JP2008109839A - 移動体に対する無接触電力伝送システム - Google Patents

移動体に対する無接触電力伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008109839A
JP2008109839A JP2007211341A JP2007211341A JP2008109839A JP 2008109839 A JP2008109839 A JP 2008109839A JP 2007211341 A JP2007211341 A JP 2007211341A JP 2007211341 A JP2007211341 A JP 2007211341A JP 2008109839 A JP2008109839 A JP 2008109839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving body
coil
power transmission
transmission system
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007211341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4999089B2 (ja
Inventor
Kunihiko Okano
邦彦 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Research Institute of Electric Power Industry
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Research Institute of Electric Power Industry filed Critical Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority to JP2007211341A priority Critical patent/JP4999089B2/ja
Publication of JP2008109839A publication Critical patent/JP2008109839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4999089B2 publication Critical patent/JP4999089B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】車両に対する無接触電力伝送システムを提供する。
【解決手段】地上コイルL1の両端が放電用スイッチS1を介して接続された地上側キャパシタC1及び地上側キャパシタC1の両端が充電用スイッチS2を介して接続された直流電源DCを有する地上設備Aと、車載コイルL2及び車載コイルL2が地上コイルL1との磁気結合により発生する電流で充電される車載キャパシタC2を有する車載設備Bと、充電用スイッチS2をオンして地上側キャパシタC1を充電するとともに放電用スイッチS1をオンして地上側キャパシタC1からパルス状の放電電流を地上コイルL1に供給する制御部3とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は移動体に対する無接触電力伝送システムに関し、特に電動車両に電力を伝送する場合に用いて有用なものである。
地球環境保全、特に二酸化炭素の増加に伴う地球温暖化防止のため、石油消費の抑制対策が種々講じられている。その一環としてガソリン車の代替車両としてのハイブリッド車乃至電気自動車(以下、電気自動車等という。)が開発された。この種の電気自動車等は車載電池を電源として電動機を駆動するものである。
一方、電気自動車等の開発と並行して電気自動車充電用の無接触送電方式も提案されている。しかし、従来の無接触送電方式はいずれも通常の電池を対象としている。ここで、電池はその出力電流と同程度乃至数倍程度の電流を連続的に供給し、時間をかけて徐々に充電していく必要がある。このため、従来の無接触送電方式では何れも連続出力の高周波によるエネルギ伝送を行う高周波カプリング方式が採用されている。
なお、無接触送電により走行体に電力エネルギを供給する技術として特許文献1及び非特許文献1がある。
特開平7−245889号公報 TECHNICAL REPORT OF IEICESPS2004-19(2005-02)(電子情報通信学会)
トラックの石油消費量は大きいため、これを電気自動車等に切替えることにより石油消費を良好に抑制することができる。ところが、乗用車と異なり、大きなパワーを要する大型貨物トラックの電動化を電池の搭載で実現するのは、電池が大きくなり過ぎてほぼ不可能とされる。一方、ブレーキ時回生用の電気二重層キャパシタ搭載のハイブリッド・トラックは実用化されているが、その蓄積エネルギでは仮に電動モードで走れたとしても距離は数百mと非常に短いうえに、高速道路の定速走行ではハイブリッド化による燃費改善の効果は小さい。すなわち、高速道路でのトラック走行の電動化には、車両へ外部から電力を送電する方法が必須になる。
本発明は、上記従来技術に鑑み、大型トラックも含め、車両の継続的な走行を可能とするだけでなく、電気掃除機等、使用時に移動を伴う電気製品等も含む移動体に対する無接触電力伝送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、
固定側に配設した固定コイルの両端が放電用スイッチ手段を介して接続された固定側キャパシタ及び前記固定側キャパシタの両端が充電用スイッチ手段を介して接続された直流電源を有する固定側設備と、
前記固定コイルが形成する磁束と磁気結合し得るように移動体に搭載された移動コイル及び前記移動コイルと前記固定コイルとの磁気結合により発生する電流で充電されて前記移動体の走行用の電動機の電源となる移動側キャパシタを有する移動側設備と、
前記充電用スイッチ手段をオンして前記固定側キャパシタを充電するとともに、前記放電用スイッチ手段をオンして前記固定側キャパシタに充電しておいた電荷の放電に伴う放電電流を前記固定コイルに供給するように制御する制御手段とを有することを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第2の態様は、
上記第1の態様に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
走行中の移動体を検出して移動体検出信号を送出する移動体検出手段をさらに有する一方、
前記制御手段は、前記移動体検出信号を受信して、走行中の前記移動体の前記移動コイルが前記固定コイルとその真上で磁気結合し得る位置に達した後で前記放電用スイッチ手段をオンして前記固定コイルに放電電流を供給するとともに、前記固定コイルとの前記真上での磁気結合が解除される位置に前記移動コイルが達する前に前記放電用スイッチ手段をオフして前記固定コイルに供給する放電電流を遮断するように制御するものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第3の態様は、
上記第2の態様に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記移動体検出手段は前記移動体の走行速度も検出し得るものとし、前記走行速度を表す情報も含む前記移動体検出信号を受信した前記制御手段は前記走行速度が所定の範囲に収まっていない場合には前記移動体が前記固定コイルの上方を通過している間でも前記放電用スイッチ手段のオフ状態を継続して保持するように制御することを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第4の態様は、
上記第1又は第2の態様に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記放電電流の波形を整形する波形整形手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記波形整形手段を介して前記放電電流の波形が放物線状に漸増する特性を有するように制御するものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第5の態様は、
上記第4の態様に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記制御手段は、前記波形整形手段を介して前記放電電流の波形が放物線状に漸増する特性を有するように制御するとともに、前記放電電流がピーク値に達した後は前記放電電流の波形が放物線状に漸減して零になるように制御するものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第6の態様は、
上記第1乃至第5の態様の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記制御手段は、前記放電用スイッチ手段をオフ状態とした後、次にオン状態とする前に、前記充電用スイッチ手段を一定時間オン状態とすることで前記直流電源から前記固定側キャパシタに充電電流を供給するように制御するものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第7の態様は、
上記第1乃至第6の態様の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記固定コイルは、前記移動コイルと磁気結合する磁束を発生する主コイルと、この主コイルの前記磁束を引き込むように前記主コイルとは反対方向の電流を供給するようにした副コイルとを有することを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第8の態様は、
上記第1乃至第6の態様の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記固定コイルは、これが形成する磁界が地面に対し垂直な面内にリング状の磁束を形成するような配置とする一方、
前記移動コイルは、前記面に直交する垂直な面内に配設したものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第9の態様は、
上記第1乃至第8の態様の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記固定側設備は前記移動体が走行する路線に沿い多数を間欠的に配設したことを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第10の態様は、
上記第1乃至第8の態様の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記固定側設備は、前記移動体が停止される場所に配設するとともに、前記移動コイルを前記固定コイルの真上に占位させて前記移動体を停止させた状態で前記移動側キャパシタへの充電を行うようにしたものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第11の態様は、
上記第1乃至第10の態様の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記移動体は、車両であり、前記固定側設備は地上に配設された地上コイル及び地上側キャパシタを有する地上設備であり、
前記移動側設備は前記車両に搭載された車載コイル及び前記車両に搭載された車載キャパシタを有する車載設備であることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第12の態様は、
上記第11の態様に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記車両は、電動機とともに内燃機関による動力も駆動装置として搭載しているハイブリッド車であることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明の第13の態様は、
上記第1乃至第10の態様の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
前記移動体は、移動させながら使用する電気掃除機を含む電気製品であり、前記固定側設備は前記電気製品の走行路となる床に固定された固定コイル及び固定キャパシタを有する設備であり、
前記移動側設備は前記電気製品に搭載された搭載コイル及び前記電気製品に搭載された搭載キャパシタを有する搭載設備であることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システムにある。
本発明によれば、電力パルスによる繰り返し充電を利用して従来の電力伝送と全く異なる移動体の一般的な無接触エネルギ伝送システムを構築することができる。この結果、移動体の走行路に適切な間隔で埋め込んだ固定コイルから、移動体の通過ごとに、次の固定コイルの位置までの短距離の移動に十分な移動側キャパシタを搭載した移動体への間欠的充電を行いつつコード等の電力供給線を使用することなく必要な電力を容易に供給することができる。
特に、移動体が車両である場合には、大電力パルスによる繰り返し充電を利用して従来の連続的な電力伝送と全く異なる電気自動車等の無接触エネルギ伝送システムを構築することができる。この結果、高速道路に適切な間隔で道路表面に埋め込んだ固定コイルから、車両の通過ごとに、次の固定コイルの位置までの短距離の走行に十分な車載キャパシタを搭載した移動体への間欠的充電を行い、大型トラックであっても高速道路の電動走行を実現することが可能となり、運輸の電力化に貢献するのみならず、石油消費の飛躍的な抑制効果も得ることができる。
一方、走行中に限らず、電気自動車等の停車位置、例えば交差点での急速充電や、バスへのバス停での急速充電も可能となり、これら電気自動車等の継続的な走行に資することができる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。なお、以下に示す第1及び第2の実施の形態では移動体を車両としている。
図1は本発明の第1の実施の形態を概念的に示す説明図である。同図に示すよう固定側設備である地上設備Aは、例えば高速道路である地上に配設した固定コイルである地上コイルL1、この地上コイルL1の両端が放電用スイッチS1を介して接続された固定側キャパシタである地上側キャパシタC1及び地上側キャパシタC1の両端が充電用スイッチS2を介して接続された直流電源DCを有している。
一方、移動側設備である車載設備Bは、地上コイルL1が形成する磁束Φと磁気結合し得るように車両1に搭載された移動コイルである車載コイルL2及び車載コイルL2が地上コイルL1との磁気結合により発生する電流で充電されて車両1の走行用の電動機(図示せず)の電源となる移動キャパシタである車載キャパシタC2を有している。ここで、車載キャパシタC2には整流器2を介して整流した直流電流が供給される。
前述の如き地上側キャパシタC1及び車載キャパシタC2としては、大容量の電気二重層キャパシタが好適である。なお、キャパシタの一般的な特性としては短時間の大電流で充電可能であり、充電した電荷を長時間に亘って取り出すことができるという特性を有している。
ちなみに、大型トラックの定常走行時の電動機の出力を100kW程度と考えると、10秒(80km/hで220m)走行するのに要するエネルギは、100kW×10sec=10Jouls=278Whとなる。このエネルギを100msで充電するには、1kV、10kAのパルス電流が必要であるが、これは大電力パルス回路としてみれば、特に難しい水準ではない。すなわち、従来のキャパシタに較べ飛躍的な大容量化が可能な電気二重層キャパシタを利用すれば容易に実現し得る。
また、本形態における地上コイルL1は、車載コイルL2と磁気結合する磁束Φを発生する主コイルL1−1と、この主コイルL1−1の磁束Φを引き込むように主コイルL1−1とは反対方向の電流を供給するようにした副コイルL1−2とを有する。このことにより磁束Φによる磁界の範囲を制限することができ、無用の磁気的影響を排除するとともに、効率的な磁気結合も実現できる。
制御部3は充電用スイッチS2をオンして地上側キャパシタC1を充電するとともに、放電用スイッチS1をオンして地上側キャパシタC1に充電しておいた電荷の放電に伴う放電電流を地上コイルL1に供給するように制御する。
ここで、本形態に係る制御部3は、走行中の車両1を検出して車両検出信号Sを送出する車両検出センサ4の前記車両検出信号Sに基づき走行中の車両1の車載コイルL2が地上コイルL1の真上にあるときのみ磁束を発生するように放電用スイッチS1のオン乃至オフを制御する。さらに詳言すると、図2(a)に示すように、車両検出センサ4で検出された走行中の車両1が地上コイルL1とその真上で磁気結合し得る位置に達した時点以降に放電用スイッチS1をオンして地上コイルL1に放電電流を供給するとともに、図2(b)に示すように、地上コイルL1との真上での磁気結合が解除される位置に車載コイルL2が達する以前に放電用スイッチS1をオフして地上コイルL1に供給する放電電流を遮断するように制御する。このことにより、車両1が地上コイルL1の真上に進入するときと、地上コイルL1の真上から退出するときの両時点において、車載コイルL2が地上コイルL1による電磁力を受けることなくスムーズに進入及び退出を行うことができる。例えば、地上コイルL1の長手方向(車両1の走行方向)に関する距離を5mとした場合、100km/hで進入した車両1は18msで地上コイルL1の上方を通過するので、車両1の速度は100km/hより遅い場合がほとんどであることを考慮すれば、地上コイルL1には、例えば15msのパルス電流を供給すれば良い。
地上側キャパシタC1の充電は、先行する車両1の車載コイルL2に対する地上側キャパシタC1の放電による電力伝送と、後行する車両1の車載コイルL2に対する地上側キャパシタC1の放電による電力伝送との間に行う。すなわち、制御部3が放電用スイッチS1をオフ状態とした一定時間後、次にオン状態とする前に、充電用スイッチS2を一定時間オン状態とすることで直流電源DCから地上側キャパシタC1に充電電流を供給する。
かかる本形態において、車両検出センサ4が車両1の進入を検出して車両検出信号Sを送出することにより、地上コイルL1に対する車載コイルL2の位置関係が図2(a)に示すような状態になった以降、制御部3が放電用スイッチS1をオンするとともに、図2(b)に示すような状態になる以前に放電用スイッチS1をオフする。この結果、予め地上側キャパシタC1に充電しておいた電荷が放電され地上コイルL1には放電電流が供給される。このときの放電電流Iの波形を図3(a)に示す。同図に示す電流波形は放電用スイッチS1がオンになった時点であるタイミングtから直線状に漸増するとともに、放電用スイッチS1がオフになった時点であるタイミングtで零となる。
この結果、車載コイルL2には、図3(b)に示すような、パルス状の誘導電圧Vが発生し、この誘導電圧Vに基づく図3(c)に示すような充電電流Ic2が車載キャパシタC2に供給される。この結果、地上側キャパシタC1に蓄積された電気エネルギが短パルスの大電流として車載キャパシタC2に伝送され、この車載キャパシタC2に蓄積される。ここで、車載キャパシタC2への充電電流は、負電圧が印加されないように整流器2を介して整流しているので、図3(c)に示すようにタイミングtで零となる。
一方、制御部3は放電用スイッチS1をオフ状態とした一定時間後、次にオン状態とする前に、充電用スイッチS2を一定時間オン状態とする結果、地上側キャパシタC1に供給される充電電流は、図4に示すように、充電用スイッチS2がオンになった時点であるタイミングtで立ち上がり、充電用スイッチS2がオフになった時点であるタイミングtで立ち下がるパルス波形となる。かかる充電時間は、高速道路を走行する車両1の平均的な車間を考慮して決めればよいが、例えば5sec程度が好適である。
なお、図4中のtは放電用スイッチS1がオン状態となるタイミング、tは放電用スイッチS1がオフ状態となるタイミングである。
上記実施の形態では、地上コイルL1と車載コイルL2とが所定の位置関係にあるとき車載コイルL2への充電が行われるように制御しているが、かかる制御は車両1が所定の速度範囲で走行している場合に良好に行うことができる。すなわち、制限速度を大きく超えるような高速で走行している場合や、渋滞等により異常な低速で走行している場合には、当該地上設備Aが機能しないようにロックすることもできる。具体的には、車両検出センサ4で車両1の走行速度も検出し、この走行速度を表す情報もその出力信号である車両検出信号Sに含め、さらに車両検出信号Sを入力した制御部3で車両1の走行速度が所定の速度範囲に収まっていないことを検出した場合には、車両1が地上コイルL1の上方に在る間でも放電用スイッチS1をオフ状態に保持するように制御して地上コイルL1に地上側キャパシタC1からの放電電流を供給しないようにする。
図5は本発明の第2の実施の形態を概念的に示す説明図である。同図に示すように本形態に係る地上設備Cは、放電電流の波形を整形する波形整形回路16を有する。一方、制御部13は、波形整形回路16を介して放電電流の波形が放物線状に漸増する特性を有するように制御するとともに、前記放電電流がピーク値に達した後はその波形が放物線状に漸減して零になるように制御する。その他の構成は、図1に示す第1の実施の形態と同様である。そこで、図5中、図1と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
図6は本形態における各部の電圧・電流波形を示す波形図で、(a)は地上コイルL1に流す放物線形状の放電電流I、(b)は車載コイルL2の誘導電圧V、(c)は車載キャパシタC2の充電電流Ic2である。図6(a)に示すように、本形態に係る地上コイルL1に流す放電電流Iはその波形が放物線状に漸増するとともに、ピーク値に達した後は放物線状に漸減して零になっている。ここで、漸増時の放物線と漸減時の放物線とは時間軸に平行な直線に対して対称な放物線となっている。
この結果、図6(b)に示す車載コイルL2の誘導電圧Vは放電電流Iのピーク値まで直線的に増加するとともに、ピーク値の後ではこのピーク値と逆極性の電圧値から直線的に減少する特性となり、車載キャパシタC2の充電電流Ic2を図6(c)に示すように、定電流とすることができる。
このように本形態では、充電電流Ic2を定電流とすることができるので、最も効率の良い充電を行うことができる。
さらに詳言すると、定電圧でキャパシタを充電する場合の効率ηcvは最大で50%であるのに対し、定電流でキャパシタを充電する場合、キャパシタの内部抵抗Rと容量Cで規定される時定数RCが充電時間より十分大きければ効率ηcvを100%に近づけることができることが知られている。したがって、車載キャパシタC2は充電の効率ηcvを向上させるためには、定電流で充電すべきである。
そこで、充電電流Ic2を定電流とするための条件を検討する。車載キャパシタC2の充電電圧(誘導電圧V)と充電電流Ic2との間には、車載キャパシタの内部抵抗をRとするとき次式(1)の関係がある。
=V+R・Ic2 ・・・(1)
ここで、Vは車載キャパシタC2の極間電圧であり、
=Q/C2=(Ic2・t)/C2の関係がある。
したがって、式(1)は次式(2)のように表される。
=(Ic2・t)/C2+R・Ic2 ・・・(2)
ここで、V=L12(dI/dt)(L12は車載コイルL2のインダクタンス)と表すことができるので、次式(3)の微分方程式が成立する。
(Ic2・t)/C2+R・Ic2=L12(dI/dt)・・・(3)
式(3)を解けば、次式(4)となる。
t=0ではI=0であるので、K=0となり、放電電流Iは次式(5)で与えられる。
充電時間≫2C2・Rで使うので、t≒0近傍以外では上式(5)は次式(6)のように表される。
≒(Ic2/2C2・L12)・t ・・・(6)
上式(6)は放電電流Iを放物線状に変化させれば車載キャパシタC2の定電流充電が可能なことを示している。
したがって、本形態のように放物線状の放電電流Iを供給することにより、所望の定電流充電を行うことができ、高効率充電が可能になる。
なお、地上コイルL1及び車載コイルL2は、図2に示すように、相対向する平行な水平面に配設するものに限定する必要はない。図7に示すように、複数個の地上コイルL11を環状に配設するとともに、各地上コイルL11が形成する磁束Φが道路5の表面に対して垂直な面内にリング状に形成されるように構成することもできる。このとき、車載コイルL12は、前記垂直面に直交する他の垂直な面内に配設する。
かかる構成により最も効率よく地上コイルL11が発生する磁束Φを車載コイルL12に鎖交させることができる。
また、車両1は車載キャパシタC2を電源とする電気自動車等であれば特別な制限はないが、渋滞等により車載キャパシタC2に対する充電を行うことができない事態が発生することも考えられる。そこで、そのときには通常のエンジンで走行させることができるハイブリッド車が好適である。
図8は車両1が走行して間欠的な充電を繰り返す無接触電力伝送システムを示す説明図である。同図に示すように、当該無接触電力伝送システムの地上設備Aは車両1が走行する道路5に沿い多数を間欠的に配設してある。ここで、地上設備Aは、例えば平均100mおきに設置してある。したがって、車両1は次の地上設備Aの位置まで走行し得る電気エネルギを車載キャパシタC2(図1参照)に蓄積することができれば良い。そこで、等間隔に地上設備Aを設置するのは不合理で、平地では間隔大、登坂路では間隔小、下り坂では最大間隔というように無駄がない設定を行う。
かかるシステムでは、車両1を走行させながら各地上設備Aから間欠的に車載キャパシタC2に電気エネルギを供給することができる。
図9は車両1が停車した状態で充電を行う無接触電力伝送システムを示す説明図である。同図に示すように、当該無接触電力伝送システムにおける地上設備Aは、車両1(例えばバス)が停車する場所に配設するとともに、車載コイルL2を地上コイルL1の真上に占位させて車両1を停車させた状態で車載キャパシタC2への充電を行う。この場合には、車載コイルL2も円形に構成することができる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態は何れも移動体を車両1としたものであるが、これに限るものではない。移動させながら使用する電気製品である、例えば電気掃除機を移動体として当該システムを構築することもできる。この場合、固定側設備は前記電気製品の走行路となる床に固定された固定コイル及び固定キャパシタを有する設備であり、移動側設備は前記電気製品に搭載された搭載コイル及び前記電気製品に搭載された搭載キャパシタということになる。
本発明は電力の利用に関連する産業分野、自動車の製造・販売に関連する産業分野乃至道路の建設・保守等に携わる産業分野等、広い産業分野に亘って利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る無接触電力伝送システムの全体を概念的に示す説明図である。 図1に示す無接触電力伝送システムにおける地上コイルと車載コイルとの位置関係を示す説明図で、(a)は所定の磁気結合の開始時の状態、(b)は所定の磁気結合の終了時の状態をそれぞれ示している。 図1に示す無接触電力伝送システムにおける各部の電圧・電流波形を示す波形図で、(a)は地上コイルに流す放電電流、(b)は車載コイルの誘導電圧、(c)は車載キャパシタの充電電流である。 図1に示す無接触電力伝送システムにおける地上側キャパシタの充電電流の波形を示す波形図である。 本発明の第2の実施の形態に係る無接触電力伝送システムの全体を概念的に示す説明図である。 図5に示す無接触電力伝送システムにおける各部の電圧・電流波形を示す波形図で、(a)は地上コイルに流す放物線形状の放電電流、(b)は車載コイルの誘導電圧、(c)は車載キャパシタの充電電流である。 地上コイルと車載コイルとの他の例を示す説明図である。 車両が走行して間欠的な充電を繰り返す無接触電力伝送システムを示す説明図である。 車両が停車した状態で充電を行う無接触電力伝送システムを示す説明図である。
符号の説明
A 地上設備
B 車載設備
1 車両
3、13 制御部
4 車両検出センサ
5 道路
16 波形整形回路
L1,L11 地上コイル
L2,L12 車載コイル
C1 地上側キャパシタ
C2 車載キャパシタ
S 車両検出信号
S1 放電用スイッチ
S2 充電用スイッチ
DC 直流電源

Claims (13)

  1. 固定側に配設した固定コイルの両端が放電用スイッチ手段を介して接続された固定側キャパシタ及び前記固定側キャパシタの両端が充電用スイッチ手段を介して接続された直流電源を有する固定側設備と、
    前記固定コイルが形成する磁束と磁気結合し得るように移動体に搭載された移動コイル及び前記移動コイルと前記固定コイルとの磁気結合により発生する電流で充電されて前記移動体の走行用の電動機の電源となる移動側キャパシタを有する移動側設備と、
    前記充電用スイッチ手段をオンして前記固定側キャパシタを充電するとともに、前記放電用スイッチ手段をオンして前記固定側キャパシタに充電しておいた電荷の放電に伴う放電電流を前記固定コイルに供給するように制御する制御手段とを有することを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  2. 請求項1に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    走行中の移動体を検出して移動体検出信号を送出する移動体検出手段をさらに有する一方、
    前記制御手段は、前記移動体検出信号を受信して、走行中の前記移動体の前記移動コイルが前記固定コイルとその真上で磁気結合し得る位置に達した後で前記放電用スイッチ手段をオンして前記固定コイルに放電電流を供給するとともに、前記固定コイルとの前記真上での磁気結合が解除される位置に前記移動コイルが達する前に前記放電用スイッチ手段をオフして前記固定コイルに供給する放電電流を遮断するように制御するものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  3. 請求項2に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記移動体検出手段は前記移動体の走行速度も検出し得るものとし、前記走行速度を表す情報も含む前記移動体検出信号を受信した前記制御手段は前記走行速度が所定の範囲に収まっていない場合には前記移動体が前記固定コイルの上方を通過している間でも前記放電用スイッチ手段のオフ状態を継続して保持するように制御することを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  4. 請求項1又は請求項2に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記放電電流の波形を整形する波形整形手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記波形整形手段を介して前記放電電流の波形が放物線状に漸増する特性を有するように制御するものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  5. 請求項4に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記制御手段は、前記波形整形手段を介して前記放電電流の波形が放物線状に漸増する特性を有するように制御するとともに、前記放電電流がピーク値に達した後は前記放電電流の波形が放物線状に漸減して零になるように制御するものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記制御手段は、前記放電用スイッチ手段をオフ状態とした後、次にオン状態とする前に、前記充電用スイッチ手段を一定時間オン状態とすることで前記直流電源から前記固定側キャパシタに充電電流を供給するように制御するものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記固定コイルは、前記移動コイルと磁気結合する磁束を発生する主コイルと、この主コイルの前記磁束を引き込むように前記主コイルとは反対方向の電流を供給するようにした副コイルとを有することを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  8. 請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記固定コイルは、これが形成する磁界が地面に対し垂直な面内にリング状の磁束を形成するような配置とする一方、
    前記移動コイルは、前記面に直交する垂直な面内に配設したものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記固定側設備は前記移動体が走行する路線に沿い多数を間欠的に配設したことを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  10. 請求項1乃至請求項8の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記固定側設備は、前記移動体が停止される場所に配設するとともに、前記移動コイルを前記固定コイルの真上に占位させて前記移動体を停止させた状態で前記移動側キャパシタへの充電を行うようにしたものであることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記移動体は、車両であり、前記固定側設備は地上に配設された地上コイル及び地上側キャパシタを有する地上設備であり、
    前記移動側設備は前記車両に搭載された車載コイル及び前記車両に搭載された車載キャパシタを有する車載設備であることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  12. 請求項11に記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記車両は、電動機とともに内燃機関による動力も駆動装置として搭載しているハイブリッド車であることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
  13. 請求項1乃至請求項10の何れか一つに記載する移動体に対する無接触電力伝送システムにおいて、
    前記移動体は、移動させながら使用する電気掃除機を含む電気製品であり、前記固定側設備は前記電気製品の走行路となる床に固定された固定コイル及び固定キャパシタを有する設備であり、
    前記移動側設備は前記電気製品に搭載された搭載コイル及び前記電気製品に搭載された搭載キャパシタを有する搭載設備であることを特徴とする移動体に対する無接触電力伝送システム。
JP2007211341A 2006-09-29 2007-08-14 移動体に対する無接触電力伝送システム Expired - Fee Related JP4999089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211341A JP4999089B2 (ja) 2006-09-29 2007-08-14 移動体に対する無接触電力伝送システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006267318 2006-09-29
JP2006267318 2006-09-29
JP2007211341A JP4999089B2 (ja) 2006-09-29 2007-08-14 移動体に対する無接触電力伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008109839A true JP2008109839A (ja) 2008-05-08
JP4999089B2 JP4999089B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=39442742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007211341A Expired - Fee Related JP4999089B2 (ja) 2006-09-29 2007-08-14 移動体に対する無接触電力伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4999089B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518979A (ja) * 2009-02-20 2012-08-16 ヌメキシア ソシエテ アノニム 非接触で電気エネルギーを伝達するためのシステム及び施設
JP2013501665A (ja) * 2009-08-07 2013-01-17 オークランド ユニサービシズ リミテッド 道路から電気エネルギーを得る電気車両システム
JP2013133600A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Nichiei Intec Co Ltd 車両保管装置
JP5253607B1 (ja) * 2012-07-13 2013-07-31 株式会社日立パワーソリューションズ 無線給電装置及び無線給電システム
JP5286445B1 (ja) * 2012-12-28 2013-09-11 株式会社日立パワーソリューションズ 電動式移動体の無線給電装置
WO2014181268A3 (de) * 2013-05-07 2015-07-02 Brusa Elektronik Ag Anordnung und verfahren zum induktiven laden von mobilen geräten

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767206A (ja) * 1993-08-26 1995-03-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 移動体の非接触間欠給電装置
JPH07245889A (ja) * 1994-03-02 1995-09-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd マイクロ波給電装置
JPH08237890A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Fuji Electric Co Ltd 自動車への非接触式電力供給装置
JP2000103263A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Toyota Autom Loom Works Ltd 非接触給電システム
JP2003143712A (ja) * 2001-08-21 2003-05-16 Kazumichi Fujioka 給電装置
JP2005168232A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Takenaka Komuten Co Ltd コードレス電力供給方法
JP2005289101A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Tsubakimoto Chain Co 非接触給電システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767206A (ja) * 1993-08-26 1995-03-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 移動体の非接触間欠給電装置
JPH07245889A (ja) * 1994-03-02 1995-09-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd マイクロ波給電装置
JPH08237890A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Fuji Electric Co Ltd 自動車への非接触式電力供給装置
JP2000103263A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Toyota Autom Loom Works Ltd 非接触給電システム
JP2003143712A (ja) * 2001-08-21 2003-05-16 Kazumichi Fujioka 給電装置
JP2005168232A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Takenaka Komuten Co Ltd コードレス電力供給方法
JP2005289101A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Tsubakimoto Chain Co 非接触給電システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518979A (ja) * 2009-02-20 2012-08-16 ヌメキシア ソシエテ アノニム 非接触で電気エネルギーを伝達するためのシステム及び施設
JP2013501665A (ja) * 2009-08-07 2013-01-17 オークランド ユニサービシズ リミテッド 道路から電気エネルギーを得る電気車両システム
US10325717B2 (en) 2009-08-07 2019-06-18 Auckland Uniservices Limited Roadway powered electric vehicle system
US10566838B2 (en) 2009-08-07 2020-02-18 Auckland Uniservices Limited Inductive power transfer system
JP2013133600A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Nichiei Intec Co Ltd 車両保管装置
JP5253607B1 (ja) * 2012-07-13 2013-07-31 株式会社日立パワーソリューションズ 無線給電装置及び無線給電システム
JP2014023200A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Hitachi Power Solutions Co Ltd 無線給電装置及び無線給電システム
JP5286445B1 (ja) * 2012-12-28 2013-09-11 株式会社日立パワーソリューションズ 電動式移動体の無線給電装置
JP2014131370A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Hitachi Power Solutions Co Ltd 電動式移動体の無線給電装置
WO2014181268A3 (de) * 2013-05-07 2015-07-02 Brusa Elektronik Ag Anordnung und verfahren zum induktiven laden von mobilen geräten

Also Published As

Publication number Publication date
JP4999089B2 (ja) 2012-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9260029B2 (en) Vehicle electric power supply system
KR102406107B1 (ko) 조절 가능한 플럭스 각도를 갖는 전기 자동차를 위한 무선 충전 시스템
JP4999089B2 (ja) 移動体に対する無接触電力伝送システム
CN102714429B (zh) 非接触受电装置、非接触输电装置、非接触供电系统以及车辆
JP5423833B2 (ja) 車両
CN102858584B (zh) 车辆的停车支援装置和具有该装置的电动车辆
EP2523823B1 (en) Power transmission system and power supply device for vehicles
EP2709871B1 (en) Device for inductively charging at least one electric energy store of an electric vehicle
JP5083413B2 (ja) 電動車両
KR101185107B1 (ko) 차량용 급전 시스템, 전동 차량 및 차량용 급전 설비
CN102481855B (zh) 电动车辆和具有电池组的电源系统
CN102160254B (zh) 非接触受电装置以及具备该非接触受电装置的车辆
KR102148376B1 (ko) 비-철도 차량용 에너지 관리 시스템
US20070131505A1 (en) Magnetic Induction Charging System for Vehicles
US20110106349A1 (en) Vehicle operated on electric highway
WO2011132272A1 (ja) 車両の駐車支援装置およびそれを備える電動車両
JP2013038991A (ja) 充電システム、中央制御装置及び信号制御装置
US20210143684A1 (en) Contactless power feeding apparatus and contactless power feeding system
GB2497824A (en) Inductive power transfer for roadways
EP3873764B1 (en) Autonomous multi-purpose utility vehicle
JP2020048369A (ja) 走行中非接触給電システム
JP4911520B2 (ja) 車両に対する電力伝送システム
JP2010057286A (ja) 電力回生機能を有する車両のバッテリの充電方法及び充電システム
US20230032752A1 (en) Running mode proposal device, navigation device, and running control device
JP2001177917A (ja) エネルギー供給方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120509

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees