。
誘電体セラミックスラリーは、例えば、
(a)(Ba,Ca)TiO3を主成分とする平均粒径0.2μmの誘電体セラミック粉末と、
(b)ポリビニルブチラール樹脂を主成分とする有機バインダと、
(c)トルエンとエタノールとを体積比で1:1に調合した有機溶剤と
を混合、分散して調製する。
このときの誘電体セラミック粉末、有機バインダ、および有機溶剤の混合比率は、体積比で9:6:85とする。
そして、この誘電体セラミックスラリーを、ドクターブレード法によりシート状に成形し、厚さ2μmの誘電体グリーンシートを得る。
また、導体スラリーは、
(a)平均粒径0.5μmのNi粉末と、
(b)ポリビニルブチラール樹脂を主成分とする有機バインダと、
(c)トルエンとエタノールとを体積比で1:1に調合した有機溶剤と
を混合、分散して作製する。
このときのNi粉末、有機バインダ、および有機溶剤の混合比率は、体積比で9:6:85とする。
そして、この導体スラリーを、ドクターブレード法によりシート状に成形し、厚さ9μmの導体グリーンシートを得る。
さらに、焼成補助用セラミックスラリーは、
(a)酸化物無機材料として平均粒径1.0μmのAl23粉末と、
(b)ポリビニルブチラール樹脂を主成分とする有機バインダと、
(c)トルエンとエタノールとを体積比で1:1に調合した有機溶剤と
を混合、分散して作製する。
このときのAl23粉末、有機バインダ、および有機溶剤の混合比率は、体積比で9:6:85とする。次に、ドクターブレード法によって誘電体セラミックスラリーをシート状に成形し、厚さ100μmの焼成補助用グリーンシートを得る。
(2)積層
図2に示すように、上記の誘電体グリーンシート51、導体グリーンシート52,53、および焼成補助用グリーンシート54,55を所要寸法に打ち抜き、誘電体グリーンシート51の上下に、それぞれ導体グリーンシート52,53と焼成補助用グリーンシート54,55とが順次配置されるように積層、圧着することにより積層体を形成する。なお、積層後の圧着は、温度50℃、加圧力100MPaの条件で30秒間の加圧処理を行うことにより実施した。
(3)焼成
上述のようにして作製した積層体を、窒素雰囲気中、280℃で5時間保持して脱バインダ処理を行い、次いで、還元雰囲気中、約1150℃で2時間保持して積層体を焼成する。
その後、Niの平衡酸素分圧を基準にして、トップ温度での酸素雰囲気よりも還元側に維持し、この雰囲気中で焼成炉の温度を常温にまで下降させて焼成処理を終了する。
この焼成処理により、焼成補助用グリーンシート54,55は、有機バインダ、有機溶剤などの有機物の揮発および消失によって板状の焼成補助用部材となり、誘電体層の焼成収縮や反りの発生を抑制する収縮抑制層としての機能を果たす。
そして、この収縮抑制層は、焼成処理の終了後に、特に機械的加工を施すことなく分離することができる。これにより、図3(a)に示すように、誘電体層31の一方主面41および他方主面42に、パターン形成前の電極(全面電極)32e,33eが形成された箔状コンデンサ3が得られる。この箔状コンデンサ3において、誘電体層31の厚みは1.2μm、上下の各電極32e,33eの厚みはそれぞれ7.5μmである。
(4)パターン形成
次に、図3(b)に示すように、ビアホール5の形成領域(ビアホール形成予定領域5a)を確保するために、箔状コンデンサ3の誘電体層31の一方主面41および他方主面42上に形成されている各電極32e,33eをフォトリソエッチングしてパターン形成を行う。
なお、各電極32e,33eをパターニングすることにより形成される容量形成用電極、浮き電極、および電極非形成部の構成は、本願発明の箔状コンデンサを用いた配線基板の構成に関連するものであることから、以下においては、形成される容量形成用電極、浮き電極、電極非形成部の構成についても詳しく説明する。
この電極32e,33eへのパターン形成に際して、図示しない半導体デバイスなどの表面実装部品の端子と、他方主面42の容量形成用電極33および基板本体2の配線パターン22,23とを電気的に接続するビアホール5を形成すべき領域(ビアホール形成予定領域5a)の、一方側の容量形成用電極32が形成される誘電体層31の一方主面41側については、ビアホール5(ビアホール形成予定領域5a)を取り囲むように形成された浮き電極32bと、浮き電極32bの周囲に形成された電極非形成部32aと、電極非形成部32aを介して、浮き電極32bの周囲に形成された一方側の容量形成用電極32とを備えたパターンを形成する(図5,6参照。なお、図6は図5のA−A線断面図である)。また、誘電体層31の他方主面42側(図3(c)では下面側)の電極33eには、浮き電極32bと誘電体層31を挟んで対向する位置に、浮き電極32bの内径と同じ口径をもつビーム通過孔33cを形成する。
また、図示しない半導体デバイスなどの表面実装部品の端子と、一方側の容量形成用電極32および基板本体2の配線パターン22,23とを電気的に接続すべきビアホール5(ビアホール形成予定領域5a)を形成すべき領域の、他方側の容量形成用電極33が形成される他方主面42側については、ビアホール5(ビアホール形成予定領域5a)を取り囲むように形成された浮き電極33bと、浮き電極33bの周囲に形成された電極非形成部33aと、電極非形成部33aを介して、浮き電極33bの周囲に形成された他方側の容量形成用電極32とを備えたパターンを形成する(図5,6参照)。また、誘電体層31の一方主面41側(上面側)の電極32eには、浮き電極33bと誘電体層31を挟んで対向する位置に、浮き電極33bの内径と同じ口径をもつビーム通過孔32cを形成する。
なお、この実施例では、図6に示す、電極非形成部32a,33aの口径D1は200μm、浮き電極32b,33bの外径D2は140μm、内径D3は100μm、ビーム通過孔32c,33cの口径D4は100μmとした。
(5)箔状コンデンサの埋め込み
次に、パターン形成後の箔状コンデンサ3を、ダイサーを用いて所定形状に切断した後、基板本体2上に、厚み50μmのエポキシ樹脂シートを用いて箔状コンデンサ3を貼り付ける。その際、基板本体2に予め形成されている配線パターン22,23と、ビアホール形成予定領域5aとが一致するように位置合わせを行う。それから、エポキシ樹脂を、170℃、5時間の条件で硬化させる。さらに、箔状コンデンサ3の上に厚み50μmのエポキシ樹脂シートを貼り付け、170℃、5時間の条件でエポキシ樹脂を硬化させる。
これにより、図3(c)に示すように、箔状コンデンサ3が埋め込み樹脂4内に埋め込まれるとともに、基板本体2に固着されて一体化された構造体が得られる。
(6)ビアホールの形成
図4(a)に示すように、各ビアホール形成予定領域5aを取り囲むように形成された浮き電極32b,33bおよびビーム通過孔32c,33c内を通過するようにレーザビーム(CO2レーザ)を照射して基板本体2に形成されている配線パターン22,23に達する深さのビアホール5を形成する。なお、この実施例ではCO2レーザを用いてビアホールを形成するようにしているが、レーザの種類はこれに限定されるものではなく、微細加工が可能なTHG−YAGレーザなどを使用することも可能である。
(7)接続導体の形成
それから、金属めっき処理を施して、図4(b)に示すように、各ビアホール5内にNiなどの接続導体6を充填する。これにより、箔状コンデンサ3の各容量形成用電極32,33が接続導体6を介して基板本体2の所定の配線パターン22,23に電気的に接続される。
なお、比較のため、ビアホール形成領域の周囲に浮き電極を備えていない箔状コンデンサ(比較例)を作製し、その特性を比較した。
[比較試験]
上述のようにして作製した、ビアホール形成予定領域の周囲に浮き電極を備えている本願発明の実施例にかかる箔状コンデンサと、浮き電極を備えていない比較例の箔状コンデンサについて、特性を比較するために、以下に説明するような比較試験を行った。
まず、図3(b)に示すように、箔状コンデンサ3の誘電体層31の両主表面上に形成されている各電極32e,33eの一部をエッチグしてパターン形成した段階で、ビアホール形成予定領域5aの周囲の浮き電極32b,33bおよびビーム通過孔32c,33c内を通過するようにレーザビームを照射してビアホール5を形成した後、誘電体層31を介して対向する上下の容量形成用電極32,33に絶縁抵抗計を接続して絶縁抵抗値を測定した。
また、比較のために、ビアホール形成予定領域に浮き電極を形成しない比較例の箔状コンデンサについても、同じ条件で試験を行った。すなわち、この比較例では、図7に示すように、口径D1が160μmの電極非形成部32a,33aと、口径D4が100μmのビーム通過孔32c,33cを形成する一方、浮き電極は形成せずに、上面側からレーザビームを照射してビアホールを形成する工程を経て浮き電極を備えていない比較例の箔状コンデンサを作製した。
浮き電極32b,33bを備えている、本願発明の実施例にかかる箔状コンデンサ3の場合、1V印加時の抵抗は1GΩ以上の大きな値を示し、リーク電流値は2×10-5A/m2と小さな値を示した。この結果から、ビアホール5の形成後も箔状コンデンサ3は良好な絶縁性を維持していることが確認された。
一方、ビアホール形成予定領域の周囲に浮き電極を形成していない比較例の箔状コンデンサの場合、ビアホール形成後の絶縁抵抗を測定すると、リーク電流値が5×10-4A/m2程度まで増加するものがあった。その原因を調査すると、誘電体層31の、レーザビームが入射した領域の周囲部分に変質が生じていることが確認された。
この結果から、実施例の箔状コンデンサ3のように、ビアホール形成予定領域の周囲に予め浮き電極32b,33bを形成しておくことにより、誘電体層31の、レーザビーム照射領域の周囲部分の変質を抑制、防止できることが確認された。
以上のように、本願発明によれば、箔状コンデンサ3を構成する誘電体層31の、電極非形成部32a,33aの内側に熱拡散用の浮き電極32b,33bを形成し、ビアホール5の形成時に照射されるレーザビームが、浮き電極32b,33bの内側を通過するようにしているので、レーザビームのエネルギがビアホール5の周囲の誘電体層31に印加され、変質することを防止して、良好な特性を備えた箔状コンデンサ3を提供することが可能になる。
また、この箔状コンデンサ3を用いた配線基板1は、箔状コンデンサ3の特徴を維持しつつ、半導体デバイスなどの表面実装部品や基板本体2との配線距離を短くすることができるので、余分なインダクタンスの発生を抑制することが可能で、コンデンサの要求特性を十分に確保することが可能で、かつ、実装密度の高い配線基板1を提供することができる。
なお、上記の実施例のように、浮き電極32b,33bをリング状に形成した場合、ビアホール5の形成時に、レーザビームを浮き電極32b,33bによって円形に絞り込み、レーザエネルギーの位置的な偏りをなくして、誘電体層31の変質をより一層確実に抑制することができる。ただし、浮き電極は必ずしもリング状でなくてもよく、例えば、一部が開環したC字状やU字状、あるいは、リングを2以上の位置で開環させた形状など、他の形状とした場合にも、誘電体層31の変質をそれなりには抑制、防止することが可能であり、有意義である。
また、上記の実施例では、レーザビームの照射側である一方主面41側に浮き電極32aを形成するとともに、他方主面42側にも浮き電極33bを形成するようにしているので、誘電体層の両面側が対称的な構造となる。その結果、ビアホール形成後に例えばめっき処理により接続導体を形成(充填)する場合などに、めっき条件を整えることが容易になり、均一な接続導体の形成が容易になるという利点がある。
しかしながら、誘電体層31の変質防止の観点からは、レーザビームの照射側とは逆の他方主面42側に浮き電極33bを設けることは本願発明に必須の要件ではなく、場合によっては省略することも可能である。
本願発明はさらにその他の点においても上記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において各種の変形や応用を加えることが可能である。
例えば、上記の実施例では、箔状コンデンサがデカップリング用として使用される場合について説明したが、本願発明はこのような用途に限られるものではなく、交流信号に含まれる直流成分をカットして有効な周波数帯の信号のみを通過させるカップリング機能や、一つ以上の電気的機能をもつ回路定数機能としての役割を担うものなど、様々な目的に適用することが可能である。
また、上記実施例では、箔状コンデンサが配設される対象が配線パターンを備えた基板本体である場合を例にとって説明したが、箔状コンデンサが配設される対象は基板本体である場合に限られるものではなく、配設対象が基板以外の、配線パターンを備えた電子部品である場合などにも本願発明を適用することが可能である。
上述のように、本願発明によれば、レーザ加工法によるビアホール形成の際の誘電体層の変質を抑制防止して、良好な特性を備えた箔状コンデンサを提供することが可能になる。また、本願発明によれば、要求特性を満たす箔状コンデンサを備えた、実装密度の高い配線基板を提供することが可能になる。
したがって、本願発明は、レーザ加工法によりビアホールを形成する工程を経て製造される箔状コンデンサ、およびそれを用いた配線基板およびその製造方法に関する分野に広く適用することができる。
本願発明の一実施例にかかる箔状コンデンサを備えた配線基板の構成を示す断面図である。 本願発明の一実施例にかかる箔状コンデンサの製造方法を説明する図であって、箔状コンデンサの製造工程において形成した積層体を示す断面図である。 本願発明の一実施例にかかる箔状コンデンサを備えた配線基板の製造工程を示す図である。 本願発明の一実施例にかかる箔状コンデンサを備えた配線基板の製造工程を示す他の図である。 本願発明の一実施例にかかる箔状コンデンサの要部を拡大して示す平面図である。 図5のA−A線断面図である。 本願発明の一実施例にかかる箔状コンデンサとの比較のために形成した比較例の箔状コンデンサの要部を示す図である。 従来の配線基板の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 配線基板
2 基板本体(箔状コンデンサの配設対象)
3 箔状コンデンサ
4 埋め込み樹脂
5 ビアホール
5a ビアホール形成予定領域
6 接続導体
21 基板
22,23 配線パターン
31 誘電体層
32,33 容量形成用電極
32a,33a 電極非形成部
32b,33b 浮き電極
32c,33c ビーム通過孔
32e,33e 誘電体層の両主面に形成された電極(全面電極)
41 誘電体層の一方主面
42 誘電体層の他方主面
51 誘電体グリーンシート
52,53 導体グリーンシート
54,55 焼成補助用グリーンシート
D1 電極非形成部の口径
D2 浮き電極の外径
D3 浮き電極の内径
D4 ビーム通過孔の口径

Claims (6)

  1. 箔状の誘電体層に容量形成用電極を配設することにより形成された箔状コンデンサであって、
    誘電体層と、前記誘電体層の、箔状コンデンサがその表面に配設されることになる配設対象と対向しない側の一方主面に配設された一方側の容量形成用電極と、前記配設対象と対向する側の他方主面に配設された他方側の容量形成用電極とを備え、
    前記誘電体層は、前記一方側および他方側の容量形成用電極のうちの所定の電極を、前記配設対象が備える配線パターンに接続する接続用導体を設けるためのビアホールを形成すべきビアホール形成予定領域を備え、
    前記誘電体層の前記配設対象と対向しない側の一方主面には、前記他方側の容量形成用電極と前記配設対象の前記配線パターンを接続するためのビアホールを形成すべき前記ビアホール形成予定領域を取り囲むように配設された浮き電極と、前記浮き電極の周囲に配設された電極非形成部と、前記電極非形成部を介して、前記浮き電極の周囲に配設された一方側の容量形成用電極とを備えていること
    を特徴とする箔状コンデンサ。
  2. 前記誘電体層の前記配設対象と対向する側の他方主面には、前記一方側の容量形成用電極と前記配設対象の前記配線パターンを接続するためのビアホールを形成すべき前記ビアホール形成予定領域を取り囲むように配設された浮き電極と、前記浮き電極の周囲に配設された電極非形成部と、前記電極非形成部を介して、前記浮き電極の周囲に配設された他方側の容量形成用電極とを備えていることを特徴とする請求項1記載の箔状コンデンサ。
  3. 前記浮き電極が、リング状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の箔状コンデンサ。
  4. 前記配設対象が、配線パターンを備えた基板本体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の箔状コンデンサ。
  5. 配線パターンを備えた基板本体と、
    前記基板本体に接合された、請求項4記載の箔状コンデンサと
    を備え、
    前記箔状コンデンサの少なくとも前記基板本体と対向しない側の一方主面に配設された浮き電極の内側にレーザ加工により前記基板本体に達するビアホールが形成され、かつ、
    前記ビアホール内には接続導体が設けられ、前記接続導体が前記基板本体に形成された配線パターンに電気的に接続されていること
    を特徴とする配線基板。
  6. 請求項4記載の箔状コンデンサを埋め込み樹脂により、配線パターンを備えた基板本体に一体的に固定する工程と、
    前記箔状コンデンサに、前記浮き電極が形成された面側からレーザビームを照射して、前記浮き電極の内側を通過して前記基板本体に達するビアホールを形成する工程と、
    前記ビアホール内に、前記基板本体の配線パターンに電気的に接続する接続導体を形成する工程と
    を具備することを特徴とする配線基板の製造方法。
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