JP2008111262A - 排水管リフォ−ムシステム - Google Patents

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Koichiro Okamoto
浩一郎 岡本
Hideyuki Maruyama
秀行 丸山
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Abstract

【課題】既存の排水システムの排水立て管をそのまま採用して排水システム全体をサイフォン排水システムに変更する。これによって、リフォ−ム時のコストが安価となるだけでなく、リフォ−ムの際の間取りの自由度が著しく増すこととなったものである。
【解決手段】既存の排水システムが、排水立て管1と、各フロアの水廻り器具2a、2bに接続された勾配を付けた排水管3と、当該排水管3が排水立て管1に備えた合流部継手5Bに接続された勾配排水システムであって、リフォ−ム時にサイフォン排水システムに切り替え、サイフォン排水管13の垂下部13Aを一階下のフロアの合流部継手5Bに接続し、既存の排水立て管1をリフォ−ム後のサイフォン排水システムの排水立て管として再利用する排水管リフォ−ムシステムである。15はサイフォン排水システム用の合流継手である。
【選択図】図4

Description

本発明は、住宅のリフォ−ム時にサイフォン排水システムに切り替えるための排水管リフォ−ムシステムにかかるものである。
従来の排水システムはいわゆる勾配排水システムであり、集合住宅にあっては、排水立て管がパイプスぺ−ス内に備えられ、各フロアの水廻り器具からの排水は基本的には勾配を付けた排水管が配置され、排水立て管に接合された継手に合流して排水するシステムである。
しかるに、集合住宅のリフォ−ムの際、部屋の配置の変更、即ち水廻り器具の配置の変更が行われるのが一般的である。しかしながら、パイプスぺ−ス内に立設されている排水立て管からの距離が遠くなれば、その分床下の空間が広く必要とされる。このことは、居住空間の縦スぺ−スが減ることとなり、住居として優れたものとは言えないものとなってしまうことが指摘されている。
本発明は、主として集合住宅のリフォ−ムの際に、上記したような欠点をなくす排水管リフォ−ムシステムを提供するものであり、従来の勾配排水システムからサイフォン排水システムに変更する際の新たなシステムの提案である。
本発明の要旨は、既存の排水システムが、排水立て管と、各フロアの水廻り器具に接続された勾配を付けた排水管と、当該排水管が排水立て管に備えた合流部に接続された勾配排水システムであって、リフォ−ム時にサイフォン排水システムに切り替え、サイフォン排水管の垂下部を一階下のフロアの合流部に接続し、既存の排水立て管をリフォ−ム後のサイフォン排水システムの排水立て管として再利用することを特徴とする排水管リフォ−ムシステムである。
そして、具体的には勾配排水立て管に備えられている合流部を、上階におけるサイフォン排水管の垂下部合流部に交換するか、或いはこの合流部に上階におけるサイフォン排水管の垂下部集合継手を接続した排水管リフォ−ムシステムであり、この垂下部は、前記の既存排水立て管にバンドやブラケット等で固定するのが好適である。
本発明は上記の構成を有するものであり、既存の排水システムの排水立て管をそのまま採用して排水システム全体をサイフォン排水システムに変更しようとするものである。これによって、リフォ−ム時のコストが安価となるだけでなく、リフォ−ムの際の間取りの自由度が著しく増すこととなったものである。
さて、従前から採用されてた排水システムは、排水管を所定の勾配をつけて排水するシステムであって、その排水は排水立て管の合流部に接続されていた。かかる合流継手は多種あるが、例えば特許文献1に記載の継手が挙げられる。
特開平10−237912号公報
特許文献1の図1は勾配排水システムに用いられるJIS型継手の側面図及び正面図であり、図2はいわゆる特殊継手といわれる継手の側面図及び正面図である。これらは排水立て管にフロアと同じレベルかやや高いレベルで備えられ、継手より水平方向に接続口が設けられ、これに同一フロアの水廻り器具からの排水管が接続されることとなる。
一方、リフォ−ム時に新たに採用するサイフォン排水システムは特許文献2にその基本が開示されている。かかるサイフォン排水システムでは、水廻り器具が排水立て管からかなり離れたところでも十分排水できるという特徴があり、更に縦方向の居住空間を狭めなくて済むという利点もあるからである。
特開2000−297447号公報
かかるサイフォン排水システムの概要は、集合住宅の上下に排水立て管を配置し、水廻り器具からサイフォン排水管を無勾配でスラブの上面或いは下面に添って敷設し、排水立て管に対し排水管に垂下部を備え、一定の水頭差Hsをもって合流部に接続させるものである。水廻り器具からの排水は排水管内を満流にて流れ、これが水頭差Hsをもって落下する際の引張力によって排水管内の水を一気に排水しようとするものである。
本発明は既存の勾配排水システムと新たなサイフォン排水システムの融合を目指したものであり、既存のシステムに備わっている部位を十分に利用して新たな排水システムとしようとするものである。即ち、既存のシステムでは排水立て管と合流部が備えられているところから、これを全面的に再利用するものであり、ただし、合流部に流れ込む排水は既存のシステムでは同一フロアの排水がながされるが、本発明では一階上のフロアの排水をこの合流部にまで排水管を垂下させて合流させるものであり、かかる垂下部によってサイフォン起動力が発生するところとなるものである。
即ち、本発明は勾配排水システムに用いられていた既存の排水立て管をそのまま流用し、排水管が接続されていた合流部に上階のサイフォン排水システムの排水管の垂下部を接続する構造である。そして、具体的には既存の排水立て管に上階におけるサイフォン排水管の垂下部集合継手を新たに設けるか、従来の合流部を交換するか、従来の合流部にサイフォン排水システムの排水管の垂下部集合継手を連結するかの手段が採用され、垂下部は、前記の既存排水立て管にバンドやブラケット等で固定するのがよい。
以下、本発明を実施例をもって更に説明する。先ず、図1は既設の勾配排水システムの概略を示す図である。即ち、排水立て管1と、水廻り器具2a、2b、...とがあり、その間を勾配を付けた排水管3が接続された例である。S(n)はスラブであり、スラブS(n)上の全ての水廻り器具2a、2b、...から出る排水は全て同一階で排水立て管1に接続されている。この例では例えば特許文献1の図1に記載された継手5Aを各階(n)の合流部に用いたものである。6は排水立て管1との接続口、7は排水管3との接続口である。
図2は特許文献1の図2に記載されたいわゆる特殊継手といわれる継手5Bを用いた例である。
さて、図3は本発明の第1実施例であって、図1の既設の排水システムをリフォ−ムしてサイフォン排水システムに変更した概略図である。この例では、スラブSmにおける水廻り器具12a、12b、...の位置を変更し、夫々に排水管13を接続したものであり、スラブSm面に添って無勾配で配設したものである。
そして、排水立て管1と排水管13との接続にあっては、水廻り器具12a、12b、...の配備された階(m)よりも一階下の階(m−1)の合流部に排水管13の垂下部13Aの先端が接続されることとなる。この例では、既存の合流部即ち継手5Aをサイフォン排水システム用の合流継手15に交換したものである。排水管13の垂下部13Aはこの例では既存の排水立て管1にバンド16をもって固定された例である。
尚、図示はしないが、継手5Aを封鎖し、新たに排水立て管1にサイフォン排水システムの合流継手15を設置してもよいことは勿論である。
又、この例ではスラブSmの上面に配設したが、図示はしないが、スラブSmの下面(即ち、一階下からは天井裏)を排水管13を配設する場合もある。
本発明の第1実施例にあって、通常は既存のパイプシャフト内にて排水管13の垂下部13Aや合流部15が備えられるが、排水管13の垂下部13Aや排水立て管1との合流部15等が人目に触れることとなる場合もある。更に、既存の排水立て管1は屋内に露出して設置されたり、屋外に設置されている場合もある。従って、一目に触れる可能性がある場合には、安全性の確保や美観を損ねないため、適当な隠蔽手段、例えば間仕切り等をもってこれらを囲ってしまう方が良い。尚、将来のメンテナンスの必要性から、合流部付近に点検口を備えておくのが好ましい。
図4は本発明の第2実施例を示す部分図であり、パイプシャフト20内に排水立て管1が立設されており、合流部として継手5Bが接続された例である。パイプシャフト20には排水管13を貫通させる開口部21を形成し、このパイプシャフト20内を垂下させ、一方、継手5Bにサイフォン排水システム用の合流継手15を接続したものである。勿論、前例の継手5Aにも接続可能ではある。
本発明は既存の勾配排水システムの排水立て管をそのまま採用して排水システム全体をサイフォン排水システムに変更するものであり、リフォ−ム時のコストが安価となるだけでなく、リフォ−ムの際の間取りの自由度が著しく増すこととなったものである。
図1は特許文献1の図1に記載された継手5Aを用いた既設の勾配排水システムの概略を示す図である。 図2は特許文献1の図2に記載された継手5Bを用いた既設の勾配排水システムの一部拡大図である。 図3は本発明の第1実施例であって、図1の既設の排水システムをリフォ−ムしてサイフォン排水システムに変更した概略図である。 図4は本発明の第2実施例であって、図2の既設の排水システムをリフォ−ムしてサイフォン排水システムに変更した概略図である。
符号の説明
1‥既存の排水立て管、
2a、2b‥既存の水廻り器具、
3‥既存の排水管、
5A、5B‥既存の継手、
6‥排水立て管との接続口、
7‥排水管との接続口、
12a、12b‥水廻り器具、
13‥排水管、
13A‥排水管の垂下部、
15‥サイフォン排水システム用の合流継手、
16‥バンド、
20‥パイプシャフト、
21‥パイプシャフトの開口部、
S‥スラブ。

Claims (4)

  1. 既存の排水システムが、排水立て管と、各フロアの水廻り器具に接続された勾配を付けた排水管と、当該排水管が排水立て管に備えた合流部に接続された勾配排水システムであって、リフォ−ム時にサイフォン排水システムに切り替え、サイフォン排水管の垂下部を一階下のフロアの合流部に接続し、既存の排水立て管をリフォ−ム後のサイフォン排水システムの排水立て管として再利用することを特徴とする排水管リフォ−ムシステム。
  2. 勾配排水立て管に備えた合流部を、上階におけるサイフォン排水管の垂下部合流部に交換した請求項1記載の排水管リフォ−ムシステム。
  3. 勾配排水立て管に備えた合流部に、上階におけるサイフォン排水管の垂下部集合継手を接続した請求項1記載の排水管リフォ−ムシステム。
  4. サイフォン排水管垂下部を、既存排水立て管に固定した請求項1乃至3いずれか1記載の排水管リフォ−ムシステム。
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